JPH063747Y2 - クロ−ラ用転輪の注油装置 - Google Patents

クロ−ラ用転輪の注油装置

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Publication number
JPH063747Y2
JPH063747Y2 JP6806687U JP6806687U JPH063747Y2 JP H063747 Y2 JPH063747 Y2 JP H063747Y2 JP 6806687 U JP6806687 U JP 6806687U JP 6806687 U JP6806687 U JP 6806687U JP H063747 Y2 JPH063747 Y2 JP H063747Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
cap
grease nipple
tip
face body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6806687U
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JPS63173888U (ja
Inventor
恒雄 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、グリスニップルより転輪のボス内に注油でき
るようにしたクローラ用転輪の注油装置に関する。
〔従来の技術〕 従来は、支軸に嵌合する転輪のボスの外端側に閉塞した
端面体の中央にはグリスニップルを挿着して構成するク
ローラ用転輪において、一般にはグリスニップルがボス
より外方に突出する状態に取りつけられているが、ボス
の端部側凹部内にグリスニップルを取りつけるようにし
たものが、実公昭58-35580号公報に見られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記公報に見られる構造は、グリスニップルが破損しな
いように凹部内方に取りつけたものではあるが、その凹
部の外方が開放されているので、どうしても異物が入り
こんで破損したり、泥土が付着して支障が生じるという
問題点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、その問題点を解決し、操作しやすくしかも外
力に対し緩衝できるようにキャップを被着したものであ
り、そのため、グリスニップルの外周側となる端面体の
先端側外周にはゴム製の筒状ねじ部を一体に形成し、該
ねじ部に着脱自在に螺合するキャップの先端には、螺合
した状態でボスの先端より外方に突出するようにスパナ
係合用の角部を一体に形成して構成したものである。
〔作用〕
したがって、ボスに邪魔されないでスパナによりキャッ
プを回動させながら着脱できることになり、また、キャ
ップに外力がかかってもゴム製のねじ部で緩衝できるこ
とになる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第２図は移動農機の走行部の側面図を示し、クローラ
(A)の前後部をスプロケット(8)およびアイドラー(9)に
それぞれ掛合し、クローラ(A)の接地側上方には４個の
転輪(2)をそれぞれ接合し、各転輪(2)の円筒形ボス(3)
にはトラックフレーム(10)から延出する支軸(1)を深く
嵌合するとともに、ボス(3)と支軸(1)の間にはベアリン
グ(11)(11)を嵌装して各転輪(2)を回動自由に軸架し、
従来形構造同様に構成する。
各転輪(2)のボス(3)の先端側内方には前記支軸(1)の先
端側に接近するように端面体(4)を嵌合するとともにス
ナップリング(12)により係止し、端面体(4)の中心部に
形成したねじ孔(13)にはボス(3)の先端より外方にあま
り突出しないようにしてグリスニップル(5)を螺着し、
端面体(4)の外周面には薄い層のゴム膜(6a)を溶着し
て、前記グリスニップル(5)の外周側となる端面体(4)の
先端側外周には、前記ゴム膜(6a)に連なって外周にねじ
(6b)を有するゴム製の筒状ねじ部(6)を一体に形成して
構成する。
(7)は金属製のキャップで、その開口側外周には鍔部(7
c)を形成するとともに、その内周には前記ねじ部(6)に
螺合できるねじ(7b)を形成するが、キャップ(7)の先端
には、螺合した状態で前記ボス(3)の先端より外方に突
出するようにスパナ係合用の６角形角部(7a)を一体に形
成して構成する。
したがって、キャップ(7)を着脱する場合には、ボス(3)
の先端側に邪魔されることなくスパナを角部(7a)に係合
してキャップ(7)を回動させながら螺合させることがで
きることになる。
そのキャップ(7)の被着により、グリスニップル(5)に他
のものが当たったり絡みついたり、土が付着するのを防
止できることになり、キャップ(7)は大径のため藁くず
などは巻きつきにくくなり、キャップ(7)に他のものが
当たっても、ねじ部(6)がゴム製なので緩衝して損傷防
止ができることになり、また、ねじ部(6)はゴム製なの
で、泥水などにより錆びることがなくてキャップ(7)の
螺合操作を容易に行なうことができることになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、キャップ(7)の被着によりグリス
ニップル(5)を良好に保護できることになり、キャップ
(7)を着脱する際には、ボス(3)の先端側に邪魔されるこ
となくスパナを角部(7a)に係合して容易に回動操作でき
ることになり、キャップ(7)が螺合するねじ部(6)がゴム
製なので、泥や水がかかっても錆びつかずにキャップ
(7)の螺合操作を容易に行なうことができたり、キャッ
プ(7)に緩衝が加えられても、損傷しないよう緩衝でき
ることになり、簡単な構造にして好適に実施できる特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の実施例である要部の断面図、第２図は
走行部の側面図、第３図は第１図の一部の分解図を示
す。 (1)…支軸、(2)…転輪、 (3)…ボス、(4)…端面体、 (5)…グリスニップル、(6)…ねじ部、 (7)…キャップ、(7a)…角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】支軸(1)に嵌合する転輪(2)のボス(3)の外
    端側に閉塞した端面体(4)の中央にはグリスニップル(5)
    を挿着して構成するクローラ用転輪において、前記グリ
    スニップル(5)の外周側となる前記端面体(4)の先端側外
    周にはゴム製の筒状ねじ部(6)を一体に形成し、該ねじ
    部(6)に着脱自在に螺合するキャップ(7)の先端には、螺
    合した状態で前記ボス(3)の先端より外方に突出するよ
    うにスパナ係合用の角部(7a)を一体に形成して構成した
    ことを特徴とする注油装置。
JP6806687U 1987-05-07 1987-05-07 クロ−ラ用転輪の注油装置 Expired - Lifetime JPH063747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6806687U JPH063747Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 クロ−ラ用転輪の注油装置

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JP6806687U JPH063747Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 クロ−ラ用転輪の注油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63173888U JPS63173888U (ja) 1988-11-11
JPH063747Y2 true JPH063747Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=30907543

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JP6806687U Expired - Lifetime JPH063747Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 クロ−ラ用転輪の注油装置

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