JPH0637455Y2 - 車両用ペダル装置 - Google Patents

車両用ペダル装置

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JPH0637455Y2
JPH0637455Y2 JP11681288U JP11681288U JPH0637455Y2 JP H0637455 Y2 JPH0637455 Y2 JP H0637455Y2 JP 11681288 U JP11681288 U JP 11681288U JP 11681288 U JP11681288 U JP 11681288U JP H0637455 Y2 JPH0637455 Y2 JP H0637455Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pedal
ball joint
pedal arm
shaft portion
cutout
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11681288U
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English (en)
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JPH0238621U (ja
Inventor
勝良 駒崎
清美 平井
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Fuji Kiko Co Ltd
UD Trucks Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
UD Trucks Corp
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、車両に用いられるペダル装置の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来の車両に用いられているブレーキペダルやクラッチ
ペダルの一例を第6図および第7図にそれぞれ示す。
第6図および第7図において、10は回転用チューブ、12
は上記回転用チューブ10に揺動基端を溶接により固着し
て一体化したペダルアームである。
上記回転用チューブ10は、図示しないペダルブラケット
に軸受けブッシュ14を介して軸受けされるとともに、こ
の回転用チューブ10の外周に嵌挿された渦巻き状のリタ
ーンスプリング16によって、ペダルアーム12を常時反時
計方向に回動付勢し、ペダルアーム12の揺動端に一体化
されたパッド18を上昇位置に位置させている。
前記ペダルアーム12のペダルアーム12側への取り付け基
端近傍には、補助アーム部20がプレス成形によりペダル
アーム12の側方に突出した状態で一体に形成されてい
る。この補助アーム部20に穿設した取り付け穴20aにマ
スターシリンダ22から突出するプッシュロッド24の先端
を連結するようになっている。
一方、プッシュロッド24の先端にはボールジョイント26
が設けられており、このボールジョイント26には、ねじ
部を有する軸部28の球部が嵌合している。この軸部28を
前記取り付け穴20aに挿通し、挿通端にナット30を螺合
することにより補助アーム部20とプッシュロッド24間を
連結できるようになっている。上記ナット30の締め付け
は、軸部28と一体に形成されたナット部28aと、ナット3
0の両方にスパナを掛けて行われていた。
(考案が解決しようとする課題) 従来の車両用ペダル装置においては、補助アーム部20と
プッシュロッド24との位置が比較的離隔していてオフセ
ット状態にあるので、ボールジョイント26の軸部28の基
部、すなわちナット部28aの接触面の位置において軸部2
8に応力が集中して折損する恐れがあった。また、ボー
ルジョイント26の球部側の軸部28を補助アーム部20に取
り付けるときのナット30の締め付けは、ナット30の他に
軸部28のナット部28aにもスパナを掛ける必要があるの
で、ペダル装置の組み立ての作業性が悪いという欠点が
あった。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の車両用ペダル装置は、揺動基端に一体的に設け
られた回転用チューブを中心として揺動自在のペダルア
ームと、このペダルアームの揺動操作に連動してクラッ
チ、ブレーキ等のデバイスを作動させるマスターシリン
ダと、前記マスターシリンダから突出するプッシュロッ
ドの端部に球部を連結しかつねじ部を有する軸部を前記
ペダルアームに締結するボールジョイントとを有するペ
ダル構造において、前記ボールジョイントとペダルアー
ム間に補強材を配設したことを特徴としている。
(作用) 本考案の車両用ペダル装置によれば、ボールジョイント
の軸部へ作用する応力は補強材により分散されて軸部へ
の応力集中が解消されて軸部の折損が防止されている。
また、ボールジョイントの軸部は回り止めされてペダル
アームに取り付けられるので、ペダル装置の組み立ての
作業性を向上することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図において、ペダルアーム12と一体的
に形成された補助アーム部20には、カラーからなる補強
材41が溶接により固着されている。この補強材41には、
第3図に示すように対向した切り欠き面を有して小判状
をなす切り欠き穴42が穿設されている。ボールジョイン
ト26の球部側の軸部43は、対称位置に切り欠きを有する
切り欠き軸43aとねじ部43bとからなっており、上記切り
欠き軸43aは、補強材41の切り欠き穴42内に嵌合されて
回り止めされている。
ボールジョイント26の軸部43に作用する応力は、補助ア
ーム部20の補強材41との嵌合面にわたって分散されてい
るので、マスターシリンダ22のプッシュロッド24とペダ
ルアーム12とがオフセットした状態にあっても、ボール
ジョイント26の軸部43が折損する事態は防止されてい
る。また、軸部43は切り欠き軸43aを補強材41の切り欠
き穴42に嵌合して回り止めされているので、ペダル装置
の組み立て作業性を向上させることができる。
第4図は本考案の第2の実施例を示している。この実施
例においては、補強材としてブッシュ51が用いられてお
り、このブッシュ51は、フランジ部51aと一体のねじ部5
1bを有し、かつ切り欠き穴52を有している。また、ペダ
ルアーム12の補助アーム部20には、上記ブッシュ51のね
じ部51bが螺合するねじ53が形成されている。このねじ5
3の長さは、補助アーム部20の板厚よりも短く形成され
ている。
ブッシュ51を補助アーム部20に螺合して固着したのち、
ボールジョイント26の軸部43をブッシュ51の切り欠き穴
52内に嵌合し、さらにねじ部43bにナット30を締め付け
ることによりボールジョイント26はペダルアーム12の補
助アーム部20に連結される。このような連結機構におい
ても、ボールジョイント26の軸部43は、ブッシュ51によ
り応力が分散されて折損が防止されている。また、切り
欠き部を有する軸部43は、ブッシュ51の切り欠き穴52に
嵌合して回り止めされているので、ペダル装置の組み立
てを容易に行うことができる。
第5図は本考案の第3の実施例を示している。この実施
例においては、補強材としてフランジ61aおよびこれと
一体の軸部61bからなるブッシュ61が用いられていて、
切り欠き穴61cが形成されている。軸部61bは切り欠き軸
からなっており、この軸部61bは、ボールジョイント26
の補助アーム部20に形成された切り欠き穴62内に回り止
めされて嵌合されている。
ブッシュ61を補助アーム部20に回り止めして固定した状
態でボールジョイント26の軸部43をブッシュ61内に嵌挿
し、ナット30を締め付けることによりボールジョイント
26は、軸部43への応力が分散された状態で補助アーム部
20に容易に取り付けられる。なお、ブッシュ61のフラン
ジ61aにも切り欠き部を形成しておくことにより、この
フランジ61aを補助アーム部20に回り止めして嵌合する
ことも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、ボールジョイント
の軸部へ作用する応力は補強材により分散されて軸部へ
の応力集中が解消されて軸部の折損が防止されている。
また、ボールジョイントの軸部は回り止めされてペダル
アームに取り付けられるので、ペダル装置の組み立ての
作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されている車両用ペダル装置の側
面図、第2図は本考案の一実施例を示す車両用ペタル装
置のボールジョイント連結部を示す縦断側面図、第3図
は同じく斜視図、第4図は本考案の第2の実施例を示す
ボールジョイント連結部の斜視図、第5図は本考案の第
3の実施例を示すボールジョイント連結部の斜視図、第
6図は従来の車両用ペダル装置の一例を示す斜視図、第
7図は同じくボールジョイント連結部の縦断側面図であ
る。 10…回転用チューブ 12…ペダルアーム 22…マスターシリンダ 24…プッシュロッド 26…ボールジョイント 41…カラー(補強材) 43…軸部 43a…切り欠き軸 43b…ねじ部 51,61…ブッシュ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】揺動基端に一体的に設けられた回転用チュ
    ーブを中心として揺動自在のペダルアームと、このペダ
    ルアームの揺動操作に連動してクラッチ、ブレーキ等の
    デバイスを作動させるマスターシリンダと、前記マスタ
    ーシリンダから突出するプッシュロッドの端部に球部を
    連結しかつねじ部を有する軸部を前記ペダルアームに締
    結するボールジョイントとを有するペダル構造におい
    て、前記ボールジョイントとペダルアーム間に補強材を
    配設したことを特徴とする車両用ペダル装置。
  2. 【請求項2】補強材が、前記ペダルアームのプッシュロ
    ッド側に固着されたカラーであることを特徴とする請求
    項1記載の車両用ペダル装置。
  3. 【請求項3】補強材が、前記ボールジョイントの軸部に
    形成された切り欠き部と係合可能の切り欠き穴を有しか
    つ前記ペダルアームにねじ止めされたブッシュであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用ペダル装置。
  4. 【請求項4】補強材が、前記ボールジョイントの軸部に
    形成された切り欠き部と係合可能の切り欠き穴を有しか
    つ前記ペダルアームに形成された切り欠き穴に係合可能
    の切り欠き軸を有するブッシュであることを特徴とする
    請求項1記載の車両用ペダル装置。
JP11681288U 1988-09-07 1988-09-07 車両用ペダル装置 Expired - Lifetime JPH0637455Y2 (ja)

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JP11681288U JPH0637455Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 車両用ペダル装置

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JP11681288U JPH0637455Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 車両用ペダル装置

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Publication Number Publication Date
JPH0238621U JPH0238621U (ja) 1990-03-14
JPH0637455Y2 true JPH0637455Y2 (ja) 1994-09-28

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JP11681288U Expired - Lifetime JPH0637455Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 車両用ペダル装置

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