JPH0637454Y2 - 回転操作装置 - Google Patents

回転操作装置

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JPH0637454Y2
JPH0637454Y2 JP3358588U JP3358588U JPH0637454Y2 JP H0637454 Y2 JPH0637454 Y2 JP H0637454Y2 JP 3358588 U JP3358588 U JP 3358588U JP 3358588 U JP3358588 U JP 3358588U JP H0637454 Y2 JPH0637454 Y2 JP H0637454Y2
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JP
Japan
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knob
rack
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engaging
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JP3358588U
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English (en)
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JPH01138117U (ja
Inventor
仁志 磯田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転操作装置に係り、とくにつまみに設けられ
ているピニオンを指針を有するラックと噛合わせ、つま
みを回転操作することによってラックを移動させて指針
によって対応する表示を行なうようにした回転操作装置
に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、例えばラジオ受信機のダイヤル表示装置に用
いられるダイヤルつまみと指針を有するラックとの結合
において、つまみに設けられている係合溝にラックの係
合子を導入するとともに、つまみを回転操作して上記係
合子が係合溝に設けられている爪を弾性変形させながら
乗越えることによって、係合溝の保持部に係合子を係止
するようにしたものであって、これによってラックを正
しく位置決めした状態でつまみと結合するようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
ラジオ受信機にはダイヤル指針が設けられており、ダイ
ヤルつまみを回転操作するとこの指針がダイヤル表示板
上を移動し、チューニング位置に対応する周波数を表示
するようになっている。従って指針はつまみと正しく連
結する必要がある。そこで従来はつまみをダイヤル糸に
よって指針に連結するようにしていた。この場合におい
て指針の組込みは、ケガキ線等によって位置決めし、し
かもその外れを防止するためにネジロック等を付けるよ
うにしていた。
ダイヤル糸を用いないダイヤル表示装置として、ラック
とピニオンとを噛合わせた方式がある。この方式はつま
みに設けられているピニオンを指針を有するラックと噛
合わせ、チューニングつまみを回転させてピニオンを介
してラックを移動させ、指針によってダイヤル表示を行
わせるようにしたものである。このような機構において
は、指針が最小目盛の周波数を表示した状態あるいは最
大目盛の周波数を表示した状態において、ラックをピニ
オンと噛合わせるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のダイヤル糸を用いる方式は、指針の位置決めを目
測によって行なうようにしているために、ずれのばらつ
きが大きいという欠点がある。また指針とダイヤル糸と
を結合するネジロックが外れ易く、この外れを防止する
ための対策を施す必要がある。またラックとピニオンと
を噛合わせる方式は、所定の位置に対して1歯間違えた
位置で組込み易い。また位置決めを指針から遠い位置で
行なうようにしているために、指針を有するラックの寸
法のばらつきによって表示がずれる可能性がある。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、簡単な動作によって確実に指針を有するラックとつ
まみとを結合し得るようにした回転操作装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、つまみに設けられているピニオンを指針を有
するラックと噛合わせ、つまみを回転操作することによ
って前記ラックを前記ピニオンに沿わせて移動させて前
記指針をキャビネットに設けた案内部に案内させ、ダイ
ヤル表示部上を走行させて表示を行なうようにした装置
において、前記つまみに弾性変形可能な爪を有する係合
溝を形成するとともに、該係合溝の端部に保持部を設
け、一方前記ラックには前記係合溝と係合される係合子
を設け、該係合子を前記係合溝に導入して前記つまみを
回転すると前記係合子が前記爪を弾性変形させながら乗
越えて前記保持部に係止されるようにしたものである。
〔作用〕
従って本考案によれば、ラックの係合子をつまみの係合
溝に導入した状態でつまみを回転操作することにより、
ラックの係合子が係合溝に設けられている弾性変形可能
な爪を乗越え、係合溝の保持部に至ることになり、この
位置で係合子がつまみに正しく係止されることになる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例に係るラジオ受信機のダイヤ
ル表示装置における回転操作装置を示すものであって、
この回転操作装置はバリコン10を備えている。バリコン
10は各種の電子部品がマウントされて所定の回路を形成
する回路基板11上にマウントされるようになっており、
そのリード12が回路基板11の小孔13を挿通するととも
に、その下面において半田付けされて固定されるように
なっている。また回路基板11には円形孔14が形成されて
おり、この円形孔14をバリコン10の操作軸15が挿通する
ようになっている。しかも操作軸15はつまみ16に結合さ
れるようになっている。
つまみ16はキャビネット17内に形成されている一対の円
形のリブから成る受け部18上に回転可能に受けられるよ
うになっている。そしてキャビネット17の受け部18に形
成されているビス挿通孔19を通して下方から挿通される
ビスによって、つまみ16がバリコン10の操作軸15に固着
されるようになっている。またキャビネット17にはその
側壁に横長の開口20が設けられており、その開口20によ
ってつまみ16をキャビネット17の外部から回転操作し得
るようになっている。
チューニングを行なうためのつまみ16は、その外周部の
一部が切欠かれて切欠き23になっており、これによって
壁部24と干渉しないようにしている。このような切欠き
23によってつまみ16を上部からキャビネット17の受け部
18に組込み得るようにしている。またつまみ16には係合
溝25が形成されるとともに、この係合溝25には爪26が設
けられている。そして爪26の先端部に対応して係合溝25
には保持部27が設けられるようになっている。保持部27
はラック28の係合子29を受入れるようになっている。そ
して合成樹脂成形体からラック28には指針30が一体に連
設されており、キャビネット17の一直線上に延びた案内
部すなわちスリット31に挿通して、このスリット31に案
内されてダイヤル表示部32上を走行し得るようにしてい
る。
つぎに以上のような構成に係るダイヤル操作装置の組立
て方法について説明する。キャビネット17のダイヤル表
示部32に指針30が臨むようにラック28をキャビネット17
内に配する。この状態において上からつまみ16をキャビ
ネット17の受け部18上に置く。この場合において第2図
Aに示すように、つまみ16の切欠き23がキャビネット17
の横長開口22に臨むようにする。すると切欠き23によっ
てつまみ16とキャビネット17の壁部24との間の干渉が防
止され、つまみ16を上から装着することが可能になる。
このような状態においてつまみ16を受け部18上に載置す
ると、つまみ16の係合溝25内にラック28の先端に設けら
れている係合子29が第2図Aに示すように受入れられる
ことになる。このときにラック28の指針30はダイヤル表
示部32の最大周波数目盛または最小周波数目盛に対応す
る位置にある。
このような状態においてつまみ16を第2図Bに示すよう
に反時計方向に回転操作する。このときにはつまみ16の
下面に設けられているピニオン33がラック28と係合して
いないために、ラック28は上方に移動しない。そしてこ
のラック28の係合子29がつまみ16の係合溝25内を移動
し、係合溝25に設けられている爪26を弾性変形させ、こ
の爪26を乗越えることになる。そしてつまみ16が約90度
回転操作されると、係合子29は係合溝25の先端部であっ
て爪26の先端側に位置する保持部27に係止されることに
なる。この状態が第3図に拡大して示されている。そし
てこのときにはつまみ16のピニオン33に沿ってラック28
に噛合い、巻回されるようになる。
このようにしてつまみ16とラック28とを結合したなら
ば、この後に第1図に示すように、回路基板11にマウン
トされているバリコン10を組込む。バリコン10は予め所
定の周波数になるように操作軸15の回転角度が設定され
ており、この操作軸15をつまみ16の小判型の係合穴21に
挿入する。そして第1図においてキャビネット17の下側
からビス挿通孔19を通してビスを挿通し、つまみ16をバ
リコン10の操作軸15に結合固定する。これによって回転
操作装置が組立てられることになる。
このように本実施例に係る回転操作装置は、キャビネッ
ト17に組込まれた指針30を有するラック28に対してチュ
ーニングつまみ16を組込み、このときにつまみ16の回転
範囲と指針30の動作範囲を1対1に対応させるようにし
たものである。すなわち組込まれた状態において指針30
の指示部はダイヤル表示板32の基準位置にあり、しかも
バリコン10は基準位置と対応する容量になっており、こ
の状態においてバリコン10とつまみ16と指針30とが連結
されることになる。従ってバリコン10、つまみ16、およ
び指針30が調整なしで相互に結合された状態で組立てら
れることになる。従って目測によって結合位置を調整す
る必要がなくなる。またつまみ16とラック28とが互いに
結合されると、両者は外れ難くなって指針30のずれの心
配もなくなる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、つまみに弾性変形可能な爪を有
する係合溝を形成するとともに、この係合溝の端部に保
持部を設け、一方ラックには係合溝と係合される係合子
を設け、この係合子を係合溝に導入してつまみを回転す
ると係合子が爪を弾性変形させながら乗越えて保持部に
係止されるようにしたものである。従って簡単な操作に
よってつまみと指針とが互いにずれない状態で正確に結
合されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る回転操作装置を示す要
部分解斜視図、第2図はつまみとラックとの結合動作を
示す要部平面図、第3図は係合子の係止状態を示す要部
拡大平面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 10……バリコン 15……操作軸 16……つまみ 18……受け部 25……係合溝 26……爪 27……保持部 28……ラック 29……係合子 30……指針 32……ダイヤル表示部 33……ピニオン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】つまみに設けられているピニオンを指針を
    有するラックと噛合わせ、つまみを回転操作することに
    よって前記ラックを前記ピニオンに沿わせて移動させて
    前記指針をキャビネットに設けた案内部に案内させ、ダ
    イヤル表示部上を走行させて表示を行なうようにした装
    置において、 前記つまみに弾性変形可能な爪を有する係合溝を形成す
    るとともに、該係合溝の端部に保持部を設け、一方前記
    ラックには前記係合溝と係合される係合子を設け、 該係合子を前記係合溝に導入して前記つまみを回転する
    と前記係合子が前記爪を弾性変形させながら乗越えて前
    記保持部に係止されるようにしたことを特徴とする回転
    操作装置。
JP3358588U 1988-03-14 1988-03-14 回転操作装置 Expired - Lifetime JPH0637454Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3358588U JPH0637454Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 回転操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3358588U JPH0637454Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 回転操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01138117U JPH01138117U (ja) 1989-09-21
JPH0637454Y2 true JPH0637454Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31260273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3358588U Expired - Lifetime JPH0637454Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 回転操作装置

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JPH01138117U (ja) 1989-09-21

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