JPH0637452U - 仮設屋根 - Google Patents

仮設屋根

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JPH0637452U
JPH0637452U JP7905392U JP7905392U JPH0637452U JP H0637452 U JPH0637452 U JP H0637452U JP 7905392 U JP7905392 U JP 7905392U JP 7905392 U JP7905392 U JP 7905392U JP H0637452 U JPH0637452 U JP H0637452U
Authority
JP
Japan
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roof
temporary
frame
frames
rail
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Pending
Application number
JP7905392U
Other languages
English (en)
Inventor
正昭 江口
隆史 増田
康之 石川
博光 岸本
忠勝 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Publication date
Application filed by Unitika Ltd, Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP7905392U priority Critical patent/JPH0637452U/ja
Publication of JPH0637452U publication Critical patent/JPH0637452U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平移動および開閉動作の容易な全天候型仮
設屋根を提供する。 【構成】 仮設屋根10は、レールガーダー4上に敷設
したレール5上に、自走可能な2台の屋根架構11、1
1を対向させ、その間に同架構11、11を覆うように
して屋根架構12を架け渡したものである。屋根架構1
1、11の両下端部には電動サドル13を設け、レール
5上を桁行方向に水平移動することができるようになっ
ている。図1において、左側の仮設屋根10は、屋根架
構11が屋根架構12から両側に引き出されて、屋根幅
を広げた状態にあり、右側の仮設屋根10′は屋根架構
11′が屋根架構12′内に収納されて、屋根幅を縮め
た状態にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は仮設屋根の構造、特に、屋根幅を伸縮することの可能な全天候型仮設 屋根の構造に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】
近年、建設現場における作業環境の改善と建築物の品質向上を目的として、全 天候型の施工システムが採用されつつあり、同施工システムの一つとして、建築 物の上空部分を仮設屋根で覆う全天候型仮設屋根が開発されている。 この全天候型仮設屋根によれば、雨、雪、強風等の天候に左右されることなく 、建設工事を行うことができる。
【0003】 上記全天候型仮設屋根は、屋根シートを張った屋根架構を水平方向に移動自在 とすることにより、建設作業の全期間に亘り上屋部分に大きな開口部を確保する ことができるので、荷取り開口の位置を制限されることがなく、大きな機器や資 材類の搬入、搬出を容易に行うことができるという利点を有するものである。
【0004】 屋根架構を伸縮したり、屋根シートを開閉する機構としては、従来、移動式 テント倉庫のシザースや、開閉式テントの屋根架構間にワイヤーを張って、テ ントを吊り下げるものが知られている。
【0005】 しかしながら、前記のシザースでは、屋根架構用の骨組が桁行方向に約1. 5m間隔で必要である。また、前記の屋根架構間にワイヤーを張るタイプは、 屋根架構を水平移動させる全天候型仮設屋根として利用するには、種々の不都合 な点が多い。
【0006】
【考案の目的】
本考案は、水平移動および開閉動作の容易な全天候型仮設屋根を提供すること を目的とするものである。
【0007】
【考案の概要】
本考案は、支柱で支持された一対のレール上を水平移動可能な仮設屋根であっ て、該仮設屋根は自走手段を具えた一対の屋根架構と、該屋根架構に相対移動自 在に支持された屋根架構とからなるものである。 上記自走式屋根架構を接近・離反させることにより、仮設屋根の屋根幅をレー ルの敷設方向に伸縮可能としたものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて説明する。 図3は全天候型仮設屋根システムを採用して建物1を建築施工する際の、全天 候型仮設屋根10の要部外観を示す斜視図であり、仮設屋根10は、建物1の桁 行方向に適宜の間隔を以て建て込まれた屋根支柱2により支持されており、同支 柱2、2間には外部足場3が設置されている。屋根支柱2には仮設屋根10を支 持する上で十分な強度を有する、枠組足場用の建枠と同形状のものを採用してい る。
【0009】 屋根支柱2の頂部には、レールガーダー4を据え付け、その上に複数の屋根架 構11および12によって構成される仮設屋根10を載置する。 図1はレールガーダー4上に載置された2基の仮設屋根10、10′を示す正 面図であり、図2はレールガーダー4と直交する平面で縦断して示す仮設屋根の 側面図である。
【0010】 図1において、仮設屋根10は、レールガーダー4上に敷設したレール5上に 、自走可能な2台の屋根架構11、11を対向させ、その間に同架構11、11 を覆うようにして屋根架構12を架け渡したものである。 屋根架構11、11の両下端部には電動サドル13を設け、レール5上を桁行 方向に水平移動することができるようになっている。
【0011】 屋根架構11、11の棟部の上部および軒先には、レール5と平行させてレー ル14A、14Bを敷設する。図4は、図2のレール14A、14B部分の拡大 図であり、レール14AにはJIS規格の普通レールを、また、レール14Bに はリップミゾ形鋼を用い、その上に屋根架構12が車輪15、15を介して載っ ている。従って、屋根架構12は屋根架構11、11間を桁行方向に滑動可能で ある。
【0012】 屋根架構12は、鉄骨フレームにシートまたは鋼板を張って製作する。シート は快適な作業環境を確保する上で透光性を具えていることが望ましい。また、鋼 板張りとすれば、雪荷重等に対する耐力が大きくなる。 屋根架構12の桁行方向の長さは屋根架構11の長さ等を考慮して決定するが 、屋根架構11の長さのほぼ2倍〜3倍の長さが適当である。なお、屋根架構1 1も屋根架構12と同様、シート張りまたは鋼板張りとする。
【0013】 図1において、左側の仮設屋根10は、屋根架構11が屋根架構12から両側 に引き出されて、屋根幅を広げた状態にあり、右側の仮設屋根10′は屋根架構 11′が屋根架構12′内に収納されて、屋根幅を縮めた状態にある。
【0014】 屋根幅の伸縮動作は電動サドル13を作動させることにより行い、左側の仮設 屋根10の対向する屋根架構11、11を接近させれば、同架構11、11は屋 根架構12内に収納されて右側の仮設屋根10′の状態となる。 反対に、右側の仮設屋根10′の屋根架構11′、11′を離反させれば、同 架構11′、11′は屋根架構12′内から引き出されて、左側の仮設屋根10 の状態になる。
【0015】 また、仮設屋根10は上記した屋根架構11、11の伸縮動作の他、電動サド ル13を駆動して仮設屋根10全体を水平移動させることにより、下部の作業現 場に対して任意の位置で天井部を開閉することもできる。
【0016】
【考案の効果】
本考案に係る仮設屋根は、複数の屋根架構を相対移動自在に連結して構成した ので、同仮設屋根の伸縮動作をスムーズに行うことができる。従って、屋根の水 平移動および開閉動作を頻繁に行う全天候型の施工システムの一部として組み込 めば、工程管理および施工管理上極めて効果的である。
【0017】 また、本仮設屋根は全体が軽量で、しかも、堅固に製作することができるから 、雪荷重に対しても十分な耐力を有し、多雪地域における使用に対しても信頼性 が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】レール上に載置された2基の全天候型仮設屋根
を示す正面図である。
【図2】レールと直交する平面で縦断して示す仮設屋根
の側面図である。
【図3】仮設屋根の要部外観を示す斜視図である。
【図4】図2に示すレール14A、14B部分の拡大図
である。
【符号の説明】
5 レール 10、10′ 仮設屋根 11、11′ 屋根架構 12、12′ 屋根架構 13 電動サドル 14A、B レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石川 康之 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)考案者 岸本 博光 大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1番3 号 ユニチカ株式会社大阪本社内 (72)考案者 坂井 忠勝 大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1番3 号 ユニチカ株式会社大阪本社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱で支持された一対のレール上を水平
    移動可能な仮設屋根であって、自走手段を具えた一対の
    屋根架構と、該屋根架構に相対移動自在に支持された屋
    根架構とからなる仮設屋根。
JP7905392U 1992-10-19 1992-10-19 仮設屋根 Pending JPH0637452U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7905392U JPH0637452U (ja) 1992-10-19 1992-10-19 仮設屋根

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7905392U JPH0637452U (ja) 1992-10-19 1992-10-19 仮設屋根

Publications (1)

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JPH0637452U true JPH0637452U (ja) 1994-05-20

Family

ID=13679159

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JP7905392U Pending JPH0637452U (ja) 1992-10-19 1992-10-19 仮設屋根

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542517A (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 Mitsubishi Materials Corp 補強材挿入ガイド
JPH0633609A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Tokyu Constr Co Ltd 建物の構築作業用上屋システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542517A (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 Mitsubishi Materials Corp 補強材挿入ガイド
JPH0633609A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Tokyu Constr Co Ltd 建物の構築作業用上屋システム

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970527