JPH0637215A - 電子デバイスの冷却装置 - Google Patents

電子デバイスの冷却装置

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JPH0637215A
JPH0637215A JP4186559A JP18655992A JPH0637215A JP H0637215 A JPH0637215 A JP H0637215A JP 4186559 A JP4186559 A JP 4186559A JP 18655992 A JP18655992 A JP 18655992A JP H0637215 A JPH0637215 A JP H0637215A
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fin
fins
spring
heat
housing
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Application number
JP4186559A
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Inventor
Keizo Kawamura
圭三 川村
Takahiro Oguro
崇弘 大黒
Shigeyuki Sasaki
重幸 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73253Bump and layer connectors

Abstract

(57)【要約】 【構成】一つの電子デバイス1に対し、一つの弾性部材
10が位置ずれ防止と垂直及び水平方向の押し付け力を
フィン付き熱伝導体4に与える。 【効果】部品点数が少なくなり、冷却性能が向上する。
加工や組立て誤差が減少し、組立て性が良くなり生産性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体パッケージある
いは半導体チップ等を含む電子デバイスから発生する熱
を除去するための冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型電子計算機では処理速度の速いこと
が要求されるため、近年、半導体素子を大規模に集積し
た回路チップが開発されている。また、その集積回路チ
ップを互いに接続する電気配線をできるだけ短くするた
め、マイクロパッケージに多数の集積回路チップを実装
する方法が開発されている。従来、大型計算機用集積回
路チップの冷却装置に関し多数提案されているが、例え
ば、図13から図16に示すように、組立て誤差や熱変
形を上下,左右に吸収できる柔構造とする半導体チップ
の冷却装置が特開平2−20049号公報に開示されている。
同装置において、冷却ハット16の内面には、多数のプ
レート状のフィン17が互いに平行に設けられている。
多層配線基板2に実装されたLSIチップ1の背面には
ベース22が置かれ、このベース22の上にもフィン1
7と同ピッチでプレート状のフィン18が多数ベース2
2と一体に設けられている。冷却ハット16のフィン1
7とベース22上のフィン18とは、互いに微小間隙7
を保って嵌め合わされている。ベース22は、バイアス
手段19によってLSIチップ1に押しつけられ、LS
Iチップ1の背面と互いに面接触している。バイアス手
段19は、フィン付内部熱伝導装置20と冷却ハット1
6の間に存在する。バイアス手段19は接触する領域間
に均一なバイアス力を加え、従って、フィン付き内部熱
伝導装置20のベース4の平坦な表面が、変形性の熱媒
体を介してチップ1に向かって押し付けられる。また、
フィン付き内部熱伝導装置20は、一番外側のフィン1
8の一番外側の表面に切れ目を入れることによってばね
フラップ21が形成されている。これによって、フィン
付き内部熱伝導装置20に横方向のバイアス力が働きフ
ィン17とフィン18との微小間隙7が更に小さくなり
伝熱性能を向上させている。LSIチップ1の傾きや熱
膨張による変形は、フィン17とフィン18との微小間
隙7で吸収している。
【0003】LSIチップ1で発生した熱は、LSIチ
ップ1と全面接触するフィン付き内部熱伝導装置20の
ベース22に、一旦、伝えられ、ベース内で一様に拡散
された後、フィン付き内部熱伝導装置20の各フィン1
8に伝わる。そして、各々微小間隙7のヘリウムガス層
から冷却ハット16のフィン17へと伝わり、最終的に
冷却ハット16の上部に取り付けられる冷却器(図示せ
ず)により持ち去られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の冷却構
造は、フィン付き内部熱伝導装置を半導体チップと冷却
ハットのフィン側面に押し付けるために、一つの半導体
チップに対して二つの弾性部材を有している。また、内
部熱伝導装置はフィンと平行方向にずれ半導体チップか
ら外れる可能性があるため、位置決め用の他の部材が必
要となる。このため、部品点数が増えることにより加工
や組立て誤差が大きくなり、組立て性が悪く高コストの
半導体チップの冷却装置となる。
【0005】本発明の目的は、部品点数を増やさずに内
部熱伝導装置の位置ずれを防止し、組立て性が良く低コ
ストの電子デバイスの冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、回路基板上に実装された電子デバイスの
発生熱を熱伝導体を介してハウジングに伝えて冷却する
ために、熱伝導体の一方が前記電子デバイスの表面に接
触し、他方が熱伝導体のベース上に一体に形成された複
数の第1フィンと微小間隙を介してハウジング側の第2
フィンと係合する熱伝導体において、ベース側の第1フ
ィンと、ハウジング側の第2フィンとの直角方向にスリ
ットを設け、突起を2箇所に備えたリング状あるいはコ
の字状の一つの弾性部材を両者のスリットに挿入する。
この時、前記弾性部材に備えた突起の一方を第2フィン
の溝に差し込み固定し、他方の突起をスリットと平行方
向のどちらか一方に偏心させながら第1フィンの溝に差
し込みベース側の第1フィンと、ハウジング側の第2フ
ィンとを係合させるものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、一つの電子デバイスに対し、
一つの弾性部材の突起の一方を第2フィンの溝に差し込
んで固定し、他方の突起をスリットと平行方向のどちら
か一方に偏心させながら第1フィンの溝に差し込みベー
ス側の第1フィンと、ハウジング側の第2フィンとを係
合させることにより、熱伝導体のベースは、電子デバイ
スの表面に垂直に押し付けられながらベース側の第1フ
ィンをフィンと直角方向に押し付け、ハウジング側の第
2フィン側面に押し付ける。このため第1フィンと第2
フィンの間隙が小さくなり冷却性能が向上する。また、
一つの電子デバイスに対し、一つの弾性部材をベース側
の第1フィンと、ハウジング側の第2フィンとの直角方
向にスリットを設け、両者のスリットに挿入することに
より弾性部材のずれがスリットの壁によって拘束される
ので、熱伝導体は、ハウジングの所定の位置からずれる
ことなく、電子デバイスとの位置関係が決められる。従
って、熱伝導体の位置ずれを防止するための部品が不要
となるため、部品点数が少なくなり、組立て性が向上
し、部品コストが安くなり生産コストが減少する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図12
を参照して説明する。
【0009】まず、図1は、本発明の一実施例の電子デ
バイスの冷却装置の断面図、図2は、図1の線A−Aで
得られる断面図、図3は、図1の分解斜視図である。
【0010】図1において、熱伝導性の良好な材料によ
り作られたハウジング9の内面には、多数のプレート状
のフィン8が互いに平行に設けられている。多層配線基
板2に実装されたLSIチップ1の背面には熱伝導体4
のベースが置かれ、このベースの上にもフィン8と同ピ
ッチでプレート状のフィン6が多数ベースと一体に設け
られている。ハウジング9のフィン8と熱伝導体4のベ
ース上のフィン6とは、互いに微小間隙7を保って嵌め
合わされている。熱伝導体4のベースは、LSIチップ1
の接続用の半田ボール3に影響を及ぼさぬように薄いベ
ルトをリング状にしたばね定数の柔らかいばね10によ
ってLSIチップ1に押しつけられ、LSIチップ1の
背面と互いに面接触している。ばね10は、フィン8と
フィン6に設けられたスリット11内に挿入され突起1
2によってハウジング9側に固定される。また、ばね1
0に備えた突起13をばね10の中心線より偏心させて
熱伝導体4側のフィン6の間に挿入することによって、
突起13はフィン6を横方向に押し付ける。そして、フ
ィン6とフィン8の間隙は最小になり伝熱性能が向上す
る。一方、ばねの作用点は熱伝導体4のベース及びハウ
ジング9の両端に設けられるので、熱伝導体4をLSI
チップ1に対して安定に押しつけることができ、ばね1
0はスリット11の壁によって動きが拘束されるので、
熱伝導体4は、ハウジング9の所定の位置からずれるこ
となく、LSIチップ1との位置関係が決められ、熱伝
導体4のベースがLSIチップ1の上からずれ落ちない
ように防止することも出来る。LSIチップ1の傾きや
熱膨張による変形は、フィン8とフィン6との微小間隙
7で吸収している。
【0011】ハウジング9と基板2とで囲まれた密閉空
間23には、熱伝導率の良好な気体、例えば、ヘリウム
ガス、あるいは水素ガスなどが充満されている。なお、
微小間隙7内にだけ油、又は熱伝導性グリースなどの高
熱伝導性の液体を充填してもよい。
【0012】LSIチップ1で発生した熱は、LSIチ
ップ1と全面接触する熱伝導体4のベースに、一旦、伝
えられ、ベース内で一様に拡散された後、熱伝導体4の
各フィン6に伝わる。そして、各々微小間隙7のヘリウ
ムガス層からハウジング9のフィン8へと伝わり、最終
的にハウジング9の上部に取り付けられる冷却器(図示
せず)により持ち去られる。なお、冷却構造の基板2
は、高密度の多層電気配線を内蔵するためアルミナなど
セラミックス材から出来ており、そして、ハウジング9
やフィン6,8も基板との熱膨張率の整合性,高熱伝導
性及び電気絶縁性などを考慮して、例えば、SiCある
いはAlNなどセラミックス材で構成されている。
【0013】本実施例によれば、一つの半導体チップに
対し、一つの弾性部材によって熱伝導体の位置ずれを防
止し、半導体チップへの垂直の押し付け力、及びハウジ
ング側のフィンへの押し付け力を得ることが出来るた
め、部品点数が少なくなり、冷却性能が向上する。この
ため、加工や組立て誤差が減少し、組立て性が良くなり
生産性が向上する。更に、部品コストが安くなり生産コ
ストが減少する。
【0014】次に本発明の他の実施例を図4を参照して
説明する。図4は、本発明における図1の実施例のばね
10の代替ばねを示すものである。図4におけるばね1
0は、細い針金状の物をリング状にし、突起12と13
を設けたものである。本実施例によれば、図1と同じ作
用で、図1の実施例と同様の効果が期待できる。
【0015】次に本発明の他の実施例を図5及び図6を
参照して説明する。図5は、本発明の一実施例に係る電
子デバイスの冷却装置の断面図、図6は、図5の線B−
Bで得られる断面図である。
【0016】図5において、熱伝導性の良好な材料によ
り作られたハウジング9の内面には、多数のプレート状
のフィン8が互いに平行に設けられている。多層配線基
板2に実装されたLSIチップ1の背面には二つに分割
(フィンと平行方向)された熱伝導体4と5のベースが
置かれ、このベースの上にもフィン8と同ピッチでプレ
ート状のフィン6が多数ベースと一体に設けられてい
る。ハウジング9のフィン8と熱伝導体4及び5のベー
ス上のフィン6とは、互いに微小間隙7を保って嵌め合
わされている。熱伝導体4及び5のベースは、LSIチ
ップ1の接続用の半田ボール3に影響を及ぼさぬように
薄いベルトをリング状にしたばね定数の柔らかいばね1
0によってLSIチップ1に押しつけられ、LSIチッ
プ1の背面と互いに面接触している。ばね10は、フィ
ン8とフィン6に設けられたスリット11内に挿入され
る。このときばね10は、垂直方向に押されることによ
り水平方向に拡がるため、ばね10の各々の突起13
は、熱伝導体4及び5のフィン6を両方向に押し付け
る。そして、フィン6とフィン8の間隙は小さくなり伝
熱性能が向上する。また、熱伝導体のベースを二つに分
割することによって、それぞれのベース側フィンの動き
に対する自由度が増加し、更に、フィン8とフィン6の
間隙が小さくなり冷却性能が向上する。一方、ばねの作
用点は熱伝導体4と5のベース及びハウジング9の両端
に設けられるので、熱伝導体4と5をLSIチップ1に
対して安定に押しつけることができ、ばね10はスリッ
ト11の壁によって動きが拘束されるので、熱伝導体4
は、ハウジング9の所定の位置からずれることなく、L
SIチップ1との位置関係が決められ、熱伝導体4のベ
ースがLSIチップ1の上からずれ落ちないように防ぐ
ことも出来る。LSIチップ1の傾きや熱膨張による変
形は、フィン8とフィン6との微小間隙7で吸収してい
る。
【0017】ハウジング9と基板2とで囲まれた密閉空
間23には、熱伝導率の良好な気体、例えば、ヘリウム
ガス、あるいは水素ガスなどが充満されている。なお、
微小間隙7内にだけ油、又は、熱伝導性グリースなどの
高熱伝導性の液体を充填してもよい。
【0018】LSIチップ1で発生した熱は、LSIチ
ップ1と全面接触する各々の熱伝導体4と5のベース
に、一旦、伝えられ、ベース内で一様に拡散された後、
各々の熱伝導体4と5の各フィン6に伝わる。そして、
各々微小間隙7のヘリウムガス層からハウジング9のフ
ィン8へと伝わり、最終的にハウジング9の上部に取り
付けられる冷却器(図示せず)により持ち去られる。な
お、冷却構造の基板2は、高密度の多層電気配線を内蔵
するためアルミナなどセラミックス材から出来ており、
そして、ハウジング9やフィン6,8も基板との熱膨張
率の整合性,高熱伝導性及び電気絶縁性などを考慮し
て、例えば、SiCあるいはAlNなどセラミックス材
で構成されている。
【0019】本実施例によれば、一つの半導体チップに
対し、一つの弾性部材によって熱伝導体の位置ずれを防
止と半導体チップへの垂直の押し付け力、及びハウジン
グ側のフィンへの押し付け力を得ることが出来るため、
部品点数が少なくなると共に、冷却性能が向上する。こ
のため、加工や組立て誤差が減少し熱的信頼性が高くな
ると共に、組立て性が良くなり生産性が向上する。更
に、部品コストが安くなり生産コストが減少する。更
に、本実施例によれば一つの半導体チップに2個の熱伝
導体を接触させることにより、接触面を二つに分割する
ことが出来る。これによって半導体チップ全面の反りも
二つに分割され各々の熱伝導体のベースが接触する反り
が小さくなる。接触面の反りが小さくなることによって
接触面の間隙が小さくなり冷却性能が更に向上する。な
お、この効果は、半導体チップと熱伝導体との接触面積
が大きくなるほど有効である。
【0020】次に本発明の他の実施例を図9を参照して
説明する。図9は、本発明における図5の実施例のばね
10の代替ばねを示すものである。図9におけるばね1
0は、薄いベルトをπ字状にし、突起13を設けたもの
である。本実施例によれば、図5と同じ作用をし、図5
の実施例と同様の効果が期待できる。
【0021】次に本発明の他の実施例を図7及び図8を
参照して説明する。図7は、本発明の一実施例の電子デ
バイスの冷却装置の断面図、図8は、図7の線C−Cで
得られる断面図である。図7及び図8において、図5の
実施例と異なる点は、薄いベルトをC字状にしたばね1
0の突起13を熱伝導体4と5のフィン6に掛けながら
フィン8とフィン6に設けられたスリット11内に挿入
することにより、各々の突起13は、熱伝導体4及び5
のフィン6を内側に押し付ける。そして、それぞれのフ
ィン6とフィン8の間隙は小さくなり伝熱性能が向上す
ると共に、熱伝導体4及び5のベース間隙14も小さく
なりLSIチップ1から熱伝導体4及び5のベース間と
の伝熱性能が向上する。
【0022】本実施例によれば、図5の実施例と同様の
効果が期待できると共に熱伝導体4及び5のベース間隙
14が小さくなるため、LSIチップ1から熱伝導体4
及び5のベース間との伝熱性能が更に向上する。
【0023】次に、本発明の他の実施例を図10を参照
して説明する。図10は、本発明における図7の実施例
に係るばね10の代替ばねを示すものである。図10に
おけるばね10は、薄いベルトをリング状にし、突起1
3の間を波形15状にすることにより熱伝導体4と5に
おけるフィン6の内側に押し付ける力を強化したもので
ある。本実施例によれば、図7の実施例と同じ作用し、
図7の実施例と同様の効果が期待できる。
【0024】次に、本発明の他の実施例を図11を参照
して説明する。図11は、本発明における図7の実施例
のばね10の代替ばねを示すものである。図11におけ
るばね10は、薄いベルトをリング状にし、突起13を
円弧状にすることにより熱伝導体4と5におけるフィン
6の内側に押し付ける力を強化したものである。本実施
例によれば、図7の実施例と同じ作用し、図7の実施例
と同様の効果が期待できる。
【0025】次に、本発明の他の実施例を図12を参照
して説明する。図12は、本発明における図7の実施例
に係るばね10の代替ばねを示すものである。図12に
おけるばね10は、薄いベルトをπ字状にしたものであ
る。本実施例によれば、図7の実施例と同じ作用し、図
7の実施例と同様の効果が期待できる。
【0026】尚、本実施例における全てのばね10は、
細い針金状やコイル状の物をリング状にして挿入しても
同じ効果が期待できる。また、本実施例における全ての
突起12,13は、ばね10と一体あるいは別部材で構
成してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば一つの半導体チップに対
し、一つの弾性部材によって熱伝導体の位置ずれを防
ぎ、半導体チップへの垂直の押し付け力、及びハウジン
グ側のフィンへの押し付け力を得ることが出来るため、
部品点数が少なくなり、冷却性能があがる。従って、加
工や組立て誤差が減少し、組立て性が良くなり生産性が
向上する。更に、部品コストが安くなり生産コストが減
少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の線A−Aで得られる断面図。
【図3】図1の実施例における分解斜視図。
【図4】図1の実施例におけるばねの代替品の斜視図。
【図5】本発明の一実施例を示す断面図。
【図6】図5の線B−Bで得られる断面図。
【図7】本発明の一実施例を示す断面図。
【図8】図7の線C−Cで得られる断面図。
【図9】図5の実施例におけるばねの代替品の斜視図。
【図10】図7の実施例におけるばねの代替品の斜視
図。
【図11】図7の実施例におけるばねの代替品の斜視
図。
【図12】図7の実施例におけるばねの代替品の斜視
図。
【図13】従来の実施例を示す要部の断面図。
【図14】図13の線D−Dで得られる断面図。
【図15】従来の実施例のバイアス手段を示す斜視図。
【図16】従来の実施例の側方バイアス手段を示す斜視
図。
【符号の説明】
1…LSIチップ、2…基板、3…半田ボール、4,5
…熱伝導体、6,8…フィン、7…微小間隙、9…ハウ
ジング、10…ばね、12,13…突起、23…密閉空
間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板上に実装された半導体パッケージ
    あるいは半導体チップを含む電子デバイスの発生熱を熱
    伝導体を介してハウジングに伝えて冷却するために、前
    記熱伝導体の一方の端が熱伝導体ベースで前記電子デバ
    イスの表面に接触し、他方が前記熱伝導体ベース上に一
    体に形成された複数の第1フィンと微小間隙を介して前
    記ハウジング側の第2フィンと係合する熱伝導体におい
    て、前記電子デバイスの表面に押し付けられた前記熱伝
    導体ベースと、前記ハウジングの前記第2フィン側面に
    押し付けられた前記熱伝導体の前記第1フィンとを含む
    弾性部材を前記熱伝導体と前記ハウジングの間に設置し
    てなることを特徴とする電子デバイスの冷却装置。
JP4186559A 1992-07-14 1992-07-14 電子デバイスの冷却装置 Pending JPH0637215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4186559A JPH0637215A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 電子デバイスの冷却装置

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ID=16190650

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5979344A (en) * 1997-01-31 1999-11-09 Card-Monroe Corp. Tufting machine with precision drive system
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CN106328612A (zh) * 2015-06-25 2017-01-11 浙江盾安人工环境股份有限公司 一种芯片散热装置及其电子组件

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