JPH0636978A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0636978A
JPH0636978A JP21347992A JP21347992A JPH0636978A JP H0636978 A JPH0636978 A JP H0636978A JP 21347992 A JP21347992 A JP 21347992A JP 21347992 A JP21347992 A JP 21347992A JP H0636978 A JPH0636978 A JP H0636978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
pattern
epitaxial growth
semiconductor device
wafer
Prior art date
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Pending
Application number
JP21347992A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Hashimoto
廣和 橋本
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋め込み拡散層等の表面から認識できないも
のに対する位置合わせを容易に行なうことができるよう
にする。 【構成】 シリコンウェハ11に埋め込み拡散層12を
設ける際に、その埋め込み拡散層12の位置に対応する
ような位置において、ウェハ11の裏面にパターン21
を設ける。その後ウェハ11の表面ではエピタキシャル
成長が行なわれ、エピタキシャル成長層14によってこ
の埋め込み拡散層12は埋め込まれてしまう。この埋め
込み拡散層12に位置合わせしてコレクタ層16、エミ
ッタ層17、アイソレーション層18等のバイポーラト
ランジスタを構成する各層を作製する処理を行なう必要
があるが、裏面のパターン21はそのまま残るので、こ
れを基準にして位置決めすることにより、上記の位置合
わせを高精度に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関し、とくにバイポーラトランジスタなどの半導体
装置を製造するのに好適な、半導体装置の製造方法の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置を製造する場合、シリ
コン基板の表面に対するエピタキシャル成長がよく行な
われる。バイポーラトランジスタなどを製造するとき
は、まずシリコン基板の表面に拡散層を形成した後、エ
ピタキシャル成長を行ない、そのエピタキシャル成長層
上にコレクタやエミッタとなる層を拡散によって形成す
る。このような場合、エピタキシャル成長層によって埋
め込まれた最初の拡散層(埋め込み拡散層)と後のエピ
タキシャル成長層上の拡散層との位置合わせを行なうこ
とが必要である。そのため、従来ではシリコン基板にオ
フアングルを入れておいて、エピタキシャル成長層表面
に、基板上のパターンが現われるようにし、これにより
位置決めを行なっている。
【0003】図を用いてバイポーラトランジスタ(np
nトランジスタ)を製造する場合について説明すると、
図2のAに示すように、シリコンウェハ(p型基板)1
1の表面に埋め込み拡散層12を形成するときその位置
に関連づけてパターン(凹部)13を形成しておく。そ
して、このウェハ11の表面にエピタキシャル成長層
(n型シリコン層)14を形成する。このとき、シリコ
ンウェハ11は、表面の結晶面を(100)面から3°
〜5°だけ傾けてオフアングルを入れたものを使用す
る。
【0004】すると、図2のBに示すように、その表面
に成長したエピタキシャル成長層14の表面に、上記の
パターン13に対応したパターン15が現われる。この
オフアングルはパターン15がより明確に現われ、且つ
もとのパターン13に対して変形することがないように
するためである。
【0005】つぎに、このパターン15を基準にして位
置を定め、図2のCで示すように、コレクタ層16、エ
ミッタ層17、アイソレーション層18等の拡散層を形
成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにシリコン基板にオフアングルを入れてエピタキシ
ャル成長を行なう場合、パターンの位置のシフトが起こ
る、シリコン基板に異方性エッチングを行なうと所望形
状のエッチングができない、等の問題が生じる。
【0007】すなわち、図2に示すようにオフアングル
のあるシリコン基板11の表面にエピタキシャル成長を
行なうと、その基板表面のパターン13に対してエピタ
キシャル成長層14上に現われるパターン15の位置は
シフトする。しかもこのシフト量はエピタキシャル成長
層14の厚さやエピタキシャル成長条件等に依存するた
め、エピタキシャル成長条件を変更したような場合には
それによるシフト量の変動を考慮した補正を行なう必要
が生じる。そのため、工程管理上、きわめてシビアなコ
ントロールが要求されることになる。
【0008】また、集積化圧力センサなどの半導体装置
では、シリコン基板を異方性エッチング等を用いて薄膜
部を設けこれをダイアフラムとし、そのダイアフラム部
にゲージ抵抗となる拡散層を形成するとともに、信号処
理回路としてパイポーラトランジスタを形成する必要が
ある。すなわち、このような半導体装置では同一のシリ
コン基板にバイポーラトランジスタを形成するとともに
異方性エッチングを行なうが、バイポーラトランジスタ
製造上の埋め込み拡散層に対する位置合わせの必要性か
らシリコン基板表面を(100)面から傾けると、エッ
チングがマスクの窓の形状を正確に反映しないことにな
り、所望の形状にエッチングできないこととなる。その
ため、集積化圧力センサでは所望の形状のダイアフラム
を作製できないので、性能を高めることが難しいという
問題がある。
【0009】この発明は、上記に鑑み、埋め込み拡散層
等に対する位置合わせを容易に行なうことができるよう
に改善した、半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による半導体装置の製造方法においては、
半導体基板の裏面に所定のパターンを形成した後、該基
板の表面における処理を、上記のパターンによって位置
決めして行なうことを特徴としている。
【0011】
【作用】半導体基板の裏面に所定のパターンが形成され
るが、この裏面にはエピタキシャル成長などは行なわれ
ないので、それが埋め込まれてしまうことがなく、認識
可能なパターンとすることができる。そこで、このシリ
コン基板裏面のパターンを基準にして表面の処理の際の
位置合わせを行なえば、表面にエピタキシャル成長など
を行なった後、そのエピタキシャル成長層に対して拡散
などの処理を行なうときでも、正確に位置合わせするこ
とが容易になる。
【0012】
【実施例】つぎにこの発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。この実施例は、こ
の発明を、バイポーラトランジスタ(npnトランジス
タ)を信号処理回路として有する集積化圧力センサの製
造工程に適用したものである。まず、図1のAに示すよ
うに、シリコンウェハ(p型基板)11の表面は(10
0)面とし、この表面に拡散層12を形成する。このと
き、このウェハ11の裏面に、拡散層12と関連した位
置において、パターン(凹部)21を形成する。このパ
ターン21の形成は、たとえば、通常のホトリソグラフ
ィ技術を用い、アルカリやプラズマ等でウェハ11の裏
面を選択的に1μm〜数μmの深さにエッチングするこ
とにより行なわれる。
【0013】その後、図1のBに示すように、このウェ
ハ11の表面にエピタキシャル成長層(n型シリコン
層)14を形成する。そして、このエピタキシャル成長
層14に対して、その表面より、図1のCで示すよう
に、コレクタ層16、エミッタ層17、アイソレーショ
ン層18等の拡散層を形成する。これらの拡散層を形成
する際、裏面のパターン21を基準にしてそれらの位置
を定めるか、もしくは工程の順序からして、アイソレー
ション層18の拡散後は表面に形成されたパターンを基
準にして位置を定めてもよい。すなわち、選択拡散用の
窓をマスクに形成する際に、ウェハ11の両面から加工
を行なう際に使用される光学的アライナーを用いること
により、裏面のパターン21に対する位置合わせを行な
うのである。
【0014】ウェハ11の裏面に設けられた凹部22
は、圧力センサのダイアフラムとして機能する薄膜部を
形成するためのもので、上記のバイポーラトランジスタ
の形成工程の前または後にKOHなどのエッチング液を
用いた異方性エッチングにより作られる。そして、その
薄膜部の上には図示しないが、ゲージ抵抗となる拡散層
や電極等が設けられる。
【0015】このような製造方法によれば、ウェハ11
の裏面に設けたパターン21を基準にしており、この裏
面ではエピタキシャル成長などは行なわれずパターン2
1がそのまま残るので、これを基準に位置合わせを行な
うことにより、エピタキシャル条件などに依存せずに、
精度の高い位置決めが可能となる。すなわち、拡散層1
2をエピタキシャル成長層14で埋め込むとエピタキシ
ャル成長層14の表面からはその埋め込み拡散層12の
位置がどこであるか分からなくなるが、裏面のパターン
21によりその位置を正確に捉えることができ、この埋
め込み拡散層12に精度高く位置合わせした処理をエピ
タキシャル成長層14上で行なうことが可能となる。そ
のため、歩留りが向上するとともに、パターンサイズを
小さくすることが容易になり、個々のデバイスを形成す
る各チップのサイズを小型化することができる。これら
により、半導体装置の製造コストを下げることが可能と
なる。
【0016】また、この実施例ではウェハ11の表面は
(100)面としてオフアングルを0°としているの
で、異方性エッチングにより凹部22をウェハ11の裏
面に形成する際、所望形状とすることができ、デバイス
構造の最適化が容易であり、デバイスの高性能化に資す
る。
【0017】なお、上記の実施例として集積化圧力セン
サの製造工程を取り上げて説明したが、シリコン基板を
異方性エッチングにより加工し、かつバイポーラトラン
ジスタを形成する集積化加速度センサの製造工程などに
も適用できることはもちろんである。
【0018】また、本発明は、異方性エッチングによる
シリコン基板の加工を行なわない場合にも適用可能であ
り、つまり、エピタキシャル成長層などにより埋め込ま
れてしまう領域を基準にして各処理の位置合わせを行な
う必要のあるすべての半導体装置の製造工程に適用でき
る。さらに異方性エッチングによるシリコン基板の加工
を行なう場合や、シリコン基板のオフアングルを0°ま
たは数°とする場合でも、埋め込まれてしまう領域を基
準にして各処理の位置合わせを行なう必要のあるすべて
の場合に適用して効果がある。
【0019】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明の半導体装置の製造方法によれば、半導体基板
の裏面に所定のパターンを形成した後、該基板の表面に
おける処理を、上記のパターンによって位置決めして行
なうようにしているため、表面でエピタキシャル成長な
どを行なっても裏面ではそのような成長を行なわずにそ
のパターンを残しておくだけで、高精度の位置合わせを
容易に実現でき、製造工程の管理が容易になり、製造歩
留りを向上させ、これにより製造される半導体装置の製
造コストを下げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる半導体装置の製造
方法の各工程を示す断面図。
【図2】従来例にかかる半導体装置の製造方法の各工程
を示す断面図。
【符号の説明】
11 シリコンウェハ 12 埋め込み拡散層 13 パターン 14 エピタキシャル成長層 15 エピタキシャル成長層上に現われたパタ
ーン 16 コレクタ層 17 エミッタ層 18 アイソレーション層 21 裏面のパターン 22 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の裏面に所定のパターンを形
    成した後、該基板の表面における処理を、上記のパター
    ンによって位置決めして行なうことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
JP21347992A 1992-07-17 1992-07-17 半導体装置の製造方法 Pending JPH0636978A (ja)

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JP21347992A JPH0636978A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 半導体装置の製造方法

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JPH0636978A true JPH0636978A (ja) 1994-02-10

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