JPH0636805U - ホールカッター - Google Patents

ホールカッター

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JPH0636805U
JPH0636805U JP7420792U JP7420792U JPH0636805U JP H0636805 U JPH0636805 U JP H0636805U JP 7420792 U JP7420792 U JP 7420792U JP 7420792 U JP7420792 U JP 7420792U JP H0636805 U JPH0636805 U JP H0636805U
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JP
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tip
holder
chip holder
hole cutter
circular ring
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JP7420792U
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勝平 大見
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大見工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ダイヤモンドコアチップを有するチップホルダ
ーがボデーに対して簡単に着脱でき、かつ、切削効率が
落ちることがない。 【構成】ボデー2の基端にはシャンク5が一体に形成さ
れ、先端には互いに離間した複数の爪7が形成されてい
る。ボデー2の爪7に対してチップホルダー3が着脱可
能にかつ相対回動不能に嵌合される。チップホルダー3
は筒状部3aと筒状部3aの先端に設けた円形リング9
と、円形リング9の先端に設けたダイヤモンドコアチッ
プ10とから構成されている。。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石膏ボード、コンクリート等の穿孔に用いるホールカッターに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からあるこの種の穿孔作業を行うための着脱可能で切削刃を有するチップ ホルダーを備えたホールカッターを図9、10、11に示す。
【0003】 ホールカッター41はボデー42、シャンク45、チップホルダー43、セン タードリル49から構成されている。ボデー42の基端にはシャンク45が一体 固定されている。一方、ボデー42の先端にはチップホルダー43が嵌合されて いる。このチップホルダー43の先端周上には、複数の切削刃48が一体形成さ れている。そしてこのチップホルダー43は軸方向にボデー42の先端に対して 着脱可能に設けられている。ボデー42の先端周上には、前記チップホルダー4 3と嵌合係止する爪44が等間隔に軸方向に突出して一体形成されている。又、 ボデー42の基端内部にホールカッター41を穿孔方向へ確実に導くためのセン タードリル49が軸方向に取付けられ、その先端はチップホルダー43の先端よ り突出されている。
【0004】 次にチップホルダー43をボデー42に装着したとき、図9に示されるXーX 面での断面図を図11に示す。このチップホルダー43は交互に配設された平面 状の弦部47と曲面状の弧部46とから構成されている。そして、弧部46の内 周面が前記爪44の外周面に圧接され、チップホルダー43がボデー42に着脱 可能に嵌合固定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、チップホルダー43が着脱式の従来のホールカッターは図11に示 すように弦部47と弧部46との先端部に切削刃48を設けているため、弦部4 7の切削刃48と回転軸心Oとの距離Rと、弧部46の切削刃48と回転軸心O との距離rとが大きく異なる部分が生じる。
【0006】 そのため、穿孔時に弦部47の切削刃48と、弧部46の切削刃48にて切削 される切削幅が大きくなり、切削効率が落ちる問題があった。又、弦部47と弧 部46とにそれぞれ切削刃48を形成する場合、弦部47にはほぼ直線状に切削 刃48を配置し、弧部46には弧状に切削刃48を配置するため、切削刃48の 形成方法を弦部47と弧部46とでは変えて行う必要があり、手間がかかる問題 があった。
【0007】 この考案は上記問題点を解消するためになされたものであって、ボデーに対し 着脱可能にできるとともに切削効率が落ちることがないホールカッターの提供を 目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は、基端にはシャンクが一体に形成され、 先端には互いに離間した複数の爪が形成されたボデーに対し、前記爪と着脱可能 にかつ相対回動不能に嵌合する筒状部を設け、前記筒状部の先端にはダイヤモン ドコアチップを備えた円形リングを備えたことを特徴とするホールカッターを要 旨とするものである。
【0009】
【作用】
このように構成された本考案は、チップホルダーのアダプタがボデーに対し着 脱可能に取付けられる。切削時には先端部に設けたダイヤモンドコアチップが円 形リングに設けられているため、ダイヤモンドコアチップは同一円軌跡上を切削 移動する。そのため、切削効率が落ちることがない。
【0010】
【実施例】 以下、本考案を具体化した第一実施例を図1〜図8に従って説明する。 図1に示すように、ホールカッター1はボデー2とボデー2に対して着脱可能 なチップホルダー3とセンタードリル4とシャンク5から構成されている。
【0011】 円筒状に形成されたボデー2の基端には、シャンク5が一体固定されている。 一方、ボデー2の先端には軸方向に着脱可能なチップホルダー3が着脱可能に嵌 合されている。このボデー2の周壁中央部には、切り屑排出用の孔6が複数個透 設されている。又、センタードリル4がボデー2の基端内底面に軸方向に取付け られており、その先端がチップホルダー3の先端より突出されている。
【0012】 図2にチップホルダー3をボデー2から取外した状態を示す。ボデー2の先端 周上には前記チップホルダー3と嵌合するための軸方向に突出された複数の爪7 が等間隔に一体形成されている。そして、前記爪7の先端よりの外周面上には、 周方向に溝8が凹設されている。さらに図3に示すように爪7の先端部外面には 溝8の先端周上8aから爪7の先端周上7aにかけて連続的に薄くなるようにテ ーパー部7bが形成され、チップホルダー3が外嵌され易いようにしている。
【0013】 チップホルダー3は、筒状部3a、円形リング9、その円形リング9の先端周 上に等間隔に設けられたダイヤモンドコアチップ10から構成されている。 筒状部3aは図7に示すように大きい径を有する弧11と小さい径を有する弧 12が交互に連続して配設されている。また、前記弧11の外周面と前記弧12 の内周面に挟まれた厚さは、円形リング9の厚さより厚いか、または同じとされ ており、かつ、回転軸方向に対し垂直方向のダイヤモンドコアチップ10の幅よ り薄く設けられている。弧11の基端よりの内周面上には、前記爪7に凹設され ている溝8に係止するための半球状の突起13が一体形成されている。また、図 6に示すように、弧12の基端にはチップホルダー3をボデー2から取外す場合 使用される切欠き14が形成されている。そして、前記円形リング9の基端と前 記筒状部3aの先端が溶着されて、一体のチップホルダー3が形成されている。
【0014】 次に前記の構成のホールカッター1の作用について説明する。 前記爪7の外周面が前記弧11の内周面に圧接するように軸方向へチップホル ダー3をその基端から外嵌する。その際木ハンマー等でチップホルダー3の先端 を叩いて挿入を完了する。このチップホルダー3が外嵌されるとき、突起13が テーパー部7bの外周面上を爪7の先端周上7aから溝8の先端周上8aを通り 越えて溝8に係合する。突起13が溝8に係合した後は、チップホルダー3とボ デー2は確実に嵌合され軸方向に遊びが生じるようなことはない。また図8に示 すように爪7がその両隣に来る弧12により周方向に挟まれるため、チップホル ダー3はボデー2とともに一体回動可能となる。
【0015】 上記のチップホルダー3を有するホールカッター1で穿孔作業を行う場合、ま ずセンタードリル4でガイド孔を明け、そのガイド孔に沿ってセンタードリル4 が直線状に突き進むことにより被穿孔物に対しホールカッター1の穿孔方向が安 定する。そして、ダイヤモンドコアチップ10のついたチップホルダー3により 目的の径の孔を穿孔する。
【0016】 チップホルダー3をボデー2から取外す場合、マイナスドライバー等を切欠き 14に挿入し取外す。 従って、本実施例によれば、チップホルダー3はボデー2に対し確実にかつ簡 単に挿着可能となる。一方、マイナスドライバー等の先端を切欠き14に当て、 押し出すようにして簡単にチップホルダー3をボデー2から取外すことが可能と なる。また、溝8と突起13が係合することにより軸方向にチップホルダー3と ボデー2の間に遊びが生じるようなことは防止できる。そしてチップホルダー3 はボデー2とともに一体回動不能となる。
【0017】 なお、この考案は前記の実施例の構成に限定されるものではなく、たとえばチ ップホルダーの筒状部に削り屑排出用の溝を透設したりするなど、考案の趣旨か ら逸脱しない範囲において適宜に変更してもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案はダイヤモンドコアチップを有するチップホル ダーがボデーに対して簡単に着脱可能となり、またダイヤモンドコアチップによ り穿孔効率が改善されるという優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のホールカッターの全体図である。。
【図2】同じく、チップホルダーをボデーから取外した
状態の全体図である。
【図3】同じく、ボデーの爪の拡大断面図である。
【図4】同じく、ダイヤモンドコアチップが円形リング
上に装着された状態の平面図である。
【図5】同じく、ダイヤモンドコアチップが円形リング
上に装着された状態の正面図である。
【図6】同じく、チップホルダーの筒状部の正面図であ
る。
【図7】同じく、チップホルダーの筒状部の断面図であ
る。
【図8】同じく、チップホルダーがボデーに嵌合された
状態の筒状部の断面図である。
【図9】従来のホールカッターの全体図である。
【図10】従来のチップホルダーをボデーから取外した
状態の全体図である。
【図11】図9のXーX面での断面図である。
【符号の説明】
2…ボデー、3a…筒状部、5…シャンク、7…爪、9
…円形リング、10…ダイヤモンドコアチップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端にはシャンク(5)が一体に形成さ
    れ、先端には互いに離間した複数の爪(7)が形成され
    たボデー(2)に対し、前記爪(7)と着脱可能にかつ
    相対回動不能に嵌合する筒状部(3a)を設け、前記筒
    状部(3a)の先端には先端部にダイヤモンドコアチッ
    プ(10)を備えた円形リング(9)を設けたことを特
    徴とするホールカッター。
JP1992074207U 1992-10-23 1992-10-23 ホールカッター Expired - Lifetime JP2607168Y2 (ja)

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JPH0636805U true JPH0636805U (ja) 1994-05-17
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