JPH0636771B2 - ロッカー - Google Patents

ロッカー

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JPH0636771B2
JPH0636771B2 JP2138683A JP13868390A JPH0636771B2 JP H0636771 B2 JPH0636771 B2 JP H0636771B2 JP 2138683 A JP2138683 A JP 2138683A JP 13868390 A JP13868390 A JP 13868390A JP H0636771 B2 JPH0636771 B2 JP H0636771B2
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door
locker
switch
air
fragrance
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JP2138683A
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JPH0430809A (ja
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俊雄 長谷川
重治 上野山
正弘 谷田
泰晴 川添
由紀子 福田
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Kajima Corp
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Shiseido Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフィス、スポーツ施設などに備えるロッカ
ーに関する。
〔従来の技術〕
オフィスやスポーツ施設では衣替え用の衣服や携帯品な
どを収納するためものとしてロッカーを常設している
が、かかるロッカーは、従来、一般には前面に開閉扉を
有する直方体のボックス形状に形成され、扉の上部また
は下部にガラリを設けることがあるが、通常は扉を閉め
た状態ではロッカー内はほとんど密閉状態となってい
る。
ところで、近年、オフィスビル、特にインテリジェント
ビルの普及に伴い、かかるビルの職場では、情報化、国
際化に対処するため、コンピュータをはじめとする多く
のOA機器が導入され、このためにこうしたオフィスで
働くワーカは氾濫する多くの情報を正確かつスピーディ
に処理することが求められ、極度の緊張から生じるいわ
ゆるテクノストレスが社会的な問題になってきている。
他方、香りのもとである香料は、元来植物や動物から抽
出した天然精油(エッセンシャルオイル)であり、古代
の伝統医学ではこのような精油は効能、効果をもった治
療薬として幅広く使用されており、近年においても例え
ば「森林浴」のようにフィトンチッドとよばれる森の精
気を浴びることにより、森の精気に含まれるピネン等の
テルペン化合物が気分をフレッシュさせることなどが認
められていることから、前記テクノストレスなどのスト
レス解消法の1つとして芳香性を体内に取込むことが考
えられ、アロマコロジーとよばれる香りのアクティブ・
コントロールによる心理的、生理的な活用が提案されて
いる。
また、生活環境ニーズが向上するにつれて、遊び心が求
められるようになり、企業イメージのための香りの利用
や、ショーやコンベンションセンターでのプログラムに
合わせた演出のための香りの活用も注目され始めてい
る。
そこで、オフィス等において香りを流す手段として、特
開平1-127828号公報に示す芳香発生装置を先に提案した
が、これはオフィスビルなどに備わっている空気調和装
置に組合わせることで、空調機の送風機を利用して強制
的に香料を連発させてオフィス内に香りを拡散させるよ
うにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記特開平1-127828号公報のものはオフィス内の居住空
間へ香りを発散させるだけのものであり、他方、オフィ
ス内、あるいはロッカールーム内に配設してあるロッカ
ーは前記のごとく常時は扉が閉じて密閉状態にあるた
め、該ロッカーの内部にまで香りを行き渡らせることは
むずかしい。
他方、ロッカーは使用目的から人の身につける衣服など
を収納、保管する所であるが、オフィスなどでは衣服な
どを頻繁に出入れすることはなく例えば朝夕の出社、退
社時にのみ扉が開閉され常時は扉が閉じている場合がほ
とんどであることから、臭いが内部にこもりやすく、扉
を開いた時に不快感を覚えることがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ロッカー
内にこもる臭気をマスキングし、扉を開いた時に不快感
を覚えることを防止し、あわせてオフィス内の匂環境の
向上を図ることのできるロッカーを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、ロッカー扉の開動作
で始動し、閉動作で停止する扉スイッチで制御する風送
り手段を設け、扉を長時間開いている場合に途中で作動
を停止するタイマースイッチ及び手動停止スイッチを設
け、前記風送り手段の扉スイッチとタイマースイッチと
手動停止スイッチとを電源と風送り手段との間に直列的
に配設し、一方、該風送り手段が形成する空気流路中に
芳香装置を配設したことを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、ロッカー扉を開くとこれに連動して風
送り手段が作動し、閉じると停止するから、扉を開いて
衣服の出入れを行っている間、芳香を感じることができ
心地よくロッカーを使用できる。
また、扉を開いている時間が長くなる場合には、タイマ
ースイッチを押して例えば5分後に風送り手段への通電
を断つようにし、さらに、途中で任意的にファンを停止
させたいときは、手動停止スイッチを押して風送り手段
への通電を直ちに停止することもできる。
このように、電源と風送り手段との間には、扉スイッチ
とタイマースイッチと手動停止スイッチとを直列的に配
設しているので、これらのスイッチのいずれかが切れれ
ば、風送り手段は停止するととなる。
そして、風送り手段により形成される空気流通路中に芳
香装置を億個とで、風送り手段が作動すると芳香装置か
ら発生する香りがロッカー内の空気中に混入し、ロッカ
ー内の他の臭気をマスキングする。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明のロッカーの1実施例を示す斜視図、第
2図は同上要部である芳香装置の斜視図で、図中1はロ
ッカー本体、2は該ロッカー本体の前面に形成した衣服
などの出入用の開口、3は該開口を閉塞する扉を示し、
本体1内の適宜箇所、例えば上部に風送り手段であるフ
ァン7と芳香装置である香料容器4とを配設する。
香料容器4は第2図に示すように一例として不使用時に
は密閉容器となるようアルミ箔などで作った蓋4aで容
器本体4bの上面開口4cを覆い、内部に液体香料5を
収納したもので、前記蓋4aには適宜複数の破線6を平
行に形成しておき、この破線6の個所まで蓋4aを容器
本体4bに対しめくることで上面開口4cを開放する。
また、液体香料5は、香りの種類により人体に及ぼす心
理的、生理的効果が異なることから、例えばシトラス
(拑橘系の香り)、フローラル(花の香り)ウッデイ
(木の香り)など異なる種類のものを用意する。
そして、香料容器4をファン7の風下側で開口2寄りの
空気流通路に位置させ、扉3の開閉に連動して扉開でオ
ンし、扉閉でオフする常開の扉スイッチ8をロッカー本
体1に設ける。
また、扉3を長時間開いている場合、途中でファン7の
作動を停止させるためのスイッチとしてタイマースイッ
チ9及び手動停止スイッチ10を設ける。これらタイマー
スイッチ9、手動停止スイッチ10は常閉スイッチで扉3
が閉じることに連動してリセットされるものに構成して
おく。
第3図はファン7制御の回路図を示し、電源11に対し、
ファン7、扉スイッチ8、タイマースイッチ9及び手動
停止スイッチ10を直列に接続した。
次に使用法及び動作について説明する。
ロッカー内の空間の大きさや希望の濃度に合わせて香料
容器4の蓋4aを適宜個所の破線6位置までやぶり、あ
るいはめくって容器本体4b上部の上面開口4cを開放
し、かかる香料容器4をファン7の風下側でロッカー本
体1の開口2寄りに位置させてロッカー本体1内に置い
ておく。
扉3が閉じている状態では、扉スイッチ8がオフの状態
にあり、ファン7には通電されずファン7は停止してい
る。
いま、ロッカー本体1内に衣服などを出入れするため、
扉8を開くと、これに連動して扉スイッチ8がオンし、
この時、他のタイマースイッチ9、手動停止スイッチ10
は閉じているのでファン7に通電されてこれが回転す
る。
その結果、ファン7から吹出される空気が香料容器4の
個所を通過するとき、該香料容器4から蒸発している香
料の香りが吹出し空気中に取込まれ、香りを含んだ空気
となってロッカー本体1内から外部へと吹出される。
これにより、ロッカー内にこもっていた衣服などに付着
している他の臭いがマスキングされ、使用者が扉3を開
いた時、香料容器4からの香料の香りを感じる。
かかる香りを含んだ空気の吹出しは扉3を開いている間
継続して行われ、衣服などの出入れが終って扉3を閉じ
るとこれに連動して扉スイッチ4がオフすることで、フ
ァン7が停止し、香りを含んだ空気の吹出しが停止す
る。
ところで、扉3を開いている時間が長く、途中でファン
7を停止させたいときは、手動停止スイッチ10を押して
ファン7への通電を直ちに停止するか、あるいはタイマ
ースイッチ9を押して例えば5分後にファン7への通電
を断つようにする。
この場合、タイマースイッチ9、手動停止スイッチ10と
もに、扉3を閉じることでこれに連動して自動的にリセ
ットされ閉状態となる。
なおタイマースイッチ9、手動停止スイッチ10のリセッ
ト手段は前記のごとく扉3を閉じることに連動させる機
械的なものの他に、リセットスイッチを別途設けて電気
的に行うこともできる。
また、前記実施例では1個当たりのロッカーを対象にし
て説明したが、これに限定されるものではなく、他の実
施例として第4図に示すように、例えば業務用ロッカー
などのように多数個のロッカー本体1が連なるものにつ
いては、上部にダクト12を設けて通風路を形成し、この
ダクト12内にファン7と香料容器4とを配設してもよ
い。
この場合は、ダクト12端に空気取入口12aを形成するこ
とが望ましく、また、多数あるロッカー本体1のいずれ
かの扉3が開けばファン7が作動するよう構成してお
く。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のロッカーは、扉を開いたとき
に香りを含んだ空気がロッカー内から吹出すので、内部
にこもっている他の臭気がマスキングされ、使用者は臭
気による不快感を覚えることがなく、また、香りが不要
な場合には適宜芳香を停止できるのみで好みに合わせて
快適に芳香を感じることができるので、匂環境の向上を
図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロッカーの第1実施例を示す斜視図、
第2図は要部である香料容器の斜視図、第3図はファン
の制御回路図、第4図は第2実施例を示す説明図であ
る。 1……ロッカー本体、2……開口 3……扉、4……香料容器 4a……蓋、4b……容器本体 4c……上面開口、5……液体香料 6……破線、7……ファン 8……扉スイッチ、9……タイマースイッチ 10……手動停止スイッチ 11……電源、12……ダクト 12a……空気取入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷田 正弘 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内 (72)発明者 川添 泰晴 東京都中央区銀座7丁目5番5号 株式会 社資生堂内 (72)発明者 福田 由紀子 東京都中央区銀座7丁目5番5号 株式会 社資生堂内 (56)参考文献 実開 昭59−28340(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッカー扉の開動作で始動し、閉動作で停
    止する扉スイッチで制御する風送り手段を設け、扉を長
    時間開いている場合に途中で作動を停止するタイマース
    イッチ及び手動停止スイッチを設け、前記風送り手段の
    扉スイッチとタイマースイッチと手動停止スイッチとを
    電源と風送り手段との間に直列的に配設し、一方、該風
    送り手段が形成する空気流路中に芳香装置を配設したこ
    とを特徴とするロッカー。
JP2138683A 1990-05-29 1990-05-29 ロッカー Expired - Lifetime JPH0636771B2 (ja)

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JP2138683A JPH0636771B2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 ロッカー

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JP2138683A JPH0636771B2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 ロッカー

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JPH0430809A JPH0430809A (ja) 1992-02-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102885484A (zh) * 2012-10-23 2013-01-23 无锡商业职业技术学院 一种香氛衣橱
CN113331588B (zh) * 2021-04-27 2022-08-23 惠州金海涛家具有限公司 一种家用衣柜的挂衣提升机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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