JP7466222B2 - 箱や入れ物の外側に様々な薬剤の効果が拡散した空気を常時少量ずつ出して周りの環境に影響を与えながら、箱や入れ物の中でその空気を溜めこみ、手動または自動でその溜まっている空気を外側に放出することができる器具。 - Google Patents

箱や入れ物の外側に様々な薬剤の効果が拡散した空気を常時少量ずつ出して周りの環境に影響を与えながら、箱や入れ物の中でその空気を溜めこみ、手動または自動でその溜まっている空気を外側に放出することができる器具。 Download PDF

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Description

本願発明の器具(1)は、熱による対流(8)を利用して薬剤(6)と薬剤(6)を効かせる対象となる空気や物質を1箇所に集め、効率的に薬剤(6)の効果を発揮する器具(1)である。1箇所に集めるため、ゴミ箱(15)、使用後のオムツ入れ、ペットのトイレ(14)等の臭気を発するものに使用すれば継続的、局所的に効果が発揮される。
現在では消臭、芳香、除菌、抗菌等の様々な薬剤(6)が使用されている。その形態としても、置いておくだけのもの、ヒーターで空気中に効果を拡散するもの、燃やしてその煙が効果を発揮するもの等、様々な形態で使用されている。
特開昭62-186862
現在では消臭、芳香、除菌、抗菌等の様々な薬剤(6)が使用されている。その形態としては、置いておくだけのもの、ヒーターで空気中に効果を拡散するもの、燃やしてその煙が効果を発揮するもの等様々な形態で使用されている。置くだけのタイプのものもあるが、これらのほとんどは閉鎖的な空間で使用しない限り薬剤(6)が空気中に拡散してしまうため、継続的、局所的な効果が得られ難いものである。また、玄関でドアを開けたときや、ごみ箱を開いたときなど、一時的に薬剤(6)の効果を高めたい場合に対応できない。特 許文献1は照明に使用する電球によって熱せられた空気による対流(8)で引き寄せられた空気に薬剤(6)の効果を発揮するものである。ほとんど空気の流れのない部屋ならば、この装置により発生した対流(8)は利用できたと考えるが、窓を開けて風が入ってきた場合やクーラー、扇風機、ファンなどの影響を受け易くそれらのものを使用していた場合、ほとんど効果がなくなる。また、電球自身の熱によって薬剤(6)が劣化してしまうので使う薬剤(6)が限られる。部屋全体に薬剤(6)の効果が発揮される事を考慮しているため、ピンポイントでの使用には適していない。また、効果発生まで時間がかかるため、使用している人にとっては効果を実感し難い。といった課題がある。
本願発明の器具(1)は、熱による対流(8)を利用して薬剤(6)と薬剤(6)を効かせる対象となる空気や物質を1箇所に集め、効率的に薬剤(6)の効果を発揮する器具(1)である。1箇所に集めるため、ゴミ箱(15)、使用後のオムツ入れ、ペットのトイレ(14)等の臭気を発するものに使用すれば継続的、局所的に効果が発揮される。また、薬剤(6)と薬剤(6)を効かせる対象となる空気や物質を1箇所に集める関係で、薬剤(6)を効かせる場所を仕切っているのでクーラー、扇風機、ファンなどの影響を受けることが少なく、効果発生までそれほど時間はかからない。また、この器具(1)には扉(16)が付いており、これを開けると1箇所に集まった薬剤(6)が外側に放出されるので、薬剤(6)の効果を出したいときに任意のタイミングで出すことができる。課題は解決される。
本願発明の器具 本願発明の器具に使える色々な熱源 熱源と薬剤が一緒になっているものの例 本願発明の器具への色々な薬剤の装着の仕方 熱源と薬剤が一緒になっているものにさらに同種や異種の薬剤を加える例 本願発明の器具を扉付きの薬剤の拡散調整装置として使用した例 本願発明の器具を薬剤の拡散調整装置として使用した例 本願発明の器具にペットのトイレを入れて使用した例 本願発明の器具にペットのトイレを入れて使用し、ドアとなる扉が付いた例 本願発明の器具自体をペットのトイレに使用した例 本願発明の器具にゴミ箱を入れて使用した例 本願発明の器具をクローゼットとして使用した例 本願発明の器具を靴の臭いとりや殺菌装置として使用した例 本願発明の器具に可変式の溜め部分と熱源を使用した例 本願発明の器具に放熱板を使用した例
本願発明の器具(1)は、内部上方に温かい空気を溜められる溜め部分(2)と空気出し口(3)と空気取り入れ口(4)がある箱や入れ物(7)と、熱源(5)および薬剤(6)(芳香、消臭、除菌、抗菌等の作用を持つ)からなる。
図1のように、箱や入れ物(7)に熱源(5)があり、その周りの空気を熱して上昇させ対流(8)を発生させる。上昇した空気は下方以外閉じられた空間である溜め部分(2)に溜まる。薬剤(6)はこの溜め部分(2)において十分な空気に触れさせて効果を発揮させる。溜め部分(2)から溢れた空気は外に出るが、溜め部分(2)にて十分に薬剤(6)の効果が発揮された後の空気が空気出し口(3)より出る。空気が出た分は空気取り入れ口(4)より外側から自然に取り入れられる。溜め部分(2)にて集まり、溢れずに冷えた空気はそのまま下に落ちる。その空気には薬剤(6)が含まれるため、その箱や入れ物(7)の中は薬剤(6)を薄く塗布するのと似た状況になる。この図1の右下の図は、溜め部分(2)につき、点線でわかりやすく示している。
空気出し口(3)と空気取り入れ口(4)は箱や入れ物(7)の外から空気を取り入れたり出したりする口である。図7のように1つになっていても良いし、図6のように明確に分けられていても良い。箱や入れ物(7)の中に対流(8)が起こるように、空気の出し入れができればどのようなものでも良い。
通常、薬剤(6)を部屋の中にただ置いておくだけでは、その効果は部屋の中に分散し続ける。小さな部屋ならば良いが、大きな部屋や他と繋がった部屋ではその薬剤(6)の効果が実感し難いし、換気扇や空気清浄機、エアコン等の風の影響を受けて流れやすい。しかしながら、本願発明の器具(1)は対流(8)を利用し、溜め部分(2)に薬剤(6)の効果を封じ込めるので、局所的に薬剤(6)の効果を利用したい場合に有用である。
熱源(5)は図2の一番上の図のようなヒーター(9)が代表的である。しかしながら熱を発するものであれば何でも良い。真ん中の図のように箱や入れ物(7)の背中側を日光(10)に当てたり、下の図のように冷蔵庫等の熱を周りに発する機器(11)の近くに置いたりすると熱源(5)の代わりになる。箱や入れ物(7)の中に対流(8)が発生すれば良いので、このように箱や入れ物(7)の外部の熱源(5)も利用することができる。
また、図3のように自身のヒーターにより薬剤(6)を蒸発させ、空気中に広げるタイプの加熱式の薬剤散布器具(12)や、お香や線香(13)のような自身で燃えて薬剤(6)を出すタイプのものは、熱源(5)と薬剤(6)が同一といえる。その場合、薬剤(6)が長く空気に触れるため効果が高くなる。このような熱源(5)と薬剤(6)が同一のタイプのものは、当然箱や入れ物(7)の内部に置いて使用できるが、外部に置く場合は図10のように温まった空気を箱や入れ物(7)の内部に誘導することが必要となる。
図4のように溜め部分(2)は熱源(5)により温められた空気がそこに1杯になるまで溜まる部分である。この部分に薬剤(6)を装着したのが上の図である。対流(8)により空気が上昇する道筋に薬剤(6)を装着したのが真ん中の図である。道筋にさらすことで溜まっている空気に薬剤(6)の効果があらわれる。両方に薬剤(6)を装着したものが下の図である。効果を強くするために同じ種類や効果の薬剤(6)を置いても良いし、違う種類や効果の薬剤(6)を置いても良い。薬剤(6)が臭気消しならば、溜まった空気の臭気に反応して臭気を消す。抗菌や除菌ならば、溜まった空気の菌に働きかける。芳香ならば、その香りを空気に移す等である。
図5のように熱源(5)と薬剤(6)が同一のものについては、対流(8)して上昇する空気にすでに薬剤(6)が含まれている。しかしながら、効果を強くするために同じ種類や効果の薬剤(6)を置いても良いし、違う種類や効果の薬剤(6)を置いても良い。ここに溜まった空気は、冷えて下に落ちたり、空気出し口(3)から少しずつ溢れ出て、本願発明の器具(1)の周りの空間に少しずつ薬剤(6)の影響を与えることができる。
図6は器具(1)を薬剤(6)の拡散調整装置として利用したものである。熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)が設置されており、溜め部分(2)に可動式の扉(16)を設けることにより、扉(16)を開けた時に、溜められた空気が外に放出され、使う人に薬剤(6)の効果を与えることができるものである。通常時は空気出し口(3)から漏れ出る薬剤(6)が少しずつ部屋や玄関等の空間に対して働きかけている。つまり常時少しずつ効果を発揮する。扉(16)を開けることによって溜め部分(2)に溜まった薬剤(6)と空気を一気に放出でき、その効果を瞬時に大きくすることができる。この図6の器具に例として虫除けの薬剤(6)を入れるとする。玄関に置いて帰宅時や外出時に扉(16)を開けるようにすると、薬剤(6)の効果が瞬時に拡散され、虫除けの効果でドアから虫が入って来難くなる。この図6の器具に芳香剤の薬剤(6)を入れ、トイレに置き、使用した際に扉(16)を開けるようにすると、薬剤(6)の効果が瞬時に拡散され、爽やかな香りが広がる。といった使い方ができる。図6では効果を強くするために同じ種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良いし、違う種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良い。図6では熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)を使用したが、もちろん熱源(5)は別のものを使用してもよく、薬剤(6)も溜め部分(2)だけでなく、空気が対流し、溜め部分(2)に向かって上昇する途中や器具(1)内のその他の部分においても良い。
この器具(1)は溜め部分(2)に温かくなった薬剤(6)の効果が混ざっている空気を溜めていく。溜め部分(2)に温かくなった空気が一杯になると、空気出し口(3)から空気が溢れていく。溢れた分は外に漏れて少しずつ器具(1)の外側に薬剤(6)の効果を発揮させる。扉(16)が開けられると温まっている空気は上昇しようとして内側から外側に出る。溜め部分(2)に溜められていた薬剤(6)の効果入りの空気が外側に溢れる。それにより、器具(1)の外側に一時的に大きく薬剤(6)の効果を発揮できる。これを例えば家庭の玄関に置き、薬剤(6)として芳香剤の一種であるアロマを使用してみる。玄関はこの器具(1)の空気出し口(3)から溢れたアロマが少しずつ玄関に効果を及ぼしている。玄関に人が来て器具(1)の扉(16)を開けると、前述した通りに器具(1)の外側に出る空気が発生する。溜め部分(2)に溜められていたアロマが外側に溢れる。一時的に効果が高くなるのである。人は嫌な臭いを嗅ぎたくないからアロマを焚くのであり、人が来た時に効果を高くするのは理にかなっている。また、人が来たりドアが開いたりして玄関に漂うアロマの香りが少し外に動いてしまうので、それを補填することもできる。
図7は図6のものに、空気出し口(3)、空気取り入れ口(4)を1つにして大きく入り口を開け、扉(16)を無くしたものである。熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)が設置されており、箱の中の空気を熱して上昇させると同時に薬剤(6)を空気中に散らす。上昇した空気は溜め部分(2)に溜まる。この溜め部分(2)において薬剤(6)入りの空気は溜まっている間、薬剤(6)の効果を発揮する。この例では、空気取り入れ口(4)と空気出し口(3)が1つになって、空間があいている。溜め部分(2)から溢れた空気はこの空間より外に出るが、溜め部分(2)にて十分に薬剤(6)の効果が発揮された後の空気が出る。つまり常時少しずつ効果を発揮する。出た分の空気は同じ空間より自然に取り入れられる。この器具(1)は玄関など、人が入ってこなければその空間の空気の動きがないところで使用すると効果が高い。人が近づいたりこの器具(1)の前を通ったりすると空気の流れが発生し、空気の流れがこの器具(1)の空気出し口(3)、空気取り入れ口(4)の空間から溜め部分(2)に溜まった薬剤(6)と空気が一気に放出されるため、その効果を瞬時に大きくすることができる。しかも自動的にできる。また、効果が足りなければ、空気出し口(3)、空気取り入れ口(4)の空間に手を少し入れてあおいだりすると、さらに溜め部分(2)に溜まった薬剤(6)と空気を一気に放出させることができる。また、トイレなどの空間でも効果を発揮する。これを例えば一軒家のトイレに置いておく。人がトイレに入って動くと空気の流れが発生するので、空気の流れがこの器具(1)の空気出し口(3)、空気取り入れ口(4)の空間から溜め部分(2)に溜まった薬剤(6)と空気が一気に放出されるため、その効果を瞬時に大きくすることができる。しかも自動的にできる。図7では効果を強くするために同じ種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良いし、違う種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良い。図7では熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)を使用したが、もちろん熱源(5)は別のものを使用してもよく、薬剤(6)も溜め部分(2)だけでなく、空気が対流し、溜め部分(2)に向かって上昇する途中や器具(1)内のその他の部分においても良い。
この器具(1)は器具(1)の外側に空気の動きがなければ、溜め部分(2)に温かくなった薬剤(6)の効果が混ざっている空気を溜めていく。溜め部分(2)に温かくなった空気が一杯になると、そこから空気が溢れていく。溢れた分は外に漏れて少しずつ器具(1)の外側に薬剤(6)の効果を発揮させる。器具(1)の外側で空気の流れが発生すると、大きく開いている空気取り入れ口(4)と空気出し口(3)から器具(1)の内側に入る空気、外側に出る空気が発生する。外側に出る空気に引っ張られて溜め部分(2)に溜められていた薬剤(6)の効果入りの空気が外側に溢れる。それにより、器具(1)の外側に一時的に大きく薬剤(6)の効果を発揮できる。これを例えば家庭の玄関に置き、薬剤(6)として芳香剤の一種であるアロマを使用してみる。玄関はドアが閉まっており、人が通らない限り空気の流れがないものと考える。ドアが開いておらず人が来なければこの器具(1)は溜め部分(2)から溢れたアロマが少しずつ玄関に効果を及ぼしている。一度玄関に人が来たり、ドアが開いたりして器具(1)の周りに空気の流れが発生すると、前述した通りに器具(1)の内側に入る空気、外側に出る空気が発生する。外側に出る空気に引っ張られて溜め部分(2)に溜められていたアロマが外側に溢れる。一時的に効果が高くなるのである。人は嫌な臭いを嗅ぎたくないからアロマを焚くのであり、人が来た時に効果を高くするのは理にかなっている。また、人が来たりドアが開いたりして玄関に漂うアロマの香りが少し外に動いてしまうので、それを補填することもできる。しかも、この例であれば自動的にでき、非常に便利である。アロマの効果がまだ弱いと感じるときは、大きく開いている空気取り入れ口(4)と空気出し口(3)に手を入れて扇ぐと溜め部分(2)からより多くのアロマを引き出すことができる。
図8は本願発明の器具(1)の箱(7)にペットのトイレ(14)を入れたものである。トイレ(14)は全体が箱(7)の中に入って置かれている。加熱式の薬剤散布器具(12)が入っており、これにより中の空気が対流(8)する。上方には溜め部分(2)がある。空気取り入れ口(4)と空気の出し口(3)はペットの出入り口と兼用である。
図8には熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)が設置されており、箱の中の空気を熱して上昇させると同時に薬剤(6)を空気中に散らす。上昇した空気は溜め部分(2)に溜まる。この溜め部分(2)において薬剤(6)入りの空気は溜まっている間、薬剤(6)の効果を発揮する。この例では、空気取り入れ口(4)と空気出し口(3)が1つになって、ペットの出入り口も兼ねている。溜め部分(2)から溢れた空気はペットの出入り口より外に出るが、溜め部分(2)にて十分に薬剤(6)の効果が発揮された後の空気が出る。つまり常時少しずつ効果を発揮する。出た分の空気はペット出入り口より自然に取り入れられる。溜め部分(2)にて集まり溢れずに冷えた空気はそのまま内部で下に落ちる。その空気には薬剤(6)が含まれるため、中にあるペットトイレ(14)に対して薬剤(6)を薄く塗布するのと似た状況になる。したがって、薬剤(6)の効果がトイレ(14)自体にも発揮される。また、中にペットが入った際に溜め部分(2)に溜められた薬剤(6)効果のある空気が自動的に外に押し出されるので、ペットの排泄時に瞬時にしかも自動的に効果を発揮することができる。また、効果を強くするために同じ種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良いし、違う種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良い。図8では熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)を使用したが、もちろん熱源(5)は別のものを使用してもよく、薬剤(6)も溜め部分(2)やその他の場所に置いても良い。
この器具(1)は器具(1)の外側に空気の動きがなければ、溜め部分(2)に温かくなった薬剤(6)の効果が混ざっている空気を溜めていく。溜め部分(2)に温かくなった空気が一杯になると、そこから空気が溢れていく。溢れた分は外に漏れて少しずつ器具(1)の外側に薬剤(6)の効果を発揮させる。器具(1)の外側や内側で空気の流れが発生すると、大きく開いており、ペットの出入り口もかねている空気取り入れ口(4)と空気出し口(3)から器具(1)の内側に入る空気、外側に出る空気が発生する。外側に出る空気に引っ張られて溜め部分(2)に溜められていた薬剤(6)の効果入りの空気が外側に溢れる。それにより、器具(1)の外側に一時的に大きく薬剤(6)の効果を発揮できる。この例ではペット用のトイレとして使用している。薬剤(6)として消臭剤を使用してみる。このペット用のトイレはペットが入ってこない限り器具(1)の周りに大きな空気の流れがないものと考える。この器具(1)は溜め部分(2)から溢れた消臭剤が少しずつ周りに効果を及ぼしている。ペットがトイレを使いに来て器具(1)の外側、内側に空気の流れが発生すると、前述した通りに器具(1)の内側に入る空気、外側に出る空気が発生する。外側に出る空気に引っ張られて溜め部分(2)に溜められていた消臭剤が外側に溢れる。一時的に効果が高くなるのである。人は嫌な臭いを嗅ぎたくないから消臭剤を使うのであり、ペットがトイレを使うときに効果を高くするのは理にかなっている。しかも、この例であれば自動的にでき、非常に便利である。
図9は本願発明の器具(1)の箱(7)にペットのトイレ(14)を入れたものである。トイレ(14)は全体が箱(7)の中に入って置かれている。加熱式の薬剤散布器具(12)が入っており、これにより中の空気が対流(8)する。上方には溜め部分(2)がある。空気取り入れ口(4)と空気の出し口(3)があり、ペットの出入り口は可動式の扉(16)が付いている。
図9には熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)が設置されており、箱の中の空気を熱して上昇させると同時に薬剤(6)を空気中に散らす。上昇した空気は溜め部分(2)に溜まる。この溜め部分(2)において薬剤(6)入りの空気は溜まっている間、薬剤(6)の効果を発揮する。この例では、先ほどの例とは違って空気取り入れ口(4)と空気出し口(3)が別々である。ペットの出入り口にはドアのような可動式の扉(16)がある。溜め部分(2)から溢れた空気は空気出し口(3)より少しずつ外に出るが、溜め部分(2)にて十分に薬剤(6)の効果が発揮された後の空気が出る。つまり常時少しずつ効果を発揮する。出た分の空気は空気取り入れ口(4)より自然に取り入れられる。溜め部分(2)にて集まり溢れずに冷えた空気はそのまま内部で下に落ちる。その空気には薬剤(6)が含まれるため、中にあるペットトイレ(14)に対して薬剤(6)を薄く塗布するのと似た状況になる。したがって、薬剤(6)の効果がトイレ(14)自体にも発揮される。また、図9の一番右の図のように扉(16)を押して中にペットが入った際に、溜め部分(2)に溜められた薬剤(6)効果のある空気が自動的に外に押し出されるので、ペットの排泄時に瞬時にしかも自動的に効果を発揮することができる。また、効果を強くするために同じ種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良いし、違う種類や効果の薬剤(6)を溜め部分(2)やその他の場所に置いても良い。図9では熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)を使用したが、もちろん熱源(5)は別のものを使用してもよく、薬剤(6)も溜め部分(2)やその他の場所に置いても良い。
この器具(1)は器具(1)の外側に空気の動きがなければ、溜め部分(2)に温かくなった薬剤(6)の効果が混ざっている空気を溜めていく。溜め部分(2)に温かくなった空気が一杯になると、空気出し口(3)から空気が溢れていく。溢れた分は外に漏れて少しずつ器具(1)の外側に薬剤(6)の効果を発揮させる。ペットが器具(1)の中に入ろうとして、扉(16)を押しあけると、空気が押されて外側に出る。外側に出る空気に引っ張られて溜め部分(2)に溜められていた薬剤(6)の効果入りの空気が外側に溢れる。それにより、器具(1)の外側に一時的に大きく薬剤(6)の効果を発揮できる。この例ではペット用のトイレとして使用している。薬剤(6)として消臭剤を使用してみる。この器具(1)は空気出し口(3)から溢れた消臭剤が少しずつ周りに効果を及ぼしている。ペットがトイレを使いに来て、扉(16)を内側に押し、器具(1)内側の空気が押されると、前述した通りに器具(1)の外側に出る空気が発生する。外側に出る空気に引っ張られて溜め部分(2)に溜められていた消臭剤が外側に溢れる。一時的に効果が高くなるのである。人は嫌な臭いを嗅ぎたくないから消臭剤を使うのであり、ペットがトイレを使うときに効果を高くするのは理にかなっている。しかも、自動的にできるので、非常に便利である。
図8、図9のようなトイレをカバーしたペット用トイレ(14)は、その臭いがトイレ(14)自体に吸着する問題があった。現在市販されているほとんどのペット用トイレ(14)がプラスチック等の合成樹脂で作成されているからである。消臭成分を含んだ薬剤(6)が例のようにトイレ(14)内で停滞され、長時間さらされるならば、薬剤(6)の効果でそのような問題が起こり難くなる。
本願発明の器具(1)の箱(7)をそのままペットのトイレ(14)にすることもできる。図10は本願発明の器具(1)である入れ物や箱(7)の底をトイレ(14)としたものである。ここに動物用のペットシートや砂等を直接入れる。また、加熱式の薬剤散布器具(12)が器具(1)の横におけるようになっており、その上の空気取り入れ口(4)から空気とともに薬剤(6)が熱で上昇していき、箱(7)の中で対流が発生するようになっている。
図11は本願発明の器具(1)の箱(7)にゴミ箱(15)を入れて使用したものである。ゴミ箱(15)は全体が本願発明の箱の中に入って置かれている。箱(7)の中に加熱式の薬剤散布器具(12)が置かれており、これにより中の空気が対流(8)する。上方には可動式の扉(16)がついた溜め部分(2)がある。空気取り入れ口(4)と空気の出し口(3)がついている。
図11の箱(7)に熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)が設置されており、箱の中の空気を熱して上昇させると同時に薬剤(6)を空気中に散らす。上昇した空気は溜め部分(2)に溜まる。この溜め部分(2)において薬剤(6)入りの空気は薬剤(6)の効果を発揮する。溜め部分(2)から溢れた空気は空気出し口(3)より少しずつ外に出るが、溜め部分(2)にて十分に薬剤(6)の効果が発揮された後の空気が出る。出た分の空気は下方の空気取り入れ口(4)より自然に取り入れられる。溜め部分(2)にて集まり溢れずに冷えた空気はそのまま下に落ちる。その空気には薬剤(6)が含まれるため、中にあるゴミ箱(15)の中身に対して薬剤(6)を薄く塗布するのと似た状況になる。
図11の箱(7)の溜め部分(2)には扉(16)がついている。扉(16)を開けるたびに溜め部分(2)に溜まっていた温かい空気と薬剤(6)が放出される。これにより、扉(16)を開けた際の臭気を無くしている。
ゴミ箱(15)は、ゴミの臭いがゴミ箱(15)自体に吸着する問題があった。現在市販されているほとんどのゴミ箱(15)がプラスチック等の合成樹脂で作成されているからである。本願発明にて消臭成分を含んだ薬剤(6)が例のようにゴミ箱(15)で使用される前提ならば、消臭成分を含んだ薬剤(6)が例のようにトイレ(14)内で停滞され、長時間さらされるので薬剤(6)の効果でそのような問題が起こり難くなる。
この器具(1)である箱(7)は溜め部分(2)に温かくなった薬剤(6)の効果が混ざっている空気を溜めていく。溜め部分(2)に温かくなった空気が一杯になると、空気出し口(3)から空気が溢れていく。溢れた分は外に漏れて少しずつ箱(7)の外側に薬剤(6)の効果を発揮させる。扉(16)が開けられると温まっている空気は上昇しようとして内側から外側に出る。溜め部分(2)に溜められていた薬剤(6)の効果入りの空気が外側に溢れる。それにより、箱(7)の外側に一時的に大きく薬剤(6)の効果を発揮できる。この例のように箱(7)に家庭のゴミ箱(15)を入れ、薬剤(6)として芳香剤の一種であるアロマを使用してみる。この箱(7)の空気出し口(3)から溢れたアロマが少しずつ周りに効果を及ぼしている。したがって、この箱(7)の周りではゴミの臭いが打ち消される。ゴミを捨てようと人が来て箱(7)の扉(16)を開けると、前述した通りに箱(7)の外側に出る空気が発生する。溜め部分(2)に溜められていたアロマが外側に溢れる。一時的に効果が高くなるのである。人は嫌な臭いを嗅ぎたくないからアロマを焚くのであり、人はゴミ箱(15)を開ける時にゴミの臭いを嗅ぎたくないので、このときに効果を高くするのは理にかなっている。
図11は本願発明の器具(1)にゴミ箱を入れるため、扉(16)が付いたタイプであったが、図7や図8のように扉(16)が付いておらず、外側に大きく空間が開いているタイプで作成しても良い。この場合は図7や図8と同様に器具(1)の周りに空気の動きがあれば、自動的に溜め部分(2)に溜まっていた薬剤(6)効果のある空気が器具の外側に放出される。
図12は本願発明の器具(1)を洋服(18)等を保管するクローゼット(17)として使用したものである。クローゼット(17)自体が本願発明となっている。ヒーター(9)が内部に置かれており、これにより中の空気が対流(8)する。上方には溜め部分(2)がある。溜め部分(2)には薬剤(6)が置かれている。そして空気取り入れ口(4)と空気の出し口(3)がついている。
図12の箱に熱源(5)としてヒーター(9)が内部に置かれており、箱の中の空気を熱して上昇させる対流(8)を発生させる。上昇した空気は溜め部分(2)に溜まる。溜め部分(2)はこの例では図12の点線までであり、広く取られている。この溜め部分(2)には薬剤(6)が設置されているので、薬剤(6)は溜まった空気に対して効果を発揮する。溜め部分(2)から溢れた空気は空気出し口(3)より外に出るが、溜め部分(2)にて十分に薬剤(6)の効果が発揮された後の空気が出る。出た分の空気は下方の空気取り入れ口(4)より自然に取り入れられる。溜め部分(2)にて集まり溢れずに冷えた空気はそのまま下に落ちる。その空気には薬剤(6)が含まれるため、中にかけてある服(18)や靴(19)に対して薬剤(6)を薄く塗布するのと似た状況になる。また、クローゼット(17)を開けた際、中の空気が動いて溜められた薬剤(6)効果のある空気が外に排出される。
本願発明の仕組みであれば、対流(8)を利用しており、ファンのような可動部品がないので、クローゼット(17)の中で埃が舞い上がることがない。また、埃がファンにくっ付いて汚くなることもない。また、その他の効果として対流(8)があるので少し濡れた程度の服(18)ならば乾燥させることができる。
図12は本願発明の器具(1)をクローゼット(17)とするため、扉(16)が付いたタイプであったが、図7や図8のように扉(16)が付いておらず、外側に大きく空間が開いているタイプで作成しても良い。この場合は図7や図8と同様に器具(1)の周りに空気の動きがあれば、自動的に溜め部分(2)に溜まっていた薬剤(6)効果のある空気が器具の外側に放出される。
図13は本願発明を靴(19)の臭いとりや殺菌装置として使用したものである。加熱式の薬剤散布器具(12)がくっ付いており、これにより中の空気が対流(8)する。上方には溜め部分(2)がある。そして空気取り入れ口(4)と空気の出し口(3)がついている。
図13の箱(7)に熱源(5)と薬剤(6)が同一となった加熱式の薬剤散布器具(12)が設置されており、箱(7)の中の空気を熱して上昇させると同時に薬剤(6)を空気中に散らす。上昇した空気は溜め部分(2)に溜まる。この溜め部分(2)において薬剤(6)入りの空気は薬剤(6)の効果を発揮する。図13ではこの溜め部分(2)に留め具(20)により逆さに靴(19)を置いているため薬剤(6)が靴(19)の隅々まで行き渡る。溜め部分(2)から溢れた空気は空気出し口(3)より外に出るが、溜め部分(2)にて十分に薬剤(6)の効果が発揮された後の空気が出る。出た分の空気は下方の空気取り入れ口(4)より自然に取り入れられる。溜め部分(2)にて集まり溢れずに冷えた空気はそのまま下に落ちる。そのため、下の靴(19)の中身に対して薬剤(6)を薄く塗布するのと似た状況になる。
本願発明では、薬剤(6)の効果の調整ができる。効果を上げるには、1.薬剤(6)の量を増加したり、薬剤(6)が空気に触れる面積を増やす。2.薬剤(6)が空気に十分に作用するための溜め部分(2)の広さを大きくする。3.適切な温度調整をする。という3点で調整することができる。
1.は薬剤(6)の量や拡散の効率のことである。2.の溜め部分(2)が大きいと、空気が薬剤(6)に触れている時間が長くなるため効果が上がり易くなる。ただし、3.の熱源(5)の調整が必要である。何故ならば、温度が高すぎると、溜め部分(2)で薬剤(6)が空気に効果を発揮し切る前に外に溢れてしまい、温度が低すぎると溜め部分(2)に十分な空気が溜まらなくなるためである。図14は溜め部分(2)を広くしたり、狭くしたり調整できる可動式の溜め部分(21)である。そして、熱源(5)であるヒーター(9)の温度も、コードにくっ付いているダイヤル式温度調整装置(22)により調整できるようになっている例である。このような仕組みであれば、無理なく効果を調整することができる。
それとは別に薬剤(6)の効果を上げるために対流(8)の速さを上げることもできる。例えば、図15では溜め部分(2)の1部に放熱板(23)を付けて溜め部分(2)の1部を冷え易くし、なるべく空気が下に落ちるようにして、対流を早めたものである。
本願発明の仕組みであれば、熱による対流(8)を利用しており、ファンのような可動部品がないので故障し難く、ファンによる騒音、ファンによる埃が舞い上がったり、また、埃がファンにこびりついたりということがない。しかしながら、本願発明の器具(1)の箱や入れ物(7)に補助的にファンを装着することもできる。
なお、本願発明の箱や入れ物の外側に様々な薬剤の効果が拡散した空気を常時少量ずつ出して周りの環境に影響を与えながら、箱や入れ物の中でその空気を溜めこみ、手動または自動でその溜まっている空気を外側に放出することができる器具。は上記実施例に限定されるものではなく、本願発明のク箱や入れ物の外側に様々な薬剤の効果が拡散した空気を常時少量ずつ出して周りの環境に影響を与えながら、箱や入れ物の中でその空気を溜めこみ、手動または自動でその溜まっている空気を外側に放出することができる器具。の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本願発明の箱や入れ物の外側に様々な薬剤の効果が拡散した空気を常時少量ずつ出して周りの環境に影響を与えながら、箱や入れ物の中でその空気を溜めこみ、手動または自動でその溜まっている空気を外側に放出することができる器具。の範囲から排除するものではない。
1…本願発明の器具
2…溜め部分
3…空気出し口
4…空気取り入れ口
5…熱源
6…薬剤
7…箱や入れ物
8…対流
9…ヒーター
10…日光
11…冷蔵庫等の熱を周りに発する機器
12…加熱式の薬剤散布器具
13…お香や線香
14…ペットのトイレ
15…ゴミ箱
16…可動式の扉
17…クローゼット
18…服
19…靴
20…留め具
21…可動式の溜め部分
22…ダイヤル式温度調整装置
23…放熱板

Claims (4)

  1. 箱や入れ物に温まった空気を溜める溜め部分と開け閉め可能な可動式の扉と空気取り入れ口と空気出し口があり、内部に芳香、消臭、除菌、抗菌、虫除けの効果を持つ薬剤を空気に触れると拡散するように装着しており、その箱や入れ物の中か外に熱源があり、箱や入れ物の中で対流を起こすことができる器具であり、すなわち、箱や入れ物の中や外の熱源を利用し、箱や入れ物の中に対流を起こし、箱や入れ物の外部から内部に空気を取り入れるための空気取り入れ口と箱や入れ物の内部から外部に空気を逃がすための空気出し口を持つ器具であり、箱や入れ物の上方の空間と空気取り入れ口と空気出し口を調整することにより、箱や入れ物の中に熱せられた空気が上昇して常時溜まる部分、溜め部分を設け、つまり箱や入れ物の中で対流により空気が動きつつも、それが停滞する部分を設け、そして、箱や入れ物に外部に開け閉め可能な扉を設け、箱や入れ物の内部に芳香、消臭、除菌、抗菌、虫除けの効果を持つ薬剤を空気に触れると拡散するように装着することにより、この薬剤の効果が先ほどの溜め部分に溜まった空気にも十分に蓄えられるようになり、それだけでなく薬剤の効果は空気出し口から出て箱や入れ物の外部に少しずつ発揮するが、箱や入れ物についた扉を開けることで、任意のタイミングで溜め部分に溜められた空気、温まっている空気が外部に放出することとなり、薬剤の効果を箱や入れ物の外部に大きく発揮することができる、つまり通常時は薬剤の効果を少しずつ箱や入れ物の外に及ぼしているが、薬剤の効果を大きく発揮させたいときは、任意のタイミングで発揮させることができることで、薬剤の拡散の程度を変えることができることを特徴とする器具。
  2. 請求項1の器具において薬剤と熱源を同一とした加熱式の薬剤散布器具(12)や、お香、線香、ろうそく、アロマオイル拡散装置を器具の内部に設置したり、または、外部に設置できるが、外部への設置時にはそこから出る温められた薬剤を含んだ空気が上昇することを利用して、上方からその空気を抑えつつ器具の内部に誘導するための部品が器具側面に設けられ、この誘導するための部品自体が実質的に器具内部への空気取り入れ口の役割としても機能することを特徴とする器具。
  3. 請求項1の器具において熱源の温度を調節できる機能を加えて器具の内部に設置したり、または、外部に設置できるが、外部への設置時にはそこから出る温められた薬剤を含んだ空気が上昇することを利用して、上方からその空気を抑えつつ器具の内部に誘導するための部品が器具側面に設けられ、この誘導するための部品自体が実質的に器具内部への空気取り入れ口の役割としても機能することを特徴とする器具。
  4. 請求項1の器具において薬剤と熱源を同一とした加熱式の薬剤散布器具(12)やアロマオイル拡散装置の電気を利用した機器を使用し、さらにその温度を調節できる機能を加えて器具の内部に設置したり、または、外部に設置できるが、外部への設置時にはそこから出る温められた薬剤を含んだ空気が上昇することを利用して、上方からその空気を抑えつつ器具の内部に誘導するための部品が器具側面に設けられ、この誘導するための部品自体が実質的に器具内部への空気取り入れ口の役割としても機能することを特徴とする器具。
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