JP3136195U - 芳香・防臭具 - Google Patents

Abstract

【課題】 顧客のリビング等の装飾具としての機能を併せ持った芳香具、脱臭具を提供する。
【解決手段】
非腐食処理された植物３と、芳香剤５又は脱臭具５とを一つの容器２内に収容したことを特徴とする芳香具。
【選択図】図１

Description

本考案は、芳香・防臭具に関するものである。

近年、リビング等の室内のにおいに過敏になっている人が増え、室内に、芳香剤や防臭剤を配置する人が増えている。

しかし、従来の芳香剤や防臭剤は、室内に配置されるには、形態的に人工的であって、違和感のあるものが多いため、従来から、室内に配置するに際して、自然な印象を受けて、違和感の少ない状態で使用できる芳香・防臭具が望まれていた。

そこで、本考案は、前記従来技術に鑑みてなされたもので、その目的は、リビング等の室内に、自然な印象を受けて、違和感の少ない状態で使用できるようにした芳香・防臭具を提供するにある。

請求項１に記載の考案は、非腐食処理された植物と、芳香剤又は防臭剤とを一つの容器内に収容したことを特徴とする芳香・防臭具である。

請求項２に記載の考案は、請求項１に記載の芳香・防臭具において、前記植物は花であり、前記容器は透明容器であることを特徴とするものである。

請求項１に記載の考案によれば、造花やドライフラワーのような人工的な印象を受けるものではなく、通常の植物を用いるために、家人は自然な印象を受ける環境の中で生活することができる。

請求項２に記載の考案によれば、透明な容器を通して花を観賞することができる。

図１は、本実施形態に係る芳香・防臭具１の外観を示す。

図１に示すように、容器２内には、花３と、花３を刺すことによって花３を支持するクッション材４と、芳香剤５、又は防臭剤５が配置されている。容器２は、ガラス容器のような透明な容器が用いられて、花３を観賞できるようになっている。又、花３としては、非腐食処理された生花が用いられている。花３を非腐食処理する技術としては公知の技術が用いられる。又、芳香剤５や防臭剤５は、粒状のものが容器内に点在するように設けられたり、小さな孔が多数開けられた紙等に包まれた状態で容器内に配置される。又、クッション材４としては、綿や、合成樹脂製の繊維を絡める等して形成することができる。

次に、作用について説明する。先ず、容器２内にクッション材４を配置する。次に、クッション材４に花を刺すようにして、花３を安定した姿勢でクッション材４の上に配置する。次に、芳香剤５や防臭剤５を容器２内に配置する。この状態で、リビング等の室内の適宜の位置に配置する。

前記花３は、造花やドライフラワーとは異なって、生花を非腐食処理された花であるために、室内において、家人は、生花が配置されているという印象を受けることができて、人工的な印象ではなく、自然な印象を受ける環境の中で生活することができる。

又、芳香剤５や防臭剤５の効き目が弱くなったり、効き目がなくなった場合には、芳香剤５や防臭材５を適宜交換する。

以上説明したように、本考案に係る実施形態においては、生花を非腐食処理した状態で用いることができるため、家人は、ドライフラワーや造花から受ける人工的な雰囲気の中ではなく、生花から受ける自然な雰囲気の中で生活することができる。

以上の説明では、生花を用いた場合について説明したが、花３をつけない植物を用いることも可能である。

本考案の実施形態を示す外観図である。

符号の説明

１ 芳香・防臭具
２ 容器
３ 花
４ クッション材
５ 芳香剤・防臭剤

Claims (2)

1. 非腐食処理された植物と、芳香剤又は防臭剤とを一つの容器内に収容したことを特徴とする芳香・防臭具。
2. 前記植物は、非腐食処理された花であり、前記容器は透明容器であることを特徴とする請求項１に記載の芳香・防臭具。

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