JP3112338U - 首巻帯 - Google Patents

首巻帯 Download PDF

Info

Publication number
JP3112338U
JP3112338U JP2005002927U JP2005002927U JP3112338U JP 3112338 U JP3112338 U JP 3112338U JP 2005002927 U JP2005002927 U JP 2005002927U JP 2005002927 U JP2005002927 U JP 2005002927U JP 3112338 U JP3112338 U JP 3112338U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neckband
neck
pocket
fragrance
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005002927U
Other languages
English (en)
Inventor
俊 北原
Original Assignee
東京靴下株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京靴下株式会社 filed Critical 東京靴下株式会社
Priority to JP2005002927U priority Critical patent/JP3112338U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3112338U publication Critical patent/JP3112338U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【課題】首のまわりにおける保温効果や装飾効果等を確保することに加え、天然の花や草木を利用した量的には僅かな香料等であっても十分なヒーリング効果を得れるようにして、相乗効果による各種首巻帯における付加価値及び多様性(多機能性)を高める。また、容易かつ低コストに実施できるようにする。
【解決手段】首Nのまわりに巻いて使用する首巻帯1を構成するに際して、首巻帯本体2における所定の位置Xsに、通気性を確保したポケット3を設け、このポケット3に、香りを放つ芳香物4を収容可能にする。
【選択図】図4

Description

本考案は、首のまわりに巻いて使用する首巻帯に関する。
従来、首のまわりに巻いて使用する首巻帯としては、冬季等の寒い季節に首のまわりに巻いて防寒を図るマフラーが知られている。
また、このようなマフラーの機能性をより高める観点から改良したマフラーも、例えば、特開2002−146612号公報で知られている。同公報で開示されるマフラーは、マフラーの布体における首が当たるところにポケットを設けるとともに、このポケットに使い捨てカイロを入れ、首を集中的に温めることができるようにしたものである。
特開2002−146612号
しかし、上述した従来のマフラーは、防寒性を高めるという観点からはそれ相応の効果を発揮するも単に防寒対策の延長線上に過ぎず、これ以上の他の付加価値を生じさせるものではない。したがって、マフラーの多様性(多機能性)を高める観点からは十分とは言えない。
一方、花や草木の香りは、気持ちを落ち着かせるなどのヒーリング効果のあることが知られている。しかし、天然の花や草木の場合、近くまで寄らないと十分な香りを得れないなど、日常空間に取り入れることが容易でないとともに、他方において、花の香りを放つ商品も各種市販されているが、この種の商品は、室内の消臭等を兼ねることから人工的な芳香剤を使用することも多く、ヒーリング効果の観点からは十分とは言えない。
本考案は、このような背景技術に存在する課題を解決した首巻帯の提供を目的とするものである。
本考案は、上述した課題を解決するため、首Nのまわりに巻いて使用する首巻帯1を構成するに際して、首巻帯本体2における所定の位置Xsに、通気性を確保したポケット3を設け、このポケット3に、香りを放つ芳香物4を収容可能にしたことを特徴とする。
この場合、考案の好適な態様により、芳香物4は、通気性のある袋Sにハーブを入れた香袋4sを用いることができる。また、首巻帯本体2の長手方向における一側2aと他側2bには、互いに着脱可能な着脱部5と被着脱部6をそれぞれ設けることができる。
このような構成を有する本考案に係る首巻帯1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 首巻帯本体2における所定の位置Xsに設けたポケット3に、香りを放つ芳香物4を収容可能にしたため、首Nのまわりに巻いて使用する首巻帯本体2により、首Nのまわりにおける保温効果や装飾効果等を確保できることに加え、顔の直ぐ近くにある芳香物4から香りを嗅ぐことができるため、天然の花や草木を利用した量的には僅かな香料等であっても十分なヒーリング効果を得れるなど、相乗効果による各種首巻帯1における付加価値及び多様性(多機能性)を高めることができる。
(2) 首巻帯本体2は、一般に市販されているマフラーやネッカチーフ(スカーフ)等をそのまま利用できるなど、容易かつ低コストに実施できるとともに、ポケット3に芳香物4を収容しない場合は、洗濯等も可能になるため、匂いが残る不具合が回避され、一般のマフラーやネッカチーフ等としてもそのまま利用できる。
(3) 好適な態様により、芳香物4として、通気性のある袋Sにハーブを入れた香袋4sを用いれば、色々な香りのハーブを様々な目的や気分等により使い分けることができ、更なる楽しみや興味性の向上に寄与できる。
(4) 好適な態様により、首巻帯本体2の長手方向における一側2aと他側2bに、互いに着脱可能な着脱部5と被着脱部6をそれぞれ設ければ、例えば、就寝時における使用であってもポケット3(香袋4s)の位置ズレを回避できるため、安定かつ確実な装着を実現できる。
次に、本考案に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る首巻帯1の構成について、図1〜図3を参照して説明する。
首巻帯1は首巻帯本体2を備える。この首巻帯本体2は、一般的なマフラーよりも短めの長さ、具体的には、図3に示すように、利用者Hの首Nに一回だけ巻くことができる長さを選定する。首巻帯本体2は、ベルベットのような肌触りの良い生地を用いて製作することが望ましいが、基本的には、毛糸を編んだ編物や布生地により一般的なマフラーと同様に製作することができる。
一方、首巻帯本体2における所定の位置Xsには、通気性を確保したポケット3を設ける。所定の位置Xsは、図1に示すように、首巻帯本体2における一側2a寄りの位置を選定し、特に、図3に示すように、利用者Hの首Nに巻いて装着した際に、顔Fの近傍に位置するように留意する。また、ポケット3は、図2に示すように、ほぼ全面にメッシュ(ネット)面を設けた矩形のシート11を首巻帯本体2に縫い付ける等により設けることができ、これにより、十分な通気性が確保される。なお、ポケット3は、一端にポケット開口部3oを有するため、ボタン12等の止具を付設することにより、ポケット開口部3oを開閉できるように構成することが望ましい。
さらに、このポケット3に収容可能な芳香物4を用意する。芳香物4としては、香りを発散しやすい通気性のある袋Sにハーブを入れた香袋(ポプリ)4sが望ましい。ハーブとしては、香りを放つ乾燥した花や草木或いは天然の花や草木から抽出したエキス等を使用することができる。この場合、様々な種類の香袋4s…を用意し、目的や気分に応じて使い分けできるようにする。例えば、カモミールやラベンダー等を使用した香袋4sは、気持ちを安らかにすることができ、安眠に効果がある。ローズマリー等を使用した香袋4sは、頭がすっきりし、ボケ防止や集中力向上に効果がある。ミント類等を使用した香袋4sは、鼻がすっきりし、花粉症対策や気分転換に効果がある。このように、自由に選ぶことのできる香袋4s…を用いれば、色々な香りのハーブを様々な目的や気分等により使い分けることができ、更なる楽しみや興味性を向上させることができる。
また、首巻帯本体2の長手方向における一側2aと他側2bには、互いに着脱可能な着脱部5と被着脱部6をそれぞれ設ける。例示の着脱部5と被着脱部6は、互いに着脱する面ファスナを利用したものであり、着脱部5は、首巻帯本体2の一方の面(表面)に縫付或いは接着等により取付けるとともに、被着脱部6は、首巻帯本体2の反対側の面となる他方の面(裏面)に縫付或いは接着等により取付ける。このようなな着脱部5及び被着脱部6を設ければ、例えば、就寝時における使用であっても、ポケット3(香袋4s)の位置ズレを回避でき、安定かつ確実な装着を実現できる利点がある。
次に、このように構成する本実施形態に係る首巻帯1の使用方法について、図1〜図3を参照して説明する。
前述したように、香袋4sは、目的や気分に応じて自由に選んで使用できるため、まず、使用する香袋4sを選択する。今、一例として、利用者Hが就寝する際に、安眠に効果があるカモミールを使用した香袋4sを選択した場合を想定する。
この場合、選択した香袋4sは、図2に示すように、ボタン12を外したポケット開口部3oからポケット3の中に入れ、再度、ボタン12を締める。そして、首巻帯1は、図3に示すように、利用者Hの背中側から首Nに巻き、首巻帯本体2の一側2aと他側2bを交差させることにより、着脱部5と被着脱部6を装着(止着)する。そして、この状態で布団の中に入り、就寝することができる。図3は、この状態を示し、同図中、仮想線で示す符号20は掛布団を示している。
これにより、首Nのまわりに巻いた首巻帯本体2により、首Nのまわりにおける保温効果を確保できることに加え、顔の直ぐ近くにある香袋4sからハーブの香りを嗅ぐことができるため、相乗効果による安眠に対する効果が高められる。
次に、本考案の変更実施形態に係る首巻帯1について、図4を参照して説明する。
変更実施形態に係る首巻帯1は、図4に示すように、一般に市販されているマフラーを、そのまま首巻帯本体2として利用したものである。したがって、この場合、首巻帯本体2の長さは比較的長くなるため、そのまま首Nに複数回にわたって巻くことにより装着することができ、着脱部5と被着脱部6は不要になる。また、ポケット3を設ける所定の位置Xsは、このような一般のマフラーを使用した際の状態を考慮して任意に選定することができる。
なお、以上の実施形態(及び変更実施形態)では、首巻帯本体2として、マフラーを基本とした例を挙げ、特に、防寒性を考慮した場合を示したが、その他、各種の首巻帯本体2を利用することができる。
例えば、首巻帯本体2として、ネッカチーフ(スカーフ)等を利用すれば、季節に左右されることなく利用することができる。したがって、例えば、香袋4sとして、花粉症対策や気分転換に効果があるミント類等を使用した香袋4sを選択すれば、ネッカチーフによる首Nのまわりにおける装飾効果を確保できることに加え、顔の直ぐ近くにある香袋4sからハーブの香りを嗅ぐことができ、仕事や勉強等を行う際におけるヒーリング効果を高めることができる。
よって、このような本実施形態に係る首巻帯1によれば、首巻帯本体2における所定の位置Xsに設けたポケット3に、香りを放つ香袋4sを収容可能にしたため、首Nのまわりに巻いて使用する首巻帯本体2により、首Nのまわりにおける保温効果や装飾効果等を確保できることに加え、顔Fの直ぐ近くにある香袋4sから各種ハーブの香りを嗅ぐことができるため、天然の花や草木を利用した量的には僅かな香料等であっても十分なヒーリング効果を得れるなど、相乗効果による各種首巻帯1における付加価値及び多様性(多機能性)を高めることができる。また、首巻帯本体2は、一般に市販されているマフラーやネッカチーフ(スカーフ)等をそのまま利用できるなど、容易かつ低コストに実施できるとともに、ポケット3に芳香物4を収容しない場合は、洗濯等も可能になるため、匂いが残る不具合が回避され、一般のマフラーやネッカチーフ等としてもそのまま利用できる利点がある。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本考案は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、首巻帯本体2として、本来首に巻いて使用することを目的としたマフラーやネッカチーフを例示したが、タオルや手ぬぐい等の首に巻くことができるもの、更には専用に作った生地等、本考案の目的を達成できる各種の首巻帯本体2を利用することができる。また、ポケット3は、ほぼ全面にメッシュ(ネット)面を設けた矩形のシート11を用いた場合を例示したが、首巻帯本体2と同一の生地を利用し、ポケット3の存在を目立たなくしてもよいし、ポケット3の形状を、例えば、花や動物等の形状に象ることにより、積極的なアクセントとして利用してもよい。さらに、ポケット3に付設したボタン12等の止具は任意に設けることができる。また、着脱部5と被着脱部6は、ボタン等を利用してもよいし、前述したように必ずしも設けることを要しない。
本考案の最良の実施形態に係る首巻帯の斜視図、 同首巻帯に設けたポケット及び香袋の正面図、 同首巻帯の使用方法説明図、 本考案の変更実施形態に係る首巻帯を使用した状態を示す正面図、
符号の説明
1 首巻帯
2 首巻帯本体
2a 首巻帯本体の長手方向における一側
2b 首巻帯本体の長手方向における他側
3 ポケット
4 芳香物
4s 香袋
5 着脱部
6 被着脱部
N 首
Xs 所定の位置
S 袋

Claims (3)

  1. 首のまわりに巻いて使用する首巻帯において、首巻帯本体における所定の位置に、通気性を確保したポケットを設け、このポケットに、香りを放つ芳香物を収容可能にしたことを特徴とする首巻帯。
  2. 前記芳香物は、通気性のある袋にハーブを入れた香袋であることを特徴とする請求項1記載の首巻帯。
  3. 前記首巻帯本体の長手方向における一側と他側に、互いに着脱可能な着脱部と被着脱部をそれぞれ設けることを特徴とする請求項1記載の首巻帯。
JP2005002927U 2005-05-06 2005-05-06 首巻帯 Expired - Lifetime JP3112338U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005002927U JP3112338U (ja) 2005-05-06 2005-05-06 首巻帯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005002927U JP3112338U (ja) 2005-05-06 2005-05-06 首巻帯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3112338U true JP3112338U (ja) 2005-08-11

Family

ID=43274759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005002927U Expired - Lifetime JP3112338U (ja) 2005-05-06 2005-05-06 首巻帯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3112338U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120272968A1 (en) Disposable outdoors mask and method of use
US20180027907A1 (en) Aromatherapy scarf with pocket pouch
CN203388376U (zh) 含氯式空气净化香囊
US20120090616A1 (en) Flexible Scent-Restraining Containment Mask
JP3112338U (ja) 首巻帯
KR20170004321A (ko) 훈증 및 아로마테라피 효과가 있는 핫팩
JP2007006977A (ja) 活性炭フィルターパックを付設したマスク
KR200462144Y1 (ko) 방향 패드가 부착된 베개
CN103132340A (zh) 一种可散发香气的面料
CN212972465U (zh) 一种带防螨功能的负离子床垫
JP2005328901A (ja) ユーカリの葉を用いた健康寝具、芳香袋、入浴剤
JP5735406B2 (ja) 人体の発熱や発汗を利用した身体への血流促進剤兼ミネラル補充剤ならびに湿度朝晩の露雨灌水をきっかけとした植物への暑さ寒さへの抵抗力を増す植物体液対流促進済兼ミネラル補充剤
JP2003325687A (ja) ぬれマスク
CN204862318U (zh) 一种具有芳香气息的凉席
JP3182012U (ja) アロマストーン用ポケットを有する布製品
CN220088666U (zh) 一种腋下香包汗托
KR200334973Y1 (ko) 건강침구
KR101417510B1 (ko) 피톤치드 인형
CN201179214Y (zh) 香袋
KR20110005204U (ko) 이불
JP3136195U (ja) 芳香・防臭具
KR200209885Y1 (ko) 신변부착용 향수밴드
KR100607373B1 (ko) 한방향 건강 마스크
JP2007016325A (ja) 日除け帽子
JP3185815U (ja) 竹繊維製リラクゼーション用袋体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080629

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080629

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term