JPH0636621U - コンドームの構造 - Google Patents

コンドームの構造

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Publication number
JPH0636621U
JPH0636621U JP8018692U JP8018692U JPH0636621U JP H0636621 U JPH0636621 U JP H0636621U JP 8018692 U JP8018692 U JP 8018692U JP 8018692 U JP8018692 U JP 8018692U JP H0636621 U JPH0636621 U JP H0636621U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
condom
mouthpiece
tip side
base end
Prior art date
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Pending
Application number
JP8018692U
Other languages
English (en)
Inventor
良彦 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Latex Co Ltd
Original Assignee
Fuji Latex Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Latex Co Ltd filed Critical Fuji Latex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンドームにおいて、口巻部が形成された基
端部の形状の改良を図って、男性器官からの脱落防止効
果を奏しつつ、装着性及び使用感の向上を図ることを目
的とする。 【構成】 コンドーム1の口巻部2が形成された基端部
3を、口巻部2から所定距離の部位から口巻部2に向か
い除々に縮径(縮径部4)された後口巻部2に向かい除
々に拡径(拡径部5)される形状に形成し、縮径部4の
最小径L1 をコンドーム1の先端側部分6の最大径L2
よりも小に、前記口巻部2の最大径L3 を前記コンドー
ム1の先端側部分6の最大径L2 よりも大にそれぞれ設
定するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、男性用避妊具のコンドームの構造に関し、特に、口巻部が形成され た基端部の形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種コンドームにおいては、口巻部が設けられる基端部の所定幅部分 の径を他部よりも小さくし、口巻部を絞って、男性器官からコンドームが容易に 脱落しないように、所謂脱落防止効果を得るようにしているのが通例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のコンドームの構造にあっては、口巻部が設けられる 基端部の所定幅部分の径を他部よりも小さくし、口巻部を絞っているため、上記 のように脱落防止効果を得られる反面、コンドームを男性器官に装着する際に、 男性器官を装着しづらく、コンドームを使用後に離脱する時に、体毛を巻き込む 虞がある。また、使用中に男性器官の根元部分が圧迫され、使用感が悪いという 問題点もある。
【0004】 そこで、本考案は上記に鑑みてなされたものであり、コンドームにおいて、口 巻部が形成された基端部の形状の改良を図って、男性器官からの脱落防止効果を 奏しつつ、装着性及び使用感の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、コンドームの口巻部が形成された基端部に、口巻部から所定距離の 部位から該口巻部に向かい除々に縮径された後口巻部に向かい除々に拡径される 形状に形成し、前記縮径部の最小径をコンドームの先端側部分の最大径よりも小 に、前記口巻部の径を前記コンドームの先端側部分の最大径よりも大にそれぞれ 設定した。
【0006】
【作用】
かかる構成において、コンドームを男性器官に装着する際に、開口が拡開され ているため、男性器官を挿入し易くなり、また、コンドームを使用後に離脱する 時に、体毛を巻き込む虞がない。さらに、使用中に男性器官の根元部分が圧迫さ れることがなく、使用感が良いという利点がある。勿論、縮径部を設けているた め、これにより、脱落防止効果を得られることになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 図1において、コンドーム1の口巻部2が形成された基端部3は、該口巻部2 から所定距離の部位から口巻部2に向かい除々に縮径(縮径部4)された後口巻 部2に向かい除々に拡径(拡径部5)される形状に形成される。 そして、前記縮径部4の最小径L1 をコンドーム1の先端側部分6の最大径L 2 よりも小に、前記口巻部2の最大径L3 を前記コンドーム1の先端側部分6の 最大径L2 よりも大にそれぞれ設定する。
【0008】 例えば、コンドーム1の上記各部の寸法は、次のように設定される。 L1 =30mm L2 =37mm L3 =40mm
【0009】 なお、コンドーム1の先端側部分6とその近傍の外周面には脱落防止用の凹凸 部7が模様化されて設けられている。
【0010】 かかる構成のコンドーム1によると、口巻部2が形成された基端部3に、縮径 部4と拡径部5とを形成したことにより、コンドーム1を男性器官に装着する際 に、男性器官を装着し易くなり、コンドーム1を使用後に離脱する際に体毛を巻 き込む虞がない。また、使用中に男性器官の根元部が圧迫されることがなく、使 用感が良いという利点がある。勿論、縮径部4を設けているため、これにより、 脱落防止効果を得られることになる。
【0011】 なお、縮径部4は、従来のコンドーム1における所定幅の絞り部とは異なり、 部分的な縮径部であるから、男性器官が圧迫されず、使用感が悪くならない。
【0012】 以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこれに 限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者などにより、本考案に添 付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更および修正 が可能であるとの点に留意すべきである。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のコンドームの構造によると、男性器官からの脱 落防止効果を奏しつつ、装着性及び使用感の向上を図ることができる実用的効果 大なるものである。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るコンドームの構造の一実施例を
示す平面図
【符号の説明】
1 コンドーム 2 口巻部 3 基端部 4 縮径部 5 拡径部 6 先端側部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンドームの口巻部が形成された基端部
    に、口巻部から所定距離の部位から該口巻部に向かい除
    々に縮径された後口巻部に向かい除々に拡径される形状
    に形成し、前記縮径部の最小径をコンドームの先端側部
    分の最大径よりも小に、前記口巻部の径を前記コンドー
    ムの先端側部分の最大径よりも大にそれぞれ設定したこ
    とを特徴とするコンドームの構造。
JP8018692U 1992-10-26 1992-10-26 コンドームの構造 Pending JPH0636621U (ja)

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JPH0636621U true JPH0636621U (ja) 1994-05-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03505980A (ja) * 1988-01-22 1991-12-26 エム・ディー・エンジニアリング・インコーポレーテッド 女性用コンドーム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03505980A (ja) * 1988-01-22 1991-12-26 エム・ディー・エンジニアリング・インコーポレーテッド 女性用コンドーム

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