JP3021754U - うちわメガホン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は，メガホンの作用とうちわの作用
を兼備えた，うちわメガホンに関するものである。 【構成】 弾性の筒の胴体部分１に，弾性の筒の口当て
部分２を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 （産業上の利用分野） この考案は，メガホンの作用とうちわの作用を兼備えた，うちわメガホンに関 するものである。

【０００２】 （従来の技術） 従来，メガホンは声を大きくして相手に伝えるだけの作用しかなかった。

【０００３】 （考案が解決しようとする課題点） 本案は，メガホンの単純な作用の他に，複数の利用価値を得るために開発しよ うとするものである。

【０００４】 （課題を解決するための手段） いま，その解決手段を図面に追いながら説明すれば， うちわのような形をした，平たい面を持った弾性の筒の胴体部分１に，弾性の 筒の口当て部分２を設ける。 したがって，本考案のうちわメガホンは細長の声の出口部分３を備えている。

【０００５】 （作用） 本案は，以上のような構造であるから，これを使用するときは， 口当て部分２から声を出し，メガホンとして使用する。 その他の作用としては，口当て部分２の周辺を手で握って扇ぎ，うちわとして 使用する。

【０００６】 （実施例） なお，本考案の実施に当って次の如きことができる。 （イ） 図３は，胴体部分１と口当て部分２を一体化したものであり，これは 請求項２に属するものである。 このように，胴体部分１の口当て部分２を一体化したものでもかまわない。 （ロ） 図４は，胴体部分１が扇形の平たい面を持った筒に成っているが，こ の，胴体部分１は扇形の他に，うちわとしての役目ができれば，どのような形 のものでもかまわない。 たとえば，ハート形，丸形，三角形，四角形，多角形，グローブの形をしたも の，丸形の変形したもの，角形の変形したもの，その他どのような形のもので もよいことは当然である。 （ハ） 図５は，胴体部分１に溝の入った模様が設けられており，このように 模様の入ったものでもかまわない。 また，この模様はうちわとしての役目ができれば，どのような模様でもよいこ とは当然である。

【０００７】 （考案の効果） 本案のうちわメガホンは，スポーツ観戦の時などにメガホンとして応援したり ，胴体部分１の平たい部分を手のひらなどに叩いて音を出して応援したりする こともできる。 また，応援するだけでなく，扇ぐと風を作りやすい構造なので，うちわとして 利用すれば大変便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の斜視図

【図３】本考案の他の実施例の斜視図

【図４】本考案の他の実施例の斜視図

【図５】本考案の他の実施例の斜視図

【符号の説明】

１は胴体部分 ２は口当て部分 ３は声の出口部分

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】弾力性の平たい面を持った筒の胴体部分１
   に，弾力性の筒の口当て部分２を設ける。以上の如く構
   成された，うちわメガホン。
2. 【請求項２】胴体部分１と口当て部分２を一体化した，
   請求項１のうちわメガホン。