JPH0636454U - 吊り下げタブ - Google Patents
吊り下げタブInfo
- Publication number
- JPH0636454U JPH0636454U JP7989492U JP7989492U JPH0636454U JP H0636454 U JPH0636454 U JP H0636454U JP 7989492 U JP7989492 U JP 7989492U JP 7989492 U JP7989492 U JP 7989492U JP H0636454 U JPH0636454 U JP H0636454U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品を傾けずに陳列し、安価にする。
【構成】 中央に吊り下げ部32、その両側に肩当て部
34を備え、片面に接着剤層28を有する平板体の吊り
下げ部32には中央に折曲線36を施し、その両側に吊
るし穴38をそれぞれ設け、吊り下げ部32と両肩当て
部34との境界に折曲線40をそれぞれ施し、両肩当て
部34には折曲線42をそれぞれ施して対称構造にす
る。このため、材料が少なくて済み、固着力が大きく、
重心も真中にくる。
34を備え、片面に接着剤層28を有する平板体の吊り
下げ部32には中央に折曲線36を施し、その両側に吊
るし穴38をそれぞれ設け、吊り下げ部32と両肩当て
部34との境界に折曲線40をそれぞれ施し、両肩当て
部34には折曲線42をそれぞれ施して対称構造にす
る。このため、材料が少なくて済み、固着力が大きく、
重心も真中にくる。
Description
【0001】
本考案はビデオテープカセット、クリーニングカセット等の種々の箱類を吊し て陳列する吊り下げタブに関する。
【0002】
従来、ビデオテープカセット、クリーニングカセット等を吊して陳列し、販売 する方法がある。その際、図6に示すように吊り下げタブ10をフィルム包装等 したカセット12の片面(主に裏面側)の上端部中央に貼り付けて使用する。こ の吊り下げタブ10は上部に吊し穴14を設け、下部の片面に接着剤を塗布した 方形状の平板体である。又、図7に示すように袋型の吊り下げ16を用いてフィ ルム包装等したカセット18を収納して使用する。この袋型吊り下げ16は上部 に吊し穴20を設け、下部を袋状にしたものである。
【0003】
しかしながら、吊り下げタブ10を用いると、カセット12の片面に貼り付け て使用するためバランスが取り難く、カセット12の大きさや重さによっては図 8に示すように傾くという欠点がある。この点、袋型吊り下げ16を用いると、 図9に示すように傾くことはないが、袋の内部にキャラメル式のフィルム包装等 を施したカセット18を収納するため、結局多重包装となり、製品コスト高につ ながる。なお、22、24は吊り下げ棒である。
【0004】 本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、製品を傾け ずに陳列できる、安価な吊り下げタブを提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案による吊り下げタブ26には中央に吊り下 げ部32、その両側に肩当て部34を備え、片面に接着剤層28を有する平板体 を用いる。そして、吊り下げ部32には中央に折曲線36を施し、その両側に吊 し穴38をそれぞれ設け、吊り下げ部32と両肩当て部34との境界に折曲線4 0をそれぞれ施し、両肩当て部34には折曲線42をそれぞれ施して対称構造に する。
【0006】 又、接着剤層28を剥離シート30で覆うと好ましくなる。
【0007】
上記のように構成し、使用の際に接着剤層28を有する面を内側にして、吊り 下げ部32の中央に位置する折曲線36の箇所で2つに折り曲げ、更に吊り下げ 部32と両肩当て部34との境界に相当する折曲線40と両肩当て部34の折曲 線42との箇所をいずれも折り曲げると、全体が吊り下げ部32を頂部分、両肩 当て部34を裾部分にした対称の山形構造になる。そこで、フィルム包装等した 製品44の一面46の中央部から隣接する2面の一部に掛け渡し、吊り下げ部3 2の中央折曲線36を一面46の中心線の上方に置き、両肩当て部34の折曲線 42が一面46の相対する2辺48にそれぞれ重なるように配置し、両肩当て部 34を一面46を含む2角部付近にそれぞれ接着する。その際、吊り下げ部32 を形成する両斜面の開度を一面46の幅に対応させて自在に変えることができる 。このような吊り下げタブ26は材料が少なくても、固着力が大きく、重心も真 中にある。
【0008】 又、接着剤層28を剥離シート30で覆っておくと、接着剤層28を備えても 取り扱い、特に折り曲げし易い。
【0009】
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例を説明する。 図1は本考案を適用したビデオテープカセット用吊り下げタブの折曲後の概略 状態を示す斜視図、図2はその折曲前の状態を示す展開図、及び図3はその側面 図である。図中、26はビデオテープカセット用の吊り下げタブ、28はその裏 面のほぼ全体に均一に塗布した接着剤層、30はその接着剤層28を覆う剥離シ ートである。この吊り下げタブ26は中央に吊り下部32、その両側に肩当て部 34(34a、34b)を備えた長方形の平板体である。そして、吊り下げ部3 2には中央に折曲線36を施し、その両側に吊し穴38(38a、38b)をそ れぞれ設け、吊り下げ部32と両肩当て部34との境界に折曲線40(40a、 40b)をそれぞれ施し、両肩当て部34には折曲線42(42a、42b)を それぞれ施してあり、左右対称の構造を備えている。
【0010】 製作時、プラスチック製平板体から吊り下げタブ26の外形と各吊し穴38を 打ち抜き、同時に筋押しを行って各折曲線36、40、42を形成する。すると 、筋押し箇所には押した面(表面)には折曲用の溝ができ、反対の面(裏面)に は反動溝ができる。なお、プラスチック製平板体には打ち抜き等を行う前にその 表面に意匠等を印刷しておくと、吊り下げタブ26がプロモ品となりカセットの 販売が促進される。
【0011】 使用の際には、吊り下げタブ26の剥離シート30を備えた面を内側にして、 折曲線36の箇所で2つに折り曲げ、更に各折曲線40、42の箇所をそれぞれ 折り曲げると、図1に示すように全体が吊り下げ部32を頂部分、両肩当て部3 4を裾部分にした対称の山形構造になる。更に、裏面から剥離シート30を剥が す。なお、接着剤層28を剥離シート30で覆っておくと、接着剤層28を備え ても吊り下げタブ26の取り扱い、特に折り曲げを簡単に行える。
【0012】 そこで、図4に示すように吊り下げタブ26をフィルム包装したカセット44 の一側面46の中央部から隣接する2面の一部に掛け渡し、吊り下げ部32の中 央折曲線36を側面46の中心線(図示せず)の上方に置き、両肩当て部34の 折曲線42が側面46の相対する2辺48(48a、48b)にそれぞれ重なる ように配置し、両肩当て部34をフィルム包装したカセット44の側面46を含 む2角部付近にそれぞれ接着する。通常は吊り下げ部32の内面同士が互いに接 着するように折曲線40、42の間の寸法を選び、両斜面の開度を0°に近付け る。
【0013】 このような吊り下げタブ26は材料が少なくても、固着力が大きく、重心も真 中にある。それ故、図5に示すように吊し穴38に棒50を差し込んで吊すと、 カセットを傾けずに陳列できる。
【0014】 なお、上記実施例では吊り下げタブの材料としてプラスチックを用いたが、紙 等を用いてもよい。又、折曲線を形成する方法として筋押しを行ったが、ミシン 目等を施してもよい。
【0015】
以上説明した本考案によれば、各折曲線の箇所を折り曲げると、全体が吊り下 げ部を頂部分、両肩当て部を裾部分にした対称の山形構造になるため、製品の一 面の中央部から隣接する2面の一部に掛け渡し、吊り下げ部の中央折曲線を一面 の中心線の上方に置き、両肩当て部を一面を含む2角部付近にそれぞれ接着する ことができる。それ故、吊り下げタブの材料が少なくて済むため、製品が安価と なる。又、固着力が大きく、重心も真中にくるため、製品を傾けずに陳列できる 。
【0016】 又、接着剤層を剥離シートで覆うと、接着剤層を備えても取り扱い易く、折り 曲げ等に好都合となる。
【図1】本考案を適用したビデオテープカセット用吊り
下げタブの折曲後の概略状態を示す斜視図である。
下げタブの折曲後の概略状態を示す斜視図である。
【図2】同吊り下げタブの折曲前の状態を示す展開図で
ある。
ある。
【図3】図2の側面図である。
【図4】同吊り下げタブをフィルム包装したカセットに
貼り付けた状態を示す斜視図である。
貼り付けた状態を示す斜視図である。
【図5】同吊り下げタブ使用のカセットを3個、棒に吊
して陳列した状態を示す斜視図である。
して陳列した状態を示す斜視図である。
【図6】従来の吊り下げタブをフィルム包装したカセッ
トに貼り付けた状態を示す斜視図である。
トに貼り付けた状態を示す斜視図である。
【図7】従来の袋型吊り下げを用いてフィルム包装した
カセットを収納した状態を示す斜視図である。
カセットを収納した状態を示す斜視図である。
【図8】同吊り下げタブ使用のカセットを3個、棒に吊
して陳列した状態を示す斜視図である。
して陳列した状態を示す斜視図である。
【図9】同袋型吊り下げ使用のカセットを3個、棒に吊
して陳列した状態を示す斜視図である。
して陳列した状態を示す斜視図である。
26…吊り下げタブ 28…接着剤層 30…剥離シー
ト 32…吊り下げ部 34…肩当て部 36、40、42…折曲線 38…吊
し穴 44…カセット 46…側面 48…辺 50…吊し棒
ト 32…吊り下げ部 34…肩当て部 36、40、42…折曲線 38…吊
し穴 44…カセット 46…側面 48…辺 50…吊し棒
Claims (2)
- 【請求項1】 中央に吊り下げ部、その両側に肩当て部
を備え、片面に接着剤層を有する平板体からなる吊り下
げタブにおいて、上記吊り下げ部には中央に折曲線を施
し、その両側に吊し穴をそれぞれ設け、吊り下げ部と両
肩当て部との境界に折曲線をそれぞれ施し、両肩当て部
には折曲線をそれぞれ施して対称構造にすることを特徴
とする吊り下げタブ。 - 【請求項2】 接着剤層を剥離シートで覆うことを特徴
とする請求項1記載の吊り下げタブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079894U JP2602186Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 吊り下げタブを用いた展示商品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079894U JP2602186Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 吊り下げタブを用いた展示商品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636454U true JPH0636454U (ja) | 1994-05-17 |
JP2602186Y2 JP2602186Y2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=13702987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992079894U Expired - Fee Related JP2602186Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 吊り下げタブを用いた展示商品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602186Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP1992079894U patent/JP2602186Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2602186Y2 (ja) | 1999-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991012 |
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