JPH0636441A - ディスク装置及びディスク装置におけるvcm制御方法 - Google Patents

ディスク装置及びディスク装置におけるvcm制御方法

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JPH0636441A
JPH0636441A JP18678392A JP18678392A JPH0636441A JP H0636441 A JPH0636441 A JP H0636441A JP 18678392 A JP18678392 A JP 18678392A JP 18678392 A JP18678392 A JP 18678392A JP H0636441 A JPH0636441 A JP H0636441A
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JP
Japan
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vcm
seek
circuit
power failure
control
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Application number
JP18678392A
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English (en)
Inventor
Toru Shinohara
徹 篠原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディスク装置及びディスク装置にお
けるVCM制御方法に関し、停電(瞬断)時、省電力給
電によるVCM制御を行うことにより、小型で、高信頼
性の装置を実現することを目的とする。 【構成】 ヘッド5を位置決めするVCM4と、VCM
制御回路8と、電源回路9とを具備し、電源回路9に停
電検出回路21を設け、VCM制御回路8にVCM4の
両端を短絡可能な短絡回路22を設ける。停電した際、
停電検出信号をVCM制御回路8に送り、短絡回路22
を動作させてVCM4の両端を短絡することによりシー
ク制動を可能にした。そして、トラックフォローイング
中に停電した場合、その後上位装置からのシーク命令が
発行されてもシーク制御を開始せず、トラックフォロー
イング動作を継続するが、シーク中に停電した場合は、
シーク制動により減速制御し、省電力給電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等に
利用されるものであり、特に、停電(瞬断)が発生した
際、省電力給電を可能にしたディスク装置及びディスク
装置におけるVCM(ボイスコイルモータ)制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図17図18は、従来例を示した図であ
り、図17図18中、1はディスク機構部、2はスピン
ドル、3はスピンドルモータ、4はVCM(ボイスコイ
ルモータ)、5は磁気ヘッド、7は磁気ディスク(記録
媒体)、8はVCM(ボイスコイルモータ)制御回路、
9はDC(直流)電源回路、10はスイッチングレギュ
レータ、11はフィルタ(ラインフィルタ)、12は整
流回路、13は平滑回路、14はスイッチ回路、15は
トランス、16は整流回路、17は平滑回路、18はパ
ルス幅制御回路(PWM制御回路)、19は電圧検出回
路を示す。
【0003】従来の磁気ディスク装置の構成図(VCM
と、その周辺部)を図17に示す。図示のように、ディ
スク機構部1には、スピンドルモータ3によって回転駆
動されるスピンドル2が設けてあり、該スピンドル2
に、複数の磁気ディスク(記録媒体)7が設けてある。
【0004】また、ディスク機構部1には、VCM(ボ
イスコイルモータ)4が設けてあり、このVCM4によ
って磁気ヘッド5を駆動するようになっている。VCM
制御回路8は、DC(直流)電源回路9から電力を供給
されて動作し、上記VCM4の制御を行う。
【0005】上記DC電源回路の1例を図18に示す。
図示のように、DC電源回路9は、フィルタ(ラインフ
ィルタ)11、整流回路12、平滑回路13、スイッチ
回路14、トランス15、整流回路16、平滑回路1
7、パルス幅制御回路(PWM制御回路)18、電圧検
出回路19等で構成されている。
【0006】そして、これらの回路のうち、スイッチ回
路14、トランス15、整流回路16、平滑回路17、
パルス幅制御回路(PWM制御回路)18、電圧検出回
路19でスイッチングレギュレータ10を構成してい
る。
【0007】DC電源回路9は、AC(交流)入力をD
C(直流)に変換して出力する回路である。先ず、フィ
ルタ11で、ラインに含まれるノイズを除去し、整流回
路12により整流し、平滑回路13で平滑することによ
り、DC電圧を得る。
【0008】このDC電圧は、スイッチングレギュレー
タ10に入力し、ここでDC−DC変換を行って、安定
したDC出力を得る。このDC出力は、上記のVCM制
御回路8に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) 磁気ディスク装置のDC電源回路は、規格で決めら
れた時間内は、AC入力が無い状態(例えば、AC入力
の瞬断時)でも、DC出力を保持しなくてはならない。
【0010】従来の回路では、AC入力の停電(瞬断)
が発生した場合、DC電源回路内に設けてあるコンデン
サ(平滑回路13,17,フィルタ11等のコンデン
サ)に蓄えられている電荷(エネルギー)により、VC
M制御回路にDC電源を供給していた。
【0011】従って、DC電源回路9内のコンデンサに
大型のものを必要とする。その結果、電源が大型化し、
更に、磁気ディスク装置が大型化で高価なものとなる。 (2) 近年では、AC電源の瞬断時間が、更に長くなって
も、DC出力を保持することが望まれている。しかし、
そのためには、更に大型のコンデンサを用いる事が必要
であるが、設計条件はますます難しくなり、大型で信頼
性の低い装置となる。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決
し、停電(瞬断)時、省電力給電によるVCM制御を行
うことにより、小型で、高信頼性の装置を実現すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、 図17図18と同じものは、同一
符号で示してある。また、21は停電検出回路、22は
短絡回路、29はコントローラを示す。
【0014】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1) ディスク7に対して、データをリード/ライトする
ヘッド5と、ヘッド5を位置決めするVCM(ボイスコ
イルモータ)4と、VCM4を駆動して位置決め制御を
行うVCM制御回路8と、VCM制御回路8に電力を供
給する電源回路9とを具備したディスク装置において、
上記電源回路9に、外部からの電力供給の停止(停電)
を検出する停電検出回路21を設け、且つ、上記VCM
制御回路8に、VCM4の両端を短絡可能な短絡回路2
2を設け、停電検出回路21で、外部からの電力供給が
停止(停電)したことを検出した際、その停電検出信号
を、VCM制御回路8に送ると共に、VCM制御回路8
では、該停電検出信号に基づいて短絡回路22を動作さ
せ、電源からの制動電力を供給することなくシーク動作
時のシーク制動を可能にした。
【0015】(2) 構成(1)のディスク装置におけるV
CM制御方法において、VCM制御回路8でトラックフ
ォローイング中に、外部からの電力供給が停止し、該V
CM制御回路8が上記停電検出信号を受けた場合、その
後、上位装置からのシーク命令が発行されてもシーク制
御を開始せず、上記トラックフォローイング動作を継続
して行うようにし、外部からの電力給電が回復し、上記
停電検出信号が無くなってから上位装置から指示された
位置にシーク動作を行い、目標位置に到達してから、シ
ークが完了したことを上位装置に報告するようにした。
【0016】(3) 構成(1)のディスク装置におけるV
CM制御方法において、VCM制御回路8でシークの加
速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
御回路8が上記停電検出信号を受けた場合、直ちに短絡
回路22を動作させ、VCM4の両端を短絡してシーク
制動をかけることにより、VCM4を減速させて、停止
動作を行い、VCM4がトラックフォローイング動作可
能な速度に達したことを検出して、適当なトラックに位
置付けし、電力供給が回復するまでトラックフォローイ
ング動作を継続して行うようにした。
【0017】(4) 構成(1)のディスク装置におけるV
CM制御方法において、VCM制御回路8でシークの等
速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
御回路8が上記停電検出信号を受けた場合、直ちに、短
絡回路22を動作させ、VCM4の両端を短絡してシー
ク制動をかけることにより、VCM4を減速させて、停
止動作を行い、VCM4がトラックフォローイング動作
可能な速度に達したことを検出して、適当なトラックに
位置付けし、電力供給が回復するまでトラックフォロー
イング動作を継続して行うようにした。
【0018】(5) 構成(1)のディスク装置におけるV
CM制御方法において、VCM制御回路8でシークの減
速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
御回路8が上記停電検出信号を受けた場合、直ちに、短
絡回路22を動作させ、VCM4の両端を短絡してシー
ク制動をかけることにより、VCM4を減速させて、停
止動作を行い、VCM4がトラックフォローイング動作
可能な速度に達したことを検出して、適当なトラックに
位置付けし、電力供給が回復するまでトラックフォロー
イング動作を継続して行うようにした。
【0019】(6) 構成(3)、(4)、(5)のディス
ク装置におけるVCM制御方法において、VCM制御回
路8で、上記トラックフォローイング動作を行っている
時、外部からの電力供給が回復し、上記停電検出信号が
無くなった場合、上位装置から指示された目標位置への
距離の差分を再計算して、再度シーク動作を行い、上位
装置から指示された目標位置へ到達した際、シークが完
了したことを上位装置に報告するようにした。
【0020】(7) 構成(1)のディスク装置におけるV
CM制御方法において、VCM制御回路8でシークの加
速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
御回路8が上記停電検出信号を受けた場合、直ちに短絡
回路22を動作させ、VCM4の両端を短絡してシーク
制動をかけることにより、VCM4を減速させて、停止
動作を行い、その状態で電力供給が回復するまで待ち、
その後、外部からの電力供給が回復し、上記停電検出信
号が無くなった場合、 初期動作の指定位置(CSS領
域等)までキャリッジを戻し、RTZ(0シリンダ復
帰)動作を実施し、再度目標位置にシーク動作を実施す
るようにした。
【0021】(8) 構成(1)のディスク装置におけるV
CM制御方法において、VCM制御回路8でシークの等
速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
御回路8が上記停電検出信号を受けた場合、直ちに短絡
回路22を動作させ、VCM4の両端を短絡してシーク
制動をかけることにより、VCM4を減速させて、停止
動作を行い、その状態で電力供給が回復するまで待ち、
その後、外部からの電力供給が回復し、上記停電検出信
号が無くなった場合、初期動作の指定位置(CSS領域
等)までキャリッジを戻し、RTZ(0シリンダ復帰)
動作を実施し、再度目標位置にシーク動作を実施するよ
うにした。
【0022】(9) 構成(1)のディスク装置におけるV
CM制御方法において、VCM制御回路8でシークの減
速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
御回路8が上記停電検出信号を受けた場合、直ちに、短
絡回路22を動作させ、VCM4の両端を短絡してシー
ク制動をかけることにより、VCM4を減速させて、停
止動作を行い、その状態で電力供給が回復するまで待
ち、その後、外部からの電力供給が回復し、上記停電検
出信号が無くなった場合、初期動作の指定位置(CSS
領域等)までキャリッジを戻し、RTZ(0シリンダ復
帰)動作を実施し、再度目標位置にシーク動作を実施す
るようにした。
【0023】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。DC電源回路9は、外部からのAC(交
流)入力を所定のDC電圧に変換し、VCM制御回路8
に電力を供給する。この場合、停電検出回路21では、
停電(瞬断)を検出し、停電検出信号をVCM制御回路
8のコントローラ29に送る。
【0024】コントローラ29では、この停電検出信号
を受け取った場合、次のようにして制御を行う。 (1) VCM制御回路8でトラックフォローイング中に、
停電検出回路21が停電(瞬断)を検出した場合、停電
検出信号をコントローラ29に送るが、コントローラ2
9では、トラックフォローイング動作を継続して行う。
その後、上位装置からのシーク命令が発行されても、シ
ーク制御を開始せず、上記トラックフォローイング動作
を継続して行う。そして、停電が回復した時、シーク制
御を開始する。
【0025】(2) VCM制御回路8でシーク中(加速制
御中、又は等速制御中、或いは減速制御中)に、停電検
出回路21が停電(瞬断)を検出した場合、停電検出信
号をコントローラ29に送る。この時、コントローラ2
9は、短絡回路22にブレーキ信号BSを送り、短絡回
路22を動作させてシーク制動をかける。
【0026】このシーク制動により、VCM4を減速さ
せて、停止動作を行い、VCM4がトラックフォローイ
ング動作可能な速度に達したことを検出した際、ブレー
キ信号BSを解除してファイン制御を行い、適当なトラ
ックに位置付け(オントラック)し、電力供給が回復す
るまでトラックフォローイング動作を継続する。
【0027】その後、停電が回復した場合、コントロー
ラ29では、上位装置から指示された目標位置への距離
の差分を再計算して、再度シーク動作を行い、上位装置
から指示された目標位置へ到達した際、シークが完了し
たことを上位装置に報告する。
【0028】(3) VCM制御回路8でシーク中(加速制
御中、又は等速制御中、或いは減速制御中)に、停電検
出回路21が停電(瞬断)を検出した場合、停電検出信
号をコントローラ29に送る。この時、コントローラ2
9は、短絡回路22にブレーキ信号BSを送り、短絡回
路22を動作させてシーク制動をかける。
【0029】このシーク動作により、VCM4を減速さ
せて停止動作を行い、その状態で電力供給が回復するま
で待つ。停電が回復すると、初期動作の指定位置(CS
S領域等)までキャリッジを戻し、RTZ(0シリンダ
復帰)動作を実施し、再度目標位置にシーク動作を実施
する。
【0030】上記のように、停電時には、電力消費の大
きいシーク動作等を避けて可能な限り省電力給電を行
う。そして、余剰エネルギーは、他の回路の維持に使
う。なお、シーク時に停電が発生した場合の上記制御中
は、上位装置に対して全てシーク中に見え、シーク時間
が長くなったように見えるだけである。
【0031】この場合、制御用の電力量がDC電源回路
の負荷の殆どを占めているため、この条件に着目して電
源を設計すれば、停電(瞬断)の間、回路動作のみ保証
する電力を供給可能なコンデンサを実装すれば良く、大
型で高価なコンデンサを相当量削減出来る。その結果、
小型で信頼性の高い装置が実現可能となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図16は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図16中、図1、及び図17、図18と同じ
ものは、同一符号で示してある。また、20は分離用の
ダイオード、26は平滑回路、27は電圧検出コンパレ
ータ、30はパワーアンプ部、31は切り換えスイッ
チ、32は位置信号復調部、33は位置決め回路、34
は速度検出部、35は速度信号復調部、36は差動アン
プ、37は目標速度発生部、PAはパワーアンプ、4a
はモータコイル、Q1、Q2はドライブ用トランジス
タ、Q3、Q4はスイッチングトランジスタ、Q5、Q
6は電流制御用トランジスタ、Q7は第1の短絡用トラ
ンジスタ、Q8は第2の短絡用トランジスタ、DV1、
DV2はドライブ信号、D1〜D4はトランジスタの保
護用ダイオード、D6〜D9は保護用のダイオード、R
1〜R6はバイアス用抵抗、R8〜R10は出力抵抗、
RS1、RS2は電流検出用抵抗、V1、V2、V3は
電位源、VLGTは目標速度信号(指令速度値)、VL
TYは実速度信号、を示す。
【0033】:磁気ディスク装置における各部の構成
の説明 以下、本実施例における磁気ディスク装置について、各
部の構成を説明する。 (磁気ディスク装置におけるVCMと、その周辺部の説
明)・・・図2参照 実施例における磁気ディスク装置の構成(VCMと、そ
の周辺部)を図2に示す。図示のように、ディスク機構
部1には、スピンドルモータ3によって回転駆動される
スピンドル2が設けてあり、該スピンドル2に、複数の
磁気ディスク(記録媒体)7が設けてある。
【0034】また、ディスク機構部1には、VCM(ボ
イスコイルモータ)4が設けてあり、このVCM4によ
って磁気ヘッド5を位置決め駆動するようになってい
る。VCM制御回路8は、DC(直流)電源回路9から
電力を供給されて動作し、上記VCM4の位置決め制御
を行う。
【0035】この場合、DC(直流)電源回路9には、
停電検出回路21を設けておき、AC入力の停電(瞬
断)を検出し、検出した停電検出信号をVCM制御回路
8へ送るように構成してある。
【0036】(DC電源回路の説明)・・・図3参照 上記DC電源回路の1例を図3に示す。図示のように、
DC電源回路8は、フィルタ(ラインフィルタ)11、
整流回路12、平滑回路13、スイッチ回路14、トラ
ンス15、整流回路16、平滑回路17、パルス幅制御
回路(PWM制御回路)18、電圧検出回路19、分離
用のダイオード20、平滑回路26、電圧検出コンパレ
ータ27、停電検出回路21等で構成されている。
【0037】そして、これらの回路のうち、スイッチ回
路14、トランス15、整流回路16、平滑回路17、
パルス幅制御回路(PWM制御回路)18、電圧検出回
路19でスイッチングレギュレータを構成している。
【0038】上記構成の内、フィルタ11、平滑回路1
3、17、等には、コンデンサが設けてあり、停電時に
は、これらのコンデンサから、電力が供給される。上記
分離用のダイオード20は、停電検出回路21側の回路
を、上記スイッチングレギュレータ10側と分離するた
めのダイオード、平滑回路26は、整流回路12の出力
を平滑化して直流信号に変換するもの、電圧検出コンパ
レータ27は、前記直流信号を、所定の基準値と比較す
るもの、停電検出回路21は、前記比較結果により、停
電(瞬断)を検出するものである。
【0039】この停電検出回路21で停電(瞬断)を検
出した場合には、停電検出信号を、VCM制御回路8へ
送る。なお、分離用のダイオード20、平滑回路26、
電圧検出コンパレータ27、停電検出回路21以外の構
成は、上記従来例と同じなので、詳細な説明は省略す
る。
【0040】(VCM制御回路の説明)・・・図4参照 上記VCM制御回路8のブロック図を図4に示す。この
VCM制御回路8は、VCM4の制御を行う回路であ
り、コントローラ29、パワーアンプ部30、切り換え
スイッチ31、位置信号復調部32、位置決め回路3
3、速度検出部34、速度信号復調部35、差動アンプ
36、目標速度発生部37等で構成する。
【0041】VCM4は、パワーアンプ部30からの電
流によって駆動され、磁気ヘッド5を磁気ディスク7の
半径方向に移動させるものである。位置信号復調部32
は、磁気ヘッド5が読み取ったサーボ信号から、位置信
号(POS)を作成するものである。
【0042】位置決め回路33は、位置信号復調部32
で作成した位置信号(POS)の直線部分から、磁気ヘ
ッド5の位置決めを行うためのファイン制御信号(FI
NS)を作成するものである。
【0043】速度信号復調部35は位置信号復調部32
で作成した位置信号(POS)を入力して、復調(例え
ば、位置信号POSを微分)し、実速度信号VLTYを
出力するものである。速度検出部34は、速度信号復調
部35から出力される実速度信号VLTYから実速度を
検出するものである。
【0044】コントローラ29は、上位装置からの指令
に基づき、VCM制御回路内全体の制御を行うと共に、
上記停電検出回路21(図2、図3参照)からの停電検
出信号を入力して、停電時の各種制御等を行うものであ
る。
【0045】なお、コントローラ29では、位置信号復
調部32からのトラッククロス信号を入力して、位置の
検出を行い、速度検出部34からの速度信号を入力し
て、実速度を検出する。また、上位装置からのシーク命
令を受け取り、シーク制御を行うように構成されてい
る。
【0046】目標速度発生部37は、コントローラ29
からの指令信号を受けて、目標速度信号(指令速度値)
VLGDを作成するものである。差動アンプ36は、目
標速度発生部37からの目標速度信号VLGDと、速度
信号復調部35からの実速度信号VLTYとの差を演算
し、速度誤差信号を出力するものである。
【0047】切り換えスイッチ31は、コントローラ2
9からの信号(コアース/ファイン切り換え信号)によ
って切り換えられるスイッチであり、コアース制御時
と、ファイン制御時とで切り換えられる。そして、コア
ース制御時には、差動アンプ36の出力信号(速度誤差
信号)をパワーアンプ部30に出力し、ファイン制御時
には、位置決め回路33の出力信号(FINS)をパワ
ーアンプ部30に出力する。
【0048】パワーアンプ部30は、切り換えスイッチ
31からの信号を入力して、信号の増幅を行い、VCM
4を駆動する。また、このパワーアンプ部30は、コン
トローラ29からのブレーキ信号BSにより、ブレーキ
をかけるようになっている(この点は、後述する)。
【0049】(パワーアンプ部の説明)・・・図5、図
6参照 パワーアンプ部30は、図5に示した回路と、図6に示
した回路とで構成する。
【0050】先ず、図5について説明する。図5におい
て、PAは本来のパワーアンプであり、H型接続(バラ
ンス接続)のパワーアンプを構成している。すなわち、
一対のモータドライブ用のスイッチングトランジスタQ
3、Q4の各々に直列に電流制御用トランジスタQ5、
Q6が接続され、その接続点にVCM4のモータコイル
(VCMコイル)4aが接続されている。
【0051】また、トランジスタQ3、Q4、Q5、Q
6のベースには、ドライブ用トランジスタQ1、Q2が
設けられており、これらのトランジスタQ1、Q2のベ
ースには、それぞれドライブ信号DV1、DV2が印加
するように構成されている。
【0052】なお、D1〜D4はトランジスタの保護用
ダイオード、R1〜R6は、バイアス用抵抗、RS1、
RS2は、電流検出用抵抗である。このパワーアンプP
Aに対し、停電時にブレーキ(制動)をかけるため、第
1の短絡用トランジスタQ7と、第2の短絡用トランジ
スタQ8を設ける。これらの短絡用トランジスタQ7、
Q8は、コントローラ29からのブレーキ信号BSによ
ってオン/オフされるものであり、上記短絡回路22
(図1参照)を構成する。
【0053】第1の短絡用トランジスタQ7をオン状態
にすると、スイッチングトランジスタQ3、Q4が強制
的にオン状態となる。また、第2の短絡用トランジスタ
Q8をオンにすると、トランジスタQ1、Q2、Q5、
Q6を強制的にオフ状態にする。
【0054】なお、D6、D7、D8、D9は、保護用
のダイオード、R8、R9、R10は出力抵抗、V1、
V2、V3は、電位源であり、V1>V2、V1>V3
の関係に設定されている。
【0055】上記図5に示した回路を駆動するため、図
6のドライブ回路を用いる。このドライブ回路は、オペ
アンプOP1、OP2、ダイオードD11、D12、抵
抗R11〜R17で構成する。
【0056】オペアンプOP1(反転増幅器)、OP2
(正転増幅器)には、上記切り換えスイッチ31から出
力されるPADRV信号(パワーアンプドライブ信号)
が入力する。この場合、オペアンプOP1の−入力に
は、抵抗R11を介してPADRV信号が入力し、オペ
アンプOP2の+入力には、抵抗R15を介してPAD
RV信号が入力する。
【0057】また、オペアンプOP1の−入力には、電
流検出用抵抗RS1から取り出された電流信号I1が抵
抗R12を介して入力し、オペアンプOP2の−入力に
は、電流検出用抵抗RS2から取り出された電流信号I
2が抵抗R13、R14を介して入力する。
【0058】そして、オペアンプOP1からは、ドライ
ブ用トランジスタQ1をドライブするためのドライブ信
号DV1が出力され、オペアンプOP2からは、ドライ
ブ用トランジスタQ2をドライブするためのドライブ信
号DV2が出力される。
【0059】:磁気ディスク装置における各部の動作
の説明 以下、各図に基づいて、磁気ディスク装置における各部
の動作を説明する。 (VCM制御回路の動作の説明)・・・図4参照 VCM制御回路8の位置決め制御時は、次のようにして
動作する。コントローラ29は上位装置からのシーク命
令を受け取ると、切り換えスイッチ31をコアース側
(差動増幅器36側)に切り換える。
【0060】そして、コントローラ29では、目的トラ
ックまでのトラック数に応じた速度カーブを作成し、目
標速度発生部37に指令速度を送る。目標速度発生部3
7では、コントローラ29からの指令に基づき、目標速
度信号VLGDを発生して、この信号を差動増幅器36
へ出力する。
【0061】その後、差動増幅器36から出力する速度
誤差信号を、切り換えスイッチ31を介してパワーアン
プ部30に与え、該パワーアンプ部30でVCM4を駆
動する。
【0062】一方、磁気ディスク7のサーボ面から磁気
ヘッド5が読み取るサーボ情報は、位置信号復調部32
で復調し、位置信号POSを作成する。速度信号復調部
35では、前記位置信号POSを微分して、実速度信号
VLTYを求め、該実速度信号VLTYを差動増幅器3
6に出力する。
【0063】差動増幅器36では、目標速度信号VLG
Dと、実速度信号VLTYとの差を演算し、速度誤差信
号を出力する。この速度誤差信号は、上記のように、切
り換えスイッチ31を介してパワーアンプ部30に送
り、VCM4を駆動する。
【0064】この時、速度検出部34では、速度信号復
調部35の出力信号VLTYから実速度を検出し、コン
トローラ29に送る。また、コントローラ29では、前
記の実速度を取り込むと共に、位置信号復調部32から
のトラッククロス信号を取り込んで位置の検出を行い、
VCM4の制御を行う。
【0065】その後、コントローラ29では、位置検出
により、目標位置近傍に達したと判断すると、切り換え
スイッチ31をファイン側(位置決め回路33側)に切
り換え、ファイン制御を行う。この時、位置決め回路3
3から出力されるファイン制御信号FINSをパワーア
ンプ部30に与えて、VCM4をファイン制御し、磁気
ヘッド5を目標トラックに位置決めし(オントラッ
ク)、この状態を保持する。
【0066】(パワーアンプ部の動作の説明)・・・図
5参照 (パワーアンプ部の通常制御時の説明)通常制御時、図
5に示したパワーアンプ部30では、次のようにして動
作する。例えば、ドライブ信号DV1がハイレベルにな
ると、トランジスタQ1がオンとなり、これによって、
トランジスタQ3がオンとなって、トランジスタQ5を
オンにする。
【0067】この場合、トランジスタQ5、Q6は、電
流制御用のトランジスタであるから、上記ドライブ信号
DV1に応じて、電流が電位源V1→ダイオードD5及
び抵抗R7→トランジスタQ3→モータコイル4a→ト
ランジスタQ5→電流検出用抵抗RS1→電位源V2の
経路で流れる。
【0068】この時、モータコイル4aには、図5に示
した矢印X方向に電流が流れ、VCM4をフォワード方
向に駆動する。また、ドライブ信号DV2がトランジス
タQ2のベースに入力すると、該トランジスタQ2は、
オンとなり、これによって、トランジスタQ6がオンと
なる。このため、ドライブ信号DV2に応じた電流が、
電位源V1→ダイオードD5→トランジスタQ4→モー
タコイル4a→トランジスタQ6→電流検出用抵抗RS
2→電位源V2の経路で流れる。
【0069】この時、モータコイル4aには、図5に示
した矢印Y方向の電流が流れて、VCM4を、リバース
方向に駆動する。 (パワーアンプ部の制動時の説明)制動時(シーク制動
時)、図5に示したパワーアンプ部30では、次のよう
にして動作する。停電時には、コントローラ29からの
ブレーキ信号BSが、パワーアンプ部30に入力する。
このブレーキ信号BSは、第1、第2の短絡用トランジ
スタQ7、Q8のベースに印加し、該トランジスタQ
7、Q8をオンにする。
【0070】第1、第2の短絡用トランジスタQ7、Q
8がオンになると、出力抵抗R8、R9、R10、保護
用のダイオードD6、D7を介して電流が流れ、スイッ
チングトランジスタQ3、Q4のベース電位をV3と
し、該トランジスタQ3、Q4を強制的にオンにする。
【0071】また、短絡用トランジスタQ8がオンにな
ると、保護用のダイオードD8、D9を介してドライブ
用のトランジスタQ1、Q2のベースを電位V2とし、
該ドライブ用のトランジスタQ1、Q2を強制的にオフ
にする。これによって、電流制御用トランジスタQ5、
Q6も強制的にオフにする。
【0072】上記の動作により、モータコイル4aの両
端は、ダイオードD2、トランジスタQ3、または、ダ
イオードD1、トランジスタQ4の経路で接続され、短
絡する。従って、モータコイル4aに誘起される逆起電
力による電流がモータコイル4a→ダイオードD1→ト
ランジスタQ4→モータコイル4aまたは、モータコイ
ル4a→ダイオードD2→トランジスタQ3→モータコ
イル4aの経路で流れる。
【0073】その結果、通常の駆動電流とは逆方向の電
流が、モータコイル4aに流れ、これにより、制動力が
発生し、VCM4にブレーキをかける事が出来る。 :磁気ディスク装置におけるVCM制御方法の説明 (制御フローチャートに基づくVCM制御方法の説明)
・・・図7、図8、図9参照 以下、制御フローチャートに基づいて、各実施例のVC
M制御方法を説明する。なお、図7、図8、図9の各制
御フローチャートの処理番号は、カッコ内に示す。
【0074】(1) :第1実施例の説明・・・図7参照 この例は、VCM制御回路8でトラックフォローイング
中に停電(瞬断)が発生し、この停電中に、上位装置か
らシーク命令が発行された場合の例である。
【0075】すなわち、ファイン制御を行いながら(S
1)、トラックフォローイング制御を行っている時(例
えば、データのリード/ライト中)、停電(瞬断)が発
生(S2)したとする。この停電中に上位装置からシー
ク命令が発行されても、シーク制御を開始せず、上記ト
ラックフォローイング動作を継続して行う。
【0076】その後、停電が回復すると(S3)、シー
ク制御(停電中に発行されたシーク命令によるもの)を
行う(S4)。そして、シークエンドになるまで(S
5)通常のシーク制御を行う。その後、シークエンドに
なると、シーク終了処理を行い(S6)、シーク終了を
上位装置に報告して(S7)シーク制御を終了する。
【0077】(2) :第2実施例の説明・・・図8参照 先ず、コントローラ29が、上位装置からのシーク命令
を受け取ると、VCM制御回路8によりシークを開始
し、シーク制御を行う(S31)。また、このシーク制
御中に、停電検出回路21では停電(瞬断)検出処理を
行う(S32)。
【0078】そして、停電(瞬断)を検出しなければ、
シークエンドになるまで(S33)通常のシーク制御を
行う。その後、シークエンドになると、シーク終了処理
を行い(S34)、シーク終了を上位装置に報告して
(S35)シーク制御を終了する。
【0079】しかし、上記のシーク制御中に停電(瞬
断)を検出した場合には(S32)、コントローラ29
がブレーキ信号BSをオンにして、VCM4にブレーキ
をかけ(S36)、現在位置の処理を行う(S37)。
そして、速度がオントラック可能な基準値以下か、どう
かを判断し(S38)、基準値以下になるまで待つ。
【0080】速度がオントラック可能な基準値以下にな
ると、コントローラ29では、切り換えスイッチ31を
ファイン制御側に切り換え(S39)、ブレーキ信号B
Sをオフ(S40)にし(ブレーキを解除)、ファイン
制御を行なう(S41)。
【0081】そして、適当なトラックに位置づけ(オン
トラック)し、停電が回復するまでトラックフォローイ
ング動作を継続する。その後、停電が回復すると(S4
2)、上位装置から指示された目標位置への距離の差分
(残りディファレンス)を再計算(残りディファレンス
=目標位置−現在位置)し(S43)、目標位置への距
離の差分(残りディファレンス)のシークを行う(S4
4)。
【0082】(3) :第3実施例の説明・・・図9参照 先ず、コントローラ29が、上位装置からのシーク命令
を受け取ると、VCM制御回路8によりシークを開始
し、シーク制御を行う(S51)。また、このシーク制
御中に、停電検出回路21では停電検出処理を行う(S
52)。
【0083】そして、停電を検出しなければ、シークエ
ンドになるまで(S53)通常のシーク制御を行う。そ
の後、シークエンドになると、シーク終了処理を行い
(S54)、シーク終了を上位装置に報告して(S5
5)シーク制御を終了する。
【0084】しかし、上記のシーク制御中に停電を検出
した場合には(S52)、コントローラ29がブレーキ
信号BSをオンにして、VCM4にブレーキをかけ(S
56)、停電回復を待つ(S57)。
【0085】停電が回復した場合には、CSS保証の電
流を単位時間流して(S58)、初期動作の指定位置
(例えば、CSS領域)までキャリッジを戻し(S5
8)、RTZ(Return To Zero)シーク
を行う(S59)。
【0086】そして、再度目標位置へのシーク(2度目
のシーク)をスタートさせ(S60)、上記通常時のシ
ーク制御(S51〜S55)を行う。 (タイムチャートに基づくVCM制御方法の説明)・・
・図10〜図16参照 上記第1〜第3実施例の更に具体的な制御例を、図10
〜図16の各タイムチャートに基づいて説明する。
【0087】なお、図10〜図16において、は目標
速度信号VLGD、は実速度信号VLTY、はVC
M4のモータコイル4aに流れるモータ電流VCMCR
T、は停電検出信号、はブレーキ信号BSを示す。
【0088】(1) :制御例1(図7の第1実施例におけ
る具体的制御例)の説明・・・図10参照 この例では、トラックフォローイング中(シーク中でな
く、例えばデータのリード/ライト中)に、外部からの
電力給電が停止、すなわち、停電(瞬断)を検出した場
合、その後の上位装置からのシーク命令が発行されて
も、シーク制御に入らず、トラックフォローイング(オ
ントラック)動作を継続し、エネルギー消費を出来るだ
け少なくして(シーク動作はエネルギー消費が大きいた
め、行わない)制御する。
【0089】例えば、図10において、時刻t1で停電
(瞬断)を検出し、時刻t2で、停電が回復したとす
る。この時刻t1とt2との間は、停電(瞬断)時間で
あり、この停電時間中に上位装置がシーク命令を発行し
ても、VCM制御回路では、シークをスタートしない。
【0090】そして、時刻t2で停電が回復すると、停
電回復後の時刻t3でシークをスタートさせて、シーク
制御を行い、時刻t4でシークエンドになると、シーク
終了処理を行い、シーク終了を上位装置に報告してシー
ク制御を終了する。
【0091】(2) :制御例2(図8の第2実施例におけ
る具体的制御例)の説明・・・図11参照 この例では、シークの加速中に、停電(瞬断)を検出し
た場合、直ちに、VCMの端子を短絡し、該VCM4を
減速させて停止動作を行い、VCM4がトラックフォロ
ーイング動作可能な速度(オントラック可能な基準値以
下の速度)に到達したことを検出して、適当なトラック
に位置づけ(オントラック)し、停電が回復するまで、
トラックフォローイング動作を継続する。
【0092】例えば、図11において、時刻t1からシ
ークの加速制御を行い、この加速制御中の時刻t2で停
電(瞬断)が検出されたとする。この場合、コントロー
ラ29では、時刻t2からブレーキ信号BSを出力し
て、VCM4を減速制御する。
【0093】なお図11において、点線は、停電(瞬
断)が無く、正常な制御を行った場合の信号波形であ
り、実線は、停電(瞬断)を検出した場合の制御による
信号波形である。
【0094】コントローラ29では、上記の減速制御に
より、時刻t3でトラックフォローイング動作可能な速
度(オントラック可能な基準値以下の速度)に到達した
ことを検出すると、ブレーキ信号BSをオフにして、フ
ァイン制御を行い、停電が回復するまでトラックフォロ
ーイング動作を継続する。
【0095】その後、時刻t4で停電の回復を検出する
と、コントローラ29では、上位装置から指示された目
標位置への距離の差分(残りディファレンス)を再計算
し、時刻t5から、目標位置への距離の差分に応じたシ
ークを再開し、残りシリンダの移動を行う。
【0096】そして、時刻t6で目標位置に到達する
と、シークエンドを上位装置に報告して、シーク制御を
終了する。 (3) :制御例3(図8の第2実施例における具体的制御
例)の説明・・・図12参照 この例では、シークの等速制御中に、停電(瞬断)を検
出した場合、直ちに、VCMの端子を短絡し、該VCM
4を減速させて停止動作を行い、VCM4がトラックフ
ォローイング動作可能な速度(オントラック可能な基準
値以下の速度)に到達したことを検出して、適当なトラ
ックに位置づけ(オントラック)し、停電が回復するま
で、トラックフォローイング動作を継続する。
【0097】例えば、図12において、時刻t1からシ
ークの加速制御を行い、時刻t2から、ディファレンス
の大きいシークのため、等速度制御を行っている。この
様な等速度制御中の時刻t3で停電(瞬断)を検出した
とする。
【0098】この場合、コントローラ29では、時刻t
3からブレーキ信号BSを出力して、VCM4を減速制
御する。なお図12において、点線は、停電(瞬断)が
無く、正常な制御を行った場合の信号波形であり、実線
は、停電(瞬断)を検出した場合の制御による信号波形
である。
【0099】コントローラ29では、上記の減速制御に
より、時刻t4でトラックフォローイング動作可能な速
度(オントラック可能な基準値以下の速度)に到達した
ことを検出すると、ブレーキ信号BSをオフにして、フ
ァイン制御を行い、停電が回復するまでトラックフォロ
ーイング動作を継続する。
【0100】その後、時刻t5で停電の回復を検出する
と、コントローラ29では、上位装置から指示された目
標位置への距離の差分(残りディファレンス)を再計算
し、時刻t6から、目標位置への距離の差分に応じたシ
ークを再開し、残りシリンダの移動を行う。
【0101】そして、時刻t7で目標位置に到達する
と、シークエンドを上位装置に報告して、シーク制御を
終了する。 (4) :制御例4(図8の第2実施例における具体的制御
例)の説明・・・図13参照 この例では、シークの減速中に、停電(瞬断)を検出し
た場合、直ちに、VCMの端子を短絡し、該VCM4を
減速させて停止動作を行い、VCM4がトラックフォロ
ーイング動作可能な速度(オントラック可能な基準値以
下の速度)に到達したことを検出して、適当なトラック
に位置づけ(オントラック)し、停電が回復するまで、
トラックフォローイング動作を継続する。
【0102】例えば、図13において、時刻t1からシ
ークの加速制御を行い、時刻t2から、シークの減速制
御を行っている。この様な減速制御中の時刻t3で停電
(瞬断)を検出したとする。この場合、コントローラ2
9では、時刻t3からブレーキ信号BSを出力して、V
CM4を減速制御する。
【0103】なお図13において、点線は、停電(瞬
断)が無く、正常な制御を行った場合の信号波形であ
り、実線は、停電(瞬断)を検出した場合の制御による
信号波形である。
【0104】コントローラ29では、上記の減速制御に
より、時刻t4でトラックフォローイング動作可能な速
度(オントラック可能な基準値以下の速度)に到達した
ことを検出すると、ブレーキ信号BSをオフにして、フ
ァイン制御を行い、停電が回復するまでトラックフォロ
ーイング動作を継続する。
【0105】その後、時刻t5で停電の回復を検出する
と、コントローラ29では、上位装置から指示された目
標位置への距離の差分(残りディファレンス)を再計算
し、時刻t6から、目標位置への距離の差分に応じたシ
ークを再開し、残りシリンダの移動を行う。
【0106】そして、時刻t7で目標位置に到達する
と、シークエンドを上位装置に報告して、シーク制御を
終了する。 (5) :制御例5(図9の第3実施例における具体的制御
例)の説明・・・図14参照 この例では、シークの加速中に、停電(瞬断)を検出し
た場合、直ちに、VCMの端子を短絡し、該VCM4を
減速させて、停止動作を行い、その状態(ブレーキをか
けたままの状態)で停電が回復するまで待つ。
【0107】そして、停電が回復した場合には、初期動
作の指定位置(例えば、CSS領域)までキャリッジを
戻すための電流(CSS保証の電流)を所定時間流し、
RTZシーク制御を行う。その後、再度目標位置にシー
ク動作を実施し、停電前の処理を継続して行う。
【0108】例えば、図14において、時刻t1からシ
ークの加速制御を行い、この加速制御中の時刻t2で停
電が検出されたとする。この場合、コントローラ29で
は、時刻t2からブレーキ信号BSを出力して、VCM
4を減速制御する。
【0109】なお図11において、点線は、停電(瞬
断)が無く、正常な制御を行った場合の信号波形であ
り、実線は、停電(瞬断)を検出した場合の制御による
信号波形である。
【0110】コントローラ29では、上記の減速制御に
より、該VCM4を減速させて、停止動作を行い、その
状態(ブレーキをかけた状態)で停電が回復するまで待
つ。その後、時刻t3で停電の回復を検出すると、コン
トローラ29では、時刻t4でCSS保証の電流を単位
時間流して、初期動作の指定位置(例えば、CSS領
域)までキャリッジを戻し、時刻t5でRTZ(Ret
urn To Zero)シークをスタートさせる。
【0111】その後、時刻t6でRTZシークが完了す
ると、シリンダ0にオントラックする。そこで、コント
ローラ29では、時刻t7で、再度目標位置へのシーク
(2度目のシーク)をスタートさせ、通常時のシーク制
御を行う。
【0112】そして、時刻t8で目標位置に到達する
と、シークエンドを上位装置に報告して、シーク制御を
終了する。 (6) :制御例6(図9の第3実施例における具体的制御
例)の説明・・・図15参照 この例では、シークの等速制御中に、停電(瞬断)を検
出した場合、直ちに、VCMの端子を短絡し、該VCM
4を減速させて、停止動作を行い、その状態(ブレーキ
をかけたままの状態)で停電が回復するまで待つ。
【0113】そして、停電が回復した場合には、初期動
作の指定位置(例えば、CSS領域)までキャリッジを
戻すための電流(CSS保証の電流)を所定時間流し、
RTZシーク制御を行う。その後、再度目標位置にシー
ク動作を実施し、停電前の処理を継続して行う。
【0114】例えば、図15において、時刻t1からシ
ークの加速制御を行い、ディファレンスの大きいシーク
のため、時刻t2から等速度制御を行っている。この様
な等速度制御中の時刻t3で停電(瞬断)を検出したと
する。
【0115】この場合、コントローラ29では、時刻t
3からブレーキ信号BSを出力して、VCM4を減速制
御する。なお図15において、点線は、停電(瞬断)が
無く、正常な制御を行った場合の信号波形であり、実線
は、停電(瞬断)を検出した場合の制御による信号波形
である。
【0116】コントローラ29では、上記の減速制御に
より、該VCM4を減速させて、停止動作を行い、その
状態(ブレーキをかけた状態)で停電が回復するまで待
つ。その後、時刻t4で停電の回復を検出すると、コン
トローラ29では、時刻t5でCSS保証の電流を単位
時間流して、初期動作の指定位置(例えば、CSS領
域)までキャリッジを戻し、時刻t6でRTZ(Ret
urn To Zero)シークをスタートさせる。
【0117】その後、時刻t7でRTZシークが完了す
ると、シリンダ0にオントラックする。そこで、コント
ローラ29では、時刻t8で、再度目標位置へのシーク
(2度目のシーク)をスタートさせ、通常時のシーク制
御を行う。
【0118】すなわち、時刻t8からシークの加速制御
を行い、ディファレンスの大きいシークのため、時刻t
9から等速度制御を行う。そして、時刻t10から減速
制御を行い、時刻t11で目標位置に到達すると、シー
クエンドを上位装置に報告して、シーク制御を終了す
る。
【0119】(7) :制御例7(図9の第3実施例におけ
る具体的制御例)の説明・・・図16参照 この例では、シークの減速制御中に、停電(瞬断)を検
出した場合、直ちに、VCMの端子を短絡し、該VCM
4を減速させて、停止動作を行い、その状態(ブレーキ
をかけたままの状態)で停電が回復するまで待つ。
【0120】そして、停電が回復した場合には、初期動
作の指定位置(例えば、CSS領域)までキャリッジを
戻すための電流(CSS保証の電流)を所定時間流し、
RTZシーク制御を行う。その後、再度目標位置にシー
ク動作を実施し、停電前の処理を継続して行う。
【0121】例えば、図16において、時刻t1からシ
ークの加速制御を行い、時刻t2から、シークの減速制
御を行っている。この様な減速制御中の時刻t3で停電
(瞬断)を検出したとする。
【0122】この場合、コントローラ29では、時刻t
3からブレーキ信号BSを出力して、VCM4を減速制
御する。なお図16において、点線は、停電(瞬断)が
無く、正常な制御を行った場合の信号波形であり、実線
は、停電(瞬断)を検出した場合の制御による信号波形
である。
【0123】コントローラ29では、上記の減速制御に
より、該VCM4を減速させて、停止動作を行い、その
状態(ブレーキをかけた状態)で停電が回復するまで待
つ。その後、時刻t4で停電の回復を検出すると、コン
トローラ29では、時刻t5でCSS保証の電流を単位
時間流して、初期動作の指定位置(例えば、CSS領
域)までキャリッジを戻し、時刻t6でRTZ(Ret
urn To Zero)シークをスタートさせる。
【0124】その後、時刻t7でRTZシークが完了す
ると、シリンダ0にオントラックする。そこで、コント
ローラ29では、時刻t8で、再度目標位置へのシーク
(2度目のシーク)をスタートさせ、通常時のシーク制
御を行う。
【0125】すなわち、時刻t8からシークの加速制御
を行い、時刻t9から減速制御を行う。そして、時刻t
10で目標位置に到達すると、シークエンドを上位装置
に報告して、シーク制御を終了する。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) 停電(瞬断)時には、電力消費の大きいシーク動作
等を避けて可能な限り省電力給電を行い、エネルギー消
費を少なくすることが出来る。従って、電源回路に用い
るコンデンサを小型化できる。
【0127】(2) VCM制御用の電力量がDC電源回路
の負荷の殆どを占めているため、この条件に着目して電
源を設計すれば、停電(瞬断)の間、回路動作のみ保証
する電力を供給可能なコンデンサを実装すれば良く、大
型で高価なコンデンサを相当量削減出来る。その結果、
小型で信頼性の高い装置が実現可能となる。
【0128】(3) DC電源回路に大型のコンデンサを使
用しなくても済み、電源回路が小型化出来る。従って、
装置全体が小型化出来、コストダウンも可能である。 (4) 上記の省電力給電を行うために、停電検出回路が必
要になるが、この停電検出回路は電子部品で構成され、
IC化すれば小型で、廉価な部品となる。従って、上記
コンデンサの削減量に対して、僅かな回路部品の増加で
済むから、電源回路は小型化出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例における磁気ディスク装置の構
成図(VCMと、その周辺部)である。
【図3】本発明の実施例におけるDC電源回路のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施例におけるVCM制御回路のブロ
ック図である。
【図5】本発明の実施例におけるパワーアンプ部の回路
例である。
【図6】本発明の実施例におけるパワーアンプ部内のド
ライブ回路である。
【図7】本発明の第1実施例の制御フローチャートであ
る。
【図8】本発明の第2実施例の制御フローチャートであ
る。
【図9】本発明の第3実施例の制御フローチャートであ
る。
【図10】制御例1(第1実施例における具体的制御
例)のタイムチャートである。
【図11】制御例2(第2実施例における具体的制御
例)のタイムチャートである。
【図12】制御例3(第2実施例における具体的制御
例)のタイムチャートである。
【図13】制御例4(第2実施例における具体的制御
例)のタイムチャートである。
【図14】制御例5(第3実施例における具体的制御
例)のタイムチャートである。
【図15】制御例6(第3実施例における具体的制御
例)のタイムチャートである。
【図16】制御例7(第3実施例における具体的制御
例)のタイムチャートである。
【図17】従来の磁気ディスク装置の構成図(VCM
と、その周辺部)である。
【図18】従来の電源回路のブロック図である。
【符号の説明】 1 ディスク機構部 2 スピンドル 3 スピンドルモータ 4 VCM(ボイスコイルモータ) 5 磁気ヘッド 7 磁気ディスク 8 VCM制御回路 9 DC電源回路 21 停電検出回路 22 短絡回路 29 コントローラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク(7)に対して、データをリー
    ド/ライトするヘッド(5)と、 ヘッド(5)を位置決めするVCM(ボイスコイルモー
    タ)(4)と、 VCM(4)を駆動して位置決め制御を行うVCM制御
    回路(8)と、 VCM制御回路(8)に電力を供給する電源回路(9)
    とを具備したディスク装置において、 上記電源回路(9)に、外部からの電力供給の停止(停
    電)を検出する停電検出回路(21)を設け、 且つ、上記VCM制御回路(8)に、VCM(4)の両
    端を短絡可能な短絡回路(22)を設け、 停電検出回路(21)で、外部からの電力供給が停止
    (停電)したことを検出した際、その停電検出信号をV
    CM制御回路(8)に送ると共に、 VCM制御回路(8)では、該停電検出信号に基づいて
    短絡回路(22)を動作させ、電源からの制動電力を供
    給されることなく、 シーク動作時のシーク制動を可能にしたことを特徴とす
    るディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記VCM制御回路(8)でトラックフ
    ォローイング中に、外部からの電力供給が停止し、該V
    CM制御回路(8)が上記停電検出信号を受けた場合、 その後、上位装置からのシーク命令が発行されてもシー
    ク制御を開始せず、上記トラックフォローイング動作を
    継続し、外部からの電力給電が回復し、上記停電検出信
    号が無くなった場合、上位装置から指示された目標位置
    にシーク動作を行い、上位装置から指示された目標位置
    へ到達し、シークが完了したことを上位に報告すること
    を特徴とした請求項1記載のディスク装置におけるVC
    M制御方法。
  3. 【請求項3】 上記VCM制御回路(8)でシークの加
    速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
    御回路(8)が上記停電検出信号を受けた場合、 直ちに短絡回路(22)を動作させ、VCM(4)の両
    端を短絡してシーク制動をかけることにより、 VCM(4)を減速させて、停止動作を行い、 VCM(4)がトラックフォローイング動作可能な速度
    に達したことを検出して、適当なトラックに位置付け
    し、 電力供給が回復するまでトラックフォローイング動作を
    継続して行うことを特徴とした請求項1記載のディスク
    装置におけるVCM制御方法。
  4. 【請求項4】 上記VCM制御回路(8)でシークの等
    速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
    御回路(8)が上記停電検出信号を受けた場合、 直ちに短絡回路(22)を動作させ、VCM(4)の両
    端を短絡してシーク制動をかけることにより、 VCM(4)を減速させて、停止動作を行い、 VCM(4)がトラックフォローイング動作可能な速度
    に達したことを検出して、適当なトラックに位置付け
    し、 電力供給が回復するまでトラックフォローイング動作を
    継続して行うことを特徴とした請求項1記載のディスク
    装置におけるVCM制御方法。
  5. 【請求項5】 上記VCM制御回路(8)でシークの減
    速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
    御回路(8)が上記停電検出信号を受けた場合、 直ちに、短絡回路(22)を動作させ、VCM(4)の
    両端を短絡してシーク制動をかけることにより、 VCM(4)を減速させて、停止動作を行い、 VCM(4)がトラックフォローイング動作可能な速度
    に達したことを検出して、適当なトラックに位置付け
    し、 電力供給が回復するまでトラックフォローイング動作を
    継続して行うことを特徴とした請求項1記載のディスク
    装置におけるVCM制御方法。
  6. 【請求項6】 上記VCM制御回路(8)で、上記トラ
    ックフォローイング動作を行っている時、外部からの電
    力供給が回復し、上記停電検出信号が無くなった場合、 上位装置から指示された目標位置への距離の差分を再計
    算して、再度シーク動作を行い、 上位装置から指示された目標位置へ到達した際、シーク
    が完了したことを上位装置に報告することを特徴とした
    請求項3又は4又は5記載のディスク装置におけるVC
    M制御方法。
  7. 【請求項7】 上記VCM制御回路(8)でシークの加
    速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
    御回路(8)が上記停電検出信号を受けた場合、 直ちに、短絡回路(22)を動作させ、VCM(4)の
    両端を短絡してシーク制動をかけることにより、 VCM(4)を減速させて停止動作を行い、その状態で
    電力供給が回復するまで待ち、 その後、外部からの電力供給が回復し、上記停電検出信
    号が無くなった場合、 初期動作の指定位置(CSS領域等)までキャリッジを
    戻し、RTZ(0シリンダ復帰)動作を実施し、再度目
    標位置にシーク動作を実施することを特徴とした請求項
    1記載のディスク装置におけるVCM制御方法。
  8. 【請求項8】 上記VCM制御回路(8)でシークの等
    速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
    御回路(8)が上記停電検出信号を受けた場合、 直ちに、短絡回路(22)を動作させ、VCM(4)の
    両端を短絡してシーク制動をかけることにより、 VCM(4)を減速させて停止動作を行い、その状態で
    電力供給が回復するまで待ち、 その後、外部からの電力供給が回復し、上記停電検出信
    号が無くなった場合、 初期動作の指定位置(CSS領域等)までキャリッジを
    戻し、RTZ(0シリンダ復帰)動作を実施し、再度目
    標位置にシーク動作を実施することを特徴とした請求項
    1記載のディスク装置におけるVCM制御方法。
  9. 【請求項9】 上記VCM制御回路(8)でシークの減
    速制御中に、外部からの電力供給が停止し、該VCM制
    御回路(8)が上記停電検出信号を受けた場合、 直ちに、短絡回路(22)を動作させ、VCM(4)の
    両端を短絡してシーク制動をかけることにより、 VCM(4)を減速させて停止動作を行い、その状態で
    電力供給が回復するまで待ち、 その後、外部からの電力供給が回復し、上記停電検出信
    号が無くなった場合、 初期動作の指定位置(CSS領域等)までキャリッジを
    戻し、RTZ(0シリンダ復帰)動作を実施し、再度目
    標位置にシーク動作を実施することを特徴とした請求項
    1記載のディスク装置におけるVCM制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5276137A (en) * 1990-06-19 1994-01-04 The Research Foundation Of State University Of New York Analgesic peptides with a trifluoronorvaline modification
JP4920786B2 (ja) * 2008-08-05 2012-04-18 三菱電機株式会社 車載システム

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