JPH063634B2 - 防災設備における信号受信回路 - Google Patents
防災設備における信号受信回路Info
- Publication number
- JPH063634B2 JPH063634B2 JP61070513A JP7051386A JPH063634B2 JP H063634 B2 JPH063634 B2 JP H063634B2 JP 61070513 A JP61070513 A JP 61070513A JP 7051386 A JP7051386 A JP 7051386A JP H063634 B2 JPH063634 B2 JP H063634B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- zener diode
- circuit
- diode
- disaster prevention
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、防災設備における信号受信回路に関する。
[従来の技術] 従来の信号受信回路は、受信機、中継器、または端末機
器(火災感知器、防排煙機器、消火用機器等)の間で、
火災情報、制御情報等の情報信号の授受が行なわれる火
災報知設備において、受信した信号から情報信号を出力
する回路である。
器(火災感知器、防排煙機器、消火用機器等)の間で、
火災情報、制御情報等の情報信号の授受が行なわれる火
災報知設備において、受信した信号から情報信号を出力
する回路である。
第2図には、上記従来の信号受信回路の一例を示してあ
る。
る。
また、第2図に示す回路は、火災感知器10を例にとっ
て示してあり、火災に関する信号を、ツェナーダイオー
ドZDと抵抗素子R1、R2との直列回路に受け、その
抵抗R2の両端電圧が所定電圧以上のときにトランジス
タ40がオンし、そのコレクタ電圧が信号処理回路20
に入力する。
て示してあり、火災に関する信号を、ツェナーダイオー
ドZDと抵抗素子R1、R2との直列回路に受け、その
抵抗R2の両端電圧が所定電圧以上のときにトランジス
タ40がオンし、そのコレクタ電圧が信号処理回路20
に入力する。
信号処理回路20は、その入力信号のうち、所定タイミ
ングにおける信号を真値として把握し、その把握した値
を情報信号として出力するものである。なお、符号Rは
受信機であり、符号30は定電圧回路である。
ングにおける信号を真値として把握し、その把握した値
を情報信号として出力するものである。なお、符号Rは
受信機であり、符号30は定電圧回路である。
第2図に示す従来例は、非同期方式で信号の授受が行な
われているとする。
われているとする。
次に、上記従来例の動作について説明する。
第3図(1)は、受信機Rの信号処理部から送出回路に
出力される波形であり、送出回路から出力端子に出力さ
れる信号波形は第3図(1)の波形を反転したものとな
る。同図(2)は、火災感知器の受信信号(火災感知器
の入力端子における信号)を示す波形である。そして、
同図(4)は、信号処理回路20の入力信号を示す波形
である。
出力される波形であり、送出回路から出力端子に出力さ
れる信号波形は第3図(1)の波形を反転したものとな
る。同図(2)は、火災感知器の受信信号(火災感知器
の入力端子における信号)を示す波形である。そして、
同図(4)は、信号処理回路20の入力信号を示す波形
である。
まず、受信機Rの信号処理部より出力される信号は、第
3図(1)に示すように、波形が崩れていない状態(矩
形波の状態)で出力される。そして、スタートビット、
ビット0、ビット1、ビット2、…………、ビット7、
ストップビットの順で出力される。また、その送信デー
タの内容は、「01010101」(LSBファースト
で表示してある)であったとする。
3図(1)に示すように、波形が崩れていない状態(矩
形波の状態)で出力される。そして、スタートビット、
ビット0、ビット1、ビット2、…………、ビット7、
ストップビットの順で出力される。また、その送信デー
タの内容は、「01010101」(LSBファースト
で表示してある)であったとする。
この信号は、伝送ラインを通過する間に、その波形が崩
れ、第3図(2)に示す信号波形(火災感知器の受信信
号波形)に変形されたとする。この図において、一点鎖
線は、ツェナーダイオードZDのスレショルドレベルで
ある。
れ、第3図(2)に示す信号波形(火災感知器の受信信
号波形)に変形されたとする。この図において、一点鎖
線は、ツェナーダイオードZDのスレショルドレベルで
ある。
一方、信号処理回路20は、ビット0〜7のそれぞれの
ほぼ中心位置の情報を真値として把握する。つまり、ビ
ット0〜7のうちの各ビット幅をtとすると、受信開始
点QSから、tの1.5倍の時間だけ遅れた点をQ0と
し、そのQ0点から時間tを遅れる毎に、点Q1、Q
2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7とする。そして、点
Q0〜Q7のそれぞれにおける入力信号の状態を真値と
して把握するようにしている。
ほぼ中心位置の情報を真値として把握する。つまり、ビ
ット0〜7のうちの各ビット幅をtとすると、受信開始
点QSから、tの1.5倍の時間だけ遅れた点をQ0と
し、そのQ0点から時間tを遅れる毎に、点Q1、Q
2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7とする。そして、点
Q0〜Q7のそれぞれにおける入力信号の状態を真値と
して把握するようにしている。
ところで、上記の場合、一般には、スレショルドレベル
よりも受信信号が高ければ、トランジスタ40が「0」
を出力し、スレショルドレベルよりも受信信号が低けれ
ば、トランジスタ40が「1」を出力する。
よりも受信信号が高ければ、トランジスタ40が「0」
を出力し、スレショルドレベルよりも受信信号が低けれ
ば、トランジスタ40が「1」を出力する。
しかし、ダイオードZDは容量を有し、その容量は、印
加電圧が急に増加する際に比較的大きく変化するため
に、火災感知器10の受信信号のレベルが上記スレショ
ルドレベルよりも低いときでも、ダイオードZDを通っ
て抵抗R2に比較的大きな電流が流れる。このために、
火災感知器10の受信信号の立ち上がりの時点で、信号
処理回路20の入力信号が立ち下る。この立ち下った点
が受信開始点QSとなり、この点QSからtの1.5倍
の時間だけ遅れた点がQ0になり、そこから、時間tを
遅れる毎に、点Q0、Q1、Q2、……、Q7が設定さ
れる。
加電圧が急に増加する際に比較的大きく変化するため
に、火災感知器10の受信信号のレベルが上記スレショ
ルドレベルよりも低いときでも、ダイオードZDを通っ
て抵抗R2に比較的大きな電流が流れる。このために、
火災感知器10の受信信号の立ち上がりの時点で、信号
処理回路20の入力信号が立ち下る。この立ち下った点
が受信開始点QSとなり、この点QSからtの1.5倍
の時間だけ遅れた点がQ0になり、そこから、時間tを
遅れる毎に、点Q0、Q1、Q2、……、Q7が設定さ
れる。
このようにして設定されたQ0〜Q7の各点において、
信号処理回路20の入力信号は、総て、「0」になる。
つまり、受信データは、「00000000」であり、
これは、第3図(1)に示す受信機の送信出力と異な
る。
信号処理回路20の入力信号は、総て、「0」になる。
つまり、受信データは、「00000000」であり、
これは、第3図(1)に示す受信機の送信出力と異な
る。
したがって、上記従来例においては、非同期方式によっ
て情報信号パルスを送信する場合、崩れた波形を有する
受信信号から、情報信号を正確に出力することができな
いという問題がある。
て情報信号パルスを送信する場合、崩れた波形を有する
受信信号から、情報信号を正確に出力することができな
いという問題がある。
また、第3図(2)左端に示すように、誘導ノイズ等の
ノイズが発生すると、第3図(4)左端に示すように、
トランジスタ40がオンし、信号処理回路20に入力さ
れ、これが正規の信号と判断されるという問題がある。
ノイズが発生すると、第3図(4)左端に示すように、
トランジスタ40がオンし、信号処理回路20に入力さ
れ、これが正規の信号と判断されるという問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上記従来装置の問題点に着目してなされたも
ので、非同期方式によって情報信号を送信する場合、崩
れた波形を有する受信信号から、情報信号を正確に出力
することができる信号受信回路を提供することを目的と
するものである。
ので、非同期方式によって情報信号を送信する場合、崩
れた波形を有する受信信号から、情報信号を正確に出力
することができる信号受信回路を提供することを目的と
するものである。
[発明の実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。
なお、第2図に示した部材と同一の部材には、同一の符
号を付してある。
号を付してある。
第1図に示す火災感知器11が第3図に示す火災感知器
10と異なる点は、ツェナーダイオードZDと直列にダ
イオードDを設けた点である。
10と異なる点は、ツェナーダイオードZDと直列にダ
イオードDを設けた点である。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第3図(1)は、受信機Rの送信出力信号(受信機Rの
出力端子における信号)を示す波形であり、同図(2)
は、火災感知器11の受信信号(火災感知器11の入力
端子における信号)を示す波形である。そして、同図
(3)は、上記実施例における信号処理回路20の入力
信号を示す波形である。
出力端子における信号)を示す波形であり、同図(2)
は、火災感知器11の受信信号(火災感知器11の入力
端子における信号)を示す波形である。そして、同図
(3)は、上記実施例における信号処理回路20の入力
信号を示す波形である。
まず、受信機Rの送信出力は、第3図(1)に示すよう
に、波形が崩れていない状態(矩形波の状態)で出力さ
れる。そして、スタートビット、ビット0、ビット1、
ビット2、………、ビット7、ストップビットの順で出
力され、その送信データの内容は、「0101010
1」(LSBファーストで表示してある)である。
に、波形が崩れていない状態(矩形波の状態)で出力さ
れる。そして、スタートビット、ビット0、ビット1、
ビット2、………、ビット7、ストップビットの順で出
力され、その送信データの内容は、「0101010
1」(LSBファーストで表示してある)である。
この送信出力は、伝送ラインを通過する間に、その波形
が崩れ、第3図(2)に示す信号波形(火災感知器11
の受信信号波形)に変形される。
が崩れ、第3図(2)に示す信号波形(火災感知器11
の受信信号波形)に変形される。
一方、信号処理回路20は、ビット0〜7のそれぞれの
ほぼ中心位置の情報を真値として把握する。つまり、ビ
ット0〜7のうちの各ビット幅をtとすると、受信開始
点PSから、tの1.5倍の時間だけ遅れた点をP0と
し、その0点から時間tを遅れる毎に、点P1、P2、
P3、P4、P5、P6、P7とする。そして、点P0
〜P7のそれぞれにおける入力信号の状態を真値として
把握するようにしている。
ほぼ中心位置の情報を真値として把握する。つまり、ビ
ット0〜7のうちの各ビット幅をtとすると、受信開始
点PSから、tの1.5倍の時間だけ遅れた点をP0と
し、その0点から時間tを遅れる毎に、点P1、P2、
P3、P4、P5、P6、P7とする。そして、点P0
〜P7のそれぞれにおける入力信号の状態を真値として
把握するようにしている。
そして、ツェナーダイオードZDのスレショルドレベル
よりも受信信号が高ければ、トランジスタ40が「0」
を出力し、スレショルドレベルよりも受信信号が低けれ
ば、トランジスタ40が「1」を出力する。
よりも受信信号が高ければ、トランジスタ40が「0」
を出力し、スレショルドレベルよりも受信信号が低けれ
ば、トランジスタ40が「1」を出力する。
ここで、火災感知器11の受信信号の立ち上がりの時点
で、信号処理回路20の入力信号が立ち下がらない。こ
れは、ツェナーダイオードZDの容量が比較的大きいと
しても、ダイオードDが直列に接続されているので、そ
の合成容量が小さくなるために、火災感知器11の受信
信号のレベルがツェナーダイオードZDのスレショルド
レベルより低いときには、ツェナーダイオードZDを通
って抵抗R2に大きな電流が流れないためである。
で、信号処理回路20の入力信号が立ち下がらない。こ
れは、ツェナーダイオードZDの容量が比較的大きいと
しても、ダイオードDが直列に接続されているので、そ
の合成容量が小さくなるために、火災感知器11の受信
信号のレベルがツェナーダイオードZDのスレショルド
レベルより低いときには、ツェナーダイオードZDを通
って抵抗R2に大きな電流が流れないためである。
したがって、信号処理回路20の受信信号がツェナーダ
イオードZDのスレショルドレベルよりも高くなった点
が受信開始点PSとなり、この点PSからtの1.5倍
の時間だけ遅れた点がP0になり、そこから、時間tを
遅れる毎に、点P0、P1、P2、……、P7が設定さ
れる。
イオードZDのスレショルドレベルよりも高くなった点
が受信開始点PSとなり、この点PSからtの1.5倍
の時間だけ遅れた点がP0になり、そこから、時間tを
遅れる毎に、点P0、P1、P2、……、P7が設定さ
れる。
このようにして設定されたP0〜P7の各点において、
信号処理回路20の出力信号は、「01010101」
となり、これは、第3図(1)に示す受信機の送信出力
と同じになる。
信号処理回路20の出力信号は、「01010101」
となり、これは、第3図(1)に示す受信機の送信出力
と同じになる。
つまり、第2図に示す従来例において、第3図に示すス
タートビットの立ち下がり時QSに、火災感知器10の
受信信号のレベルが低いにもかかわらず、ツェナーダイ
オードZDの容量が比較的大きいので、ツェナーダイオ
ードZDに比較的大きな電流が流れ、ツェナーダイオー
ドZDに直列に接続されている抵抗R2にも比較的大き
な電流が流れ、抵抗R2の両端電圧が所定値以上に達
し、トランジスタ40がオンしてしまう。ところで、信
号処理回路20から見れば、トランジスタ40が最初に
オンしたタイミングを、受信開始のタイミングと判断す
るので、スタートビットの立ち下がり時QSを受信開始
のタイミングと判断し、この受信開始QSから1.5t
を経過した後、t毎に、入力処理回路20の入力信号
(トランジスタ40の出力信号)を見て、これが
「1」、「0」であれば、受信機Rが出力した送信デー
タがそれぞれ、「1」、「0」であると認識する。しか
し、上記従来例においては、入力処理回路20の入力信
号を判断するタイミングが早過ぎるので、実際の送信デ
ータとは異なったデータを受信データとして認識してし
まう。つまり、受信データを誤認識してしまう。
タートビットの立ち下がり時QSに、火災感知器10の
受信信号のレベルが低いにもかかわらず、ツェナーダイ
オードZDの容量が比較的大きいので、ツェナーダイオ
ードZDに比較的大きな電流が流れ、ツェナーダイオー
ドZDに直列に接続されている抵抗R2にも比較的大き
な電流が流れ、抵抗R2の両端電圧が所定値以上に達
し、トランジスタ40がオンしてしまう。ところで、信
号処理回路20から見れば、トランジスタ40が最初に
オンしたタイミングを、受信開始のタイミングと判断す
るので、スタートビットの立ち下がり時QSを受信開始
のタイミングと判断し、この受信開始QSから1.5t
を経過した後、t毎に、入力処理回路20の入力信号
(トランジスタ40の出力信号)を見て、これが
「1」、「0」であれば、受信機Rが出力した送信デー
タがそれぞれ、「1」、「0」であると認識する。しか
し、上記従来例においては、入力処理回路20の入力信
号を判断するタイミングが早過ぎるので、実際の送信デ
ータとは異なったデータを受信データとして認識してし
まう。つまり、受信データを誤認識してしまう。
ところが、上記実施例においては、ツェナーダイオード
ZDと直列にダイオードDが接続され、ツェナーダイオ
ードZDの容量とダイオードDの容量とが直列接続され
るのでその合成容量が小さくなり、第3図に示すスター
トビットの立ち下がり時に、ツェナーダイオードZDに
は大きな電流が流れず、ツェナーダイオードZDに直列
に接続されている抵抗R2にも大きな電流が流れず、所
定時間(スタートビットの立ち下がりから、受信信号の
レベルがツェナーダイオードZDのスレショルドレベル
よりも高くなるまでの時間)、抵抗R2の両端電圧が所
定値以上にはならず、トランジスタ40がオフ状態を維
持し、受信信号のレベルがツェナーダイオードZDのス
レショルドレベルよりも高くなったとき(タイミングP
S)に初めてトランジスタがオンする。信号処理回路2
0から見れば、スタートビットの立ち下がり時QSを受
信開始のタイミングとは判断せず、タイミングPSで初
めて受信開始であると判断し、この受信開始PSから
1.5tを経過した後、t毎に、入力処理回路20の入
力信号(トランジスタ40の出力信号)を判断し、これ
が「1」、「0」であれば、受信機Rは出力した送信デ
ータがそれぞれ、「1」、「0」であると認識する。し
たがって、上記実施例においては、入力処理回路20の
入力信号を判断するタイミングが適切であり、送信デー
タを正確に認識することができる。
ZDと直列にダイオードDが接続され、ツェナーダイオ
ードZDの容量とダイオードDの容量とが直列接続され
るのでその合成容量が小さくなり、第3図に示すスター
トビットの立ち下がり時に、ツェナーダイオードZDに
は大きな電流が流れず、ツェナーダイオードZDに直列
に接続されている抵抗R2にも大きな電流が流れず、所
定時間(スタートビットの立ち下がりから、受信信号の
レベルがツェナーダイオードZDのスレショルドレベル
よりも高くなるまでの時間)、抵抗R2の両端電圧が所
定値以上にはならず、トランジスタ40がオフ状態を維
持し、受信信号のレベルがツェナーダイオードZDのス
レショルドレベルよりも高くなったとき(タイミングP
S)に初めてトランジスタがオンする。信号処理回路2
0から見れば、スタートビットの立ち下がり時QSを受
信開始のタイミングとは判断せず、タイミングPSで初
めて受信開始であると判断し、この受信開始PSから
1.5tを経過した後、t毎に、入力処理回路20の入
力信号(トランジスタ40の出力信号)を判断し、これ
が「1」、「0」であれば、受信機Rは出力した送信デ
ータがそれぞれ、「1」、「0」であると認識する。し
たがって、上記実施例においては、入力処理回路20の
入力信号を判断するタイミングが適切であり、送信デー
タを正確に認識することができる。
したがって、上記実施例においては、非同期方式によっ
て情報信号を交信する防災設備において、ツェナーダイ
オードにダイオードが直列接続されているために、ツェ
ナーダイオードの容量とダイオードの容量とが直列接続
され、その合成容量が小さくなり、ツェナーダイオード
のスレショルドレベルよりも受信信号のレベルが低いと
きに、抵抗に大きな電流が流れることが阻止されるの
で、受信開始タイミングを適切に把握でき、したがっ
て、崩れた波形を有する受信信号から、情報信号を正確
に検出することができる。
て情報信号を交信する防災設備において、ツェナーダイ
オードにダイオードが直列接続されているために、ツェ
ナーダイオードの容量とダイオードの容量とが直列接続
され、その合成容量が小さくなり、ツェナーダイオード
のスレショルドレベルよりも受信信号のレベルが低いと
きに、抵抗に大きな電流が流れることが阻止されるの
で、受信開始タイミングを適切に把握でき、したがっ
て、崩れた波形を有する受信信号から、情報信号を正確
に検出することができる。
第3図(2)の左端位置にノイズが発生しても、それが
スレショルドレベルに達しなければ、そのノイズは検出
されない。したがって、ノイズによる誤動作を防止でき
る。
スレショルドレベルに達しなければ、そのノイズは検出
されない。したがって、ノイズによる誤動作を防止でき
る。
なお、上記実施例は、火災感知器11の信号受信回路を
例にとって説明したが、火災感知器11の代りに、防排
煙機器、消火用機器等の他の端末機器に本発明を適用し
てもよい。また、火災感知器11の代りに、受信機、中
継器に本発明を適用してもよい。
例にとって説明したが、火災感知器11の代りに、防排
煙機器、消火用機器等の他の端末機器に本発明を適用し
てもよい。また、火災感知器11の代りに、受信機、中
継器に本発明を適用してもよい。
したがって、上記実施例は、受信機、端末機器、中継器
のうちの少なくとも2つの相互間で、非同期方式によっ
て情報信号パルス(送信データ01010101等のパ
ルス)を交信する防災設備の例である。また、ツェナー
ダイオードZDと抵抗素子R2とダイオードDとは、ツ
ェナーダイオードと抵抗素子とダイオードとが直列接続
されている直列回路であって、受信機、端末機器、中継
器のうちの少なくとも2つの間を接続する線路に接続さ
れた直列回路の例である。さらに、トランジスタ40
は、直列回路内の抵抗素子の両端電圧の変化に応じて、
情報信号パルスを検出する信号検出回路の例である。
のうちの少なくとも2つの相互間で、非同期方式によっ
て情報信号パルス(送信データ01010101等のパ
ルス)を交信する防災設備の例である。また、ツェナー
ダイオードZDと抵抗素子R2とダイオードDとは、ツ
ェナーダイオードと抵抗素子とダイオードとが直列接続
されている直列回路であって、受信機、端末機器、中継
器のうちの少なくとも2つの間を接続する線路に接続さ
れた直列回路の例である。さらに、トランジスタ40
は、直列回路内の抵抗素子の両端電圧の変化に応じて、
情報信号パルスを検出する信号検出回路の例である。
さらに、本発明は、防災設備用の信号受信回路である
が、その防災設備としては、火災報知設備、これに連動
する機器、たとえば、消火設備、防排煙設備、あるいは
防盗設備が考えられる。
が、その防災設備としては、火災報知設備、これに連動
する機器、たとえば、消火設備、防排煙設備、あるいは
防盗設備が考えられる。
[発明の効果] 本願発明においては、非同期方式によって情報信号を交
信する防災設備において、ツェナーダイオードにダイオ
ードが直列接続されているために、ツェナーダイオード
の容量とダイオードの容量とが直列接続され、その合成
容量が小さくなり、ツェナーダイオードのスレショルド
レベルよりも受信信号のレベルが低いときに、抵抗に大
きな電流が流れることが阻止されるので、受信開始タイ
ミングを適切に把握でき、したがって、崩れた波形を有
する受信信号から、情報信号を正確に検出することがで
きるという効果を奏する。
信する防災設備において、ツェナーダイオードにダイオ
ードが直列接続されているために、ツェナーダイオード
の容量とダイオードの容量とが直列接続され、その合成
容量が小さくなり、ツェナーダイオードのスレショルド
レベルよりも受信信号のレベルが低いときに、抵抗に大
きな電流が流れることが阻止されるので、受信開始タイ
ミングを適切に把握でき、したがって、崩れた波形を有
する受信信号から、情報信号を正確に検出することがで
きるという効果を奏する。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。 第2図は、従来の信号受信回路の一例を示す図である。 第3図は、上記実施例および従来例における動作を示す
タイミング図である。 11…火災感知器、 ZD…ツェナーダイオード、 D…ダイオード、 20…信号処理回路。
タイミング図である。 11…火災感知器、 ZD…ツェナーダイオード、 D…ダイオード、 20…信号処理回路。
Claims (1)
- 【請求項1】受信機、端末機器、中継器のうちの少なく
とも2つの相互間で、非同期方式による情報信号パルス
を交信する防災設備において、 ツェナーダイオードと抵抗素子とダイオードとが直列接
続されている直列回路であって、上記受信機、上記端末
機器、上記中継器のうちの少なくとも2つの間を接続す
る線路に接続された直列回路と; 上記抵抗素子の両端電圧の変化に応じて、上記情報信号
パルスを検出する信号検出回路と; を有することを特徴とする防災設備における信号受信回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070513A JPH063634B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 防災設備における信号受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070513A JPH063634B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 防災設備における信号受信回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62226398A JPS62226398A (ja) | 1987-10-05 |
JPH063634B2 true JPH063634B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=13433685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61070513A Expired - Fee Related JPH063634B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 防災設備における信号受信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063634B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586077U (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-14 | 東芝機械株式会社 | 可撓電線管接続器 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61070513A patent/JPH063634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62226398A (ja) | 1987-10-05 |
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