JP2719463B2 - 火災受信装置 - Google Patents

火災受信装置

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JP2719463B2
JP2719463B2 JP3185074A JP18507491A JP2719463B2 JP 2719463 B2 JP2719463 B2 JP 2719463B2 JP 3185074 A JP3185074 A JP 3185074A JP 18507491 A JP18507491 A JP 18507491A JP 2719463 B2 JP2719463 B2 JP 2719463B2
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一成 森末
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災に伴う煙や熱など
を感知する感知器と2線式の感知器回線により接続さ
れ、この感知器回線を介して送信される感知器からの感
知信号を受信し火災の発生を知らせる火災信号を出力す
る火災受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような火災受信装置に
おいては、感知器回線を介して各感知器に供給される電
流を制限するための抵抗が電源と感知器回線との間に挿
入されていた(例えば、特開昭63−136195号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来構成では、監視時における上記抵抗での電圧
降下を極力抑える必要があり、比較的に小さい抵抗値を
有する抵抗が選定されていたため、実際の感知器の動作
時に感知器回線に流れる電流が大きくなってしまうとい
う問題があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、その目的とするところは感知器の動作時におけ
る電流を制限することができる火災受信装置を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、火災に伴う煙
や熱などを感知して感知信号を送信する複数の感知器が
2線式の感知器回線により接続され、この感知器回線を
介して送信される感知器からの感知信号を受信し火災の
発生を知らせる火災信号を出力する火災受信装置であっ
て、監視時と感知時との感知器回線間の電圧の変化とし
て送信される感知信号を受信して火災を検出する火災検
出回路と、感知信号送信時に感知器回線間に流れる電流
を制限する電流制限回路とを備え、少なくとも感知器回
線を介して各感知器に電源供給を行う電源と感知器回線
との間に接続した抵抗値の低い第1の抵抗と、この第1
の抵抗を介した感知器回線間電圧と抵抗分割して形成し
た基準電圧とを比較するコンパレータとで上記火災検出
回路を構成し、感知器回線中に接続されたMOSFET
と、このMOSFETと直列に感知器回線に接続された
第2の抵抗と、第2の抵抗がベース・エミッタ間に接続
され且つMOSFETのゲートにコレクタが接続された
トランジスタとで上記電流制限回路を構成するととも
に、MOSFETのゲートにオン・オフ制御用の制御入
力端子を設けたものである
【0006】
【作用】而して、火災検出回路の第1の抵抗の値を低く
していることで、監視時における第1の抵抗による電圧
降下を抑えると共に、電流制限回路により感知器の動作
時における消費電流を低減することができる。しかも、
電流制限回路を構成するMOSFETを感知器回線中に
接続し、このMOSFETのゲートに設けた制御入力端
子に制御信号を入力してMOSFETをオン・オフ制御
をすることにより、感知器回線の復旧のためのスイッチ
制御回路として兼用できるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において左側が感知器回線側を示し、右側は
火災受信装置側を示している。すなわち、火災受信装置
の端子L,Cには2線式の感知器回線2,3が接続さ
れ、この感知器回線2,3間には複数の感知器S1 〜S
nが接続されている。そして、感知器回線2,3の終端
には、断線検出を可能にするための終端器Reを接続し
ている。尚、本実施例では、終端器Reとして抵抗器を
用いている。
【0008】火災受信装置1は、感知器回線2,3を介
して感知器Sから送信されてくる感知信号を受信して
災を検出する火災検出回路4と、感知器回線2,3の断
線を検出する断線検出回路5と、感知器回線2,3に流
れる電流を制限する電流制限回路6とを備えている。
災検出回路4は、コンパレータCP1 、抵抗R1
4 ,R5 で構成され、感知器回線2,3が接続された
端子L,C間電圧と、電源電圧Vを抵抗R 4 ,R 5 で分
圧して得られる基準電圧VaとをコンパレータCP 1
おいて比較することにより、感知器S1 〜Snのいずれ
かが動作(オン)した時に、コンパレータCP1 より火
災信号として、Hレベルの信号を出力するものである。
なお、抵抗R 1 には比較的に抵抗値の低いものを選定し
ており、この抵抗R 1 によって監視時の消費電流が制限
されている。すなわち、この抵抗R 1 が第1の抵抗に相
当する。
【0009】断線検出回路5は、コンパレータCP2
抵抗R1 〜R3 等で構成され、感知器回線2,3が接続
された端子L,C間電圧と、電源電圧Vを抵抗R 2 ,R
3 で分圧して得られる基準電圧V 0 とをコンパレータC
2 において比較することに より、感知器回線2,3が
断線している時、コンパレータCP2 から断線信号とし
て、Hレベルの信号を出力するものである
【0010】また、電流制限回路6は、MOSFET・
1 、トランジスタQ2 、抵抗R6,R7 を具備し、感
知器回線3とグランドGNDとの間にMOSFET・Q
1 と第2の抵抗である抵抗R 6 とが直列に接続されると
ともに、トランジスタQ 2 のベースがMOSFET・Q
1 と抵抗R 6 との接続点に、エミッタが抵抗R 6 とグラ
ンドGNDの接続点に、そして、コレクタがMOSFE
T・Q 1 のゲートにそれぞれ接続されており、さらに、
MOSFET・Q 1 のゲートに抵抗R 7 を介して制御信
号を入力するための制御入力端子Ciが設けてあって、
感知器Sが動作した時に電流を制限するものである。
【0011】次に回路動作について説明する。ここで、
監視時においては、電流制限回路6の制御入力端子Ci
にはHレベルの電圧を印加しておき、MOSFET・Q
1 をオンさせておく。まず、火災受信動作について説明
する。感知器Sが煙感知器の場合は、監視時に感知器回
線2,3に流れる電流は、終端器Reの分と、感知器S
の消費電流(並列個数分)の合計であり、機械的式の熱
感知器の場合は、終端器Reに流れる分のみである。
【0012】この電流を監視電流Isとすると、感知器
回線2の電圧をVs、コンパレータCP1 の入力端の
電圧をVa、電源の電圧をVとした場合、 Vs=V−Is・R1 Va=(R5 ・V)/(R4 +R5 ) であり、従って、Vs>Vaとなるように設定してお
く。
【0013】次に、感知器Sが動作すれば、火災受信装
置1の端子L,C間の電圧は、ほぼ0Vとなるため、V
s<Vaとなるように、抵抗R4 ,R5 を決定すれば、
コンパレータCP1 から火災信号が出力される。すなわ
ち、火災監視状態においては、Vs>Vaであるため、
コンパレータCP1 の出力はLレベルであり、火災動作
時では、Vs<Vaとなって、コンパレータCP1 の出
力はHレベルとなり、火災信号を出力する。
【0014】ここで、感知器Sの動作時の消費電流は、
電流制限回路6が無い場合、ほぼ、V/R1 で決まる電
流となる。この抵抗R1 は、監視時の電圧降下(Is・
1)を極力抑える目的で、比較的小さい値の抵抗が選
定されているため、動作時の電流が大きくなる。そこ
で、動作時の消費電流も低減するため、これを両立させ
る目的で、電流制限回路6を設けてある
【0015】電流制限回路6によって制限された制限電
流IL は、トランジスタQ2 のエミッタ・ベース間電圧
をVF とすれば、IL =VF /R6 で決定される。VF
は約0.6Vであるので、例えば、20mAに設定する
場合、20mA=0.6/R6 より、R6 =30Ωとな
る。MOSFET・Q1 のオン抵抗は、1Ω以下と低い
のと、監視時の電流は3mA程度なので、電流制限回路
6での電圧降下を90mV程度に低く抑えることができ
る。
【0016】更に、感知器Sが動作した後、復旧させる
必要がある場合は、制御入力端子CiをLレベル(グラ
ンドレベル)に落とすことにより、MOSFET・Q1
をオフし、感知器Sへの電源を切って復旧することがで
きる。従って、本電流制限回路6は電流制限とスイッチ
制御の機能を合わせもったものである。次に、断線検知
動作について説明する。監視時の回線電流をIs、最終
端の感知器Sへの電流路の遮断状態時をIso、コンパ
レータCP2 の入力端の基準電圧をVoとすれば、 V−Is・R1 <Vo V−Iso・R1 >Vo となるように、抵抗R2 ,R3 の値を決めれば、コンパ
レータCP2 からは、断線信号が出力される。すなわ
ち、感知器回線2,3が断線していない状態では、コン
パレータCP2 の出力はLレベルであり、断線すると、
コンパレータCP2は断線信号として、Hレベルの信号
を出力する
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、火災に伴う煙や
熱などを感知して感知信号を送信する複数の感知器が2
線式の感知器回線により接続され、この感知器回線を介
して送信される感知器からの感知信号を受信し火災の発
生を知らせる火災信号を出力する火災受信装置であっ
て、監視時と感知時との感知器回線間の電圧の変化とし
て送信される感知信号を受信して火災を検出する火災検
出回路と、感知信号送信時に感知器回線間に流れる電流
を制限する電流制限回路とを備え、少なくとも感知器回
線を介して各感知器に電源供給を行う電源と感知器回線
との間に接続した抵抗値の低い第1の抵抗と、この第1
の抵抗を介した感知器回線間電圧と抵抗分割して形成し
た基準電圧とを比較するコンパレータとで上記火災検出
回路を構成し、感知器回線中に接続されたMOSFET
と、このMOSFETと直列に感知器回線に接続された
第2の抵抗と、第2の抵抗がベース・エミッタ間に接続
され且つMOSFETのゲートにコレクタが接続された
トランジスタとで上記電流制限回路を構成するととも
に、MOSFETのゲートにオン・オフ制御用の制御入
力端子を設けたので、監視時における第1の抵抗による
電圧降下を抑えると共に、電流制限回路により感知器の
動作時における消費電流を低減することができ、しか
も、電流制限回路を構成するMOSFETを感知器回線
中に接続し、このMOSFETのゲートに設けた制御入
力端子に制御信号を入力してMOSFETをオン・オフ
制御をすることにより、感知器回線の復旧のためのスイ
ッチ制御回路として兼用できるという効果を奏するもの
である
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である
【符号の説明】
火災受信装置 2 感知器回線 3 感知器回線 4 火災検出回路 5 断線検出回路 6 電流制限回路 S 感知器 R1 第1の抵抗 6 第2の抵抗 CP1 コンパレータ Q1 MOSFET 2 トランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災に伴う煙や熱などを感知して感知信
    号を送信する複数の感知器が2線式の感知器回線により
    接続され、この感知器回線を介して送信される感知器か
    らの感知信号を受信し火災の発生を知らせる火災信号を
    出力する火災受信装置であって、監視時と感知時との感
    知器回線間の電圧の変化として送信される感知信号を受
    信して火災を検出する火災検出回路と、感知信号送信時
    に感知器回線間に流れる電流を制限する電流制限回路と
    を備え、少なくとも感知器回線を介して各感知器に電源
    供給を行う電源と感知器回線との間に接続した抵抗値の
    低い第1の抵抗と、この第1の抵抗を介した感知器回線
    間電圧と抵抗分割して形成した基準電圧とを比較するコ
    ンパレータとで上記火災検出回路を構成し、感知器回線
    中に接続されたMOSFETと、このMOSFETと直
    列に感知器回線に接続された第2の抵抗と、第2の抵抗
    がベース・エミッタ間に接続され且つMOSFETのゲ
    ートにコレクタが接続されたトランジスタとで上記電流
    制限回路を構成するとともに、MOSFETのゲートに
    オン・オフ制御用の制御入力端子を設けたことを特徴と
    する火災受信装置。
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JP5606376B2 (ja) * 2011-03-31 2014-10-15 能美防災株式会社 火災報知設備
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