JPH0636318Y2 - 貯水槽内での水中ポンプの支持装置 - Google Patents

貯水槽内での水中ポンプの支持装置

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JPH0636318Y2
JPH0636318Y2 JP2754588U JP2754588U JPH0636318Y2 JP H0636318 Y2 JPH0636318 Y2 JP H0636318Y2 JP 2754588 U JP2754588 U JP 2754588U JP 2754588 U JP2754588 U JP 2754588U JP H0636318 Y2 JPH0636318 Y2 JP H0636318Y2
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pump
tank
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lid
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JP2754588U
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JPH01131883U (ja
Inventor
岩作 佐山
Original Assignee
株式会社佐山製作所
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は貯水槽内での水中ポンプの支持装置に関す
る。
〈従来の技術〉 この様な水中ポンプの支持装置として、本出願人は実開
昭62−160798号を提案している。それは槽底にほゞ水平
に沿わせた棒状水中ポンプを、点検、修理のため槽壁
(周囲壁)の開口部から抜出す際、従来のように槽壁に
直角方向に引出すのでなく、斜め方向へ引出せるように
して、槽壁外方の余裕空間が小さくてむようにしたもの
である。
〈考案が解決しようとする課題〉 貯水槽内の水中ポンプは水深が浅くなっても揚水できる
ことが望ましいから、棒状水中ポンプは従来、槽底に沿
わせ。ほゞ水平に設置して来た。従って、これを槽壁の
取出口から抜出す場合、槽壁に対し直角か否かに関わら
ず、槽底に近い高さの外部空間に余裕がなければ、折角
の考案も実施できなかった。この考案はこれを打開する
ものである。
〈課題を解決するための手段〉 この考案の貯水槽内での水中ポンプの支持装置は、棒状
水中ポンプを、その一端を槽底で支え、他端である吐出
側を槽内壁に寄せた斜立姿勢で支持する貯水槽内での水
中ポンプの支持装置であって、ポンプの吸込口が槽底付
近に位置するよう、水槽底板を一部凹めて設けた上記ポ
ンプ一端の支持部と、ポンプをその斜立した軸方向へ引
出せるように設けられた槽壁開口部と、その開口部を水
密に閉じるため該開口部に脱着可能に設けられ、且つポ
ンプ直結の吐出管を水密に貫通して支持する貫通孔を有
する支持蓋と、を備えることを特徴とする。
〈作用〉 この考案は、従来、槽底に沿わせてほゞ水平に設けるも
のとなっていた棒状水中ポンプを、槽壁にもたせかけた
斜立姿勢に支持する。ポンプのモータ側を下、吐出側を
上にした斜立姿勢である。水槽底板の一部を凹め、そこ
にポンプの一端、つまりモータ側を沈めて支持するか
ら、そのモータのすぐ上にあるポンプの吸込口がちょう
ど槽底付近の高さにくる。これで、ポンプを斜立支持し
ても、吸込口の高さは従来通りのため、槽底付近の水を
吸い残すおそれがない。
ポンプ吐出側の支持は、ポンプ直結の吐出管を、槽壁開
口部の蓋の貫通孔に水密に通すことによっている。この
蓋、つまり吐出管支持蓋は、常時は槽壁開口部を水密に
閉じ、吐出管を介してポンプ上部を槽壁に固定してい
る。この蓋はポンプの点検、修理の際は槽壁からはず
し、槽壁開口部から斜め上方へポンプを引出し、点検、
修理を行うことができる。なおその際、吐出管と揚水管
との接続は切離す。
〈実施例〉 第1図はこの考案をパネル組立式貯水槽に適用した実施
例を示す断面図で、1は棒状水中ポンプ、1aはそのモー
タ側、1bは吐出側、10は貯水槽、10aは水槽底板、10bは
槽の周囲壁、10cは底板凹部、2は吸込口、3はポンプ
の一端、つまりモータ側端の支持部、4は槽壁開口部、
5はその蓋、6はその貫通孔、7はポンプ直結の吐出管
で、その先端は屈折管8に突入して接続し、、屈折管の
下端部は蓋5の中心筒部に当接し、該管8に嵌めたパッ
キン入りの袋ナット9を該中空筒部の外周の雄ねじに締
めて水密を保つ。屈折管8は上端に鍔を有し、この鍔を
揚水管11の下端フランジと、このフランジに対向するフ
ランジとで挟み、屈折管の上端を揚水管11の下端に接続
する。尚、ポンプ引出し時は弁12を閉じ、そのフランジ
同志の接続を外す。
なおモータ側端の支持部3は、この実施例では直接、ポ
ンプでモータ端部に触れず、ポンプを包む円筒ハウジン
グ13の端部を支持する。
その支持部3の受台3aを第2図に示す。受台3aは、斜め
に立つ二本のポンプハウジング13の夫々下端を受け支え
る斜面つき凹み15に、二本のハウジング周面がはまる半
円周凹みつき支持壁16を立て、バンド17をボルト、ナッ
トにより締めて、各ハウジング13の端部をこれに固定す
る。各ハウジング13中でポンプのモータ側1aはその外周
に円周方向に分散して取付けた間隙保持材14によりハウ
ジング内面に同心状に保持され、上記間隙保持材はポン
プの引抜き時はポンプと共に出てゆく。尚、この2台の
ポンプ1は自動単独交互、或いは自動並列交互に制御し
て運転する。
ハウジング13のモータ側端部が入るあたりに、ハウジン
グへの水取入口18があり、その開閉弁19のハンドルが底
板凹部10cの外面へ出ているから、ポンプ1を引出す
際、弁より水取入口18を閉じて、槽内の水がハウジング
13内を通って開口部4から溢出しないようにする事がで
きる。
第3図は開口部4をもつ槽壁10の一枚のパネルを取り出
した図で、通常は垂直面である面に段状凹凸部を有する
ようにパネルを成形し、斜め上を向く突出部上面に吐出
管支持蓋5を二個並べ設けている。
もっとも槽壁10bに必ず段状凹凸を設けねば、吐出管支
持蓋5を取付けられない訳ではない。通常の垂直壁面に
棒状ポンプ1を、斜上方へ抜出す開口部(楕円形、長方
形)を明け、これを塞ぐ蓋に吐出管を通す穴を設けても
よい。
この考案のポンプ吐出管7は斜め上に向くので、これに
接続する屈折管8はその傾斜角に合わせ上部が垂直上向
きになるものを使用する。この実施例は屈折管8の斜め
下向きの下端に円すい形突輪8aを加え、蓋5の貫通孔6
と吐出管7との間隙を簡単に塞げるようにした。この屈
折管8は防振ゴム製であるが、プラスチックその他の材
質製でもよい。
第4図は第1図のa部つまりハウジング13、槽壁10b、
蓋5の三者の接続部を示す。槽壁10bの上向き突出面
を、槽内のハウジングの鍔13aと槽外の蓋5とがそれぞ
れ水密シール材20を介して挟み、ボルト21、ナット22、
23、座金24により全周を締付け固定している。ナット22
は蓋5のナット受入穴25内に入り込んで、ハウジング13
と槽壁10bとを固定し、ナット23は上記穴25の周縁に載
る座金24に載って、蓋5を他の二者に締付ける。
ポンプの点検、修理等は、ナット23だけはずせば蓋5を
取りはずすことができる。もっとも蓋5により槽壁開口
部4を水密にふさぐ手段は図示した実施例に限らず多様
にあり、ポンプを含むハウジングを設けない場合もあり
得る。
ポンプの下端を支える底板凹部10c、支持部3の形も、
ポンプ吸込口2の位置を底板10a付近の高さにし、地震
によりポンプ1が移動しない程度に拘束でき、点検、修
理時、人が槽内へ入らなくてもポンプを引出せるよう設
計してあれば、どのような形態でも構わない。尚、26は
ハウジング13の内部の水を抜出すために底板10aに設け
た開閉弁付きドレンである。
尚、この実施例では運転を交互に制御する2台のポンプ
を斜立支持しているが、勿論、1台のポンプを斜立する
場合にも本考案は適用できる。
〈考案の効果〉 この考案は、棒状水中ポンプを貯水槽の底に寝かす方式
を本考案者が開発して以来、はじめてポンプを斜立姿勢
で設置するものである。斜立設置したポンプは下端を、
凹めた底板の支持部で支えるから、ポンプ吸込口を本来
の底板付近の高さに保持でき、底板付近の水も吸い上げ
られる。またそのポンプの上端に直結した吐出管を、槽
壁開口部の蓋の貫通孔に水密に通すことにより、ポンプ
上部を槽壁に固定するから、ポンプの点検、修理の際、
ポンプ取出用開口部の蓋をはずすだけで、ポンプを引出
すことができる。そして、その引出方向は従来のように
水平方向でなく、斜上方へ向かうから、水槽周囲の障害
物を避けて引出せる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の縦断面図、第2図はその凹
めた底板に載せるポンプのモータ側端部の支持部の斜視
図、第3図は第1図の側壁10bであるパネルの側方から
見た斜視図、第4図は第1図の円aで囲んだ部分の拡大
図で、図中、1は棒状水中ポンプ、2は吸込口、3はポ
ンプモータ側の支持部、4は槽壁開口部、5は吐出管支
持蓋である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状水中ポンプを、その一端を槽底で支
    え、他端である吐出側を槽内壁に寄せた斜立姿勢で支持
    する貯水槽内での水中ポンプの支持装置であって、 ポンプの吸込口が槽底付近に位置するよう、水槽底板を
    一部凹めて設けた上記ポンプ一端の支持部と、 ポンプをその斜立した軸方向へ引出せるように設けられ
    た槽壁開口部と、 その開口部を水密に閉じるため該開口部に着脱可能に取
    付けられ、且つポンプ直結の吐出管を水密に貫通して支
    持する貫通孔を有する支持蓋と、 を備えることを特徴とする貯水槽内での水中ポンプの支
    持装置。
JP2754588U 1988-03-03 1988-03-03 貯水槽内での水中ポンプの支持装置 Expired - Lifetime JPH0636318Y2 (ja)

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JP2754588U JPH0636318Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03 貯水槽内での水中ポンプの支持装置

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JP2754588U JPH0636318Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03 貯水槽内での水中ポンプの支持装置

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JPH01131883U JPH01131883U (ja) 1989-09-07
JPH0636318Y2 true JPH0636318Y2 (ja) 1994-09-21

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