JPH0636256Y2 - オイル排出装置 - Google Patents
オイル排出装置Info
- Publication number
- JPH0636256Y2 JPH0636256Y2 JP2326888U JP2326888U JPH0636256Y2 JP H0636256 Y2 JPH0636256 Y2 JP H0636256Y2 JP 2326888 U JP2326888 U JP 2326888U JP 2326888 U JP2326888 U JP 2326888U JP H0636256 Y2 JPH0636256 Y2 JP H0636256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- drain plug
- plug
- pan
- oil discharge
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,各種車両等のオイルパンにおけるエンジンオ
イル又は作動油等のオイル排出装置に関する。
イル又は作動油等のオイル排出装置に関する。
従来,フォークリフトトラック等の各種車両には,エン
ジンオイル等を入れるためのオイルパンが設けられてい
る。また,このオイルパンにはオイル交換などに際して
使用されるオイル排出装置が設けられている。また,こ
のオイル排出装置には,第3図及び第4図に示すごと
く,オイルパン80の底部81にオイル9を排出させるため
の穴82が設けられている。そして,該穴82は,一般にボ
ルト83が着脱可能に螺着されている。即ち,上記従来の
オイル排出装置8は,オイルパン80内にオイル9が入っ
ている場合には,第3図に示すごとく,ボルト83は穴82
に螺合されている。
ジンオイル等を入れるためのオイルパンが設けられてい
る。また,このオイルパンにはオイル交換などに際して
使用されるオイル排出装置が設けられている。また,こ
のオイル排出装置には,第3図及び第4図に示すごと
く,オイルパン80の底部81にオイル9を排出させるため
の穴82が設けられている。そして,該穴82は,一般にボ
ルト83が着脱可能に螺着されている。即ち,上記従来の
オイル排出装置8は,オイルパン80内にオイル9が入っ
ている場合には,第3図に示すごとく,ボルト83は穴82
に螺合されている。
しかして,上記オイル排出装置8において,オイル9を
排出する場合には、第4図に示すごとく,上記ボルト83
を穴82より完全に取り外し,この穴82よりオイル9を矢
印A方向に流し出す。
排出する場合には、第4図に示すごとく,上記ボルト83
を穴82より完全に取り外し,この穴82よりオイル9を矢
印A方向に流し出す。
しかしながら,上記従来のオイル排出装置8は,オイル
パン80内に多量のオイル9が入っている場合,上記ボル
ト83を穴82より取り外すと,オイル9が一度に多量流れ
出る。そのため,流出したオイル9により手や服等が汚
れる恐れがある。したがって,従来のオイル排出装置8
は,オイル9の排出に長時間を要しその作業が困難であ
る。
パン80内に多量のオイル9が入っている場合,上記ボル
ト83を穴82より取り外すと,オイル9が一度に多量流れ
出る。そのため,流出したオイル9により手や服等が汚
れる恐れがある。したがって,従来のオイル排出装置8
は,オイル9の排出に長時間を要しその作業が困難であ
る。
本考案は,かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので,オイルを排出し易いオイル排出装置を提供しよう
とするものである。
ので,オイルを排出し易いオイル排出装置を提供しよう
とするものである。
本考案は,オイルパンの底部に所定の間隔を有して,オ
イル排出口と底部の外側より螺着したドレンプラグとを
設け,該オイルパン内の底部にはこの両者の間に連結部
材を回動可能に枢着した支点を設けてなり,該連結部材
の一端には上記オイル排出口を前記ドレンプラグの回動
量に応じて開閉するようにオイル排出栓を設けたことを
特徴とするオイル排出装置にある。
イル排出口と底部の外側より螺着したドレンプラグとを
設け,該オイルパン内の底部にはこの両者の間に連結部
材を回動可能に枢着した支点を設けてなり,該連結部材
の一端には上記オイル排出口を前記ドレンプラグの回動
量に応じて開閉するようにオイル排出栓を設けたことを
特徴とするオイル排出装置にある。
本考案において,上記ドレンプラグは,該オイル排出口
とは所定の間隔をおいて上記底部内に突出させて外部よ
り螺着する。そして,上記オイルパンの内部側底部にお
いて,上記オイル排出口とドレンプラグとの間には,連
結部材を回動可能に枢着した軸支点を設ける。
とは所定の間隔をおいて上記底部内に突出させて外部よ
り螺着する。そして,上記オイルパンの内部側底部にお
いて,上記オイル排出口とドレンプラグとの間には,連
結部材を回動可能に枢着した軸支点を設ける。
また,上記ロッド等の一端部には上記オイル排出口を開
閉するためのオイル排出栓を設ける。また,該ロッド等
の他端は底部内側へ突出した上記ドレンプラグを設け
る。
閉するためのオイル排出栓を設ける。また,該ロッド等
の他端は底部内側へ突出した上記ドレンプラグを設け
る。
そして,上記ドレンプラグを回動することにより上記オ
イル排出栓を開閉させる(第1図及び第2図参照)。
イル排出栓を開閉させる(第1図及び第2図参照)。
本考案にかかるオイル排出装置は,上記のように構成さ
れているので,オイル排出口を閉止するオイル排出栓を
オイルパン内部において取り外すことによりオイルパン
内のオイルを排出することができる。
れているので,オイル排出口を閉止するオイル排出栓を
オイルパン内部において取り外すことによりオイルパン
内のオイルを排出することができる。
即ち,オイルパン内のオイルを排出するには,まず,上
記ドレンプラグを回して下降させることにより,該ドレ
ンプラグに当接していた連結部材の他端の突起部を下降
させる。これにより,該連結部材を介して該連結部材の
一端に設けたオイル排出栓が上方向に移動する。即ち,
該連結部材に連結したオイル排出栓が上昇し,オイル排
出口が開く。
記ドレンプラグを回して下降させることにより,該ドレ
ンプラグに当接していた連結部材の他端の突起部を下降
させる。これにより,該連結部材を介して該連結部材の
一端に設けたオイル排出栓が上方向に移動する。即ち,
該連結部材に連結したオイル排出栓が上昇し,オイル排
出口が開く。
次に,オイル排出後は,ドレンプラグを元の位置まで上
昇させる。これにより,オイル排出栓が下降し,オイル
排出口が閉止される。
昇させる。これにより,オイル排出栓が下降し,オイル
排出口が閉止される。
したがって,本考案によれば,上記ドレンプラグを回動
させて下降することにより,他端のオイル排出栓を上昇
させてオイルを排出させることができる。そのため,オ
イルは排出する位置は作業者が操作する場所と異なり,
作業者の手や服をオイルで汚すことがなく,オイル排出
量をドレンプラグの回動量に応じて調整できる。また,
そのためにオイル交換の作業を簡易迅速に行うことがで
きる。
させて下降することにより,他端のオイル排出栓を上昇
させてオイルを排出させることができる。そのため,オ
イルは排出する位置は作業者が操作する場所と異なり,
作業者の手や服をオイルで汚すことがなく,オイル排出
量をドレンプラグの回動量に応じて調整できる。また,
そのためにオイル交換の作業を簡易迅速に行うことがで
きる。
本例にかかるオイル排出装置を,第1図及び第2図を用
いて説明する。
いて説明する。
本例は,フォークリフトトラックのエンジンオイルパン
にかかるオイル排出装置である。
にかかるオイル排出装置である。
即ち,本例のオイル排出装置2は,オイルパン1の底部
11に設けたオイル排出口4と,該底部11の外部より螺着
したドレンプラグ3と,この両者間に設けた支点14と,
該支点14において回動可能に枢着した連結部材としての
ロッド20とよりなる。
11に設けたオイル排出口4と,該底部11の外部より螺着
したドレンプラグ3と,この両者間に設けた支点14と,
該支点14において回動可能に枢着した連結部材としての
ロッド20とよりなる。
上記オイル排出口4は,オイルパン1の底部11の一端部
に設ける。該オイル排出口4は,後述するオイル排出栓
21の直径よりもやや小さい直径の穴である。また,該オ
イル排出口4は,オイルパン1の外部側へ突出した凸部
15を有する。この凸部15は,キャップ5を冠着するため
のものであり,またオイル9の排出を容易にするための
誘導口の役割を有する。
に設ける。該オイル排出口4は,後述するオイル排出栓
21の直径よりもやや小さい直径の穴である。また,該オ
イル排出口4は,オイルパン1の外部側へ突出した凸部
15を有する。この凸部15は,キャップ5を冠着するため
のものであり,またオイル9の排出を容易にするための
誘導口の役割を有する。
次に,前記ロッド20は上記オイル排出口4とドレンプラ
グ3との中間部に設けた支点14に軸ピン7によって回動
可能に枢着する。そして,該ロッド20の一端には,オイ
ル排出口4の上方位置に,オイル排出栓21を配設する。
また,該ロッド20には,その他端においてドレンプラグ
3と当接させる突起部22を設ける。
グ3との中間部に設けた支点14に軸ピン7によって回動
可能に枢着する。そして,該ロッド20の一端には,オイ
ル排出口4の上方位置に,オイル排出栓21を配設する。
また,該ロッド20には,その他端においてドレンプラグ
3と当接させる突起部22を設ける。
ドレンプラグ3は,オイルパン1の底部11の外部より螺
条溝13に沿って上下移動可能に螺着する。
条溝13に沿って上下移動可能に螺着する。
また,上記ロッド20は,該ドレンプラグ3と上記支点14
との間においてスプリング6により底部11の方向に付勢
する。これにより,上記ロッド20の突起部22は,上記ド
レンプラグ3を矢印B方向に押す方向に作用する。な
お,同図において,符号12はオイルパンの側壁である。
との間においてスプリング6により底部11の方向に付勢
する。これにより,上記ロッド20の突起部22は,上記ド
レンプラグ3を矢印B方向に押す方向に作用する。な
お,同図において,符号12はオイルパンの側壁である。
本例のオイル排出装置2は,上記のように構成されてい
るので,オイルパン1内にオイル9を貯留している場合
には,第1図に示すごとく上記ドレンプラグ3をオイル
パン1内に深く突出させ,ロッド20の他端を矢印E方向
に押し上げている。そのため,他端に設けたオイル排出
栓21がオイル排出口4を閉止している。また,このとき
該オイル排出口にはキャップ5が被冠されている。
るので,オイルパン1内にオイル9を貯留している場合
には,第1図に示すごとく上記ドレンプラグ3をオイル
パン1内に深く突出させ,ロッド20の他端を矢印E方向
に押し上げている。そのため,他端に設けたオイル排出
栓21がオイル排出口4を閉止している。また,このとき
該オイル排出口にはキャップ5が被冠されている。
また,オイルパン1内のオイル9を排出する場合には,
第2図に示すごとく,まずキャップ5を取り外し,上記
ドレンプラグ3を矢印Bの下方向に螺動させる。これに
より,ロッド20の一端に設けた上記突起部22もスプリン
グ6の付勢力によって矢印B方向に移動する。これによ
り,該ロッド20の他端に設けたオイル排出栓21は,ドレ
ンプラグの回動量に応じ矢印C方向に上昇する。その結
果,上記オイル排出栓4は徐々に開口し,オイル9が矢
印D方向に排出される。
第2図に示すごとく,まずキャップ5を取り外し,上記
ドレンプラグ3を矢印Bの下方向に螺動させる。これに
より,ロッド20の一端に設けた上記突起部22もスプリン
グ6の付勢力によって矢印B方向に移動する。これによ
り,該ロッド20の他端に設けたオイル排出栓21は,ドレ
ンプラグの回動量に応じ矢印C方向に上昇する。その結
果,上記オイル排出栓4は徐々に開口し,オイル9が矢
印D方向に排出される。
一方,排出後はドレンプラグ3を上記とは反対方向に回
して上昇させ,第1図に示すごとくオイル排出栓21によ
り排出口4を閉じ,キャップ5を冠着する。
して上昇させ,第1図に示すごとくオイル排出栓21によ
り排出口4を閉じ,キャップ5を冠着する。
したがって,本例によれば,上記ドレンプラグ3を完全
に取り外すことなく,矢印B方向に下降させるだけで,
オイル排出栓4を簡易迅速に開栓し,オイルパン1内の
オイル9を排出することができる。そのため,本例のオ
イル排出装置2は,作業者の手や服をオイルで汚すこと
なく,オイルパン1内のオイルを簡易迅速に排出するこ
とができる。また,上記キャップ5により,通常時の上
記排出口の凸部15からのオイル洩れを防止することがで
きる。
に取り外すことなく,矢印B方向に下降させるだけで,
オイル排出栓4を簡易迅速に開栓し,オイルパン1内の
オイル9を排出することができる。そのため,本例のオ
イル排出装置2は,作業者の手や服をオイルで汚すこと
なく,オイルパン1内のオイルを簡易迅速に排出するこ
とができる。また,上記キャップ5により,通常時の上
記排出口の凸部15からのオイル洩れを防止することがで
きる。
第1図及び第2図は本考案の実施例にかかるオイル排出
装置を示し,第1図はオイル排出前の断面図,第2図は
オイル排出中の断面図,第3図及び第4図は従来のオイ
ル排出装置を示し,第3図はオイル排出前の断面図,第
4図はオイル排出中の断面図である。 1……オイルパン,11……底部, 14……支点,15……凸部, 2……オイル排出装置, 21……オイル排出栓,22……突起部, 3……ドレンプラグ, 4……オイル排出口, 5……キャップ, 6……スプリング, 8……従来のオイルパン, 9……オイル,
装置を示し,第1図はオイル排出前の断面図,第2図は
オイル排出中の断面図,第3図及び第4図は従来のオイ
ル排出装置を示し,第3図はオイル排出前の断面図,第
4図はオイル排出中の断面図である。 1……オイルパン,11……底部, 14……支点,15……凸部, 2……オイル排出装置, 21……オイル排出栓,22……突起部, 3……ドレンプラグ, 4……オイル排出口, 5……キャップ, 6……スプリング, 8……従来のオイルパン, 9……オイル,
Claims (1)
- 【請求項1】オイルパンの底部に所定の間隔を有して,
オイル排出口と底部の外側より螺着したドレンプラグと
を設け,該オイルパン内の底部にはこの両者の間に連結
部材を回動可能に枢着した支点を設けてなり,該連結部
材の一端には上記オイル排出口を前記ドレンプラグの回
動量に応じて開閉するようにオイル排出栓を設けたこと
を特徴とするオイル排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2326888U JPH0636256Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | オイル排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2326888U JPH0636256Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | オイル排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01127911U JPH01127911U (ja) | 1989-08-31 |
JPH0636256Y2 true JPH0636256Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31242111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2326888U Expired - Lifetime JPH0636256Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | オイル排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636256Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP2326888U patent/JPH0636256Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01127911U (ja) | 1989-08-31 |
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