JPH0636172U - コントロールレバー装置 - Google Patents

コントロールレバー装置

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JPH0636172U
JPH0636172U JP7807792U JP7807792U JPH0636172U JP H0636172 U JPH0636172 U JP H0636172U JP 7807792 U JP7807792 U JP 7807792U JP 7807792 U JP7807792 U JP 7807792U JP H0636172 U JPH0636172 U JP H0636172U
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JP
Japan
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shaft
sleeve
disc
centering
bearing member
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Withdrawn
Application number
JP7807792U
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English (en)
Inventor
幹悦 山田
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Sega Corp
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Sega Corp
Sega Games Co Ltd
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Publication date
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボクシング等のつい力が入ってしまうゲーム
に適し、かつ小型でテーブルゲーム機等の小型機種にも
搭載可能な頑強なジョイスティックを提供することにあ
る。 【構成】 シャフトの中間部を自在軸受けする軸受部材
と、該軸受部材の後面部で該シャフトに軸方向に摺動
し、該軸受部材の後面部に当接しする円盤を設けたスリ
ーブ体と、該スリーブ体に遊貫自在に接し、該スリーブ
体の円盤より径の大きい大円盤体が該スリーブ体の円盤
の後方に接し該大円盤体の外周下側には短円筒体を設け
たセンタリング体と、前記スリーブ体に外接摺動し、上
側に傘状に傾斜した傾斜周壁を設けた押スリーブ体と、
該押スリーブ体を上方向に付勢する付勢体と、前記セン
タリング体がシャフトの傾動に伴い傾くと当接するリン
グ体と、シャフトの傾動時にセンタリング体を検出する
複数のスイッチ体と、シャフトの後端に設けた弾性体
と、シャフトを傾けた場合に弾性体が当接するストッパ
ー体を設けたコントロールレバー装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゲームセンター等に設置されるテレビゲームのジョイスティックに 関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビゲーム機には、ジョイステックが必要不可欠であり、各種のジョイステ ックが考案されている。例えば実開昭62−168526号等に見られるごとく 棒状の中間部を自在軸受けする軸受部材と、この軸受部材との間に隙間を形成す るようにスペーサを介して軸受部材の後面部に固着され、中央部には前記操作レ バーの先端部を受け入れそれぞれの揺動方向を案内するためのガイド部を有する 支持部材と、この支持部材と前記軸受部材との隙間内に固定され、揺動時に前記 操作レバーにより其々ヒンジレバーを選択的に押圧されるように配置された複数 のスイッチとを具備した多接点レバースイッチ装置である。
【0003】 本願出願人は実開昭64−56289号にてボクシングゲーム装置としてのレ バーを開示した。このレバーは基台の上に水平方向に揺動自在に設けられた揺動 支持手段と、該揺動支持手段の前方に突出して設けられ前後及び上下に揺動可能 に支持された左右2本のレバーからなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記せるよう多接点スイッチレバーでは通常のゲームを行なうには最適である が、ゲーム内容によっては重荷重が加わるものがある。例えばボクシングゲーム 等をよりリアルに操作しようとすると、ジョイスティックにはつい力が入ってし まい上記の多接点レバースイッチ装置ではあまりの重荷重が加わり使用には不向 きである。
【0005】 また上記ボクシングゲーム装置のレバーはリアルにゲームを行なうには適して いるが、構造が複雑で大がかりであるのでテーブル型等の比較的小型のテレビゲ ームに組み込むことは困難であった。 そこで本願はボクシング等のつい力が入ってしまうゲームに適し、かつ小型で テーブルゲーム機等の小型機種にも搭載可能な頑強なジョイスティックを提供す ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案では、シャフトの中間部を自在軸受けする 軸受部材と、該軸受部材の後面部で該シャフトに軸方向に摺動し、該軸受部材の 後面部に当接しする円盤を設けたスリーブ体と、該スリーブ体に遊貫自在に接し 、該スリーブ体の円盤より径の大きい大円盤体が該スリーブ体の円盤の後方に接 し該大円盤体の外周下側には短円筒体を設けたセンタリング体と、前記スリーブ 体に外接摺動し、上側に傘状に傾斜した傾斜周壁を設けた押スリーブ体と、該押 スリーブ体を上方向に付勢する付勢体と、前記センタリング体がシャフトの傾動 に伴い傾くと当接するリング体と、シャフトの傾動時にシャフトの傾動方向を検 出するためにセンタリング体を検出するリミットスイッチや光センサー等の複数 のスイッチ体を設けてある さらにシャフトの後端に設けたラバー等の弾性体と、シャフトを傾けた場合に 弾性体が当接するストッパー体を設けたコントロールレバー装置としてある。
【0007】
【作用】
上記構成による作用を述べると、シャフトが傾動すると軸受部材の後面に当接 する円盤体が下方に下がり、センタリング体と押スリーブ体を下げるとともに、 センタリング体がリング体に当接して、そこから先シャフトが傾動してもセンタ リング体が押スリーブ体を下方に下げ、スイッチ体に過大な力が加わるのを防ぎ 、シャフトの傾動方向を難なく検出する。 そしてシャフトの下端の弾性体がシャフトの過度の傾動に対してストッパーに 当接し弾性変形して衝撃を吸収する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1はコントロール レバー装置の分解斜視図であり、図2はコントロールレバー装置一部欠裁側面図 である。 硬質樹脂製のグルーブ1がシャフト2に取り付けられている。シャフト2は丸 棒であり、中間部2aが太径になっており、グローブ1が該中間部2aからシャ フト上端2bでシャフト2に螺子着される。シャフトの中間部2aの反対側は中 間部からやや離れた位置でシャフト周囲に軸溝2cが設けてあり、シャフト2の 下端側には中間部の端から3/4程の位置からシャフトの径が細い細径部2dと なっており、シャフト下端2eには周囲に軸溝2fが設けてある。
【0009】 シャフト2はシャフト下端2eから上側円盤体3を貫通してボール体4を貫通 し下側円盤体5を貫通し、円盤体ホルダー6を貫通し、ボール留め7を貫通し軸 用止め輪8がシャフト2の軸溝にはまる。 ボール体4はシャフトの中間部2aの下側に位置して軸用止め輪8にてシャフ ト2に固定されるのである。 上側円盤体3と下側円盤体5はシャフト2に固定されたボール体4を中央部分 の開口周壁3a、5aで上下から挟み摺動自在にシャフト2を軸受するものであ る。開口周壁3a、5aはボール体4の球面に沿って球を上下の平面で切り取っ た形状の凹球面を構成する。そして上側円盤体3は下側円盤体5と重ねることに よりボール体4を保持し、円盤体ホルダー6に螺子着される。
【0010】 円盤体の開口部分は凹球面の開口周壁3a、5aの外側は該開口周壁3a、5 aより大径に構成され、シャフト2の開口周壁端との間には隙間S1、S2があ るので、シャフト2がボール体4を中心に傾動可能である。よってシャフト2は ボール体4が上下円盤体の凹球面で軸受けされているから全方向に対して傾動す ることができる。下側円盤体5の下側の開口縁部5bは多少下側に盛り上がって いる。 円盤体ホルダー6は太十字形の鉄板の中央に丸穴6aを設け、中央を丸穴6a を有する正方形6bとし、正方形周囲を上側に折曲げて、該折曲部の端を正方形 6aに平行に外側に折曲げてある。該丸穴6aは円盤ホルダー6の正方形の中央 に下側円盤体5の開口より大きい径を有しており、該丸穴6aに下側円盤体5w o上側から取り付け、該丸穴6aからは開口縁部5bが張り出している。
【0011】 次にシャフトが貫通するのはスライドスリーブ9であり、スライドスリーブ9 は外周が下側円盤体5の下側の開口より大きい径を有するリング体9aの内径部 にシャフトに摺動する円筒体9bを一体化したものである。さらにセンタリング スリーブ10には前記スライドスリーブのリング体9aより径の大きいリング体 10aが遊貫自在に接し、該リング体10aの外周には短円筒体10bが設けら れている。 スライドスリーブ9の円筒体9bには、押スリーブ11が摺動自在に外接して いる。押スリーブ11は円筒体11aの上側に傘状に傾斜した傾斜周壁11bが 設けてあり、押スリーブの傾斜周壁11bはセンタリングスリーブ10のリング 体の内径部に傾斜周壁11bを接する。
【0012】 前記押スリーブ11の周壁の裏側には圧縮スプリング12が巻挿されている。 圧縮スプリング12の下側には列車の車輪形状のスプリングホルダー13が鍔1 3aを下側にしてシャフト2を貫通し設けられ、圧縮スプリング13を鍔にて保 持している。 次にシャフトの細径部にはラバーホルダ14が貫通される。ラバーホルダ14 は、外周がスプリングホルダー13の鍔13aの径と略同等な外径を有し、内径 はシャフト2の細径部であるリング体14aと該リング体の内径側に長さがシャ フトの細径部の長さより若干短い円筒体14bを設けてある。
【0013】 ラバーホルダー14には該ラバーホルダー14の外径と略同等で長さが円筒体 14bの長さである肉厚の円筒体のラバー15が挿着され、スペーサ16をあて がいシャフト下端の軸溝2cに軸用止め輪17を装着する。 次にリング体18がスイッチホルダ19の丸穴19aに上側から螺子着されて いる。リング体18はセンタリングスリーブ10の外径よりも大きな内径を有す る。スイッチホルダ19は長方形の中央を正方面19aにして両側を上側に折り 曲げて前記円盤体ホルダー6の側面に螺子着するのである。スイッチホルダーの 正方面19bは中央に該リング体18の内径より大きい丸穴19aを有し、方形 面19bは図2に示すごとくセンタリングスリーブ10のリング体10aと同一 高さにしてある。スイッチホルダー19の方形面19bには下側から四隅にリミ ットスイッチ20が4ケ取り付けられている。該リミットスイッチ20の検出片 20aは丸穴19aを囲うように取り付けられている。
【0014】 最後にストッパーブラケット21が円盤体ホルダー6に取り付けられる。スト ッパブラケット21はスイッチホルダ19同様に断面コ字型をした鉄板であり、 中央にはスイッチホルダー19と同一の丸穴21aが設けられ、方形面21bの 位置はシャフトに固定されたラバー15の上端位置であり、方形面21bの両端 が折り曲げられ円盤体ホルダー6の側面に螺子着されている。 そしてストッパーブラケット21の丸穴21aにはリング体22が下側から螺 子着されている。リング体22は硬質樹脂製であり内径が該丸穴21aより小さ く、シャフト2が傾動したときラバー15がリング体22の内面に当接するので ある。
【0015】 図3はコントロールレバー装置の動作状態図を示している。操作者がグローブ 1を握ってレバーを左側に倒すと、シャフト2がボール体4を中心に軸動し下側 が右側に傾動する。するとスライドスリーブ9のリング体9aが下側円盤体の下 側の開口縁部5bに当接して、スライドスリーブ9が下方に押されて下がり、リ ング体9aが軸用止め輪8から離れる。スライドスリーブ9は遊貫自在に設けた センタリングスリーブ10を介して押スリーブ11を押し下げる。該押スリーブ 11は圧縮スプリング12により上側に向けて付勢している。よって押スリーブ 11の傾斜周壁11bの傾斜面がセンタリングスリーブ10のリング体10aの 内径に接し、センタリングスリーブ10を半径方向に付勢するのである。 センタリングスリーブ10の短円筒10bはリミットスイッチの検出片20a に当接しリミットスイッチ20をオンするのである。
【0016】 センタリングスリーブ10はシャフト2に対して遊貫自在に設けてあるので、 シャフト2が限度をいっぱいに傾動してもスイッチホルダ19の丸穴19aに設 けたリング体18に当接し、それ以上はセンタリングスリーブ10の内径部10 aが押スリーブの傾斜周壁11bに接して、傾斜面を登り、押スリーブ11を下 側に押し下げるのである。
【0017】 従って、リミットスイッチの検出片20aにはシャフト2に限度を越えた力が 加わった場合でもセンタリングスリーブ10はリング体18に当接し、それ以上 はリミットスイッチの検出片20aを付勢しない。 そしてシャフトを最大限傾けるとシャフト2に取り付けたラバー15がストッ パーブラケット21の丸穴21aに螺子着されたリング体22の内壁に当接して 弾性変形して止まる。
【0018】 またレバーから手を離すと押スリーブ11は圧縮スプリング12の付勢により 、押スリーブ11の傾斜周壁がセンタリングスリーブ10をセンター位置に戻す とともに、スライドスリーブ9を押し上げてシャフトをセンター位置に戻してセ ンタリングをする。 本考案では、ボクシング用にグローブ1をシャフト2に取り付けてあるが、こ れに限らず通常のボールでもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記のごとく構成されているので、コントロールレバー装置に過度の 衝撃が加わっても、シャフト下端に設けたラバーが弾性変形して衝撃を吸収する とともに、リミットスイッチの検出片に当接するセンタリングスリーブが限度を 越えて移動せずに押スリーブの傾斜周壁を押し下げるようになっているので、重 荷重が付加しても丈夫で頑強になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コントロールレバー装置の分解斜視図である。
【図2】コントロールレバー装置の一部欠裁側面図であ
る。
【図3】コントロールレバー装置の動作状態図である。
【符号の説明】
1.グローブ 2.シャフト 3.上側円盤体 4.ボール体 5.下側円盤体 6.円盤体ホルダー 7.ボール留め 8.軸用止め輪 9.スライドスリーブ 10.センタリングスリーブ 11.押スリーブ 12.圧縮スプリング 13.スプリングホルダ 14.ラバーボルダ 15.ラバー 16.スペーサ 17.軸用止め輪 18.リング体 19.スイッチホルダー 20.リミットスイッチ 21.ストッパーブラケット 22.リング体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトの中間部を自在軸受けする軸受
    部材と、 該軸受部材の後面部で該シャフトに軸方向に摺動し、該
    軸受部材の後面部に当接しする円盤を設けたスリーブ体
    と、 該スリーブ体に遊貫自在に接し、該スリーブ体の円盤よ
    り径の大きい大円盤体が該スリーブ体の円盤の後方に接
    し該大円盤体の外周下側には短円筒体を設けたセンタリ
    ング体と、 前記スリーブ体に外接摺動し、上側に傘状に傾斜した傾
    斜周壁を設けた押スリーブ体と、 該押スリーブ体を上方向に付勢する付勢体と、 前記センタリング体がシャフトの傾動に伴い傾くと当接
    するリング体と、 シャフトの傾動時にセンタリング体を検出する複数のス
    イッチ体と シャフトの後端に設けた弾性体と、 シャフトを傾けた場合に弾性体が当接するストッパー体
    を設けたことを特徴とするコントロールレバー装置。
JP7807792U 1992-10-14 1992-10-14 コントロールレバー装置 Withdrawn JPH0636172U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7807792U JPH0636172U (ja) 1992-10-14 1992-10-14 コントロールレバー装置

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JP7807792U JPH0636172U (ja) 1992-10-14 1992-10-14 コントロールレバー装置

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JPH0636172U true JPH0636172U (ja) 1994-05-13

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JP7807792U Withdrawn JPH0636172U (ja) 1992-10-14 1992-10-14 コントロールレバー装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306