JPH0636157Y2 - オーニング装置 - Google Patents

オーニング装置

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JPH0636157Y2
JPH0636157Y2 JP51690U JP51690U JPH0636157Y2 JP H0636157 Y2 JPH0636157 Y2 JP H0636157Y2 JP 51690 U JP51690 U JP 51690U JP 51690 U JP51690 U JP 51690U JP H0636157 Y2 JPH0636157 Y2 JP H0636157Y2
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JP
Japan
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block
canvas
horizontal shaft
wall
piece
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JP51690U
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JPH0392235U (ja
Inventor
宏夫 深沢
和典 北谷
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Bunka Shutter Co Ltd
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Bunka Shutter Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は日よけのために所要長さ、前方へキャンバスを
繰り出して張設保持するためのオーニング装置に関する
ものである。
(従来の技術) この種のオーニング装置では、実公昭62-19775号公報に
示されるように、外壁側に保持されたアームブラケット
から屈伸するアーム対を介して前側のキャンバス支持枠
を支持し、外壁側の巻取ドラムに巻装したキャンバスの
一端を上記キャンバス支持枠に取付けている。この場
合、光線の照射方向を配慮して、キャンバスが張られる
勾配を調節する必要がある。この勾配の調節には、上記
実公昭62-19775号公報に示される考案では、外壁側に架
設された円筒形状の固定部材の外周に、半割筒状のアー
ムブラケットを外挿すると共に該アームブラケットの割
面に突設した平行結合片をボルトで締めて固定し、さら
に、固定部材の外周に突設したストッパにアームブラケ
ット外周の突片に螺装したねじ棒の先端を当接してい
る。この従来の調節構造では、上記ボルトを緩めてアー
ムブラケットを回動すると共に上記ねじ棒を螺回してス
トップ位置を調節した後再びボルトを締めて固定部材の
外周にアームブラケットを固定し、これによりキャンバ
スの勾配を調節している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来の考案では、上記アームブラケット
及び固定部材の外周に、上記結合片、突片及びねじ棒が
突出し、この部分に埃等が溜まりやすく、ねじ棒が錆び
ついて操作不可能になりやすい等の問題がある。また、
上記アームブラケットと固定部材とは円周面による接触
であって、しかもアームブラケットにかかる荷重が該円
周面に集中するところから円周方向に滑りやすく、上記
ストップ方向と反対方向に風圧等を受けた場合には、ア
ーム対及びキャンバスが上方に揺動して危険である。
(考案の目的) 本考案は、上記事情にもとづいてなされたもので、光線
の照射方法を配慮してキャンバスが張られる勾配を調節
した時、アーム対にかかる負荷に耐える充分な固定力が
得ら、且つ外形がコンパクトで保守の容易なオーニング
装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため、本考案では、以下に述べる実施例でも明らか
にしたように、外壁側に保持されたアームブラケット
(5)から、屈伸するアーム(6)(7)対を介して前
側のキャンバス支持枠(12)を支持し、外壁側の巻取ド
ラムに巻装したキャンバスの一端を上記キャンバス支持
枠(12)に取付けているオーニング装置において、 前期アームブラケット(5)は、外壁側に保持された第
1のブロック(5b)と、該第1のブロック(5b)の前面
と内外側面を囲む前片と内外側片とにより略コ形に形成
された第2のブロック(5c)と、第1のブロック(5b)
と第2のブロック(5c)の内外側片を回動自在に枢支す
る水平軸(15)と、第1のブロック(5b)の壁内に前後
方向に形成された雌ねじ孔(17)に螺回操作自在に螺挿
され頭部(19a)が第2のブロック(5c)の前片の内面
に当接される調節ねじ(19)と、水平軸(15)の後側に
おいて第1のブロック(5b)と第2のブロック(5c)の
内外側片を水平方向に貫通するボルト(22)であって、
第1のブロック(5b)に対し第2のブロック(5c)の内
外側片を水平軸(15)を中心として上下方向に回動自在
に保持するとともに所定上下方向回動位置においてナッ
ト締めすることにより第1のブロック(5b)に対し第2
のブロック(5c)を固定するボルト(22)と、を具備し
ている。
前記第2のブロック(5c)の内側片の外壁には、前記水
平軸(15)の後側に位置して前記アーム(6)(7)対
の基端が内外方向に回動自在に枢支されている。
(作用) 上記アーム(6)(7)対からの荷重は、第2のブロッ
ク(5c)を介して、水平軸(15)とボルト(22)の2本
の平行軸により分散して受けられることになる。また、
キャンバスを支持するアーム(6)(7)対の基端は、
外壁側に固定される第1のブロック(5b)に対して第2
のブロック(5c)を回動自在に支持する水平軸(15)の
後側に位置して、第2のブロック(5c)の内側片の外壁
に内外方向に回動自在に枢支されていることから、例え
ば、上記水平軸と同軸的に上記アーム(6)(7)対の
基端を設けた場合に比し、水平軸にかかる負荷が小さ
く、キャンバスの勾配の調節作業が容易となる。さら
に、アーム(6)(7)対と一体に回動する第2のブロ
ック(5c)の内面に調節ねじ(19)の頭部(19a)が当
接してその移動が阻止される。
キャンバスの勾配を調節するためには、ナットを緩めて
ボルト(22)による固定を解除し、水平軸(15)を中心
として第2のブロック(5c)と共にアーム(6)(7)
対を回動して、アーム(6)(7)対の角度が所定角度
となった時に再びナットを締めてボルト(22)により第
2のブロック(5c)を第1のブロック(5b)に対して固
定し、調節ねじ(19)を螺回操作してその頭部(19a)
を第2のブロック(5c)の前片の内面に当接させて位置
決めさせる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。図において、符号1は外壁であり、ここにはアン
カーボルトなどを用いて支持ブラケット2,2が取付けら
れ、該支持ブラケット2,2には止めねじ3を介してベー
スフレーム4が支持固定される。そして、上記ベースフ
レーム4にはアームブラケット5,5が設けられていて、
これには屈伸するアーム対6,7の一方、すなわちアーム
6が枢支軸8を介して枢支されており、また、角度調節
手段9を介して支持されている。上記アーム対6,7はア
ーム6,7間をピン10で互いに枢着したもので、アーム対
6,7の他方、すなわちアーム7の先端は枢支ブロック11
を介してキャンバス支持枠12に連結されている。
上記枢支ブロック11は互いに直交する枢軸11aおよび11b
を具備しており、垂直下向きの枢軸11aを上記アーム7
の先端の軸受部7aに嵌挿し、また、水平方向の枢軸11b
を上記キャンバス支持枠12の下側に取付けた軸受部12a
に嵌挿軸支している。
そして、上記アーム対6,7とキャンバス支持枠12との間
にはキャンバス支持枠12の前傾姿勢を矯正するための調
整手段13が用意されている。この調整手段13は、この実
施例では上記枢支ブロック11に、各枢軸11a,11bと直交
する方向に穿設した雌ねじ孔11cと、該雌ねじ孔11cに対
向して上記軸受部12aに設けられた支持壁部12bと、上記
雌ねじ孔11cに螺合しその先端を上記支持壁部12bに当接
する調整雄ねじ13aとより構成されている。
また、上記角度調節手段9はアームブラケット5,5に装
備されており、この実施例では、第5図および第6図に
示すような構成になっている。すなわち、上記アームブ
ラケット5,5はそれぞれベースフレーム4に対してボル
ト14を介して締着される上下支持片5aを具備した第1の
ブロック5bと、該ブロック5bの前端において、水平軸15
を介して枢支される第2のブロック5cとより構成されて
おり、上記第2のブロック5cは前記水平軸15の位置より
後方において枢支軸8により前記アーム6に設けた軸受
部6aを枢支している。また、第1のブロック5bには前後
方向に延びる雌ねじ孔17が穿ってあり、これに対向して
第2のブロック5cには工具挿入スリット18が形成してあ
る。上記ねじ孔17には調節ねじ19が螺合してあり、該調
節ねじ19の頭部19aは第2のブロック5cの背部5dに当接
されている。また、上記第1のブロック5bには肉抜きを
兼ねた長孔20が左右に貫通して形成してあり、該ブロッ
ク5bの左右に延びた第2のブロック5bの支持部5eにはボ
ルト挿通孔21が穿ってあり、該挿通孔21を介して長孔20
を貫通するようにボルト22が通され、反対側でナット締
めされている。
また、上記ベースフレーム4の両端にはエンドブラケッ
ト23,23が取付けてあり、このエンドブラケット23,23に
は上記ベースフレーム4と平行して、パイプ状の巻取ド
ラム24が軸支されており、ここにはキャンバス25が巻装
してある。そして、このキャンバス25の一端は前記キャ
ンバス支持枠12に取付けられている。
このような構成では、上記角度調節手段9によって、ア
ーム対6,7が延びる方向の伏角が設定される。この実施
例ではボルト22に対するナットの締め付けを弛めた状態
で、工具により、工具挿入スリット18を介して調節ねじ
19を螺動し、ねじ孔17に対する上記調節ねじ19の進退を
加減する。これによって、第1のブロック5bに対する第
2のブロック5cの角度が水平軸15まわりで設定される。
これはアーム対6,7の先端側にかかる負荷で、上記調節
ねじ19の頭部19aに第2のブロック5bの背部5dが当接さ
れるからである。この時、アーム対6,7に働く曲げモー
メントとは反対向きの曲げモーメントが水平軸15を中心
として第2のブロックに働くことになり、部分的な相殺
効果で、水平軸15まわりのグリップ力を低減できる。こ
のようにして、太陽光線の方向を配慮したキャンバス25
の勾配が設定され、アーム対6,7相互の屈伸によってキ
ャンバス25の引出し、引込みが調節できる。もし、電動
式の場合には、巻取ドラム24の旋回でキャンバスが出入
し、これに従ってアーム対6,7が屈伸する。この時キャ
ンバス支持枠12は勾配に対応して前傾されるが、雄ねじ
13aを雌ねじ孔11cに螺合調整することで、雄ねじ13aの
先端で支持壁部12bを押して、例えば、キャンバス支持
枠12の前面が垂直になるように姿勢制御する。
なお、上記実施例ではアームブラケット5は第1および
第2のブロックの組合せで構成され、水平軸15で枢支さ
れており、調節ねじ19をねじ孔17に螺合することでキャ
ンバスの伏角を調節するようにしたが、上記調節ねじ19
およびねじ孔17の代りに別の構成の角度調節手段を用い
てもよいことは勿論である。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、キャンバスを支持する
アーム対の基部にかかる荷重は、第2のブロック(5c)
を介して、水平軸(15)とボルト(22)の2本の平行軸
により分散して受けられることになり、さらに、第2の
ブロック(5c)の内面に調節ねじ(19)の頭部(19a)
が当接してその移動が阻止されるため、アーム対を介す
るキャンバスの支持が安定するという効果がある。
また、キャンバスを支持するアーム(6)(7)対の基
端は、外壁側に固定される第1のブロック(5b)に対し
て第2のブロック(5c)を回動自在に支持する水平軸
(15)の後側に位置して、第2のブロック(5c)の内側
片の外壁に内外方向に回動自在に枢支されていることか
ら、例えば、上記水平軸と同軸的に上記アーム(6)
(7)対の基端を設けた場合に比し、水平軸にかかる負
荷が小さく、キャンバスの勾配の調節作業が容易とな
る。
さらに、キャンバスの勾配を調節するための角度調節手
段を構成する上記水平軸(15)、ボルト(22)及び調節
ねじ(19)の大半は、略コ形に形成された第2のブロッ
ク(5c)の内部に収納されていることから、外観がすぐ
れており、且つ埃等が溜まりにくく保守の点でも優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略平面図、第2図は
同透視斜視図、第3図は一部の縦断側面図、第4図は同
斜視図、第5図は角度調節手段の縦断側面図、第6図は
同斜視図である。 4……ベースフレーム、5……アームブラケット 5a……支持片、5b……第1のブロック 5c……第2のブロック 5d……背部、5e……支持部 1……外壁、6,7……アーム 8……枢支軸、9……角度調節手段 15……水平軸、17……ねじ孔 19……調節ねじ 12……キャンバス支持枠 25……キャンバス、24……巻取ドラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外壁側に保持されたアームブラケット
    (5)から、屈伸するアーム(6)(7)対を介して前
    側のキャンバス支持枠(12)を支持し、外壁側の巻取ド
    ラムに巻装したキャンバスの一端を上記キャンバス支持
    枠(12)に取付けているオーニング装置において、 前記アームブラケット(5)は、外壁側に保持された第
    1のブロック(5b)と、該第1のブロック(5b)の前面
    と内外側面を囲む前片と内外側片とにより略コ形に形成
    された第2のブロック(5c)と、第1のブロック(5b)
    と第2のブロック(5c)の内外側片を回動自在に枢支す
    る水平軸(15)と、第1のブロック(5b)の壁内に前後
    方向に形成された雌ねじ孔(17)に螺回操作自在に螺挿
    され頭部(19a)が第2のブロック(5c)の前片の内面
    に当接される調節ねじ(19)と、水平軸(15)の後側に
    おいて第1のブロック(5b)と第2のブロック(5c)の
    内外側片を水平方向に貫通するボルト(22)であって、
    第1のブロック(5b)に対し第2のブロック(5c)の内
    外側片を水平軸(15)を中心として上下方向に回動自在
    に保持するとともに所定上下方向回動位置においてナッ
    ト締めすることにより第1のブロック(5b)に対し第2
    のブロック(5c)を固定するボルト(22)と、を具備し
    てなり、 前記第2のブロック(5c)の内側片の外壁には、前記水
    平軸(15)の後側に位置して前記アーム(6)(7)対
    の基端が内外方向に回動自在に枢支されていることを特
    徴とするオーニング装置。
JP51690U 1990-01-10 1990-01-10 オーニング装置 Expired - Lifetime JPH0636157Y2 (ja)

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JPH0392235U JPH0392235U (ja) 1991-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5160327B2 (ja) * 2008-07-23 2013-03-13 株式会社テンパル オーニング装置
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