JPH0636085B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0636085B2
JPH0636085B2 JP63263296A JP26329688A JPH0636085B2 JP H0636085 B2 JPH0636085 B2 JP H0636085B2 JP 63263296 A JP63263296 A JP 63263296A JP 26329688 A JP26329688 A JP 26329688A JP H0636085 B2 JPH0636085 B2 JP H0636085B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は先端構成部本体の内部構造を改良した内視鏡
に関する。
[従来の技術] 一般に、内視鏡として例えば特開昭62−150212
号公報に示されているように挿入部の先端の先端構成部
本体内に対物レンズを軸方向に移動可能に装着し、手元
側の操作機構の操作にともない操作ワイヤを介して対物
レンズを軸方向に移動させて対物レンズの焦点位置、或
いは倍率等を調整するレンズ位置調整機構を設けた構成
のものが知られている。この場合、対物レンズはレンズ
枠に保持されているとともに、このレンズ枠は保持部材
によって軸方向に移動可能に保持されている。さらに、
先端構成部本体内にはレンズ取付け穴が形成されてお
り、このレンズ取付け穴内にレンズ枠の保持部材が挿入
された状態で固定されている。
また、レンズ枠には操作ワイヤの一端部が連結されてい
る。この操作ワイヤの他端部側は手元側の操作部まで延
出されており、この操作部に装着された操作機構に連結
されている。そして、この手元側操作部の操作機構の操
作にともない操作ワイヤを介してレンズ枠を軸方向に移
動させ、対物レンズの位置を調整する構成になってい
る。
ところで、この種の内視鏡では先端構成部本体内の保持
部材に固定させたガイドパイプを設け、このガイドパイ
プ内に操作ワイヤの先端部側を挿通させることにより、
操作ワイヤの先端部側を被覆して操作ワイヤの押し引き
動作を円滑にガイドする構成のものが開発されている。
この場合、レンズ枠の枠本体を形成する略円筒状の筒体
の外周面にはワイヤ固定部が突設されており、このワイ
ヤ固定部に操作ワイヤの一端部が固定されている。さら
に、レンズ枠保持部材本体を形成する略円筒状の筒体の
外周面にはレンズ枠のワイヤ固定部と対応する位置にガ
イドパイプ固定部が突設されている。このガイドパイプ
固定部にはガイドパイプ挿通孔が形成されており、この
ガイドパイプ挿通孔内にガイドパイプが挿通された状態
で固定されている。また、先端構成部本体内のレンズ取
付け穴にはレンズ枠保持部材本体を形成する略円筒状の
筒体部分が挿入される本体側取付け穴部が形成されてい
るとともに、レンズ枠外周面のワイヤ固定部およびレン
ズ枠保持部材本体外周面のガイドパイプ固定部を通過さ
せるための固定部通過穴部が形成されている。
なお、内視鏡の組立て時には対物光学系が装着される先
端構成部本体内にゴミ等の異物が侵入することを防止す
るために先端構成部本体内に装着される各装着部品と先
端構成部本体側との接合部位間の隙間には例えばシリコ
ンゴム等の低温硬化型ゴムの接着剤が塗布され、先端構
成部本体内にゴミ等の異物が侵入することを防止するよ
うにしていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来構成のものにあっては先端構成部本体内のレンズ取
付け穴におけるレンズ枠外周面のワイヤ固定部およびレ
ンズ枠保持部材本体外周面のガイドパイプ固定部を通過
させるための固定部通過穴部のように比較的開口面積が
広い開口部分に例えばシリコンゴム等の低温硬化型ゴム
の接着剤を充填させることにより、先端構成部本体内に
ゴミ等の異物が侵入することを防止するようにしてい
た。しかしながら、固定部通過穴部のように比較的開口
面積が広い開口部分にシリコンゴム等の低温硬化型ゴム
を充填させす作業は難しいうえ、低温硬化型ゴムの充填
作業時には先端構成部本体内に装着されているガイドパ
イプや他の構成部材との干渉によってその作業が一層難
しくなる問題があった。そのため、固定部通過穴部のよ
うに比較的手開口面積が広い開口部分を確実に閉塞する
ことが難しいので、従来構成のものにあっては固定部通
過穴部から先端構成部本体内にゴミ等の異物が侵入する
ことを防止することができず、先端構成部本体内に侵入
したゴム等の異物が対物レンズのレンズ面等に付着して
観察の妨げになる問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、先端構
成部本体内のレンズ取付け穴におけるレンズ枠外周面の
ワイヤ固定部およびレンズ枠保持部材本体外周面のガイ
ドパイプ固定部を通過させるための固定部通過穴部のよ
うに比較的開口面積が広い開口部分を確実に閉塞させる
ことができ、先端構成部本体内にゴミ等の異物が侵入す
ることを防止して常に良好な状態で観察対象の像を観察
することができる内視鏡を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] この発明は先端構成部本体8のレンズ取付け穴30とガ
イドパイプ40および保持部材27との間に形成される
空間を閉塞する閉塞部材44を設けたものである。
[作用] 先端構成部本体8のレンズ取付け穴30とガイドパイプ
40および保持部材27との間に形成される空間を閉塞
部材44によって閉塞させることにより、ゴミ等の異物
が先端構成部本体8のレンズ取付け穴30とガイドパイ
プ40および保持部材27との間に形成される空間を介
して先端構成部本体8内に侵入することを防止してゴミ
等の異物が対物レンズ24のレンズ面に付着することを
防止するようにしたものである。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は第2図に示す内視鏡の挿入部1の先端構成部2
の内部の概略構成を示すものである。第2図中で、3は
内視鏡の挿入部1の基端部が連結された操作部、4はこ
の操作部3に基端部が連結されたユニバーサルコードで
ある。このユニバーサルコード4の先端部にはコネクタ
5が設けられている。また、操作部3には後端部に接眼
部6が設けられているとともに、側部には図示しない送
気送水スイッチ、吸引スイッチ、湾曲操作スイッチ,ア
ングルロック/フリーを切換える切換えスイッチ等がそ
れぞれ設けられている。さらに、この操作部3の接眼部
6には焦点調整リング7が設けられている。この焦点調
整リング7は操作部3内に装着された図示しない焦点調
整用の操作機構に連結されている。
また、先端構成部2の先端構成部本体8には略筒状の先
端カバー9が装着されている。さらに、この先端構成部
本体8の前面8aには第3図に示すように略中央に対物
光学系10のカバーレンズ11、このカバーレンズ11
の両側に照明光学系の照明レンズ12,12がそれぞれ
配設されており、それぞれ液密状態で取付けられてい
る。
さらに、この先端構成部本体8の前面8aには送気送水
用のノズル13が装着されている。このノズル13は第
3図中でカバーレンズ11の中心を通る軸aから所定角
度傾斜させた傾斜軸b上に配置されており、カバーレン
ズ11の左側斜め上方に配置されている。この場合、先
端構成部本体8の前面8aは第4図に示すように挿入部
1の軸方向と直交する方向に対して所定角度傾斜させた
傾斜面によって形成されている。また、先端構成部本体
8に形成されたノズル取付け用穴14の中心線cは先端
構成部本体8の前面8aと略直交状態で形成されてい
る。さらに、このノズル13は第5図および第6図に示
すようにノズル本体13aに対して先端の噴射口13b
側が略直角に屈曲されており、このノズル13の噴射口
13bがカバーレンズ11に向けられた状態で設置され
ている。また、先端構成部本体8にはノズル取付け用穴
14に連通させた連通孔15が形成されている。さら
に、この連通孔15は連結管16を介し内視鏡の送気送
水チャンネル17に連結されており、このノズル13か
らの送水によってカバーレンズ11の表面の汚れを洗い
落とすことができるようになっている。
また、先端構成部本体8の内部には第1図に示す対物光
学系10の装着穴18および送気送水用のノズル13の
ノズル取付け用穴14とともに、第7図に示すように鉗
子挿通チャンネル19の装着穴20、例えば光ファイバ
によって形成された一対のライトガイドファイバ21,
21の装着穴22,22がそれぞれ形成されている。こ
の場合、装着穴22,22内のライトガイトファイバ2
1,21の先端部は照明レンズ12,12のレンズ面に
対向配置されているとともに、各ライトガイドファイバ
21,21の基端部側は挿入部1、操作部3およびユニ
バーサルコード4内に挿通されてコネクタ5に接続され
ている。そして、このコネクタ5を図示しない光源装置
に接続することにより、この光源装置からの照明光がラ
イトガイドファイバ21,21の入射端に入射されるよ
うになっている。この照明光はライトガイドファイバ2
1,21によって先端構成部2に導かれ、このライトガ
イドファイバ21,21の先端から出射されて照明レン
ズ12,12を通って被写体に照射されるようになって
いる。
さらに、対物光学系10内には光路変換用のプリズム2
3が設けられており、このプリズム23の前方にカバー
レンズ11、後方に対物レンズ24がそれぞれ配設され
ている。この場合、プリズム23は略矩形枠状のプリズ
ム枠(枠対)25に一体的に接合された状態で保持され
ている。また、対物レンズ24は略円筒状のレンズ枠2
6内に一体的に装着されているとともに、このレンズ枠
26は略円筒状の保持部材27によって軸方向に移動可
能に保持されている。さらに、先端構成部本体8の対物
光学系10の装着穴18にはカバーレンズ11およびプ
リズム23のプリズム枠25の収容座28、プリズム2
3の収容室29および対物レンズ24を取付けるレンズ
取付け穴30がそれぞれ形成されている。そして、先端
構成部本体8の収容室29内にプリズム23を挿入させ
た状態でプリズム枠25が収容座28に装着され、続け
てこの収容座28内にカバーレンズ11が装着されるよ
うになっている。この場合、プリズム23とプリズム枠
25との間、プリズム枠25と収容座28との間、およ
びカバーレンズ11と収容座28との間は例えば低温硬
化型ゴム等の接着剤によって全周が接着されており、カ
バーレンズ11とプリズム23との間の空間は密閉状態
で保持されている。
また、先端構成部本体8のレンズ取付け穴30内にはレ
ンズ枠26の保持部材27が挿入された状態で例えば固
定ねじによって固定されている。このレンズ枠保持部材
27の基端部には例えば光ファイバによって形成された
イメージガイドファイバ31の先端部が固定されてい
る。このイメージガイドファイバ31は挿入部1内に挿
通されて接眼部6側まで延設されている。
さらに、レンズ枠26の枠本体を形成する略円筒状の筒
体32aの外周面にはワイヤ固定部32bが突設されて
おり、このワイヤ固定部32bに操作ワイヤ33の一端
部が固定されている。なお、この操作ワイヤ33の一端
部は略筒状のワイヤ止め部材34にはんだ35によって
接合されたのち、接着剤36によってワイヤ固定部32
bに接着固定されている。さらに、この操作ワイヤ33
の他端部側は手元側の操作部3まで延出されており、そ
の操作部3に装着された焦点調整用の操作機構に連結さ
れている。この焦点調整用の操作機構は焦点調整リング
7の回転操作にともない操作ワイヤ33を押し引き操作
するものである。そして、これらの焦点調整リング7、
焦点調整用の操作機構、操作ワイヤ33、レンズ枠26
および保持部材27によって焦点調整リング7の回転操
作にともない操作ワイヤ33を介してレンズ枠26を軸
方向に移動させ、対物レンズ24の焦点位置、或いは倍
率を調整するレンズ位置調整機構が形成されている。
さらに、レンズ枠保持部材27の本体を形成する略円筒
状の筒体37aの外周面にはレンズ枠26のワイヤ固定
部32bと対応する位置にガイドパイプ固定部37bが
突設されているとともに、レンズ枠26のワイヤ固定部
32bの移動をガイドするガイド孔38が形成されてい
る。このガイドパイプ固定部37bにはガイドパイプ挿
通孔39が形成されており、このガイドパイプ挿通孔3
9内に操作ワイヤ33のガイドパイプ40が挿通された
状態で固定されている。また、先端構成部本体8内のレ
ンズ取付け穴30にはレンズ枠保持部材27の本体を形
成する略円筒状の筒体37a部分が挿入される本体側取
付け穴部41が形成されているとともに、レンズ枠26
外周面のワイヤ固定部32bおよびレンズ枠保持部材2
7の本体外周面のガイドパイプ固定部37bを通過させ
るための固定部通過穴部42が形成されている。なお、
レンズ枠保持部材27のガイド孔38はこのレンズ枠保
持部材27の先端部位置まで形成されている。そして、
レンズ枠保持部材27の先端部には先端リング43が嵌
着されており、この先端リング43によってレンズ枠保
持部材27の先端部側が内側に変形することを防止する
ようにしている。
さらに、先端構成部本体8の後端部位にはレンズ取付け
穴30の固定部通過穴部42と対応する部分に先端構成
部本体8のレンズ取付け穴30とガイドパイプ40およ
びレンズ枠保持部材27との間に形成される空間を閉塞
する閉細部材44が装着されている。この閉塞部材44
は弾性材料によって先端構成部本体8のレンズ取付け穴
30とガイドパイプ40およびレンズ枠保持部材27と
の間に形成される空間と略同一形状に形成されたもので
ある。また、この閉塞部材44には第8図に示すように
ガイドパイプ40の挿通孔45が両端面間を貫通させる
状態で形成されている。さらに、この閉塞部材44の底
部には組付け作業用のスリット46が形成されている。
そして、組立て時にはガイドパイプ40の外周面と閉塞
部材44の外周面とに予め低温硬化型ゴム等の接着剤を
塗布させた状態で、閉塞部材44のスリット46を通し
てガイドパイプ40を閉塞部材44の挿通孔45に嵌め
込み、このようにガイドパイプ40に閉塞部材44を取
付けた状態で、ガイドパイプ40が固定されたレンズ枠
保持部材27先端構成部本体8のレンズ取付け穴30に
取付けるようになっている。この場合、閉塞部材44と
ガイドパイプ40との間、閉塞部材44と先端構成部本
体8のレンズ取付け穴30との間、および閉塞部材44
とレンズ枠保持部材27との間はそれぞれ密着状態で保
持されている。
そこで、上記構成のものにあっては先端構成部本体8の
レンズ取付け穴30とガイドパイプ40およびレンズ枠
保持部材27との間に形成される空間を閉塞部材44に
よって閉塞させたので、ゴミ等の異物が先端構成部本体
8のレンズ取付け穴30とガイドパイプ40および保持
部材27との間に形成される空間を介して先端構成部本
体8内に侵入することを防止することができ、ゴミ等の
異物が対物レンズ24のレンズ面に付着することを防止
することができる。そのため、従来のように先端構成部
本体8内に侵入したゴミ等の異物が対物レンズ24のレ
ンズ面等に付着して観察の妨げになることを確実に防止
することができる。さらに、従来のようにレンズ取付け
穴30の固定部通過穴部42のように比較的開口面積が
広い開口部分にシリコンゴム等の低温硬化型ゴムを充填
させる場合に比べて組立て作業を容易化することがで
き、組立て作業性の向上を図ることができる。
また、組立て時にはガイドパイプ40の外周面と閉塞部
材44の外周面とに予め低温硬化型ゴム等の接着剤を塗
布させ、閉塞部材44とガイドパイプ40との間、閉塞
部材44と先端構成部本体8のレンズ取付け穴30との
間、および閉塞部材44とレンズ枠保持部材27との間
を強固に密着させるようにしたので、ゴミ等の異物が先
端構成部本体8内に侵入することを一層確実に防止する
ことができる。
さらに、プリズム23とプリズム枠25との間、プリズ
ム枠25と収容座28との間、およびガバーレンズ11
と収容座28との間は例えば低温硬化型ゴム等の接着剤
によって全周が接着されており、カバーレンズ11とプ
リズム23との間の空間は密閉状態で保持させるように
したので、先端構成部本体8内への湿気の浸入を防止す
ることができる。
また、先端構成部本体8の前面8aを第4図に示すよう
に挿入部1の軸方向と直交する方向に対し所定角度傾斜
させた傾斜面によって形成させ、この先端構成部本体8
の前面8aのノズ取付け用穴14の中心線cを先端構成
部本体8の前面8aと略直交状態で形成したので、先端
構成部本体8の前面8aを挿入部1の軸方向と直交する
方向に対して所定角度傾斜させた傾斜面によって形成さ
せ、かつ送気送水ノズル13を第3図中でカバーレンズ
11の中心を通る軸aから所定角度傾斜させた傾斜軸b
上に配置させた場合であってもノズル13の噴射口13
bの長手方向を先端構成部本体8の前面8aと常に平行
状態で保持させることができる。そのため、送気送水ノ
ズル13の噴射口13bの底部全体を先端構成部本体8
の前面8a接触させた状態で保持させることができるの
で、ノズル13の噴射口13bからの水・空気等の噴出
方向の調整作業を容易化することができる。さらに、ノ
ズル取付け用穴14の中心線cを第4図中に仮想線で示
すように挿入部1の軸方向と平行に配置した場合に比べ
てノズル13を単純な形状に成形することができるの
で、ノズル13の成形作業を容易化することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では焦点位置調節用のレンズ位
置調整機構に適用した場合について示したが、対物レン
ズ24の構成を変更することにより、倍率を変化させる
ズーム機構用のレンズ位置調整機構に同様に適用しても
よく、さらにその他この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施できることは勿論である。
[発明の効果] この発明によれば先端構成部本体のレンズ取付け穴とガ
イドパイプおよび保持部材との間に形成される空間を閉
塞する閉塞部材を設けたので、先端構成部本体内のレン
ズ取付け穴におけるレンズ枠外周面のワイヤ固定部およ
びレンズ枠保持部材本体外周面のガイドパイプ固定部を
通過させるための固定部通過穴部のように比較的開口面
積が広い開口部分を確実に閉塞させることができ、先端
構成部本体内にゴミ等の異物が侵入することを防止して
常に良好な状態で観察対象の像を観察することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は要部
の縦断面図、第2図は内視鏡全体の概略構成を示す側面
図、第3図は先端構成部の前面を示す正面図、第4図は
送気送水ノズルの取付け状態を示す概略構成図、第5図
は送気送水ノズルを示す正面図、第6図は同側面図、第
7図は先端構成部の内部構成を示す横断面図、第8図は
閉塞部材を示す斜視図である。 8……先端構成部本体、24……対物レンズ、26……
レンズ枠、27……レンズ枠保持部材、30……レンズ
取付け穴、33……操作ワイヤ、40……ガイドパイ
プ、44……閉塞部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを保持するレンズ枠とこのレン
    ズ枠を軸方向に移動可能に保持する保持部材とを備え、
    先端構成部本体内のレンズ取付け穴内に前記保持部材が
    固定されるとともに、前記レンズ枠に操作ワイヤの一端
    部が連結され、この操作ワイヤの他端部側が連結される
    手元側の操作機構の操作にともない前記操作ワイヤを介
    して前記レンズ枠を軸方向に移動させ、前記対物レンズ
    ユニットの位置を調整するレンズ位置調整機構が設けら
    れ、かつ前記操作ワイヤの先端部側を被覆して前記操作
    ワイヤをガイドするガイドパイプが前記保持部材に固定
    された内視鏡において、前記先端構成部本体のレンズ取
    付け穴と前記ガイドパイプおよび前記保持部材との間に
    形成される空間を閉塞する閉塞部材を設けたことを特徴
    とする内視鏡。
JP63263296A 1988-10-19 1988-10-19 内視鏡 Expired - Fee Related JPH0636085B2 (ja)

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