JPH0636012U - 回動装置 - Google Patents
回動装置Info
- Publication number
- JPH0636012U JPH0636012U JP7093892U JP7093892U JPH0636012U JP H0636012 U JPH0636012 U JP H0636012U JP 7093892 U JP7093892 U JP 7093892U JP 7093892 U JP7093892 U JP 7093892U JP H0636012 U JPH0636012 U JP H0636012U
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- JP
- Japan
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- cylinder
- barrel
- lubricant
- electric component
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、レンズ鏡筒等のように、支持筒の
外側に回転筒を回動自在に配置してなる回動装置に関
し、支持筒と回転筒の摺動面に塗布される潤滑物質が、
電気部品側に流れ込むことを確実に防止することを目的
とする。 【構成】 支持筒の外周に形成される摺動面に、回転筒
の内周に形成される摺動面を嵌合するとともに、前記摺
動面に潤滑物質を塗布し、前記支持筒の摺動面の端部近
傍の摺動面より内径側の位置に電気部品を装着してなる
回動装置において、前記支持筒の摺動面の端部と電気部
品との間に位置する支持筒の外周に、前記潤滑物質を溜
めるための溝部、あるいは、潤滑物質の電気部品側への
移動を阻止するための突起部を形成して構成する。
外側に回転筒を回動自在に配置してなる回動装置に関
し、支持筒と回転筒の摺動面に塗布される潤滑物質が、
電気部品側に流れ込むことを確実に防止することを目的
とする。 【構成】 支持筒の外周に形成される摺動面に、回転筒
の内周に形成される摺動面を嵌合するとともに、前記摺
動面に潤滑物質を塗布し、前記支持筒の摺動面の端部近
傍の摺動面より内径側の位置に電気部品を装着してなる
回動装置において、前記支持筒の摺動面の端部と電気部
品との間に位置する支持筒の外周に、前記潤滑物質を溜
めるための溝部、あるいは、潤滑物質の電気部品側への
移動を阻止するための突起部を形成して構成する。
Description
【0001】
本考案は、レンズ鏡筒等のように、支持筒の外側に回転筒を回動自在に配置し てなる回動装置に関する。
【0002】
一般に、カメラに着脱自在に固定されて使用されるレンズ鏡筒では、支持筒の 外側に配置される回転筒を回動することによりレンズの焦点合わせが行われるよ うに構成されている。
【0003】 図3は、ズームレンズ鏡筒を示すもので、このレンズ鏡筒は、支持筒である固 定筒11の外周に形成される摺動面11aに、回転筒であるズーム環13の内周 に形成される摺動面13aが嵌合され、固定筒11とズーム環13との相対回転 を円滑に行うために摺動面11a,13aには、潤滑物質が塗布されている。
【0004】 ズーム環13の摺動面13aと反対側には、切り欠き部13bが形成され、こ の切り欠き部13b内に、ブラシハウジング15が配置されている。 ブラシハウジング15からは、4本のブラシ17が、固定筒11側に向けて突 設されており、固定筒11の外周に固着されるフレキシブルプリント基板19の 導体パターン19aに当接されている。
【0005】 上述したレンズ鏡筒では、ズーム環13を回動すると、4本のブラシ17が、 フレキシブルプリント基板19の導体パターン19aに沿って摺動し、現在の焦 点距離に対応した信号がCPU21に伝達される。
【0006】
しかしながら、このような従来のレンズ鏡筒では、固定筒11とズーム環13 の摺動面11a,13aに潤滑物質を塗布しているため、ズーム環13の回動に より潤滑物質が、電気部品であるブラシ17と導体パターン19a側に流れ込み 、ブラシ17と導体パターン19aに付着して、導通不良を引き起こす虞れがあ るという問題があった。
【0007】 そこで、ブラシ17と導体パターン19aとを、摺動面11a、13aの端部 から充分に離間し、潤滑物質の付着を無くすことが考えられるが、この場合には 、固定筒11の軸長方向の長さが増大し、レンズ鏡筒が大型化するという問題が ある。
【0008】 なお、摺動面11a、13aの嵌合長を短くすることにより、レンズ鏡筒の大 型化を避けられるが、この場合には、ズーム環13の操作性が低下するという問 題が生じる。
【0009】 本考案は、かかる従来の問題を解決したもので、支持筒と回転筒の摺動面に塗 布される潤滑物質が、電気部品側に流れ込むことを確実に防止することができる 回動装置を提供することを目的とする。
【0010】
本考案の回動装置は、支持筒の外周に形成される摺動面に、回転筒の内周に形 成される摺動面を嵌合するとともに、前記摺動面に潤滑物質を塗布し、前記支持 筒の摺動面の端部近傍の摺動面より内径側の位置に電気部品を装着してなる回動 装置において、前記支持筒の摺動面の端部と電気部品との間に位置する支持筒の 外周に、前記潤滑物質を溜めるための溝部、あるいは、潤滑物質の電気部品側へ の移動を阻止するための突起部を形成してなるものである。
【0011】
本考案の回動装置では、支持筒と回転筒の摺動面に塗布される潤滑物質が、電 気部品側に流れると、溝部に溜められ、あるいは、突起部により移動を阻止され るため、潤滑物質が電気部品に流れ込むことがなくなる。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。 図1は、本考案の回動装置の第1の実施例であるズームレンズ鏡筒を示すもの で、図において符号31は、支持筒である固定筒を示している。
【0013】 この固定筒31の一端には、レンズ鏡筒を図示しないカメラボディ側に固定す るためのレンズマウント33がビス35により固定されている。 固定筒31の外側には、凹部31aが形成され、この凹部31a内に回転筒で あるズーム環37が回動自在に嵌合されている。
【0014】 固定筒31の外周には、摺動面31bが形成され、この摺動面31bには、ズ ーム環37の内周に形成される摺動面37aが嵌合されている。 そして、摺動面31b,37aには、固定筒31とズーム環37との相対回転 を円滑に行うために、例えば、グリース,油等からなる潤滑物質が塗布されてい る。
【0015】 ズーム環37の摺動面37aと反対側には、切り欠き部37bが形成され、こ の切り欠き部37b内に、樹脂からなるブラシハウジング39が配置されている 。
【0016】 ブラシハウジング39には、導電材料からなる4本のブラシ41が、熱かしめ により固着されている。 ズーム環37の外周には、ゴムリング43が被嵌されており、このゴムリング 43の内周にブラシハウジング39が、両面テープを介して固着されている。
【0017】 固定筒31の外周には、フレキシブルプリント基板45の外側部45aが、両 面テープを介して固着されている。 このフレキシブルプリント基板45の外側部45aの表面には、ズームエンコ ーダを形成する4本の導体パターンが、前記ブラシ41に対応する位置に形成さ れ、この導体パターンにブラシ41が当接されている。
【0018】 固定筒31内には、内側部材47が配置されており、この内側部材47の外側 にフレキシブルプリント基板45の内側部45bが、両面テープを介して固着さ れている。
【0019】 フレキシブルプリント基板45の内側部45bには、CPU49が配置されて いる。 また、フレキシブルプリント基板45の内側部45bは、固定筒31の端部に 形成される切り欠き部31cからカメラボディ側に向けて延在されている。
【0020】 この延在部45cは、レンズマウント33の内側にビス51により固定される 接点ハウジング53内に挿入され、延在部45cに形成される接点内導体部が、 バネ部55aを有する板バネ状の接点部材55に接触して導通されている。
【0021】 なお、接点部材55の接点部55bは、レンズ鏡筒のカメラボディ側への装着 時にカメラボディ側の接点に接触される。 しかして、この実施例では、固定筒31の摺動面31bの端部とフレキシブル プリント基板45の外側部45aの端部との間に位置する固定筒31の外周には 、潤滑物質を溜めるための溝部31dが形成されている。
【0022】 そして、溝部31dの底面および側面には、例えば、フッ素系コーティング剤 ,界面活性剤等からなる潤滑物質を弾く物質が塗布されている。 上述したズームレンズ鏡筒は、固定筒31のレンズマウント33を図示しない カメラボディに固定して使用され、ズーム環37のゴムリング43の部分を指に より掴んで、ズーム環37を回動すると、図示しない公知のズ−ミング機構によ り、ズ−ミングレンズ群が駆動され、所望の焦点距離に設定される。
【0023】 そして、この時に、ズーム環37の回動により、4本のブラシ41が、フレキ シブルプリント基板45の外側部45aの導体パターンに沿って摺動し、現在の 焦点距離に対応した信号が、ズーム環37の角度位置によるパターン信号として 、フレキシブルプリント基板45の内側部45bに配置されるCPU49に伝達 され、この信号は、さらに、フレキシブルプリント基板45の延在部45c,接 点部材55を介してカメラボディ側のCPUにレンズ情報として伝達される。
【0024】 しかして、以上のように構成されたズームレンズ鏡筒では、固定筒31の摺動 面31bの端部とフレキシブルプリント基板45の外側部45aとの間に位置す る固定筒31の外周に、潤滑物質を溜めるための溝部31dを形成したので、固 定筒31とズーム環37の摺動面31b,37aに塗布される潤滑物質が、フレ キシブルプリント基板45の外側部45aに流れ込むことを確実に防止すること ができる。
【0025】 すなわち、上述したズームレンズ鏡筒では、固定筒31とズーム環37の摺動 面31b,37aに潤滑物質を塗布しているため、ズーム環37の回動により潤 滑物質が、摺動面31b,37aからフレキシブルプリント基板45の外側部4 5aに向けて流れ込むことがあるが、この実施例では、固定筒31の外周に、潤 滑物質を溜めるための溝部31dを形成したので、潤滑物質が溝部31dに確実 に溜まり、潤滑物質が、フレキシブルプリント基板45の外側部45aにまで流 れ込むことを確実に防止することができる。
【0026】 従って、従来のように、潤滑物質がブラシ41およびフレキシブルプリント基 板45の外側部45aの導体パターンに付着することがなくなり、導通不良を引 き起こす虞れを確実に解消することができる。
【0027】 また、この実施例では、溝部31dに、潤滑物質を弾く物質を塗布したので、 溝部31dの一ヶ所に潤滑物質が溜まり、溝部31dを越えてフレキシブルプリ ント基板45の外側部45aにまで流れ込むことがなくなるため、潤滑物質がブ ラシ41およびフレキシブルプリント基板45の外側部45aの導体パターンに 付着し、導通不良を引き起こす虞れを確実に解消することができる。
【0028】 さらに、この実施例では、固定筒31の外周に単に溝部31dを形成するだけ で良いため、オイルバリア機構を、簡易かつコンパクトに形成することができる 。
【0029】 図2は、本考案の第2の実施例を示すもので、この実施例では、固定筒31の 摺動面31bの端部とフレキシブルプリント基板45の外側部45aとの間に位 置する固定筒31の外周に、フレキシブルプリント基板45の外側部45aより 充分に大径の突起部31eが一体形成され、この突起部31eと摺動面31bの 端部との間に、潤滑物質を溜めるための溝部31fが形成されている。
【0030】 また、溝部31fには、潤滑物質を弾く物質が塗布されている。 すなわち、この実施例のズームレンズ鏡筒では、固定筒31と内側部材47と の間隔が接近しており、内側部材47にCPU49を配置すると、固定筒31の 肉厚を充分に確保することが困難になり、この状態で第1の実施例のように、固 定筒31に充分な深さを有する溝部31dを形成すると、固定筒31の溝部31 dの部分の強度が弱くなるため、溝部31fの深さを浅くして、突起部31eが 形成され、この突起部31eにより、フレキシブルプリント基板45の外側部4 5aに向けて流れ出した潤滑物質の流動が阻止され、固定筒31とズーム環37 の摺動面31b,37aに塗布される潤滑物質が、フレキシブルプリント基板4 5の外側部45aに流れ込むことが防止される。
【0031】 このズームレンズ鏡筒においても、第1の実施例と同様の効果を得ることがで きるが、この実施例では、溝部31fの形成により固定筒31の強度が低下する ことがなくなるため、樹脂等の比較的強度の弱い材料により固定筒31を形成す ることが可能になる。
【0032】 なお、第2の実施例では、固定筒31に突起部31eと溝部31fとを形成し た例について説明したが、本考案はかかる実施例に限定されるものではなく、溝 部31fを形成することなく、突起部31eのみを形成するようにしても良いこ とは勿論である。
【0033】 また、以上述べた第1および第2の実施例では、本考案をズームレンズ鏡筒に 適用した例について説明したが、本考案はかかる実施例に限定されるものではな く、例えば、レンズ鏡筒のフォーカシング部,絞り値設定リング部等のように、 固定筒に対して回転筒を回動するように構成される回動装置に広く適用できるこ とは勿論である。
【0034】
以上述べたように、本考案の回動装置では、支持筒の摺動面の端部と電気部品 との間に位置する支持筒の外周に、潤滑物質を溜めるための溝部、あるいは、潤 滑物質の電気部品側への移動を阻止するための突起部を形成したので、支持筒と 回転筒の摺動面に塗布される潤滑物質が、電気部品側に流れ込むことを確実に防 止することができるという利点がある。
【図1】本考案の回動装置の第1の実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】本考案の回動装置の第2の実施例を示す断面図
である。
である。
【図3】従来のズームレンズ鏡筒を示す断面図である。
31 固定筒(支持筒) 31b 摺動面 31d 溝部 31e 突起部 37 ズーム環(回転筒) 37a 摺動面 41 ブラシ(電気部品) 45 フレキシブルプリント基板 45a フレキシブルプリント基板の外側部(電気部
品)
品)
Claims (3)
- 【請求項1】 支持筒の外周に形成される摺動面に、回
転筒の内周に形成される摺動面を嵌合するとともに、前
記摺動面に潤滑物質を塗布し、前記支持筒の摺動面の端
部近傍の摺動面より内径側の位置に電気部品を装着して
なる回動装置において、 前記支持筒の摺動面の端部と電気部品との間に位置する
支持筒の外周に、前記潤滑物質を溜めるための溝部を形
成してなることを特徴とする回動装置。 - 【請求項2】 支持筒の外周に形成される摺動面に、回
転筒の内周に形成される摺動面を嵌合するとともに、前
記摺動面に潤滑物質を塗布し、前記支持筒の摺動面の端
部近傍の摺動面より内径側の位置に電気部品を装着して
なる回動装置において、 前記支持筒の摺動面の端部と電気部品との間に位置する
支持筒の外周に、前記潤滑物質の前記電気部品側への移
動を阻止するための突起部を形成してなることを特徴と
する回動装置。 - 【請求項3】 前記溝部には、潤滑物質を弾く物質が塗
布されていることを特徴とする請求項1記載の回動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7093892U JPH0636012U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 回動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7093892U JPH0636012U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 回動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636012U true JPH0636012U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13445952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7093892U Pending JPH0636012U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 回動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636012U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011257486A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Fujifilm Corp | レンズ鏡筒 |
| JP2020126197A (ja) * | 2019-02-06 | 2020-08-20 | 株式会社Jvcケンウッド | 操作リングを備えた調整装置及びレンズ装置 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP7093892U patent/JPH0636012U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011257486A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Fujifilm Corp | レンズ鏡筒 |
| JP2020126197A (ja) * | 2019-02-06 | 2020-08-20 | 株式会社Jvcケンウッド | 操作リングを備えた調整装置及びレンズ装置 |
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