JPH0635958Y2 - ガラス板積載用スペーサー - Google Patents

ガラス板積載用スペーサー

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JPH0635958Y2
JPH0635958Y2 JP1989109872U JP10987289U JPH0635958Y2 JP H0635958 Y2 JPH0635958 Y2 JP H0635958Y2 JP 1989109872 U JP1989109872 U JP 1989109872U JP 10987289 U JP10987289 U JP 10987289U JP H0635958 Y2 JPH0635958 Y2 JP H0635958Y2
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JP
Japan
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spacer
glass plate
glass
head member
spacers
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JP1989109872U
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JPH0349962U (ja
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清 宮地
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Central Glass Co Ltd
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Central Glass Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガラス板の搬送、保管等に際し、ガラス板相互
を離隔しつつ縦積みするためのガラス板積載用スペーサ
ーに関する。
〔従来技術とその問題点〕
実開昭58-36287号には、スペーサー頭部の前後巾をガラ
ス厚みより大とし、スペーサー仕切部片における上部側
より下部側を厚くしたスペーサーにおいて、前記頭部に
貫通孔を形成し紐状体を挿通することが開示され、また
実開昭59-22759号にはスペーサー(頭部)を一定間隔で
帯状体に取付けることが開示されている。
さらに実開昭60-8250号には、上部片すなわち頭部と仕
切部片とからなるスペーサーにおいて、前記頭部の前後
に突起と、突起嵌合溝を配し、スペーサー相互を連接係
止することを開示している。
これら開示例において、前二者はスペーサーを紐状体に
挿通しあるいは帯状体に隔設することにより、ガラス板
積載時、取出し時にスペーサーが飛散することなくガラ
ス板間への係止や離脱が容易であり、ガラス板の取出し
も能率的であることを記載している。しかしスペーサー
の欠損等により交換したり、スペーサーを新たに紐状体
や帯状体に取付けるときは、紐状体の一端よりスペーサ
ーの孔に挿通しなければならず、あるいは、帯状体に付
設固定するという面倒な操作をしなければならないとい
う不都合がある。また該開示例においては隣接スペーサ
ー相互が係合していないため搬送時等振動時にガラスを
押圧固定する作用に欠ける。
後者は隣接スペーサー相互の係合は申し分ないがガラス
板の積込み、取出し時にスペーサーの係止係合や離脱に
手間を要し、また紐状体等を挿通しないためスペーサー
が飛散し易い等作業を能率的、効率的に行い難い。
本考案はこれら問題点を解消し、ガラス板の積込み、取
出し時に容易かつ能率的にスペーサーを係止係合、離脱
でき、搬送時等においてもガラスの揺動を抑制するガラ
ス板積載用スペーサーを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は複数のガラス板を相互に離隔しつつ縦積みする
ためのガラス板積載用スペーサーにおいて、ガラス板端
面への接触部を有する頭部材と、隣合うガラス板間に介
挿する仕切部材とを一体化してなり、前記頭部材には前
後に突状片と、該突状片に嵌合する溝部を有し、該溝部
は隣接するスペーサーの突状片の少なくとも側面および
下面に接触嵌合し、かつ該突状片を上方および後方より
挿脱可能に形成せしめ、また頭部材側部には紐状体を側
方から挿入して前後に挿通する隙孔を有し、さらに仕切
部材の適所にガラス板面と当接する複数の突起を配設し
たことからなる。
〔実施例〕
以下添付の図面に基づき本考案を説明する。
第1図は本考案の板ガラス積載用スペーサー1、1′
(以下単にスペーサーという)の斜視図であり、ガラス
板端面への接触部2、2′を有する頭部材3、3′と隣
合うガラス板を離隔する仕切部材4、4′を一体化した
例えば合成樹脂よりなるもので、頭部3、3′はその前
後に突状片5、5′と、該突状片5、5′に嵌合する溝
部6、6′を有し、一方のスペーサー1′の突状片5′
は他方のスペーサーの溝部6の前面7、側面8、下面
9、に接し、あるいはガラス板厚がより厚いときは前記
突状片5′は他方の溝部6の側面8、下面9に接し、従
って上方ないし後方の自在角度から挿入し、あるいは抜
去できるように形成する。
さらに頭部材3、3′は両側の鉤形片10、10′(一方の
側のみ示す)を介し樹脂ロープ、金属ワイヤー等よりな
る紐状体11、11′を側方から挿入し、前後に挿通する隙
孔12、12′を有する。
仕切部材4、4′はその適所に複数配した突起、例えば
半球状突起13、13′によりガラス板面に接するようにす
る。
すなわち、予めガラス板の板面端部に傷つき易いコーテ
ィングが施されている場合は、突起を板面中央寄りに当
接するように配しておき、ガラス板の板面中央寄りに同
様なコーティングが施されている場合は、突起をガラス
板の板面端部に当接するように配しておけば、当該コー
ティング部にスペーサーが接触することがないため、該
部を加傷するようなこともない。
第2図はガラス板14、14を縦積にした際のスペーサー
1、1′の係止係合状態を示した側面図である。ガラス
板14を縦積みするときは、側面L形の載置台(図示せ
ず)に順次図中左方より載置しつつスペーサー1、1′
を係止し、ガラス板14の載置完了後は紐状体11をスペー
サー1、1′の頭部材3、3′の側方から隙孔12、12′
に挿通し、さらにガラス板14の右端板面側より該紐状体
端部を下方に回し、載置台に繋着することによりガラス
板14を束縛固定するものである。従って先述の公知例に
おけるような単に紐状体の挿通孔を設けた場合は、スペ
ーサーの欠損等により交換したりスペーサーを新たに紐
状体に取付ける際に、逐一紐状体の一端よりスペーサー
の孔に挿通しなければならないという不都合があった
が、これらを排除できる。
また、ガラス板14を取出すときは、紐状体11の先端域15
を上方に引揚げることにより、スペーサー1、1′の係
合部すなわち一方の溝部6と他方の突状片5′が外れ、
容易に取外すことができる等、板ガラスの積載、取外
し、スペーサーの係止、離脱がきわめて容易である。
〔考案の効果〕
本考案によれば板ガラスの積込み、取出し時に容易かつ
能率的にスペーサーを係止、離脱でき、搬送時等におい
ても相互に間隔調整自在に係合して外れるようなことも
なく、かつガラスの揺動を抑制する作用も有するという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスペーサーの斜視図、第2図は板ガラ
ス載置時のスペーサーの係止状態を示した側面図であ
る。3、3′ ……頭部材、4、4′……仕切部材 5、5′……突状片、6、6′……溝部 11、11′……紐状体、12、12′……隙孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のガラス板を相互に離隔しつつ縦積み
    するためのガラス板積載用スペーサーにおいて、ガラス
    板端面への接触部を有する頭部材と、隣合うガラス板間
    に介挿する仕切部材とを一体化してなり、前記頭部材に
    は前後に突状片と、該突状片に嵌合する溝部を有し、該
    溝部は隣接するスペーサーの突状片の少なくとも側面お
    よび下面に接触嵌合し、かつ該突状片を上方ないし後方
    より挿脱可能に形成せしめ、また頭部材側部には紐状体
    を側方から挿入して前後に挿通する隙孔を有し、さらに
    仕切部材の適所にガラス板面と当接する複数の突起を配
    設してなることを特徴とするガラス板積載用スペーサ
    ー。
JP1989109872U 1989-09-20 1989-09-20 ガラス板積載用スペーサー Expired - Lifetime JPH0635958Y2 (ja)

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JPH0349962U JPH0349962U (ja) 1991-05-15
JPH0635958Y2 true JPH0635958Y2 (ja) 1994-09-21

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CN107972964A (zh) * 2017-12-26 2018-05-01 东莞市美盈森环保科技有限公司 一种玻璃纸木结合包装箱
CN113460485A (zh) * 2021-05-11 2021-10-01 美盈森集团股份有限公司 一种可循环利用的汽车玻璃包装

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JPS608250U (ja) * 1983-06-28 1985-01-21 セントラル硝子株式会社 板ガラス積載用スペ−サ−
JPS61194683U (ja) * 1985-05-29 1986-12-04
JPS6280893U (ja) * 1985-11-11 1987-05-23

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