JPH063587Y2 - マッサージ機のモミボール - Google Patents

マッサージ機のモミボール

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JPH063587Y2
JPH063587Y2 JP1989118982U JP11898289U JPH063587Y2 JP H063587 Y2 JPH063587 Y2 JP H063587Y2 JP 1989118982 U JP1989118982 U JP 1989118982U JP 11898289 U JP11898289 U JP 11898289U JP H063587 Y2 JPH063587 Y2 JP H063587Y2
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JP
Japan
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ball
cylindrical portion
annular
axis
elastic body
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JP1989118982U
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JPH0358421U (ja
Inventor
徹 原島
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ハラシマ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はマッサージ機のモミボールに関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
一般に、マッサージ機のモミボールは、回転軸の軸心に
対してボール軸心が所定傾斜角度を成すものである。
しかして、従来のこの種のモミボールは、ボール径方向
のみにクッション性をもたせていた。従って、従来で
は、回転軸の軸心方向に対してはクッション性を有する
ものではなく、使用者にとっては手でもんだような感じ
はあまりなかった。
そこで、本考案では、手でもんだような柔らかな感じを
得ることができるマッサージ機のモミボールを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本考案のマッサージ機の
モミボールは、回転軸の軸心に対してボール軸心が所定
傾斜角度を成すモミボールであって、該回転軸が挿入保
持される円筒部と、該円筒部の外周面に突設されると共
にボール軸心方向の押圧に対して該ボール軸心方向へ弾
性変形する円形平板状弾性変形部と、該弾性変形部の外
径側を包囲状とする低発泡弾性体と、からなると共に、
該円筒部と該円形平板状弾性変形部と該低発泡弾性体と
をプラスチック一体成型品とし、上記円筒部は、内方の
本体と、該本体の外周面を被覆する被覆体と、からな
り、上記弾性変形部は、内端縁が上記円筒部の上記被覆
体と連続一体状とされる円環部と、該円環部の外周縁を
外端面側へ延伸状として形成される折曲げ部と、上記円
環部に周方向に沿って所定ピッチで突設されると共に上
記折曲げ部と上記被覆体を連結する径方向リブと、から
なり、さらに、上記径方向リブに、弾性力保持用の切欠
部を設け、上記円環部の上記折曲げ部近傍に、上記低発
泡弾性体の一部が充填される貫通孔を、複数個貫設した
ものである。
〔作用〕
外周面内端縁部が背中に圧接した場合、このボールは、
軸心方向へ弾性変形可能であるので、このモミボールを
使用したマッサージ機においては、各モミボールが相互
に接近・離間する方向に弾性変形し、手でもんだ感じが
得られる。円筒部と弾性変形部と低発泡弾性体5とをプ
ラスチック一体成型品としたことにより、長期間使用し
ても、円筒部と弾性変形部と低発泡弾性体とが分離破損
しないようにできる。さらに、弾性変形部の円環部の内
端縁が円筒部の被覆体と連続一体状とされ、円環部に低
発泡弾性体の一部が充填される貫通孔を貫設したことに
より、分離破損が一層起こらないようにできる。弾性変
形部の折曲げ部と径方向リブ、及び、リブに設けた切欠
部により、マッサージに適した弾性力と大きな強度の両
方が得られる。
〔実施例〕
以下、図面を示す実施例に基づいて本考案を詳説する。
第3図は本考案に係るモミボールを回転軸1に取付けた
状態を示し、このモミボール2,2は、回転軸1の軸心
Oに対してそのボール軸心Oa,Oaは所定傾斜角度を
成している。
しかして、モミボール2は、第1図と第2図に示す様
に、回転軸1が挿入保持される円筒部3と、該円筒部3
に外嵌状とされる円形平板状弾性変形部4と、該変形部
4の外径を包囲状とする低発泡弾性体5と、からなる。
具体的には、円筒部3は、フッ素系樹脂等からなる内方
の本体6と、該本体6の外周面を被覆する被覆体7と、
からなる。被覆体7は、弾性変形部4の円環部30と同一
材(例えば、ポリアミド樹脂)にて連続形成される。ま
た、本体6の外周面には凸部8,8が設けられ、被覆体
7に設けられた凹部9,9に該凸部8,8が嵌合されて
いる。
また、弾性変形部4は、ボール軸心Oa方向の押圧に対
して該ボール軸心Oa方向へ弾性変形するものであっ
て、内端縁が円筒部3の被覆体7と連続一体状とされる
円環部30と、該円環部30の外周縁を外端面10側へ延伸状
として形成される折曲げ部11と、円環部30に周方向に沿
って所定ピッチで突設されると共に折曲げ部11と被覆体
7を連結する径方向リブ12…と、からなる。夫々の径方
向リブ12に、弾性力保持用の切欠部14を設ける。弾性変
形部4の折曲げ部11近傍に、低発泡弾性体5の一部が充
填される貫通孔13…を、複数個貫設する。
次に、低発泡弾性体5とは、軟質塩化ビニル低発泡樹脂
又はウレタン低発泡樹脂等からなり、断面形状において
略三角形状とされる。
しかして、回転軸1とは、その軸心Ob廻りに回転する
回転軸15,15に固着され、軸心Ob廻りに回転するもの
であって、軸本体16と、該軸本体16に外嵌される左右一
対の円筒部挿入体17及び連結体18と、からなる。ここ
で、挿入体17とは、外周面19aが円筒部3の内周面20に
摺接する摺接部19を備えると共に、軸本体16が挿入され
る孔部21、及び回転軸15が挿入される孔部22を備え、ボ
ルト・ナット等の固着具23,23にて、孔部21,22に夫々
挿入された軸本体16と回転軸15が固着されている。ま
た、連結体18とは、左右の挿入体17,17を連結するもの
であって、その両端部に突出片部24,24が形成され、該
突出片部24,24が挿入体17,17に設けられた凹所25,25
に嵌合されている。従って、左右のモミボール2,2は
同時に回転する。
しかして、上述の如く構成されるモミボールを製造する
には、まず、円筒部3の本体6を成型し、その後、イン
サート成型法にて本体6、被覆体7及び変形部4を一体
成型する。その後、円筒部3と変形部4とが一体化され
たものを金型にインサートして、該変形部4と低発泡弾
性体5とを一体成型する。つまり、円筒部3と円形平板
状弾性変形部4と低発泡弾性体5とをプラスチック一体
成型品としている。
従って、上述の如く構成されたモミボール2は、第1図
に示す矢印方向に弾性変形可能となり、外周部が仮想線
の如く変形し、2つのモミボール2,2の回転中は、相
互に接近・離間する方向のクッション性を有することに
なり、手でもんでいるような感触を得ることができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成されているので、以下に記
載する著大な効果を奏する。
円筒部3と該円形平板状弾性変形部4と該低発泡弾性体
5とをプラスチック一体成型品とし、かつ、弾性変形部
4の円環部30の内端縁を円筒部3の被覆体7と連続一体
状とし、さらに、円環部30に低発泡弾性体5の一部が充
填される貫通孔13…を貫設したことにより、円筒部3と
弾性変形部4と低発泡弾性体5を、分離しないように強
固に連結でき、長期間の使用にも耐え得る優れた耐久性
を有するものとし得る。
また、弾性変形部4の折曲げ部11と径方向リブ12…、及
び、リブ12に設けた切欠部14により、円環部30を薄肉と
することができる。これにより、強い押圧力に耐え得る
大きな強度と、手でもむような柔らかい感触とを併せ持
たせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す拡大断面図、第2図は
側面図、第3図は取付状態の断面図である。 1…回転軸、3…円筒部、4…円形平板状弾性変形部、
5…低発泡弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸1の軸心Oに対してボール軸心Oa
    が所定傾斜角度を成すモミボールであって、 該回転軸1が挿入保持される円筒部3と、該円筒部3の
    外周面に突設されると共にボール軸心Oa方向の押圧に
    対して該ボール軸心Oa方向へ弾性変形する円形平板状
    弾性変形部4と、該弾性変形部4の外径側を包囲状とす
    る低発泡弾性体5と、からなると共に、該円筒部3と該
    円形平板状弾性変形部4と該低発泡弾性体5とをプラス
    チック一体成型品とし、上記円筒部3は、内方の本体6
    と、該本体6の外周面を被覆する被覆体7と、からな
    り、上記弾性変形部4は、内端縁が上記円筒部3の上記
    被覆体7と連続一体状とされる円環部30と、該円環部30
    の外周縁を外端面10側へ延伸状として形成される折曲げ
    部11と、上記円環部30に周方向に沿って所定ピッチで突
    設されると共に上記折曲げ部11と上記被覆体7を連結す
    る径方向リブ12…と、からなり、さらに、上記径方向リ
    ブ12に、弾性力保持用の切欠部14を設け、上記円環部30
    の上記折曲げ部11近傍に、上記低発泡弾性体5の一部が
    充填される貫通孔13…を、複数個貫設したことを特徴と
    するマッサージ機のモミボール。
JP1989118982U 1989-10-11 1989-10-11 マッサージ機のモミボール Expired - Lifetime JPH063587Y2 (ja)

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JPH0358421U JPH0358421U (ja) 1991-06-06
JPH063587Y2 true JPH063587Y2 (ja) 1994-02-02

Family

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JP1989118982U Expired - Lifetime JPH063587Y2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 マッサージ機のモミボール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04832Y2 (ja) * 1989-02-02 1992-01-13

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JPH0358421U (ja) 1991-06-06

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