JPH0635853B2 - 燃料噴射弁駆動回路 - Google Patents
燃料噴射弁駆動回路Info
- Publication number
- JPH0635853B2 JPH0635853B2 JP59032424A JP3242484A JPH0635853B2 JP H0635853 B2 JPH0635853 B2 JP H0635853B2 JP 59032424 A JP59032424 A JP 59032424A JP 3242484 A JP3242484 A JP 3242484A JP H0635853 B2 JPH0635853 B2 JP H0635853B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection valve
- fuel injection
- circuit
- transistor
- voltage
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
- F02D41/221—Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of actuators or electrically driven elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/20—Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/26—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
- F02D41/266—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor the computer being backed-up or assisted by another circuit, e.g. analogue
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は燃料噴射弁駆動回路に係り、特に内燃機関の燃
料噴射装置等に適用されるものであって、回路保護の機
能を備えた燃料噴射弁駆動回路に関するものである。
料噴射装置等に適用されるものであって、回路保護の機
能を備えた燃料噴射弁駆動回路に関するものである。
以下、図面に従って従来の燃料噴射弁駆動回路について
説明する。
説明する。
第1図は第1の従来の燃料噴射弁駆動回路を示す。第1
図において、トランジスタTr1は信号電圧Viにより
付勢され、トランジスタTr1がオン動作すると、トラ
ンジスタTr2がオン動作する。トランジスタTr2が
オン動作すると増幅作用を生じ、噴射弁INJを駆動す
る。この時の電圧又は電流の各波形を第2図に示す。
図において、トランジスタTr1は信号電圧Viにより
付勢され、トランジスタTr1がオン動作すると、トラ
ンジスタTr2がオン動作する。トランジスタTr2が
オン動作すると増幅作用を生じ、噴射弁INJを駆動す
る。この時の電圧又は電流の各波形を第2図に示す。
信号電圧Viが発生した時トランジスタTr1とTr2
がオン動作を行う結果、噴射弁INJに電圧が印加され所
要の駆動電流Iが流れる。噴射弁INJの構成要素である
ソレノイドに通電が行われると、これによって付勢さ
れ、燃料が噴射される。信号電圧Viが0Vの時には駆
動電流Iが流れず、燃料の噴射は行われない。なお、噴
射弁INJは本図においては1本のみを図示しているが、
複数本であってもよい。付勢電流は噴射弁1本当り2A
(アンペア)であるが、複数本のときには2Aの倍数と
なる。
がオン動作を行う結果、噴射弁INJに電圧が印加され所
要の駆動電流Iが流れる。噴射弁INJの構成要素である
ソレノイドに通電が行われると、これによって付勢さ
れ、燃料が噴射される。信号電圧Viが0Vの時には駆
動電流Iが流れず、燃料の噴射は行われない。なお、噴
射弁INJは本図においては1本のみを図示しているが、
複数本であってもよい。付勢電流は噴射弁1本当り2A
(アンペア)であるが、複数本のときには2Aの倍数と
なる。
上記構成を有する燃料噴射弁駆動回路では、噴射弁INJ
の通電部であるソレノイドにおいて短絡状態が発生した
場合、トランジスタTr2に過大な電流が流れ、トラン
ジスタTr2を焼損するという問題がある。
の通電部であるソレノイドにおいて短絡状態が発生した
場合、トランジスタTr2に過大な電流が流れ、トラン
ジスタTr2を焼損するという問題がある。
第3図は第2の従来の燃料噴射弁駆動回路を示し、この
駆動回路は回路保護の機能を備えている。第3図の駆動
回路では、前述した第1図の駆動回路に対して抵抗R
1,R2とトランジスタTr3が追加される。抵抗R1
はトランジスタTr2に流れる電流Iを検出するための
ものであり、電流Iが過大になったときにトランジスタ
Tr3を導通させる。その結果、トランジスタTr2の
ベース電流が減少して、そのコレクタとエミッタ間の電
圧が増加し、駆動電流Iを一定値に抑えることができ
る。この場合、電流Iは通常の駆動電流よりも大きくな
るように設定され、トランジスタTr2のコレクタとエ
ミッタ間の電圧はほぼ電源電圧VBである。この時、ト
ランジスタTr2に発生する熱は、少なく見積もっても
3A×12V=36Wであり、通常はそれ以上であり、
トランジスタTr2はその熱に耐える構造を有していな
ければならない。
駆動回路は回路保護の機能を備えている。第3図の駆動
回路では、前述した第1図の駆動回路に対して抵抗R
1,R2とトランジスタTr3が追加される。抵抗R1
はトランジスタTr2に流れる電流Iを検出するための
ものであり、電流Iが過大になったときにトランジスタ
Tr3を導通させる。その結果、トランジスタTr2の
ベース電流が減少して、そのコレクタとエミッタ間の電
圧が増加し、駆動電流Iを一定値に抑えることができ
る。この場合、電流Iは通常の駆動電流よりも大きくな
るように設定され、トランジスタTr2のコレクタとエ
ミッタ間の電圧はほぼ電源電圧VBである。この時、ト
ランジスタTr2に発生する熱は、少なく見積もっても
3A×12V=36Wであり、通常はそれ以上であり、
トランジスタTr2はその熱に耐える構造を有していな
ければならない。
以上に述べた如く従来の燃料噴射弁駆動回路では、整備
時の取扱い不良等が原因で噴射弁の通電部に短絡状態が
発生した場合、回路保護の機能を有しないものではパワ
ートランジスタが破損するし、また回路保護の機能を備
えて破損を生じないように構成したものでは、パワート
ランジスタが所定の発熱量に耐え得る構造で作られる必
要があった。発熱量に耐え得る構造を有するパワートラ
ンジスタは一般的に大型になるという不具合を有してい
る。
時の取扱い不良等が原因で噴射弁の通電部に短絡状態が
発生した場合、回路保護の機能を有しないものではパワ
ートランジスタが破損するし、また回路保護の機能を備
えて破損を生じないように構成したものでは、パワート
ランジスタが所定の発熱量に耐え得る構造で作られる必
要があった。発熱量に耐え得る構造を有するパワートラ
ンジスタは一般的に大型になるという不具合を有してい
る。
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、噴射弁にて短絡が
生じたとき回路を保護する機能を備えると共に、かかる
保護機能を有していても発熱量が少なく、且つ小型、高
信頼性を有した燃料噴射弁駆動回路を提供することにあ
る。
生じたとき回路を保護する機能を備えると共に、かかる
保護機能を有していても発熱量が少なく、且つ小型、高
信頼性を有した燃料噴射弁駆動回路を提供することにあ
る。
上記目的は、信号電圧に応じてオン・オフ動作し、その
オン動作時に燃料噴射弁に電圧を印加して駆動電流を与
える駆動スイッチ手段を備える燃料噴射弁駆動回路にお
いて、前記駆動スイッチ手段に与えられる信号電圧と前
記燃料噴射弁に印加される印加電圧とを入力し、前記信
号電圧が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ前記印加電
圧が燃料噴射弁の短絡時に生じるレベルとなることを検
出する論理回路手段と、前記論理回路手段の出力により
起動して一定時間しゃ断信号を出力するとともに、前記
信号電圧が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ前記印加
電圧が燃料噴射弁の短絡時に生じるレベルである間はそ
の一定時間経過後に再起動される時限回路手段と、前記
時限回路手段の出力するしゃ断信号により駆動され前記
駆動スイッチ手段のオン動作を停止する保護スイッチ手
段とを備えることにより達成される。
オン動作時に燃料噴射弁に電圧を印加して駆動電流を与
える駆動スイッチ手段を備える燃料噴射弁駆動回路にお
いて、前記駆動スイッチ手段に与えられる信号電圧と前
記燃料噴射弁に印加される印加電圧とを入力し、前記信
号電圧が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ前記印加電
圧が燃料噴射弁の短絡時に生じるレベルとなることを検
出する論理回路手段と、前記論理回路手段の出力により
起動して一定時間しゃ断信号を出力するとともに、前記
信号電圧が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ前記印加
電圧が燃料噴射弁の短絡時に生じるレベルである間はそ
の一定時間経過後に再起動される時限回路手段と、前記
時限回路手段の出力するしゃ断信号により駆動され前記
駆動スイッチ手段のオン動作を停止する保護スイッチ手
段とを備えることにより達成される。
噴射弁で問題となる短絡状態が発生した場合は、信号電
圧が噴射弁をオンするレベルでありかつ燃料噴射弁に印
加される印加電圧が燃料噴射弁の短絡時に生じるレベル
になる。本発明ではこのことに着目し、駆動スイッチ手
段に与えられる信号電圧が噴射弁をオンするレベルでか
つ噴射弁に印加される印加電圧が燃料噴射弁の短絡時に
生じるレベルとなることを論理回路手段で検出し、この
論理回路手段の出力で時限回路手段を起動して一定時間
しゃ断信号を出力させ、このしゃ断信号で保護スイッチ
手段を駆動して前記駆動スイッチ手段のオン動作を停止
させる。これにより、噴射弁で短絡状態が発生した場合
には燃料噴射弁駆動回路の動作を一定時間停止させ、当
該回路を保護する。また、一定時間経過しても信号電圧
が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ印加電圧が燃料噴
射弁の短絡時に生じるレベルである間は前記時限回路手
段は再起動され、前記しゃ断信号を繰り返し出力する。
これにより、噴射弁で短絡状態が継続する限り上記の駆
動スイッチ手段のオン動作の停止を繰り返して行い、燃
料噴射弁駆動回路の動作を停止し続ける。
圧が噴射弁をオンするレベルでありかつ燃料噴射弁に印
加される印加電圧が燃料噴射弁の短絡時に生じるレベル
になる。本発明ではこのことに着目し、駆動スイッチ手
段に与えられる信号電圧が噴射弁をオンするレベルでか
つ噴射弁に印加される印加電圧が燃料噴射弁の短絡時に
生じるレベルとなることを論理回路手段で検出し、この
論理回路手段の出力で時限回路手段を起動して一定時間
しゃ断信号を出力させ、このしゃ断信号で保護スイッチ
手段を駆動して前記駆動スイッチ手段のオン動作を停止
させる。これにより、噴射弁で短絡状態が発生した場合
には燃料噴射弁駆動回路の動作を一定時間停止させ、当
該回路を保護する。また、一定時間経過しても信号電圧
が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ印加電圧が燃料噴
射弁の短絡時に生じるレベルである間は前記時限回路手
段は再起動され、前記しゃ断信号を繰り返し出力する。
これにより、噴射弁で短絡状態が継続する限り上記の駆
動スイッチ手段のオン動作の停止を繰り返して行い、燃
料噴射弁駆動回路の動作を停止し続ける。
以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第4図は本発明に係る燃料噴射弁駆動回路の一実施例を
示す。第1図において示した同一の要素には同一の符号
を付すものとし、本発明による燃料噴射駆動回路では第
1図に示した燃料噴射弁駆動回路に対し保護機能を発揮
する保護回路が付加された構成となっている。
示す。第1図において示した同一の要素には同一の符号
を付すものとし、本発明による燃料噴射駆動回路では第
1図に示した燃料噴射弁駆動回路に対し保護機能を発揮
する保護回路が付加された構成となっている。
図示された燃料噴射弁駆動回路において、燃料噴射の時
期を指定する信号電圧Viが高レベル信号としてトラン
ジスタTr1のベースに入力されると、トランジスタT
r1がオン動作し、このオン動作に連動してトランジス
タTr2がオン動作した噴射弁INJのソレノイドに所要
の電圧を印加し駆動電流を流す構成となっている。前記
において、トランジスタTr1,Tr2は駆動スイッチ
手段を構成する。
期を指定する信号電圧Viが高レベル信号としてトラン
ジスタTr1のベースに入力されると、トランジスタT
r1がオン動作し、このオン動作に連動してトランジス
タTr2がオン動作した噴射弁INJのソレノイドに所要
の電圧を印加し駆動電流を流す構成となっている。前記
において、トランジスタTr1,Tr2は駆動スイッチ
手段を構成する。
かかる燃料噴射弁駆動回路の構成に対し、保護回路とし
て、3入力a,b,cを有するANDゲートANDと、A
NDゲートANDの出力を入力する単安定マルチバイブレ
ータOSMが設けられ、ANDゲートANDの3つの入力a,
b,cのそれぞれには噴射弁INJに印加される電圧V0
をNOT回路NOT1よ反転させた電圧(入力a)、信号電
圧Vi(入力b)、単安定マルチバイブレータOSMの出
力をNOT回路NOT2により反転させた電圧(入力c)が
与えられる。単安定マルチバイブレータOSMの出力は、
トランジスタTr1のベースとアースとの間に配置され
たトランジスタTr4のベースに与えられる。トランジ
スタTr4は保護スイッチ手段を構成するANDゲート
ANDの出力における正の立ち上がりで単安定マルチバイ
ブレータOSMをトリガすると、単安定マルチバイブレー
タの高レベル出力でトランジスタTr4が付勢され、オ
ン動作する。トランジスタTr4がオン動作すると、ト
ランジスタTr1のベースがアース電位になり、トラン
ジスタTr1のオン動作(付勢)を停止させることにな
る。この付勢停止の状態は、単安定マルチバイブレータ
の出力で高レベル信号を保持する間、維持される。
て、3入力a,b,cを有するANDゲートANDと、A
NDゲートANDの出力を入力する単安定マルチバイブレ
ータOSMが設けられ、ANDゲートANDの3つの入力a,
b,cのそれぞれには噴射弁INJに印加される電圧V0
をNOT回路NOT1よ反転させた電圧(入力a)、信号電
圧Vi(入力b)、単安定マルチバイブレータOSMの出
力をNOT回路NOT2により反転させた電圧(入力c)が
与えられる。単安定マルチバイブレータOSMの出力は、
トランジスタTr1のベースとアースとの間に配置され
たトランジスタTr4のベースに与えられる。トランジ
スタTr4は保護スイッチ手段を構成するANDゲート
ANDの出力における正の立ち上がりで単安定マルチバイ
ブレータOSMをトリガすると、単安定マルチバイブレー
タの高レベル出力でトランジスタTr4が付勢され、オ
ン動作する。トランジスタTr4がオン動作すると、ト
ランジスタTr1のベースがアース電位になり、トラン
ジスタTr1のオン動作(付勢)を停止させることにな
る。この付勢停止の状態は、単安定マルチバイブレータ
の出力で高レベル信号を保持する間、維持される。
信号電圧ViがH(高レベル、以下同じ)である時に、
噴射弁INJの印加電圧V0がHであれば、正常状態であ
り、この正常状態の場合ANDゲートの入力a,b,c
はそれぞれL(低レベル、以下同じ),H,Hとなり、
ANDゲートの出力はLとなって単安定マルチバイブレ
ータはトリガされない。そのためトランジスタTr4は
オフ状態に保持され、トランジスタTr1の付勢状態
(オン動作)は保持される。
噴射弁INJの印加電圧V0がHであれば、正常状態であ
り、この正常状態の場合ANDゲートの入力a,b,c
はそれぞれL(低レベル、以下同じ),H,Hとなり、
ANDゲートの出力はLとなって単安定マルチバイブレ
ータはトリガされない。そのためトランジスタTr4は
オフ状態に保持され、トランジスタTr1の付勢状態
(オン動作)は保持される。
噴射弁INJのソレノイドにおいて短絡が発生したときに
は、電圧V0が0V(低レベル)になるため、ANDゲ
ートの入力a,b,cがそれぞれH,H,Hとなり、A
NDゲートの出力はLからHとなり、単安定マルチバイ
ブレータOSMはトリガされて、所定の保持時間だけその
出力QがHとなる。従ってトランジスタTr4がオン状
態となり、トランジスタTr1及びTr2がオフ状態に
なる結果、噴射弁INJの付勢は停止される。
は、電圧V0が0V(低レベル)になるため、ANDゲ
ートの入力a,b,cがそれぞれH,H,Hとなり、A
NDゲートの出力はLからHとなり、単安定マルチバイ
ブレータOSMはトリガされて、所定の保持時間だけその
出力QがHとなる。従ってトランジスタTr4がオン状
態となり、トランジスタTr1及びTr2がオフ状態に
なる結果、噴射弁INJの付勢は停止される。
前記の噴射弁INJの付勢停止動作は、短時間で行われ、
パワートランジスタTr2における通電時間は一瞬であ
り、このトランジスタTr2には何の損傷も与えない。
また、単安定マルチバイブレータOSMの出力がHとなる
と同時にANDゲートの入力cはLとなり、ANDゲー
トの出力はHからLとなり、単安定マルチバイブレータ
OSMの次のトリガに備える。噴射弁INJにおける短絡が継
続されるときには、単安定マルチバイブレータOSMが準
安定から安定状態に復帰した時、前述の条件が成立し、
単安定マルチバイブレータを再トリガすることになり、
再び所定時間だけ噴射弁の付勢は停止される。また信号
電圧ViがLになったときには、前記の回路保護の動作
は停止される。
パワートランジスタTr2における通電時間は一瞬であ
り、このトランジスタTr2には何の損傷も与えない。
また、単安定マルチバイブレータOSMの出力がHとなる
と同時にANDゲートの入力cはLとなり、ANDゲー
トの出力はHからLとなり、単安定マルチバイブレータ
OSMの次のトリガに備える。噴射弁INJにおける短絡が継
続されるときには、単安定マルチバイブレータOSMが準
安定から安定状態に復帰した時、前述の条件が成立し、
単安定マルチバイブレータを再トリガすることになり、
再び所定時間だけ噴射弁の付勢は停止される。また信号
電圧ViがLになったときには、前記の回路保護の動作
は停止される。
以上の説明で明らかなように本発明によれば、噴射弁の
短絡時には燃料噴射弁を駆動する回路を停止させる保護
回路を設けるようにしたため、パワートランジスタが破
壊されるだけでなく、短絡保護に伴う発熱がないため、
装置を小形にでき且つ動作信頼性を向上できるという効
果がある。
短絡時には燃料噴射弁を駆動する回路を停止させる保護
回路を設けるようにしたため、パワートランジスタが破
壊されるだけでなく、短絡保護に伴う発熱がないため、
装置を小形にでき且つ動作信頼性を向上できるという効
果がある。
第1図は第1の従来の燃料噴射弁駆動回路の回路図、第
2図は第1図の駆動回路における各部の動作波形図、第
3図は第2の従来の燃料噴射弁駆動回路の回路図、第4
図は本発明に係る燃料噴射弁駆動回路の回路図である。 〔符号の説明〕 R1,R2……抵抗 Tr1,Tr2,Tr3,Tr4……トランジスタ I……駆動電流 Vi……信号電圧(燃料噴射時期指定信号) V0……噴射弁付勢電圧 INJ……噴射弁 AND……ANDゲート NOT1,NOT2……NOTゲート OSM……単安定マルチバイブレータ
2図は第1図の駆動回路における各部の動作波形図、第
3図は第2の従来の燃料噴射弁駆動回路の回路図、第4
図は本発明に係る燃料噴射弁駆動回路の回路図である。 〔符号の説明〕 R1,R2……抵抗 Tr1,Tr2,Tr3,Tr4……トランジスタ I……駆動電流 Vi……信号電圧(燃料噴射時期指定信号) V0……噴射弁付勢電圧 INJ……噴射弁 AND……ANDゲート NOT1,NOT2……NOTゲート OSM……単安定マルチバイブレータ
Claims (1)
- 【請求項1】信号電圧に応じてオン・オフ動作し、その
オン動作時に燃料噴射弁に電圧を印加して駆動電流を与
える駆動スイッチ手段を備える燃料噴射弁駆動回路にお
いて、 前記駆動スイッチ手段に与えられる信号電圧と前記燃料
噴射弁に印加される印加電圧とを入力し、前記信号電圧
が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ前記印加電圧が燃
料噴射弁の短絡時に生じるレベルとなることを検出する
論理回路手段と、前記論理回路手段の出力により起動し
て一定時間しゃ断信号を出力するとともに、前記信号電
圧が燃料噴射弁をオンするレベルでかつ前記印加電圧が
燃料噴射弁の短絡時に生じるレベルである間はその一定
時間経過後に再起動される時限回路手段と、前記時限回
路手段の出力するしゃ断信号により駆動される前記駆動
スイッチ手段のオン動作を停止する保護スイッチ手段と
を備えたことを特徴とする燃料噴射弁駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59032424A JPH0635853B2 (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 燃料噴射弁駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59032424A JPH0635853B2 (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 燃料噴射弁駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60178947A JPS60178947A (ja) | 1985-09-12 |
JPH0635853B2 true JPH0635853B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=12358567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59032424A Expired - Lifetime JPH0635853B2 (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 燃料噴射弁駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635853B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140078349A (ko) * | 2012-12-17 | 2014-06-25 | 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 | 차량의 인젝터 출력회로 파손 방지시스템 및 그 방지방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19723563A1 (de) * | 1997-06-05 | 1998-12-10 | Fev Motorentech Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Funktionsüberwachung eines elektromagnetischen Aktuators |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118526A (en) * | 1980-02-22 | 1981-09-17 | Hitachi Ltd | Electronically controlled fuel supply apparatus |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP59032424A patent/JPH0635853B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140078349A (ko) * | 2012-12-17 | 2014-06-25 | 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 | 차량의 인젝터 출력회로 파손 방지시스템 및 그 방지방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60178947A (ja) | 1985-09-12 |
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