JPH0635447Y2 - 自動扉装置における配電装置 - Google Patents

自動扉装置における配電装置

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JPH0635447Y2
JPH0635447Y2 JP1988083741U JP8374188U JPH0635447Y2 JP H0635447 Y2 JPH0635447 Y2 JP H0635447Y2 JP 1988083741 U JP1988083741 U JP 1988083741U JP 8374188 U JP8374188 U JP 8374188U JP H0635447 Y2 JPH0635447 Y2 JP H0635447Y2
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JP
Japan
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transformer
door body
door
automatic door
power distribution
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JP1988083741U
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JPH028016U (ja
Inventor
吉田  敬
Original Assignee
千蔵工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動扉装置における配電装置、詳しくは扉側に
配設せる負荷回路への配電装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、自動扉装置は駆動機構を内設せる駆動ボックス
にハンガーを介して扉本体の上框を吊架し、前記駆動機
構により扉本体を開閉自在、すなわち駆動ボックス内に
設けた案内レールに沿って往復動自在ならしめている。
しかるに上記扉本体には、前記駆動機構の駆動源を起動
させる開き用スイッチや表示灯(LED)などの負荷回路
に給電する為の配電装置が必要であるが、従来の配電装
置としては自動扉の移動側である扉本体に設けられた制
御スイッチと固定側である駆動ボックス内に設けたモー
ターのコントローラとの間をカールコイルで接続したも
のや、或いは給電バーを用いるもの等があった。
(考案が解決しようとする課題) しかし、何れの場合に於いてもカールコイルや給電バー
を有するため、カールコイル等の伸縮による金属披労や
給電バーに対する給電ブラシの磨耗などの要因があり、
長期の使用に当って問題があった。
本考案は斯る従来不具合を解消せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 斯る本考案は、駆動機構を内設せる駆動ボックスにハン
ガーを介して扉本体の上框を吊架し、前記駆動機構によ
り扉本体を開閉動自在ならしめた自動扉装置において、
上記扉本体の閉じ状態で近接するトランスの一次側コイ
ルと2次側コイルとを夫々駆動ボックスと扉本体の上框
とに分割状に固定して設け、その2次コイルに蓄電素子
を介して、液晶若しくはLED等の表示灯からなる扉本体
側の負荷回路を接続せしめたものである。
(作用) 駆動機構を内設せる駆動ボックス側にトランスの一次
側、扉が閉の状態で相対する扉本体側にトランス二次側
をトランス一次側に対し微小間隙をおいて設置する。こ
のためにトランス一次側よりの磁気はトランス二次側に
鎖交して、トランス二次側に電圧を励起する。このトラ
ンス二次側の起電力を蓄電素子に蓄電し、該蓄電素子を
介して液晶若しくはLED等からなる表示灯に電力供給し
ようとするものである。
(実施例) 以下、本考案に係る自動扉装置における配電装置におけ
る実施例を図面について説明する。
第1図は自動扉装置における自動扉と駆動ボックスを自
動扉が閉及び開の状態に於いての状態説明図、第2図は
配電関係の系統を示す配線図である。
駆動機構を内設せる駆動ボックス(1)にハンガー
(2)を介して扉本体(3)の上框(4)を吊設して、
前記駆動機構により扉本体(3)を開閉自在ならしめ
る。
扉本体(3)は透明・半透明の強化ガラス板・合成樹脂
等をドアー框(5)で囲んで作られている。この扉本体
(3)がハンガー(2)に係って駆動ボックス(1)に
吊設させている事は前記の通りである。
駆動ボックス(1)の下面の一端に一次側が電源に接続
しているトランスの一次側(6)を設置する。扉本体
(3)が閉の状態に於てトランス一次側に対し微小間隙
をおいてトランス二次側(7)を扉本体(3)の上框
(4)に設置する。
かくして駆動ボックス(1)と扉本体(3)とに分割さ
れたトランスの一次側(6)とトランスの二次側(7)
は扉本体が閉の状態に於いて近接して相対するために電
源よりトランス一次側に於いて励起した磁束は充分にト
ランス二次側(7)に鎖交してトランス二次側(7)に
起電力を発生する。この起電力を接続コード(8)を介
して整流器(9)にて整流して直流として蓄電素子(1
0)を蓄電する。蓄電素子(10)として通常はバッテリ
ーを用いるが、大容量コンデンサを使うことも可能であ
り、また蓄電素子(10)を負荷回路(11)に内蔵させる
ことも任意である。この起電力は扉本体(3)の縦框
(15)内にある負荷回路(11),送信器(12)等の電源
となる。整流器(9),蓄電素子(10)も負荷回路と同
様に縦框(15)の内部にある。
負荷回路(11)は液晶ディスプレイ・LED等より構成さ
れる表示灯(11′)であり、必要なディスプレイを充分
に表示出来るもの、例えば「営業中」などの文字や記号
を表示する。
第3図は自動扉装置に於ける扉本体が閉の状態にある時
のみにトランス励磁して、トランス一次側より二次側に
起電力を電送して整流器(4)を介して蓄電素子(10)
を蓄電して表示灯(11′)の電源とするのであるが、第
3図に示した如くトランス一次側(6)及びトランス二
次側(7)及び負荷回路(11)との間にリレー又はホト
カプラー等よりなるスイッチ素子(17)(18)を挿入し
て扉本体(3)が閉のときのみトランスを励磁して、且
つ負荷を動作状態として、消費電力を低くしてトランス
や電池の小型軽量化を計ったものである。
又、第4図はトランスの一次側をインバータとしてこれ
をトランスの一次コイルに接続したものであって、イン
バータ(19)はトランジスター(21)(21′)と発振回
路(20)を内部に装備して直流電源(22)によって電源
に接続される。このインバータによって周波数を上げる
ことにより、トランスの小型・軽量化を図ったものであ
って、第3図の機能を第4図に適用することがでのる。
尚、上記整流器(9),蓄電素子(10)等は上框(4)
内に設定することも自由である。
(効果) 本考案に係る自動扉装置における配電装置に於て、駆動
装置の駆動ボックス内と自動扉の上框に於いて電源より
のトランスが一次及び二次コイルが自動扉の閉の状態で
近接しているために、電源よりの電力を例えばカールコ
イル等の面倒な設備なくして整流し、扉本体框体内に設
けられる蓄電素子の蓄電を可能として液晶若しくはLED
等からなる表示灯の電源とするために、安全で簡便な方
法で目的を達成することができる。
しかも、スイッチ素子やインバータを使用することによ
り更に小型化・軽量化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動扉装置における配電装置に於て自動扉が開
閉状態に於ける各部の関係位置を示す説明図。 第2図は配電関係の系統を示す配線図。 第3図はトランスの一次及び二次側にスイッチ素子を入
れた場合の配線図。 第4図はトランス一次側にインバータを押入した場合の
配線図。 1…駆動ボックス、2…ハンガー、3…扉本体、4…上
框、5…ドア框、6…トランス一次側、7…トランス二
次側、8…接続コード、9…整流器、10…蓄電素子、12
…送信器、11…負荷回路、13…受信器、14…コントロー
ラ、15…縦框、16…モータ、17,18…スイッチ素子、19
…インバータ、20…発振回路、21,21′…トランジスタ
ー、22…直流電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動機構を内設せる駆動ボックスにハンガ
    ーを介して扉本体の上框を吊架し、前記駆動機構により
    扉本体を開閉動自在ならしめた自動扉装置において、上
    記扉本体の閉じ状態で近接するトランスの一次側コイル
    と2次側コイルとを夫々駆動ボックスと扉本体の上框と
    に分割状に固定して設け、その2次コイルに蓄電素子を
    介して、液晶若しくはLED等の表示灯からなる扉本体側
    の負荷回路を接続せしめた配電装置。
JP1988083741U 1988-06-23 1988-06-23 自動扉装置における配電装置 Expired - Lifetime JPH0635447Y2 (ja)

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JPH028016U JPH028016U (ja) 1990-01-18
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