JP5714273B2 - ドア開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドア開閉装置に関し、さらに詳しくは、ドアの可動部に備えたアンテナを介して非接触状態で情報を授受してドアの開閉制御を行なうドア開閉装置に関するものである。
多くの人が出入りする施設の出入口には、人感センサにより人間を検知してドアを自動開閉する自動ドアが設置されている場合が多い。不特定多数の人がこの自動ドアを通過することを許容する場合には、ICカード等により各個人を認証する必要がない。しかし、マンションや会社等のセキュリティを重視する施設では、認証された特定の人のみに入場を許可する必要性から、ICカード等に記憶されたIDコードを読取るためのリーダライタが出入口に備えられている。このとき、レイアウト上の関係で、リーダライタを出入口の近傍に設置することが困難な場合、リーダライタからケーブルを延長して、移動するドアにアンテナを取り付けなければならない。その結果、リーダライタとアンテナを接続するケーブルが、ドアが開閉するたびに屈曲され、屈曲部からケーブルが断線するといった問題が発生する。
これらの課題を解決するために、特許文献1には、引き戸の移動方向に励磁コイルを延長して設け、励磁コイルの対向部分に位置して誘導コイルを引き戸側に設け、励磁コイルに交流電力を供給して、その交流電力を誘導コイルに誘導し、整流して制御回路とモータを駆動する自動ドア装置について開示されている。
また、特許文献2には、長尺鉄心の外周にコイルボビンを介し1次コイルを巻き回して給電部を形成し、短筒ボビンの外周に2次コイルを巻き回して受電部を形成し、その長尺状の給電部の外周に間隙をおいて短筒状の受電部を貫通可動状に配置させ、給電部に通電することによって電磁誘導作用により受電部の2次コイルに起電力を発生させて電力を供給するように構成した非接触給電装置について開示されている。
特開2007−23623公報 特開2006−303221公報
しかし、特許文献1に開示されている従来技術は、引き戸側に誘導コイルを設け、その電力を整流して制御回路とモータの電源とするため、可動する引き戸側に多くの部品を取り付けなければならず、ドアが重くなるばかりでなく、構造が複雑となるといった問題がある。
また、特許文献2に開示されている従来技術は、長尺状の給電部の外周に間隙をおいて短筒状の受電部を貫通可動状に配置しているので、長尺鉄心の長さがドアの開放距離だけ必要となり、構造的に大掛かりとなるばかりでなく、設置コストも高くなるといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、可動するドアに受電部とアンテナ部を有する拡張アンテナを備え、固定したリーダライタと拡張アンテナの受電部を電磁結合により信号の授受を行うことにより、リーダライタとアンテナ部をケーブルで直接接続する必要がなくなり、装置の信頼性を高めることができるドア開閉装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、開閉移動するドアと、該ドアを開閉駆動するドア駆動手段と、非接触情報記録媒体に記録されている情報を読み書きするリーダライタと、前記開閉移動するドアに配置され且つ前記リーダライタのループアンテナから放射される磁力線と電磁結合する受電部、及び該受電部により誘起された電流により磁力線を発生するアンテナ部を有する拡張アンテナと、前記リーダライタにより読取られた前記非接触情報記録媒体の記録情報に基づいて前記ドア駆動手段を制御する制御部と、を備え、前記リーダライタのループアンテナは、少なくとも前記ドアが閉止位置にあるときに前記受電部と電磁結合可能なことを特徴とする。
可動するドアに取り付けられたアンテナを介して非接触情報記録媒体に記録されている情報を読み書きするには、リーダライタのループアンテナと非接触で信号授受する必要がある。そこで本発明では、ドアに固定され且つリーダライタのループアンテナから放射される磁力線と電磁結合する受電部、及び受電部により誘起された電流により磁力線を発生するアンテナ部を有する拡張アンテナを備える。これにより、可動するドアに取り付けた拡張アンテナとリーダライタを非接触で電気的に接続することができる。
請求項2は、前記ドアはスライド式ドアであり、前記受電部は、前記スライド式ドアが前記閉止位置から開放位置に移動する過程においても前記リーダライタのループアンテナと電磁結合可能に構成されていることを特徴とする。
開閉移動するスライド式ドアは、ドアが移動するとループアンテナと受電部が離間して交信が不可となる。そのため、ドアが開放位置にあるときは、非接触情報記録媒体との交信はできなくなる。そこで本発明では、可動するドアと固定部との対向間隔が略一定であることを利用して、例えば、受電部をスライド式ドアの開閉方向に沿って延びる長尺体として、スライド式ドアが閉止位置から開放位置に移動する過程においてもリーダライタのループアンテナと電磁結合可能に構成する。これにより、ドアがどの位置にあっても、非接触情報記録媒体に記録されている情報を読み取ることができる。
請求項3は、前記制御部は、前記スライド式ドアが前記開放位置にあるときに、前記アンテナ部により前記非接触情報記録媒体に記録されている情報が読取られた場合、前記スライド式ドアの開放時間を延長するように制御することを特徴とする。
スライド式ドアが開放位置にあるときに、次の利用者が続けて入場する際、非接触情報記録媒体をアンテナ部にタッチして入場しようとするが、そのときにスライド式ドアが閉止動作を開始するとドアに接触して危険である。そこで本発明では、スライド式ドアが開放位置にあるときに、アンテナ部により非接触情報記録媒体に記録されている情報が読取られた場合、スライド式ドアの開放時間を延長する。これにより、入場する利用者が余裕をもって入場することができる。
請求項4は、開閉移動するドアと、該ドアを開閉駆動するドア駆動手段と、前記開閉移動するドアに配置され且つ操作者がタッチすることにより信号を出力するタッチセンサ、及び該タッチセンサへの電力を非接触で受電する受電部を有する拡張アンテナと、前記受電部に電力を供給すると共に、前記タッチセンサから出力された信号を検知するループアンテナを備えた信号送受信部と、該信号送受信部により読取られた前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記ドア駆動手段を制御する制御部と、を備え、前記信号送受信部の前記ループアンテナは、少なくとも前記ドアが閉止位置にあるときに前記受電部と電磁結合可能な位置に設置されていることを特徴とする。
可動ドアに取り付けられている従来のタッチセンサは、内部にバッテリを備えて、それを電力としてタッチされたことを検知すると所定の周波数の電波を送信して、制御部が電波を受信してドアを可動するタイプが大部分である。このタイプでは、タッチセンサと制御部間をケーブルで接続する必要は無いが、バッテリが消耗するたびに交換しなければならないといった煩わしさがある。そこで本発明では、タッチセンサへの電力を非接触で受電する受電部を有する拡張アンテナを備え、信号送受信部のループアンテナと受電部を電磁結合してタッチセンサへ電力を供給する。これにより、信号送受信部とタッチセンサをケーブルにより接続する必要がなく、且つタッチセンサへの電力を外部から非接触で供給することができる。
本発明によれば、ドアに固定され且つリーダライタのループアンテナから放射される磁力線と電磁結合する受電部、及び受電部により誘起された電流により磁力線を発生するアンテナ部を有する拡張アンテナを備えるので、可動するドアに取り付けた拡張アンテナとリーダライタを非接触で電気的に接続することができる。
また、可動するドアと固定部との対向間隔が略一定であることを利用して、例えば、受電部をスライド式ドアの開閉方向に沿って延びる長尺体として、スライド式ドアが閉止位置から開放位置に移動する過程においてもリーダライタのループアンテナと電磁結合可能に構成するので、ドアがどの位置にあっても、非接触情報記録媒体に記録されている情報を読み取ることができる。
また、スライド式ドアが開放位置にあるときに、アンテナ部により非接触情報記録媒体に記録されている情報が読取られた場合、スライド式ドアの開放時間を延長するので、入場する利用者が余裕をもって入場することができる。
また、タッチセンサ部への電力を非接触で受電する受電部を有する拡張アンテナを備え、信号送受信部のループアンテナと受電部を電磁結合してタッチセンサへ電力を供給するので、信号送受信部とタッチセンサをケーブルにより接続する必要がなく、且つタッチセンサへの電力を外部から非接触で供給することができる。
(a)はドアが閉止位置にある場合、(b)はドアが開放位置にある場合を示す図である。 (a)はドアが閉止位置にある場合、(b)はドアが開放途中の位置にある場合を示す図、(c)はドアが開放位置にある場合を示す図である。 (a)は開きドアが閉止位置にある場合、(b)は開きドアが開放位置にある場合を示す図である。 (a)はドアが閉止位置にある場合、(b)はドアが開放位置にある場合を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の第1の実施形態に係るドア開閉装置の構成を示す模式図である。図1(a)はドアが閉止位置にある場合、図1(b)はドアが開放位置にある場合を示す図である。本実施形態に係るドア開閉装置50は、開閉移動するドア7と、ドア7を開閉駆動するドア駆動部(ドア駆動手段)3と、ICカード(非接触情報記録媒体)4に記録されている情報を読み書きするリーダライタ1と、ドア7に固定され且つリーダライタ1の図示しないループアンテナから放射される磁力線と電磁結合する受電部11、及び受電部11により誘起された電流により磁力線を発生するアンテナ部6を有する拡張アンテナ10と、リーダライタ1により読取られたICカード4の記録情報に基づいてドア駆動部3を制御する制御部2と、を備え、リーダライタ1のループアンテナは、少なくともドア7が閉止位置にあるときに受電部11と電磁結合可能な位置に設置されている。尚、ドアの枠体には、ドア7が閉止位置にあるときにONするドア閉センサ5と、ドア7が開放位置にあるときにONするドア開センサ9が備えられ、それぞれ制御部2に接続されている。
即ち、可動するドア7に取り付けられた拡張アンテナ10を介してICカード4に記録されている情報を読み書きするには、リーダライタ1のループアンテナと非接触で電磁結合する必要がある。そこで本実施形態では、ドア7に固定され且つリーダライタ1のループアンテナから放射される磁力線と電磁結合する受電部11、及び受電部11により誘起された電流により磁力線を発生するアンテナ部6を有する拡張アンテナ10を備える。これにより、可動するドア7に取り付けた拡張アンテナ10とリーダライタ1を非接触で電気的に接続することができる。
図1(a)では、ドア7に固定された拡張アンテナ10の受電部11が、リーダライタ1と対向配置された位置にあるので、リーダライタ1のループアンテナから放射された磁力線が受電部により電磁結合されて電流を誘起して、ケーブルを介してアンテナ部6から磁力線(磁界)が放射される。このとき、ドア閉センサ5はONであり、ドア開センサ9はOFFである。この状態で、利用者がICカード4をアンテナ部6に近接させると、ICカード内のループアンテナに磁力線が通過することにより電流が誘起されてICカード4がアクティブ状態となる。これにより、ICカード4とリーダライタ1間で交信が開始され、ICカード4に記憶されているIDを読取る。リーダライタをそのIDを制御部2に渡し、制御部2ではIDが認証されているIDか否かを判定する。判定の結果、認証されたIDであれば、ドア駆動部3を駆動してドア7をスライド駆動させる。
図1(b)のように、ドア7が移動してドア開センサ9をONすると、制御部2はドア駆動部3に対してドア7の開放動作を停止する。この状態では、受電部11とリーダライタ1は離間しているため、拡張アンテナ10のアンテナ部6から磁力線は放射しない。制御部2は開放状態が所定の時間継続すると、ドア駆動部3に対してドア7を閉止するように指示する。そして、ドア閉センサ5がONになるまでドア閉止動作を継続し、ドア閉センサ5がONになるとドア閉止動作を停止する。
図2は本発明の第2の実施形態に係るドア開閉装置の構成を示す模式図である。図2(a)はドアが閉止位置にある場合を示す図、図2(b)はドアが開放途中の位置にある場合を示す図、図2(c)はドアが開放位置にある場合を示す図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明を省略する。本実施形態に係るドア開閉装置51がドア開閉装置50と異なる点は、受電部11が、スライド式ドア7の開閉方向(矢印)に沿って延びる長尺体であり、スライド式ドア7が閉止位置から開放位置に移動する過程においても、リーダライタ1のループアンテナと電磁結合可能に構成されている点である。また、ドア閉センサ5とドア開センサ9の代わりに、ドア7が閉止位置にあることを示すドア閉センサタグ13と、ドア7が開放位置にあることを示すドア開センサタグ12とを備えた。尚、実施形態では受電部11が長尺体であるが、受電部11は図1と同様な形状にして、リーダライタ1側のアンテナを長尺体にしても構わない。
即ち、開閉移動するスライド式ドアは、ドアが移動するとループアンテナと受電部が離間して交信が不可となる。そのため、ドアが開放位置にあるときは、ICカードとの交信はできなくなる。そこで本実施形態では、可動するドア7と固定部8との対向間隔が略一定であることを利用して、例えば、受電部11をスライド式ドア7の開閉方向に沿って延びる長尺体として、スライド式ドア7が閉止位置から開放位置に移動する過程においても、リーダライタ1のループアンテナと電磁結合可能に構成する。これにより、ドア7がどの位置にあっても、ICカード4に記録されている情報を読み取ることができる。
また、図2(c)のように、スライド式ドア7が開放位置にあるときに、アンテナ部6によりICカード4に記録されている情報が読取られた場合、制御部2はスライド式ドア7の開放時間を延長するように制御する。即ち、スライド式ドア7が開放位置にあるときに、次の利用者が続けて入場する際、別のICタグ4をアンテナ部6にタッチして入場しようとするが、そのときにスライド式ドア7が閉止動作を開始するとドア7に接触して危険である。そこで本実施形態では、スライド式ドア7が開放位置にあるときに、アンテナ部6によりICタグに記録されている情報が読取られた場合、スライド式ドア7の開放時間を延長する。これにより、入場する利用者が余裕をもって入場することができる。
図3は本発明の第3の実施形態に係るドア開閉装置の構成を示す模式図である。図3(a)は開きドアが閉止位置にある場合、図3(b)は開きドアが開放位置にある場合を示す図である。本実施形態に係るドア開閉装置52は、開閉移動するドア16と、ドア16を開閉駆動するドア駆動部(ドア駆動手段)14と、ICカード4に記録されている情報を読み書きするリーダライタ17と、ドア16に固定され且つリーダライタ17のループアンテナ19から放射される磁力線と電磁結合する受電部11、及び受電部11により誘起された電流により磁力線を発生するアンテナ部6を有する拡張アンテナ10と、リーダライタ17により読取られたICカード4の記録情報に基づいてドア駆動部14を制御する制御部15と、を備え、リーダライタ17のループアンテナ19は、少なくともドア16が閉止位置にあるときに受電部11と電磁結合可能な位置に設置されている。尚、受電部11の中心部には、ドア16が閉止位置にあることを示すセンサタグ20が備えられている。
図4は本発明の第4の実施形態に係るドア開閉装置の構成を示す模式図である。図4(a)はドアが閉止位置にある場合、図4(b)はドアが開放位置にある場合を示す図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明を省略する。本実施形態に係るドア開閉装置53がドア開閉装置50と異なる点は、ドア7に固定され且つ操作者23がタッチすることにより信号を出力するタッチセンサ22、及びタッチセンサ22への電力を非接触で受電する受電部11を有する拡張アンテナ24と、受電部11に電力を供給すると共に、タッチセンサ22から出力された信号を検知するループアンテナを備えた信号送受信部21と、を備えた点である。
即ち、可動ドアに取り付けられている従来のタッチセンサは、内部にバッテリを備えて、それを電力としてタッチされたことを検知すると所定の周波数の電波を送信して、制御部が電波を受信してドアを可動するタイプが大部分である。このタイプでは、タッチセンサと制御部間をケーブルで接続する必要は無いが、バッテリが消耗するたびに交換しなければならないといった煩わしさがある。そこで本実施形態では、タッチセンサ22への電力を非接触で受電する受電部11を有する拡張アンテナ24を備え、信号送受信部21のループアンテナと受電部11を電磁結合してタッチセンサ22へ電力を供給する。これにより、信号送受信部21とタッチセンサ22をケーブルにより接続する必要がなく、且つタッチセンサ22への電力を外部から非接触で供給することができる。
図5は本発明の第1の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。図1(a)では、ドア7に固定された拡張アンテナ10の受電部11が、リーダライタ1と対向配置された位置にあるので、リーダライタ1のループアンテナから放射された磁力線が受電部11により電磁結合されて電流を誘起して、ケーブルを介してアンテナ部6から磁力線(磁界)が放射される。このとき、ドア閉センサ5はONであり、ドア開センサ9はOFFである。この状態で、利用者がICカード4をアンテナ部6に近接させると、ICカード内のループアンテナに磁力線が通過することにより電流が誘起されてICカード4がアクティブ状態となる。これにより、ICカード4とリーダライタ1間で交信が開始され(S1でY)、ICカード4に記憶されているIDを読取る。リーダライタ1は、そのIDを制御部2に渡し、制御部2ではIDが認証されているIDか否かを判定する。判定の結果、認証されたIDであれば(S2でY)、ドア駆動部3を制御してドア7をスライド駆動させる(S3)。
それにより図1(b)のように、ドア7が移動してドア開センサ9をONすると(S4でY)、制御部2はドア駆動部3に対してドア7の開放動作を停止する(S5)。この状態では、受電部11とリーダライタ1は離間しているため、拡張アンテナ10のアンテナ部6から磁力線は放射しない。制御部2は開放状態が所定の時間継続すると(S6でY)、ドア駆動部3に対してドア7の閉止動作を開始する(S7)。そして、ドア閉センサ5がONになるまでドア閉止動作を継続し、ドア閉センサ5がONになると(S8でY)ドア閉止動作を停止して(S9)、ステップS1から繰り返す。
図6は本発明の第2の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。図2(a)では、ドア7に固定された拡張アンテナ10の受電部11が、リーダライタ1と対向配置された位置にあるので、リーダライタ1のループアンテナから放射された磁力線が受電部11により電磁結合されて電流を誘起して、ケーブルを介してアンテナ部6から磁力線(磁界)が放射される。このとき、ドア閉センサタグ13からドア7が閉止状態である旨の情報が読み取られ、ドア開センサタグ12の情報は読み取られない。この状態で、利用者がICカード4をアンテナ部6に近接させると、ICカード内のループアンテナに磁力線が通過することにより電流が誘起されてICカード4がアクティブ状態となる。これにより、ICカード4とリーダライタ1間で交信が開始され(S11でY)、ICカード4に記憶されているIDを読取る。リーダライタ1は、そのIDを制御部2に渡し、制御部2ではIDが認証されているIDか否かを判定する。判定の結果、認証されたIDであれば(S12でY)、ドア駆動部3を制御してドア7をスライド駆動させる(S13)。
それにより図2(b)のように、ドア7が移動してドア開センサタグ12から情報が読取られると(S14でY)、制御部2はドア駆動部3に対してドア7の開放動作を停止する(S15)。尚、この状態でも受電部11とリーダライタ1は電磁結合されているため、拡張アンテナ10のアンテナ部6から磁力線が放射する。ここで、別のICカード4とリーダライタ1間で交信が開始されると(S16でY)、ICカード4に記憶されているIDを読取る。リーダライタ1は、そのIDを制御部2に渡し、制御部2ではIDが認証されているIDか否かを判定する。判定の結果、認証されたIDであれば(S17でY)、ドア7の開放時間を延長する(S18)。ステップS16でICカード4との交信がない場合や(S16でN)、IDが認証されていない場合は(S17でY)、開放時間は延長しない。そして所定の時間が経過すると(SS19でY)、ドア駆動部3に対してドア7の閉止動作を開始する(S20)。そして、ドア閉センサタグ13から情報が読取られるまでドア閉止動作を継続し、ドア閉センサタグ13から情報が読取られると(S21でY)ドア閉止動作を停止して(S22)、ステップS11から繰り返す。
図7は本発明の第3の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。図3(a)では、ドア16に固定された拡張アンテナ10の受電部11が、リーダライタ17のループアンテナ19と対向配置された位置にあるので、リーダライタ17のループアンテナ19から放射された磁力線が受電部11により電磁結合されて電流を誘起して、ケーブルを介してアンテナ部6から磁力線(磁界)が放射される。このとき、センサタグ20から情報が読取られる。この状態で、利用者がICカード4をアンテナ部6に近接させると、ICカード内のループアンテナに磁力線が通過することにより電流が誘起されてICカード4がアクティブ状態となる。これにより、ICカード4とリーダライタ17間で交信が開始され(S31でY)、ICカード4に記憶されているIDを読取る。リーダライタ17は、そのIDを制御部15に渡し、制御部15ではIDが認証されているIDか否かを判定する。判定の結果、認証されたIDであれば(S32でY)、ドア駆動部14を制御してドア16を開放駆動させる(S33)。
それにより図3(b)のように、ドア16が内側に移動してセンサタグ20からの情報が読取れなくなり、制御部15はドア16が開放されたと認識する(S34でN)。制御部2は開放状態が所定の時間継続すると(S35でY)、ドア駆動部14に対してドア7の閉止動作を開始する(S38)。そして、センサタグ20から情報が読取られるまでドア閉止動作を継続し、センサタグ20から情報が読取られると(S39でY)ドア閉止動作を停止して(S40)、ステップS31から繰り返す。
図8は本発明の第4の実施形態に係るドア開閉装置の動作を説明するフローチャートである。図4(a)では、ドア7に固定された拡張アンテナ24の受電部11が、信号送受信部21と対向配置された位置にあるので、信号送受信部21のループアンテナから放射された磁力線が受電部11により電磁結合されて電流を誘起して、ケーブルを介してタッチセンサ22に電力を供給する。このとき、ドア閉センサ5はONであり、ドア開センサ9はOFFである。この状態で、利用者がタッチセンサ22にタッチすると(S51でY)、タッチセンサ22からケーブルを介して受電部11から信号が出力され、電磁結合した信号送受信部21は、その信号を制御部2に渡す。制御部2は、ドア駆動部3を制御してドア7をスライド駆動させる(S52)。
それにより図4(b)のように、ドア7が移動してドア開センサ9をONすると(S53でY)、制御部2はドア駆動部3に対してドア7の開放動作を停止する(S54)。この状態では、受電部11と信号送受信部21は離間しているため、拡張アンテナ10のタッチセンサ22には電力が供給されない。制御部2は開放状態が所定の時間継続すると(S55でY)、ドア駆動部3に対してドア7の閉止動作を開始する(S56)。そして、ドア閉センサ5がONになるまでドア閉止動作を継続し、ドア閉センサ5がONになると(S57でY)ドア閉止動作を停止して(S58)、ステップS51から繰り返す。
1、17 リーダライタ、2、15 制御部、3、14 ドア駆動部、4 ICカード、5 ドア閉センサ、6 アンテナ部、7 ドア、8 固定部、9 ドア開センサ、10、24 拡張アンテナ、12 ドア開センサタグ、13 ドア閉センサタグ、16 開ドア、18 ケーブル、19 ループアンテナ、20 センサタグ、21 信号送受信部、22 タッチセンサ、23 利用者、50〜53 ドア開閉装置

Claims (4)

  1. 開閉移動するドアと、該ドアを開閉駆動するドア駆動手段と、非接触情報記録媒体に記録されている情報を読み書きするリーダライタと、前記開閉移動するドアに配置され且つ前記リーダライタのループアンテナから放射される磁力線と電磁結合する受電部、及び該受電部により誘起された電流により磁力線を発生するアンテナ部を有する拡張アンテナと、前記リーダライタにより読取られた前記非接触情報記録媒体の記録情報に基づいて前記ドア駆動手段を制御する制御部と、を備え、
    前記リーダライタのループアンテナは、少なくとも前記ドアが閉止位置にあるときに前記受電部と電磁結合可能なことを特徴とするドア開閉装置。
  2. 前記ドアはスライド式ドアであり、
    前記受電部は、前記スライド式ドアが前記閉止位置から開放位置に移動する過程においても前記リーダライタのループアンテナと電磁結合可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドア開閉装置。
  3. 前記制御部は、前記スライド式ドアが前記開放位置にあるときに、前記アンテナ部により前記非接触情報記録媒体に記録されている情報が読取られた場合、前記スライド式ドアの開放時間を延長するように制御することを特徴とする請求項2に記載のドア開閉装置。
  4. 開閉移動するドアと、該ドアを開閉駆動するドア駆動手段と、前記開閉移動するドアに配置され且つ操作者がタッチすることにより信号を出力するタッチセンサ、及び該タッチセンサへの電力を非接触で受電する受電部を有する拡張アンテナと、前記受電部に電力を供給すると共に、前記タッチセンサから出力された信号を検知するループアンテナを備えた信号送受信部と、該信号送受信部により読取られた前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記ドア駆動手段を制御する制御部と、を備え、
    前記信号送受信部の前記ループアンテナは、少なくとも前記ドアが閉止位置にあるときに前記受電部と電磁結合可能な位置に設置されていることを特徴とするドア開閉装置。
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