JPH0635320B2 - 高所作業車のブ−ム制御装置 - Google Patents

高所作業車のブ−ム制御装置

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JPH0635320B2
JPH0635320B2 JP61067568A JP6756886A JPH0635320B2 JP H0635320 B2 JPH0635320 B2 JP H0635320B2 JP 61067568 A JP61067568 A JP 61067568A JP 6756886 A JP6756886 A JP 6756886A JP H0635320 B2 JPH0635320 B2 JP H0635320B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は高所作業車に係り、特に高所の目標物に対して
作業バスケットを容易迅速に接近できるようにした高所
作業車のブーム制御装置に関する。
(従来の技術) 例えば高い電柱の上に電線を配線したりする場合に、高
所作業車が使用される。この高所作業車は、通常油圧シ
リンダ装置によって俯仰操作されるブームの頂部に作業
バスケットが設けられ、この作業バスケット内に作業者
が入って種々の作業ができるようになっている。
第10図は従来の高所作業車と作業の態様を示したもの
であり、図中符号1は作業の対象となる電柱を示してい
る。この電柱1に接近して高所作業車2が配備されてい
る。作業車2は基台3に対して俯仰可能に枢支された下
ブーム4を有し、この下ブーム4に対して上ブーム5が
枢着され、その先端には作業バスケット6が取付けられ
ている。そして、下ブーム4は下ブーム4駆動装置7に
よって俯仰駆動される一方、上ブーム5はトグルリンク
8を介して上ブーム駆動装置9によって俯仰される。こ
のように構成された作業車2において、最下位置にある
作業バスケット6を電柱1の高所位置へ接近させるに
は、上ブーム駆動装置9と下ブーム駆動装置7とを交互
に作動させて、作業バスケット6をS→→→→
の順に段階的に移動させなければならない。
そのために、目的の場所へ作業バスケット6が到達する
のに時間がかかるほか作業バスケットの昇降あるいは身
体操作に熟練を要し、わずかの操作ミスによって危険を
招来するおそれがあった。また、作業終了後に最下位置
Sへ作業バスケットを戻すには、作業バスケット6を
→→→→Sの順に段階的に移動させなければなら
ない。この場合、作業バスケット6をからへ移動さ
せるときに操作を誤って′の位置へ倒すと作業車の重
心位置が安全限界を越えてしまい転倒する危険があっ
た。
そこで上記の問題を解決するため、上ブームの基端と下
ブームの先端とをピンを介して連結された中間アーム
と、下ブームの俯仰運動に連動して下ブームの回動方向
と反対方向の運動を中間アームに対して与える修正リン
ク機構とを備え、下ブームの俯仰運動と連動して上ブー
ムを下ブームとは反対方向へ動かすようにした高所作業
車が提案された。
しかし、この高所作業車では中間アーム及び修正リンク
機構が必要のため、ブーム構造が複雑となりまたブーム
重量も増加した。このため車両重心が高くなり車両の転
倒角度性能に悪影響を与えていた。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の高所作業車のブーム制御装置にあって
は、作業バスケットを垂直または水平に直線状に移動す
ることができないため高所作業車の操作性が良好でなく
危険を招来しやすい。また改良されたブーム制御装置で
はブーム構造が複雑になり、また重量が増加する等の問
題を生じ、転倒角性能が良好でない。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、ブーム構造の複雑化、重量を招くことなく、かつ転
倒角性能が良好で高所目標物に迅速に接近することので
きる高所作業車のブーム制御装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明においては、上ブーム、下ブームにそれぞれ設け
られた操作手段および角度検出手段と、これにより検出
された角度をもとに下ブームの基台取付部から上ブーム
先端部までの水平方向または鉛直方向基準距離を計算し
て記憶すると共に一方のブーム操作時に水平または鉛直
方向基準距離を保持するために必要な他方側ブームの角
度を求める演算手段と、この演算手段の出力および角度
検出手段の出力の偏差が0となるように他方側ブームを
駆動するサーボ手段を備えている。
また、本発明においては上ブーム先端部の水平方向移動
を選択する選択手段をさらに設けている。
(作 用) 本発明によれば上ブーム先端部の水平方向または鉛直方
向移動時に両ブームの角度から基準となる水平方向距離
あるいは鉛直方向距離を求め、この距離が保持されるた
めに必要なブーム角度を求め、この角度に現在のブーム
角度が一致するようにサーボ系を働かせるようにしてい
る。
ここで第6図および第7図を参照して本発明の作用を詳
細に説明する。
第6図は作業バスケットを鉛直方向に動かす場合であっ
て、鉛直方向移動を開始する時点で長さlの下ブーム
4が基準面となる水平面に対し角度B1mをなし、長さl
の上ブームが水平面に対して角度B2mをなしているも
のとする。
このとき上ブームの先端と下ブームの基台取付部との基
準水平距離lは次の式で表わされる。
=|lcos B2m−lcos B1m|…(1) そして下ブームを操作して下ブーム角度がB′となっ
たとき、距離lが保持されるための上ブーム角度
′の条件は となる。したがってB′とB2mの偏差が0となるよう
に上ブーム角度を制御すればよい。
また、上ブームを操作して上ブーム角度がB″となっ
たとき、距離lが保持されるための下ブーム角度
″の条件は となる。したがってB″とB1mの偏差が0となるよう
に下ブーム角度を制御すればよい。
また作業バスケットを水平方向に移動させるためには、
第7図に示すように基準鉛直距離hは h=|lsin B1m+lsin B2m|…(4) であるから下ブームを操作して下ブーム角度がB′と
なったときに距離hを保持するために要求される上ブ
ームの角度B′は で表わされ、上ブーム角度がB″となったときに距離
を保持するために要求される下ブームの角度B
で表わされる。したがってB,Bがそれぞれ
″,B′に一致するようにサーボ制御(追従制
御)をすればよい。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を図面を参
照して詳細に説明する。
第4図および第5図は本発明における高所作業車の構成
および動作を示すもので、高所作業車2自体は第10図
により説明した従来のものと同様であるので、同一符号
を付してその説明を省略する。従来例と異なる点とし
て、下ブーム4にその仰角(水平線となす角)を検出す
る下ブーム角度計11、上ブーム5にその仰角を検出す
る上ブーム角度計10がそれぞれ設けられたことが挙げ
られる。
また、第4図においては作業バスケット6は電柱1に平
行な鉛直方向に移動し、第5図においては電柱1に垂直
な水平方向に移動するものとする。
第2図は上ブームシリンダ9および下ブームシリンダ7
の駆動制御システムを概略的に示したものである。
上ブーム操作レバー24、下ブーム操作レバー25はそ
れぞれ上ブーム5、下ブーム4を上昇、下降させるため
に操作されるもので、上昇が指示されているとき、下降
が支持されているとき、いずれも指示されていないとき
で、その出力信号24i,25iの内容が異なる。ブー
ム角度計10は、上ブーム角を示す信号Bを発生し、
ブーム角度計11は下ブーム角を示す信号Bを発生す
る。また、スイッチ30はバスケット制御モード切換ス
イッチであり、例えば投入されていないときは手動モー
ド、投入されたときは垂直(または水平)移動モードを
それぞれ表わす切換信号30iを発生する。
制御装置CAは、信号24i,25i,30i,B
を受けて、これらに基づいて上ブーム上昇信号26
i、上ブーム下降信号27i、下ブーム上昇信号28
i、下ブーム下降信号29iのいずれかを発生する。こ
れらの信号26i〜29iは電磁比例弁26,28に与
えられて電磁弁の動作位置を変える。シリンダ9は油圧
ポンプ27からの油圧を電磁弁26,28を介して受け
て動作し、ブームを駆動する。
第3図は制御装置の詳細を示すものである。
アナログマルチプレクサMPXは、信号B,B,2
4i,25iを受け、後述の切換え信号MPXSに基づ
いて、これらのいずれかを選択して出力する。
A/D(アナログ/ディジタル)変換機ADCはマルチ
プレクサMPXの出力をディジタル信号に変換する。
A/D変換機ADCの出力および信号30iは入力ポー
トIPを介してマイクロコンピュータDPに供給され
る。マイクロコンピュータDPは中央処理装置CPU、
プログラムメモリROM、データメモリRAMから成
る。その動作については詳述する。データ処理装置DP
で発生される信号は出力ポートOPを介し、D/A(デ
ィジタル/アナログ)変換器DA1,DA2、アナログ
マルチプレクサMPXに与えられる。
DA1の出力はアナログスイッチASW2に入力されて
おり、その1側出力はサーボ増幅器S1を介して、その
2側出力は直接、電磁比例弁増幅器A1に入力され、こ
こから下ブーム上昇信号28iまたは下ブーム下降信号
29iが出力される。下ブーム角度計11より発生した
下ブーム角度信号BはアナログスイッチASW1を介
してサーボ増幅器S1の他方側に入力されるとともにア
ナログマルチプレクサMPXに入力される。
同様にDA2およびASW4の1側を経た出力ポートO
Pよりの出力とASW3を介した上ブーム角度Bとがサ
ーボ増幅器S2に入力され、その出力を受けた電磁比例
弁増幅器A2より上ブーム上昇信号26i、上ブーム下
降信号27iが出力される。
以上のアナログスイッチの1側と2側の切換えはそれぞ
れ出力ポートから供給される切換信号ASW1i(下ブ
ーム側)およびASW2i(上ブーム側)により行わ
れ、これらによってアナログスイッチの1側が選択され
たときにサーボ系が構成されることになる。
また、出力ポートOPより出力されるマルチプレクサ信
号MPXSはアナログマルチプレクサMPXに入力さ
れ、入力信号の選択を行うことになる。
第1図は上ブームしたサーボ系の構成を示すブロック図
である。
同図において上半分は上ブームのサーボ系、下半分は下
ブームのサーボ系であり、符号や添字が異なる他は全く
同じ構成を有しているため、下ブーム側についてのみ説
明する。
下ブーム4の水平面となる角Bは下ブーム角度計11
によって検出され、B信号としてマイクロプロセッサ
DPおよび入出力ポートIP,OPよりなる制御部に入
力され、前述した(1) 式に基づいて基準距離lが計算
される。さらに、下ブーム角度が変化したときに基準距
離lが保持されるための下ブームの角度B″が計算
され、サーボ増幅器S1に入力されてBとの偏差が0
となるようにサーボ動作が行われ、電磁比例弁増幅器A
1より下ブーム上昇信号28i、下ブーム下降信号29
iのいずれかが下ブームシリンダ7に供給されて下ブー
ム4が駆動される。
以上の構成および作用は上ブームに対するサーボ計を表
わす第1図の上側でも同様であり、基準水平距離を保持
するために必要な上ブーム角度B′に上ブーム角度B
を一致させるようサーボ動作が行われる。
また、上ブーム先端を水平方向に移動させる場合には基
準水平距離lの代りに基準鉛直距離hを用いて同様
の制御を行えばよい。
次に第3図における中央処理装置CPUの詳細な動作を
第8図および第9図を参照して説明する。
第8図は作業バスケットを鉛直方向に移動させる場合の
制御動作を示したフローチャートであって、プログラム
を開始(ステップ100)すると、リセット動作として
フラグを“1”にする(ステップ101)。ここで垂直
制御スイッチ信号を入力すると(ステップ102)、垂
直制御スイッチの状態が判断され(ステップ104)、
ONならばステップ118は、OFFならばステップ1
06へ進む。このOFFの場合は手動モードであり、ア
ナログスイッチASW1〜ASW4の2側が選択される
ことによりD/A変換器DA1〜DA4の出力はサーボ
増幅器S1,S2に入力されずDA1の出力が電磁比例
弁増幅器A1に、DA2の出力がA2にそれぞれ入力さ
れるのみであるため、下ブーム操作信号の入力(ステッ
プ108)により下ブーム作動信号が出力され(ステッ
プ112)、上ブーム操作信号の入力(ステップ11
0)により上ブーム作動信号が出力され(ステップ11
4)て、上ブーム、下ブームがそれぞれ駆動される。こ
の一連の動作終了後フラグは“1”にセットされ、ステ
ップ102の直前に戻る。
次に垂直制御スイッチがONとなっていたときはアナロ
グスイッチASW1〜ASW4の1側が選択される(ス
テップ118)ので、D/A変換機DA1およびDA2
の出力はサーボ増幅器S1およびS2に導かれ、前述し
たサーボ系が形成されることになる。
まず、基準長さの設定がすでに終っているか否かを調べ
るためにフラグを調べる(ステップ120)。このとき
フラグが“0”であればステップ132にとぶが、フラ
グが“1”であるときには下ブームの角度を入力し(ス
テップ122)、上ブームの角度を入力し(ステップ1
24)、これらの角度を用いてl=|lcos B2m
cos B1m|を演算して(ステップ126)、メモリ
(RAM)に記憶し(ステップ128)、フラグを
“0”にセットする(ステップ130)。
次に下ブーム操作信号を入力する(ステップ132)。
このとき下ブームが操作中であるならばのサブルーチ
ンに進み、操作中でないならば次のステップ136に進
む(ステップ134)。ステップ136では上ブーム操
作信号を入力し、操作中であればのサブルーチンに進
み、操作中でないならばステップ102の前にもどる
(ステップ138)。
サブルーチンC においては現時点における下ブーム角度
′が入力されると(ステップ104)、lを保持
するための が演算され(ステップ142)、その値を出力するよう
にしている(ステップ144)。この信号はサーボ増幅
器S2の指令値入力ポートに導かれ、上ブーム角度との
偏差を0にするようなサーボ制御が行われる。
同様にサブルーチンにおいては現時点における上ブー
ム角度B″が入力されると(ステップ146)、基準
水平距離lを保持するための条件である が演算され(ステップ148)、その値がサーボ増幅器
S1の指令値入力ポートに対して出力される(ステップ
150)。これにより同様の追従制御が行われる。
次に上ブーム先端部を水平に移動させる場合を第9図の
フローチャートを参照して説明する。なお、第9図は第
8図とほぼ同じであるので、対応するステップについて
はステップ番号を100だけ増加させた数としてあり、
以下においては第8図と異なる箇所についてのみ説明す
る。
ステップ202において水平制御スイッチ信号が入力さ
れ、水平制御スイッチの状態が判断され(ステップ20
4)、そのON、OFFの状態に応じてステップ218
またはステップ206に進む。手動モードであるステッ
プ206〜216は第8図のステップ106〜116と
全く同じである。ステップ218においてアナログスイ
ッチ1側が選択されてサーボ制御モードとなった後、水
平移動のために基準となる鉛直方向距離(高さ)h
|lsin B1m+lsin B2m|を演算してメモリに記
憶するようにする(ステップ226,228)。
下ブーム操作中であるサブルーチンにおいては下ブー
ム角度B′を入力して(ステップ240)、基準鉛直
方向距離hを維持するための上ブームの角度 の演算により求め(ステップ242)、その信号をサー
ボ増幅器S2の指令値入力ポートに入力し、上ブーム角
度を追従制御する(ステップ244))。
上ブーム操作中であるサブルーチンにおいては同様に
上ブームの角度B′の入力(ステップ246)により
下ブームの所要角度B″を演算し(ステップ24
8)、サーボ増幅器S1に対して出力して下ブーム角度
を追従制御する(ステップ250)。
以上の実施例においては鉛直方向移動あるいは水平方向
移動のいずれかと手動モードとの間で選択するようにし
ているが、第2図の制御モード切換スイッチ30を変形
させることにより制御モードの中で水平方向移動と鉛直
方向移動を任意に選択するようにできる。
また、実施例における上ブーム、下ブームの角度は水平
面からの角度であったが、基準面として鉛直面を選択す
ることもでき、その場合水平移動距離はsin で、鉛直移
動距離はcos で表わされることになる。
さらに、角度計としてはポテンショメータ、位相差磁気
センサ等公知の手段を使用することができる。
また全体をアナログ系で構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、上ブームおよび下ブー
ムの角度を用いて上ブーム先端までの基準距離を求めて
おき、いずれかのブームが作動したことにより変化した
距離との偏差が0となるようにサーボ制御を行っている
ため、ブーム構造の複雑化や重量化を招くことなく、作
業バスケットの水平または鉛直状の迅速な直線移動が可
能となり、危険が除去され転倒角性能も良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるサーボ系を示すブロック図、第
2図はブームを作動させる制御系を示す概略構成図、第
3図は制御装置の詳細を示すブロック図、第4図は作業
バスケットを鉛直方向に移動させる高所作業車を示す概
略構成図、第5図は作業バスケットを水平方向に移動さ
せる高所作業車を示す概略構成図、第6図および第7図
は本発明における制御の原理を示す説明図、第8図は鉛
直方向移動時の制御動作を示すフローチャー、第9図は
水平方向移動時の制御動作を示すフローチャート、第1
0図は従来の高所作業車のブーム動作を示す図である。 2……作業車、3……基台、4……下ブーム、5……上
ブーム、……バスケット、7……下ブームシリンダ、8
……トグルリンク、9……上ブームシリンダ、10,1
1……ブーム角度計、S1,S2……サーボ増幅器、A
SW1〜4……アナログスイッチ、IP……入力ポー
ト、DP……マイクロプロセッサ、OP……出力ポー
ト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ブームおよび下ブームを有する屈折型高
    所作業車の両ブームの駆動を制御するブーム制御装置に
    おいて、 前記上ブームを駆動するために操作される上ブーム操作
    手段と、 前記下ブームを駆動するために操作される下ブーム操作
    手段と、 前記上ブームの基準面となる水平面または鉛直面に対す
    る角度を検出する第1の角度検出手段と、 前記下ブームの前記基準面に対する角度を検出する第2
    の角度検出手段と、 前記上ブームの先端部の水平方向移動あるいは鉛直方向
    移動が指定された時点で、鉛直方向移動あるいは水平方
    向移動のときに前記下ブームの基台取付部から前記上ブ
    ーム先端部までの水平方向基準距離あるいは鉛直方向基
    準距離を前記第1および第2の角度検出手段の出力をも
    とに求めて記憶すると共に前記上ブームおよび下ブーム
    のうちの一方が操作されたときに前記水平方向基準距離
    あるいは鉛直方向距離を保持するために必要な他方側ブ
    ームの前記基準面に対する角度を求める演算手段と、 この演算手段の出力と前記第1の角度検出手段あるいは
    前記第2の角度検出手段の現在の出力との偏差が0とな
    るように前記他方側ブームを駆動するサーボ手段とを備
    えた高所作業車のブーム制御装置。
  2. 【請求項2】上ブームおよび下ブームを有する屈折型高
    所作業車の両ブームの駆動を制御するブーム制御装置に
    おいて、 前記上ブームを駆動するために操作される上ブーム操作
    手段と、 前記下ブームを駆動するために操作される下ブーム操作
    手段と、 前記上ブームの基準面となる水平面または鉛直面に対す
    る角度を検出する第1の角度検出手段と、 前記下ブームの前記基準面に対する角度を検出する第2
    の角度検出手段と、 前記上ブームの先端部の水平方向移動、鉛直方向移動、
    それ以外の移動のいずれかを選択する選択手段と、 前記選択手段により鉛直方向移動あるいは水平方向移動
    のいずれかが指定された時点で鉛直方向移動モートのと
    きは前記下ブームの基台取付部から前記上ブーム先端部
    までの水平方向基準距離を、水平方向移動モードのとき
    は鉛直方向基準距離を前記第1および第2の角度検出手
    段の出力を用いて求めて記憶すると共に、前記上ブーム
    および下のうちの一方が操作されたときに前記水平方向
    基準距離あるいは鉛直方向距離を保持するために必要な
    他方側ブームの前記基準面に対する角度を求める演算手
    段と、 この演算手段の出力と前記第1の角度検出手段あるいは
    前記第2の角度検出手段の現在の出力との偏差が0とな
    るように前記他方側ブームを駆動するサーボ手段とを備
    えた高所作業車のブーム制御装置。
JP61067568A 1986-03-26 1986-03-26 高所作業車のブ−ム制御装置 Expired - Lifetime JPH0635320B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9046860B2 (en) 1995-03-27 2015-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Coupling part, photosensitive drum, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus

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