JPH063522Y2 - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

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JPH063522Y2
JPH063522Y2 JP1988037647U JP3764788U JPH063522Y2 JP H063522 Y2 JPH063522 Y2 JP H063522Y2 JP 1988037647 U JP1988037647 U JP 1988037647U JP 3764788 U JP3764788 U JP 3764788U JP H063522 Y2 JPH063522 Y2 JP H063522Y2
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JP
Japan
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pulleys
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bending
pair
bending portion
Prior art date
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JP1988037647U
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JPH01140904U (ja
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義夫 渡辺
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Machida Endoscope Co Ltd
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Machida Endoscope Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、内視鏡の湾曲部を湾曲操作するための湾曲
操作装置に関する。
[従来の技術] 従来、内視鏡の湾曲操作装置には、4本の操作ワイヤを
用いたものがある。この湾曲操作装置は、4本のうちの
上側の2本の操作ワイヤと下側の2本の操作ワイヤとの
いずれか一方を引っ張り、他方を緩めることによって湾
曲部を上下方向に湾曲させ、4本のうちの左側の2本の
操作ワイヤと右側の2本の操作ワイヤとのいずれか一方
を引っ張り、他方を緩めることによって湾曲部を左右方
向に湾曲させるようにしたものであり、2本同時に操作
するので、各操作ワイヤに作用する荷重が半減され、操
作ワイヤが伸びたり、あるいは切断されたりするのを防
止することができる。また、2本の操作ワイヤによって
湾曲方向が規制されるので、湾曲の方向性が良好である
等の利点がある。
[考案が解決しようとする課題] ところで、湾曲部の湾曲操作は、内視鏡の操作基体に設
けられた操作ハンドルを回動操作することによって行わ
れているが、最近、湾曲操作を迅速に行うことができる
よう、操作ハンドルの少ない回動量で湾曲部を大きく湾
曲させることができる湾曲操作装置が望まれている。し
かし、操作ワイヤを2本ずつ操作するようにした上記湾
曲操作装置では未だそのようなものが開発されていなか
った。
この考案は、上記要望に応えるためになされたもので、
4本の操作ワイヤのうちの2本ずつ引っ張りまたは緩め
ることによって湾曲部を湾曲させるようにした内視鏡に
おいて、操作ハンドルの少ない回動量で湾曲部を大きく
湾曲させることができる湾曲操作装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記の目的を達成するために、湾曲部の先
端部に一端部がそれぞれ取り付けられた4本の操作ワイ
ヤのうちの2本を引っ張り、他の2本を緩めることによ
って、前記湾曲部を湾曲させるようにした内視鏡の湾曲
操作装置において、一方向に互いに離間して配置された
第1の二対のプーリと、前記一方向と直交する他方向に
互いに離間し、かつ第1の二対のプーリより前記湾曲部
に接近して配置された第2の二対のプーリと、上記第1
の二対のプーリのうちの一方の対が前記湾曲部に接近
し、他方の対が前記湾曲部から離間するように二対のプ
ーリを連動して移動させる第1の操作ハンドルと、上記
第2の二対のプーリのうちの一方の対が前記湾曲部に接
近し、他方の対が前記湾曲部から離間するように二対の
プーリを連動して移動させる第2の操作ハンドルとを設
け、前記4本の操作ワイヤの前記湾曲部側と逆側に位置
する各端部を、前記第1の二対のプーリにそれぞれU字
状に巻回し、さらに前記第2の二対のプーリにそれぞれ
U字状に巻回し、前記湾曲部側へ移動不能に係止したこ
とを特徴とするものである。
[作用] 第2の操作ハンドルを固定した状態において、第1の操
作ハンドル回動させ、第1の二対のプーリのうちの一方
の一対のプーリを湾曲部に接近するように移動させると
ともに、他方の一対のプーリを湾曲部から離間するよう
に移動させる。すると、4本の操作ワイヤのうちの2本
の操作ワイヤが引っ張られ、他の2本の操作ワイヤが緩
められる。これによって、湾曲部が一方向へ湾曲する。
逆に、第1の操作ハンドルを固定した状態において、第
2の操作ハンドルを回動させ、第2の二対のプーリのう
ちの一方の一対のプーリを湾曲部に接近するように移動
させるとともに、他方の一対のプーリを湾曲部から離間
するように移動させる。すると、第1の操作ハンドルを
回動させたときと異なる組み合わせの2本の操作ワイヤ
が引っ張られ、他の2本の操作ワイヤが緩められる。こ
れによって、上記一方向と直交する他の方向へ湾曲部が
湾曲する。
ここで、各操作ワイヤは、第1の二対のプーリのうちの
1つのプーリと、第2の二対プーリのうちの1つのプー
リとに巻回されているので、動滑車と同様の原理によ
り、プーリの移動距離に対して2倍の長さだけ引っ張
り、あるいは緩められる。したがって、操作ハンドルの
少ない操作量で湾曲部を大きく湾曲させることができ
る。
[実施例] 以下、この考案の実施例について添付の第1図を参照し
て説明する。
第1図はこの考案に係る湾曲操作装置の概略構成を示す
図であり、湾曲部39の先端部には、4本の操作ワイヤ
38,40,41,42の一端部が周方向に等間隔をも
って取り付けられている。各操作ワイヤ38,41,4
2,43の他端部は、挿入部(図示せず)内を通って操
作基体(具体的構造は図示しないが、符号22で示
す。)の内部まで延びている。
操作基体22には、操作軸23が回動自在に設けられて
いる。この操作軸23の一端部は操作基体22から外部
に突出しており、そこには第1の操作ハンドル44が取
り付けられている。一方、操作基体22の内部に位置す
る操作軸23の他端部には、操作軸23と直交する連結
軸25の中央部が固定されている。この連結軸25の両
端部には、操作軸23と平行な支持軸26,27の各中
央部がそれぞれ固定されている。支持軸26の両端部に
は、プーリ28,29(第1の二対のプーリのうちの一
対のプーリ)がそれぞれ回動自在に設けられており、支
持軸27の両端部には、プーリ30,31(第1の二対
のプーリのうちの他の一対のプーリ)がそれぞれ回動自
在に設けられている。
操作基体22には、操作軸23と直交する方向に延びる
操作軸24が回動自在に設けられている。この操作軸2
4は、操作軸23より湾曲部39に接近して配置されて
いる。操作軸24の一端部は操作基体22から外部に突
出しており、そこには第2の操作ハンドル43が取り付
けられている。一方、操作基体22の内部に位置する操
作軸24の中央部および他端部には、操作軸24と直交
し、かつ操作軸23と平行な支持軸32,33の各中央
部がそれぞれ固定されている。支持軸32の両端部に
は、軸線を操作軸24と平行にしたプーリ34,35
(第2の二対のプーリうちの一対のプーリ)がそれぞれ
回動自在に設けられている。支持軸33の両端部には、
軸線を操作軸24と平行にしたプーリ36,37(第2
の二対のプーリのうちの他の一対のプーリ)がそれぞれ
回動自在に設けられている。
上記4本の操作ワイヤのうちの操作ワイヤ38の他端部
は、プーリ28に略U字状に巻回されてプーリ36に向
かい、プーリ36に略U字状に巻回された後、操作基体
22に固定されている。同様に、操作ワイヤ40はプー
リ29,37に巻回された後、操作基体22に固定さ
れ、操作ワイヤ41はプーリ30,34に巻回された
後、操作基体22に固定され、操作ワイヤ42はプーリ
31,35に巻回された後、操作基体22に固定されて
いる。
上記構成の湾曲操作装置において、操作ハンドル43を
固定した状態で操作ハンドル44を第1図の矢印F方向
へ回動させると、操作ワイヤ38,40が引っ張られる
一方、操作ワイヤ41,42が緩められる。この結果、
湾曲部39は、先端部が矢印J方向へ向かうように湾曲
する。同様に、操作ハンドル44を矢印G方向へ回動さ
せると、湾曲39は先端部が矢印K方向へ向かうに湾曲
する。逆に、操作ハンドル44を固定した状態で操作ハ
ンドル43を矢印H,I方向へ回動させると、湾曲部3
9は先端部が矢印L,M方向へ向かうように湾曲する。
ここで、操作ワイヤ38は、プーリ28(29)にU字
状に巻回されているので、プーリ28(29)が移動す
ると、その移動距離のほぼ2倍の長さだけ引っ張られる
か、緩められる。他の操作ワイヤ40,41,42も同
様である。したがって、操作ハンドル43,44の少な
い回動操作量で湾曲部を大きく湾曲させることができ
る。よって、湾曲操作を迅速に行うことができる。
なお、この考案は、上記の実施例に限定されるものでな
く、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能で
ある。
例えば、上記の実施例においては、操作ワイヤ38,4
1〜43を操作基体22に固定しているが、引っ張られ
たときに所定位置を越えて湾曲部39側へ移動すること
ができないようにしておけば、湾曲部39から離間する
方向へは移動可能にしておいてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の内視鏡の湾曲操作装置
によれば、4本の操作ワイヤをそれぞれ2つのプーリに
巻回させているので、操作ワイヤの操作量がプーリの移
動距離のほぼ2倍になる。したがって、湾曲操作を迅速
に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の位置実施例の概略構成を示す斜視図
である。 28,29,30,31…プーリ(第1の二対をなすプ
ーリ)、34,35,36,37…プーリ(第2の二対
をなすプーリ)、38,40,41,42…操作ワイ
ヤ、39…湾曲部、43…第2の操作ハンドル、44…
第1の操作ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲部の先端部に一端部がそれぞれ取り付
    けられた4本の操作ワイヤのうちの2本を引っ張り、他
    の2本を緩めることによって、前記湾曲部を湾曲させる
    ようにした内視鏡の湾曲操作装置において、一方向に互
    いに離間して配置された第1の二対のプーリと、前記一
    方向と直交する他方向に互いに離間し、かつ第1の二対
    のプーリより前記湾曲部に接近して配置された第2の二
    対のプーリと、上記第1の二対のプーリのうちの一方の
    対が前記湾曲部に接近し、他方の対が前記湾曲部から離
    間するように二対のプーリを連動して移動させる第1の
    操作ハンドルと、上記第2の二対のプーリのうちの一方
    の対が前記湾曲部に接近し、他方の対が前記湾曲部から
    離間するように二対のプーリを連動して移動させる第2
    の操作ハンドルとを設け、前記4本の操作ワイヤの前記
    湾曲部側と逆側に位置する各端部を、前記第1の二対の
    プーリにそれぞれU字状に巻回し、さらに前記第2の二
    対のプーリにそれぞれU字状に巻回し、前記湾曲部側へ
    移動不能に係止したことを特徴とする内視鏡の湾曲操作
    装置。
JP1988037647U 1988-03-24 1988-03-24 内視鏡の湾曲操作装置 Expired - Lifetime JPH063522Y2 (ja)

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JPH01140904U JPH01140904U (ja) 1989-09-27
JPH063522Y2 true JPH063522Y2 (ja) 1994-02-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146674Y2 (ja) * 1971-06-07 1976-11-11
JPS5143030U (ja) * 1974-09-26 1976-03-30
JPS5612132A (en) * 1979-07-10 1981-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Synthesizer type receiver
JPH0431042Y2 (ja) * 1988-02-08 1992-07-27

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