JPH0635222Y2 - Ｅｃ防眩ミラー装置 - Google Patents
Ｅｃ防眩ミラー装置Info
- Publication number
- JPH0635222Y2 JPH0635222Y2 JP5670188U JP5670188U JPH0635222Y2 JP H0635222 Y2 JPH0635222 Y2 JP H0635222Y2 JP 5670188 U JP5670188 U JP 5670188U JP 5670188 U JP5670188 U JP 5670188U JP H0635222 Y2 JPH0635222 Y2 JP H0635222Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- glare
- temperature
- constant voltage
- mirror device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用バックミラー等に使用されるEC防眩ミ
ラー装置に係り、特に寿命を長くすることができるEC防
眩ミラー装置に関する。
ラー装置に係り、特に寿命を長くすることができるEC防
眩ミラー装置に関する。
一般にEC防眩ミラー装置は、自動車用のバックミラー等
に使用され、車輌周囲の明るさに応じてその反射率を変
化させて運転者への防眩作用を成すものであって、第４
図に示す駆動回路によって駆動される。この駆動回路
は、バッテリー10から供給される電力を定電圧化する定
電圧回路13と、このバッテリー10からの電力の一部を後
述するリレー12に印加する様に運転者等の操作によって
開閉するスイッチ11と、該スイッチ11の閉（オン）によ
りECミラー15に定電圧回路13からの電力を供給するリレ
ー接点14を閉じるリレー12とを備え、運転者等がスイッ
チ11をオンとすることにより、リレー12のリレー接点14
が閉じてバッテリー10から定電圧回路13を介した定電圧
電力をECミラー15に印加してECミラー15の反射率を低下
させる様に構成されている。
に使用され、車輌周囲の明るさに応じてその反射率を変
化させて運転者への防眩作用を成すものであって、第４
図に示す駆動回路によって駆動される。この駆動回路
は、バッテリー10から供給される電力を定電圧化する定
電圧回路13と、このバッテリー10からの電力の一部を後
述するリレー12に印加する様に運転者等の操作によって
開閉するスイッチ11と、該スイッチ11の閉（オン）によ
りECミラー15に定電圧回路13からの電力を供給するリレ
ー接点14を閉じるリレー12とを備え、運転者等がスイッ
チ11をオンとすることにより、リレー12のリレー接点14
が閉じてバッテリー10から定電圧回路13を介した定電圧
電力をECミラー15に印加してECミラー15の反射率を低下
させる様に構成されている。
この様に構成されたEC防眩ミラー装置は、運転者がスイ
ッチ11をオンすることによりミラー反射率を低下させる
様にバッテリー10からの一定電圧の電力を継続してECミ
ラー15に印加するが、ECミラー15は第３図に示す如く一
定電圧Ｖを印加しても周囲温度の上昇に応じて注入電荷
量Ｃが増加する特性を持つため、高温時には大容量の電
荷量が注入されてECミラー15の寿命が短くなると言う不
具合がある。
ッチ11をオンすることによりミラー反射率を低下させる
様にバッテリー10からの一定電圧の電力を継続してECミ
ラー15に印加するが、ECミラー15は第３図に示す如く一
定電圧Ｖを印加しても周囲温度の上昇に応じて注入電荷
量Ｃが増加する特性を持つため、高温時には大容量の電
荷量が注入されてECミラー15の寿命が短くなると言う不
具合がある。
本考案の目的は、前記従来技術による問題点を除去する
ことであり、環境温度上昇時に不必要な電荷量の注入を
防止して寿命を長くすることができるEC防眩ミラー装置
を提供することである。
ことであり、環境温度上昇時に不必要な電荷量の注入を
防止して寿命を長くすることができるEC防眩ミラー装置
を提供することである。
前記目的を達成するために本考案は、ECミラーが一定の
電荷量を注入した後に電力入力端子を開く（オフ）とそ
の電荷量を維持する特性を持つことを利用し、ECミラー
近傍の温度が所定値以上になった場合に電圧印加を遮断
すると共に電力入力端子を開放する感温スイッチを設け
た。
電荷量を注入した後に電力入力端子を開く（オフ）とそ
の電荷量を維持する特性を持つことを利用し、ECミラー
近傍の温度が所定値以上になった場合に電圧印加を遮断
すると共に電力入力端子を開放する感温スイッチを設け
た。
前記感温スイッチが高温時に開（オフ）になることによ
りECミラーへの電力印加が停止され、ECミラーは必要以
上の電荷量が遮断されると共にその特性により防眩作用
が維持される。
りECミラーへの電力印加が停止され、ECミラーは必要以
上の電荷量が遮断されると共にその特性により防眩作用
が維持される。
従って本考案によるEC防眩ミラー装置は環境温度が所定
値以上のときに電力印加を停止しつつ防眩作用を維持す
るため、寿命を長くすることができる。
値以上のときに電力印加を停止しつつ防眩作用を維持す
るため、寿命を長くすることができる。
以下、本考案によるEC防眩ミラー装置を図面を用いて詳
細に説明する。第１図は本考案によるEC防眩ミラー装置
の一実施例の回路構成を示す図であり、第２図は本実施
例によるEC防眩ミラー装置の構造を説明するための図で
ある。
細に説明する。第１図は本考案によるEC防眩ミラー装置
の一実施例の回路構成を示す図であり、第２図は本実施
例によるEC防眩ミラー装置の構造を説明するための図で
ある。
図に示すECミラー装置は、ECミラー６に電力を供給する
バッテリー１と、このバッテリー１からの電力を定電圧
化する定電圧回路４と、バッテリー１の電力の一部を後
述するリレー３に供給するために運転者等の操作によっ
て開閉されるスイッチ２と、該スイッチ２の閉（オン）
によりリレー接点７を閉じて定電圧回路４からの定電圧
電力をECミラー６に印加するリレー３と、バッテリー１
と定電圧回路４との間に直列的に設けられた感温スイッ
チ８及び９とを備える。前記リレー３は、そのリレー接
点７によってスイッチ２が閉されると定電圧回路４とEC
ミラー６とを接続し、スイッチ２が開されるとECミラー
６の両端子を短絡する様に動作するものである。また感
温スイッチ８及び９は環境温度が所定温度以上になった
ときにオフするものであって、感温スイッチ８は第２図
に示す様に車輌のシヤーシ21のステー22のフロントガラ
ス20方向に取付けられ、感温スイッチ９はミラーハウジ
ング23に収納されたECミラー６の背面に取付けられてい
る。
バッテリー１と、このバッテリー１からの電力を定電圧
化する定電圧回路４と、バッテリー１の電力の一部を後
述するリレー３に供給するために運転者等の操作によっ
て開閉されるスイッチ２と、該スイッチ２の閉（オン）
によりリレー接点７を閉じて定電圧回路４からの定電圧
電力をECミラー６に印加するリレー３と、バッテリー１
と定電圧回路４との間に直列的に設けられた感温スイッ
チ８及び９とを備える。前記リレー３は、そのリレー接
点７によってスイッチ２が閉されると定電圧回路４とEC
ミラー６とを接続し、スイッチ２が開されるとECミラー
６の両端子を短絡する様に動作するものである。また感
温スイッチ８及び９は環境温度が所定温度以上になった
ときにオフするものであって、感温スイッチ８は第２図
に示す様に車輌のシヤーシ21のステー22のフロントガラ
ス20方向に取付けられ、感温スイッチ９はミラーハウジ
ング23に収納されたECミラー６の背面に取付けられてい
る。
この様に構成されたEC防眩ミラー装置は、スイッチ２が
オフの状態ではリレー３が動作しないためリレー接点７
が第１図に示す様にECミラー６の両端子を短絡してECミ
ラー６を非防眩に保っている。また環境温度が所定温度
以下の状態で運転者等がスイッチ２をオンした場合、リ
レー３が動作してリレー接点７が定電圧回路４とECミラ
ー６を接続し、定電圧回路４により定電圧化したバッテ
リー１からの電力、即ち電荷をECミラー６に注入して該
ECミラー６を着色状態に変位させて防眩状態に移行す
る。この状態で環境温度が所定温度以上になると感温ス
イッチ８及び又は９がオフになり、ECミラー６への電力
供給が遮断されると共にECミラー６の一端の端子が開放
される。このときECミラー６は既に電荷が注入されてい
るため、前記遮断直前まで印加された電荷量を記憶して
そのままの着色状態を継続する。
オフの状態ではリレー３が動作しないためリレー接点７
が第１図に示す様にECミラー６の両端子を短絡してECミ
ラー６を非防眩に保っている。また環境温度が所定温度
以下の状態で運転者等がスイッチ２をオンした場合、リ
レー３が動作してリレー接点７が定電圧回路４とECミラ
ー６を接続し、定電圧回路４により定電圧化したバッテ
リー１からの電力、即ち電荷をECミラー６に注入して該
ECミラー６を着色状態に変位させて防眩状態に移行す
る。この状態で環境温度が所定温度以上になると感温ス
イッチ８及び又は９がオフになり、ECミラー６への電力
供給が遮断されると共にECミラー６の一端の端子が開放
される。このときECミラー６は既に電荷が注入されてい
るため、前記遮断直前まで印加された電荷量を記憶して
そのままの着色状態を継続する。
従って本実施例によるEC防眩ミラー装置は、ECミラー６
の電荷を記憶する特性を利用して環境温度が上昇した場
合、感温スイッチ８及び９により温度上昇を感知して電
荷注入を遮断し、必要以上の電荷供給を停止しつつ着色
状態を継続するものである。
の電荷を記憶する特性を利用して環境温度が上昇した場
合、感温スイッチ８及び９により温度上昇を感知して電
荷注入を遮断し、必要以上の電荷供給を停止しつつ着色
状態を継続するものである。
尚、前述の実施例においては２つの感温スイッチを設け
た例を示したが本考案はこれに限られるものではなく、
どちらか一方の感温スイッチであっても良い。またECミ
ラーの駆動スイッチが光検出器等を用いた電気回路によ
って開閉される様に構成しても良い。
た例を示したが本考案はこれに限られるものではなく、
どちらか一方の感温スイッチであっても良い。またECミ
ラーの駆動スイッチが光検出器等を用いた電気回路によ
って開閉される様に構成しても良い。
以上述べた如く、本考案によれば、環境温度が所定温度
以上になった場合、ECミラーへの電荷供給を遮断するた
めECミラーの寿命を長くすることができる。
以上になった場合、ECミラーへの電荷供給を遮断するた
めECミラーの寿命を長くすることができる。
第１図は本考案の一実施例によねEC防眩ミラー装置の回
路構成を示す図、第２図は本実施例によるEC防眩ミラー
装置の構造を示す図、第３図はECミラーの印加電圧と電
荷量の関係を示す図、第４図は従来技術によるEC防眩ミ
ラー装置の回路構成を示す図である。 １及び10…バッテリー、２及び11…スイッチ、３及び12
…リレー、４及び13…定電圧回路、６及び14…リレー接
点、６及び15…ECミラー、８及び９…感温スイッチ。
路構成を示す図、第２図は本実施例によるEC防眩ミラー
装置の構造を示す図、第３図はECミラーの印加電圧と電
荷量の関係を示す図、第４図は従来技術によるEC防眩ミ
ラー装置の回路構成を示す図である。 １及び10…バッテリー、２及び11…スイッチ、３及び12
…リレー、４及び13…定電圧回路、６及び14…リレー接
点、６及び15…ECミラー、８及び９…感温スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項１】電力供給により電荷を蓄積して着色するエ
レクトロクロミック現象を用いて反射率を調整するECミ
ラーと、該ECミラーの入力端子に電力を供給する電源と
を備えるEC防眩ミラー装置において、該ECミラーの環境
温度が所定温度以上になった場合にECミラーへの電力供
給を停止すると共にECミラーの入力端子を開放する感温
スイッチを設けたことを特徴とするEC防眩ミラー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5670188U JPH0635222Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | Ｅｃ防眩ミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5670188U JPH0635222Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | Ｅｃ防眩ミラー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01162330U JPH01162330U (ja) | 1989-11-13 |
| JPH0635222Y2 true JPH0635222Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31282571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5670188U Expired - Lifetime JPH0635222Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | Ｅｃ防眩ミラー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635222Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP5670188U patent/JPH0635222Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01162330U (ja) | 1989-11-13 |
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