JPH0635124Y2 - 板体角部の角度判定装置 - Google Patents

板体角部の角度判定装置

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JPH0635124Y2
JPH0635124Y2 JP1976589U JP1976589U JPH0635124Y2 JP H0635124 Y2 JPH0635124 Y2 JP H0635124Y2 JP 1976589 U JP1976589 U JP 1976589U JP 1976589 U JP1976589 U JP 1976589U JP H0635124 Y2 JPH0635124 Y2 JP H0635124Y2
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Japan
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plate
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light
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JP1976589U
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JPH02110805U (ja
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京二郎 八本
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、板体の角部の角度が定められた範囲内に入
っているか否かを判定する板体角部の角度判定装置に関
するものである。
[従来の技術] 住宅や家具等にはパネル等の板体が多く使われている。
これら板体の殆どが所定の厚みを有した矩形のものであ
り、角部が直角に形成されている。この板体の角部の直
角度が定められた範囲内に形成されていない場合には、
その板体で住宅や家具等を組み上げることが困難である
だけでなく、その板体で組み上げられた住宅や家具等に
歪み等の障害が発生する恐れがある。このことより板体
の直角度の良否判定は非常に重要である。
従来、板体の角部の角度を良否判定する方法としては、
定規にて板体の対角線の距離を測定しこの測定値にもと
づいて角度を算出し、この角度が定められた範囲内にあ
るか否かにより良否判定を行う方法と、板体の角部に分
度器をあて目視にて角度を測定してこの角度が定められ
た範囲内にあるか否かにより良否判定を行なう方法とが
ある。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の方法によって板体角部の角度を良否判定する
ためには、定規あるいは分度器を使用するものであるの
で、測定の際に多大な時間と労力が浪費されるだけでな
く、測定誤差及び判定ミスが発生しやすいという欠点が
あった。
この考案は、上記事情を考慮してなされたもので、極め
て少ない時間と労力で良否判定ができるとともに、測定
誤差及び判定ミスが発生しにくい板体角部の角度判定装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、板体の周面の一つを構成する基準面に当接
させる当接面を有する基部と、板体の基準面と交叉する
測定面に沿って板体の表面側、裏面側に延びる一対の支
持壁とを有する装置本体と、支持壁の一方に測定面と交
叉する方向に列設された複数の発光素子と、支持壁の他
方に設けられ、発光素子からの光をそれぞれ受光する複
数の受光素子と、発光素子及び受光素子の出力に基づい
て板体の角部の角度が定められた範囲内に入っているか
否かを判定するコントローラとを具備したことを特徴と
している。
[作用] 板体角部の角度判定装置の発光素子を発光させ、その光
を受光素子に受光させる。この状態において、装置本体
を被判定物である板体の角部に設置させると、発光素子
より発光された光が板体の測定面を境に遮光され、受光
素子に到達する光の本数が減少し、この減少量がコント
ローラに検出されて板体角部の角度が定められた範囲内
に入っているか否かが判定される。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す図であり、被判定物で
ある板体に本考案の板体角部の角度判定装置を設置させ
たときの状態を示している。本考案の角度判定装置を説
明する前に被判定物である板体について説明する。図に
おいて符号1は板体である。板体1は所定の厚みを有
し、略直角の角部2を有するものである。この角部2は
板体1の周面の一つを構成する基準面3とこの基準面3
と交叉する測定面4とで形成されている。これら基準面
3と測定面4とは平滑になっている。
次に、本考案の板体角部の角度判定装置を説明する。符
号5は板体角部の角度判定装置本体である。装置本体5
は基部6と支持壁7a,7bとを有したものである。基部6
は当接面8を有しており、支持壁7a,7bはそれぞれの基
端部が基部6に連設されている。当接面8は平滑な面で
あり、その面上にはストッパ9が形成されている。この
当接面8は板体1の基準面3に当接させるものであり、
ストッパ9には板体1の角部2が突当てられるようにな
っている。支持壁7a,7bの先端部は板体1の測定面3に
沿って板体1の表面側、裏面側に延出するようになって
る。支持壁7aの先端部には複数の発光素子10,10…が板
体1の測定面4と直交する方向に列設されており、支持
壁7bの先端部には発光素子10,10…と同数の受光素子11,
11…が各発光素子10,10…に対向する位置に列設されて
いる。各発光素子10,10…は光を発光させるものであ
り、各受光素子11,11…は光を受光しその信号を出力さ
せるものである。各発光素子より発光された光はそれぞ
れの受光素子11,11…へ通光されるようになっており、
各受光素子に受光されるようになっている。
支持壁7bにはコントローラ12が設けられている。このコ
ントローラ12には、その側部に判定ランプ13a,13b,13c
と表示板14とが設けられており、上側部にスイッチ15が
取り付けられている。コントローラ12と発光素子10,10
…と受光素子11,11…とを制御し受光素子11,11…より出
力された信号に基づいて板体1の角部2の角度が定めら
れた範囲内に入っているか否かを判定するものであり、
その判定結果を判定ランプ13a,13b,13cに表示させるよ
うになっている。判定ランプ13aは板体1の角部2の角
度が定められた範囲内に入っているときに点灯し、13b
と同角度が定められた範囲より鋭角のときに点灯し、13
cは同角度が定められた範囲より鈍角のときに点灯する
ものである。表示板14には板体1の角部2の角度と直角
との差が表示されるようになっている。スイッチ15はコ
ントローラ12を起動及び停止させるものである。
上記構成の板体角部の角度判定装置において、板体1の
角部2の角度が定められた範囲内に入っているか否かを
判定する場合について説明する。スイッチ15によってコ
ントローラ12を移動させる。このようにすると各発光素
子10,10…は光を発光し、各光はそれぞれの受光素子11,
11…に受光される。この状態において、図1に示すよう
に、板体1の基準面3に装置本体5の当接面8を当接さ
せ板体1の角部2をストッパ9に突き合わせる。このよ
うにすると測定面4は発光素子10,10…と受光素子11,11
…との間にて直交する位置に配置される。これにより第
2図に示すように、各発光素子10,10…より発光された
光16,16…の数本が板体1の測定面4を境に遮光され、
同数の受光素子11,11…に光が通光されなくなる。この
ため受光素子11,11…より出力される信号の数量が減少
し、この減少量がコントローラ12に検出されることによ
り板体1の角部2の角度が定められた範囲内に入ってい
るか否かが判定される。
第3図に示すように、板体1の測定面4が領域L内に配
置される場合の角度の範囲を合格範囲とすると、板体1
の角部2の角度が90°±αの範囲内に入っているときに
は測定面4が領域L内に位置して判定ランプ13aが点灯
し合格角度であることが判定される。角部2の角度が90
°−αより小さいときには測定面4が領域L外に位置し
て角度が鋭角であることを示す判定ランプ13bが点灯
し、角部2の角度が90°+αより大きいときには測定面
4が領域L外に位置して角度が鈍角であることを示す判
定ランプ13cが点灯することにより不良角度であること
が判定される。また、上記角度判定時には表示板14に板
体1の角部2の角度と直角との差が表示される。
なお、上記の実施例では、板体角部の角度が略直角であ
る場合を対象として説明したが、この考案の装置は、上
記の実施例のように板体角部の角度が直角の場合だけで
なく、角部が直角以外の角度についても適用できるもの
である。
[考案の効果] 本考案の板体角部の角度判定装置によれば、板体の周面
の一つを構成する基準面に当接させる当接面を有する基
部と、板体の基準面と交叉する測定面に沿って板体の表
面側、裏面側に延びる一対の支持壁とを有する装置本体
と、支持壁の一方に測定面とを交叉する方向に列設され
た複数の発光素子と、支持壁の他方に設けられ、発光素
子からの光をそれぞれ受光する複数の受光素子と、発光
素子及び受光素子の出力に基づいて板体の角部の角度が
定められた範囲内に入っているか否かを判定するコント
ローラとを具備したことにより、板体の角部の角度が定
められた範囲内に入っているか否かを判定する場合にお
いて、極めて少ない時間と労力で良否判定ができるとと
もに、測定誤差及び判定ミスを発生しにくくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図であって、
第1図は本考案の板体角部の角度判定装置の使用状態を
示す斜視図、第2図は同角度判定装置の一部分を断面視
した断面図、第3図は本考案の原理を説明する説明図で
ある。 1……板体、2……角部、3……基準面、4……測定
面、5……板体角部の角度判定装置本体、6……基部、
7……支持壁、8……当接面、10……発光素子、11……
受光素子、12……コントローラ、16……光

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の厚みを有し、略直角の角部を有する
    板体の、前記角部の角度が定められた範囲の角度内に形
    成されているか否かを判定する装置であって、 前記板体の周面の一つを構成する基準面に当接させる当
    接面を有する基部と、前記板体の基準面と交叉する測定
    面に沿って板体の表面側、裏面側に伸びる一対の支持壁
    とを有する装置本体と、前記支持壁の一方に前記測定面
    と交叉する方向に列設された複数の発光素子と、前記支
    持壁の他方に設けられ、前記発光素子からの光をそれぞ
    れ受光する複数の受光素子と、前記発光素子及び受光素
    子の出力に基づいて前記板体の角部の角度が定められた
    範囲内に入っているか否かを判定するコントローラとを
    具備したことを特徴とする板体角部の角度判定装置。
JP1976589U 1989-02-22 1989-02-22 板体角部の角度判定装置 Expired - Lifetime JPH0635124Y2 (ja)

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JPH02110805U JPH02110805U (ja) 1990-09-05
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