JPH06351166A - 車両用充電制御装置 - Google Patents

車両用充電制御装置

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Publication number
JPH06351166A
JPH06351166A JP13762293A JP13762293A JPH06351166A JP H06351166 A JPH06351166 A JP H06351166A JP 13762293 A JP13762293 A JP 13762293A JP 13762293 A JP13762293 A JP 13762293A JP H06351166 A JPH06351166 A JP H06351166A
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JP
Japan
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capacity
battery
charging
target
value
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Application number
JP13762293A
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English (en)
Inventor
Hirohide Sato
博英 佐藤
Masatoshi Togawa
雅俊 戸川
Toshio Tsutsui
敏雄 筒井
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガッシング量抑制性に優れ、燃費改善も可能な
車両用充電制御装置を提供する。 【作用】バッテリの容量及び充電電流を検出し、例えば
バッテリ状態に応じて、バッテリ充電の際の上限容量値
としての目標容量値を設定する。そして、バッテリ容量
と目標容量値との比較結果に基づいて、バッテリ容量が
この目標容量値を超過した場合には発電電圧を低下させ
る。更に本発明では、充電電流の値に応じて目標容量値
を補正する。これにより、バッテリの劣化などに起因す
る充電目標値の誤設定を修正し、ガッシングを回避する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載バッテリへの充放
電を制御する車両用充電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバッテリは図5に示すような充電
特性を有している。つまり、新品時は、実線にて示され
るように、バッテリの容量が実容量の略80〔%〕以下
では充電電流に対する容量の増加率(以下、充電効率と
する)が略100〔%〕である。しかし、充電すること
によりバッテリの容量が実容量の略80〔%〕以上にな
ると、ガッシング(バッテリを充電しその容量が増加す
るに伴って電極の電圧が上昇し、この電極電圧が所定値
以上に上昇した場合に充電電流によりバッテリ液中の水
が電気分解される現象)が起きるため充電効率は低下し
ていく。
【0003】また、バッテリが劣化するに伴い、ガッシ
ングを開始する時期、つまり充電効果が低下を開始する
時期が徐々に早くなったり、充電効果の低下が急激にな
ったり、バッテリに充電することのできる容量(以下、
「最大容量」とする)が減少し、新品時の最大容量まで
増加しなくなったりする。つまり、バッテリの充電特性
は新品時と劣化時とでは異なる。例えば、図5中の破線
は劣化したバッテリの充電特性の一例を示している。
【0004】そこで、本出願人の出願になる特開平4ー
229030号公報は、スタータ始動時のバッテリ放電
特性とバッテリの充放電電流の積算値とからバッテリ容
量の算出及び充電目標値の設定を行い、走行時はバッテ
リ容量が充電目標値に収束するように発電制御してい
る。すなわち、スタータ始動時のバッテリ放電特性から
求められるバッテリの実容量とバッテリの充放電々流の
積算値との差から、無効充電量であるガッシング量を求
め、更に、このガッシング量と充放電々流の積算値とに
基づき、充電効率が低下する境界値としての充電目標値
を設定し、この充電目標値まで回復すれば発電電圧を抑
制して過充電を防止し、液ベリを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
新しいバッテリでは、その特性上、実際の過充電々流
(無効充電量)は非常に小さいので、上記したガッシン
グ量に基づいて目標容量を設定する方法では目標容量の
計算誤差が大きくなってしまうという問題があった。
【0006】更に、車両の停車時の暗電流等による放電
量(制御回路は電流積算を停止している)が上記差に含
まれないために誤差となって、積算電流値に比べ実容量
が低下してしまい、誤差が増大する問題があった。本発
明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ガッシン
グ量に基づく不具合又は容量不足を回避し、更に燃費改
善も可能な車両用充電制御装置を提供する事を、その目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用充電制御
装置は、図16のクレーム対応図に示すように、エンジ
ン駆動の発電機により充電されるバッテリの容量を検出
する容量検出手段と、前記バッテリの充電電流を検出す
る充電電流検出手段と、前記バッテリ充電の際の上限容
量値として目標容量を設定する目標容量設定手段と、前
記バッテリ容量が前記目標容量に接近するべく前記バッ
テリ容量と前記目標容量との比較結果に基づいて前記発
電機の発電電圧を制御するとともに、前記バッテリ容量
が前記目標容量を超過する場合に前記発電電圧を低下さ
せる発電制御手段と、前記バッテリ容量が前記目標容量
から所定の大きさだけ低い所定の容量値以上である場合
に、前記目標容量又は前記発電電圧を前記充電電流の大
きさに基づいて補正する目標容量補正手段と、を備える
ことを特徴としている。
【0008】なお、前記補正は、前記充電電流が所定の
基準充電電流に比較して大である場合に前記目標容量又
は前記発電電圧を増加させるか、又は、前記充電電流が
基準充電電流に比較して少である場合に前記目標容量又
は前記発電電圧を低下させる操作を意味する。好適な態
様において、前記バッテリ容量が前記目標容量に接近し
たにもかかわらず、前記充電電流が所定の第1基準値を
超過する場合に、前記目標容量を所定量増加させること
が好ましい。
【0009】好適な態様において、前記充電電流が前記
第1基準値より小さい第2基準値以下の場合に前記目標
容量を所定量だけ低減させることが好ましい。
【0010】
【作用】発電機により充電されるバッテリの容量及び充
電電流を検出する。例えばバッテリ状態に応じて、バッ
テリ充電の際の上限容量値としての目標容量を設定す
る。そして、バッテリ容量と目標容量との比較結果に基
づいて、バッテリ容量がこの目標容量を超過した場合に
は発電電圧を低下させる。
【0011】更に本発明では、充電電流の値に応じて目
標容量又は発電電圧を補正することにより、目標容量近
傍における充電電流が実際のバッテリ容量に適合した値
とする。これにより、バッテリの劣化などに起因する充
電目標値の誤設定を修正し、ガッシング又は充電不足が
回避される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用充
電制御装置は、バッテリ充電の際の上限容量値としての
目標容量を、充電電流の値に応じて補正するので、目標
容量の誤設定やバッテリ容量の誤検出などに起因して生
じる過充電や充電不足を回避し、ガッシング量の低減、
液不足の回避を実現できる他、更に燃費向上も実現する
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明車両用充電制御装置を示す第1
実施例について説明する。図1において、1は車載バッ
テリ、2は車両用駆動エンジン、3はエンジン始動用ス
タータ、4はスタータ始動用のスタータスイッチであ
り、周知の如くスタータスイッチを投入し、バッテリ1
からの電力をスタータ3に供給することで、このスター
タ3が回転して、エンジン2が始動する。
【0014】5はエンジン2により、図示しないベルト
及びプーリを介して駆動され、バッテリ1を充電すると
共に、ランプ、ブロアモータ、デフォッガ等の電気負荷
8に電力を供給する発電機、6はバッテリ1の充放電電
流を検出する電流検出器、7はバッテリ1の温度を検出
する温度検出器、9はエンジン2の状態、バッテリ1の
電圧、電流、及び温度を検出して、エンジン2の回転
数、発電機5の発電を制御し、さらにバッテリの寿命を
検出して表示器10により表示するマイコンを用いた制
御回路である。以下、制御回路9内の制御について、
(I)はバッテリ容量検出、(II)バッテリの充電目
標値の設定、(III)を走行中のバッテリの充電制御
の順に説明する。 (I)バッテリ容量検出 図2は制御回路9内の処理機能を示すブロック図、図3
はこの制御回路9内の制御を示すフローチャートであ
り、これらに基き、説明する。
【0015】まず、図3に示すフローチャートにおい
て、ステップ20にてスタ−タスイッチ4を投入し、ス
タ−タ3を始動する。次に、ステップ30ではスタータ
始動時の放電特性を測定しており、以下に説明する。放
電特性の測定は例えば特開平4ー229030に開示さ
れている様な公知の方法で行なわれ、詳細は省くが、ス
タータ始動中のバッテリ放電々流と電圧の関係より放電
々流が150Aの時のバッテリ電圧VB を求める。(ス
テップ30)次に、ステップ40に進み、放電特性から
バッテリ容量VI1 を測定する。このステップ40を図
8で以下、詳細に説明する。
【0016】まず、このバッテリ電圧VB は温度と放電
時間の影響を除くため、バッテリ温度(TB )及びスタ
ータ始動時間の補正を加えVB2を求める(ステップ40
2〜404)。上記放電々流は150Aに限定する必要
はない。次に、ステップ405にて、この容量検出電圧
B2よりスタータ始動時の第1のバッテリ容量VI1
求めるが、以下にこれを説明する。図4の実線は、バッ
テリ1が所定電流にて所定時間放電し、かつバッテリ液
比重の成層化、充電直後の分極の発生等がない場合の、
バッテリ電圧とバッテリ容量との関係を示す特性図を示
している。図に示される如く、バッテリ容量が小さい時
には、バッテリ電圧が小さくなる。そして、この特性は
放電特性演算部9eに記憶されている。この特性図によ
り、ステップ405にて、上述のように求められた容量
検出電圧V B2を用いて、スタータ3駆動時のバッテリ1
の容量(以下、第1のバッテリ容量とする)VI1 が設
定される。
【0017】次のステップ50では、後述するステップ
190で算出され、記憶された第3のバッテリ容量VI
3 をバッテリ容量モニタ部9gから読み出す。なお、こ
の第3のバッテリ容量VI3 は今回がバッテリの最初の
使用(初回の走行)の場合などの理由で第3のバッテリ
容量VI3 を記憶していない場合には(406)、第1
のバッテリ容量VI1 を第4のバッテリ容量とする(4
07)ちなみに、この第3のバッテリ容量VI3 は、キ
ースイッチオフ直前の第2のバッテリ容量VI2 の最後
の値、つまりエンジン停止時の値であって、後述のよう
にステップ190で算出され、記憶されている。当然、
今回がバッテリの最初の使用(初回の走行)の場合以外
では、前回走行の最後の第2のバッテリ容量VI2 が今
回の第3のバッテリ容量VI3 となる。なお、第2のバ
ッテリ容量VI 2 は走行時におけるバッテリ容量であっ
て、後述するようにステップ100及びステップ120
により、エンジン2始動後のバッテリ1の充放電電流I
B2の積算値を初期容量VI4 に加算して形成される。な
お、これらステップ406、407は図2におけるバッ
テリ容量モニタ部9gとして機能している。
【0018】次のステップ60では、バッテリ容量モニ
タ部9gにより、スタータ3駆動時に検出した上記第1
のバッテリ容量VI1 と、第3のバッテリ容量VI
3 (つまり、第1のバッテリ容量VI1 を検出する直前
の第2のバッテリ容量VI2 )とを比較して小さい方の
値を真値とみなし、初期容量VI4 として設定する。通
常、バッテリ1の状態が良好であれば、上記第1、第3
のバッテリ容量VI1 、VI3 は、略等しい値となり、
従ってこれら第1、第3のバッテリ容量VI1 、VI3
のどちらの値を採用しても良い。しかし、以下の場合が
生じるため、第1、第3のバッテリ容量VI1 、VI3
の内、小さい方を採用する。
【0019】すなわち、上記第1の場合は、バッテリ容
量VI1 が、第3のバッテリ容量VI3 に対して所定値
大きい場合である。この場合には、バッテリ1はバッテ
リ液比重の成層化、或いは充電値後に、電極付近でのバ
ッテリ液の温度が高くなる現象(以下、「分極」と呼
ぶ)が発生すると、その容量に対する電圧の特性が図4
の破線のようになる。つまり成層化あるいは分極が発生
すると、バッテリ電圧は正常時より高くなる。このた
め、第1のバッテリ容量検出時に成層化あるいは分極が
発生すると、上記容量検出電圧が正常時より大きく検出
され、第1のバッテリ容量VI1 が真の容量及び第3の
バッテリ容量VI3 より大きくなる。従って、第3のバ
ッテリ容量VI3 が真の容量に近いと判断し、初期容量
として設定される。
【0020】次の第2の場合は、第3のバッテリ容量V
3 が第1のバッテリ容量VI1 に対して所定値だけ大
きい場合である。これは前述した如く、ガッシングが生
じている場合である。ガッシングが生じた場合、第2の
バッテリ容量VI2 の検出の基となるバッテリ充放電電
流の積算値は、ガッシングに用いられた充電電流を含め
て積算された値であり、第2のバッテリ容量VI2 は真
の容量より大きく検出される。このため、大きく求めら
れた第2のバッテリ容量VI2 の最終値である第3のバ
ッテリ容量VI3 が真の容量及び第1のバッテリ容量V
1 より大きくなる。さらに、バッテリが劣化している
場合は充電効率の低下が早くなるため、新品時に対して
第3のバッテリ容量VI3 がさらに大きくなる。従っ
て、この場合は第1のバッテリ容量VI1 が真の容量に
近いと判断し、初期容量として設定される。
【0021】尚、上述の成層化に対して、ガッシングは
電極から気泡が発生して、この気泡によりバッテリ液が
かき混ぜられるため、成層化とガッシングとは同様に発
生し難い。従って、第1、第3のバッテリ容量VI1
VI3 が共に大きくならないため、上述のように小さい
方の値を採用することで正規な容量を知ることができる
ものである。 (II)バッテリ充電目標の設定 次のステップ70では、走行中のバッテリ1の充電目標
(本発明でいう第1の目標値)KSOCを決定する。
【0022】図12は図3に示すフローチャートのステ
ップ70の処理を詳細に示すフローチャート、図13は
車両の走行開始から走行終了までの間のバッテリ1の容
量の推移を示す特性図、図14はバッテリの充電効率の
特性を近似して示す特性図、図15は実際のバッテリの
充電効率を示す特性図である。ステップ70は第1の充
電目標値(本発明でいう第1の目標値)KSOCを算出
するものである。
【0023】ステップ700にてガッシング量(以下
「無効充電容量」とする)GSOCを計算する。図13
に示すバッテリ容量の推移に基づいて説明する。図中g
は前回走行時の初期容量VI4 である。そして、前述し
た通り、この初期容量VI4 (g)にその後の充放電電
流が積算され、走行中の第2のバッテリ容量VI
2 (e)が求められている。fは充電効率が考慮された
実際のバッテリ容量の推移であり、図14に示す如く、
バッテリ1の第1の充電目標値KSOC(d)を超える
と充電効率が0%となるためバッテリ1は充電されてい
ない。ここで、バッテリ1の充電特性は近似して示され
ているため、最大容量=第1の充電目標値KSOCとな
っている。一方、第2のバッテリ容量VI2 (e)は、
充電効率を考慮していないため、第1の充電目標値KS
OC(d)を越えても充電効率を100%とした積算を
続けてその容量が第1の充電目標値KSOC(d)以上
に算出される。つまり、第1の充電目標値KSOC
(d)以上に積算された分が無効充電容量GSOCであ
る。bは第3のバッテリ容量VI3 であり、前回走行時
の無効充電容量GSOCを含めて多めに積算してしまっ
た第2のバッテリ容量VI2 (e)の最終値である。一
方、今回走行時の初期容量VI4 は、前回の実際のバッ
テリ容量の推移(f)の最終値(a)と一致するはずで
ある。これにより、前回の走行における無効充電容量G
SOCは、第3のバッテリ容量VI3 (b)と実際のバ
ッテリ容量(=今回走行時の初期容量VI4 )(a)と
の差に相等するhにて示されることが分かる。従って、
ステップ700にて、第3のバッテリ容量VI3 と今回
走行時の初期容量VI4 、との差を前回走行時の無効充
電容量GSOCとする。
【0024】ステップ701では、無効充電容量GSO
Cが0か否かを判定し、無効充電容量GSOCが0でな
いと判定されれば、ステップ702にて第1の充電目標
値KSOCが算出される。尚、無効充電容量GSOCが
0となるのは、前回の走行中の充放電が充電効率の低下
のない領域で行われ、ガッシングが発生しなかった場合
である。ここで、前回走行時の無効充電容量GSOC
は、図13に示すh1 とh2 とを加算した加算値h2
ある。これはどんなパターンで充放電しても、無効充電
容量GSOCは第2のバッテリ容量VI2 (e)の最大
値PSOC(c)と第1の充電目標値KSOC(d)と
の差に相当するh3 となる。この前回走行時の無効充電
容量GSOCは上述した如く700にて演算されてお
り、これの2つの方法で求められた無効充電容量GSO
Cは等しい。従って、バッテリ1の第1の充電目標値K
SOCは前回走行中の第2のバッテリ容量VI2 の最大
値PSOCBから、ステップ700で求めた無効充電容
量GSOCを引いた値となり、ステップ702にて第1
の充電目標値KSOCが算出される。
【0025】一方、ステップ701にて無効終電目標値
GSOCが0と判定された場合は、ステップ703にて
前回走行中に算出された第1の充電目標値KSOCBと
前回走行時の第2のバッテリ容量VI2 の最大値PSO
CBとを比較判定する。PSOCB≧KSOCBと判定
された場合は、前回走行時に算出された第1の充電目標
値KSOCBまで充電したにも係わらず、ガッシングが
発生しなかったということになり、つまり充電効率が1
00%てある領域においてバッテリが充電されたという
ことになる。従って、前回走行時に算出された第1の充
電目標値KSOCBは、実際の最適値であったと判断で
きる。そのため、ステップ709にて今回の第1の充電
目標値KSOCは、前回KSOCB+γと上方に修正さ
れる。この修正値γは、1〔Ah〕等の固定値でもよい
し、充電状態に応じて演算された値でもよい。
【0026】ここまでは、バッテリの充電効率の特性を
図14に示すように近似したものに基づいて説明してき
た。しかし、実際は図15に示すように、バッテリ1の
最大容量近傍(最大容量の約30%の容量付近)から徐
々に充電効率が低下するような特性である。従って、算
出された第1の充電目標値KSOCは、充電効率が低下
し始める点(LまたはL′)でのバッテリ容量と最大容
量との間の値となる。
【0027】そこで、次のバッテリ80にて第1の充電
目標値KSOCの上にある第2の充電目標値TSOCを
設ける。ここでは第2の充電目標値TSOCを第1の充
電目標値KSOCに所定値αを加えて設定する。ここで
αは固定値でも、充電状態に応じて演習された値でもよ
い。
【0028】以上のように第1の充電目標値KSOCと
第2の充電目標値TSOCを設ける。そして第2の充電
目標値TSOCを満充電と判定し、TSOC以上の充電
を停止(あるいは抑制)とする事でガッシングによる電
解波の減少を防止する事が出来る。また、ステップ14
0ではステップ80で求めた第2の充電目標値TSOC
を補正する。ステップ140の詳細フローを図11を用
いて説明する。
【0029】まず、ステップ141で走行状態を判定
し、加速又は減速走行ならば次の図3のステップ150
へ進む。通常走行の時はステップ142でさらにバッテ
リ電圧が調整電圧に達成しているか判定する。これはバ
ッテリに所定電圧(調整電圧)が印加された状態でのバ
ッテリ充電電流を求めるためで、この調整には後述する
ステップ150にて温度をパラメ−タとしてなされる。
バッテリ電圧が調整電圧に達している時は、次のステッ
プ143へと進む。
【0030】ここで上記実施例のステップ142ではバ
ッテリ電圧が調整電圧に達している時のみステップ14
3に進んだが、バッテリ充電電流が後述するIC1以上の
時にもステップ143に進んでも良い。ステップ143
ではバッテリの充電電流を平均化する。これは、電気負
荷のON/OFFなどによる充電電流の過渡状態による
誤作動を防止するためで、例えば1分間の充電電流を平
均化する事で求める。
【0031】次のステップ144ではステップ143で
求めた平均充電電流IBAVEを所定値IC1(例えば10
A)と比較して大きい時はステップ146に進む、ステ
ップ146でさらにバッテリ容量VI2 が第2の充電目
標値TSOCの近傍にあるか否か判定するためVI2
TSOCーε(εは例えば1AH)と比較する。その結
果大きいと判定された時はステップ147へ進み、第2
の充電目標値TSOCをTSOC=TSOC+δ1 とし
所定量δ1 (例えば1AH)上昇させる。
【0032】これは例えば車輌のキースイッチオフ時は
通常バッテリの消耗を防ぐため制御回路の電源が入らな
い様に構成されているために、キースイッチオフ時の放
電(ヘッドライトONやバッテリの自己放電等)量を積
算する事ができず、前回走行時の第2のバッテリ容量V
2 は変化しないままスタ−タ始動時のバッテリ容量V
1 が低下するため、あたかも、ガッシングが発生した
かのように判定して今回の第1の充電目標値KSOCが
前回の充電目標値に比べて低下し、それに伴い第2の充
電目標値TSOCも低下した時などに有効で、バッテリ
容量が目標値TSOC近傍に達しても、なお十分電流を
受け入れる状態にバッテリがさらに充電を行い容量を維
持する。
【0033】また、ステップ144で平均充電電流I
BAVEがIC1より小さくステップ145でIC2(例えば2
A)より大きいと判断された時はステップ140の処理
を終了する。ステップ145で平均充電電流がIC2より
小さいと判断された時はステップ148へ進み、第2の
充電目標値TSOCをTSOC=TSOCーδ2 とし、
TSOCを所定値δ2 (例えば1AH)減少させる。
【0034】これは例えば、第2の充電目標値TSOC
が何らかの影響で高く設定され過ぎた時などで特に新品
のバッテリを使用している時は、過充電電流が流れ難い
ため、ガッシング量が正確に測定できない事や、ガッシ
ング量の検出による第2の充電目標値TSOCの下方修
正(ステップ70及び80)のみでは非常に時間がかか
る時に有効である。つまり過充電電流が非常に小さい
時、TSOCの修正に時間がかかるため、その間発電電
圧は高い状態を維持し車輌燃費を向上できない原因とな
っていた。ただしこの時、過充電電流が小さいため、バ
ッテリの液ベリは起り難い。
【0035】ここで上記実施例では、平均充電電流I
BAVEを求める時(ステップ143)、1分間の平均電流
を求めたが、その時間は1分に限定されるものではな
い。又、所定容量(例えば1AH)増加するのに要する
時間などで平均充電電流を求めて良い事は自明である。
そしてステップ140における第2の充電目標値TSO
Cの補正はその条件が成立する限り繰り返し適正なTS
OCを設定する。そして補正されたTSOCはキースイ
ッチのオフと共に初期値にリセットされるが、ステップ
190で記憶され、次回走行時に第2の充電目標値の初
期値として使用してもよい。又、上記実施例では、第2
の充電目標値TSOCの補正量δ1 、δ2 を1AHとし
たが、これに限定されるものでなく、例えば、δ2 =T
SOCーVI2 とすれば、平均充電電流がIC2以下にな
った時のバッテリ容量を第2の充電目標値とする事も可
能である。
【0036】また上記実施例では第1及び第2及び第3
の充電目標値を、バッテリ充電電流の積算値と、スタ−
タ始動時の放電特性の周期として求めているが、これに
限定されるものでなく例えば、バッテリの体格から決定
される固定値に充電目標値を設定する場合にも有効であ
る。また上記実施例では第2の充電目標値TSOCをバ
ッテリ充電電流で補正しているが、第1の充電目標値K
SOCを同様にバッテリ充電電流で補正しても同様の効
果が得られる。
【0037】例えば、図11のステップ147及び14
8のTSOCをKSOCに置き変えても良く、この場合
にはTSOCの補正による満充電電流域のみならず、K
SOCの補正による準満充電領域も補正される事にな
る。次のステップ90では、第3の充電目標値GTSO
Cを設定する。ステップ90は、TSOCに所定値θ
(例えばAh)を加えて設定する。そして車輌が減速走
行の時は第3の充電目標値GTSOCを上限として充電
する事で減速エネルギ−の回生を行う事を目的とする。
【0038】上述した如くステップ70、80、90に
て充電目標値を算出した後、次のステップ100にて各
変数の初期値を設定する。ここでステップ60で求めた
初期容量VI4 を走行中の第2のバッテリ容量VI2
よび最大値PSOCの初期値として代入する。 (III)走行中のバッテリの充電制御 まずステップ110にて、走行中のバッテリ1の充電放
電電流IB2、バッテリ電圧VB2及び、温度TB2を読込
み、これに基づいてステップ120では、充電放電電流
B2を電流積算部9dで積算し、ステップ60で求めた
初期容量に加えて走行中の現時点のバッテリ容量つま
り、前述の第2のバッテリ容量VI2 を求め、バッテリ
容量モニタ部9gに記憶する。つまり、刻々と変化する
第2のバッテリ容量VI2 を常に検出している。
【0039】ここで、本発明に使用しているバッテリ1
は定格容量が27〔Ah〕のものであり、図7及び表1
に示すように、実際の容量に基づいてバッテリの状態を
3段階に分けて判断している。すなわちその容量が9
〔Ah〕未満の時に危険状態、9〔Ah〕以上18〔A
h〕未満の時に不良状態、18〔Ah〕以上時に良好状
態と判断している。さらに第1の充電目標値KSOC以
上を準満充電状態、第2の充電目標値TSOC以上を満
充電状態、KSOC以下をそれ以外の状態と、充電率に
基づいてバッテリ1の状態を3段階に分けて判断してい
る。
【0040】
【表1】 ステップ130は、走行中の第2のバッテリ容量VI2
の最大値を、PSOCとして、バッテリ容量モニタ部9
gに記憶させるものであり、刻々と変化する第2のバッ
テリ容量VI2 の最大値PSOCを常に記憶させてい
る。
【0041】次のステップ150では、バッテリ1の充
放電電流IB2、温度TB2、第2のバッテリ容量VI2
充電目標値KSOC、TSOC、GTSOCの情報、及
びエンジン2の情報に基づいて、発電機5の制御を行
う。
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】 ここで表2はバッテリ1の状態及びバッテリ温度に応じ
た通常時のバッテリ1の制御電圧VBCを示す表、表3は
車両モ−ドに応じて、上記表2の通常時の制御電圧VBC
に対する設定変更を示す表である。
【0044】また2〜3はTSOC、KSOCが図7に
示される良好ゾーンにある場合を示す。 通常走行時 図10に示すように発電機5は、電機子巻線5a、界磁
巻線5b、全波整流器5cを有しており、発電制御部9
fは、界磁巻線5bの電流を制御するトランジスタ9F
1 、界磁巻線5bの両端に接続されたフライホイールダ
イオ−ド9f2、トランジスタ9f1 の導通率を制御す
る導通率制御回路9f3 、制御電圧VBCを決定する制御
電圧決定回路9f4 からなる。この種の回路は良く知ら
れているので、等価回路図は省略する。
【0045】9f4 ではバッテリ温度、バッテリ容量、
エンジン状態に基づいて表2、3に従い制御充電電圧
(調整電圧)を決定する。そして9f3 では9f4 で決
定された調整電圧とバッテリ電圧に従い導通率を制御し
て発電を行う。ここで前述の初期容量及び第1の充電目
標値KSOCと第2充電目標値TSOCも図7の良好ゾ
ーンに入っていたとすると制御充電電圧決定回路9f4
により表2に示す如く制御電圧VBCをバッテリ1の温度
B2に応じて設定する。
【0046】バッテリ1が充電されて第2のバッテリ容
量VI2 が増加し始め、第1の充電目標値KSOCに到
達すると、制御電圧VBCは、制御電圧決定回路9f4
より、それぞれ表1に示す準満充電ゾーンにおける制御
電圧VBC=13.5〔V〕に設定され、(共にバッテリ
温度25℃の時)の例、バッテリ1への充電を抑制し、
第2のバッテリ容量VI2 の増加を抑制する。
【0047】更に充電されて第2のバッテリ容量VI2
が第2の充電目標値TSOCに到達すると満充電ゾーン
における制御電圧VBC=12.8〔V〕に設定され、バ
ッテリ1への充電を停止し、第2のバッテリ容量VI2
の増加を停止する。その後バッテリ1は充電されないた
め、放電して第2のバッテリ容量VI2 が第2の充電目
標値TSOCより所定値減少すると、その時点のバッテ
リ1の状態に応じた、制御充電電流IBC及び制御電圧V
BCに設定する。この例の場合は、上述のように第2の充
電目標値TSOCが良好ゾーンに入っていると仮定して
いるため、制御電圧VBC=13.5〔V〕に設定して、
再びバッテリ1の充電を開始し、第2のバッテリ容量V
2 の回復を図る。その後は、上述の状態を繰り返し制
御する。 加速時 走行中に加速をした時、燃料の吸気圧の上昇よりこれを
検出し、上記表3に示したように、走行中の第2のバッ
テリ容量VI2 が満充電または準満充電または良好ゾー
ンに入っている場合は、加速前に設定されていた制御電
圧VBCより2〔V〕低い制御電圧VBCに設定することで
発電機5の発電量を減少させて、加速性を良くする。
【0048】一方、バッテリ1の状態が不良、または危
険状態であれば充電を続ける必要があるため、加速時に
おいても、加速する前に設定されていた制御電圧VBC
よる制御を続ける。 減速時 走行中に減速した時、または降坂状態になった時、上記
表2に示したように、第2のバッテリ容量VI2 が満充
電ゾーンに入っている場合は、2.2〔V〕、準満充電
ゾーンまたは良好ゾーンに入っている場合は1.0
〔V〕、不良ゾーンに入っている場合は0.5〔V〕ず
つ、それぞれ減速する前に設定されていた制御電圧VBC
に加え、制御電圧VBCを15〔V〕に設定すると共に、
走行中の第2のバッテリ容量VI2 の上限容量を第3の
充電目標値GTSOCとする。こうしてバッテリ1を充
電するよう発電機5の発電量を増加させ、エンジンブレ
−キを大きくして減速を補助すると共に、減速時のエネ
ルギ−を回生してバッテリ1を充電する。
【0049】次に、図3に戻り、本実施例においてステ
ップ160では、第2のバッテリ容量VI2 が危険ゾー
ンの設定値以下になれば、警報部91によりバッテリ上
がりの警報を行う。ステップ170は前述した通り、演
算周期10〔ms〕を設定するものである。そして、ス
テップ180にてキースイッチが切られたと判断する
と、ステップ190にて第2のバッテリ容量VI2 の最
終の値を、バッテリ容量モニタ部9gに第3のバッテリ
容量VI3 として記憶し、次回の走行に備える。
【0050】また、ステップ160におけるバッテリ上
がり警報は、第1の充電目標値KSOCがある値(例え
ば定格容量の30%)まで低下した時に行うようにする
こともできる。以上述べたように本実施例では、常にバ
ッテリの最大容量(上限容量値)を把握しているので、
この最大容量以上に充電するのを防止することにより過
充電を防止でき、またバッテリの劣化および寿命を容易
に判定できる。更に、充電効率が100%である上限容
量(目標容量)を算出することが可能となり、真のバッ
テリ容量に対応したバッテリ充放電電流の積算ことがで
きる。
【0051】例えば、バッテリ容量が充電目標値近傍に
達しても充電々流が大きい時には充電目標値を所定量増
加し、バッテリ容量が充電目標値以下でも充電々流が小
さい時には充電目標値を所定量減少することにより、常
に適正な充電を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用充電制御装置を用いた車両用電
源装置の一例を示すブロック回路図である。
【図2】図1の制御回路の処理機能一例(第1実施例)
を示す機能ブロック図である。
【図3】実施例における制御回路内の処理を示すフロー
チャートである。
【図4】バッテリを放電した際のバッテリ容量に対する
バッテリ電圧の特性を示す特性図である。
【図5】バッテリを充電した際のバッテリ容量に対する
充電効率の積算量を示す特性図である。
【図6】バッテリを充電した際のバッテリ容量に対する
バッテリ充電電流の積算量を示す特性図である。
【図7】バッテリの状態をその容量により5つに分けて
示すバッテリ状態指示図である。
【図8】図3のステップ40を詳細に示すフローチャー
トである。
【図9】バッテリが満充電の時の充電電流の特性を示す
特性図である。
【図10】図1に示した発電機5および図2に示した発
電制御部9fを詳細に示す構成図である。
【図11】図3のステップ140を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図12】図3のステップ70を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図13】バッテリ容量の推移を示す特性図である。
【図14】バッテリを充電した際のバッテリ容量に対す
る充電効率の特性を近似した近似特性図である。
【図15】バッテリを充電した際のバッテリ容量に対す
る充電効率の特性図である。
【図16】クレーム対応図である。
【符号の説明】
1 バッテリ、 5 発電機、 6 電流検出器(充電電流検出手段)、 9 コントローラ (容量検出手段、目標容量設定手
段、発電制御手段、補正手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン駆動の発電機により充電されるバ
    ッテリの容量を検出する容量検出手段と、 前記バッテリの充電電流を検出する充電電流検出手段
    と、 前記バッテリ充電の際の上限容量値として目標容量を設
    定する目標容量設定手段と、 前記バッテリ容量が前記目標容量に接近するべく前記バ
    ッテリ容量と前記目標容量との比較結果に基づいて前記
    発電機の発電電圧を制御するとともに、前記バッテリ容
    量が前記目標容量を超過する場合に前記発電電圧を低下
    させる発電制御手段と、 前記バッテリ容量が前記目標容量から所定の大きさだけ
    低い所定の容量値以上である場合に、前記目標容量又は
    前記発電電圧を前記充電電流の大きさに基づいて補正す
    る補正手段と、 を備えることを特徴とする車両用充電制御装置。
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