JPH06350800A - 光ファイバアレイを有する基板の認識方法及びその基板を用いた半導体装置 - Google Patents
光ファイバアレイを有する基板の認識方法及びその基板を用いた半導体装置Info
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- JPH06350800A JPH06350800A JP5138227A JP13822793A JPH06350800A JP H06350800 A JPH06350800 A JP H06350800A JP 5138227 A JP5138227 A JP 5138227A JP 13822793 A JP13822793 A JP 13822793A JP H06350800 A JPH06350800 A JP H06350800A
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- fiber array
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバアレイプレートの光ファイバアレ
イを認識し、この光ファイバアレイ境界面から所定の位
置に半導体素子を実装することで光量むら等の品質劣化
を防ぐ。 【構成】 ステージ5上の光ファイバアレイプレート1
に光源4から光を照射してその透過光を認識手段3にて
検出し光透過率の差にて光ファイバアレイ2を認識して
光ファイバアレイ2の境界面を認識することで、その境
界面から所定の間隔をおいて境界面に対して平行に半導
体素子を実装し、光路系において照明光が光ファイバア
レイ2を通過する距離のばらつきを無くし、局所的な光
量の損失を防止し、均一に原稿を照明する。
イを認識し、この光ファイバアレイ境界面から所定の位
置に半導体素子を実装することで光量むら等の品質劣化
を防ぐ。 【構成】 ステージ5上の光ファイバアレイプレート1
に光源4から光を照射してその透過光を認識手段3にて
検出し光透過率の差にて光ファイバアレイ2を認識して
光ファイバアレイ2の境界面を認識することで、その境
界面から所定の間隔をおいて境界面に対して平行に半導
体素子を実装し、光路系において照明光が光ファイバア
レイ2を通過する距離のばらつきを無くし、局所的な光
量の損失を防止し、均一に原稿を照明する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿情報を光学的に読み
取り電気信号に変換するイメージセンサ等に使われる光
ファイバアレイを有する基板の認識方法、及びその基板
上へのパターン形成方法、並びに半導体装置に関するも
のである。
取り電気信号に変換するイメージセンサ等に使われる光
ファイバアレイを有する基板の認識方法、及びその基板
上へのパターン形成方法、並びに半導体装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】イメージセンサは、縮小型、密着型、完
全密着型の三種類に大別することができる。その中で
も、完全密着型イメージセンサはレンズを使用しないた
め光学系を無調整とすることができると言う利点があっ
たが、そのほとんどが受光素子を薄膜により形成してい
るため、光応答速度、S/N等に問題があった。
全密着型の三種類に大別することができる。その中で
も、完全密着型イメージセンサはレンズを使用しないた
め光学系を無調整とすることができると言う利点があっ
たが、そのほとんどが受光素子を薄膜により形成してい
るため、光応答速度、S/N等に問題があった。
【0003】そこで最近では、フリップチップ実装方法
を使って、光ファイバアレイを原稿面と受光素子間に介
在させることにより、結晶型の受光素子を使用できる完
全密着型イメージセンサが提案されている。このイメー
ジセンサはコンパクト性、組立工数、低コスト性、また
その性能において注目されている。
を使って、光ファイバアレイを原稿面と受光素子間に介
在させることにより、結晶型の受光素子を使用できる完
全密着型イメージセンサが提案されている。このイメー
ジセンサはコンパクト性、組立工数、低コスト性、また
その性能において注目されている。
【0004】以下図面を参照しながら、上記した光ファ
イバアレイを有する基板の構造及び従来の光ファイバア
レイを使った完全密着型イメージセンサについて説明す
る。
イバアレイを有する基板の構造及び従来の光ファイバア
レイを使った完全密着型イメージセンサについて説明す
る。
【0005】図4は、光ファイバアレイを有する基板
(以下、光ファイバアレイプレートと称す)の上面図で
ある。21は光ファイバをアレイ状に挟み込んでいる基
板で、透明あるいは不透明なガラス基板で形成されてい
る。22は光ファイバが複数個アレイ状に束ねられて構
成された光ファイバアレイである。23は認識マーク
で、基板21の端面に対して所定位置に厚膜印刷あるい
はフォトリソグラフィー等により形成されている。
(以下、光ファイバアレイプレートと称す)の上面図で
ある。21は光ファイバをアレイ状に挟み込んでいる基
板で、透明あるいは不透明なガラス基板で形成されてい
る。22は光ファイバが複数個アレイ状に束ねられて構
成された光ファイバアレイである。23は認識マーク
で、基板21の端面に対して所定位置に厚膜印刷あるい
はフォトリソグラフィー等により形成されている。
【0006】図5(a)は、基板21の端面に対して光
ファイバアレイ22の境界面が平行に形成されていない
光ファイバアレイプレートにおいて、認識マーク23を
基準にして、回路導体層26及びその取り出し電極27
が形成されたものの上面図である。図5(b)は、図5
(a)と同様の条件下において、認識マーク23を基準
として半導体イメージセンサチップ28を実装した状態
を示したものの上面図である。半導体イメージセンサチ
ップ28は、フリップチップ実装方法により複数個実装
されている。
ファイバアレイ22の境界面が平行に形成されていない
光ファイバアレイプレートにおいて、認識マーク23を
基準にして、回路導体層26及びその取り出し電極27
が形成されたものの上面図である。図5(b)は、図5
(a)と同様の条件下において、認識マーク23を基準
として半導体イメージセンサチップ28を実装した状態
を示したものの上面図である。半導体イメージセンサチ
ップ28は、フリップチップ実装方法により複数個実装
されている。
【0007】図6は、従来の光ファイバアレイを使った
完全密着型イメージセンサの構造を示すものである。2
1は光ファイバアレイプレートの基板で、22は光ファ
イバアレイプレート内部に形成されている光ファイバア
レイである。23は回路導体層26とその取り出し電極
27を光ファイバアレイプレート上に形成する時、及び
半導体イメージセンサチップ28を実装する時の基準と
なる認識マークである。26は基板21上に形成された
回路導体層であり、厚膜印刷あるいはフレキシブルなフ
ィルム配線基板を接着することにより形成されている。
27は回路導体層26からの取り出し電極であり、半導
体イメージセンサチップ28の電極に形成されたバンプ
30と電気的接続を取る。28は半導体イメージセンサ
チップで、29は半導体イメージセンサチップ28に設
けられている受光素子である。31は半導体イメージセ
ンサチップ28を光ファイバアレイ22上に固定するた
めの光硬化型絶縁樹脂である。32は読み取り原稿、3
3は光ファイバアレイ22を透過して読み取り原稿32
を照射する光源である。
完全密着型イメージセンサの構造を示すものである。2
1は光ファイバアレイプレートの基板で、22は光ファ
イバアレイプレート内部に形成されている光ファイバア
レイである。23は回路導体層26とその取り出し電極
27を光ファイバアレイプレート上に形成する時、及び
半導体イメージセンサチップ28を実装する時の基準と
なる認識マークである。26は基板21上に形成された
回路導体層であり、厚膜印刷あるいはフレキシブルなフ
ィルム配線基板を接着することにより形成されている。
27は回路導体層26からの取り出し電極であり、半導
体イメージセンサチップ28の電極に形成されたバンプ
30と電気的接続を取る。28は半導体イメージセンサ
チップで、29は半導体イメージセンサチップ28に設
けられている受光素子である。31は半導体イメージセ
ンサチップ28を光ファイバアレイ22上に固定するた
めの光硬化型絶縁樹脂である。32は読み取り原稿、3
3は光ファイバアレイ22を透過して読み取り原稿32
を照射する光源である。
【0008】以上のように構成された従来の完全密着型
イメージセンサの製造方法を以下に説明する。
イメージセンサの製造方法を以下に説明する。
【0009】まず、基板21により複数個の光ファイバ
をアレイ状に挟み込んで光ファイバアレイ22を有する
光ファイバプレートを形成し、この光ファイバアレイプ
レート上の2点に、厚膜印刷あるいはフォトリソグラフ
ィーにより認識マーク23を形成する。この認識マーク
23は、光ファイバアレイプレートの基板21の端面に
対して所定の間隔をおいて形成されている。次に、認識
マーク23に対して基板をアライメントして、回路導体
層26及びその取り出し電極27を厚膜印刷により形成
する。
をアレイ状に挟み込んで光ファイバアレイ22を有する
光ファイバプレートを形成し、この光ファイバアレイプ
レート上の2点に、厚膜印刷あるいはフォトリソグラフ
ィーにより認識マーク23を形成する。この認識マーク
23は、光ファイバアレイプレートの基板21の端面に
対して所定の間隔をおいて形成されている。次に、認識
マーク23に対して基板をアライメントして、回路導体
層26及びその取り出し電極27を厚膜印刷により形成
する。
【0010】こうして出来た実装基板上に光硬化型絶縁
樹脂31を必要量塗布し、その上に半導体イメージセン
サチップ28をバンプ30と取り出し電極27が当接す
るように押し当てる。その後、半導体イメージセンサチ
ップ28の受光素子29が形成されている面の反対側よ
り圧力を加え、バンプ30と取り出し電極27を圧着
し、光ファイバアレイプレートの裏面より紫外線を照射
して光硬化型絶縁樹脂31の硬化を行う。この光硬化型
絶縁樹脂31の硬化時の収縮力により、バンプ30と取
り出し電極27は、物理的及び電気的に接合する。この
様にして半導体イメージセンサチップ28を光ファイバ
アレイプレート上に実装してイメージセンサとする。
樹脂31を必要量塗布し、その上に半導体イメージセン
サチップ28をバンプ30と取り出し電極27が当接す
るように押し当てる。その後、半導体イメージセンサチ
ップ28の受光素子29が形成されている面の反対側よ
り圧力を加え、バンプ30と取り出し電極27を圧着
し、光ファイバアレイプレートの裏面より紫外線を照射
して光硬化型絶縁樹脂31の硬化を行う。この光硬化型
絶縁樹脂31の硬化時の収縮力により、バンプ30と取
り出し電極27は、物理的及び電気的に接合する。この
様にして半導体イメージセンサチップ28を光ファイバ
アレイプレート上に実装してイメージセンサとする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法で実装された半導体イメージセンサチップ28の位
置は、図5(b)に示すように、光ファイバアレイプレ
ートの基板21の端面や認識マーク23に依存した位置
であるため、多チップで構成されているイメージセンサ
の場合、光ファイバアレイ22の境界面からの間隔が全
チップにおいて一定とならない。その原因としては、通
常のスクリーン印刷法にて形成した認識マーク23や厚
膜取り出し電極27の印刷の位置ずれのために、半導体
イメージセンサチップ28の実装位置が所定の位置から
ずれることがあるが、最も大きな原因と思われるもの
は、光ファイバアレイプレート作製時において基板21
の端面と光ファイバアレイ22の境界面が平行になって
いないということである。
方法で実装された半導体イメージセンサチップ28の位
置は、図5(b)に示すように、光ファイバアレイプレ
ートの基板21の端面や認識マーク23に依存した位置
であるため、多チップで構成されているイメージセンサ
の場合、光ファイバアレイ22の境界面からの間隔が全
チップにおいて一定とならない。その原因としては、通
常のスクリーン印刷法にて形成した認識マーク23や厚
膜取り出し電極27の印刷の位置ずれのために、半導体
イメージセンサチップ28の実装位置が所定の位置から
ずれることがあるが、最も大きな原因と思われるもの
は、光ファイバアレイプレート作製時において基板21
の端面と光ファイバアレイ22の境界面が平行になって
いないということである。
【0012】このような完全密着型イメージセンサにお
いては、上部の光源33からの光が光ファイバアレイプ
レートの光ファイバアレイ22を斜めに透過して読み取
り原稿32を照明するという構成になっている。ここ
で、ソーダガラス等の通常の透光性基板に比べて光ファ
イバアレイ22は光透過率が低いため、照明光路中光フ
ァイバアレイ22を通過する距離にばらつきがあると、
距離が長いほど光量の損失を招き、その結果光量むらを
引き起こすという問題点を有していた。
いては、上部の光源33からの光が光ファイバアレイプ
レートの光ファイバアレイ22を斜めに透過して読み取
り原稿32を照明するという構成になっている。ここ
で、ソーダガラス等の通常の透光性基板に比べて光ファ
イバアレイ22は光透過率が低いため、照明光路中光フ
ァイバアレイ22を通過する距離にばらつきがあると、
距離が長いほど光量の損失を招き、その結果光量むらを
引き起こすという問題点を有していた。
【0013】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、光フ
ァイバアレイを有する基板における光ファイバアレイ境
界面を認識する認識方法、及び半導体素子の実装位置を
光ファイバアレイの境界面から一定にして照明光路中光
ファイバアレイを通過する距離のばらつきを無くすこと
ができる半導体装置の製造方法、並びに半導体装置を提
供することを目的とするものである。
ァイバアレイを有する基板における光ファイバアレイ境
界面を認識する認識方法、及び半導体素子の実装位置を
光ファイバアレイの境界面から一定にして照明光路中光
ファイバアレイを通過する距離のばらつきを無くすこと
ができる半導体装置の製造方法、並びに半導体装置を提
供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明の光ファ
イバアレイを有する基板の認識方法は、基板を保持する
ステージと、センサ面に到達した光を電気信号に変換す
るエリアセンサを具備した認識手段と、ステージを挟ん
で認識手段と反対側にある光源とを備えた認識装置を用
い、光ファイバアレイを有する基板をステージ上に置
き、光源により基板を照明し、光ファイバアレイを有す
る基板の光ファイバアレイを透過してきた光を認識手段
により認識することを特徴とし、さらにステージを認識
手段と光源との距離を一定に保ちながら移動させ、任意
の二点における光ファイバアレイとその他の部分の境界
を認識して光ファイバアレイ境界面を認識することを特
徴とする。
イバアレイを有する基板の認識方法は、基板を保持する
ステージと、センサ面に到達した光を電気信号に変換す
るエリアセンサを具備した認識手段と、ステージを挟ん
で認識手段と反対側にある光源とを備えた認識装置を用
い、光ファイバアレイを有する基板をステージ上に置
き、光源により基板を照明し、光ファイバアレイを有す
る基板の光ファイバアレイを透過してきた光を認識手段
により認識することを特徴とし、さらにステージを認識
手段と光源との距離を一定に保ちながら移動させ、任意
の二点における光ファイバアレイとその他の部分の境界
を認識して光ファイバアレイ境界面を認識することを特
徴とする。
【0015】本願の第2発明の光ファイバアレイを有す
る基板上へのパターン形成方法は、上記方法で光ファイ
バアレイ境界面を認識し、光ファイバアレイ境界面に対
して一定の間隔をおいて、平行に回路導体層及びその電
極を形成することを特徴とする。
る基板上へのパターン形成方法は、上記方法で光ファイ
バアレイ境界面を認識し、光ファイバアレイ境界面に対
して一定の間隔をおいて、平行に回路導体層及びその電
極を形成することを特徴とする。
【0016】本願の第3発明の半導体装置は、上面に回
路導体層及びその電極を形成した光ファイバアレイを有
する基板と、光ファイバアレイを有する基板の上面に光
硬化型絶縁樹脂を介してイメージセンサなどの半導体素
子を配置し、半導体素子の素子面の反対側より加圧して
光ファイバアレイを有する基板の所定の位置に回路導体
層の電極と半導体素子の素子面に形成した電極を当接さ
せた状態で紫外線を照射して光硬化型絶縁樹脂を硬化し
て半導体素子を固定し且つ電気的に接続した半導体装置
において、光ファイバアレイを有する基板の光ファイバ
アレイ境界面から所定の間隔をおいて形成される回路導
体層の電極の位置ずれ以上に回路導体層の電極の寸法を
長く形成するとともに、光ファイバアレイ境界面から所
定の間隔をおいて半導体素子を配置したことを特徴とす
る。
路導体層及びその電極を形成した光ファイバアレイを有
する基板と、光ファイバアレイを有する基板の上面に光
硬化型絶縁樹脂を介してイメージセンサなどの半導体素
子を配置し、半導体素子の素子面の反対側より加圧して
光ファイバアレイを有する基板の所定の位置に回路導体
層の電極と半導体素子の素子面に形成した電極を当接さ
せた状態で紫外線を照射して光硬化型絶縁樹脂を硬化し
て半導体素子を固定し且つ電気的に接続した半導体装置
において、光ファイバアレイを有する基板の光ファイバ
アレイ境界面から所定の間隔をおいて形成される回路導
体層の電極の位置ずれ以上に回路導体層の電極の寸法を
長く形成するとともに、光ファイバアレイ境界面から所
定の間隔をおいて半導体素子を配置したことを特徴とす
る。
【0017】
【作用】本発明によれば、光ファイバアレイを有する基
板の光ファイバアレイとその他の部分との境界面をそれ
らの光透過率の違いによって認識手段にて確実に認識す
ることができる。そして、回路導体層及びその取り出し
電極を形成する際にその境界面に対して一定間隔をおい
て形成することにより、実装した半導体素子と光ファイ
バアレイ境界面との平行度がずれて照明光の光ファイバ
アレイ部の通過距離にばらつきを生じることがなくな
り、その結果照明光量むら等の品質劣化を防ぐことがで
きる。更に、回路導体層及びその取り出し電極を形成す
る際に予め厚膜印刷での印刷ずれを考慮して取り出し電
極を位置ずれ寸法以上に長く形成しておくことにより、
印刷ずれがあっても取り出し電極と半導体素子の電極が
確実に当接した状態で半導体素子を実装することができ
る。
板の光ファイバアレイとその他の部分との境界面をそれ
らの光透過率の違いによって認識手段にて確実に認識す
ることができる。そして、回路導体層及びその取り出し
電極を形成する際にその境界面に対して一定間隔をおい
て形成することにより、実装した半導体素子と光ファイ
バアレイ境界面との平行度がずれて照明光の光ファイバ
アレイ部の通過距離にばらつきを生じることがなくな
り、その結果照明光量むら等の品質劣化を防ぐことがで
きる。更に、回路導体層及びその取り出し電極を形成す
る際に予め厚膜印刷での印刷ずれを考慮して取り出し電
極を位置ずれ寸法以上に長く形成しておくことにより、
印刷ずれがあっても取り出し電極と半導体素子の電極が
確実に当接した状態で半導体素子を実装することができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例の光ファイバアレイ
プレートの認識方法、及びそれを使った完全密着型イメ
ージセンサとその製造方法について、図1〜図3を参照
しながら説明する。なお、従来と同一工程については図
4も参照して説明する。
プレートの認識方法、及びそれを使った完全密着型イメ
ージセンサとその製造方法について、図1〜図3を参照
しながら説明する。なお、従来と同一工程については図
4も参照して説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例における光ファイ
バアレイプレートの認識方法の概略図を示すものであ
る。図1において、1は光ファイバアレイプレート、2
は光ファイバアレイプレート1内部に形成されている光
ファイバアレイである。3は認識手段、4は光源であ
り、光源4にて下方向から光ファイバアレイプレート1
を照明し、その透過光を認識手段3で受けて光ファイバ
アレイ2を認識する。5は移動可能なステージである。
バアレイプレートの認識方法の概略図を示すものであ
る。図1において、1は光ファイバアレイプレート、2
は光ファイバアレイプレート1内部に形成されている光
ファイバアレイである。3は認識手段、4は光源であ
り、光源4にて下方向から光ファイバアレイプレート1
を照明し、その透過光を認識手段3で受けて光ファイバ
アレイ2を認識する。5は移動可能なステージである。
【0020】図2(a)は上記光ファイバアレイプレー
トの認識方法を用いて、光ファイバアレイプレート1上
に回路導体層6及びその取り出し電極7を形成したもの
の上面図であり、回路導体層6、取り出し電極7は光フ
ァイバアレイ2の一方の境界面に対して平行に形成され
ている。回路導体層6及びその取り出し電極7は厚膜印
刷あるいはフレキシブルなプリント配線基板により形成
されている。
トの認識方法を用いて、光ファイバアレイプレート1上
に回路導体層6及びその取り出し電極7を形成したもの
の上面図であり、回路導体層6、取り出し電極7は光フ
ァイバアレイ2の一方の境界面に対して平行に形成され
ている。回路導体層6及びその取り出し電極7は厚膜印
刷あるいはフレキシブルなプリント配線基板により形成
されている。
【0021】図2(b)は上記光ファイバアレイプレー
トの認識方法を用いて、回路導体層6及びその取り出し
電極7を形成した光ファイバアレイプレート1上に、フ
リップチップ実装方法により半導体イメージセンサチッ
プ8を実装したイメージセンサの上面図である。半導体
イメージセンサチップ8は、複数個のチップより成り、
光ファイバアレイ2の一方の境界面に対して平行に実装
されている。
トの認識方法を用いて、回路導体層6及びその取り出し
電極7を形成した光ファイバアレイプレート1上に、フ
リップチップ実装方法により半導体イメージセンサチッ
プ8を実装したイメージセンサの上面図である。半導体
イメージセンサチップ8は、複数個のチップより成り、
光ファイバアレイ2の一方の境界面に対して平行に実装
されている。
【0022】図3に本実施例における光ファイバアレイ
を使った完全密着型イメージセンサの構造を示す。図3
において、9は半導体イメージセンサチップ8に設けら
れている受光素子、10は半導体イメージセンサチップ
8の電極に形成されたバンプであり、回路導体層6から
の取り出し電極7との電気的接続を取る。11は半導体
イメージセンサチップ8を光ファイバアレイ上に固定す
るための光硬化型絶縁樹脂である。12は読み取り原稿
である。13は光ファイバアレイ2を透過して読み取り
原稿12を照明する光源である。
を使った完全密着型イメージセンサの構造を示す。図3
において、9は半導体イメージセンサチップ8に設けら
れている受光素子、10は半導体イメージセンサチップ
8の電極に形成されたバンプであり、回路導体層6から
の取り出し電極7との電気的接続を取る。11は半導体
イメージセンサチップ8を光ファイバアレイ上に固定す
るための光硬化型絶縁樹脂である。12は読み取り原稿
である。13は光ファイバアレイ2を透過して読み取り
原稿12を照明する光源である。
【0023】次に、上記光ファイバアレイプレート1に
おける光ファイバアレイ2の認識方法と、光ファイバア
レイプレート1を使った完全密着型イメージセンサの製
造方法について説明する。
おける光ファイバアレイ2の認識方法と、光ファイバア
レイプレート1を使った完全密着型イメージセンサの製
造方法について説明する。
【0024】まず、図4に示すように基板21により複
数個の光ファイバをアレイ状に挟み込んで光ファイバア
レイ2を有する光ファイバアレイプレート1を形成す
る。この時基板21は、ソーダガラス等の透光性基板で
あっても、非透光性基板であってもよいが、どちらの場
合もこの実施例では光ファイバの光透過率が約50〜6
0%であるために、光透過率が70%以上、又は40%
以下であることが必要である。また、ここでは認識マー
クを形成する必要はない。
数個の光ファイバをアレイ状に挟み込んで光ファイバア
レイ2を有する光ファイバアレイプレート1を形成す
る。この時基板21は、ソーダガラス等の透光性基板で
あっても、非透光性基板であってもよいが、どちらの場
合もこの実施例では光ファイバの光透過率が約50〜6
0%であるために、光透過率が70%以上、又は40%
以下であることが必要である。また、ここでは認識マー
クを形成する必要はない。
【0025】次に、図1に示すように、光ファイバアレ
イプレート1をステージ5上に乗せ、光源4により光フ
ァイバアレイプレート1を照明し、光ファイバアレイ2
とその他の部分との光透過率の違いにより、エリアセン
サを具備した認識手段3に到達した光量の差によって光
ファイバアレイ2を認識する。更に、ステージ5を移動
させ、同様にして他の場所における光ファイバアレイ5
を認識する。この方法により任意の2点より光ファイバ
アレイ2の境界面を認識し、そのアライメントを行う。
イプレート1をステージ5上に乗せ、光源4により光フ
ァイバアレイプレート1を照明し、光ファイバアレイ2
とその他の部分との光透過率の違いにより、エリアセン
サを具備した認識手段3に到達した光量の差によって光
ファイバアレイ2を認識する。更に、ステージ5を移動
させ、同様にして他の場所における光ファイバアレイ5
を認識する。この方法により任意の2点より光ファイバ
アレイ2の境界面を認識し、そのアライメントを行う。
【0026】次に、図2(a)に示すように、光ファイ
バアレイプレート1上にスクリーン印刷法を用いて厚膜
回路導体層6及びAu等の取り出し電極7を形成する。
なお、この回路導体層6及び取り出し電極7をフレキシ
ブルなフィルム配線基板に予め形成しておいて、接着剤
を用いて光ファイバアレイプレート1の所定の位置に接
着するという方法を用いてもよい。但し、取り出し電極
は電極形成時の寸法ずれより大きく(この実施例では
0.2mm)形成しておく。この時、何れのパターンで
あっても取り出し電極7は、光ファイバアレイ2の一方
の境界面に対して常に一定の間隔を取りながら、平行に
形成されなければならない。
バアレイプレート1上にスクリーン印刷法を用いて厚膜
回路導体層6及びAu等の取り出し電極7を形成する。
なお、この回路導体層6及び取り出し電極7をフレキシ
ブルなフィルム配線基板に予め形成しておいて、接着剤
を用いて光ファイバアレイプレート1の所定の位置に接
着するという方法を用いてもよい。但し、取り出し電極
は電極形成時の寸法ずれより大きく(この実施例では
0.2mm)形成しておく。この時、何れのパターンで
あっても取り出し電極7は、光ファイバアレイ2の一方
の境界面に対して常に一定の間隔を取りながら、平行に
形成されなければならない。
【0027】その後、図2(b)に示すように、この回
路導体層6を形成した光ファイバアレイプレート1上に
半導体イメージセンサチップ8を実装する。
路導体層6を形成した光ファイバアレイプレート1上に
半導体イメージセンサチップ8を実装する。
【0028】半導体イメージセンサチップ8は以下のよ
うにして製造される。まず、半導体プロセスを用いて単
結晶シリコン基板(ウエハ)上に、フォトトランジスタ
またはフォトダイオード等の受光素子、CCDやMO
S、バイポーラIC等のアクセス回路などの素子を設け
たものを製造する。その後、このウエハを高速ダイシン
グ技術により切断し、半導体イメージセンサチップ8と
する。
うにして製造される。まず、半導体プロセスを用いて単
結晶シリコン基板(ウエハ)上に、フォトトランジスタ
またはフォトダイオード等の受光素子、CCDやMO
S、バイポーラIC等のアクセス回路などの素子を設け
たものを製造する。その後、このウエハを高速ダイシン
グ技術により切断し、半導体イメージセンサチップ8と
する。
【0029】そして、図3に示すように、光ファイバア
レイプレート1上の所定の位置にアクリレート系の透光
性紫外線硬化型絶縁樹脂11をスタンピング法やスクリ
ーン印刷法などにより所定量塗布し、その上に半導体イ
メージセンサチップ8を光ファイバアレイ2の一方の境
界面から所定の一定の位置に、回路導体層6からの取り
出し電極7と半導体イメージセンサチップ8の電極上に
形成されているバンプ10が当接するように押し当て
る。その後半導体イメージセンサチップ8の素子面の反
対側より圧力を加え、取り出し電極7とバンプ10を圧
着し、光ファイバアレイプレート1の裏面より紫外線を
照射して透光性で紫外線にて硬化する光硬化型絶縁樹脂
11の硬化を行う。この透光性紫外線硬化型絶縁樹脂1
1の硬化時の収縮力によりバンプ10と取り出し電極7
は物理的及び電気的に接合する。この際、取り出し電極
7はその形成時の位置ずれ以上に大きくしてあるため、
光ファイバアレイ2の一方の境界面を認識することによ
る実装位置においても、取り出し電極7にバンプ10を
確実に当接させて電気的接続を取ることができる。この
ようにして、半導体イメージセンサチップ8を光ファイ
バアレイプレート1上の光ファイバアレイ2の一方の境
界面に対して所定の位置に実装する。
レイプレート1上の所定の位置にアクリレート系の透光
性紫外線硬化型絶縁樹脂11をスタンピング法やスクリ
ーン印刷法などにより所定量塗布し、その上に半導体イ
メージセンサチップ8を光ファイバアレイ2の一方の境
界面から所定の一定の位置に、回路導体層6からの取り
出し電極7と半導体イメージセンサチップ8の電極上に
形成されているバンプ10が当接するように押し当て
る。その後半導体イメージセンサチップ8の素子面の反
対側より圧力を加え、取り出し電極7とバンプ10を圧
着し、光ファイバアレイプレート1の裏面より紫外線を
照射して透光性で紫外線にて硬化する光硬化型絶縁樹脂
11の硬化を行う。この透光性紫外線硬化型絶縁樹脂1
1の硬化時の収縮力によりバンプ10と取り出し電極7
は物理的及び電気的に接合する。この際、取り出し電極
7はその形成時の位置ずれ以上に大きくしてあるため、
光ファイバアレイ2の一方の境界面を認識することによ
る実装位置においても、取り出し電極7にバンプ10を
確実に当接させて電気的接続を取ることができる。この
ようにして、半導体イメージセンサチップ8を光ファイ
バアレイプレート1上の光ファイバアレイ2の一方の境
界面に対して所定の位置に実装する。
【0030】上記のようにして、完全密着型イメージセ
ンサを製造する。このイメージセンサについては、光フ
ァイバアレイプレート1の表面側の光源13より裏面に
ある読み取り原稿12を照明し、光ファイバアレイ2及
び透光性紫外線硬化型絶縁樹脂11を通して、光情報を
受光素子9が検知し、これを電気信号に変換するように
なっている。またこの完全密着型イメージセンサはレン
ズを全く必要としないため、光学系を無調整とすること
ができ、コンパクト性、組み立て工数、コスト性に優れ
ている。
ンサを製造する。このイメージセンサについては、光フ
ァイバアレイプレート1の表面側の光源13より裏面に
ある読み取り原稿12を照明し、光ファイバアレイ2及
び透光性紫外線硬化型絶縁樹脂11を通して、光情報を
受光素子9が検知し、これを電気信号に変換するように
なっている。またこの完全密着型イメージセンサはレン
ズを全く必要としないため、光学系を無調整とすること
ができ、コンパクト性、組み立て工数、コスト性に優れ
ている。
【0031】以上のように本実施例によれば、光ファイ
バアレイプレート1を使った完全密着型イメージセンサ
の基板を製造する場合、光ファイバアレイ2の一方の境
界面から一定の間隔をおいて平行に半導体イメージセン
サチップ8を実装するため、光量むらを起こすことのな
いイメージセンサを提供できるものである。
バアレイプレート1を使った完全密着型イメージセンサ
の基板を製造する場合、光ファイバアレイ2の一方の境
界面から一定の間隔をおいて平行に半導体イメージセン
サチップ8を実装するため、光量むらを起こすことのな
いイメージセンサを提供できるものである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように光ファイ
バアレイを有する基板の光ファイバアレイとその他の部
分との境界面をそれらの光透過率の違いによって認識手
段にて確実に認識することができる。そして、回路導体
層及びその取り出し電極を形成する際にその境界面に対
して一定間隔をおいて形成することにより、その境界面
に対して一定間隔をおいて半導体素子を実装すると、半
導体素子と光ファイバアレイ境界面との平行度がずれて
照明光の光ファイバアレイ部の通過距離にばらつきを生
じることがなくなり、その結果照明光量むらを防ぐこと
ができ、光量むらを起こさないイメージセンサを得るこ
とができる。さらに、回路導体層及びその取り出し電極
を形成する際に予め厚膜印刷での印刷ずれを考慮して取
り出し電極を位置ずれ寸法以上に長く形成しておくこと
により、印刷ずれが生じた状態で半導体素子を光ファイ
バアレイ境界面を基準にして実装しても取り出し電極と
半導体素子の電極が確実に当接した状態で半導体素子を
実装することができる。
バアレイを有する基板の光ファイバアレイとその他の部
分との境界面をそれらの光透過率の違いによって認識手
段にて確実に認識することができる。そして、回路導体
層及びその取り出し電極を形成する際にその境界面に対
して一定間隔をおいて形成することにより、その境界面
に対して一定間隔をおいて半導体素子を実装すると、半
導体素子と光ファイバアレイ境界面との平行度がずれて
照明光の光ファイバアレイ部の通過距離にばらつきを生
じることがなくなり、その結果照明光量むらを防ぐこと
ができ、光量むらを起こさないイメージセンサを得るこ
とができる。さらに、回路導体層及びその取り出し電極
を形成する際に予め厚膜印刷での印刷ずれを考慮して取
り出し電極を位置ずれ寸法以上に長く形成しておくこと
により、印刷ずれが生じた状態で半導体素子を光ファイ
バアレイ境界面を基準にして実装しても取り出し電極と
半導体素子の電極が確実に当接した状態で半導体素子を
実装することができる。
【図1】本発明の一実施例における光ファイバアレイプ
レートの認識方法の概略を示す斜視図である。
レートの認識方法の概略を示す斜視図である。
【図2】同実施例の光ファイバアレイプレートを使った
完全密着型イメージセンサの製造工程を示し、(a)は
パターン形成後の光ファイバアレイプレートの上面図、
(b)は半導体素子実装後の光ファイバアレイプレート
の上面図である。
完全密着型イメージセンサの製造工程を示し、(a)は
パターン形成後の光ファイバアレイプレートの上面図、
(b)は半導体素子実装後の光ファイバアレイプレート
の上面図である。
【図3】同実施例の光ファイバアレイプレートを使った
完全密着型イメージセンサの構成を示す断面図である。
完全密着型イメージセンサの構成を示す断面図である。
【図4】従来例の光ファイバアレイプレートの上面図で
ある。
ある。
【図5】従来例の光ファイバアレイプレートを使った完
全密着型イメージセンサの製造工程を示し、(a)はパ
ターン形成後の光ファイバアレイプレートの上面図、
(b)は半導体素子実装後の光ファイバアレイプレート
の上面図である。
全密着型イメージセンサの製造工程を示し、(a)はパ
ターン形成後の光ファイバアレイプレートの上面図、
(b)は半導体素子実装後の光ファイバアレイプレート
の上面図である。
【図6】従来例の光ファイバアレイプレートを使った完
全密着型イメージセンサの構成を示す断面図である。
全密着型イメージセンサの構成を示す断面図である。
1 光ファイバアレイプレート 2 光ファイバアレイ 3 認識手段 4 光源 5 ステージ 6 回路導体層 7 取り出し電極 8 半導体イメージセンサチップ 10 バンプ 11 光硬化型絶縁樹脂
Claims (5)
- 【請求項1】 基板を保持するステージと、センサ面に
到達した光を電気信号に変換するエリアセンサを具備し
た認識手段と、ステージを挟んで認識手段と反対側にあ
る光源とを備えた認識装置を用い、光ファイバアレイを
有する基板をステージ上に置き、光源により基板を照明
し、光ファイバアレイを有する基板の光ファイバアレイ
を透過してきた光を認識手段により認識することを特徴
とする光ファイバアレイを有する基板の認識方法。 - 【請求項2】 ステージを認識手段と光源との距離を一
定に保ちながら移動させ、任意の二点における光ファイ
バアレイとその他の部分の境界を認識し、光ファイバア
レイ境界面を認識することを特徴とする請求項1記載の
光ファイバアレイを有する基板の認識方法。 - 【請求項3】 センサ面に到達した光を電気信号に変換
するエリアセンサを具備した認識手段と、光源と、認識
手段と光源の間にあって、認識手段と光源との距離を常
に一定に保ちながら移動することが可能な基板を保持す
るステージを備えた認識装置を用い、光ファイバアレイ
を有する基板をステージ上に置き、光源により基板を照
明し、光ファイバアレイを透過してきた光を認識手段に
より認識し、更にステージを移動させて別の部分を認識
して任意の二点から光ファイバアレイ境界面を認識し、
光ファイバアレイ境界面に対して一定の間隔をおいて、
平行に回路導体層及びその電極を形成することを特徴と
する光ファイバアレイを有する基板上へのパターン形成
方法。 - 【請求項4】 上面に回路導体層及びその電極を形成し
た光ファイバアレイを有する基板と、光ファイバアレイ
を有する基板の上面に光硬化型絶縁樹脂を介して半導体
素子を配置し、半導体素子の素子面の反対側より加圧し
て光ファイバアレイを有する基板の所定の位置に回路導
体層の電極と半導体素子の素子面に形成した電極を当接
させた状態で紫外線を照射して光硬化型絶縁樹脂を硬化
して半導体素子を固定し且つ電気的に接続した半導体装
置において、光ファイバアレイを有する基板の光ファイ
バアレイ境界面から所定の間隔をおいて形成される回路
導体層の電極の位置ずれ以上に回路導体層の電極の寸法
を長く形成するとともに、光ファイバアレイ境界面から
所定の間隔をおいて半導体素子を配置したことを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項5】 半導体素子がイメージセンサであること
を特徴とする請求項4記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138227A JPH06350800A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 光ファイバアレイを有する基板の認識方法及びその基板を用いた半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138227A JPH06350800A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 光ファイバアレイを有する基板の認識方法及びその基板を用いた半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06350800A true JPH06350800A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15217065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5138227A Pending JPH06350800A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 光ファイバアレイを有する基板の認識方法及びその基板を用いた半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06350800A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100491862B1 (ko) * | 2002-07-15 | 2005-05-30 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 이미지센서 제조방법 |
JP2009119756A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびプリントヘッド |
US8515291B2 (en) | 2007-03-16 | 2013-08-20 | Fujitsu Semiconductor Limited | Light receiving device and light receiving method |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP5138227A patent/JPH06350800A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100491862B1 (ko) * | 2002-07-15 | 2005-05-30 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 이미지센서 제조방법 |
US8515291B2 (en) | 2007-03-16 | 2013-08-20 | Fujitsu Semiconductor Limited | Light receiving device and light receiving method |
JP2009119756A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびプリントヘッド |
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