JPH06350474A - Fm信号処理回路 - Google Patents

Fm信号処理回路

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JPH06350474A
JPH06350474A JP13336693A JP13336693A JPH06350474A JP H06350474 A JPH06350474 A JP H06350474A JP 13336693 A JP13336693 A JP 13336693A JP 13336693 A JP13336693 A JP 13336693A JP H06350474 A JPH06350474 A JP H06350474A
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JP
Japan
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phase shift
circuit
phase
signal
output
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JP13336693A
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Inventor
Taro Mori
太郎 森
Atsushi Ogawa
敦 小川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外付け部品の削減を可能とするラジオ受信機
(FM信号処理回路)を提供することである。 【構成】 局部発振器の出力を位相シフトして互いに9
0度位相シフトされた第1及び第2の位相シフト信号を
それぞれ出力する第1及び第2の位相シフト回路と、前
記局部発信器の出力を分周して互いに90度位相シフト
された第3及び第4の位相シフト信号を出力する分周器
と、第1バンドを受信するときは前記第1及び第2の位
相シフト信号を選択し、第2バンドを受信するときは前
記第3及び第4の位相シフト信号を選択する選択回路
と、受信信号に対して前記選択回路の選択結果である2
つの位相シフト信号をそれぞれ混合する第1及び第2の
混合器と、前記第1及び第2の混合器の出力側にそれぞ
れ接続された第3及び第4の位相シフト回路と、前記第
3及び第4の位相シフト回路の各出力を加算する加算器
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV音声を受信可能と
したラジオ受信機(FM信号処理回路)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ラジオ受信機(FM信号処理回
路)を含むオーディオメディアにおいては、小型、多機
能でしかも低価格というニーズがますます高まってお
り、そのため、外付け部品を削減し、集積化及び無調整
化を促進する技術が必要とされてきている。
【0003】従来、この種のオーディオメディアにおけ
るラジオ受信機はTV(テレビジョン)音声を受信可能
とするものが一般的となってきており、例えば図4に示
すようなものがあった。
【0004】図4は、従来のラジオ受信機の一構成例を
示すブロック図である。
【0005】このラジオ受信機は、外付部品及び調整ポ
イントを削減し、且つ低い中間周波数(IF)を用いる
ことにより、中間周波数フィルタ(IFフィルタ)をI
Cに内蔵して構成したシングルチップのラジオICであ
る。
【0006】このラジオICは、2個の同相/直交ミキ
サと位相シフト回路(PSC)とを備えたイメージキャ
ンセル回路を設けることにより、低い中間周波数ではイ
メージ周波数が希望周波数の近傍に生じてしまってイメ
ージ妨害特性の劣化が生ずるという問題を解決してい
る。これによってイメージ妨害特性を悪化させずに中間
周波数を低く設定でき、IFフィルタのIC内蔵を可能
としている。
【0007】図4に示すラジオ受信機の動作説明に先立
ち、まず前記イメージキャンセル回路の原理を図5を用
いて説明する。
【0008】図5はイメージキャンセル回路の原理を示
すブロック図であり、局部発振器(OSC)101から
出力された信号は、90度位相シフト信号Lo1,Lo
2として直交ミキサ(MIXQ)102及び同相ミキサ
(MIXI)103にそれぞれ供給される。これと同時
に希望周波数DSR及びイメージ周波数IMGを含む受
信信号は直交ミキサ102及び同相ミキサ103によっ
て中間周波数信号IF1,IF2にそれぞれ変換され
る。その後、中間周波数信号IF1,IF2は位相シフ
ト回路104に供給され、そのうち、中間周波数信号I
F2の位相が90度増大して中間周波数信号IF2´と
なる。そして、中間周波数信号IF1と中間周波数信号
IF2´とが加算器105で加算されると、その出力側
にはイメージ信号が除去され、希望信号のみが現れる。
【0009】この点を式を用いて説明する。
【0010】なお、局部発振周波数をωo 、中間周波数
をωIF、及び受信周波数をωr とする。
【0011】ωr =ωo −ωIF;希望周波数DSRの
時、 同相ミキシング(MIXI):fI=sin(ωo −ωIF)・sinωo =sin2 ωo ・cosωIF−sinωo ・cosωo ・sinωIF…(1 ) 直交ミキシング(MIXQ):fQ=sin(ωo −ωIF)・cosωo =1/2{sin(2ωo −ωIF)−sinωIF} …(2) 式(1)において、ωIFを90度位相シフトすると、 fI´=−sinωo ・cos(ωo −ωIF) =−1/2{sin(2ωo −ωIF)+sinωIF} …(3) 式(2),(3)において、(2ωo −ωIF)は無視で
きるから、 fI´+fQ=−sinωIF …(4) ωr =ωo +ωIF;イメージ周波数IMGの時も同様に
して、 fI=sin2 ωo ・cosωIF +sinωo ・cosωo ・sinωIF …(5) fQ=1/2{sin(2ωo +ωIF)+sinωIF} …(6) 式(5)においてωIFを90度位相シフトすると fI´=1/2{sin(2ωo +ωIF)−sinωIF} …(7) 式(6),(7)において(2ωo +ωIF)は無視でき
るから、 fI´+fQ=0 …(8) したがって、この原理よりイメージ周波数IMGが除去
され、希望周波数DSRのみを得ることができる。
【0012】図4に示すラジオ受信機において、AM/
FM放送を受信してAMIF/FMIFに変換する動作
を説明する。
【0013】このラジオ受信機のFMブロックはダブル
コンバーション・スーパーヘテロダイン方式を用いてお
り、FM受信信号は、FMアンテナ111を介してFM
・RFアンプ112で増幅され、同時にFM・RF共振
回路113で同調される。一方、TV受信信号はTVア
ンテナ114を介してTV・RFアンプ115で増幅さ
れ、TV・RF共振回路116で同調される。このよう
に処理されたFM受信信号とTV受信信号とは、FM第
1ミキサ117によって第1のIF信号IF1に変換さ
れる。
【0014】その後、第1のIF信号IF1は、同相/
直交ミキサ118,119によって第2のIF信号IF
2に変換された後、位相シフト回路120,121を通
過することで位相シフトされる。これによってイメージ
周波数が除去されたIF信号IF2´に変換され、FM
・IFフィルタ122で選択される。
【0015】ここで、同相/直交ミキサ118,119
に供給される2つの90度位相シフト信号は、FM/T
V2nd(2バンド)局部発振器123で生成される発
振周波数を1/2分周器124で1/2分周することで
得ることができる。
【0016】AMブロックでは、AM受信信号をAM・
RFアンプ125で増幅した信号と、AM局部発振器1
26により生成されるAM局部発振周波数を1/2分周
器124で1/2分周して得られる2つの90度位相シ
フト信号とを同相/直交ミキサ118,119へ供給す
ることによってAM・IFに変換され、AM・IFフィ
ルタ127で選択される。
【0017】これにより、低IF化ができ、IFフィル
タ(FM・IFフィルタ122、AM・IFフィルタ1
27)を内蔵することが可能となる。なお、このラジオ
受信器には、外付け部品として、FMアンテナ111や
TVアンテナ114、並びに上記FM・RF共振回路1
13及びTV・RF共振回路116の他に、AM・RF
アンプ125に接続されたAM・RF共振回路128、
AM局部発振器126用のAM・OSCタンク回路12
9、FM/TV2nd局部発振器123用のFM/TV
2ndOSCタンク回路130、FM局部発振器131
用のFM・OSCタンク回路132、及びTV局部発振
器133用のTV・OSCタンク回路134が接続され
ている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のラジオ受信機(FM信号処理回路)では、低IF化
によりIFフィルタの内蔵を可能として、外付けIFフ
ィルタの削減を図ることができたものの、FMブロック
にダブルコンバージョン・スーパーヘテロダイン方式を
採用しているため、FM/TV2nd局部発振器123
が必要となるほか、さらにTV音声を受信するためには
前記FM局部発振器131の他にTV局部発振器133
を必要とする。これにより、FM・OSCタンク回路1
32やTV・OSCタンク回路134といった外付け部
品が必要となり、未だ外付け部品の削減は十分満足のい
くものではなかった。
【0019】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、外付け部品の
削減を積極的に図り、低コストで性能の優れたFM信号
処理回路を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴は、FM信号処理回路において、第1
及び第2バンド用の局部発振器と、前記局部発振器の出
力を位相シフトして互いに90度位相シフトされた第1
及び第2の位相シフト信号をそれぞれ出力する第1及び
第2の位相シフト回路と、前記局部発信器の出力を分周
して互いに90度位相シフトされた第3及び第4の位相
シフト信号を出力する分周器と、前記第1及び第2の位
相シフト回路と前記分周器との各出力側に接続され、前
記第1バンドを受信するときは前記第1及び第2の位相
シフト信号を選択し、前記第2バンドを受信するときは
前記第3及び第4の位相シフト信号を選択する選択回路
と、前記選択回路の出力側に接続され、受信信号に対し
て前記選択回路の選択結果である2つの位相シフト信号
をそれぞれ混合する第1及び第2の混合器と、前記第1
及び第2の混合器の出力側にそれぞれ接続された第3及
び第4の位相シフト回路と、前記第3及び第4の位相シ
フト回路の各出力を加算する加算器とを備えたことにあ
る。
【0021】また、前記局部発振器は、外部に設けられ
た第1及び第2バンド用タンク回路の出力側に接続され
ている。
【0022】
【作用】上述の如き構成によれば、局部発振器の出力
は、第1及び第2の位相シフト回路と分周器とに供給さ
れ、第1バンド(例えばTV音声)を受信する場合は第
1及び第2の位相シフト回路から、また第2バンド(例
えばFM放送)を受信する場合は分周器からそれぞれ2
つの90度位相シフトされた位相シフト信号が得られる
ように選択回路を切り換える。そして、この選択回路の
選択結果である位相シフト信号を取り込む第1及び第2
の混合器の各出力は受信信号が中間周波数に変換された
信号となり、この信号を第3及び第4の位相シフト回路
を介して加算器で加算すれば、イメージ周波数が除去さ
れた中間周波数の希望信号が得られる。これにより、中
間周波数を低く抑えられIFフィルタをIC内に内蔵で
きると共に、例えばFM放送とTV音声を受信するうえ
で個々に必要であった局部発信器を共有化することがで
き、外付け部品の削減が可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明を実施したラジオ受信機(FM
信号処理回路)のブロック図である。
【0024】このラジオ受信機はシングルチップのラジ
オICで構成されており、外付け部品接続用の接続端子
1〜7を有し、その各接続端子1〜7には、外付け部品
として、それぞれAM・RF共振回路8、FM・RF共
振回路9、FMアンテナ10、TVアンテナ11、TV
・RF共振回路12、FM/TVOSCタンク回路1
3、及びAM・OSCタンク回路14が接続されてい
る。
【0025】このラジオ受信機のAMブロックにおい
て、AM・RF共振回路8で受信・同調された信号は、
接続端子1に接続されたAM・RFアンプ15で増幅さ
れる。AM・RFアンプ15の出力側にはAM用の同相
/直交ミキサであるAMMIX16,17の各入力側に
共通接続されている。さらに、AMMIX16,17に
は、AM・OSCタンク回路14、AM・OSCバッフ
ァ18、及び1/2分周器19によって生成される2つ
の90度位相シフト信号がそれぞれ供給されるようにな
っている。これによって、AMMIX16,17に入力
されたAM・RFアンプ15の出力信号は、AM・IF
信号に変換される。
【0026】AMMIX16,17の出力であるAM・
IF信号は、上述した図5の原理で説明したように、位
相シフト回路(PSC)20,21に入力された後、加
算器22で加算され、その結果、加算器22からはイメ
ージ信号が除去されたAM・IF信号が出力される。こ
のAM・IF信号は、加算器22の出力側に接続された
AM・IFフィルタ22Aに供給されて選択されたAM
・IF信号を得る。
【0027】FM/TVブロックにおいて、FMアンテ
ナ10に入力されたFM受信信号は、接続端子3に接続
されたFM・RFアンプ23で増幅される。これと同時
に、該FM・RFアンプ23の出力側に接続端子2を介
して接続されたFM・RF共振回路9により同調され
る。同様に、TVアンテナ11に入力されたTV受信信
号は、接続端子4に接続されたTV・RFアンプ24に
よって増幅され、該TV・RFアンプ24の出力側に接
続端子5を介して接続されたTV・RF共振回路12に
よって同調される。
【0028】さらに、接続端子6にはFM/TV局部発
振器25が接続されている。このFM/TV局部発振器
25は、152MHz〜222MHzで発振するように
なっいる。即ち、FM放送及びTV1ch〜3chの音
声放送の受信周波数fFMは約76MHz〜108MHz
の周波数帯に存在し、また、TV4ch〜12chの音
声放送の受信周波数fTVは約175MHz〜222MH
zの周波数帯に存在している。
【0029】そこで、受信周波数fFMの2倍の周波数が
152MHz〜216MHzの周波数帯に存在し、前記
受信周波数fTVの周波数帯に類似していることから、2
×fFMとfTVの両方の周波数帯を含んだ前記152MH
z〜222MHzで発振するFM/TV局部発振器25
を設けることにより、図4で示す従来装置で外付けされ
ていたFM・OSCタンク回路132とTV・OSCタ
ンク回路134とを、該FM/TV局部発振器25に接
続端子6を介して接続されたFM/TVOSCタンク回
路13で共有することが可能となる。
【0030】FM/TVOSCタンク回路13の発振出
力は、FM/TVOSC25でバッファされ、PSC2
6,27及び1/2分周器28に供給される。このPS
C26,27及び1/2分周器28の各出力側は、FM
/TV切換えスイッチ回路29に接続されている。この
切換えスイッチ回路29は、TV音声を受信するときは
PSC26,27から2つの90度位相シフトされた信
号を取り出し、FM放送を受信するするときは、1/2
分周器28からFM/TVOSCタンク回路13の発振
周波数(FM放送の周波数)で、かつ2つの90度位相
シフトされた信号を取り出すようにスイッチング制御さ
れる。すなわち、FM帯には放送局数が多いため高精度
な90度位相シフト信号が得られる分周器を選択し、T
V帯では周波数が高いため分周がうまくいかず、放送局
数も少ないことからコンデンサや抵抗により構成されて
いる位相シフト回路26,27を使用するのである。
【0031】FM/TV切換えスイッチ回路29の出力
側には、FM/TV用の同相/直交ミキサであるFMM
IX30,31が接続されている。FMMIX30,3
1の各入力側には、FM・RF共振回路9及びFM・R
Fアンプ23、あるいはTV・RF共振回路12及びT
V・RFアンプ24によりFM/TV受信信号が供給さ
れるようになっている。
【0032】この位相シフト回路26,27から得られ
る2つの90度位相シフトされた信号とTV・RF共振
回路12からの出力とを、あるいは1/2分周器28か
ら得られる2つの90度位相シフト信号とFM・RF共
振回路9からの出力とを、前記FMMIX30,31に
供給することにより、その出力側から2つのFMIF信
号を得ることができる。
【0033】その後、この2つのFMIF信号は前記位
相シフト回路20,21にそれぞれ入力され、その位相
シフト回路20,21の各出力が加算器22で加算され
ることにより、イメージ周波数が除去されたFMIF信
号を得ることができる。そして、FM・IFフィルタ2
2Bで選択されて出力される。
【0034】図2及び図3は、上記図1のラジオ受信機
のFM/TVブロックの一回路例を示す図である。
【0035】前記FMMIX30,31は、トランジス
タQ1〜Q14、抵抗R1〜R6、コンデンサC1〜C
4、及び定電流源I1,I2で構成され、また、前記位
相シフト回路26,27はトランジスタQ15〜Q2
7、抵抗R7〜R15、コンデンサC5,C6、及び定
電流源I3で構成されている。さらに、前記1/2分周
器28はトランジスタQ28〜Q53、抵抗R16〜R
25、及び定電流源I4で構成され、前記位相シフト回
路20,21及び前記加算器22は増幅器E1〜E3、
抵抗R26〜R34、コンデンサC7,C8で構成され
ている。また、FM/TV切換えスイッチ回路29は、
スイッチS1,S2により構成されている。
【0036】上記回路によれば、TV受信時はスイッチ
S1がオン、スイッチS2はオフすることで、PSC2
6,27が前記定電流源I3により動作状態になり、1
/2分周器28は前記定電流源I4が遮断されるため停
止する。FM受信時はスイッチS1をオフ、スイッチS
2をオンすることで、PSC26,27が停止し、1/
2分周器28は動作状態となる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、第1及び第2バンド用の局部発振器の出力を第1及
び第2の位相シフト回路により位相シフトして互いに9
0度位相シフトされた第1及び第2の位相シフト信号を
それぞれ出力すると共に、分周器により前記局部発信器
の出力を分周して互いに90度位相シフトされた第3及
び第4の位相シフト信号を出力し、第1バンドを受信す
るときは前記第1及び第2の位相シフト信号を選択し、
第2バンドを受信するときは前記第3及び第4の位相シ
フト信号を選択し、その選択結果である2つの位相シフ
ト信号を第1及び第2の混合器により受信信号とそれぞ
れ混合し、その第1及び第2の混合器の出力を第3及び
第4の位相シフト回路に供給してその各出力を加算した
ので、中間周波数を低く抑えてIFフィルタをIC内に
内蔵できると共に、例えばFM放送とTV音声を受信す
るうえで個々に必要であった局部発信器を共有化するこ
とができ、外付け部品の削減が可能となる。これによ
り、従来よりも一層、低コスト化、小形化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したラジオ受信機(FM信号処理
回路)のブロック図である。
【図2】図1のラジオ受信機のFM/AMブロックの一
回路例を示す図である。
【図3】図2の続きの図である。
【図4】従来のラジオ受信機の一構成例を示すブロック
図である。
【図5】イメージキャンセル回路の原理を示すブロック
図である。
【符号の説明】
13 FM/TVOSCタンク回路 22 加算器 25 FM/TV局部発振器 20,21,26,27 PSC 28 1/2分周器 29 FM/TV切換えスイッチ回路 30,31 FMMIX

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2バンド用の局部発振器と、 前記局部発振器の出力を位相シフトして互いに90度位
    相シフトされた第1及び第2の位相シフト信号をそれぞ
    れ出力する第1及び第2の位相シフト回路と、 前記局部発信器の出力を分周して互いに90度位相シフ
    トされた第3及び第4の位相シフト信号を出力する分周
    器と、 前記第1及び第2の位相シフト回路と前記分周器との各
    出力側に接続され、前記第1バンドを受信するときは前
    記第1及び第2の位相シフト信号を選択し、前記第2バ
    ンドを受信するときは前記第3及び第4の位相シフト信
    号を選択する選択回路と、 前記選択回路の出力側に接続され、受信信号に対して前
    記選択回路の選択結果である2つの位相シフト信号をそ
    れぞれ混合する第1及び第2の混合器と、 前記第1及び第2の混合器の出力側にそれぞれ接続され
    た第3及び第4の位相シフト回路と、 前記第3及び第4の位相シフト回路の各出力を加算する
    加算器とを備えたことを特徴とするFM信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記局部発振器は、外部に設けられた第
    1及び第2バンド用タンク回路の出力側に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のFM信号処理回路。
JP13336693A 1993-06-03 1993-06-03 Fm信号処理回路 Pending JPH06350474A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387249B1 (ko) * 2000-03-30 2003-06-12 엔이씨 가꼬오부쯔 디바이스 가부시끼가이샤 영상제거믹서

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387249B1 (ko) * 2000-03-30 2003-06-12 엔이씨 가꼬오부쯔 디바이스 가부시끼가이샤 영상제거믹서

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