JPH06350373A - 弾性表面波装置およびその製造方法 - Google Patents
弾性表面波装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06350373A JPH06350373A JP13724293A JP13724293A JPH06350373A JP H06350373 A JPH06350373 A JP H06350373A JP 13724293 A JP13724293 A JP 13724293A JP 13724293 A JP13724293 A JP 13724293A JP H06350373 A JPH06350373 A JP H06350373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface acoustic
- acoustic wave
- wave device
- electrode
- crystal grain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 交差櫛状電極の電極パターン形成後、真空中
あるいは非酸化性の雰囲気中で、250℃以上500℃
以下の熱処理を施すことによって、多結晶の材料から成
る交差櫛状電極(11)の電極指(12)の最小幅(1
3)における結晶粒界が、3つ以上の結晶粒の接点を有
さないようになるまで、あるいは電極指の平均結晶粒径
(14)を電極指の最小幅に対して1.2を越える大き
さになるまで、結晶粒を成長させる。 【効果】 寿命が長く、かつ電気抵抗が低い優れた性能
をもつ表面弾性波装置を得ることができる。
あるいは非酸化性の雰囲気中で、250℃以上500℃
以下の熱処理を施すことによって、多結晶の材料から成
る交差櫛状電極(11)の電極指(12)の最小幅(1
3)における結晶粒界が、3つ以上の結晶粒の接点を有
さないようになるまで、あるいは電極指の平均結晶粒径
(14)を電極指の最小幅に対して1.2を越える大き
さになるまで、結晶粒を成長させる。 【効果】 寿命が長く、かつ電気抵抗が低い優れた性能
をもつ表面弾性波装置を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大電力を電送し、または
大振幅の弾性表面波動が定在波として存在する弾性表面
波装置およびその製造方法に関する。
大振幅の弾性表面波動が定在波として存在する弾性表面
波装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、弾性表面波装置は電力を電送する
弾性表面波フィルタとして、あるいは大振幅表面波動が
定在波として存在する弾性表面波共振器として用いられ
ている。
弾性表面波フィルタとして、あるいは大振幅表面波動が
定在波として存在する弾性表面波共振器として用いられ
ている。
【0003】従来の弾性表面波装置を模式的に図2に示
す。この弾性表面波装置は、水晶基板(10)上にAl
を蒸着させAl膜を形成した後、フォトエッチング法に
より電極形状にパターニングし、交差櫛状電極を形成す
ることによって、作成される。このように形成した交差
櫛状電極(11)の電極指(12)であるAl膜は、そ
の電極指の最小幅(13)の中に数個〜数10個の結晶
粒が含まれ、平均的には、あらゆる方向の結晶粒界がほ
ぼ等方的に存在する。以下この結晶を通常結晶という。
す。この弾性表面波装置は、水晶基板(10)上にAl
を蒸着させAl膜を形成した後、フォトエッチング法に
より電極形状にパターニングし、交差櫛状電極を形成す
ることによって、作成される。このように形成した交差
櫛状電極(11)の電極指(12)であるAl膜は、そ
の電極指の最小幅(13)の中に数個〜数10個の結晶
粒が含まれ、平均的には、あらゆる方向の結晶粒界がほ
ぼ等方的に存在する。以下この結晶を通常結晶という。
【0004】また、AlにCuを添加して合金化させ、
電極指として用いる方法が「シンソリッド フィルムズ
64巻(1979年)、9−15頁(Thin Solid Fil
ms.(1979) pp.9-15)」に記載されている。さらに、イ
オンビームスパッタ法で結晶粒を電極指幅に比べて微細
化する方法が、特開平2−305012に記載されてい
る。
電極指として用いる方法が「シンソリッド フィルムズ
64巻(1979年)、9−15頁(Thin Solid Fil
ms.(1979) pp.9-15)」に記載されている。さらに、イ
オンビームスパッタ法で結晶粒を電極指幅に比べて微細
化する方法が、特開平2−305012に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常結晶の構造では、
「電子通信学会論文誌、巻J67C、第3号、278〜
285頁(1984年3月)」に述べられているよう
に、弾性表面波によって生じる基板表面の歪が、表面上
に形成されたAl電極薄膜に内部応力を発生させ、応力
が閾値を越えた部分でAl結晶粒界移動が起こり、ボイ
ド(穴)およびヒロック(突起)が形成され、短絡、断
線による出力停止という故障が発生し、寿命が短いこと
が問題であった。
「電子通信学会論文誌、巻J67C、第3号、278〜
285頁(1984年3月)」に述べられているよう
に、弾性表面波によって生じる基板表面の歪が、表面上
に形成されたAl電極薄膜に内部応力を発生させ、応力
が閾値を越えた部分でAl結晶粒界移動が起こり、ボイ
ド(穴)およびヒロック(突起)が形成され、短絡、断
線による出力停止という故障が発生し、寿命が短いこと
が問題であった。
【0006】また、電極指としてCu添加Al合金を用
いる方法も、Cuを添加すればするほど電気抵抗が大き
くなり、大電力動作時の寿命も不十分であった。
いる方法も、Cuを添加すればするほど電気抵抗が大き
くなり、大電力動作時の寿命も不十分であった。
【0007】さらに、結晶粒を微細化する方法も、電気
抵抗と大電力動作時の寿命に問題点があった。
抵抗と大電力動作時の寿命に問題点があった。
【0008】本発明の目的は寿命が長く、かつ電気抵抗
の低い優れた性能をもつ表面弾性波装置とその製造方法
とを提供することにある。
の低い優れた性能をもつ表面弾性波装置とその製造方法
とを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、多結晶Al
もしくは多結晶Al合金からなる交差櫛状電極パターン
形成後、真空中もしくは非酸化性のガスである水素、ア
ルゴン、窒素の何れかのガス雰囲気中で、250℃以上
500℃以下の熱処理を施すことによって、交差櫛状電
極(図1の11)の電極指(12)の最小幅(13)に
おける結晶粒界が3つ以上の結晶粒の接点を有さないよ
うになるまで、あるいは交差櫛状電極の電極指の平均結
晶粒径(14)を電極指の最小幅に対して1.2を越え
る大きさになるまで、結晶粒を成長させることによって
達成される。この熱処理の時間は高温ほど短時間です
み、250℃〜300℃では1〜3時間、300℃〜3
50℃では20分〜1時間、350℃〜500℃では1
0分程度でよい。
もしくは多結晶Al合金からなる交差櫛状電極パターン
形成後、真空中もしくは非酸化性のガスである水素、ア
ルゴン、窒素の何れかのガス雰囲気中で、250℃以上
500℃以下の熱処理を施すことによって、交差櫛状電
極(図1の11)の電極指(12)の最小幅(13)に
おける結晶粒界が3つ以上の結晶粒の接点を有さないよ
うになるまで、あるいは交差櫛状電極の電極指の平均結
晶粒径(14)を電極指の最小幅に対して1.2を越え
る大きさになるまで、結晶粒を成長させることによって
達成される。この熱処理の時間は高温ほど短時間です
み、250℃〜300℃では1〜3時間、300℃〜3
50℃では20分〜1時間、350℃〜500℃では1
0分程度でよい。
【0010】なお、結晶粒径は2次元の粒の面積と等し
い面積を持つ円の直径とし、平均結晶粒径は一定領域内
に存在する複数の結晶粒の結晶粒の平均値とした。
い面積を持つ円の直径とし、平均結晶粒径は一定領域内
に存在する複数の結晶粒の結晶粒の平均値とした。
【0011】
【作用】交差櫛状電極パターン形成後、Alの再結晶温
度である250℃以上の熱処理をすることで、Alの結
晶粒径は電極指の最小幅よりも大きくなり、電極指の最
小幅における結晶粒界には3つ以上の結晶粒の接点がな
くなって、結晶粒界は電極指の幅方向に揃う。この結晶
粒径の電極指幅に対する割合と寿命との関係を図6に示
す。図6に示されているように、結晶粒径が電極指幅に
対して1.2を越えると寿命は著しく改善される。表面
弾性波によって生じる機械的な応力は電極指の幅方向に
主成分をもっている。従って、結晶粒界が電極指の幅方
向に揃うと、滑り変形等の劣化機構の作用は減衰してい
くので、電極指は非常に劣化しにくくなり、寿命が改善
される。
度である250℃以上の熱処理をすることで、Alの結
晶粒径は電極指の最小幅よりも大きくなり、電極指の最
小幅における結晶粒界には3つ以上の結晶粒の接点がな
くなって、結晶粒界は電極指の幅方向に揃う。この結晶
粒径の電極指幅に対する割合と寿命との関係を図6に示
す。図6に示されているように、結晶粒径が電極指幅に
対して1.2を越えると寿命は著しく改善される。表面
弾性波によって生じる機械的な応力は電極指の幅方向に
主成分をもっている。従って、結晶粒界が電極指の幅方
向に揃うと、滑り変形等の劣化機構の作用は減衰してい
くので、電極指は非常に劣化しにくくなり、寿命が改善
される。
【0012】また、熱処理する際は、真空中か、もしく
はAl膜と反応しない非酸化性ガスである水素、アルゴ
ン、窒素の何れかのガスを用いることが必要である。
はAl膜と反応しない非酸化性ガスである水素、アルゴ
ン、窒素の何れかのガスを用いることが必要である。
【0013】アルミニウムの結晶粒径と電気抵抗の関係
を図5に示す。結晶粒径が200nmを下回ると、急激
に電気抵抗率は上昇するが、本発明によって得られた結
晶粒径は条件によって異なるが、おおよそ200〜30
00nm程度であり、電気抵抗率は通常結晶アルミニウ
ムの値に近く、低抵抗値が得られる。
を図5に示す。結晶粒径が200nmを下回ると、急激
に電気抵抗率は上昇するが、本発明によって得られた結
晶粒径は条件によって異なるが、おおよそ200〜30
00nm程度であり、電気抵抗率は通常結晶アルミニウ
ムの値に近く、低抵抗値が得られる。
【0014】なお、熱処理温度が500℃をこえるとア
ルミニウム膜は圧電性基板と反応し、抵抗が高くなる。
ルミニウム膜は圧電性基板と反応し、抵抗が高くなる。
【0015】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の実施例を示す、
光通信用タイミング抽出器に用いられる表面弾性波装置
の電極およびその製造方法を説明する図である。以下順
を追って説明する。
光通信用タイミング抽出器に用いられる表面弾性波装置
の電極およびその製造方法を説明する図である。以下順
を追って説明する。
【0016】36回転YカットZ伝搬水晶基板(AT
Z)(10)上に抵抗加熱蒸着法で厚さ35nmの純A
l薄膜を形成した。実際には予備排気室を設けた高真空
(到達真空度〜1/106Pa)スパッタ装置を用い、
予備排気室で300℃の加熱処理を施して基板への吸着
物を取り除いた後、高真空で膜を形成した。成膜時の基
板温度は約100℃で、形成速度は100nm/分程度
にした。フォトエッチング法で電極形状にパターニング
して、電極指(12)を有する交差櫛状電極(11)を
開口長200μm、100対で互いに弾性表面波を送受
するように設け、二開口弾性表面波共振器を構成した。
電極指の最小幅(13)は500nmである。金属電極
パターンを形成した後、非酸化性ガス雰囲気(水素、ア
ルゴン、もしくは窒素ガス)中で熱処理を施した。熱処
理温度は200℃から500℃まで変化させ特性を比較
した。このパターン形成後の熱処理で電極指の結晶粒が
成長して、結晶粒界が電極指の幅方向に揃い、いわゆる
バンブー構造になった。なお、この電極の電気抵抗率は
約3.0μΩcmであった。
Z)(10)上に抵抗加熱蒸着法で厚さ35nmの純A
l薄膜を形成した。実際には予備排気室を設けた高真空
(到達真空度〜1/106Pa)スパッタ装置を用い、
予備排気室で300℃の加熱処理を施して基板への吸着
物を取り除いた後、高真空で膜を形成した。成膜時の基
板温度は約100℃で、形成速度は100nm/分程度
にした。フォトエッチング法で電極形状にパターニング
して、電極指(12)を有する交差櫛状電極(11)を
開口長200μm、100対で互いに弾性表面波を送受
するように設け、二開口弾性表面波共振器を構成した。
電極指の最小幅(13)は500nmである。金属電極
パターンを形成した後、非酸化性ガス雰囲気(水素、ア
ルゴン、もしくは窒素ガス)中で熱処理を施した。熱処
理温度は200℃から500℃まで変化させ特性を比較
した。このパターン形成後の熱処理で電極指の結晶粒が
成長して、結晶粒界が電極指の幅方向に揃い、いわゆる
バンブー構造になった。なお、この電極の電気抵抗率は
約3.0μΩcmであった。
【0017】本実施例の熱処理を行った弾性表面波共振
装置と、熱処理を施していない従来の装置の耐電力特性
を比較した。図3は、共振装置に印加する入力電力と劣
化時間との関係を示す図である。劣化を加速するため
に、周囲温度を120℃に保ち、入力電力を100〜8
00mWとした。劣化時間は、共振周波数が初期値から
50kHz変化するまでの時間とした。図3から分かる
ように、本発明のバンブー結晶による電極指の装置で
は、従来の微結晶のものと比べて、同じ入力電力におけ
る寿命は二桁以上、同じ寿命を与える入力電力としては
一桁以上耐性が改善された。また、従来の通常結晶のア
ルミニウムや銅を添加したアルミニウム合金よりも、寿
命は改善された。
装置と、熱処理を施していない従来の装置の耐電力特性
を比較した。図3は、共振装置に印加する入力電力と劣
化時間との関係を示す図である。劣化を加速するため
に、周囲温度を120℃に保ち、入力電力を100〜8
00mWとした。劣化時間は、共振周波数が初期値から
50kHz変化するまでの時間とした。図3から分かる
ように、本発明のバンブー結晶による電極指の装置で
は、従来の微結晶のものと比べて、同じ入力電力におけ
る寿命は二桁以上、同じ寿命を与える入力電力としては
一桁以上耐性が改善された。また、従来の通常結晶のア
ルミニウムや銅を添加したアルミニウム合金よりも、寿
命は改善された。
【0018】図4は電極指パターン形成後の熱処理温度
と寿命との関係とを調べた結果である。250℃以上で
熱処理の効果が顕著に現れており、300℃を越えると
効果はほとんど変わらない。この場合の熱処理時間は2
0分とした。
と寿命との関係とを調べた結果である。250℃以上で
熱処理の効果が顕著に現れており、300℃を越えると
効果はほとんど変わらない。この場合の熱処理時間は2
0分とした。
【0019】ここではATZカットの水晶基板を用いた
ので、どの方位でもほとんど同様に利用できる。また、
ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、タンタル酸リチウ
ム(LiTaO3)等の圧電性基板を用いても良い。さ
らに、ここでは交差櫛状電極として、純Alを用いた
が、銅等を微量添加したAl合金を用いても良い。
ので、どの方位でもほとんど同様に利用できる。また、
ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、タンタル酸リチウ
ム(LiTaO3)等の圧電性基板を用いても良い。さ
らに、ここでは交差櫛状電極として、純Alを用いた
が、銅等を微量添加したAl合金を用いても良い。
【0020】また、Alの膜厚は、ここでは35nmと
したが、電極指の最小幅よりも小さい値であれば良い。
したが、電極指の最小幅よりも小さい値であれば良い。
【0021】なお、交差櫛状電極のアルミニウム膜を形
成する際の雰囲気を高純度化あるいは高真空化し、膜中
に取り込まれる窒素、酸素等の元素を低減すると、Al
膜の結晶粒成長が起こり易くなる。
成する際の雰囲気を高純度化あるいは高真空化し、膜中
に取り込まれる窒素、酸素等の元素を低減すると、Al
膜の結晶粒成長が起こり易くなる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、寿命が長くかつ電気抵
抗が低い、優れた性能をもつ表面弾性波装置を得ること
ができる。
抗が低い、優れた性能をもつ表面弾性波装置を得ること
ができる。
【図1】本発明の表面弾性波装置を示す図。
【図2】従来の表面弾性波装置を示す図。
【図3】表面弾性波装置の入力電力と寿命の関係を示す
図。
図。
【図4】本発明の電極パターン形成後の熱処理温度と寿
命の関係を示す図。
命の関係を示す図。
【図5】アルミニウムの結晶粒径と電気抵抗の関係を示
す図。
す図。
【図6】結晶粒径の電極指幅に対する割合と寿命との関
係を示す図。
係を示す図。
10…圧電基板、11…入出力Al交差櫛状電極、12
…入出力Al電極指、13…電極指の最小幅、14…結
晶粒径。
…入出力Al電極指、13…電極指の最小幅、14…結
晶粒径。
Claims (6)
- 【請求項1】圧電性基板と、前記圧電性基板上に電極指
を備えた交差櫛状電極とを有する弾性表面波装置におい
て、前記交差櫛状電極は多結晶の材料からなり、前記電
極指の最小幅における結晶粒界は3つ以上の結晶粒の接
点を有さないことを特徴とする弾性表面波装置。 - 【請求項2】請求項1記載の弾性表面波装置において、
前記材料はアルミニウムもしくはアルミニウム合金であ
ることを特徴とする弾性表面波装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の弾性表面波装置お
いて、前記圧電性基板は水晶基板、ニオブ酸リチウム基
板、タンタル酸リチウム基板の何れかであることを特徴
とする表面弾性波装置。 - 【請求項4】圧電性基板と、前記圧電性基板上に電極指
を備えた交差櫛状電極とを有する弾性表面波装置におい
て、前記交差櫛状電極は多結晶の材料からなり、前記電
極指における前記材料の平均結晶粒径は電極指幅に対し
て1.2を越えていることを特徴とする弾性表面波装
置。 - 【請求項5】圧電性基板上に交差櫛状電極を形成した
後、非酸化性ガスあるいは真空中で250℃以上500
℃以下の熱処理をすることを特徴とする弾性表面波装置
の製造方法。 - 【請求項6】請求項5記載の弾性表面波装置の製造方法
において、前記非酸化性ガスは水素、アルゴン、窒素の
何れかであることを特徴とする弾性表面波装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13724293A JPH06350373A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 弾性表面波装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13724293A JPH06350373A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 弾性表面波装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06350373A true JPH06350373A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15194099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13724293A Pending JPH06350373A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 弾性表面波装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06350373A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997011526A1 (fr) * | 1995-09-21 | 1997-03-27 | Tdk Corporation | Dispositif de traitement des ondes acoustiques de surface et son procede de fabrication |
WO1999054995A1 (fr) * | 1998-04-21 | 1999-10-28 | Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. | Dispositif de traitement des ondes acoustiques de surface et son procede de production, dispositif de communication mobile comprenant ce dernier |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP13724293A patent/JPH06350373A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997011526A1 (fr) * | 1995-09-21 | 1997-03-27 | Tdk Corporation | Dispositif de traitement des ondes acoustiques de surface et son procede de fabrication |
US5929723A (en) * | 1995-09-21 | 1999-07-27 | Tdk Corporation | Surface acoustic wave apparatus having an electrode that is a doped alloy film |
WO1999054995A1 (fr) * | 1998-04-21 | 1999-10-28 | Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. | Dispositif de traitement des ondes acoustiques de surface et son procede de production, dispositif de communication mobile comprenant ce dernier |
US6297580B1 (en) | 1998-04-21 | 2001-10-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave device and production method thereof and mobile communication equipment using it |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4453701B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
US7439648B2 (en) | Surface acoustic wave device and manufacturing method therefor, and communications equipment | |
JP5045864B1 (ja) | 弾性波装置の製造方法 | |
JP3735550B2 (ja) | 弾性表面波装置およびその製造方法 | |
JP2006513649A (ja) | 改善された温度特性を有するsaw素子 | |
JP3208977B2 (ja) | 弾性表面波素子の電極形成方法 | |
US7213322B2 (en) | Method for manufacturing surface acoustic wave device | |
JP2007221416A (ja) | 電子部品及びこの電子部品を用いた電子機器 | |
JPH0314305A (ja) | 弾性表面波装置の製造方法 | |
JPH06350373A (ja) | 弾性表面波装置およびその製造方法 | |
JP4741309B2 (ja) | 弾性表面波素子およびその製造方法 | |
JPH11163661A (ja) | 弾性表面波装置 | |
JPH06303073A (ja) | 弾性表面波デバイスとその製造方法 | |
JPH0314308A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
JP2001094382A (ja) | 弾性表面波装置およびその製造方法 | |
JPH07111436A (ja) | 弾性表面波装置およびその製造方法 | |
JPH08154030A (ja) | 弾性表面波素子 | |
Kimura et al. | High power-durable and low loss single-crystalline Al/Ti electrodes for RF SAW devices | |
JP3438360B2 (ja) | 弾性表面波素子の電極形成方法 | |
JP2001094383A (ja) | 弾性表面波装置およびその製造方法 | |
JPH10135767A (ja) | 弾性表面波素子及びその製造方法 | |
JPH10256862A (ja) | 弾性表面波装置 | |
JP2006229937A (ja) | 弾性表面波デバイス | |
JP3429888B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
JPH09199968A (ja) | 弾性表面波素子用薄膜電極及びその形成方法 |