JPH06350318A - パラボラアンテナの温風循環型融雪装置 - Google Patents

パラボラアンテナの温風循環型融雪装置

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JPH06350318A
JPH06350318A JP13599493A JP13599493A JPH06350318A JP H06350318 A JPH06350318 A JP H06350318A JP 13599493 A JP13599493 A JP 13599493A JP 13599493 A JP13599493 A JP 13599493A JP H06350318 A JPH06350318 A JP H06350318A
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JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
warm air
snow melting
antenna
main reflecting
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Pending
Application number
JP13599493A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yoshizawa
正章 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パラボラアンテナの融雪の際に、アンテナ主反
射鏡を一様に暖める。 【構成】降雪状態になると温風発生装置(3) と全てのフ
ァン(12)が動作を始めチャンバー(2) 内を暖める。この
ときダクト(10)内の抵抗で風速のおちた温風をファン(1
2)によって高め、チャンバー(2) 内の隅々まで暖める。
また、アンテナ主反射鏡(1) に取付けられた温度センサ
ー(13)のデータをファン制御部(14)が読み取り、融雪時
のアンテナ主反射鏡(1) の温度分布が一様になるようフ
ァン(12)を制御し、アンテナ主反射鏡(1) を一様に暖め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパラボラアンテナの融雪
装置に関し、特にパラボラアンテナの温風循環型融雪装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温風循環型融雪装置は、
たとえば実開昭63−015605号に示される様に、
アンテナ主反射鏡への着雪を除去することを目的として
用いられている。図2はこの従来の温風循環型融雪装置
を示す図で、アンテナ主反射鏡1と、アンテナ支持構造
体被覆断熱材11で閉じられた空間(チャンバー)5内
のセンターハブ2の周囲に環状の内ダクト6を設置し、
その内ダクト6に2台の温風発生装置3から温風が供給
され、吹出口8から温風がチャンバー2内へ放射状に吹
き出す。また、半環状に設置された外ダクト5にも2台
の温風発生装置3より温風が供給され吹出口9から円周
方向に吹き出しチャンバー5内を暖めてアンテナ主反射
鏡1への着雪を除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の温風循環型融雪
装置では、温風発生装置から供給される温風がダクト内
を通過する過程でダクト内の抵抗により風速がおち、吹
出口から吹き出される温風はチャンバー内のすみずみま
で暖めることが困難であった。
【0004】また、従来の温風循環型融雪装置では、ア
ンテナ主反射鏡の一部分の温度が低くてもその部分を重
点的に暖めることができず、アンテナ主反射鏡を一様に
暖めることができないという問題があった。その結果、
アンテナ主反射鏡の各部に温度差が生じることになり、
熱膨張の差からアンテナ性能を悪くしていた。
【0005】更に従来の温風循環型融雪装置では、温風
があまり届かない部分でも融雪効果があるように熱量を
供給する必要があり、過大な熱量を必要としていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の温風循環型融雪
装置は、パラボラアンテナ融雪時においてチャンバー内
を一様に暖めるため環状になっているダクトと、前記ダ
クトから吹き出す温風の風速を高めるファンと、前記フ
ァンのオン/オフを制御するファン制御部と、前記ファ
ン制御部にアンテナ主反射鏡面の温度データを送る温度
センサーとを備えており、温度センサーからの情報にも
とずきファンをオン/オフ制御することによりアンテナ
主反射鏡を一様に暖めることができる。
【0007】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。図
1は、本発明の一実施例のパラボラアンテナの温風循環
型融雪装置の構成図である。図1で図2と同様な構成に
ついては同一の参照符号を付けている。本発明の温風循
環型融雪装置は、降雪状態になると温風発生装置3と全
てのファン12が動作を始めチャンバー2内を暖める。
このときダクト10内の抵抗で風速のおちた温風をファ
ン12によって高め、チャンバー2内のすみずみまで暖
めることができる。また、アンテナ主反射鏡1に取付け
られた温度センサー13がファン12のオン/オフを制
御するファン制御部14にデータを送る。データを読み
取ったファン制御部14は、融雪可能温度に達した温度
センサー13に対応するファン12を停止し、温風の供
給を少なくする。この制御によりアンテナ主反射鏡1の
局部だけ温度が他と大幅に異なるということがなくな
る。すなわちアンテナ主反射鏡1を一様に暖めることが
でき、結果的に無駄な熱量を供給する必要もなくなる。
【0008】本発明においてファン12、温度センサー
13、温風発生装置3の配置及び数量は実施例のそれに
限られることはなく、アンテナ直径や使用環境によって
適切に決められればよい。すなわちファン12、温度セ
ンサー13の増減及び配置の変更、また温風発生装置3
の増加及び配置の変更は可能である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、温風吹出
口にファンを取付け、センサーの出力に応じてこれを制
御したので、チャンバー内のすみずみまで一様に暖める
ことができ、アンテナ主反射鏡の各部で温度差ができア
ンテナ性能が悪くなるのを防ぐという効果を有する。
【0010】また、ファン制御部によってファンをオン
/オフさせ、温風の供給を増減させているため、結果的
に供給すべき熱量を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】従来の温風循環型融雪装置の構成図。
【符号の説明】
1 アンテナ主反射鏡 2 チャンバー 3 温風発生装置 4 センターハブ 5 外ダクト 6 内ダクト 7 吸入口 8,9 吹出口 10 ダクト 11 アンテナ支持構造体被覆断熱材 12 ファン 13 温度センサー 14 ファン制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラアンテナ主反射鏡とアンテナ支
    持構造体を覆う断熱材とによって形成された空間に温風
    を循環させるための環状のダクトと、ダクト内の抵抗で
    風速のおちた温風の風速を再び増すファンとを備えるこ
    とを特徴とするパラボラアンテナの温風循環型融雪装
    置。
  2. 【請求項2】 アンテナ主反射鏡の温度を測定する温度
    センサーと、温度センサーで測定されたデータからアン
    テナ主反射鏡が一様に暖まるようファンの制御を行なう
    ファン制御部とを備えることを特徴とする請求項1のパ
    ラボラアンテナの温風循環型融雪装置。
JP13599493A 1993-06-07 1993-06-07 パラボラアンテナの温風循環型融雪装置 Pending JPH06350318A (ja)

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ID=15164715

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JP13599493A Pending JPH06350318A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 パラボラアンテナの温風循環型融雪装置

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Cited By (1)

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CN109146198A (zh) * 2018-09-10 2019-01-04 国网湖南省电力有限公司 一种热风除冰参数优化方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980623