JPH0346564Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346564Y2 JPH0346564Y2 JP10837586U JP10837586U JPH0346564Y2 JP H0346564 Y2 JPH0346564 Y2 JP H0346564Y2 JP 10837586 U JP10837586 U JP 10837586U JP 10837586 U JP10837586 U JP 10837586U JP H0346564 Y2 JPH0346564 Y2 JP H0346564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- hot air
- main reflector
- air
- snow melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 11
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 11
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はアンテナ主反射鏡の全面にわたつて均
一の温度分布にするようにした温風循環形アンテ
ナ融雪装置に関する。
一の温度分布にするようにした温風循環形アンテ
ナ融雪装置に関する。
従来の温風循環形アンテナ融雪装置として、例
えば、第2図イ,ロに示すものがある。この温風
循環形アンテナ融雪装置はアンテナ主反射鏡1と
それを支持するアンテナ支持構造体を被う断熱材
11とによつて閉塞されたチヤンバー(空間)を
構成し、その内部に下方へ向かつて温風を吹き出
す吹出口9を有したダクト10が設けられてい
る。このダクト10にはガス、電熱等による温風
発生装置3が接続され、温風発生装置3は吸入口
7から空気の流入を受けるようになつている。こ
のような装置全体はセンターハブ4を介して支持
架体(図示せず)に固定されている。
えば、第2図イ,ロに示すものがある。この温風
循環形アンテナ融雪装置はアンテナ主反射鏡1と
それを支持するアンテナ支持構造体を被う断熱材
11とによつて閉塞されたチヤンバー(空間)を
構成し、その内部に下方へ向かつて温風を吹き出
す吹出口9を有したダクト10が設けられてい
る。このダクト10にはガス、電熱等による温風
発生装置3が接続され、温風発生装置3は吸入口
7から空気の流入を受けるようになつている。こ
のような装置全体はセンターハブ4を介して支持
架体(図示せず)に固定されている。
以上の構成において、アンテナ主反射鏡1に着
雪があると、温風発生装置3が温風を発生して吹
出口9から吹き出し、アンテナ主反射鏡1を温め
てその着雪を融雪する。
雪があると、温風発生装置3が温風を発生して吹
出口9から吹き出し、アンテナ主反射鏡1を温め
てその着雪を融雪する。
しかし、従来の温風循環形アンテナ融雪装置に
よれば、吹出口9から温風をアンテナ主反射鏡1
の下方へ吹き出すようにして自然対流によつてア
ンテナ主反射鏡1を暖めるようになつているた
め、条件変化によつて循環方向が変化したりする
と、安定した温度分布を得ることが難しく、ま
た、アンテナ支持構体が局部的に加熱されること
があるため、その伸縮によつて鏡面精度が低下す
るという不都合がある。
よれば、吹出口9から温風をアンテナ主反射鏡1
の下方へ吹き出すようにして自然対流によつてア
ンテナ主反射鏡1を暖めるようになつているた
め、条件変化によつて循環方向が変化したりする
と、安定した温度分布を得ることが難しく、ま
た、アンテナ支持構体が局部的に加熱されること
があるため、その伸縮によつて鏡面精度が低下す
るという不都合がある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、ア
ンテナ主反射鏡に安定した温度分布を与えるとと
もに鏡面精度の低下を抑えるため、アンテナ主反
射鏡とそれを支持する支持構造体を被う断熱材と
によつて形成される閉塞空間を中心に同軸状に配
置されたダクトから放射状に温風を吹き出させ、
かつ、少なくともアンテナの下方において円周方
向に温風を吹き出させるようにした温風循環形ア
ンテナ融雪装置を提供するものである。
ンテナ主反射鏡に安定した温度分布を与えるとと
もに鏡面精度の低下を抑えるため、アンテナ主反
射鏡とそれを支持する支持構造体を被う断熱材と
によつて形成される閉塞空間を中心に同軸状に配
置されたダクトから放射状に温風を吹き出させ、
かつ、少なくともアンテナの下方において円周方
向に温風を吹き出させるようにした温風循環形ア
ンテナ融雪装置を提供するものである。
以下、本考案の温風循環形アンテナ融雪装置を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図イ,ロは本考案の一実施例を示し、第2
図イ,ロと同一の部分は同一の引用数字で示した
ので重複する説明は省略するが、閉塞チヤンパー
2の内部にセンターハブ4と同軸状に環状の内ダ
クト6が設けられ、また、その外側下方に半環状
の外ダクト5が設けられている。内ダクト6には
2個の温風発生装置3が接続され、また、放射状
に温風を吹き出す5個の吹出口8が設けられてい
る。同じように、外ダクト5には2個の温風発生
装置3が設けられ、アンテナ下方において円周方
向に温風を吹き出す5個の吹出口9が設けられて
いる。
図イ,ロと同一の部分は同一の引用数字で示した
ので重複する説明は省略するが、閉塞チヤンパー
2の内部にセンターハブ4と同軸状に環状の内ダ
クト6が設けられ、また、その外側下方に半環状
の外ダクト5が設けられている。内ダクト6には
2個の温風発生装置3が接続され、また、放射状
に温風を吹き出す5個の吹出口8が設けられてい
る。同じように、外ダクト5には2個の温風発生
装置3が設けられ、アンテナ下方において円周方
向に温風を吹き出す5個の吹出口9が設けられて
いる。
以上の構成において、アンテナ主反射鏡1に着
雪があると、温風発生装置3が温風を発生して吹
出口8および9から温風を吹き出させる。吹出口
8からの温風は放射状に吹き出し、吹出口9から
の温風はアンテナ主反射鏡1の下方から中央部に
かけて円周方向に吹き出す。従つて、温風はチヤ
ンバー2内に均一に拡散してアンテナ主反射鏡1
の温度分布は安定し、アンテナ支持構造体の局部
的加熱は回避できる。
雪があると、温風発生装置3が温風を発生して吹
出口8および9から温風を吹き出させる。吹出口
8からの温風は放射状に吹き出し、吹出口9から
の温風はアンテナ主反射鏡1の下方から中央部に
かけて円周方向に吹き出す。従つて、温風はチヤ
ンバー2内に均一に拡散してアンテナ主反射鏡1
の温度分布は安定し、アンテナ支持構造体の局部
的加熱は回避できる。
尚、外ダクト5を環状にしても良く、また、吹
出口9を風量可変型にすればきめの細かい融雪制
御を行うことができる。更に、内ダクト6と外ダ
クト5を設けて多系統システムにしたため、着雪
量に応じた運転を行うこともできる。
出口9を風量可変型にすればきめの細かい融雪制
御を行うことができる。更に、内ダクト6と外ダ
クト5を設けて多系統システムにしたため、着雪
量に応じた運転を行うこともできる。
以上説明した通り、本考案の温風循環形アンテ
ナ融雪装置によれば、アンテナ主反射鏡とそれを
支持する支持構造体を被う断熱材とによつて形成
される閉塞空間の中心に同軸状に配置されたダク
トから放射状に温風を吹き出させ、かつ、少なく
ともアンテナの下方において円周方向に温風を吹
き出させるようにしたため、アンテナ主反射鏡に
安定した温度分布を与えることができ、かつ、鏡
面精度の低下を抑えることができる。
ナ融雪装置によれば、アンテナ主反射鏡とそれを
支持する支持構造体を被う断熱材とによつて形成
される閉塞空間の中心に同軸状に配置されたダク
トから放射状に温風を吹き出させ、かつ、少なく
ともアンテナの下方において円周方向に温風を吹
き出させるようにしたため、アンテナ主反射鏡に
安定した温度分布を与えることができ、かつ、鏡
面精度の低下を抑えることができる。
第1図イ,ロは本考案の一実施例を示し、イは
正面図、ロは側面図。第2図イ,ロは従来の温風
循環形アンテナ融雪装置を示し、イは正面図、ロ
は側面図。 符号の説明、1……アンテナ主反射鏡、2……
チヤンバー、3……温風発生装置、4……センタ
ーハブ、5……外ダクト、6……内ダクト、7…
…吸入口、8,9……吹出口、10……ダクト、
11……アンテナ支持構造体被覆断熱材。
正面図、ロは側面図。第2図イ,ロは従来の温風
循環形アンテナ融雪装置を示し、イは正面図、ロ
は側面図。 符号の説明、1……アンテナ主反射鏡、2……
チヤンバー、3……温風発生装置、4……センタ
ーハブ、5……外ダクト、6……内ダクト、7…
…吸入口、8,9……吹出口、10……ダクト、
11……アンテナ支持構造体被覆断熱材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 アンテナ主反射鏡とアンテナ支持構造体を覆う
断熱材とによつて形成された閉塞空間に温風を吹
き出してアンテナへの着雪を融雪する温風循環形
アンテナ融雪装置において、 前記閉塞空間の中心に同軸状に配置された第1
の温風用ダクトに設けられて放射方向に温風を吹
き出す複数の第1吹出口と、 前記温風用ダクトの少なくとも外周側下方に配
置された第2の温風用ダクトに設けられてアンテ
ナの円周方向に温風を吹き出す複数の第2吹出口
を有することを特徴とする温風循環形アンテナ融
雪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10837586U JPH0346564Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10837586U JPH0346564Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6315605U JPS6315605U (ja) | 1988-02-02 |
JPH0346564Y2 true JPH0346564Y2 (ja) | 1991-10-02 |
Family
ID=30985514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10837586U Expired JPH0346564Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346564Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP10837586U patent/JPH0346564Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6315605U (ja) | 1988-02-02 |
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