JPH0634892U - スクリュープレス機 - Google Patents

スクリュープレス機

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JPH0634892U
JPH0634892U JP6867092U JP6867092U JPH0634892U JP H0634892 U JPH0634892 U JP H0634892U JP 6867092 U JP6867092 U JP 6867092U JP 6867092 U JP6867092 U JP 6867092U JP H0634892 U JPH0634892 U JP H0634892U
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JP
Japan
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slide
cylinder
screw shaft
screw
balancer
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Pending
Application number
JP6867092U
Other languages
English (en)
Inventor
俊次 八木
Original Assignee
富士車輌株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士車輌株式会社 filed Critical 富士車輌株式会社
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Publication of JPH0634892U publication Critical patent/JPH0634892U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/18Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means
    • B30B1/22Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means driven through friction disc means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリュープレス機におけるプレス用スライ
ドの下降上昇時間を短縮し、かつスクリュー軸のバック
ラッシュによる影響を無くす。 【構成】 スクリュー軸7に連結するスライド3とフレ
ーム1の間に、上下方向に伸縮するバランサーシリンダ
21を設け、そのバランサーシリンダ21の上下のシリ
ンダ室25、26に、流体給排装置31と接続する出入
口27、28を設ける。スライド3の下降時、上側のシ
リンダ室25に高圧空気を導入してスライド3の下降を
加速し、プレス時には、下側のシリンダ室26に高圧空
気を導入してスライド3を吊り上げ、スクリュー軸7の
バックラッシュを取除く。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スクリュープレス機に関し、詳しくは、プレス用スライドの加速 補助と移動量調整を行なうための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スクリュープレス機として、従来図1に示すように、フレーム1に昇降自在に 取付けたプレス用スライド3に、スクリュー軸7の下端を連結し、そのスクリュ ー軸7をフレーム1に固定した雌ねじ11に螺合し、スクリュー軸7の上端にフ ライホイール12を取付け、そのフライホイール12の両側に、駆動軸17と連 結した一対のサイドディスク18、19を配置したものがある。
【0003】 このプレス機では、回転させたサイドディスク18、19を交互にフライホイ ール12に接触させ、その摩擦によりフライホイール12とスクリュー軸7を回 転昇降させて、スライド3を加工用テーブル2に対して昇降させる。
【0004】 上記のスクリュープレス機においては、スライド3とフレーム1の間にスクリ ュー軸7の軸線方向に伸縮するバランサーシリンダ21を設け、そのバランサー シリンダ21により常時スライド3を吊り上げて、スクリュー軸7と雌ねじ11 の間のバックラッシュを取除いている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このようなスクリュープレス機においては、スライド3の下降と上昇時間を出 来るだけ短縮して、プレス性能を向上させることが求められる。
【0006】 ところが、スライド3のストローク量を短くするため、スライド3の上昇停止 位置を低く設定すると、サイドディスク18、19の周速が高い時点でフライホ イール12と接触することになるために、フライホイール12に取付けたライニ ング部材の摩耗量が増大すると共に、フライホイール12の周速がサイドディス クの周速と同期するまでに長い加速距離が必要になり、結果的にスライド3の下 降時間が長くなる問題がある。
【0007】 また、スライド3を吊り上げるバランサーシリンダ21は、スライド3の下降 の動きにブレーキをかけるため、下降時間を長びかせる作用があるが、このバラ ンサーシリンダ21の作用を止めると、スクリュー軸7と雌ねじ11のねじ部に バックラッシュが生じ、プレス作業時にスライド3の不安定な挙動や大きな衝撃 音を発生させる不具合がある。
【0008】 また、従来のスクリュープレス機では、スライド3の下降及び上昇位置の位置 調整は、作業者のかんと経験により行なっていたが、このような方法では、位置 調整が正確にできず、作業者に高い熟練度を必要とする問題がある。
【0009】 そこで、この考案は、スライドのストローク量の変化やスクリュー軸のねじ部 のバックラッシュを生じることなくスライドの下降上昇時間を短縮でき、かつス ライドの位置調整を正確に行なうことができるスクリュープレス機を提供するこ とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、フレームに昇降自在に取付けたプレ ス用スライドに、上下方向に配置したスクリュー軸の下端を連結し、そのスクリ ュー軸をフレームに固定した雌ねじに螺合させると共に、スクリュー軸の上端に 回転トルクを付与する駆動手段を連結し、上記スライドとフレームとを上下方向 に伸縮するバランサーシリンダで連結したスクリュープレス機において、上記バ ランサーシリンダのピストンを挾む上下のシリンダ室に作動流体の出入口を設け 、上記各出入口に、各出入口に対して作動流体の供給排出量とその方向を切換え る流体給排手段を連結した構造としたのである。
【0011】
【作用】
上記の構造においては、スライドの下降時、バランサーシリンダの上側のシリ ンダ室に高圧の作動流体を供給し、スライドに押し下げる方向の力を加える。こ の押し下げ力は、雌ねじを介してスクリュー軸に回転トルクを発生させるため、 スクリュー軸の回転が加速され、スライドの下降時間が短縮する。
【0012】 また、下降するスライドがプレス位置に到達する前に、バランサーシリンダの 下側のシリンダ室に上側のシリンダ室よりも高圧の作動流体を供給する。これに より、バランサーシリンダがスライドを吊り上げ、スクリュー軸のバックラッシ ュが取除かれる。
【0013】 一方、バランサーシリンダの上下の各シリンダ室に所定量の作動流体を供給す ると、バランサーシリンダのストローク量に応じた距離だけスライドが昇降する 。このため、各シリンダ室に対する流体の供給量を調整することにより、スライ ドの上昇及び下降の位置を微調整することができる。
【0014】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1及び図2に示すように、スクリュープレス機のフレーム1は、下部に金型 取付用のテーブル2を備え、そのテーブル2の上方に、金型を取付けるスライド 3が対向して設けられている。このスライド3は、フレーム1の両側の支柱4、 4の間に嵌合する昇降部材5に取付けられ、その昇降部材5と共に支柱4、4の 内側に取付けたガイト6に沿って昇降する。
【0015】 上記スライド3の上部には、スクリュー軸7の下端が軸受8を介して回転自在 に連結され、そのスクリュー軸7のねじ山9が、フレーム1に連結する固定部材 10に設けた雌ねじ11に螺合している。
【0016】 また、上記スクリュー軸7の上端には、フライホイール12が取付けられ、そ のフライホイール12の外周面に、摩擦革ベルト等のライニング部材13が巻付 けられている。
【0017】 フレーム1の上部梁14の両側に設けた支持台15、15には、軸受を介して 駆動軸17の両端が回転自在に支持され、その駆動軸17の両端近傍に、フライ ホイール12を両側から挾む一対のサイドディスク18、19が取付けられてい る。上記駆動軸17は、モータや伝導ベルト等から成る駆動装置16により正逆 方向に回転駆動され、支持部の両端に設けたクラッチシリンダ(図示略)の作用 により左右方向(軸線方向)に移動可能となっている。また、サイドディスク1 8、19は、駆動軸17に対してスライドキーにより軸方向に移動可能に取付け られている。
【0018】 一方、フレーム1の両側面には、図2及び図3に示すようにシリンダ受台20 、20が設けられ、その各受台20、20に、上下方向に伸縮するバランサーシ リンダ21、21が取付けられており、その各バランサーシリンダ21、21の ピストンロッド23、23が、それぞれスライド3の側面から延びたアーム22 、22に連結されている。
【0019】 上記バランサーシリンダ21の内部は、図3に示すように、ピストンロッド2 3に連結するピストン24によって上下2つのシリンダ室25、26に区分けさ れ、この各シリンダ室25、26の端部に高圧空気の出入口27、28が形成さ れており、その各出入口27、28にそれぞれ電磁制御弁29、30を介して流 体給排装置31が接続されている。この流体給排装置31は、各電磁制御弁29 、30の作動により各シリンダ室25、26に対して所定量の高圧空気を供給又 は排出するようになっており、その供給排出する空気量を微調整する調整機能を 備えている。
【0020】 上記の構造で成る実施例のスクリュープレス機において、プレス作業を行なう には、駆動軸17によりサイドディスク18、19を回転させ、駆動軸17を軸 方向に移動して各サイドディスク18、19を交互にフライホイール12に接触 させる。これにより、フライホイール12が回転すると共に、スクリュー軸7が 雌ねじ11に沿って回転しつつ昇降し、スライド3の下面とテーブル2上に固定 した金型によりプレス成形を行なう。
【0021】 いま、このスライド3の下降時、スライド3が上限停止位置の近くにあるとき に、流体給排装置31よりバランサーシリンダ21の上側シリンダ室25に高圧 空気を導入し、下側のシリンダ室26から空気を排出する。これにより、バラン サーシリンダ21のピストンロッド23が押し下げられ、アーム22を介してス ライド3に押し下げる方向の圧力が加えられる。
【0022】 この押し下げ力により、スクリュー軸7には雌ねじ11を介して回転トルクが 発生し、フライホイール12の回転を加速させるためのトルクが増大するため、 フライホイール12の周速をサイドディスク18の周速に同期させるための加速 距離を短くでき、スライド3の下降時間を短縮することができる。
【0023】 また、上記バランサーシリンダ21の押し下げ力は、スライド3の上限停止時 にその動きを押し止めるように作用するため、この作用によりスライド3の上昇 速度を速くしても、所定の上限位置でスライド3を確実に停止させることができ る。したがって、サイドディスクの回転を増大してスライド3の上昇速度を上げ ることが可能となり、スライドの上昇時間を短縮することができる。
【0024】 一方、下降するスライド3がテーブル2上の金型に接近すると、電磁制御弁2 9、30の開閉を切換え、バランサーシリンダ21の上側のシリンダ室25から 空気を排出し、下側のシリンダ室26に高圧空気を導入する。これにより、バラ ンサーシリンダ21のピストンロッド23が押し上げられ、スライド3を吊り上 げるため、スクリュー軸7と雌ねじ11の間のバックラッシュが取除かれる。し たがって、スライド3の打撃時に、バックラッシュによるスライドの不安定な動 きや異常な衝撃音を無くすことができる。
【0025】 また、上記構造のスクリュープレス機においては、バランサーシリンダ21の 上下の各シリンダ室25、26に所定量の高圧空気を導入すると、そのバランサ ーシリンダ21のピストンロッド23のストローク量の距離だけスライド3が昇 降する。したがって、各シリンダ室25、26に供給する空気量を微調整するこ とにより、スライド3の上限停止位置又は下限停止位置を正確に調整することが でき、従来不可能であった数ミリ単位のスライド位置の微調整でも正確に行なう ことができる。
【0026】 なお、上記の実施例では、バランサーシリンダ21に高圧空気を供給するよう にしたが、高圧の油を供給してもよく、またチッ素ガスなどの高圧発生用ガスを 供給するようにしてもよい。
【0027】 また、バランサーシリンダ21の各シリンダ室25、26に対して、一方のシ リンダ室に空気を供給した状態で、他方のシリンダ室により高圧の空気を導入し 、その圧力差によりピストンロッド23の動きを変化させるようにしてもよい。 例えば、スライド3の下降時、下側のシリンダ室26に一定圧の空気圧を導入し 、その状態で上側のシリンダ室25により高圧の空気を導入して、ピストンロッ ド23に押し下げる力を与えることもできる。
【0028】
【効果】
以上のように、この考案は、バランサーシリンダの上下にシリンダ室に対して 作動流体を供給排出し、スライドにその上下両方向の力を与えるようにしたので 、スライドの下降及び上昇時間の短縮と、プレス時のスクリュー軸のバックラッ シュを取除くことができ、プレス性能を大きく向上させることができる。
【0029】 また、スライドのストローク量を作動流体の供給量により調整できるので、ス ライドの停止位置の正確な微調整が可能となり、プレスの作業性を向上できる利 点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリュープレス機を示す一部破断斜視図
【図2】同上の一部縦断正面図
【図3】同上の要部を拡大して示す断面図
【符号の説明】
1 フレーム 3 スライド 7 スクリュー軸 11 雌ねじ 12 フライホイール 17 駆動軸 18、19 サイドディスク 21 バランサーシリンダ 23 ピストンロッド 25、26 シリンダ室 27、28 出入口 31 流体給排装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに昇降自在に取付けたプレス用
    スライドに、上下方向に配置したスクリュー軸の下端を
    連結し、そのスクリュー軸をフレームに固定した雌ねじ
    に螺合させると共に、スクリュー軸の上端に回転トルク
    を付与する駆動手段を連結し、上記スライドとフレーム
    とを上下方向に伸縮するバランサーシリンダで連結した
    スクリュープレス機において、上記バランサーシリンダ
    のピストンを挾む上下のシリンダ室に作動流体の出入口
    を設け、上記各出入口に、各出入口に対して作動流体の
    供給排出量とその方向を切換える流体給排手段を連結し
    たことを特徴とするスクリュープレス機。
JP6867092U 1992-10-01 1992-10-01 スクリュープレス機 Pending JPH0634892U (ja)

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ID=13380387

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