JPH0634863B2 - 催事用ロボツト装置 - Google Patents

催事用ロボツト装置

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JPH0634863B2
JPH0634863B2 JP5876886A JP5876886A JPH0634863B2 JP H0634863 B2 JPH0634863 B2 JP H0634863B2 JP 5876886 A JP5876886 A JP 5876886A JP 5876886 A JP5876886 A JP 5876886A JP H0634863 B2 JPH0634863 B2 JP H0634863B2
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signal
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幹 松下
啓介 石井
義信 守谷
光義 石田
利夫 井上
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Taito Co Ltd
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Taito Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遠隔操作により人間と対話し、行動し、記念
写真を撮る催事用ロボット装置に関する。
〔従来技術〕
人間の挨拶の言葉に応答して、予め定められた複数の挨
拶の言葉を発声する再生装置を備えたり、又首、腕及び
足等を動かし得るロボット装置は種々開発されており、
この種のロボット装置は主に客寄せ用として利用されて
いる。
しかしながら、この種のロボット装置の動作は、人間の
動作から大変にかけ離れたものであり、極めて単純なも
のであった。また単に発声や動きだけであり面白みに欠
けるものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記観点に立ってなされたもので、本発明の
目的とするところは、遠隔操作により人間と同様な動作
を行い、音声やメロディを発生し、複数の装置が組とな
って変化に富んだ動作を行い、記念撮影が可能な催事用
ロボット装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
而して、上記目的を達成するために、本発明は大きく分
けて、ロボット本体1と、コントロール部2及びモニタ
テレビジョン(以下、モニタTVと略称する)と、ビデ
オプリンタ5を備えた補助ロボット3からなり、ロボッ
ト本体1に設けたテレビジョンカメラ(以下、TVカメ
ラと略称する)15により撮影した映像をビデオプリンタ
5により所定用紙にプリントアウトするようになってい
る。
詳しくは、周囲情景を撮影するTVカメラと、外部との
間で信号の授受を行う電波通信部及び超音波通信部と、
内部で発声された音声信号に応じて作動する音声発声部
と、そして頭部から出没可能なストロボ機構部とを備
え、自律移動可能なロボット本体1;このロボット本体
1の各部の動作を指示するための音声入力部及びキー入
力部と、前記ロボット本体1との間で制御信号の授受を
行うための電波通信部とを備え、前記ロボット本体1を
遠隔操作するコントロール部2;前記ロボット本体1の
TVカメラから電波通信部を介して伝送されるビデオ信
号を再生するモニタTVと、プリント指示に応じて前記
ビデオ信号の内容をプリントするビデオプリンタと、前
記ロボット本体1の超音波通信部を介して伝送される遠
隔制御信号の授受を行う超音波通信部とを備える補助ロ
ボット3であって、その頭部に開閉動可能なドームを有
し、このドーム内に前記ロボット本体1の縮小された相
似形をなしていて前記本願寺のロボット3内の超音波通
信部からの信号受信部を備えた模擬ロボット77を昇降
並びに回転可能に格納している補助ロボット;とを備え
たことを特徴としている。
〔作用」 上記のように構成することにより、遠隔操作により人間
と略同様な動作を行い、人間と対話し並んで撮影をし、
ロボット同士対話するので、客寄せ用ロボット装置とし
て変化に富んだ演出ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の全体構成を示す図であり、1はロボッ
ト本体、2はロボット本体1を制御するコントロール
部、3は補助ロボット、4はロボット本体1に装着され
たTVカメラからの映像信号を受信するモニタTVであ
る。
ロボット本体1は移動可能なロボットであり、ロボット
本体1から離れた位置にコントロール部2は配置され
る。
モニターTV4はコントロール部2近傍に設置され、コ
ントロール部2はオペレータにより操作される。ロボッ
ト本体1及びコントロール部2から離れて補助ロボット
3は配置され、補助ロボット3にはロボット本体1から
映像信号の転送が行われる。補助ロボット3はロボット
本体1のTVカメラ15に取り込まれた静止画像をプリン
トアウトするプリンタ5を内蔵している。
第2図はロボット本体1の外観図を示し、6は左右の脚
部ケーシングであり、その上方には略球体の胴部ケーシ
ング7が設けられ、胴部ケーシング7の前方には右腕8
が突設されている。この右腕8は伸縮自在であり、右腕
8の先端には開閉自在な右手9が設けられている。又胴
部ケーシング7には内蔵しているスプリングにより常時
は閉じられている左手10も設けられている。右腕8近く
の胴部ケーシング7にはマイクホルダ11が設けられ、マ
イクホルダ11にはワイヤレスマイク12が脱着自在に取付
られている。左手10の近傍の胴部ケーシングには後述す
る音声信号受信装置のスピーカ14が、又マイクホルダ11
上方にはTVカメラ15が各々設けられている。
胴部ケーシング7の正面中央にはLED等により発光す
る目16と、その横には前記コントロール部2との交信を
示して点滅するLED発光部17が設けられている。目16
の上方には超音波センサ18が設けられ障害物との距離を
検出する。胴部ケーシング7の上方後部には開閉可能な
ハッチ19が設けられ、このハッチ19の開口部から一対の
装飾アンテナ20が伸縮自在に取り付けられている。胴部
ケーシング7の背面には棒状の長い指令アンテナ22と太
く短いFMアンテナ21が突設されている。又一対の装飾
アンテナ21の先端には一対のストロボ23が回動可能に設
けられている。右腕8の近傍には超音波発振器13が設け
られ、ここから発せられた超音波は補助ロボット3で受
信される。
この超音波発振器13と上記超音波センサ18とは超音波通
信部を構成する。
第3図はロボット本体1の内部に取り付けられる主要装
置の構成であり、図中25は動力用及び制御回路用の電源
バッテリーである。バッテリー25の左右には各種制御基
板が装着されるボードラック26が設けられ、又バッテリ
ー25の電圧12Vを回路基板用の電源電圧である5Vに変
換するコンバータ27、28が設けられている。バッテリー
25の後方には装飾アンテナ部20を出没させる装飾駆動部
29が設けられ、その後方には前記ハッチ19を開閉させる
駆動ロッド30が上下動可能に設けられている。TVカメ
ラ15の近傍には、TVカメラ15からの映像データを前記
モニターTV4や補助ロボットに送信するためのUHF
トランスミッタ31、UHFアンテナ24が設けられてい
る。32は右腕を伸縮させる右腕メカニズムであり、ボー
ドラック26の近傍には前記コントロール部2から送られ
てくる音声信号を受信するFMチューナ33が設けられて
いる。FMチューナ33で検波された音声信号にエコーを
かけて前記スピーカ14から放音させるハーモナイザ34も
設けられている。
前記UHFトランスミッタ31とFMチューナ33は電波通
信部を構成している。
第4図はロボット本体1の電波通信部、超音波通信部及
びこれらの指令により制御駆動回路構成を示す図であ
り、コントロール部2からの指令電波を受信する指令ア
ンテナ22はワイヤレスモデム36に接続され、ワイヤレス
モデム36で復調された信号はインターフェース回路37、
例えばRS232Cにより、シリアルデータからパラレル
データに変換され、CPU38に与えられる。
上記指令アンテナ22とワイヤレスモデム36は電波通信部
を構成している。
CPU38はロボット本体1の全ての運動及び作用を制御
するものであり、入出力回路39を介してストロボ同期回
路40を動作させる。
ストロボ同期回路40は超音波発振器13を駆動して補助ロ
ボット3に超音波信号を送り、又前記一対のストロボ23
をフラッシュさせる。
又入出力回路39はモータや送りスクリュ等からなる駆動
回路43を介して一対の装飾アンテナ部20を突出回動させ
る。
CPU38はドライバ回路45、46を介して右車輪部47、左
車輪部48が駆動され、これら左右車輪部48、47は前記脚
部ケーシング6内に設けられ、ロボット本体1を自由に
移動させる。又CPU38は右手メカニズム部49、左手メ
カニズム部50を介して、右腕8を突出、右左の手9、10
を各々開閉動させる。更にCPU38はドライバ回路51を
介して前記駆動ロッド30を上下させハッチ19を開閉させ
る。CPU38は他のドライバ回路52を介して目16や表示
用のLED発光部17を必要に応じて発光させる。超音波
送信器と受信器が対をなす超音波センサ18の送信から受
信までの時間はカウンタ53で計測され、CPU38に計数
値が与えられ、CPU38はロボット本体1から障害物迄
までの距離を算出する。
第5図、第6図は補助ロボット3の外観図を示し、第7
図は断面図を示している。図において55は円筒状のケー
シングであり、ケーシング55の底面には移動用キャスタ
ー56が設けられている。補助ロボット3の正面下方には
スピーカ57が、その上方にはスピーカ57から音声や音楽
が流れたとき点滅するLED(発光ダイオード)58、更
にその上方にはプリンタ5が設けられている。又プリン
タ5上方には超音波受信器59が設けられ、ロボット本体
1から送られてくる指令超音波を受信する。
これらスピーカ57等が設けられた部分のケーシングは円
筒面から下方に拡大するテーパー状に突出している。ケ
ーシング55の上方には小径となった開口部61が形成さ
れ、開口部61には両開きの一対のドーム62が回動可能に
設けられている。
各ドーム62は軸線が同一のシャフト63、64によりケーシ
ング55の上部に軸支され、一方のシャフト63にはスプロ
ケット等が同軸に設けられている。又シャフト63の下方
のケーシングには駆動モータ65が設けられ、このモータ
65の出力軸にもスプロケット等が設けられ、このスプロ
ケットとシャフト63のスプロケットにはチェーン66が掛
け渡されている。一方シャフト64近傍にはリミットスイ
ッチ67が配設され、モータ65によりドーム62が全開、前
閉された位置を検出しモータ65の通電を遮断するように
なっている。
又モータ65の出力軸には図示しないトルク検知器が設け
られドーム62閉鎖途中に、無理な力が加えられるとモー
タ65の回転力がチェーン66に伝わらないようになってい
る。
ケーシング55の内方中間部には図中水平な基板68が設け
られ、基板68の中央部には支柱69が上下方向に摺動可能
に設けられている。この支柱69にはラックが形成されて
おり、基板68上には昇降モータ70が配置されている。こ
のモータ70の出力軸にはピニオンギアが設けられ、この
ピニオンギアが支柱69のラックと噛合し、モータ70の回
転により支柱69は上下動する。
又基板68の下方には、リミットスイッチ71が配設され、
支柱69の上下動の範囲を検知し、モータ70を制御する。
支柱69の上端には水平板73が基板68を略平行に設けら
れ、水平板73の下側にはモータ74が設けられている。水
平板73の上方には回転板75が略平行に、かつ回転可能に
設けられ、この回転板75はモータ74により歯車等を介し
て回転される。水平板73上方にはリミットスイッチ72が
設けられ、回転板75の回転範囲を検知しモータ74を制御
する。回転板75上略中央には支持棒76が立設され、この
支持棒76には模擬ロボット77が支持されている。この模
擬ロボット77は外殻がロボット本体1と外観略同形でや
や小型(相似形)であり、その頭部には開閉可能な一対
のハッチ78が設けられている。支持棒76は模擬ロボット
77の内方に挿入され外からは見えないようになってお
り、支持棒76上端にはモータ79が設けられ、模擬ロボッ
ト77の腕を揺動させる。
又、ケーシング55内方には駆動モータ用の電源及び制御
回路用の電力となるバッテリー80が設けられている。第
6図に示すように、ケーシング55後面には内部点検用の
裏ブタ81が開閉可能に設けられ、ケーシング55の上方ド
ーム62後方にはループアンテナ82が配設されている。こ
のループアンテナ82はロボット本体1のUHFトランス
ミッタ31から送られてくる映像電波を受信する。また前
記回転板75がステージとなりその上で模擬ロボット77が
回転し腕を揺動させる。
第8図は模擬ロボット77の回路構成の図であり、CPU
83は各種マイクロ命令が格納されている制御部、演算部
等の他、表示、転送、演算等に用いられる各種レジスタ
が備えられ、前記ロボット本体1のCPU83略同一機能
である。又、ロボット本体1の超音波発振器13から送ら
れた超音波信号は超音波受信器59で受信されて電気信号
に変換され入力回路84を介してCPU83に送られる。こ
の信号を受けたCPU83は入力回路84を介してドライバ
回路85に指令を送り、ステージモータ74を停止する。
又、同時に入力回路84を介してプリンタドライバ86にプ
リント指令を送り、ビデオプリンタ5を作動させる。ビ
デオプリンタ5には、ループアンテナ82を通して受信さ
れた映像電波がTVチューナ87で復調された映像信号が
入力される。ロボット本体1と補助ロボット3との指令
超音波は、ドライバ回路85の例えば28kHzとプリンタ
ドライバ86用の40kHzと2種類が使用される。ドライ
バ回路85は、模擬ロボット77をケーシング55から登場さ
せるドームモータ65、昇降モータ70、揺動モータ79をC
PU83で制御して駆動する。CPU83には音声合成回路
89、アンプ90、スピーカ57がシリアルに接続されメロデ
ィの放音を行う。
第9図はコントロール部2のブロック回路図を示してい
る。
同図において、コントロール部2はコントロールパネル
91とコントロールボックス92からなり、ロボット本体1
と補助ロボット3を無線により遠隔操作する。コントロ
ールパネル91はキー入力部であり、ロボット本体1の移
動を制御する前進キー93、後進キー94、右回転キー95、
左回転キー96を備えている。又、装飾アンテナ部20を昇
降させるアップキー97、ダウンキー98、右手8を伸縮さ
せるアームオープンキー99、アームクローズキー100、
左手10を開閉させるハンドオープンキー101、ハンドク
ローズキー102が設けられている。移動用の前進キー93
等の上方には2桁のセグメントLED表示部103が設け
られ、後述するプログラムモードのステップ数を発光表
示する。移動用の後進キー94等の下方には、プログラム
をスタートさせるスタートキー104、プログラムをキャ
ンセルさせるキャンセルキー105が配置されている。移
動用の右回転キー95の右方には、補助ロボット3に映像
のプリント命令を発するプリントキー107、ロボット本
体1をプログラムコントロールで移動させるプログラム
キー108、オペレータによるリアルタイムのマニュアル
コントロールで移動させるマニュアルキー109、ロボッ
ト本体1を音声命令により移動させるボイスキー110が
設けられている。これらプリントキー107等の上方には
コントロール部2がいずれのモードコントロール下にあ
るかを示し点灯するLED111〜114が対応して設けられ
ている。
次ぎに、プリントキー107の下方には、補助ロボット3
の模擬ロボット77を呼び出す呼出しキー115、補助ロボ
ット3のプリンタ5を動作させる撮影キー106も設けら
れている。
右方の3個のキーはロボット本体1を音声命令でコント
ロールするための音声設定用であり、シンタックスキー
116、登録キー117、認識キー118であり、これら上方に
は3桁の7セグメントのLED表示部119が設けられて
いる。
コントロールボックス92にはコントロールパネル91から
キー入力信号が与えられるCPU120が設けられ、この
CPU120は補助ロボット3のCPU3と略同一機能を
有している。又、FMアンテナ126が立設され、ロボッ
ト本体1からのワイヤレスマイク12からの電波を受信す
る。FM送受信器123はこの電波を検波してスピーカ124
から放音しオペレータに伝える。又、ハンドマイク125
からのオペレータ音声入力はFM送受信器123、FMア
ンテナ126を介してロボット本体1に送信される。更
に、FM送受信器123は音声信号をA/D変換してCP
U120に与え、RAM127に音声認識のとき記憶する。R
OM129は動作用各キー例えば、前進キー93等に対応す
る音声コード「まえ」即ち、「前進」等が記憶、設定さ
れている。
121はワイヤレスモデムであり、コントロールパネル91
の各キー入力による動作指令を複周波数変調して、発信
アンテナ122を介してロボット本体1へ送信する。又、
LEDドライバ回路128はCPU120の指示に従って2桁
のLED103、モード表示LED111〜114及び3桁のL
ED119を点灯制御する。
次ぎに、上記催事用ロボット装置の制御の仕方を第10図
〜第12図、第15、16図のフローチャートに基づいて説明
する。
先ず、ロボット本体1を催事会場の広場の中心部に設置
し、コントロール部2とモニタTV4を所定のコーナー
に、又、補助ロボット3をロボット本体1と所定距離離
して設置する。次ぎに、コントロール部2、モニタTV
4、補助ロボット3、ロボット本体1の順に電源スイッ
チをオンして第10図のフローがスタートする。
ロボット本体1のTVカメラ15のレンズカバーを外し、
オペレータはモニタTV4上で、TVカメラ15によって
撮影された周囲の情景を観察する。安全のために、オペ
レータは直接コントロール部2の方からロボット本体1
を観察することもできる。ステップS1ではモニタTV
4のレベル調整を行い映像が見易いようにする。ステッ
プS2ではモニタTV4の画面で鮮明な映像となるまで
繰り返しレベル調整を行う。画面が見ずらいと、お客が
ロボット本体1に近づきすぎて安全上の問題を発生する
恐れが生ずるからである。
ステップS3では、ロボット本体1を以下のいずれのモ
ードで制御するか設定する。即ち、オペレータはステッ
プS4のボイスコントロールモードをボイスキー110
で、ステップS5のマニュアルコントロールモードをマ
ニュアルキー109で、ステップS6のプログラムコント
ロールモードをプログラムキー108で、又、プリントコ
ントロールモードをプリントキー107で、いずれか一方
を押圧して入力する。コントロールボックス92のCPU
120はいずれのモードにセットされたかRAM127で記憶
する。
この状態でロボット本体1のTVカメラ15は前方の様子
を撮影し、映像データはUHFトランスミッタ31で例え
ば、UHF26cHの473MHZで変調され、背中のUH
Fアンテナ24から送信される。そしてモニタTV4上で
オペレータはロボット本体1前方周囲の映像を見ること
ができる。
次ぎに、ステップS5のマニュアルコントロールモード
の動作を詳しく第11図のフローにより説明する。
これは、オペレータの直接入力によりリアルタイムでロ
ボット本体1を移動させるモードである。即ち、ステッ
プS8では、前進キー93等を操作し、この前進キー93等
の指令信号はCPU120を通り、ステップS9でワイヤ
レスモデム121、発信アンテナ122を介してロボット本体
1側へ送られる。この指令信号は例えば、122、75
MHZの復周波数変調の信号であり、ロボット本体1の指
令アンテナ22で受信される。更に、この受信電波はワイ
ヤレスモデム36で復調され、インタフェース回路37を介
してCPU38に入力される。CPU38はこの指令信号を
解読し、相当するドライバ回路45、46を共に正方向に指
定し、左右輪47、48を所定量正回転させてロボット本体
1を前進させる。
このとき、お客がロボット本体1に所定距離例えば、前
方視界60°で80cm〜60cmまで近づくと、超音波セ
ンサ18からの超音波の反射時間がカウンタ53でカウント
されCPU38に送られる。CPU38は内蔵するROMの
安全基準に従い、停止命令をドライバ回路45、46に指令
し、左右輪47、48は回転停止する。ロボット本体1が後
進する場合は、後の超音波センサの働きによりロボット
本体1は停止し常に移動方向のお客との距離は安全な状
態に保たれる。
次にお客がロボット本体1のワイヤレスマイク12に向か
って「こんにちは」等と呼びかけると、FM変調された
挨拶信号はコントロール部2方へ送信される。この挨拶
電波はコントロールボックス92のFM送受信器123で受
信され、復調されてスピーカ124から放音される。
オペレータはこのお客の呼びかけを聞きながら、モニタ
TV4で前方及びお客の状況を観察しながら、ハンドマ
イク125から返答「いらっしゃいませ」等と入力する。
この返答信号はFM送受信器123でFM変調されFMア
ンテナ126を介して送信される。この返答電波はロボッ
ト本体1のFMアンテナ21で受信される。FMチューナ
33はこの信号を復調し、ハーモナイザ34は、エコー等の
効果を附加し、オペレータの肉声を、ロボットの声に変
換してスピーカ14から放音してお客に答える。このとき
CPU38はこの音声の流れをキャッチし、ドライバ回路
52を指令して目16や発光ダイオードのLED発光部17を
点滅させてロボット本体1の生き生きとした表情をお客
に伝える。
同様にして、コントロールパネル91の後退キー94の操作
により、ロボット本体1は後退し、右回転キー95で右向
き移動、左回転キー96で左向き移動を行う。
同様のコントロールパネル91の装飾アンテナ20を、アン
テナアップキー97、ダウンキー98を操作して上昇させた
り、降下させたりできる。このときロボット本体1側で
はこの指令信号を、指令アンテナ22、ワイヤレスモデム
36、インターフェース回路37で受信しCPU38に入力す
る。CPU38はまずドライバ回路51を介して、ロッド30
を上昇させ、それによりハッチ19を開く、続いてCPU
38は入出力回路39を介して駆動回路43に指令を与え、装
飾アンテナ20を上昇させる。
又同様にしてコントロールパネル91のアームオープンキ
ー99、アームクローズキー100を操作することにより、
ロボット本体1の右腕8を伸縮させることができる。同
様にハンドオープンキー101、ハンドクローズキー102を
操作してロボット本体の左手10を開閉させる。このとき
も指令信号が指令アンテナ22等からCPU38に与えら
れ、CPU38は左右メカニズム部49、50を介して左右の
腕、手8、9、10等を駆動する。お客がロボット本体1
に最接近して、危険範囲に入るとモニタTV4でオペレ
ータはこれを観察し、これらのキー操作を行わない。又
ロボット本体1の超音波センサ18等で最小接近距離が計
測されるとCPU38は予め入力されている安全プログラ
ムに従い緊急停止命令をドライブ45等に発し、移動や機
械的動作を中断する。
而してメインフローチヤート(第10図)に示すステップ
S7のプリントコントロールモードについて説明する。
このモードはロボット本体1と補助ロボット3とを第13
図に示すように対置させ、お客Mが補助ロボット3と並
び立ち、ロボット本体1のTVカメラ15で撮影した映像
をプリンタ5でプリントアウトするモードである。即ち
このモードに入る前に前記マニュアルコントロールモー
ドにより、ロボット本体1を誘導し、モニターTV4の
画面上で補助ロボット3がほぼ中央に写るように移動さ
せ、互いに例えば2mの位置で正対させる。
このようにして第12図のフローが開始する。先ずステッ
プS10では、オペレータは手動でコントロールパネル91
のプリントモードキー107を操作する。すると、コント
ロール部2のワイヤレスモデム121等からハッチ開信号
がロボット本体1に送信され、前述したように指令アン
テナ22等を介して指令信号がCPU38に入力される。C
PU38はハッチ19を開き、入出力回路39等を介して装飾
アンテナ20が上昇してくる。更に一対の装飾アンテナ20
は第14図に示すように両方に開くと共に、ストロボ同期
回路40により一対のストロボ23は夫々90度回転する。こ
のようにしてストロボ23は補助ロボット3に対向する、
ロボット本体1のCPU38はこれと平行して、入出力回
路39、ストロボ同期回路40を介して超音波発振器13を動
作させ、補助ロボット31にメロディ発声の信号を送る。
補助ロボット3の超音波受信器59等でこの信号を受信
し、CPU38は音声合成回路89にメロデイ発声指令を発
し、アンプ90を介してスピーカ57から音楽を放音させ
る。次にステップS11では、コントロールボックス92の
CPU120は呼出キー(CHB−IO)115が押されたか
どうか判断する。押されたらステップS12に進み補助ロ
ボット3の模擬ロボット77が登場する。このときコント
ロールパネル91の呼出キー115の操作はCPU120で検知
され、CPU120は予めプログラムされた命令によりワ
イヤレスモデム121、発信アンテナ122を介して補助ロボ
ット3起動の信号をロボット本体1に送る。ロボット本
体1ではこの信号電波を指令アンテナ22等で受信し、C
PU38はこれを受けて予め記憶されているプログラムに
従い、超音波発振器13等を介して補助ロボット3に超音
波による起動信号を送る。補助ロボット3の超音波受信
器59等はこの起動信号を受信してCPU83に与える、す
るとCPU83は予め記憶されたプログラムに従い、入出
力回路84、ドライバ回路85を介して、先ずドームモータ
65を駆動する。すると補助ロボット3のチエーン66、シ
ャフト63、64を介して一対のドーム62が両方向に開く、
このときスピーカ57からは引続き音楽が流れている。
次にCPU83は入出力回路84、ドライバ回路85を介して
昇降モータ70、ステージモータ74、揺動モータ79を駆動
する、すると支柱69により回転板75と共に模擬ロボット
77がケーシング55からせり上がってくる。同時に回転板
75、支持棒76と共に模擬ロボット77は回転し、揺動モー
タ79により一対のハッチ78を開閉すると共に両手を開閉
させる。このときCPU83は音声合成回路89により「い
っしょに写真を撮ろうよ」等の言葉信号を発声させアン
プ90を介してスピーカ57から放音する。ここでお客が第
13図に示す位置で補助ロボット3と並ぶ、オペレータは
モニタTV上でその映像を観察している。
ステップS13でオペレータはプリント準備に入るため
に、もう一度呼出しキー(CHB−IO)115を操作す
る、コントロールボックス92のCPU120はこの操作を
検出する、そしてCPU120は予めプログラムされた命
令により、ワイヤレスモデム121等を介して模擬ロボッ
ト77の停止信号をロボット本体1に送る。ステップS14
ではロボット本体1はこの停止信号電波を指令アンテナ
22等で受信し、CPU38はこれを受けて、予め記憶され
ているプログラムに従い、超音波発振器13等を介して、
補助ロボット3に超音波による停止信号を送る。補助ロ
ボット3は前記と同様に超音波受信器59を介してCPU
83でこの停止信号を受け、CPU83は直ちにドライバ回
路85等を介してステージモータ74等への通電を切り、模
擬ロボット77の動きを停止させる。
次に、ステップS15ではオペレータが撮影キー(PR
N.OUT)106を操作する、コントロールボックス92
のCPU120はこのキー操作を確認し、前述と同様に撮
影信号が電波となってコントロール部2からロボット本
体1に送信される。次にロボット本体1から撮影信号が
超音波となって補助ロボット3に送信される。そしてス
テップS16のプリントアウトとなる。コントロールボッ
クス92のCPU120は、ワイヤレスモデム121、発信アン
テナ122を介してプログラムに従い撮影指令信号をロボ
ット本体1に送信する。ロボット本体1は指令アンテナ
22、ワイヤレスモデム36、インターフェース回路37を介
してCPU38でこの撮影信号を受ける。そこでCPU38
はプログラムに従い、入出力回路39を介してストロボ同
期回路40に信号を送り、ストロボ23をフラッシュさせ
る。これに少し先立ちCPU38はプログラムに従い超音
波発振器13より、補助ロボット3に向かってプリントを
開始信号を送る。
フラッシュにより、ロボット本体1と対面しているお客
と補助ロボット2に映像データが鮮明にTVカメラ15に
より撮影されて、その映像データがUHFトランスミッ
タ31、アンテナ24を介して補助ロボット3のループアン
テナ82に向けて発射される。この映像電波は補助ロボッ
ト3のTVチューナー87で検波されビデオプリンタ5に
入力される。ロボット本体1からのプリント開始音波信
号は補助ロボット3の超音波受信器59等で受信される。
そしてCPU83はこのプリント開始信号を受けて、プロ
グラムに従い、プリント実行命令を入出力回路84を介し
てプリンタドライバ86に出力する。するとプリンタドラ
イバ86はビデオプリンタ5を駆動し先刻取り込んだお客
と補助ロボット3の並んだ撮影データを所定の用紙に印
刷しケーシング55の前面から送り出す。この時補助ロボ
ット3のCPU83はプログラムに従い音声合成回路89に
次のメッセージ、例えば「写真上手に撮れたかな」の音
声信号を発声させ、アンプ90を介してスピーカ57から放
音させる。お客はビデオプリンタ5から送り出されるプ
リント済の写真を受け取ることができる。
次に、ステップS17ではコントロールボックス92のCP
U120は、コントロールパネル91の呼出キー115又は撮影
キー106のいずれかが操作されたか判断する。オペレー
タが再び撮影キー(PRN.OUT)106を操作すると
ステップS16に戻り再度プリントアウト動作を行う。一
方呼出キー(CHB−IO)115を操作するとステップ
S18に進み、再び補助ロボット3の模擬ロボット77はス
テージの回転板75と共に回転し、ハッチ78を開閉させ、
両手を揺動させる。この動作命令は前述と同様にまずコ
ントロールボックス92の発信アンテナ122等から指令電
波がロボット本体1の指令アンテナ22に送られる。次に
ロボット本体1のCPU38はその超音波発振器13等から
超音波信号を補助ロボット3に送信する。補助ロボット
3のCPU83は指令信号に従いドライバ回路85等を介し
て模擬ロボット77を揺動回転させる。しかる後ステップ
S13に戻り、前記ステップS14〜S18を繰り返す。
而して、ステップS15で呼出キー(CHB−IO)115
が操作されると、ステップS19に進み、模擬ロボット77
の退場となる。即ちコントロールパネル91の呼出しキー
115が押下げられ、CPU120がこれを検出し、発信アン
テナ122等を介して退場指令をロボット本体1に送信す
る。ロボット本体1はこの信号を指令アンテナ22等で受
け、CPU38に伝える。CPU38はプログラムに従って
超音波発振器13等を介して、退場指令を超音波として送
信する。補助ロボット3ではこれを超音波受信器59等で
受けCPU83に伝える、CPU83はドライバ回路85等を
介して昇降モータ70を逆回転させる。支柱69が下がりき
った所でリミットスイッチ71が作動し昇降モータ70は停
止する。同時にドームモータ65も逆回転して一対のドー
ム62は閉じられる。このときスピーカ57から「有り難う
ございました」等の声が発せられる。
次に、ステップS20に進みロボット本体1の装飾アンテ
ナ部20が下がり第10図のメインフローに戻る。このとき
ロボット本体1の指令アンテナ22から退場信号を受け取
ったCPU38はストロボ同期回路40等を介して一対のス
トロボ23を前述とは逆に回転させ、又駆動回路43等を介
して装飾アンテナ部20を閉じ、続いて降下させて胴部ケ
ーシング7内に格納する。又ドライバ回路51を介してロ
ッド30を引き込みハッチ19を閉じる。
次に、第10図のメインフローのステップS6、プログラ
ムモードについて説明する。
このモードはロボット本体1の動作を予めオペレータが
コントロールパネル91の各キーにより入力するものであ
る。プログラムモードキー108を操作するとLED112は
点灯し、第15図のフローが開始する。ここでコントロー
ルパネル91上の2桁のLED103は最初「00」を表示
し、この数字はプログラムのステップ数を現す。ステッ
プS21ではコントロールボックス92のCPU120は下記
のキー操作を判別する。
プログラムキャンセルキー105が押下げられるとステッ
プS22へロボット本体1の動作は移行し前進キー93等が
操作されるとステップS23へ進む。その入力信号はコン
トロールボックス92のCPU120により、RAM127へ順
次格納されステップS24では、これらキー入力のステッ
プ数がLED103に数値1.2.……nのようにインク
リメントされ表示される。プログラム入力後にスタート
キー104を押下るとステップS25に進みプログラムされ
た一連の命令がコントロール部2からロボット本体1に
送られる。動作キーの一回操作でステップ数は+1づつ
加算され、例えば増大99ステップまでプログラム可能で
あり、キャンセルキー105を操作すると、直前に入力し
た動作キーがキャンセルされ、ステップ数も1つ減算さ
れる。
プログラム入力後、スタートキー104を操作すると、ロ
ボット本体1はプグラム通り動作を開始する。このとき
の各回路の動作は前述したマニュアル動作を略同一であ
り、お客があまり接近すると障害物センサ18で検出し直
ちに停止し安全は保証され、そして次のプログラムから
再開される。このプログラムモードの実行は、これら催
事用ロボットを展示動作する床面、周囲の状況を充分研
究した後、安全を確認した後に行われる。
次に第10図、メインフローのステップS4、ボイスコン
トロールモードについて説明する。
このモードはコントーロール部2のハンドマイク125に
より予め音声を登録し、この音声によりロボット本体1
を制御するものである。コントロールパネル91のボイス
モードキー110を操作するとLED114が点灯し第16図フ
ローが開始する。
ステップS26ではコントロールボックス92のCPU120
は下記のキー操作を判別する。シンタックスキー116が
操作されるとステップS27に、登録キー117が操作され
るとステップ117進む。又、認識キー118を操作するとス
テップS29へ進み、登録済みの音声が認識され、該当す
る指令がステップS30でロボット本体1に送信される。
先ず、ステップS27のシンタックスグループの指定につ
いて説明する。
前記ボイスモードキー110を操作した段階で7セグメン
トLED119には「1」が表示される。次にシンタ
ックスキー116を一回操作するとLED119は3桁目の表
示を+1加算して「2」と、二回操作すると、同様
に「3」となり、三回操作すると3桁目を2減算し
て元の「1」に戻り表示される。このシンタクッス
グループの指定は、コントロールボックス92のRAM12
7に前に記憶されたものを確実にキャンセルしロボット
本体1が誤った行動をしないための予備セットである。
次にステップS28のロボット本体1を音声指令により制
御する単語登録について説明する。
登録キー117を操作すると7セグメントのLED119は
「?01」を表示する。次にシンタックスキー116を一
回操作するとLED119は「?02」を二回操作すると
「?03」と同様に八回操作すると「?09」となり、
九回操作すると「?01」の元の表示に戻る。これはコ
ントロール部2が認識できる言葉が例えば9個あること
を示し、このNo.1からNo.9までを以下登録する。即
ち、コントロールボックス92のCPU120により、RA
M127に1〜9のアドレスが指定される。
次に、登録キー117を操作すると7セグメントのLED1
19は下2桁が消燈し「?」となる、この状態でコントロ
ール部2にハンドマイク125に向かって、オペレータは
例えば、第17図に示す、「まえ」を発声し音声入力す
る。するとこの音声信号はFM送受信器123でD/A変
換されCPU120に入力される。このときLED119には
「?01」が表示されRAM127のアドレスNo.1が指定
される。CPU120はRAM127内のアドレスNo.1に
「まえ」を格納する。そして前進動作のコードをROM
128から引き出し、この動作「前進」をRAM127のアド
レスNo.1の「まえ」の次に格納する。次に、登録キー1
17を操作するとLED119は下2桁が消燈し「?」とな
る。この状態で、前記同様にハンドマイク125に向かっ
て「みぎ」と発声するとRAM127のアドレスNo.2に
「みぎ」、「右回転」が記憶される。
以下、同様にしてアドレスNo.9の「とじる」、「とじ
る」までの9動作がRAM127に格納される。尚、RA
M127の容量を大きくし、ROM128にコントロールパネ
ル91の全てのキー動作に対応する動作コードを予め設定
すれば、前述のマニュアル動作や、プリント動作も音声
認識モードで登録できる。
次に、ステップS29の音声認識によるロボット本体1の
制御について説明する。
ロボット本体1を催事用会場の所定の位置に設置し、ロ
ボット本体1のワイヤレスマイク12を外して音声入力す
るか、又はコントロール部2のハンドマイク7から登録
済の言葉、例えば「まえ」と言う言葉を発声し入力する
と、この発声信号はコントロールボックス92のFM送受
信器123からA/D変換されCPU120に与えられる。C
PU120は「まえ」を解読しROM127のアドレスNo.1
から「前進」コードデータを引き出し、先ずLEDドラ
イバ128を介して7セグメントLED119に「001」を
表示し、コード番号に対応した動作を行う。
次に、CPU120はワイヤレスモデム121、発信アンテナ
122を介して動作指令信号をロボット本体1に送信す
る。するとロボット本体1のCPU38は前述したマニュ
アルモードと同様にしてこの「まえ」信号をドライバ回
路45、46に与え左右車輪47、48を正回転させて、ロボッ
ト本体1は前進する。このときもお客が接近し過ぎると
障害物用の超音波センサ18は動作し、CPU38に割込み
命令をかけ、ロボット本体1は停止する。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く構成したので、遠隔操作や音声命令
による操作により人間と対話し、音楽を流し、又ロボッ
ト同士で対話し、行動する。更にお客と並んでカメラに
よって撮影を行い記念のプリント写真も提供するので客
寄せ用として使用すると極めてその場を盛り立てる催事
用の装置となる。尚、TVカメラはカラーカメラにし、
プリンタから天然色の写真をプリントアウトさせること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体システム構成図、第2図はロボッ
ト本体の外観斜視図、第3図はロボット本体内の主要装
置の斜視図、第4図はロボット本体の回路図、第5図は
補助ロボットの斜視図、第6図は補助ロボットの背面
図、第7図は補助ロボットの断面図、第8図は補助ロボ
ットの回路図、第9図はコントロール部の回路図、第10
図は動作を説明するメインルローチャート、第11図はマ
ニュアルフローチャート、第12図はプリントロールモー
ドのフローチャート、第13図は動作を説明するための平
面図、第14図は装飾アンテナ部の斜視図、第15図はプロ
グラムコントロールモードのフローチャート、第16図は
ボイスコントロールモードのフローチャート、第17図は
登録単語の一覧図である。 1…ロボット本体、2…コントロール部、3…補助ロボ
ット、4…モニタTV、5…ビデオプリンタ、12…ワイ
ヤレスマイク、13…超音波発振器、14…スピーカ、15…
TVカメラ、18…超音波センサ、20…装飾アンテナ、21
…FMアンテナ、22…指令アンテナ、23…ストロボ、24
…UHFアンテナ、34…ハーモナイザ、36…ワイヤレス
モデム、57…スピーカ、59…超音波受信器、62…ドー
ム、77…模擬ロボット、82…ループアンテナ、91…コン
トロールパネル、92…コントロールボックス、124…ス
ピーカ、125…ハンドマイク、126…FMアンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 光義 東京都千代田区平河町2丁目5番3号 タ イトービルデイング 株式会社タイトー内 (72)発明者 井上 利夫 東京都千代田区平河町2丁目5番3号 タ イトービルデイング 株式会社タイトー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲情景を撮影するTVカメラと、外部と
    の間で信号の授受を行う電波通信部及び超音波通信部
    と、内部で発声された音声信号に応じて作動する音声発
    声部と、そして頭部から出没可能なストロボ機構部とを
    備え、自律移動可能なロボット本体1; このロボット本体1の各部の動作を指示するための音声
    入力部及びキー入力部と、前記ロボット本体1との間で
    制御信号の授受を行うための電波通信部とを備え、前記
    ロボット本体1を遠隔操作するコントロール部2; 前記ロボット本体1のTVカメラから電波通信部を介し
    て伝送されるビデオ信号を再生するモニタTVと、プリ
    ント指示に応じて前記ビデオ信号の内容をプリントする
    ビデオプリンタと、前記ロボット本体1の超音波通信部
    を介して伝送される遠隔制御信号の授受を行う超音波通
    信部とを備える補助ロボット3であって、その頭部に開
    閉動可能なドーム部を有し、このドーム部内に前記ロボ
    ット本体1の縮小された相似形をなしていて前記補助ロ
    ボット3内の超音波通信部からの信号受信部を備えた模
    擬ロボット77を昇降並びに回転可能に格納している補
    助ロボット; とを備えたことを特徴とする催事用ロボット装置。
JP5876886A 1986-03-17 1986-03-17 催事用ロボツト装置 Expired - Lifetime JPH0634863B2 (ja)

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