JPH0634749U - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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Publication number
JPH0634749U
JPH0634749U JP072379U JP7237992U JPH0634749U JP H0634749 U JPH0634749 U JP H0634749U JP 072379 U JP072379 U JP 072379U JP 7237992 U JP7237992 U JP 7237992U JP H0634749 U JPH0634749 U JP H0634749U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
rotor
centrifuge
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP072379U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 早坂
Original Assignee
日立工機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立工機株式会社 filed Critical 日立工機株式会社
Priority to JP072379U priority Critical patent/JPH0634749U/ja
Publication of JPH0634749U publication Critical patent/JPH0634749U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B9/00Drives specially designed for centrifuges; Arrangement or disposition of transmission gearing; Suspending or balancing rotary bowls
    • B04B9/14Balancing rotary bowls ; Schrappers
    • B04B9/146Unbalance detection devices

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は遠心分離機等のように、不釣合が発
生するロータを高速に回転させる機器の安全装置に関す
るものであり、その目的は高速回転時に高精度で不釣合
を検出できるようにすることである。 【構成】 ロータ5に回転を伝達するフレキシブルシャ
フト3の、ロータ5側にフレキシブルシャフト径よりも
大きな内径の軸受6があり、該軸受6の下側にフレキシ
ブルシャフト3に対向した変位センサ1が配置されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、不釣合が発生する可能性のあるロータを高速に回転させる遠心分離 機等の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遠心分離機では、実公昭59−2847、USP4,700,117に 記載のように、不釣合を検出する機構部及びセンサの位置は、回転を伝達するシ ャフト上部の回転容器下部またはその付近のカップリングの振幅を検出するもの であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の遠心分離機は使用者がロータに設けられた遠心チューブ挿入穴に、サ ンプルの入った遠心チューブを入れ回転させるため、製造元でロータの不釣合量 を一定に保持することは不可能である。そこで駆動軸の曲げの1次固有振動数が 低速域にくるように軸径、軸長を定め、高速域では自動調心作用により多少の不 釣合があっても安心して回転できるように設計されている。このような軸系の遠 心分離機ロータ下部の振幅と回転数の関係は図2の点線Bに示すような曲線とな る。
【0004】 従来この種の遠心分離機に用いられている不釣合検出は、駆動軸上側にあるカ ップリングや、回転体の振幅がある一定の値以上に振れ回ったときに不釣合と検 出する方式であった。しかし、低速域と高速域で振幅が大きく異なるため、高速 域で振幅量を決定すると、不釣合の少ないときでも低速域で検出してしまう。ま た低速域で振幅量を決定しても、ロータの大きさや、回転加速度により必ずしも 不釣合量が大きいときに大きく振れるとは限らないため、検出出来ない。また低 速域での振動が大き過ぎるとセンサと対象物の距離を離さなければならず、使用 できるセンサに制限があった。 本考案の目的は、上記問題点をなくし、高速域で精度の高い不釣合検出を可能 とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、ロータにモータの回転を伝達するために連結されたシャフトの上 側つまり自由端であるロータ側にシャフト外径よりも若干大きな内径の軸受を配 置し、この軸受の下側に前記シャフトの位置や振幅を測定できるセンサを配置す ることにより達成される。
【0006】
【作用】
上記のように配置した軸受は、低速回転時の1次固有振動数における振れ量( 振幅)を制限する。1次固有振動数以下での軸系の振動モードは図3の形であり 、軸受下側に配置したセンサ部の振幅はそれほど大きくならない。しかし、1次 固有振動数以上の高速域での振動モードは図4のような形となり、前記シャフト の中心部がふくらむようなモードで軸受上側いわゆるロータ下部の振動と同程度 に大きくなり、ロータの不釣合量に相関した前記シャフトの振幅を、軸受下側に 配置したセンサで検出できる。検出した振幅から、許容できる不釣合状態である かどうかを制御装置で判断し、モータを減速させる。
【0007】
【実施例】
図1に本考案となる遠心分離機の不釣合検出構造を示す。分離する試料を入れ るロータ5は、回転駆動するモータの回転子7とフレキシブルシャフト3とカッ プリング4により連結されている。回転子7は上下の軸受6により支持され、ハ ウジング9の中で回転する。ハウジング9上側には、フレキシブルシャフト3の 外径よりも若干大きな内径の軸受2があり、ロータ5が大きく振れ回ることを制 限できるようになっている。またこの軸受2の下側にはフレキシブルシャフト3 と対向して変位センサ1があり、フレキシブルシャフト3の振幅を測定できるよ うになっている。またロータ5への下部にあるカップリング4の振幅を測定でき る位置センサ13がある。変位センサ1と位置センサ13の出力はアンプ10を 経由して本体の制御装置11へと信号が伝わる。
【0008】 ロータ5に不釣合がある場合の変位センサ1と位置センサ13の振幅は夫々図 2のA、Bとなる。不釣合量が大きい場合、1次固有振動数付近ではシャフト3 は軸受6と接触し、更に軸受6との接触部から大きく振れる。この振れに対して 位置センサ13が不釣合を検出する。また1次固有振動数以上の回転数では、シ ャフト3の振幅が大きくなり、変位センサ1により検出する。これらの信号を制 御装置11で判断し駆動モータを停止する。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、低速域で振動が少なく高速域で振動が大きいところに変位セ ンサを配置したので、変位センサの検出距離に制限されず、最適位置にて振動を 測定できるようにしたので、狭い検出範囲で高精度の不釣合検出が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案遠心分離機の不釣合検出部を含む駆動
部の実施例を示す断面図。
【図2】 図1の変位センサ部及び位置センサ部におけ
る回転軸系の振動振幅を示すグラフ。
【図3】 図1の回転軸系の振動モードを示すモード
図。
【図4】 図1の回転軸系の振動モードを示すモード
図。
【符号の説明】
1は変位センサ、2は軸受、3はフレキシブルシャフ
ト、4はカップリング、5はロータ、6は軸受、7は回
転子、8はステータ、9はハウジング、10はセンサア
ンプ、11は制御装置、12は変位センサ検出位置であ
る。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を入れる回転容器と、回転駆動する
    軸受で支持されたモータとが細いシャフトにより連結さ
    れて回転する機構を持った遠心分離機において、前記回
    転容器に近い前記シャフトの上側に、シャフトとある一
    定の隙間のある内径を持った軸受と、軸受の下側で、前
    記シャフトに対向してシャフトの位置を検出できるセン
    サを持つことを特徴とする遠心分離機。
  2. 【請求項2】 シャフトの位置を検出するセンサがシャ
    フトの振幅を測定できる変位センサであることを特徴と
    する請求項1記載の遠心分離機。
  3. 【請求項3】 前記センサからの出力から回転容器が不
    釣合状態であることを判断し、回転を停止させる制御装
    置を有することを特徴とする請求項1、2記載の遠心分
    離機。
  4. 【請求項4】 前記軸受の上側のシャフトまたはカップ
    リングまたはロータの振幅を検出できるセンサを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の遠心分離機。
JP072379U 1992-10-16 1992-10-16 遠心分離機 Pending JPH0634749U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP072379U JPH0634749U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 遠心分離機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP072379U JPH0634749U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 遠心分離機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634749U true JPH0634749U (ja) 1994-05-10

Family

ID=13487610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP072379U Pending JPH0634749U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 遠心分離機

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JP (1) JPH0634749U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018116441A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 株式会社島津製作所 遠心式流動場分画装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991102