JPH0724362A - 遠心分離機 - Google Patents
遠心分離機Info
- Publication number
- JPH0724362A JPH0724362A JP5170141A JP17014193A JPH0724362A JP H0724362 A JPH0724362 A JP H0724362A JP 5170141 A JP5170141 A JP 5170141A JP 17014193 A JP17014193 A JP 17014193A JP H0724362 A JPH0724362 A JP H0724362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- imbalance
- rotary shaft
- pressure
- drive motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B9/00—Drives specially designed for centrifuges; Arrangement or disposition of transmission gearing; Suspending or balancing rotary bowls
- B04B9/14—Balancing rotary bowls ; Schrappers
- B04B9/146—Unbalance detection devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B7/00—Elements of centrifuges
- B04B7/02—Casings; Lids
- B04B7/06—Safety devices ; Regulating
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、遠心分離機の回転体に許容以上の
インバランスが加わった場合、回転軸の切損等により、
重大事故となる危険がある。本発明は、回転軸が軸受に
加える圧力を検出し、これらの事故を未然に防止する安
全装置に関するものである。 【構成】 遠心分離機において、試料を入れる回転体
４、駆動モータ１、前記回転体４と前記駆動モータ１を
接続する回転軸２、前記回転軸２と隙間のある内径を持
った軸受３、前記軸受３の外周部に取り付けられた圧力
センサ５から構成され、インバランスにより回転軸２が
振れ回転軸２が軸受３に接触した際の圧力を圧力センサ
５にて検知し、ある一定以上になった場合インバランス
として検出し、駆動モータ１の回転を停止させる。
インバランスが加わった場合、回転軸の切損等により、
重大事故となる危険がある。本発明は、回転軸が軸受に
加える圧力を検出し、これらの事故を未然に防止する安
全装置に関するものである。 【構成】 遠心分離機において、試料を入れる回転体
４、駆動モータ１、前記回転体４と前記駆動モータ１を
接続する回転軸２、前記回転軸２と隙間のある内径を持
った軸受３、前記軸受３の外周部に取り付けられた圧力
センサ５から構成され、インバランスにより回転軸２が
振れ回転軸２が軸受３に接触した際の圧力を圧力センサ
５にて検知し、ある一定以上になった場合インバランス
として検出し、駆動モータ１の回転を停止させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は遠心分離機において、許
容以上のインバランスが発生し、回転軸が軸受に接触し
た時の圧力からインバランスの有無を判断し、駆動モー
タの回転を停止させる安全装置に関するものである。
容以上のインバランスが発生し、回転軸が軸受に接触し
た時の圧力からインバランスの有無を判断し、駆動モー
タの回転を停止させる安全装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、特開昭４７−４０４６０号、実
公昭５９−１８２３２３号、ＵＳ４７００１１７記載の
ように、回転体もしくは回転軸が一定の振れ量に達する
とインバランスとして検出する機構、実公昭６３−２４
４２４号に記載のように回転体の振れ量を測定するため
の回路の感度を変えてインバランスを検出する動作点を
変える方式、許容振幅の絶対値を変化させる方法、加速
度検出センサにより検出する方法、駆動モータと一体と
なった剛体に振動検出センサを取り付け回転軸の振幅を
測定することを特徴としたもの、また、実開平２−４８
１４３号、図３に示すように、駆動モータと一体となっ
た剛体に接触子を取り付け、接触子に回転軸が所定量振
動し接触したときに、信号を発生させる検知手段を設け
たものが知られていた。
公昭５９−１８２３２３号、ＵＳ４７００１１７記載の
ように、回転体もしくは回転軸が一定の振れ量に達する
とインバランスとして検出する機構、実公昭６３−２４
４２４号に記載のように回転体の振れ量を測定するため
の回路の感度を変えてインバランスを検出する動作点を
変える方式、許容振幅の絶対値を変化させる方法、加速
度検出センサにより検出する方法、駆動モータと一体と
なった剛体に振動検出センサを取り付け回転軸の振幅を
測定することを特徴としたもの、また、実開平２−４８
１４３号、図３に示すように、駆動モータと一体となっ
た剛体に接触子を取り付け、接触子に回転軸が所定量振
動し接触したときに、信号を発生させる検知手段を設け
たものが知られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバランス検
出機構は、検出センサを固定し防振バネ等でフレキシブ
ルに支持された駆動部に取付けられた回転体の振れ、又
は駆動部の振れを検出する方式のため駆動部の取り付け
位置又は遠心機の設置条件（床傾斜など）などによりセ
ンサと回転体の距離にバラツキが生じるため、測定精度
が悪いという問題があった。また、柔らかいスプリング
などで駆動系を支持する構造のため回転体のインバラン
スが０であっても駆動部又は回転体とセンサ間の距離に
バラツキが生じ、許容以上のインバランス時、正確にセ
ンサを動作させることは困難であった。また、駆動モー
タと一体となった剛体に振動検出センサを取り付けた構
造の場合、起動時の試料の乱れを少なくするためにゆっ
くりと加速する場合がある。その際、１次の共振点を通
過する時間は長くなるため回転軸は共振し、大きく振れ
る。一定以上回転軸が振れないように、回転軸と一定の
隙間のある内径を持った軸受を設けている。しかし、１
次の共振点では、正常時、インバランス時共に接触する
場合があるため、接触した場合をインバランスとして検
出すると正常時でもインバランスと判断してしまう。そ
のため１次の共振点を過ぎた後でなければ検出が不可能
であった。また、図４のように、前記軸受より上部での
回転軸の振幅は、正常時に比べインバランス時の方が大
きくなるため、回転軸が曲がるなどの問題があった。本
発明の目的は、そのような欠点をなくし許容以上のイン
バランス時に駆動モータの回転体を停止させることであ
る。
出機構は、検出センサを固定し防振バネ等でフレキシブ
ルに支持された駆動部に取付けられた回転体の振れ、又
は駆動部の振れを検出する方式のため駆動部の取り付け
位置又は遠心機の設置条件（床傾斜など）などによりセ
ンサと回転体の距離にバラツキが生じるため、測定精度
が悪いという問題があった。また、柔らかいスプリング
などで駆動系を支持する構造のため回転体のインバラン
スが０であっても駆動部又は回転体とセンサ間の距離に
バラツキが生じ、許容以上のインバランス時、正確にセ
ンサを動作させることは困難であった。また、駆動モー
タと一体となった剛体に振動検出センサを取り付けた構
造の場合、起動時の試料の乱れを少なくするためにゆっ
くりと加速する場合がある。その際、１次の共振点を通
過する時間は長くなるため回転軸は共振し、大きく振れ
る。一定以上回転軸が振れないように、回転軸と一定の
隙間のある内径を持った軸受を設けている。しかし、１
次の共振点では、正常時、インバランス時共に接触する
場合があるため、接触した場合をインバランスとして検
出すると正常時でもインバランスと判断してしまう。そ
のため１次の共振点を過ぎた後でなければ検出が不可能
であった。また、図４のように、前記軸受より上部での
回転軸の振幅は、正常時に比べインバランス時の方が大
きくなるため、回転軸が曲がるなどの問題があった。本
発明の目的は、そのような欠点をなくし許容以上のイン
バランス時に駆動モータの回転体を停止させることであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転軸が軸
受に接触することによって加えられる正常時とインバラ
ンス時の異なる圧力を軸受外周部に取付けた圧力センサ
にて検知し一定以上の圧力が軸受に加わった場合、信号
を発生させる検知手段を設け、インバランスとして検出
し、駆動モータの回転を停止させることにより達成でき
る。
受に接触することによって加えられる正常時とインバラ
ンス時の異なる圧力を軸受外周部に取付けた圧力センサ
にて検知し一定以上の圧力が軸受に加わった場合、信号
を発生させる検知手段を設け、インバランスとして検出
し、駆動モータの回転を停止させることにより達成でき
る。
【０００５】
【作用】正常時インバランス時共、１次の共振点で回転
軸は振れ、軸受に接触する場合がある。しかし、正常時
とインバランス時では、回転軸が軸受に与える圧力は異
なる。本発明品は、試料を入れる回転体、駆動モータ、
前記回転体と前記駆動モータを接続する回転軸、前記回
転軸の途中に前記回転軸と隙間のある内径を持った軸
受、前記軸受の外周部に取付けられた圧力を測定するセ
ンサから構成されているため、一定以上の圧力が軸受に
加わった場合、インバランスとして検出し、駆動モータ
の回転を停止させることができるため、従来の方法に比
べインバランス時に正確に動作することが可能となる。
軸は振れ、軸受に接触する場合がある。しかし、正常時
とインバランス時では、回転軸が軸受に与える圧力は異
なる。本発明品は、試料を入れる回転体、駆動モータ、
前記回転体と前記駆動モータを接続する回転軸、前記回
転軸の途中に前記回転軸と隙間のある内径を持った軸
受、前記軸受の外周部に取付けられた圧力を測定するセ
ンサから構成されているため、一定以上の圧力が軸受に
加わった場合、インバランスとして検出し、駆動モータ
の回転を停止させることができるため、従来の方法に比
べインバランス時に正確に動作することが可能となる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１に示す。試料を入れる
回転体４と駆動モータ１は、回転軸２によって接続され
回転する。前記回転軸２の途中に、隙間のある内径を持
った軸受３があり、前記軸受３外周部に前記軸受３へ加
わる圧力を測定する圧力センサ５が取付けられている。
回転体４が回転すると、１次の共振点を通過する際、回
転軸２は振れ回り軸受３に接触する。この時の回転軸２
が軸受３に与える圧力は、正常時とインバランス時では
異なるため軸受３へ加わる圧力を軸受外周部に取付けた
圧力センサ５にて測定する。圧力センサ５からの信号
は、アンプにて増幅されＣＰＵ８にてある値を境界とし
正常運転、インバランス運転を判断する。インバランス
運転時は、駆動制御回路９を通じて駆動モータ１の回転
を停止させる。また、使用する回転体４の種類によって
１次の共振点が異なるため、ＣＰＵ８へ入る信号の値を
決めその値が入った時の回転数を判断することにより、
回転体４の種類を判別することができる。
回転体４と駆動モータ１は、回転軸２によって接続され
回転する。前記回転軸２の途中に、隙間のある内径を持
った軸受３があり、前記軸受３外周部に前記軸受３へ加
わる圧力を測定する圧力センサ５が取付けられている。
回転体４が回転すると、１次の共振点を通過する際、回
転軸２は振れ回り軸受３に接触する。この時の回転軸２
が軸受３に与える圧力は、正常時とインバランス時では
異なるため軸受３へ加わる圧力を軸受外周部に取付けた
圧力センサ５にて測定する。圧力センサ５からの信号
は、アンプにて増幅されＣＰＵ８にてある値を境界とし
正常運転、インバランス運転を判断する。インバランス
運転時は、駆動制御回路９を通じて駆動モータ１の回転
を停止させる。また、使用する回転体４の種類によって
１次の共振点が異なるため、ＣＰＵ８へ入る信号の値を
決めその値が入った時の回転数を判断することにより、
回転体４の種類を判別することができる。
【０００７】
【効果】本発明によれば、隙間のある内径を持った軸受
外周部に圧力センサを取付けたため、回転軸が軸受に与
える圧力を測定でき、圧力が一定以上になった場合イン
バランスとして検出できるため、１次の共振点付近いわ
ゆる低回転域においても許容以上のインバランス運転時
には、駆動モータの回転を停止させることができる。
外周部に圧力センサを取付けたため、回転軸が軸受に与
える圧力を測定でき、圧力が一定以上になった場合イン
バランスとして検出できるため、１次の共振点付近いわ
ゆる低回転域においても許容以上のインバランス運転時
には、駆動モータの回転を停止させることができる。
【図１】本発明になる遠心機のインバランス検出機構の
一実施例を示す縦断面図である。
一実施例を示す縦断面図である。
【図２】インバランスとして検出した場合の回転制御の
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
【図３】従来のインバランス検出機構の一例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図４】正常時、インバランス時における回転軸の軸受
周辺の振れの違いを表した比較図である。
周辺の振れの違いを表した比較図である。
１は駆動モータ、２は回転軸、３は軸受、４は回転体、
５は圧力センサ、６は振動検出センサ、７はアンプ、８
はＣＰＵ、９は回転制御回路、１０は接触子である。
５は圧力センサ、６は振動検出センサ、７はアンプ、８
はＣＰＵ、９は回転制御回路、１０は接触子である。
Claims (3)
- 【請求項１】 試料を入れる回転体と、該回転体を回転
させる駆動モータと、該駆動モータと前記回転体を接続
する回転軸とを備えた遠心分離機において、前記回転軸
の外周に配設される軸受に圧力センサを設けたことを特
徴とする遠心分離機。 - 【請求項２】 前記軸受に前記回転軸が接触し一定以上
の圧力が軸受に加わった場合、インバランスとして検出
することを特徴とする請求項１記載の遠心分離機。 - 【請求項３】 インバランスとして検出した場合、駆動
モータの回転を停止させることを特徴とする請求項２記
載の遠心分離機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5170141A JPH0724362A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5170141A JPH0724362A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 遠心分離機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724362A true JPH0724362A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15899433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5170141A Pending JPH0724362A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 遠心分離機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724362A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19701551C1 (de) * | 1997-01-17 | 1998-08-06 | Fresenius Ag | Einrichtung zum Detektieren einer Unwucht an einem Rotor einer Zentrifuge |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP5170141A patent/JPH0724362A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19701551C1 (de) * | 1997-01-17 | 1998-08-06 | Fresenius Ag | Einrichtung zum Detektieren einer Unwucht an einem Rotor einer Zentrifuge |
| US6062078A (en) * | 1997-01-17 | 2000-05-16 | Fresenius Ag | Device for detecting an unbalance in a rotor of a centrifuge |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010807 |