JPH0334279Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334279Y2 JPH0334279Y2 JP1985133784U JP13378485U JPH0334279Y2 JP H0334279 Y2 JPH0334279 Y2 JP H0334279Y2 JP 1985133784 U JP1985133784 U JP 1985133784U JP 13378485 U JP13378485 U JP 13378485U JP H0334279 Y2 JPH0334279 Y2 JP H0334279Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- magnet
- microcomputer
- centrifuge
- magnets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、遠心分離機に使用されるロータの判別
は、実開昭56−246等に示されているように、ロ
ータにマグネツトを設けその数によつて判別する
方法が取られていた。しかし、このような方法で
あると、ロータに設けるマグネツトの数というも
のには限界があるため、数多くのロータ全てを判
別するということは困難であるという欠点を有し
ていた。
は、実開昭56−246等に示されているように、ロ
ータにマグネツトを設けその数によつて判別する
方法が取られていた。しかし、このような方法で
あると、ロータに設けるマグネツトの数というも
のには限界があるため、数多くのロータ全てを判
別するということは困難であるという欠点を有し
ていた。
本考案の目的は、従来の欠点をなくし、より多
くのロータを判別することができるよう工夫した
ものである。
くのロータを判別することができるよう工夫した
ものである。
本考案は、ロータに取付けるマグネツトの位置
をそのロータに個有のものとすることによりその
マグネツトを検出すればロータが識別できる点に
着目し、ロータ、マグネツト、センサー、制御回
路等の関係を工夫したものである。
をそのロータに個有のものとすることによりその
マグネツトを検出すればロータが識別できる点に
着目し、ロータ、マグネツト、センサー、制御回
路等の関係を工夫したものである。
本考案の具体的実施例を示す。第１図におい
て、遠心機のロータ室１のロータ軸３にロータ２
を設置し、モータ７を駆動することにより、ロー
タ２が回転する。ロータ２の底部に、第２図よう
なマグネツト６を実装したアダプタ５を取りつ
け、マグネツト６と合い対するロータ軸３に磁気
センサー４を設置し、磁気センサー４はマグネツ
ト６を検出すると同時に、第４図のマイクロコン
ピユータ９にその信号を出力する。マイクロコン
ピユータ９は、磁気センサー４の信号を入力する
とともに、モータ７の回転数を検出する回転検出
器８の信号を受けとり、ロータ２の回転数を認識
する。またマイクロコンピユータ９は、遠心機制
御のプログラムが格納されているROM１１の内
容に従い動作し、運転条件設定器１６であらかじ
め設定した運転のデータ１８をRAM１２に格納
したり、あるいはRAM１２から引き出したりし
て遠心機の運転条件（例えば回転数、運転時間、
加速時間、減速時間、ロータ温度、ロータ室１の
真空・大気の判別、ロータ自身の許容回転数な
ど）を決め、運転条件表示器１３、モータ７、ロ
ータ温度を制御する冷凍機１４および各種装置１
５を駆動する。なおRAM１２は、その記憶内容
が消去しないようバツクアツプ電池１７により電
源が供給されている。
て、遠心機のロータ室１のロータ軸３にロータ２
を設置し、モータ７を駆動することにより、ロー
タ２が回転する。ロータ２の底部に、第２図よう
なマグネツト６を実装したアダプタ５を取りつ
け、マグネツト６と合い対するロータ軸３に磁気
センサー４を設置し、磁気センサー４はマグネツ
ト６を検出すると同時に、第４図のマイクロコン
ピユータ９にその信号を出力する。マイクロコン
ピユータ９は、磁気センサー４の信号を入力する
とともに、モータ７の回転数を検出する回転検出
器８の信号を受けとり、ロータ２の回転数を認識
する。またマイクロコンピユータ９は、遠心機制
御のプログラムが格納されているROM１１の内
容に従い動作し、運転条件設定器１６であらかじ
め設定した運転のデータ１８をRAM１２に格納
したり、あるいはRAM１２から引き出したりし
て遠心機の運転条件（例えば回転数、運転時間、
加速時間、減速時間、ロータ温度、ロータ室１の
真空・大気の判別、ロータ自身の許容回転数な
ど）を決め、運転条件表示器１３、モータ７、ロ
ータ温度を制御する冷凍機１４および各種装置１
５を駆動する。なおRAM１２は、その記憶内容
が消去しないようバツクアツプ電池１７により電
源が供給されている。
オペレータがスタートスイツチ１０を押すと、
マイクロコンピユータ９は加速信号をモータ７に
出力し、モータ７は回転しはじめる。この時、磁
気センサー４はマグネツト６を検出し、マイクロ
コンピユータ９に出力する。一方マイクロコンピ
ユータ９は回転検出器８の信号を入力すると同時
に磁気センサー４の信号も入力するため、１回転
あたりのマグネツトのパルス数及びパルス間の時
間からマグネツトの角度を割り出すことによつ
て、ロータの識別をすることができる。ロータ２
のアダプタ５にそのロータの個有のマグネツトの
取付位置とすることにより、マイクロコンピユー
タ９は、そのロータ個有のマグネツトを識別し、
ロータを判別することができる。従つてロータ毎
にRAM１２内の運転のデータ１８を割り付けて
おけば、マイクロコンピユータ９があるロータを
識別するとすぐにそのロータに割り付けられた運
転のデータを引き出し、それに基づき運転条件を
一義的に決定しそれ以降の遠心機の運転をロータ
に合つた運転条件にて自動的に行なうことができ
る。
マイクロコンピユータ９は加速信号をモータ７に
出力し、モータ７は回転しはじめる。この時、磁
気センサー４はマグネツト６を検出し、マイクロ
コンピユータ９に出力する。一方マイクロコンピ
ユータ９は回転検出器８の信号を入力すると同時
に磁気センサー４の信号も入力するため、１回転
あたりのマグネツトのパルス数及びパルス間の時
間からマグネツトの角度を割り出すことによつ
て、ロータの識別をすることができる。ロータ２
のアダプタ５にそのロータの個有のマグネツトの
取付位置とすることにより、マイクロコンピユー
タ９は、そのロータ個有のマグネツトを識別し、
ロータを判別することができる。従つてロータ毎
にRAM１２内の運転のデータ１８を割り付けて
おけば、マイクロコンピユータ９があるロータを
識別するとすぐにそのロータに割り付けられた運
転のデータを引き出し、それに基づき運転条件を
一義的に決定しそれ以降の遠心機の運転をロータ
に合つた運転条件にて自動的に行なうことができ
る。
ロータを認識する方法としては、マグネツトの
取付位置により判別する方法がある。マグネツト
の取付位置により判別する方法は、第２図のよう
に、例えばマグネツトを２個取り付け、その取付
角度θにてｎ個のロータを判別し、第４図のよう
にRAM１２の運転データを割りつける方法であ
る。
取付位置により判別する方法がある。マグネツト
の取付位置により判別する方法は、第２図のよう
に、例えばマグネツトを２個取り付け、その取付
角度θにてｎ個のロータを判別し、第４図のよう
にRAM１２の運転データを割りつける方法であ
る。
なお、運転のデータ１８はRAMに格納されて
いるため、運転条件設定器１６により、データの
変更が可能である。ロータの識別において、マイ
クロコンピユータは、モータが始動し、ロータが
数回転する間にマグネツトを判別し、運転条件を
決定することができる。
いるため、運転条件設定器１６により、データの
変更が可能である。ロータの識別において、マイ
クロコンピユータは、モータが始動し、ロータが
数回転する間にマグネツトを判別し、運転条件を
決定することができる。
本考案によれば、マグネツトの取付位置により
ロータの判別を行うこととしたので、従来に比較
してより多くのロータの判別ができるという効果
を奏する。
ロータの判別を行うこととしたので、従来に比較
してより多くのロータの判別ができるという効果
を奏する。
第１図は本考案になる遠心機の一実施例を示す
側面図、第２図は第１図のＡ−A′線断面図、第
３図は同じく本考案における制御回路のブロツク
図、第４図は同じく本考案における運転データの
判別の説明図である。 １はロータ室、２はロータ、３はロータ軸、４
は磁気センサー、５はアダプタ、６はマゲネツ
ト、７はモータ、８は回転検出器、９はマイクロ
コンピユータ、１０はスタートスイツチ、１１は
ROM、１２はRAM、１３は運転条件表示器、
１４は冷凍機、１５は各種装置、１６は運転条件
設定器、１７はバツクアツプ電池、１８は運転の
データである。
側面図、第２図は第１図のＡ−A′線断面図、第
３図は同じく本考案における制御回路のブロツク
図、第４図は同じく本考案における運転データの
判別の説明図である。 １はロータ室、２はロータ、３はロータ軸、４
は磁気センサー、５はアダプタ、６はマゲネツ
ト、７はモータ、８は回転検出器、９はマイクロ
コンピユータ、１０はスタートスイツチ、１１は
ROM、１２はRAM、１３は運転条件表示器、
１４は冷凍機、１５は各種装置、１６は運転条件
設定器、１７はバツクアツプ電池、１８は運転の
データである。
Claims (1)
- 試料を遠心分離するためのロータの一部に複数
のマグネツトを有し、該マグネツトと対向する場
所に磁気センサを設けて成る遠心機において、前
記複数のマグネツトの設けられている角度により
ロータの判別をすることを特徴とする遠心機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985133784U JPH0334279Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985133784U JPH0334279Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6243650U JPS6243650U (ja) | 1987-03-16 |
| JPH0334279Y2 true JPH0334279Y2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=31034412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985133784U Expired JPH0334279Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0334279Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1069230C (zh) * | 1994-06-13 | 2001-08-08 | 株式会社久保田制作所 | 离心机 |
| US6764437B2 (en) | 2000-10-06 | 2004-07-20 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Centrifuge with rotor having identification elements arranged along the circumference of a circle whose center coincides with the rotor's axis of rotation |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6917247B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2021-08-11 | エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ株式会社 | 遠心分離機および遠心分離装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815673B1 (ja) * | 1969-12-15 | 1973-05-16 | ||
| JPS56246B2 (ja) * | 1973-08-22 | 1981-01-07 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815673U (ja) * | 1971-06-30 | 1973-02-22 | ||
| JPS56246U (ja) * | 1979-06-13 | 1981-01-06 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP1985133784U patent/JPH0334279Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4815673B1 (ja) * | 1969-12-15 | 1973-05-16 | ||
| JPS56246B2 (ja) * | 1973-08-22 | 1981-01-07 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1069230C (zh) * | 1994-06-13 | 2001-08-08 | 株式会社久保田制作所 | 离心机 |
| US6764437B2 (en) | 2000-10-06 | 2004-07-20 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Centrifuge with rotor having identification elements arranged along the circumference of a circle whose center coincides with the rotor's axis of rotation |
| DE10148839B4 (de) * | 2000-10-06 | 2007-12-13 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Zentrifuge |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6243650U (ja) | 1987-03-16 |
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