JPH0634717A - 液晶駆動ic装置の試験装置及びその試験方法 - Google Patents
液晶駆動ic装置の試験装置及びその試験方法Info
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- JPH0634717A JPH0634717A JP18963692A JP18963692A JPH0634717A JP H0634717 A JPH0634717 A JP H0634717A JP 18963692 A JP18963692 A JP 18963692A JP 18963692 A JP18963692 A JP 18963692A JP H0634717 A JPH0634717 A JP H0634717A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は液晶駆動IC装置の試験装置の改善
に関し、その出力端子情報の検索測定に係わり手作業に
依存することなく、その多数の出力端子情報を自動的に
測定し、検査労力の軽減化及び検査時間の短縮化を図る
こと、及び、多種類のLCD駆動IC装置を検査可能に
して、その汎用性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 少なくとも、被試験IC装置16に供給する
デジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VRE
F を発生する電圧発生源11と、前記被試験IC装置1
6の出力端子情報の走査入力をする走査手段12と、前
記被試験IC装置16の出力端子情報を計測する信号測
定手段13と、前記電圧発生源11,走査手段12及び
信号測定手段13の入出力を制御する制御手段14とを
具備し、前記制御手段14が各種液晶駆動モードSTN/
TFTに基づいて被試験IC装置16の複数の出力端子情
報の自動計測判定処理をすることを含み構成する。
に関し、その出力端子情報の検索測定に係わり手作業に
依存することなく、その多数の出力端子情報を自動的に
測定し、検査労力の軽減化及び検査時間の短縮化を図る
こと、及び、多種類のLCD駆動IC装置を検査可能に
して、その汎用性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 少なくとも、被試験IC装置16に供給する
デジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VRE
F を発生する電圧発生源11と、前記被試験IC装置1
6の出力端子情報の走査入力をする走査手段12と、前
記被試験IC装置16の出力端子情報を計測する信号測
定手段13と、前記電圧発生源11,走査手段12及び
信号測定手段13の入出力を制御する制御手段14とを
具備し、前記制御手段14が各種液晶駆動モードSTN/
TFTに基づいて被試験IC装置16の複数の出力端子情
報の自動計測判定処理をすることを含み構成する。
Description
【0001】〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図12) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例(図3〜11) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶駆動IC装置の試
験装置及びその試験方法に関するものであり、更に詳し
く言えば、LCD(Liquid Crystal Display)装置
を駆動するSTN(Super Twisted Nematic)用,
TFT(Thin Film Transistor )用ドライバIC装
置を試験する装置及びその方法に関するものである。
験装置及びその試験方法に関するものであり、更に詳し
く言えば、LCD(Liquid Crystal Display)装置
を駆動するSTN(Super Twisted Nematic)用,
TFT(Thin Film Transistor )用ドライバIC装
置を試験する装置及びその方法に関するものである。
【0003】近年、薄型,軽量に富み、低消費電力で動
作をする映像表示装置として液晶ディスプレイ(LCD
装置)が使用され、該LCD装置によりカラー化が実現
しつつある。これには、TAB(Tape AutomatedBon
ding)又はCOG(Chip On Grass)と称する難易度
の高い実装技術が要求される多数の端子を集積した数ミ
リ程度のチップから成るドライバーICが使用され、そ
の実装工程において、実動作に近い試験が要求される。
作をする映像表示装置として液晶ディスプレイ(LCD
装置)が使用され、該LCD装置によりカラー化が実現
しつつある。これには、TAB(Tape AutomatedBon
ding)又はCOG(Chip On Grass)と称する難易度
の高い実装技術が要求される多数の端子を集積した数ミ
リ程度のチップから成るドライバーICが使用され、そ
の実装工程において、実動作に近い試験が要求される。
【0004】これによれば、ある型格のLCD駆動IC
装置に対して、専用ドライバコントローラを接続し、そ
のアナログ的な出力レベルをオシロスコープ等により波
形観測をしている。このため、そのLCD駆動IC装置
の動作・機能試験等において、数百出力端子に現れる出
力電圧を個々に検査しなければならず、その検査労力が
増化したり、該検査時間が長くなる。
装置に対して、専用ドライバコントローラを接続し、そ
のアナログ的な出力レベルをオシロスコープ等により波
形観測をしている。このため、そのLCD駆動IC装置
の動作・機能試験等において、数百出力端子に現れる出
力電圧を個々に検査しなければならず、その検査労力が
増化したり、該検査時間が長くなる。
【0005】そこで、LCD駆動IC装置の出力端子情
報の検索測定に係わり多数の出力端子情報を自動的に測
定し、その検査労力の軽減化及び検査時間の短縮化を図
ること、及び、その汎用性の向上を図ることができる試
験装置や試験方法が望まれている。
報の検索測定に係わり多数の出力端子情報を自動的に測
定し、その検査労力の軽減化及び検査時間の短縮化を図
ること、及び、その汎用性の向上を図ることができる試
験装置や試験方法が望まれている。
【0006】
【従来の技術】図12は、従来例に係る液晶駆動IC装置
の試験方法の説明図である。例えば、TFT用LCD駆
動IC装置26を試験するシステム装置は図12におい
て、電圧発生源1,シグナルジェネレータ4及びレベル
変換器5から成る専用ドライバコントローラや試験用探
索針2,オシロスコープ3が組み合わされて成る。
の試験方法の説明図である。例えば、TFT用LCD駆
動IC装置26を試験するシステム装置は図12におい
て、電圧発生源1,シグナルジェネレータ4及びレベル
変換器5から成る専用ドライバコントローラや試験用探
索針2,オシロスコープ3が組み合わされて成る。
【0007】例えば、TFT用LCD駆動IC装置(以
下単に被試験物という)26の多数のパットにバンプを
転写したチップ単体の状態、又は、そのチップをガラス
上に実装した状態等のCOG工程において、その動作・
機能試験を行う場合、まず、デジタル電圧VD,アナロ
グ電圧VE及び基準電圧VREF が電圧発生源1から被試
験物26に供給され、また、シグナルジェネレータ4か
らその試験パターンが発生され、それがレベル変換器5
によりレベル変換されると、その試験信号が被試験物2
6に供給される。
下単に被試験物という)26の多数のパットにバンプを
転写したチップ単体の状態、又は、そのチップをガラス
上に実装した状態等のCOG工程において、その動作・
機能試験を行う場合、まず、デジタル電圧VD,アナロ
グ電圧VE及び基準電圧VREF が電圧発生源1から被試
験物26に供給され、また、シグナルジェネレータ4か
らその試験パターンが発生され、それがレベル変換器5
によりレベル変換されると、その試験信号が被試験物2
6に供給される。
【0008】かかる状態で、作業者により試験用探索針
2がその出力端子に接触され、その出力端子情報,例え
ば、出力電圧波形がオシロスコープ3により表示され
る。これにより、被試験物26の動作・機能試験を行う
ことができる。
2がその出力端子に接触され、その出力端子情報,例え
ば、出力電圧波形がオシロスコープ3により表示され
る。これにより、被試験物26の動作・機能試験を行う
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例のT
FT用LCD駆動IC装置の動作・機能試験によれば、
ある型格に対して、専用ドライバコントローラを被試験
物26に接続し、そのアナログ的な出力レベルをオシロ
スコープ3により波形観測をしている。
FT用LCD駆動IC装置の動作・機能試験によれば、
ある型格に対して、専用ドライバコントローラを被試験
物26に接続し、そのアナログ的な出力レベルをオシロ
スコープ3により波形観測をしている。
【0010】例えば、被試験物26の動作不良原因に
は、チップの中外における微小リーク電流を原因とす
る電圧降下、隣接端子間のショートによる出力電圧降
下、実装時における接続不良による電圧降下、入力
制御信号の供給接続不良による規定電圧未出力が考えら
れる。
は、チップの中外における微小リーク電流を原因とす
る電圧降下、隣接端子間のショートによる出力電圧降
下、実装時における接続不良による電圧降下、入力
制御信号の供給接続不良による規定電圧未出力が考えら
れる。
【0011】このため、被試験物26の動作・機能試験
において、数百出力端子を有する半導体チップの全出力
電圧を個々に検査しなければならない。なお、被試験物
26には、チップ種類により分類すると、TFTとST
Nの2種類に大別され、それぞれX,Y側電極を有し、
その駆動方法が異なる。例えば、TFTタイプでは、X
側にデータ(DATA )が入力され、Y側がスキャン(S
CAN )制御される。
において、数百出力端子を有する半導体チップの全出力
電圧を個々に検査しなければならない。なお、被試験物
26には、チップ種類により分類すると、TFTとST
Nの2種類に大別され、それぞれX,Y側電極を有し、
その駆動方法が異なる。例えば、TFTタイプでは、X
側にデータ(DATA )が入力され、Y側がスキャン(S
CAN )制御される。
【0012】また、STNタイプではX側がセグメント
(SEGMENT),Y側がコモン(COMMON )となる。この
ことから、当該IC装置の実装工程において、実動作に
近い状態で動作・機能試験をしようとすると、チップ上
にある多数の出力を全て作業者の試験用探索針2により
検索測定をする手作業に依存しなくてはならない。
(SEGMENT),Y側がコモン(COMMON )となる。この
ことから、当該IC装置の実装工程において、実動作に
近い状態で動作・機能試験をしようとすると、チップ上
にある多数の出力を全て作業者の試験用探索針2により
検索測定をする手作業に依存しなくてはならない。
【0013】これにより、その検査労力が増化したり、
該検査時間が長くなる。また、信頼性の良いLCD駆動
IC装置の量産性に乏しく、異なった機能のLCD駆動
IC装置に対して当該試験システムを適用することが困
難なことから、当該試験システムの汎用性を欠くという
問題がある。
該検査時間が長くなる。また、信頼性の良いLCD駆動
IC装置の量産性に乏しく、異なった機能のLCD駆動
IC装置に対して当該試験システムを適用することが困
難なことから、当該試験システムの汎用性を欠くという
問題がある。
【0014】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑みて
創作されたものであり、液晶駆動IC装置の出力端子情
報の検索測定に係わり手作業に依存することなく、その
多数の出力端子情報を自動的に測定し、その検査労力の
軽減化及び検査時間の短縮化を図ること、及び、多種類
のLCD駆動IC装置を検査可能にして、その汎用性の
向上を図ることが可能となる液晶駆動IC装置の試験装
置及びその試験方法の提供を目的とする。
創作されたものであり、液晶駆動IC装置の出力端子情
報の検索測定に係わり手作業に依存することなく、その
多数の出力端子情報を自動的に測定し、その検査労力の
軽減化及び検査時間の短縮化を図ること、及び、多種類
のLCD駆動IC装置を検査可能にして、その汎用性の
向上を図ることが可能となる液晶駆動IC装置の試験装
置及びその試験方法の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係る液
晶駆動IC装置の試験装置の原理図であり、図2
(a),(b)は、本発明に係る液晶駆動IC装置の試
験方法の原理図をそれぞれ示している。
晶駆動IC装置の試験装置の原理図であり、図2
(a),(b)は、本発明に係る液晶駆動IC装置の試
験方法の原理図をそれぞれ示している。
【0016】本発明に係る液晶駆動IC装置の試験装置
は図1に示すように、少なくとも、被試験IC装置16
に供給するデジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基
準電圧VREF を発生する電圧発生源11と、前記被試験
IC装置16の出力端子情報の走査入力をする走査手段
12と、前記被試験IC装置16の出力端子情報を計測
する信号測定手段13と、前記電圧発生源11,走査手
段12及び信号測定手段13の入出力を制御する制御手
段14とを具備し、前記制御手段14が各種液晶駆動モ
ードSTN/TFTに基づいて被試験IC装置16の複数の
出力端子情報の自動計測判定処理をすることを特徴とす
る。
は図1に示すように、少なくとも、被試験IC装置16
に供給するデジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基
準電圧VREF を発生する電圧発生源11と、前記被試験
IC装置16の出力端子情報の走査入力をする走査手段
12と、前記被試験IC装置16の出力端子情報を計測
する信号測定手段13と、前記電圧発生源11,走査手
段12及び信号測定手段13の入出力を制御する制御手
段14とを具備し、前記制御手段14が各種液晶駆動モ
ードSTN/TFTに基づいて被試験IC装置16の複数の
出力端子情報の自動計測判定処理をすることを特徴とす
る。
【0017】なお、本発明に係る液晶駆動IC装置の試
験装置において、前記被試験IC装置16にデジタル電
圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF を供給す
る複数の接触子や該被試験IC装置16の出力端子情報
を取り込む複数の接触子から成るプローブ手段15が設
けられることを特徴とする。
験装置において、前記被試験IC装置16にデジタル電
圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF を供給す
る複数の接触子や該被試験IC装置16の出力端子情報
を取り込む複数の接触子から成るプローブ手段15が設
けられることを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る液晶駆動IC装置の試
験方法は、図2の処理フローチャートに示すように、ま
ず、ステップP1で各種液晶駆動モードSTN/TFTに基
づいて被試験IC装置16にデジタル電圧VD,アナロ
グ電圧VE及び基準電圧VREF の供給処理をし、次に、
ステップP2で前記供給処理に基づいて被試験IC装置
16の出力端子情報や入力端子情報の走査入力処理を
し、次いで、ステップP3で前記走査入力処理に基づい
て被試験IC装置16の複数の出力端子情報や入力端子
情報の計測処理をし、その後、ステップP4で前記計測
処理に基づいて被試験IC装置16の自動判定処理をす
ることを特徴とする。
験方法は、図2の処理フローチャートに示すように、ま
ず、ステップP1で各種液晶駆動モードSTN/TFTに基
づいて被試験IC装置16にデジタル電圧VD,アナロ
グ電圧VE及び基準電圧VREF の供給処理をし、次に、
ステップP2で前記供給処理に基づいて被試験IC装置
16の出力端子情報や入力端子情報の走査入力処理を
し、次いで、ステップP3で前記走査入力処理に基づい
て被試験IC装置16の複数の出力端子情報や入力端子
情報の計測処理をし、その後、ステップP4で前記計測
処理に基づいて被試験IC装置16の自動判定処理をす
ることを特徴とする。
【0019】なお、本発明に係る液晶駆動IC装置の試
験方法において、前記デジタル電圧VD,アナログ電圧
VE及び基準電圧VREF の供給処理及び被試験IC装置
16の出力端子情報の走査入力処理に先立ち、前記被試
験IC装置16の入出力端子と試験装置の試験用入出力
端子との接触処理をすることを特徴とし、上記目的を達
成する。
験方法において、前記デジタル電圧VD,アナログ電圧
VE及び基準電圧VREF の供給処理及び被試験IC装置
16の出力端子情報の走査入力処理に先立ち、前記被試
験IC装置16の入出力端子と試験装置の試験用入出力
端子との接触処理をすることを特徴とし、上記目的を達
成する。
【0020】
【作 用】本発明の液晶駆動IC装置の試験装置によれ
ば、図1に示すように、電圧発生源11,走査手段1
2,信号測定手段13及び制御手段14が具備され、該
制御手段14が各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づい
て被試験IC装置16の複数の出力端子情報の自動計測
判定処理をする。
ば、図1に示すように、電圧発生源11,走査手段1
2,信号測定手段13及び制御手段14が具備され、該
制御手段14が各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づい
て被試験IC装置16の複数の出力端子情報の自動計測
判定処理をする。
【0021】例えば、被試験IC装置16の入力端子に
複数の接触子から成るプローブ手段15を介して電圧発
生源11で発生されたデジタル電圧VD,アナログ電圧
VE,基準電圧VREF 及びその他,制御手段14から転
送される液晶駆動モードSTN/TFT等が供給される。ま
た、複数の接触子から成るプローブ手段15を介してそ
の出力端子情報が走査手段12に取り込まれる。
複数の接触子から成るプローブ手段15を介して電圧発
生源11で発生されたデジタル電圧VD,アナログ電圧
VE,基準電圧VREF 及びその他,制御手段14から転
送される液晶駆動モードSTN/TFT等が供給される。ま
た、複数の接触子から成るプローブ手段15を介してそ
の出力端子情報が走査手段12に取り込まれる。
【0022】さらに、走査手段12では被試験IC装置
16の出力端子情報が自動走査入力され、その出力端子
情報が信号測定手段13により自動計測される。また、
その計測結果が制御手段14に転送されることで、制御
手段14では各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づいて
被試験IC装置16の複数の出力端子情報が自動判定さ
れる。
16の出力端子情報が自動走査入力され、その出力端子
情報が信号測定手段13により自動計測される。また、
その計測結果が制御手段14に転送されることで、制御
手段14では各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づいて
被試験IC装置16の複数の出力端子情報が自動判定さ
れる。
【0023】このため、被試験IC装置16の動作・機
能試験等において、チップ上の多数の出力端子情報をプ
ローブ手段15や走査手段12を介して全て信号測定手
段13に個々に取り込むことができ、数百出力端子を有
する半導体チップの全出力電圧を手作業に依存して、個
々に検査しなくても良い。なお、被試験IC装置16と
してTFT用LCD駆動IC装置を始め、他のSTN用
LCD駆動IC装置等を検査することが可能となる。
能試験等において、チップ上の多数の出力端子情報をプ
ローブ手段15や走査手段12を介して全て信号測定手
段13に個々に取り込むことができ、数百出力端子を有
する半導体チップの全出力電圧を手作業に依存して、個
々に検査しなくても良い。なお、被試験IC装置16と
してTFT用LCD駆動IC装置を始め、他のSTN用
LCD駆動IC装置等を検査することが可能となる。
【0024】これにより、当該IC装置の実装工程にお
いて、実動作に近い状態で動作・機能試験をすることが
可能となる。また、異なった機能のLCD駆動IC装置
に対して当該試験装置を適用することが可能となる。こ
のことから、汎用型の試験装置の提供に寄与するところ
が大きい。
いて、実動作に近い状態で動作・機能試験をすることが
可能となる。また、異なった機能のLCD駆動IC装置
に対して当該試験装置を適用することが可能となる。こ
のことから、汎用型の試験装置の提供に寄与するところ
が大きい。
【0025】また、本発明に係る液晶駆動IC装置の試
験方法によれば、図2の処理フローチャートに示すよう
に、ステップP1で各種液晶駆動モードSTN/TFTに基
づくデジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧
VREF が,例えば、被試験IC装置16の入出力端子と
試験装置の試験用入出力端子との間を接触する接触処理
に基づいて試験IC装置16に供給処理されると、ステ
ップP2でその出力端子情報や入力端子情報が走査入力
処理される。
験方法によれば、図2の処理フローチャートに示すよう
に、ステップP1で各種液晶駆動モードSTN/TFTに基
づくデジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧
VREF が,例えば、被試験IC装置16の入出力端子と
試験装置の試験用入出力端子との間を接触する接触処理
に基づいて試験IC装置16に供給処理されると、ステ
ップP2でその出力端子情報や入力端子情報が走査入力
処理される。
【0026】このため、ステップP3で被試験IC装置
16の複数の出力端子情報や入力端子情報を個々に自動
計測処理をすることにより、ステップP4で被試験IC
装置16の自動判定処理,例えば、あるタイミングで出
力すべき電圧が正確に出力されているか否かをあらゆる
試験電圧でそれを動作させてその良否判定をすることが
可能となる。
16の複数の出力端子情報や入力端子情報を個々に自動
計測処理をすることにより、ステップP4で被試験IC
装置16の自動判定処理,例えば、あるタイミングで出
力すべき電圧が正確に出力されているか否かをあらゆる
試験電圧でそれを動作させてその良否判定をすることが
可能となる。
【0027】これにより、出力端子情報の自動検索測定
をすることができ、液晶駆動IC装置の出力端子情報の
検索測定に係わり手作業に依存することが無くなる。ま
た、LCD駆動IC装置の検査労力が軽減され、該検査
時間の短縮化が図られることから信頼性の良いLCD駆
動IC装置を量産することが可能となる。
をすることができ、液晶駆動IC装置の出力端子情報の
検索測定に係わり手作業に依存することが無くなる。ま
た、LCD駆動IC装置の検査労力が軽減され、該検査
時間の短縮化が図られることから信頼性の良いLCD駆
動IC装置を量産することが可能となる。
【0028】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の各実施例に
ついて説明をする。図3〜11は、本発明の実施例に係る
液晶駆動IC装置の試験装置及びその試験方法を説明す
る図であり、図3は、本発明の実施例に係るLCD駆動
IC装置の試験装置の全体構成図を示している。また、
図4〜7はその内部構成図及び主要部の動作タイムチャ
ートであり、図8はその試験フローチャートをそれぞれ
示している。
ついて説明をする。図3〜11は、本発明の実施例に係る
液晶駆動IC装置の試験装置及びその試験方法を説明す
る図であり、図3は、本発明の実施例に係るLCD駆動
IC装置の試験装置の全体構成図を示している。また、
図4〜7はその内部構成図及び主要部の動作タイムチャ
ートであり、図8はその試験フローチャートをそれぞれ
示している。
【0029】例えば、STN用,TFT用LCD駆動I
C装置の検査に適用可能な試験装置は、図3において、
電圧発生部21,スキャナ群22,デジタルボルトメー
タ23,制御システム24及びプローブ接触部26から
成る。
C装置の検査に適用可能な試験装置は、図3において、
電圧発生部21,スキャナ群22,デジタルボルトメー
タ23,制御システム24及びプローブ接触部26から
成る。
【0030】すなわち、電圧発生部21は電圧発生源1
1の一実施例であり、STN用,TFT用LCD駆動I
C装置等の被試験IC装置16に供給するデジタル電圧
VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF を発生する
ものである。電圧発生部21はデジタル電源部21A,ア
ナログ電源部21B及び基準電圧群21Cから成り、その内
部構成については、図4において詳述する。
1の一実施例であり、STN用,TFT用LCD駆動I
C装置等の被試験IC装置16に供給するデジタル電圧
VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF を発生する
ものである。電圧発生部21はデジタル電源部21A,ア
ナログ電源部21B及び基準電圧群21Cから成り、その内
部構成については、図4において詳述する。
【0031】スキャナ群22は走査手段12の一実施例
であり、被試験IC装置16の出力端子情報の走査入力
をするものである。なお、スキャナ群22の内部構成に
ついては、図5において詳述する。
であり、被試験IC装置16の出力端子情報の走査入力
をするものである。なお、スキャナ群22の内部構成に
ついては、図5において詳述する。
【0032】デジタルボルトメータ23は信号測定手段
13の一実施例であり、被試験IC装置16の出力端子
情報Vxや入力端子情報Ixを計測するものである。例
えば、デジタルボルトメータ23は、ホストコンピュー
タ24Cの切り換え処理に基づいて被試験IC装置16の
各入出力端子に係るn個の出力電圧V1〜Vn,その基
準電圧VREF ,デジタル電圧VD,アナログ電圧VE,
デジタル電流ID(±),アナログ電流IE(±)を測
定する。なお、デジタルボルトメータ23は高分解能の
ものを用いる。
13の一実施例であり、被試験IC装置16の出力端子
情報Vxや入力端子情報Ixを計測するものである。例
えば、デジタルボルトメータ23は、ホストコンピュー
タ24Cの切り換え処理に基づいて被試験IC装置16の
各入出力端子に係るn個の出力電圧V1〜Vn,その基
準電圧VREF ,デジタル電圧VD,アナログ電圧VE,
デジタル電流ID(±),アナログ電流IE(±)を測
定する。なお、デジタルボルトメータ23は高分解能の
ものを用いる。
【0033】制御システム24は制御手段14の一実施
例であり、電圧発生部21,スキャナ群22及びデジタ
ルボルトメータ23の入出力を制御するものである。例
えば、制御システム24はシグナルジェネレータ24A,
レベル変換器24B,ホストコンピュータ24C,I/Oポ
ート24D及びレベル変換器24Eから成る。なお、シグナ
ルジェネレータ24Aの内部構成及びその動作機能につい
ては図6,7において詳述する。
例であり、電圧発生部21,スキャナ群22及びデジタ
ルボルトメータ23の入出力を制御するものである。例
えば、制御システム24はシグナルジェネレータ24A,
レベル変換器24B,ホストコンピュータ24C,I/Oポ
ート24D及びレベル変換器24Eから成る。なお、シグナ
ルジェネレータ24Aの内部構成及びその動作機能につい
ては図6,7において詳述する。
【0034】また、レベル変換器24Bはシグナルジェネ
レータ24Aで発生されたTFT用LCD駆動IC装置の
試験動作に係るクロックCLK(以下LOAD ,CPxともい
う)をレベル変換するものである。レベル変換器24E
は、STN用LCD駆動IC装置の試験動作に係るスタ
ート/ストップデータE(以下LOAD ともいう),シフ
トレジスタのシフト方向データR/L(SHL),STN
用/TFT用LCD駆動IC装置に係る制御モードM
(MODE )やディスイネーブルデータDSP(DispOFF)
をレベル変換をするものである。
レータ24Aで発生されたTFT用LCD駆動IC装置の
試験動作に係るクロックCLK(以下LOAD ,CPxともい
う)をレベル変換するものである。レベル変換器24E
は、STN用LCD駆動IC装置の試験動作に係るスタ
ート/ストップデータE(以下LOAD ともいう),シフ
トレジスタのシフト方向データR/L(SHL),STN
用/TFT用LCD駆動IC装置に係る制御モードM
(MODE )やディスイネーブルデータDSP(DispOFF)
をレベル変換をするものである。
【0035】なお、ホストコンピュータ24Cはデジタル
ボルトメータ23やシグナルジェネレータ24Aの入出力
を制御するものである。例えば、ホストコンピュータ24
Cは各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づいて被試験I
C装置16の複数の出力端子情報の自動計測判定処理を
する。また、I/Oポート24Dはタイミング的要素を含
まない被試験IC装置16の固有の信号とホストコンピ
ュータ24Cからの指令信号等を中継するものである。
ボルトメータ23やシグナルジェネレータ24Aの入出力
を制御するものである。例えば、ホストコンピュータ24
Cは各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づいて被試験I
C装置16の複数の出力端子情報の自動計測判定処理を
する。また、I/Oポート24Dはタイミング的要素を含
まない被試験IC装置16の固有の信号とホストコンピ
ュータ24Cからの指令信号等を中継するものである。
【0036】プローブ接触部25はプローブ手段15の
一実施例であり、被試験IC装置16にデジタル電圧V
D,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF を供給する複
数の接触子や該被試験IC装置16の出力端子情報を取
り込む複数の接触子から成る。プローブ接触部25に
は,例えば、各ICチップの電極配置に合わせたパター
ンが配線されたガラスプローブカード25Aが用いられる
(図9(b)参照)。
一実施例であり、被試験IC装置16にデジタル電圧V
D,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF を供給する複
数の接触子や該被試験IC装置16の出力端子情報を取
り込む複数の接触子から成る。プローブ接触部25に
は,例えば、各ICチップの電極配置に合わせたパター
ンが配線されたガラスプローブカード25Aが用いられる
(図9(b)参照)。
【0037】図4は、本発明の実施例に係る電圧発生部
の内部構成図である。図4において、電圧発生部21
は、デジタル電源部21A,アナログ電源部21B及び基準
電圧群21Cから成る。デジタル電源部21Aは直流可変電
源から成り、STN用/TFT用LCD駆動IC装置に
係るデジタル電圧VDを出力するものである。
の内部構成図である。図4において、電圧発生部21
は、デジタル電源部21A,アナログ電源部21B及び基準
電圧群21Cから成る。デジタル電源部21Aは直流可変電
源から成り、STN用/TFT用LCD駆動IC装置に
係るデジタル電圧VDを出力するものである。
【0038】また、アナログ電源部21Bは直流可変電
源,直流5〔V〕電源,スイッチング素子SW1,SW
2から成り、STN用/TFT用LCD駆動IC装置に
係るアナログ電圧±VEを選択出力するものである。な
お、直流5〔V〕電源はSTN用LCD駆動IC装置に
係るマイナスモードに対処して設けられ、スイッチング
素子SW1,SW2は液晶駆動モードSTN/TFTに基づ
いてホストコンピュータ24Cにより制御される。
源,直流5〔V〕電源,スイッチング素子SW1,SW
2から成り、STN用/TFT用LCD駆動IC装置に
係るアナログ電圧±VEを選択出力するものである。な
お、直流5〔V〕電源はSTN用LCD駆動IC装置に
係るマイナスモードに対処して設けられ、スイッチング
素子SW1,SW2は液晶駆動モードSTN/TFTに基づ
いてホストコンピュータ24Cにより制御される。
【0039】さらに、基準電圧群21Cはインピーダンス
変換をするm個のオペアンプOP1〜OPmと、基準電圧V
REF を設定する可変抵抗器VR1〜VRmと、入力電圧に対
して飽和を防止する保護ダイオードDiと、無極性のパ
スコンCpと、スイッチ切り換え時の電荷を放電させる
放電抵抗Rpと、電流検出用の抵抗Rから成る。
変換をするm個のオペアンプOP1〜OPmと、基準電圧V
REF を設定する可変抵抗器VR1〜VRmと、入力電圧に対
して飽和を防止する保護ダイオードDiと、無極性のパ
スコンCpと、スイッチ切り換え時の電荷を放電させる
放電抵抗Rpと、電流検出用の抵抗Rから成る。
【0040】当該電圧発生部21の機能は、デジタル電
源部21A及びアナログ電源部21Cから保護ダイオードD
iを介して印加されるデジタル電圧VD及びアナログ電
圧VE電圧を可変抵抗器VR1〜VRmにより分割して、そ
の設定電圧を負荷条件によって変化しないように、オペ
アンプOP1〜OPmによりインピーダンス変換をし、その
高出力インピーダンスの設定電圧を基準電圧VREF とし
てSTN用やTFT用LCD駆動IC装置に出力する。
源部21A及びアナログ電源部21Cから保護ダイオードD
iを介して印加されるデジタル電圧VD及びアナログ電
圧VE電圧を可変抵抗器VR1〜VRmにより分割して、そ
の設定電圧を負荷条件によって変化しないように、オペ
アンプOP1〜OPmによりインピーダンス変換をし、その
高出力インピーダンスの設定電圧を基準電圧VREF とし
てSTN用やTFT用LCD駆動IC装置に出力する。
【0041】これにより、カラー表示に係るLCD装置
の数百種類の駆動電圧に係るm個の基準電圧を発生する
ことができる。なお、表1に基準電圧VREF の設定範囲
を示している。
の数百種類の駆動電圧に係るm個の基準電圧を発生する
ことができる。なお、表1に基準電圧VREF の設定範囲
を示している。
【0042】
【表1】
【0043】図5は、本発明の実施例に係るスキャナ群
の内部構成図を示している。図5において、スキャナ群
22は出力電圧セレクタ群22A,基準電圧セレクタ群22
B,電圧/電流切換器22C,極性切換器22D,A/D電
流(+)切換器22E,A/D電流(−)切換器22Fから
成る。
の内部構成図を示している。図5において、スキャナ群
22は出力電圧セレクタ群22A,基準電圧セレクタ群22
B,電圧/電流切換器22C,極性切換器22D,A/D電
流(+)切換器22E,A/D電流(−)切換器22Fから
成る。
【0044】出力電圧セレクタ群22Aは被試験IC装置
16の出力端子情報,例えば、出力電圧を選択入力する
リレー素子から成る。なお、出力電圧セレクタ群22Aは
n個のゲートトランジスタ回路から成り、液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてホストコンピュータ24Cにより
制御される。また、選択された出力電圧は電圧/電流切
換器22Cを介してデジタルボルトメータ23に転送され
る。
16の出力端子情報,例えば、出力電圧を選択入力する
リレー素子から成る。なお、出力電圧セレクタ群22Aは
n個のゲートトランジスタ回路から成り、液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてホストコンピュータ24Cにより
制御される。また、選択された出力電圧は電圧/電流切
換器22Cを介してデジタルボルトメータ23に転送され
る。
【0045】基準電圧セレクタ群22Bは被試験IC装置
16の入力端子情報,例えば、基準電圧VREF ,アナロ
グ電圧VEやデジタル電圧VDを選択入力するものであ
る。なお、基準電圧セレクタ群22Bはm個のゲートトラ
ンジスタ回路から成り、液晶駆動モードSTN/TFTに基
づいてホストコンピュータ24Cにより制御される。な
お、選択された入力電圧は電圧/電流切換器22Cを介し
てデジタルボルトメータ23に転送される。
16の入力端子情報,例えば、基準電圧VREF ,アナロ
グ電圧VEやデジタル電圧VDを選択入力するものであ
る。なお、基準電圧セレクタ群22Bはm個のゲートトラ
ンジスタ回路から成り、液晶駆動モードSTN/TFTに基
づいてホストコンピュータ24Cにより制御される。な
お、選択された入力電圧は電圧/電流切換器22Cを介し
てデジタルボルトメータ23に転送される。
【0046】電圧/電流切換器22Cは電圧情報入力と電
流入力情報との切り換えをするものであり、液晶駆動モ
ードSTN/TFTに基づいてホストコンピュータ24Cによ
り制御される。極性切換器22Dはマイナスモードと通常
モードを選択するものである。例えば、通常モードを選
択する場合には、極性切換器22Dがa点に接続され、マ
イナスモードを選択する場合には、極性切換器22Dがb
点(接地線GND)に接続される。
流入力情報との切り換えをするものであり、液晶駆動モ
ードSTN/TFTに基づいてホストコンピュータ24Cによ
り制御される。極性切換器22Dはマイナスモードと通常
モードを選択するものである。例えば、通常モードを選
択する場合には、極性切換器22Dがa点に接続され、マ
イナスモードを選択する場合には、極性切換器22Dがb
点(接地線GND)に接続される。
【0047】A/D電流(+)切換器22Eはアナログ電
流IE(+)とデジタル電流ID(+)との入力を切り
換えるものである。例えば、アナログ電圧VEやデジタ
ル電圧VDに係るアナログ電流IE(+)やデジタル電
流ID(+)を検出する際に、液晶駆動モードSTN/T
FTに基づいてホストコンピュータ24Cにより制御され
る。
流IE(+)とデジタル電流ID(+)との入力を切り
換えるものである。例えば、アナログ電圧VEやデジタ
ル電圧VDに係るアナログ電流IE(+)やデジタル電
流ID(+)を検出する際に、液晶駆動モードSTN/T
FTに基づいてホストコンピュータ24Cにより制御され
る。
【0048】A/D電流(−)切換器22Fは、同様に、
アナログ電流IE(−)とデジタル電流ID(−)との
入力を切り換えるものである。例えば、アナログ電圧V
Eやデジタル電圧VDに係るアナログ電流IE(−)や
デジタル電流ID(−)を検出する際に、液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてホストコンピュータ24Cにより
制御される。
アナログ電流IE(−)とデジタル電流ID(−)との
入力を切り換えるものである。例えば、アナログ電圧V
Eやデジタル電圧VDに係るアナログ電流IE(−)や
デジタル電流ID(−)を検出する際に、液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてホストコンピュータ24Cにより
制御される。
【0049】これにより、被試験IC装置16の出力端
子情報やその入力端子情報をデジタルボルトメータ23
に走査入力することができる。図6は、本発明の実施例
に係るシグナルジェネレータの内部構成図であり、図7
は、その動作タイムチャートをそれぞれ示している。
子情報やその入力端子情報をデジタルボルトメータ23
に走査入力することができる。図6は、本発明の実施例
に係るシグナルジェネレータの内部構成図であり、図7
は、その動作タイムチャートをそれぞれ示している。
【0050】図6において、シグナルジェネレータ24A
はTFT用パターン発生部41,リセット信号発生部4
2及びクロック発生部43から成る。TFT用パターン
発生部41は、インバータIN1,カウンタ241 ,EP−
ROM242 ,D型フリップ・フロップ回路DFF1,DFF
2,二入力論理積回路AND1及びセレクタ245 から成
る。TFT用パターン発生部41の機能は、ホストコン
ピュータ24Cから転送されるTFT用のパラレルデータ
DPと、リセット信号発生部42で発生されるリセット
信号RSTと、クロック発生部43で発生される第1〜第
3の内部制御信号S11〜S13と、EP−ROM242 から
読出されるROMデータDTとに基づいてTFT用の試験
信号S1〜S6を出力する。
はTFT用パターン発生部41,リセット信号発生部4
2及びクロック発生部43から成る。TFT用パターン
発生部41は、インバータIN1,カウンタ241 ,EP−
ROM242 ,D型フリップ・フロップ回路DFF1,DFF
2,二入力論理積回路AND1及びセレクタ245 から成
る。TFT用パターン発生部41の機能は、ホストコン
ピュータ24Cから転送されるTFT用のパラレルデータ
DPと、リセット信号発生部42で発生されるリセット
信号RSTと、クロック発生部43で発生される第1〜第
3の内部制御信号S11〜S13と、EP−ROM242 から
読出されるROMデータDTとに基づいてTFT用の試験
信号S1〜S6を出力する。
【0051】また、リセット信号発生部42はインバー
タIN2,D型フリップ・フロップ回路DFF3,二入力論
理和回路OR1,OR2,二入力論理積回路AND2,三
入力論理積回路AND3から成る。リセット信号発生部4
2の機能は、連続/単発制御信号やスタート/ストップ
信号ST/STPとリターン信号RETURN ,キャリー発生
信号Cry-pointに基づいてリセット信号RSTやクロック
発生部43に第4の内部制御信号S14を出力する。
タIN2,D型フリップ・フロップ回路DFF3,二入力論
理和回路OR1,OR2,二入力論理積回路AND2,三
入力論理積回路AND3から成る。リセット信号発生部4
2の機能は、連続/単発制御信号やスタート/ストップ
信号ST/STPとリターン信号RETURN ,キャリー発生
信号Cry-pointに基づいてリセット信号RSTやクロック
発生部43に第4の内部制御信号S14を出力する。
【0052】クロック発生部43は二入力論理和回路O
R3,クロック生成部246 ,D型フリップ・フロップ回
路DFF4,二入力論理積回路AND4,ディレイ回路247
,インバータIN3セレクタ248 から成る。クロック発
生部43の機能は、基準クロックCK,第4の内部制御
信号S14及び立上がり/立下がり制御信号up/down
に基づいて、立上がりクロックCLK,立下がりクロック
CLK,第1〜第3の内部制御信号S11〜S13を出力す
る。
R3,クロック生成部246 ,D型フリップ・フロップ回
路DFF4,二入力論理積回路AND4,ディレイ回路247
,インバータIN3セレクタ248 から成る。クロック発
生部43の機能は、基準クロックCK,第4の内部制御
信号S14及び立上がり/立下がり制御信号up/down
に基づいて、立上がりクロックCLK,立下がりクロック
CLK,第1〜第3の内部制御信号S11〜S13を出力す
る。
【0053】また、シグナルジェネレータ24Aの機能
は、図7の動作タイムチャートにおいて、立上がり/立
下がり制御信号up/down に基づいて、クロック発生
部43から発生された基準クロックCKが立上がりクロ
ックCLKと立下がりクロックCLKに生成されると、その
基準クロックCKに基づいて第1〜第3の内部制御信号
S11〜S13がTFT用パターン発生部41に出力され
る。
は、図7の動作タイムチャートにおいて、立上がり/立
下がり制御信号up/down に基づいて、クロック発生
部43から発生された基準クロックCKが立上がりクロ
ックCLKと立下がりクロックCLKに生成されると、その
基準クロックCKに基づいて第1〜第3の内部制御信号
S11〜S13がTFT用パターン発生部41に出力され
る。
【0054】さらに、リセット信号発生部42では、連
続/単発動作信号やスタート/ストップ信号ST/STP
とTFT用パターン発生部41から帰還される第5,第
6の内部制御信号S15,S16に基づいてリセット信号R
STが生成され、それがTFT用パターン発生部41に出
力される。
続/単発動作信号やスタート/ストップ信号ST/STP
とTFT用パターン発生部41から帰還される第5,第
6の内部制御信号S15,S16に基づいてリセット信号R
STが生成され、それがTFT用パターン発生部41に出
力される。
【0055】これにより、パラレルデータDP,リセッ
ト信号RST,第1〜第3の内部制御信号S11〜S13及び
ROMデータDTに基づいてTFT用パターン発生部41
からTFT用の試験信号がS1〜S6が出力される。な
お、表2に被試験IC装置16の動作条件を示してい
る。
ト信号RST,第1〜第3の内部制御信号S11〜S13及び
ROMデータDTに基づいてTFT用パターン発生部41
からTFT用の試験信号がS1〜S6が出力される。な
お、表2に被試験IC装置16の動作条件を示してい
る。
【0056】
【表2】
【0057】また、表1の動作条件により被試験IC装
置16を実動作に近い状態にすることができ、その出力
を任意のタイミングで捕らえることにより、その結果か
ら不良箇所を容易に検索することができ、実装工程にお
ける接続検査を短時間に、かつ、正確に行うことが可能
となる。
置16を実動作に近い状態にすることができ、その出力
を任意のタイミングで捕らえることにより、その結果か
ら不良箇所を容易に検索することができ、実装工程にお
ける接続検査を短時間に、かつ、正確に行うことが可能
となる。
【0058】このようにして、本発明の実施例に係るL
CD駆動IC装置の試験装置によれば、図3〜7に示す
ように、電圧発生部21,スキャナ群22,デジタルボ
ルトメータ23及び制御システム24が具備され、該制
御システム24が各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づ
いて被試験IC装置16の複数の出力端子情報の自動計
測判定処理をする。
CD駆動IC装置の試験装置によれば、図3〜7に示す
ように、電圧発生部21,スキャナ群22,デジタルボ
ルトメータ23及び制御システム24が具備され、該制
御システム24が各種液晶駆動モードSTN/TFTに基づ
いて被試験IC装置16の複数の出力端子情報の自動計
測判定処理をする。
【0059】例えば、被試験IC装置16の入力端子に
複数の接触子から成るプローブ接触部25を介して電圧
発生部21で発生されたデジタル電圧VD,アナログ電
圧VE,基準電圧VREF 及びその他,制御システム24
から転送される液晶駆動モードSTN/TFT等が供給され
る。また、複数の接触子から成るプローブ接触部25を
介してその出力端子情報がスキャナ群22に取り込まれ
る。
複数の接触子から成るプローブ接触部25を介して電圧
発生部21で発生されたデジタル電圧VD,アナログ電
圧VE,基準電圧VREF 及びその他,制御システム24
から転送される液晶駆動モードSTN/TFT等が供給され
る。また、複数の接触子から成るプローブ接触部25を
介してその出力端子情報がスキャナ群22に取り込まれ
る。
【0060】さらに、スキャナ群22では被試験IC装
置16の出力端子情報が自動走査入力され、その出力端
子情報がデジタルボルトメータ23により自動計測され
る。また、その計測結果が制御システム24に転送され
ることで、制御システム24では各種液晶駆動モードS
TN/TFTに基づいて被試験IC装置16の複数の出力端
子情報が自動判定される。
置16の出力端子情報が自動走査入力され、その出力端
子情報がデジタルボルトメータ23により自動計測され
る。また、その計測結果が制御システム24に転送され
ることで、制御システム24では各種液晶駆動モードS
TN/TFTに基づいて被試験IC装置16の複数の出力端
子情報が自動判定される。
【0061】このため、被試験IC装置16の動作・機
能試験等において、チップ上の多数の出力端子情報をプ
ローブ接触部25やスキャナ群22を介して全てデジタ
ルボルトメータ23に個々に取り込むことができ、数百
出力端子を有する半導体チップの全出力電圧を手作業に
依存して、個々に検査しなくても良い。なお、被試験I
C装置16としてTFT用LCD駆動IC装置を始め、
他のSTN用LCD駆動IC装置等を検査することが可
能となる。
能試験等において、チップ上の多数の出力端子情報をプ
ローブ接触部25やスキャナ群22を介して全てデジタ
ルボルトメータ23に個々に取り込むことができ、数百
出力端子を有する半導体チップの全出力電圧を手作業に
依存して、個々に検査しなくても良い。なお、被試験I
C装置16としてTFT用LCD駆動IC装置を始め、
他のSTN用LCD駆動IC装置等を検査することが可
能となる。
【0062】これにより、当該IC装置の実装工程にお
いて、実動作に近い状態で動作・機能試験をすることが
可能となり、異なった機能のLCD駆動IC装置に対し
ても当該試験装置を適用することが可能となる。
いて、実動作に近い状態で動作・機能試験をすることが
可能となり、異なった機能のLCD駆動IC装置に対し
ても当該試験装置を適用することが可能となる。
【0063】次に、本発明の実施例に係るLCD駆動I
C装置の試験方法について、本発明の試験装置の動作を
補足しながら説明をする。図8は、本発明の実施例に係
るLCD駆動IC装置の試験フローチャートであり、図
9〜11はその補足説明図をそれぞれ示している。
C装置の試験方法について、本発明の試験装置の動作を
補足しながら説明をする。図8は、本発明の実施例に係
るLCD駆動IC装置の試験フローチャートであり、図
9〜11はその補足説明図をそれぞれ示している。
【0064】例えば、TFT用LCD駆動IC装置又は
STN用LCD駆動IC装置を液晶駆動モードSTN/T
FTに基づいて検査をする場合、図8において、まず、ス
テップP1でTFT用LCD駆動IC装置の入出力端子
と当該試験装置の試験用入出力端子との接触処理(以下
プロービング処理ともいう)をする。
STN用LCD駆動IC装置を液晶駆動モードSTN/T
FTに基づいて検査をする場合、図8において、まず、ス
テップP1でTFT用LCD駆動IC装置の入出力端子
と当該試験装置の試験用入出力端子との接触処理(以下
プロービング処理ともいう)をする。
【0065】この際に、図9に示すようにTFT用LC
D駆動ICの入力端子,例えば、接地端子GND,電源端
子VEE,V5,V2,V1,VSS,VDD,制御端子SH
L,DF,DispOFF,Cp,MODE ,MIN やその出力
端子X1〜X80と、その当該試験装置の試験用入出力端
子, 例えば、デジタル電源部21A,アナログ電源部21B
及び基準電圧群21Cの出力部やレベル変換器24,24Eの
出力部とが図9(b)に示すようなガラスプローブカー
ド25Aを介して接触される。ここで、TFT用LCD駆
動IC又はプローブカード25AがZ方向に移動され、そ
の位置合わせが行われる。
D駆動ICの入力端子,例えば、接地端子GND,電源端
子VEE,V5,V2,V1,VSS,VDD,制御端子SH
L,DF,DispOFF,Cp,MODE ,MIN やその出力
端子X1〜X80と、その当該試験装置の試験用入出力端
子, 例えば、デジタル電源部21A,アナログ電源部21B
及び基準電圧群21Cの出力部やレベル変換器24,24Eの
出力部とが図9(b)に示すようなガラスプローブカー
ド25Aを介して接触される。ここで、TFT用LCD駆
動IC又はプローブカード25AがZ方向に移動され、そ
の位置合わせが行われる。
【0066】また、ステップP3で液晶駆動モードSTN
/TFTの選択をする。例えば、TFT用LCD駆動IC
装置を検査する場合(YES)には、ステップP3に移行
し、STN用LCD駆動IC装置を検査する場合(N
O)には、ステップP7に移行する。
/TFTの選択をする。例えば、TFT用LCD駆動IC
装置を検査する場合(YES)には、ステップP3に移行
し、STN用LCD駆動IC装置を検査する場合(N
O)には、ステップP7に移行する。
【0067】ここで、TFT用LCD駆動IC装置を検
査するものとすれば、ステップP3で各種液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてTFT用LCD駆動IC装置に
デジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VRE
F の印加処理をする。この際に、電圧発生部21のアナ
ログ電源部21Cのスイッチング素子SW2がTFT側にさ
れ、そのスイッチング素子SW1が+側にされる。これ
により、デジタル電源部21A及びアナログ電源部21Cか
ら保護ダイオードDiを介してデジタル電圧VD及びア
ナログ電圧VEが基準電圧群21Cに供給され、可変抵抗
器VR1〜VRmによりその電圧が分割される。また、その
設定電圧が負荷条件によって変化しないように、オペア
ンプOP1〜OPmによりインピーダンス変換され、その高
出力インピーダンスの設定電圧が基準電圧VREF として
TFT用LCD駆動IC装置に出力される。その基準電
圧VREF の設定範囲は表1を参照されたい。
査するものとすれば、ステップP3で各種液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてTFT用LCD駆動IC装置に
デジタル電圧VD,アナログ電圧VE及び基準電圧VRE
F の印加処理をする。この際に、電圧発生部21のアナ
ログ電源部21Cのスイッチング素子SW2がTFT側にさ
れ、そのスイッチング素子SW1が+側にされる。これ
により、デジタル電源部21A及びアナログ電源部21Cか
ら保護ダイオードDiを介してデジタル電圧VD及びア
ナログ電圧VEが基準電圧群21Cに供給され、可変抵抗
器VR1〜VRmによりその電圧が分割される。また、その
設定電圧が負荷条件によって変化しないように、オペア
ンプOP1〜OPmによりインピーダンス変換され、その高
出力インピーダンスの設定電圧が基準電圧VREF として
TFT用LCD駆動IC装置に出力される。その基準電
圧VREF の設定範囲は表1を参照されたい。
【0068】次に、ステップP4でTFT用LCD駆動
IC装置の出力端子情報や入力端子情報の走査入力処理
をする。ここで、出力電圧セレクタ群22AによりTFT
用LCD駆動IC装置の出力端子の一情報が選択入力さ
れ、その選択された出力電圧が電圧/電流切換器22Cを
介してデジタルボルトメータ23に転送される。
IC装置の出力端子情報や入力端子情報の走査入力処理
をする。ここで、出力電圧セレクタ群22AによりTFT
用LCD駆動IC装置の出力端子の一情報が選択入力さ
れ、その選択された出力電圧が電圧/電流切換器22Cを
介してデジタルボルトメータ23に転送される。
【0069】また、基準電圧セレクタ群22BによりTF
T用LCD駆動IC装置の入力端子の一情報,例えば、
基準電圧VREF ,アナログ電圧VEやデジタル電圧VD
が選択入力され、その選択された入力電圧が電圧/電流
切換器22Cを介してデジタルボルトメータ23に転送さ
れる。
T用LCD駆動IC装置の入力端子の一情報,例えば、
基準電圧VREF ,アナログ電圧VEやデジタル電圧VD
が選択入力され、その選択された入力電圧が電圧/電流
切換器22Cを介してデジタルボルトメータ23に転送さ
れる。
【0070】なお、それ等の電流を測定する場合には、
電圧/電流切換器22Cにより電流入力情報に切り換えら
れ、極性切換器22Dがa点に接続される通常モードが選
択される。これにより、TFT用LCD駆動IC装置の
出力端子情報やその入力端子情報をデジタルボルトメー
タ23に走査入力することができる。
電圧/電流切換器22Cにより電流入力情報に切り換えら
れ、極性切換器22Dがa点に接続される通常モードが選
択される。これにより、TFT用LCD駆動IC装置の
出力端子情報やその入力端子情報をデジタルボルトメー
タ23に走査入力することができる。
【0071】次いで、ステップP5で走査入力処理に基
づいてTFT用LCD駆動IC装置の複数の出力端子情
報や入力端子情報の計測処理をする。この際に、高分解
能のデジタルボルトメータ23により、TFT用LCD
駆動IC装置の各入出力端子に係るn個の出力電圧V1
〜Vn,その基準電圧VREF ,デジタル電圧VD,アナ
ログ電圧VE,デジタル電流ID(±),アナログ電流
IE(±)が測定される。
づいてTFT用LCD駆動IC装置の複数の出力端子情
報や入力端子情報の計測処理をする。この際に、高分解
能のデジタルボルトメータ23により、TFT用LCD
駆動IC装置の各入出力端子に係るn個の出力電圧V1
〜Vn,その基準電圧VREF ,デジタル電圧VD,アナ
ログ電圧VE,デジタル電流ID(±),アナログ電流
IE(±)が測定される。
【0072】その後、ステップP6で計測処理に基づい
てTFT用LCD駆動IC装置の自動判定処理をする。
ここで、ホストコンピュータ24Cにより、液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてTFT用LCD駆動IC装置の
複数の出力端子情報,例えば、あるタイミングで出力す
べき電圧が正確に出力されているか否かを実動作に近い
状態の試験電圧でそれを動作させることにより、その良
否が自動判定される。
てTFT用LCD駆動IC装置の自動判定処理をする。
ここで、ホストコンピュータ24Cにより、液晶駆動モー
ドSTN/TFTに基づいてTFT用LCD駆動IC装置の
複数の出力端子情報,例えば、あるタイミングで出力す
べき電圧が正確に出力されているか否かを実動作に近い
状態の試験電圧でそれを動作させることにより、その良
否が自動判定される。
【0073】これにより、TFT用LCD駆動IC装置
の出力を任意のタイミングで捕らえることにより、その
結果から不良箇所を容易に検索することができ、実装工
程における接続検査を短時間に、かつ、正確に行うこと
が可能となる。
の出力を任意のタイミングで捕らえることにより、その
結果から不良箇所を容易に検索することができ、実装工
程における接続検査を短時間に、かつ、正確に行うこと
が可能となる。
【0074】その後、ステップP11で試験が全部終了し
たか否かを判断する。この際に、TFT用LCD駆動I
C装置の試験が全部終了した場合(YES)には、その制
御を終了する。また、それが全部終了していない場合
(NO)には、ステップP1に戻って他のTFT用LC
D駆動IC装置に代えてプローブ接触部25のプロービ
ング処理をする。
たか否かを判断する。この際に、TFT用LCD駆動I
C装置の試験が全部終了した場合(YES)には、その制
御を終了する。また、それが全部終了していない場合
(NO)には、ステップP1に戻って他のTFT用LC
D駆動IC装置に代えてプローブ接触部25のプロービ
ング処理をする。
【0075】なお、TFT用LCD駆動IC装置に代え
てSTN用LCD駆動IC装置を液晶駆動モードSTN/
TFTに基づいて検査をする場合には、ステップP1でS
TN用LCD駆動IC装置の入出力端子と当該試験装置
の試験用入出力端子とのプロービング処理をする。
てSTN用LCD駆動IC装置を液晶駆動モードSTN/
TFTに基づいて検査をする場合には、ステップP1でS
TN用LCD駆動IC装置の入出力端子と当該試験装置
の試験用入出力端子とのプロービング処理をする。
【0076】この際に、TFT用LCD駆動IC装置の
場合と同様に、STN用LCD駆動IC装置の接地端子
GND,電源端子VEE,V5,V2,V1,VSS,VDD,
制御端子SHL,DF,DispOFF ,Cp,MODE ,MIN
やその出力端子X1〜X80と、当該試験装置のデジタ
ル電源部21A,アナログ電源部21B及び基準電圧群21C
の出力部やレベル変換器24,24Eの出力部から延在する
試験用入出力端子とが接触される。
場合と同様に、STN用LCD駆動IC装置の接地端子
GND,電源端子VEE,V5,V2,V1,VSS,VDD,
制御端子SHL,DF,DispOFF ,Cp,MODE ,MIN
やその出力端子X1〜X80と、当該試験装置のデジタ
ル電源部21A,アナログ電源部21B及び基準電圧群21C
の出力部やレベル変換器24,24Eの出力部から延在する
試験用入出力端子とが接触される。
【0077】なお、ステップP3ではSTN用LCD駆
動IC装置を検査する場合(NO)に該当するため、ス
テップP7に移行する。例えば、STN用LCD駆動I
C装置のコモンドライバ試験やセグメント試験を行う場
合、まず、ステップP7に移行して、液晶駆動モードS
TN/TFTに基づいて被試験IC装置にデジタル電圧V
D,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF の供給処理を
する。
動IC装置を検査する場合(NO)に該当するため、ス
テップP7に移行する。例えば、STN用LCD駆動I
C装置のコモンドライバ試験やセグメント試験を行う場
合、まず、ステップP7に移行して、液晶駆動モードS
TN/TFTに基づいて被試験IC装置にデジタル電圧V
D,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF の供給処理を
する。
【0078】この際に、電圧発生部21のアナログ電源
部21Cのスイッチング素子SW2がSTN側にされ、その
スイッチング素子SW1が−側にされる。これにより、
デジタル電源部21A及びアナログ電源部21Cから保護ダ
イオードDiを介してデジタル電圧VD及びアナログ電
圧VE=5〔V〕固定が基準電圧群21Cに供給され、可
変抵抗器VR1〜VRmによりその電圧が分割される。ま
た、その設定電圧がオペアンプOP1〜OPmによりインピ
ーダンス変換され、その基準電圧VREF がSTN用LC
D駆動IC装置に出力される(設定範囲は表1参照)。
部21Cのスイッチング素子SW2がSTN側にされ、その
スイッチング素子SW1が−側にされる。これにより、
デジタル電源部21A及びアナログ電源部21Cから保護ダ
イオードDiを介してデジタル電圧VD及びアナログ電
圧VE=5〔V〕固定が基準電圧群21Cに供給され、可
変抵抗器VR1〜VRmによりその電圧が分割される。ま
た、その設定電圧がオペアンプOP1〜OPmによりインピ
ーダンス変換され、その基準電圧VREF がSTN用LC
D駆動IC装置に出力される(設定範囲は表1参照)。
【0079】また、STN用LCD駆動IC装置のコモ
ンドライバ試験の場合には、図10に示すように、スター
ト信号EとクロックLOAD とに基づいてその出力電圧X
1〜Xnが測定され、キャリー信号CARRYによりその測
定を終了する。なお、制御モードMは出力電圧V1=
「H」(ハイ)レベルに設定する。
ンドライバ試験の場合には、図10に示すように、スター
ト信号EとクロックLOAD とに基づいてその出力電圧X
1〜Xnが測定され、キャリー信号CARRYによりその測
定を終了する。なお、制御モードMは出力電圧V1=
「H」(ハイ)レベルに設定する。
【0080】さらに、STN用LCD駆動IC装置のセ
グメントドライバ試験の場合には、図11に示すように、
スタート信号LOAD とクロックCpxとに基づいて発生す
るキャリー信号CARRYにより,例えば、端子番号n=1
〜40の出力電圧の測定をする。なお、測定条件1とし
て、4ビットの試験データD0〜D3につき、該試験デ
ータD0,D1を「L」レベルに設定し、その試験デー
タD2,D4を「H」レベルに設定する。また、制御モ
ードMを「H」レベル,制御モードEを「L」レベル,
制御モードR/Lを「L」レベルにそれぞれ設定するも
のとする。
グメントドライバ試験の場合には、図11に示すように、
スタート信号LOAD とクロックCpxとに基づいて発生す
るキャリー信号CARRYにより,例えば、端子番号n=1
〜40の出力電圧の測定をする。なお、測定条件1とし
て、4ビットの試験データD0〜D3につき、該試験デ
ータD0,D1を「L」レベルに設定し、その試験デー
タD2,D4を「H」レベルに設定する。また、制御モ
ードMを「H」レベル,制御モードEを「L」レベル,
制御モードR/Lを「L」レベルにそれぞれ設定するも
のとする。
【0081】さらに、その測定条件1の反転として、測
定条件2にを設定する。なお、該試験データD0,D1
を「H」レベルに設定し、その試験データD2,D4を
「L」レベルに設定する。また、制御モードMを「L」
レベル,制御モードEを「H」レベル,制御モードR/
Lを「H」レベルにそれぞれ設定する。
定条件2にを設定する。なお、該試験データD0,D1
を「H」レベルに設定し、その試験データD2,D4を
「L」レベルに設定する。また、制御モードMを「L」
レベル,制御モードEを「H」レベル,制御モードR/
Lを「H」レベルにそれぞれ設定する。
【0082】次に、ステップP8でSTN用LCD駆動
IC装置の出力端子情報や入力端子情報の走査入力処理
をする。ここで、出力電圧セレクタ群22AによりSTN
用LCD駆動IC装置の出力端子の一情報が選択入力さ
れ、その選択された出力電圧が電圧/電流切換器22Cを
介してデジタルボルトメータ23に転送される。
IC装置の出力端子情報や入力端子情報の走査入力処理
をする。ここで、出力電圧セレクタ群22AによりSTN
用LCD駆動IC装置の出力端子の一情報が選択入力さ
れ、その選択された出力電圧が電圧/電流切換器22Cを
介してデジタルボルトメータ23に転送される。
【0083】また、基準電圧セレクタ群22BによりST
N用LCD駆動IC装置の入力端子の一情報,例えば、
基準電圧VREF ,アナログ電圧VEやデジタル電圧VD
が選択入力され、その選択された入力電圧が電圧/電流
切換器22Cを介してデジタルボルトメータ23に転送さ
れる。
N用LCD駆動IC装置の入力端子の一情報,例えば、
基準電圧VREF ,アナログ電圧VEやデジタル電圧VD
が選択入力され、その選択された入力電圧が電圧/電流
切換器22Cを介してデジタルボルトメータ23に転送さ
れる。
【0084】なお、それ等の電流を測定する場合には、
電圧/電流切換器22Cにより電流入力情報に切り換えら
れ、極性切換器22Dがb点に接続されるマイナスモード
が選択される。これにより、STN用LCD駆動IC装
置の出力端子情報やその入力端子情報をデジタルボルト
メータ23に走査入力することができる。
電圧/電流切換器22Cにより電流入力情報に切り換えら
れ、極性切換器22Dがb点に接続されるマイナスモード
が選択される。これにより、STN用LCD駆動IC装
置の出力端子情報やその入力端子情報をデジタルボルト
メータ23に走査入力することができる。
【0085】次いで、ステップP9で走査入力処理に基
づいてSTN用LCD駆動IC装置の複数の出力端子情
報や入力端子情報の計測処理をする。この際に、高分解
能のデジタルボルトメータ23により、STN用LCD
駆動IC装置の各入出力端子に係るn個の出力電圧V1
〜Vn,その基準電圧VREF ,デジタル電圧VD,アナ
ログ電圧VE,デジタル電流ID(±),アナログ電流
IE(±)が測定される。
づいてSTN用LCD駆動IC装置の複数の出力端子情
報や入力端子情報の計測処理をする。この際に、高分解
能のデジタルボルトメータ23により、STN用LCD
駆動IC装置の各入出力端子に係るn個の出力電圧V1
〜Vn,その基準電圧VREF ,デジタル電圧VD,アナ
ログ電圧VE,デジタル電流ID(±),アナログ電流
IE(±)が測定される。
【0086】その後、ステップP10でSTN用LCD駆
動IC装置の自動判定処理をする。ここで、ホストコン
ピュータ24Cにより、液晶駆動モードSTN/TFTに基づ
いてSTN用LCD駆動IC装置の複数の出力端子情
報,例えば、あるタイミングで出力すべき電圧が正確に
出力されているか否かを実動作に近い状態の試験電圧で
それを動作させることにより、その良否が自動判定され
る。
動IC装置の自動判定処理をする。ここで、ホストコン
ピュータ24Cにより、液晶駆動モードSTN/TFTに基づ
いてSTN用LCD駆動IC装置の複数の出力端子情
報,例えば、あるタイミングで出力すべき電圧が正確に
出力されているか否かを実動作に近い状態の試験電圧で
それを動作させることにより、その良否が自動判定され
る。
【0087】これにより、STN用LCD駆動IC装置
の出力を任意のタイミングで捕らえることにより、その
結果から不良箇所を容易に検索することができ、実装工
程における接続検査を短時間に、かつ、正確に行うこと
が可能となる。
の出力を任意のタイミングで捕らえることにより、その
結果から不良箇所を容易に検索することができ、実装工
程における接続検査を短時間に、かつ、正確に行うこと
が可能となる。
【0088】その後、ステップP11で試験が全部終了し
たか否かを判断する。この際に、STN用LCD駆動I
C装置の試験が全部終了した場合(YES)には、その制
御を終了する。また、それが全部終了していない場合
(NO)には、ステップP1に戻って他のSTN用LC
D駆動IC装置に代えてプローブ接触部25のプロービ
ング処理をする。
たか否かを判断する。この際に、STN用LCD駆動I
C装置の試験が全部終了した場合(YES)には、その制
御を終了する。また、それが全部終了していない場合
(NO)には、ステップP1に戻って他のSTN用LC
D駆動IC装置に代えてプローブ接触部25のプロービ
ング処理をする。
【0089】このようにして、本発明の実施例に係るL
CD駆動IC装置の試験方法によれば、図8の処理フロ
ーチャートに示すように、ステップP1で例えばTFT
用LCD駆動IC装置又はSTN用LCD駆動IC装置
の入出力端子と試験装置の試験用入出力端子との間を接
触するプロービング処理に基づいてステップP3やP7
で液晶駆動モードSTN/TFTにより、デジタル電圧V
D,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF がTFT用L
CD駆動IC装置又はSTN用LCD駆動IC装置に供
給処理されると、ステップP4やP8でその出力端子情
報や入力端子情報が走査入力処理される。
CD駆動IC装置の試験方法によれば、図8の処理フロ
ーチャートに示すように、ステップP1で例えばTFT
用LCD駆動IC装置又はSTN用LCD駆動IC装置
の入出力端子と試験装置の試験用入出力端子との間を接
触するプロービング処理に基づいてステップP3やP7
で液晶駆動モードSTN/TFTにより、デジタル電圧V
D,アナログ電圧VE及び基準電圧VREF がTFT用L
CD駆動IC装置又はSTN用LCD駆動IC装置に供
給処理されると、ステップP4やP8でその出力端子情
報や入力端子情報が走査入力処理される。
【0090】このため、ステップP5やP9でTFT用
LCD駆動IC装置やSTN用LCD駆動IC装置の複
数の出力端子情報や入力端子情報を個々に自動計測処理
をすることにより、ステップP6やP10でTFT用LC
D駆動IC装置やSTN用LCD駆動IC装置の自動判
定処理,例えば、STN用LCD駆動IC装置のコモン
ドライバ試験の場合であって、制御モードR/Lの接続
試験をすることができる。
LCD駆動IC装置やSTN用LCD駆動IC装置の複
数の出力端子情報や入力端子情報を個々に自動計測処理
をすることにより、ステップP6やP10でTFT用LC
D駆動IC装置やSTN用LCD駆動IC装置の自動判
定処理,例えば、STN用LCD駆動IC装置のコモン
ドライバ試験の場合であって、制御モードR/Lの接続
試験をすることができる。
【0091】すなわち、モード端子SHLを切り換えて、
出力電圧X1〜Xnの出力方向がXn→X1になれば、
該制御モードR/Lは「良」と判定される。その判定基
準は、クロックLOAD の立ち下がりに同期して、出力電
圧Xn=「H」(ハイ)レベルが検出可能な場合に
「良」とする。
出力電圧X1〜Xnの出力方向がXn→X1になれば、
該制御モードR/Lは「良」と判定される。その判定基
準は、クロックLOAD の立ち下がりに同期して、出力電
圧Xn=「H」(ハイ)レベルが検出可能な場合に
「良」とする。
【0092】また、STN用LCD駆動IC装置のコモ
ンドライバ試験の場合であって、制御モードMの接続試
験をすることができる。すなわち、制御モードR/Lの
接続試験の終了後に、クロックLOAD を停止し、そのモ
ード端子MODE の入力論理を反転して、出力電圧V1を
出力している出力端子が出力電圧V6を出力すること、
又は、出力電圧V2を出力している出力端子が出力電圧
V5を出力すれば該制御モードMは「良」と判定され
る。その判定基準は、いずれか一つの出力端子につき、
かかる反転出力が検出可能な場合に「良」とする。
ンドライバ試験の場合であって、制御モードMの接続試
験をすることができる。すなわち、制御モードR/Lの
接続試験の終了後に、クロックLOAD を停止し、そのモ
ード端子MODE の入力論理を反転して、出力電圧V1を
出力している出力端子が出力電圧V6を出力すること、
又は、出力電圧V2を出力している出力端子が出力電圧
V5を出力すれば該制御モードMは「良」と判定され
る。その判定基準は、いずれか一つの出力端子につき、
かかる反転出力が検出可能な場合に「良」とする。
【0093】さらに、STN用LCD駆動IC装置のコ
モンドライバ試験の場合であって、制御モードDOP(D
ispOFF)の接続試験をすることができる。すなわち、入
力DC状態であって、モード端子MODE の入力論理が走
査時の出力電圧V6を出力しているモードに設定した状
態において、そのモード端子DOPの入力論理を反転し
て、その出力電圧V6が出力電圧V1となれば該制御モ
ードDispOFFは「良」と判定される。その判定基準は、
いずれか一つの出力端子につき、かかる反転出力が検出
可能な場合に「良」とする。
モンドライバ試験の場合であって、制御モードDOP(D
ispOFF)の接続試験をすることができる。すなわち、入
力DC状態であって、モード端子MODE の入力論理が走
査時の出力電圧V6を出力しているモードに設定した状
態において、そのモード端子DOPの入力論理を反転し
て、その出力電圧V6が出力電圧V1となれば該制御モ
ードDispOFFは「良」と判定される。その判定基準は、
いずれか一つの出力端子につき、かかる反転出力が検出
可能な場合に「良」とする。
【0094】また、ステップP10でSTN用LCD駆動
IC装置のセグメントドライバ試験の場合であって、出
力端子Y1〜Ynの接続試験をすることができる。すな
わち、測定条件1の場合であって、クロックCpxに基づ
いてキャリー信号CARRYが立ち、スタート信号(ストッ
プ)LOAD の立ち下がりに同期して、出力端子Y2n=出
力電圧V6に対して出力端子Y2n-1=出力電圧V4にな
れば、該測定条件1は満足すると判定される。また、測
定条件2の場合であって、クロックCpxに基づいてキャ
リー信号CARRYが立ち、スタート信号(ストップ)LOA
D の立ち下がりに同期して、出力端子Y2n=出力電圧V
1に対して出力端子Y2n-1=出力電圧V3になれば、該
測定条件2は満足すると判定される。その判定基準は、
全端子番号n=1〜40の出力電圧が検出可能な場合に
「良」とする。
IC装置のセグメントドライバ試験の場合であって、出
力端子Y1〜Ynの接続試験をすることができる。すな
わち、測定条件1の場合であって、クロックCpxに基づ
いてキャリー信号CARRYが立ち、スタート信号(ストッ
プ)LOAD の立ち下がりに同期して、出力端子Y2n=出
力電圧V6に対して出力端子Y2n-1=出力電圧V4にな
れば、該測定条件1は満足すると判定される。また、測
定条件2の場合であって、クロックCpxに基づいてキャ
リー信号CARRYが立ち、スタート信号(ストップ)LOA
D の立ち下がりに同期して、出力端子Y2n=出力電圧V
1に対して出力端子Y2n-1=出力電圧V3になれば、該
測定条件2は満足すると判定される。その判定基準は、
全端子番号n=1〜40の出力電圧が検出可能な場合に
「良」とする。
【0095】さらに、STN用LCD駆動IC装置のセ
グメントドライバ試験の場合であって、制御モードDOP
の接続試験をすることができる。すなわち、測定条件1
の試験終了後に、スタート信号LOAD を停止し、そのモ
ード端子DOP=DispOFF状態において、その出力電圧V
6が出力電圧V1に変化すれば該制御モードDispOFFは
「良」と判定される。その判定基準は、いずれか一つの
出力端子につき、かかる反転出力が検出可能な場合に
「良」とする。
グメントドライバ試験の場合であって、制御モードDOP
の接続試験をすることができる。すなわち、測定条件1
の試験終了後に、スタート信号LOAD を停止し、そのモ
ード端子DOP=DispOFF状態において、その出力電圧V
6が出力電圧V1に変化すれば該制御モードDispOFFは
「良」と判定される。その判定基準は、いずれか一つの
出力端子につき、かかる反転出力が検出可能な場合に
「良」とする。
【0096】これにより、出力端子情報の自動検索測定
をすることができ、液晶駆動IC装置の出力端子情報の
検索測定に係わり手作業に依存することが無くなる。ま
た、LCD駆動IC装置の検査労力が軽減され、該検査
時間の短縮化が図られることから信頼性の良いLCD駆
動IC装置を量産することが可能となる。
をすることができ、液晶駆動IC装置の出力端子情報の
検索測定に係わり手作業に依存することが無くなる。ま
た、LCD駆動IC装置の検査労力が軽減され、該検査
時間の短縮化が図られることから信頼性の良いLCD駆
動IC装置を量産することが可能となる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶駆動
IC装置の試験装置によれば、電圧発生源,走査手段,
信号測定手段及び制御手段が具備され、各種液晶駆動モ
ードに基づいて被試験IC装置の複数の出力端子情報が
制御手段により自動計測判定処理されるこのため、TF
T用LCD駆動IC装置やSTN用LCD駆動IC装置
等の被試験IC装置の動作・機能試験等において、チッ
プ上の多数の出力端子情報をプローブ手段や走査手段を
介して全て信号測定手段に個々に取り込むことができ、
数百出力端子を有する半導体チップの全出力電圧を手作
業に依存して、個々に検査しなくても良い。また、当該
IC装置の実装工程において、実動作に近い状態で動作
・機能試験をすることが可能となる。
IC装置の試験装置によれば、電圧発生源,走査手段,
信号測定手段及び制御手段が具備され、各種液晶駆動モ
ードに基づいて被試験IC装置の複数の出力端子情報が
制御手段により自動計測判定処理されるこのため、TF
T用LCD駆動IC装置やSTN用LCD駆動IC装置
等の被試験IC装置の動作・機能試験等において、チッ
プ上の多数の出力端子情報をプローブ手段や走査手段を
介して全て信号測定手段に個々に取り込むことができ、
数百出力端子を有する半導体チップの全出力電圧を手作
業に依存して、個々に検査しなくても良い。また、当該
IC装置の実装工程において、実動作に近い状態で動作
・機能試験をすることが可能となる。
【0098】さらに、本発明に係る液晶駆動IC装置の
試験方法によれば、各種液晶駆動モードに基づくデジタ
ル電圧,アナログ電圧及び基準電圧がプローブ手段の接
触処理に基づいて試験IC装置に供給処理されると、そ
の出力端子情報や入力端子情報が走査入力処理される。
試験方法によれば、各種液晶駆動モードに基づくデジタ
ル電圧,アナログ電圧及び基準電圧がプローブ手段の接
触処理に基づいて試験IC装置に供給処理されると、そ
の出力端子情報や入力端子情報が走査入力処理される。
【0099】このため、被試験IC装置の複数の出力端
子情報や入力端子情報を個々に自動計測処理をすること
により、あるタイミングで出力すべき電圧が正確に出力
されているか否かをあらゆる試験電圧でそれを動作させ
てその良否判定をする被試験IC装置の自動判定処理を
行うことが可能となる。このことから、出力端子情報の
自動検索測定をすることができ、液晶駆動IC装置の出
力端子情報の検索測定に係わり手作業に依存することが
無くなる。
子情報や入力端子情報を個々に自動計測処理をすること
により、あるタイミングで出力すべき電圧が正確に出力
されているか否かをあらゆる試験電圧でそれを動作させ
てその良否判定をする被試験IC装置の自動判定処理を
行うことが可能となる。このことから、出力端子情報の
自動検索測定をすることができ、液晶駆動IC装置の出
力端子情報の検索測定に係わり手作業に依存することが
無くなる。
【0100】これにより、LCD駆動IC装置の検査労
力が軽減され、該検査時間の短縮化が図られることから
信頼性の良いLCD駆動IC装置を量産することが可能
となる。また、LCD駆動IC装置の汎用型試験装置の
提供に寄与するところが大きい。
力が軽減され、該検査時間の短縮化が図られることから
信頼性の良いLCD駆動IC装置を量産することが可能
となる。また、LCD駆動IC装置の汎用型試験装置の
提供に寄与するところが大きい。
【図1】本発明に係る液晶駆動IC装置の試験装置の原
理図である。
理図である。
【図2】本発明に係る液晶駆動IC装置の試験方法の原
理図である。
理図である。
【図3】本発明の実施例に係るLCD駆動IC装置の試
験装置の全体構成図である。
験装置の全体構成図である。
【図4】本発明の実施例に係る電圧発生部の内部構成図
である。
である。
【図5】本発明の実施例に係るスキャナ群の内部構成図
である。
である。
【図6】本発明の実施例に係るシグナルジェネレータの
内部構成図である。
内部構成図である。
【図7】本発明の実施例に係るシグナルジェネレータの
動作タイムチャートである。
動作タイムチャートである。
【図8】本発明の実施例に係るLCD駆動IC装置の試
験フローチャートである。
験フローチャートである。
【図9】本発明の実施例に係るLCD駆動IC装置の端
子説明図及びプローブ処理の状態図である。
子説明図及びプローブ処理の状態図である。
【図10】本発明の実施例に係るコモンドライバ(ST
N)試験の補足説明図である。
N)試験の補足説明図である。
【図11】本発明の実施例に係るセグメントドライバ(S
TN)試験の補足説明図である。
TN)試験の補足説明図である。
【図12】従来例に係る液晶駆動IC装置(TFT用)の
試験方法の説明図である。
試験方法の説明図である。
11…電圧発生源、 12…走査手段、 13…信号測定手段、 14…制御手段、 15…プローブ手段、 STN/TFT…各種液晶駆動モード、 VD…デジタル電圧、 VE…アナログ電圧、 VREF …基準電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 B 7352−4M
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも、被試験IC装置(16)に
供給するデジタル電圧(VD),アナログ電圧(VE)
及び基準電圧(VREF )を発生する電圧発生源(11)
と、前記被試験IC装置(16)の出力端子情報の走査
入力をする走査手段(12)と、前記被試験IC装置
(16)の出力端子情報を計測する信号測定手段(1
3)と、前記電圧発生源(11),走査手段(12)及
び信号測定手段(13)の入出力を制御する制御手段
(14)とを具備し、前記制御手段(14)が各種液晶
駆動モード(STN/TFT)に基づいて被試験IC装置
(16)の複数の出力端子情報の自動計測判定処理をす
ることを特徴とする液晶駆動IC装置の試験装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の液晶駆動IC装置の試験
装置において、前記被試験IC装置(16)にデジタル
電圧(VD),アナログ電圧(VE)及び基準電圧(V
REF )を供給する複数の接触子や該被試験IC装置(1
6)の出力端子情報を取り込む複数の接触子から成るプ
ローブ手段(15)が設けられることを特徴とする液晶
駆動IC装置の試験装置。 - 【請求項3】 各種液晶駆動モード(STN/TFT)に基
づいて被試験IC装置(16)にデジタル電圧(V
D),アナログ電圧(VE)及び基準電圧(VREF)の
供給処理をし、前記供給処理に基づいて被試験IC装置
(16)の出力端子情報や入力端子情報の走査入力処理
をし、前記走査入力処理に基づいて被試験IC装置(1
6)の複数の出力端子情報や入力端子情報の計測処理を
し、前記計測処理に基づいて被試験IC装置(16)の
自動判定処理をすることを特徴とする液晶駆動IC装置
の試験方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の液晶駆動IC装置の試験
方法において、前記デジタル電圧(VD),アナログ電
圧(VE)及び基準電圧(VREF )の供給処理及び被試
験IC装置(16)の出力端子情報の走査入力処理に先
立ち、前記被試験IC装置(16)の入出力端子と試験
装置の試験用入出力端子との接触処理をすることを特徴
とする液晶駆動IC装置の試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18963692A JPH0634717A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 液晶駆動ic装置の試験装置及びその試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18963692A JPH0634717A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 液晶駆動ic装置の試験装置及びその試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634717A true JPH0634717A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16244618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18963692A Pending JPH0634717A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 液晶駆動ic装置の試験装置及びその試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005351632A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Yokogawa Electric Corp | Icテスタ |
JP2009075507A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の検査方法及び電気光学装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP18963692A patent/JPH0634717A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005351632A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Yokogawa Electric Corp | Icテスタ |
KR100698565B1 (ko) * | 2004-06-08 | 2007-03-22 | 요코가와 덴키 가부시키가이샤 | Ic 테스터 |
JP4600730B2 (ja) * | 2004-06-08 | 2010-12-15 | 横河電機株式会社 | Icテスタ |
JP2009075507A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の検査方法及び電気光学装置の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990622 |