JPH06346941A - 車高調整装置 - Google Patents

車高調整装置

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JPH06346941A
JPH06346941A JP5135527A JP13552793A JPH06346941A JP H06346941 A JPH06346941 A JP H06346941A JP 5135527 A JP5135527 A JP 5135527A JP 13552793 A JP13552793 A JP 13552793A JP H06346941 A JPH06346941 A JP H06346941A
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優尚 松井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車高調整スピードを向上し、重量の低下及び
コストを低減した車高調整装置を提供する。 【構成】 油圧緩衝器1の中空ロッド3と車体取付け部
材12との間にボールねじ13とこのボールねじ13に
ボール14を介して螺合するナット部材15とからなる
螺進機構を設け、ボールねじ13に直流モータ16を連
結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の車高調整装置に関
し、特に螺進機構を用いて車高調整を行う装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の車高調整装置としては、米
国特許第3,829,119号公報に開示されるよう
に、車体側フレームにボールベアリングを介してナット
を回転自在に保持し、このナット内周面にピストンロッ
ドの上端部に形成したねじ部を螺着し、前記ナット外周
面に形成したギヤにウォームを噛合させて、このウォ−
ムをフレキシブルワイヤを介してモータによって回転さ
せることで、ナットが回転してこれに螺合しているピス
トンロッドが上下動することにより、車高を調整するよ
うにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車高調
整装置にあっては、ピストンロッドとナットとはねじを
介して係合しているので接触面積が大きく、摩擦抵抗が
大きくなるので、車高調整スピードが遅く、しかも大容
量のモータを用いなければならないので、重量が増加
し、コストも高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、ピストンロッドと車体取付け部材又は車軸
取付け部材との間、或いはシリンダと車体取付け部材又
は車軸取付け部材との間に介装する螺進機構をボールね
じとこのボールねじにボールを介して螺合するナット部
材とで構成し、前記ボールねじ又はナット部材を回転駆
動手段に連結した。
【0005】
【作用】ピストンロッドと車体取付け部材又は車軸取付
け部材との間、或いはシリンダと車体取付け部材又は車
軸取付け部材との間に介装する螺進機構をボールねじ機
構とすることで、出力トルクが小さくて済むので、車高
調整スピードが速くなるとともに、規格品のモータを用
いることができるようになる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明を適用した車高調整装
置の断面図、図2は図1の要部拡大断面図、図3は図2
のA−A線に沿う平断面図、図4は本発明の別実施例の
断面図である。
【0007】油圧緩衝器1はシリンダ2内に挿通したピ
ストンロッドである中空ロッド3の先端部にシリンダ2
内周面に摺接する図示しないピストンを固着してなり、
シリンダ2の下端部には車軸を取付ける車軸取付け部材
4が設けられ、またシリンダ2の下端部には連結パイプ
5を介してサブタンク6が連結されている。
【0008】そして、この油圧緩衝器1の中空ロッド3
の上部には車高調整装置11が設けられ、油圧緩衝器1
はこの車高調整装置11を介して車体側に取付けられ
る。車高調整装置11は、車体側に取付ける車体取付け
部材12と油圧緩衝器1の中空ロッド3との間にボール
ねじ13とこのボールねじ13にボール14を介して螺
合するナット部材15からなるボールねじ螺進機構を介
装し、ボールねじ13の上端部を回転駆動手段である直
流モータ16に連結している。
【0009】車体取付け部材12はアイ18を装着した
第1キャップ部材19及び第2キャップ部材20と、こ
れらの第1,第2キャップ部材19,20間に挟持され
ている図3に示すようなギヤハウジング21とからな
る。
【0010】そして、ボールねじ13の上端部に螺着し
たナット22の外周面と第1キャップ部材19内周面と
の間にボールベアリング23及びナット22の断部と第
1キャップ部材19の内部上端面との間にスラストベア
リング24を嵌着するとともに、ボールねじ13の上端
部と第2キャップ部材20との間にボールベアリング2
5を嵌着して、ボールねじ13の上端部を車体取付け部
材12に回転自在に支持している。尚、スラストベアリ
ング24の回転調整は第1のキャップ部材19と第2の
キャップ部材20との間に挿通した図示しない通しボル
トの締付けトルクを調整して行う。
【0011】また、モータ16の回転軸16aの先端部
をギヤハウジング21に回転自在に支持し、この回転軸
16aにはウォーム27を一体形成している。一方、ボ
ールねじ13の上端部には平坦部13aを形成してウォ
ーム27に噛合するウォームホイール28を取付けてい
る。これにより、モータ16の回転軸16aの回転をウ
ォーム27及びウォームホイール28からなる減速機構
を介してボールねじ13に伝達する。
【0012】ボールねじ13のウォームホイール28は
ストッパリング29とナット22との間に介装した調整
プレート30との間で挟持して固定する。ボールねじ1
3のガタ調整は調整プレート30の厚さによって行う。
【0013】一方、油圧緩衝器1の中空ロッド3の上端
部には中空ホルダ34を螺着し、この中空ホルダ34の
上端部内周面にナット部材15を嵌装してストッパリン
グ35で係止し、更に止めねじ38で一体に固定してい
る。中空ホルダ34の外周には車体取付け部材12の第
2キャップ部材20の下面に上端部を固着したカバー3
6を垂下して配設している。
【0014】このカバー36には軸方向に溝37を形成
し、止めねじ38の頭部をカバー36の溝37内に摺動
自在に嵌装し、止めねじ38の頭部とカバー36に軸方
向に設けた溝37とでホルダー34の回り止め部材を構
成している。尚、カバー36に止めねじを取付け、中空
ホルダ34及びナット部材15側にその回り止め部材が
摺動する軸方向の溝を形成することもできる。
【0015】中空ホルダ34の下端部内周面にはカラー
40を嵌装し、このカラー40内にボールねじ13の下
端部を臨ませ、ボールねじ13の下端にはカラー40内
周面に摺接するガイド部材41を装着し、ガイド部材4
1の外周面にはテフロンリング42を嵌装している。
【0016】また、カラー40内にはガイド部材42の
上方向への移動を規制するストッパ部材43を嵌着し、
カラー40の下端のフランジ部をストッパ部材44とな
し、更にカラー40の下端面と中空ホルダ34の内端部
との間及びカラー40の上端面とナット部材15の下端
面との間はそれぞれ緩衝部材(ラバー板或いはO−リン
グ)45,46を介装している。
【0017】そして、中空ホルダ34の下端部外周面に
設けたストッパ部34aでアッパスプリングシート47
を保持し、油圧緩衝器1のシリンダ2外周面に設けたア
ンダスプリングシート48との間に懸架ばね49を介設
している。また、中空ホルダ34の下端には中空ロッド
3にロックナット51が螺着され、ロックナット51の
外部に硬質ラバー52が設けられ、硬質ラバー52の下
側に軟質ウレタンラバー53が設けられて、これらでス
トッパーラバーを構成している。
【0018】更に、中空ホルダ34の下端内部には中空
ロッド3内に挿通した減衰力調整用のアジャスタロッド
54を上下動させるためのアジャスタ55が軸方向と直
交する方向に進退可能に設けられている。
【0019】続いて以上のように構成された車高調整装
置11の作用について説明すると、モータ16を回転駆
動することによってウォーム27とウォームホイール2
8で減速されてボールねじ13が回転する。
【0020】このとき、ボールねじ13にボール14を
介して螺合してするナット部材15及び中空ロッド3に
固定された中空ホルダ34は、カバー36との間で回り
止め部材38と溝37との係合によって回り止めされて
いるので、ボールねじ13が回転することによって、そ
の回転方向に応じて中空ホルダ34が中空ロッド3を伴
って上動又は下動する。
【0021】この中空ホルダ34の上動又は下動によっ
て車体取付け部材12と車軸取付け部材4の間の長さが
変り車高が調整される。
【0022】ここで、この車高調整装置11にあって
は、中空ロッド3の上端部と車体側との間に介装した螺
進機構としてボールねじ13及びこのボールねじ13に
ボール14を介して螺合しているナット部材15からな
るボールねじ螺進機構を用いているので、ボールねじ1
3を回転させるための回転駆動手段の出力トルクが小さ
く(通常のねじに比べて1/3以下)なり、車高調整の
スピードが向上するとともに、モータ16として規格品
のモータを用いることができるため、重量の低下及びコ
ストの低減を図ることができる。
【0023】また、ボールねじ13を緩衝器1の車体側
取付け部材12(又は車軸側取付け部材でも同様)に回
転可能に支持し、ナット部材15を中空ロッド3に連結
しているので、車体側フレーム(又は車軸側ロワアー
ム)に対して中空ロッドが変位しないため、車体側(又
は車軸側)のスペースを広くとることができる。
【0024】更にボールねじ13には中空ホルダ34内
周面に摺接するガイド部材41を固定しているので、ボ
ールねじ13とガイド部材41との二点支持によって耐
横方向荷重がアップする。
【0025】中空ホルダ34内周面にカラー40を嵌装
し、このカラー40の軸方向端部内周の少なくとも一方
にガイド部材41が当接するストッパ部材43を設け、
カラー40の端部と中空ホルダ34の端部との間に緩衝
部材46を設けたので、モータ16停止後の回転子のオ
ーバーランやモータ16の異常等によるオーバーランが
発生した場合、緩衝部材46が損傷することを防止でき
る。カラー45下端の緩衝部材45についても中空ホル
ダ34の底面がストッパ部材44となるので、同様であ
る。
【0026】即ち、オーバーランによってガイド部材4
1が中空ホルダ34上終端や下終端部に当接することが
あるが、この場合カラー40を設けないで緩衝部材を設
けると、ガイド部材41が回転しているため緩衝部材と
衝突した際に緩衝部材によじれが生じたりして緩衝が行
われなかったり、緩衝部材がむしれて破損することがあ
る。これに対してカラー40及びストッパ部材43を設
けることによって、カラー40と緩衝部材46との間に
は、ガイド部材41がカラー40内周のストッパ部材4
3に衝突した場合の軸方向の力のみが主に作用するの
で、緩衝部材46のよじれや損傷が生じない。
【0027】しかもガイド部材41の外周に低フリクシ
ョン部材であるテフロンリング42を嵌装しているの
で、ガイド部材41の回転がカラー40に伝達されるの
をキャンセル或いは低減することができ、上記の効果は
一層大きくなる。
【0028】また、ボールねじ13を軸方向荷重を受け
るスラストベアリング24,31を介して車体側取付け
部材12(又は車軸側取付け部材でも同様)に回転可能
に支持しているので、緩衝器1のバウンド,リバウンド
に伴う軸方向荷重がナット15を介してボールねじ13
に加わり、この軸方向荷重がウォームホイール28及び
ウォーム27を介してモータ16に負荷として作用して
モータ16の出力が安定しなくなることを防止でき、モ
ータ16の回転がスムーズに行える。
【0029】尚、上記実施例ではボールベアリング(ラ
ジアルベアリング)とスラストベアリングを組合わせて
いるが、これに代えて1つのアンギュラーコンタクトベ
アリングを用いることもできる。
【0030】更に、ボールねじ13に軸方向荷重が作用
するとねじ部での摩擦抵抗が少ない分だけボールねじ1
3又はナット部材15の一方が容易に回転するが、モー
タ16とボールねじ13との間にウォーム27及びウォ
ームホイール28からなる減速機構を介することによっ
て、ボールねじ13の一方に軸方向荷重がかかってもウ
ォームホール28からウォーム27に回転が伝わらない
ので、設定車高位置に保持することができる。
【0031】次に、図4に示す別実施例は、油圧緩衝器
のシリンダと車軸側との間に螺進機構を設けた例であ
る。油圧緩衝器61はシリンダ62内に挿通したピスト
ンロッド63の先端部にシリンダ62内周面に摺接する
ピストン64を固着してなり、ピストンロッド63の上
端部には車体側に取付ける車体取付け部材65が設けら
れている。
【0032】そして、この油圧緩衝器61のシリンダ6
2の下部には車高調整装置71が設けられ、油圧緩衝器
61はこの車高調整装置71を介して車軸側に取付けら
れる。車高調整装置71は前記の車高調整装置11と略
同様に構成され、車軸側に取付ける車軸取付け部材72
と油圧緩衝器61のシリンダ62との間にボールねじ7
3とこのボールねじ73にボール74を介して螺合する
ナット部材75からなるボールねじ螺進機構を介装し、
ボールねじ73の下端部を図示しない回転駆動手段であ
る直流モータに連結している。
【0033】ボールねじ73の下端部は車軸取付け部材
72の内周下端部に嵌着したベアリング76にて回転自
在に支持され、図示しないモータの回転軸に形成したウ
ォーム77にボールねじ73の下端部に嵌着したウォー
ムホイール78を噛合している。
【0034】また、油圧緩衝器61のシリンダ62の下
側にはシリンダ62と一体的に中空ホルダ80を形成
し、この中空ホルダ80内にナット部材75を固定し、
中空ホルダ80の外周には車軸取付け部材72と一体的
に形成したカバー81を配設し、ボールねじ73の上端
部に中空ホルダ80内周面に摺接するガイド部材82を
装着している。尚、その他の構成は前記車高調整装置1
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0035】以上のように油圧緩衝器61のシリンダ6
2と車軸側との間に車高調整装置71を設けた場合に
も、前記実施例と同様の作用効果が得られる。尚、上記
各実施例では、緩衝器のピストンロッドと車体側又はシ
リンダと車軸側との間に車高調整装置の螺進機構を設け
た例について述べたが、ピストンロッドと車軸側又はシ
リンダと車体側との間に車高調整装置の螺進機構を設け
ることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ピストンロッドと車体取付け部材又は車軸取付け部材と
の間、或いはシリンダと車体取付け部材又は車軸取付け
部材との間に介装する螺進機構をボールねじとこのボー
ルねじにボールを介して螺合するナット部材とで構成
し、前記ボールねじ又はナット部材を回転駆動手段に連
結したので、車高調整スピードが向上し、駆動モータの
小容量化による重量の低下及びコストダウンを図ること
ができる。
【0037】また、ボールねじを緩衝器の車体側取付け
部材又は車軸側取付け部材に回転可能に装着され、ナッ
ト部材をピストンロッド又はシリンダに連結したので、
緩衝器が取り付けられる相手方のスペースを広く取るこ
とができる。更に、ボールねじを緩衝器の車体側取付け
部材又は車軸側取付け部材に回転可能に装着し、ナット
部材をピストンロッド又はシリンダに設けた中空部内に
固定してボールねじと連結し、ボールねじには中空部内
周面に摺接するガイド部材を固定したので、耐横方向荷
重をアップすることができる。
【0038】さらに、中空ホルダ内周面にカラーを嵌装
し、このカラーの軸方向端部内周の少なくとも一方にガ
イド部材が当接するストッパ部材を設け、カラーの端部
と中空ホルダの端部との間に緩衝部材を設けたので、オ
ーバランが生じた場合の緩衝部材のよじれや損傷を防止
できる。また、ボールねじが軸方向荷重を受けるスラス
トベアリングを介して緩衝器の車体側取付け部材又は車
軸側取付け部材に回転可能に装着されているので、緩衝
器のバウンド,リバウンドに伴う軸方向荷重がモータに
作用しなくなって回転がスムーズになる。更に、ボール
ねじがウォームとウォームホイールよりなる減速機構を
介して回転駆動手段に連結されているので、設定車高位
置を容易に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車高調整装置の断面図
【図2】図1の要部拡大断面図
【図3】図2のA−A線に沿う平断面図
【図4】本発明の別実施例の断面図
【符号の説明】
1…油圧緩衝器、2…シリンダ、3…中空ロッド、4…
車軸取付け部材、11…車高調整装置、12…車体取付
け部材、13…ボールねじ、14…ボール、15…ナッ
ト部材、16…直流モータ、21…ギヤハウジング、2
4,31…スラストベアリング、27…ウォーム、28
…ウォームホイール、34…中空ホルダ、36…カバ
ー、38…止めねじ、40…カラー、41…ガイド部
材、43…ストッパ部材、45,46…緩衝部材。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側と車軸側との間に介設される緩衝
    器のピストンロッドを前記車体側又は車軸側との間に螺
    進機構を介して変位可能に取付けた車高調整装置におい
    て、前記螺進機構はボールねじとこのボールねじにボー
    ルを介して螺合するナット部材からなり、前記ボールね
    じ又はナット部材のいずれか一方が回転駆動手段に連結
    されていることを特徴とする車高調整装置。
  2. 【請求項2】 車体側と車軸側との間に介設される緩衝
    器のシリンダを前記車体側又は車軸側との間に螺進機構
    を介して変位可能に取付けた車高調整装置において、前
    記螺進機構はボールねじとこのボールねじにボールを介
    して螺合するナット部材からなり、前記ボールねじ又は
    ナット部材のいずれか一方が回転駆動手段に連結されて
    いることを特徴とする車高調整装置。
  3. 【請求項3】 前記ボールねじは緩衝器の車体側取付け
    部材又は車軸側取付け部材に回転可能に装着され、前記
    ナット部材はピストンロッドに連結されていることを特
    徴とする請求項1に記載の車高調整装置。
  4. 【請求項4】 前記ボールねじは緩衝器の車体側取付け
    部材又は車軸側取付け部材に回転可能に装着され、前記
    ナット部材はシリンダに連結されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の車高調整装置。
  5. 【請求項5】 前記ボールねじは緩衝器の車体側取付け
    部材又は車軸側取付け部材に回転可能に装着され、前記
    ナット部材はピストンロッド又はシリンダに設けた中空
    部内に固定されてボールねじと連結され、更に前記ボー
    ルねじには前記中空部内周面に摺接するガイド部材が固
    定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の車高調整装置。
  6. 【請求項6】 前記中空部を画成する中空ホルダの外周
    には緩衝器の車体側取付け部材又は車軸取付け部材に設
    けたカバーを配設し、このカバー及び前記ホルダのいず
    れか一方に軸方向の溝を形成し、他方に前記溝に係合す
    る回り止め部材を設けたことを特徴とする請求項5に記
    載の車高調整装置。
  7. 【請求項7】 前記中空ホルダ内周面にはカラーが嵌装
    され、このカラーの軸方向端部内周の少なくとも一方に
    ガイド部材が当接するストッパ部材が設けられ、前記カ
    ラーの端部と中空ホルダの端部との間に緩衝部材が設け
    られていることを特徴とする請求項5または6のいずれ
    かに記載の車高調整装置。
  8. 【請求項8】 前記ボールねじは軸方向荷重を受けるス
    ラストベアリングを介して緩衝器の車体側取付け部材又
    は車軸側取付け部材に回転可能に装着されていることを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車高調整
    装置。
  9. 【請求項9】 前記ボールねじはウォームとウォームホ
    イールを介して回転駆動手段に連結されていることを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の車高調整装
    置。
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