JPH06346868A - スクロール流体機械 - Google Patents

スクロール流体機械

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JPH06346868A
JPH06346868A JP13720893A JP13720893A JPH06346868A JP H06346868 A JPH06346868 A JP H06346868A JP 13720893 A JP13720893 A JP 13720893A JP 13720893 A JP13720893 A JP 13720893A JP H06346868 A JPH06346868 A JP H06346868A
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Isamu Tsubono
勇 坪野
Masahiro Takebayashi
昌寛 竹林
Hirokatsu Kosokabe
弘勝 香曽我部
Shigeya Kawaminami
茂也 川南
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C27/005Axial sealings for working fluid

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】スクロールラップ3bの歯先の長手方向に沿っ
てチップシール溝3eを設け、チップシール溝3eの高
圧側の端部を圧縮室と吐出口が開口した空間とが連通す
る箇所に設け、チップシール溝へチップシールを挿入し
た。また、さらに、チップシール溝3eの高圧側の端部
を常に吐出口が開口した空間となる箇所に設けるととも
にチップシール溝3eとチップシール背面との間に空隙
を形成した。また、さらに、チップシールの摺動面の幅
をスクロールラップの幅と概略同一とし、その時さら
に、スクロール部材をアルミ合金製とした。 【効果】所望の圧縮比を確実に維持できるうえに高効率
のスクロール圧縮機を、低コストで提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール部材の一方
が固定されもう一方が自転せずに旋回運動をする旋回形
のスクロール流体機械と、二個のスクロール部材がスク
ロールラップの幾何学的中心をずらせて配置され、両者
共に各々の幾何学的中心を中心として同一方向に同一速
度で回転する回転形のスクロール流体機械における、ス
クロールラップの歯先歯底間のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップシール構造を有するスクロ
ール流体機械は、特開昭62−118082号公報に記載のよう
に、吐出空間と圧縮行程中の閉空間との間のシール性能
を向上させるために、チップシール溝をラップ長手方向
に沿ってラップ巻き始め側へ延長し、チップシール未挿
着部を短くしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、チ
ップシールがスクロールラップ先端より突出した場合
に、圧縮行程終了時に近い時には、図6に示すように、
ラップ巻き始め部のチップシール未挿着部を漏れ流路と
した漏れAおよびチップシールサイド部での漏れBが生
じる。その結果、その圧縮行程終了時に近い圧縮室と吐
出空間との間のシールが確実にできず、所望の圧縮比が
得られないという問題が生じた。
【0004】本発明の第一の目的は、前述の問題点を解
決するスクロール流体機械を提供することにある。ま
た、本発明の第二の目的は、前述の第一の目的の他にさ
らに確実に所望の圧縮比を得ることができるとともにフ
ランジ部を持ったチップシールにおいて高信頼性のスク
ロール流体機械を提供することにある。また、本発明の
第三の目的は、前記第一および第二の目的とともに、高
断熱効率化および高体積効率化を確実に達成するスクロ
ール流体機械を提供することにある。また、本発明の第
四の目的は、前記第三の目的とともに信頼性が一層高い
うえに加工性の向上したスクロール流体機械を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記第一の目的を達成す
るために、鏡板とそれに立設するスクロールラップを有
する第一および第二のスクロール部材からなり、それら
両スクロールをかみ合わせて圧縮室を形成するポンプ部
と、前記第一のスクロール部材から見た第二のスクロー
ル部材が自転を伴わない旋回運動となるような相対運動
を与える駆動部とからなり、少なくとも一方のスクロー
ルラップにチップシールおよびその装着溝を設けたスク
ロール流体機械において、前記相対運動と共に移動する
ラップ側面接触部のうち吐出空間と前記圧縮室を隔離し
ているラップ側面接触部において、圧縮終了時に前記接
触が離脱する部所に、前記装着溝の一端を開口したもの
である。
【0006】また、前記第二の目的を達成するために、
圧縮終了時に前記接触が離脱する前記部所のうちで、最
もスクロールラップ巻き始めに近い部所へ、前記チップ
シール溝を開口したものである。
【0007】また、前記第四の目的を達成するために、
前記第三の目的を達成するための手段とともに、前記ス
クロール部材の少なくともいずれか一方の材質をアルミ
合金としたものである。
【0008】
【作用】第一の目的を達成する手段により、閉空間と吐
出空間との間の漏れ流路の一つであるスクロールラップ
の歯先歯底間の隙間が、閉空間が圧縮行程終了時に近い
時にチップシールにより漏れ流路が遮断されるため、常
に所望の圧力比を得ることができる。
【0009】第二の目的を達成する手段により、スクロ
ールラップ巻き始め部はスクロールラップのその他の部
分に比較して温度および圧力変化が大きいうえに立設す
るスクロールラップの端部であるため剛性が低く運転時
の変形が大きくなることからチップシールの必要性の高
い箇所であるため、第一の目的を達成する手段による効
果を一層確実にする。また、この第二の目的を達成する
手段とともに第三の目的を達成する手段により、チップ
シールのフランジ部の巻き始め部下部にもチップシール
溝挿入部を設けることになるため、フランジ部の巻き始
め部の強度が向上し、その部分の破断の危険性が低下す
るため、信頼性が向上する。
【0010】第三の目的を達成する手段により、第一お
よび第二の目的を達成する手段による効果とともに、チ
ップシールの鏡板に対向する面が広くできるためにスク
ロールラップの歯先歯底間シールが一層確実になる結
果、断熱効率および体積効率が向上する。
【0011】また、第四の目的を達成する手段により、
第三の目的を達成する手段による効果とともに、スクロ
ール部材をアルミ合金としたので加工性が向上する。ま
た、歯先と歯底の間の摺動部にはチップシールが挟まれ
るためアルミ合金同士の圧接によるスクロール部材同士
の焼き付きの危険性を低減できるため、信頼性が向上す
る。
【0012】
【実施例】本発明を第一スクロール部材が旋回運動し第
二スクロール部材が静止した旋回形スクロール圧縮機に
実施した第一の実施例を、図1ないし図5に基づいて説
明する。図1は旋回する第一スクロール部材の巻き始め
部の斜視図、図2は静止する第二スクロール部材の巻き
始め部の斜視図、図3はスクロール部材のかみあい状態
の横断面図、図4はスクロールラップの縦断面図、図5
は圧縮機の縦断面図を示す。まず、各部の構成を説明す
る。
【0013】密閉容器1に固定されたフレーム4に複数
のボルト14で固定された一方のスクロール部材である
第二スクロール部材2と、フレーム4の中央の主軸受4
aに挿入されたシャフト12の上部の偏心ボス部12a
で駆動されるもう一方のスクロール部材の第一スクロー
ル部材3をかみあわせ、圧縮室6を形成する。第一スク
ロール部材3は、鏡板3aの上面にスクロールラップ3
bが立設し、下面に旋回軸受3hが圧入され、そこに偏
心ボス部12aが挿入される。鏡板3aには、その下面
にオルダムリング5の突出部が挿入される溝(図示せ
ず)を設け、さらに、吐出圧と吸い込み圧の中間的な圧
力となる圧縮室の位置と、第一スクロール部材3下面側
にある背圧室13を導通する中間圧孔3jを設ける。ス
クロールラップ3bの歯先には、チップシール溝3eが
ラップ歯先の長手方向に沿って設けられる。チップシー
ル溝3eの巻き始め部は、圧縮室6が圧縮工程を終了し
吐出空間6aと通じる時に離脱する接触部である吐出空
間境界部A3xを含むように、ラップ側面に開口する。
そして、そのチップシール溝3eへチップシール7を挿
入する。第二スクロール部材2は、鏡板2aにスクロー
ルラップ2bが立設し鏡板台2cを介してフレーム4に
固定される。鏡板2aには、スクロールラップ2bの巻
き始め部に吐出孔2kが開けられ、巻き終わり部には吸
い込み口2iが開けられている。スクロールラップ2b
の歯先には、チップシール溝2eがラップ歯先の長手方
向に沿って設けられる。チップシール溝2eの巻き始め
部は、圧縮室6が圧縮工程を終了し吐出空間6aと通じ
る時に離脱する接触部である吐出空間境界部A2xを含
むように、ラップ側面に開口する。そして、そのチップ
シール溝2eへチップシール8を挿入する。シャフト1
2にはロータ15が固定され密閉容器1に固定されたス
テータ16とモータを形成する。シャフト12の下部は
副軸受17によって支持され、その副軸受17は軸受支
持部18により密閉容器1に固定される。シャフト12
の中には給油孔12bと横給油孔12cが設けられ、そ
の下端部は密閉容器1の底に貯留されている潤滑油19
につかっている。吸い込み口2iには吸い込みパイプ9
が圧入され、そこには逆止弁10とそれを載せるばね1
1が入っている。フレーム4の下部のモータ室21の側
面には吐出パイプが設けられる。
【0014】次に、動作を説明する。吸い込みパイプ9
から吸い込まれたガスは、第一スクロール部材3の旋回
運動により圧縮室6内で圧縮され、吐出孔2kより第二
スクロール部材2の上部に吐出される。そのガスは、一
旦モータ室21に入ってモータ冷却とガス内に含まれる
潤滑油を分離した上で吐出パイプ22より圧縮機外部へ
出る。第一スクロール部材3は、圧縮室6の内部ガスに
より第二スクロール部材2から離間する方向の力を受け
るが、背圧室13の中間圧ガス力によりその力はキャン
セルし、スクロール部材2,3の軸方向の離間は回避さ
れる結果、スクロール部材の歯先と歯底の隙間は拡大せ
ず圧縮動作を持続することができる。潤滑油19は、モ
ータ室21の吐出圧と背圧室13の中間圧の差圧によ
り、給油孔12bを通って旋回軸受3hに給油される。
また、横給油孔12cを経由して主軸受4aに給油され
る。それらの潤滑油は背圧室13に入り、中間圧孔3j
および鏡板台2cと旋回鏡板3aの間を通って圧縮室に
入る。そして、圧縮ガスとともに吐出孔2kから圧縮室
を出て、モータ室21でガスと分離され、最終的に密閉
容器1下部に戻る。スクロール部材2,3は、周囲のガ
スにより圧力変形及び熱変形を受け、歯先歯底間の隙間
が拡大しようとする場合が出てくるが、チップシール
8,7の摺動面8a,7aが対向する歯底に圧接するた
め、歯先歯底間の隙間はシールされ、圧縮が効率良く行
われる。また、吐出空間境界部Aを含むスクロールラッ
プ2b,3bの側面までチップシール8,7が伸びて図
6に示す漏れAが遮断されるため、所望の圧力により近
いところまで圧縮ガスを昇圧することができる。
【0015】次に、本発明の第二の実施例を、図7およ
び図8に従って説明する。図7は第二スクロール部材2
の巻き始め部の斜視図、図8は第一スクロール部材3の
巻き始め部の斜視図である。吐出空間境界部B2y,3
yを含む位置にチップシール溝から伸びた枝溝2i,3
iを設け、チップシール8,7にそれら枝溝2i,3i
に対応する位置に枝部8k,7kを設けることの他は、
第一の実施例と同様の構成および動作なので、その他の
説明は省略する。この枝部8k,7kにより図6に示す
漏れBが遮断されるため、所望の圧力により一層近いと
ころまで圧縮ガスを昇圧することができる。
【0016】次に、本発明を両スクロール部材が互いに
回転中心を偏心させて同一方向に同一速度で回転する回
転形スクロール圧縮機に適用した第三の実施例を、縦断
面図である図9に従って説明する。ここで用いられる第
一および第二スクロール部材3、2は第一または第二の
実施例と同様であるので、その他の個所に関する構成お
よび動作を主に説明する。まず構成を説明する。
【0017】まず、第一スクロール側を説明する。第一
スクロール部材3の鏡板3aのスクロールラップ3aと
反対側にスクロールボス部3qを設け、第一フレーム1
04に圧入された第一主軸受104aに挿入される。こ
の第一スクロール部材3は、スクロールボス部3qの内
側のスプライン軸継ぎ手により第一シャフト112と連
結される。第一ロータ115が第一シャフト112に固
定配置され、第一密閉容器101に固定配置された第一
ステータ116と組み合わされて、第一スクロール部材
3の回転駆動部であるモータを形成する。第一シャフト
112の端部は、第一副軸受117で軸支される。この
第一副軸受117は、第一軸受支持部118により第一
密閉容器101に固定配置される。また、第一シャフト
112の中央には貫通孔112eが設けられ、吐出孔3
kと通じる。また、第一シャフト112には二個のバラ
ンスリング130が固定配置され、第一スクロール部材
3と第一シャフト112の連結状態での動バランスを取
る。また、第一フレーム104と鏡板3aの間には動圧
形スラスト軸受105が設けられる。さらに、第一モー
タ室121内には潤滑油19が蓄えられ、給油孔104
cにより主軸受104aに給油される。また、第一モー
タ室121と外部を連結する吐出パイプ122を設け
る。
【0018】次に、第二スクロール側を説明する。第二
スクロール部材2の鏡板2aのスクロールラップ2aと
反対側にスクロールボス部2qを設け、第二フレーム2
04に圧入された第二主軸受204aに挿入される。こ
の第二スクロール部材2は、スクロールボス部2qの内
側のスプライン軸継ぎ手により第二シャフト212と連
結される。第二ロータ215が第二シャフト212に固
定配置され、第二密閉容器201に固定配置された第二
ステータ216と組み合わされて、第二スクロール部材
2の回転駆動部であるモータを形成する。第二シャフト
212の端部は、第二副軸受217で軸支される。この
第二副軸受217は、第二軸受支持部218により第二
密閉容器201に固定配置される。また、第二シャフト
212の中央には貫通孔212eが設けられ、吐出孔2
kと通じる。また、第二シャフト212には二個のバラ
ンスリング230が固定配置され、第二スクロール部材
2と第二シャフト212の連結状態での動バランスを取
る。また、第二フレーム204と鏡板2aの間には動圧
形スラスト軸受205が設けられる。さらに、第二モー
タ室221内には潤滑油19が蓄えられ、給油孔204
cにより主軸受204aに給油される。また、第二モー
タ室221と外部を連結する吐出パイプ222を設け
る。
【0019】以上のように構成された第一スクロール側
および第二スクロール側をスクロール部材の中心軸が互
いに偏心するように組合せ、チップシール7を有する第
一スクロールラップ3bおよびチップシール8を有する
第二スクロールラップ2bの間に圧縮室6および吐出孔
2k,3kが開口する吐出空間6aを形成する。そし
て、吸い込み室31と圧縮機外部を連結する吸い込みパ
イプ9を設ける。
【0020】次にこの実施例の動作を説明する。
【0021】二個のモータによりシャフト112,21
2が回転し、スクロール部材2,3が回転する。この結
果、ガスは圧縮機の外部より吸い込みパイプ9を通って
吸入み室31へ入り、スクロール回転部材2,3によっ
て形成される圧縮室6へ入る。その圧縮室は体積を減少
させながら回転中心へ移動するため、ガスは圧縮され、
ロータ115,215を冷却しながら貫通孔112e,
212eを通りモータ室121,221へ入る。そし
て、吐出パイプ122,222から圧縮機の外部へ出
る。ガスの圧力により鏡板2a,3aは各々フレーム1
04,105へ近付く向きに移動しようとするが、動圧
形スラスト軸受105,205によりその動きは阻止さ
れる。その結果、スクロールラップ先端に挿入されたチ
ップシール摺動面7a,8aとそれに対向する鏡板3,
2は常に接触するため、ガスは常に正常に圧縮される。
ここで、潤滑油19は、差圧により給油孔104c,2
04cを通って主軸受3q,2qに流入し主軸受部を潤
滑する。その後、動圧形スラスト軸受を潤滑し、吸込室
19へ流入する。そして、圧縮室6へ入り、スクロール
ラップ間のシールおよび潤滑を行った後、圧縮ガスとと
もにモータ室121,221へ戻る。
【0022】本実施例によれば、二個のスクロール部材
とも回転運動となるため、高速運転が可能となり、小形
だが能力の大きい圧縮機を提供できるという特有の効果
がある。また、本実施例では二個のスクロール部材を同
期回転させるためにスクロールラップ2b,3bを噛み
合わせているが、二個のスクロール部材間にオルダム継
ぎ手を設けても良い。
【0023】次に、本発明の第四の実施例を、第一およ
び第二スクロールラップ3b,2bの縦断面図である図
10に従って説明する。ここで二個のスクロールラップ
は各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は
両者の構造は同一であるため、図10のみで説明する。
この図の中において、第一スクロールラップに関するも
のに対しては数字3、第二スクロールラップに関するも
のに対しては数字2,第一チップシールに関するものに
対しては数字7,第二チップシールに関するものに対し
ては数字8を付番した。
【0024】チップシールの摺動面8a,7aをスクロ
ールラップ2b,3bの幅と概略同一の幅にするために
フランジ部8j,7jを設けスクロール部材2,3をと
もにアルミ合金とすること以外は、第一または第二また
は第三の実施例と同様なので、その他の部分の構造の説
明は省略する。
【0025】次に動作を説明する。チップシールの摺動
面の幅が増大するのでスクロール部材2,3間の歯先歯
底間隙間のシール性が向上し圧縮性能が向上する。ま
た、両スクロール部材2,3をアルミ製としたのでスク
ロール部材2,3の加工性が向上する。また、歯先歯底
間ではチップシールのフランジ部8j,7jによりアル
ミ合金同士の圧接が回避されるため、スクロール部材同
士の焼き付きの危険性を回避できる。さらに、チップシ
ール8,7の巻き始め部の下部にもチップシール溝2
e,3eに挿入した部分があるため、チップシール巻き
始め部の破断の危険性を低くできる。これ以外の動作
は、第一または第二または第三の実施例と同様なので、
その他の動作の説明は省略する。
【0026】次に、本発明の第五の実施例を、図11,
図12および図13に従って説明する。ここで二個のス
クロールラップは各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向
が異なる以外は両者の構造は同一であるため、縦断面図
を図11,チップシール巻き終わり部の斜視図を図13
のみで説明する。これらの図中において、第一スクロー
ルラップに関するものに対しては数字3,第二スクロー
ルラップに関するものに対しては数字2,第一チップシ
ールに関するものに対しては数字7,第二チップシール
に関するものに対しては数字8を付番した。また、図1
2は第一スクロールラップの巻き始め部の斜視図である
が、渦巻き方向が反対である第二スクロールラップに関
しても容易に推察できるため、第二スクロールラップに
関するものについてもかっこを付けて採番した。
【0027】チップシール8,7の背面とチップシール
溝2e,3eで囲まれた背面空隙2f,3fをチップシ
ール全域にわたって設け、さらにこの背面空隙2f,3
fをチップシールの内部にまで広げる背面溝8e,7e
によりレッグ部8c,7cを形成し、背面溝8e,7e
の吐出側断面を吐出空間6aに設けるように背面空隙2
f,3fの吐出側断面である背面空隙開口部3g,2g
を設けること以外は、第一または第二または第三の実施
例と構造が同一なのでその他の構造の説明は省略する。
【0028】次に動作を説明する。背面溝8e,7eの
吐出側の端部は吐出空間6aへ開口しているため、背面
空隙2f,3fには吐出圧に等しい吐出空間6aの圧力
にほぼ等しいガスまたは潤滑油が導入される。この圧力
により、チップシール8,7は対向する歯底へ圧接さ
れ、スクロール部材2,3の歯先歯底間シールが確実に
なり、圧縮性能が向上する。ここで、背面溝8e,7e
へ導入した吐出圧に近い圧力の流体により、レッグ部8
c,7cが変形してチップシール溝側面2w,3wに圧
接するため、レッグ部8c,7cとチップシール溝側面
2w,3wの間の隙間である側面空隙2m,3mにおけ
る漏れがなくなり、圧縮性能が一層向上するという本実
施例特有の効果がある。これ以外の動作は、第一または
第二または第三の実施例と同様なので、その他の動作の
説明は省略する。
【0029】次に、本発明の第六の実施例を、図13に
従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各々
の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者の
構造は同一であるため、チップシールの巻き終わり部の
斜視図である図14のみで説明する。これらの図中にお
いて、第一スクロールラップに関するものに対しては数
字3,第二スクロールラップに関するものに対しては数
字2,第一チップシールに関するものに対しては数字
7,第二チップシールに関するものに対しては数字8を
付番した。レッグ部8c,7cの巻き終わり部に厚みの
あるレッグ巻き終わり部8d,7dを設け、レッグ部下
面を通ってチップシール巻き終わり端からの圧縮ガスの
漏れを抑制し、圧縮性能が向上する他は、第五の実施例
と同様の構成および動作なので、その他の説明は省略す
る。
【0030】次に、本発明の第七の実施例を、図15に
従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各々
の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者の
構造は同一であるため、スクロールラップの縦断面図で
ある図15のみで説明する。これらの図中において、第
一スクロールラップに関するものに対しては数字3,第
二スクロールラップに関するものに対しては数字2,第
一チップシールに関するものに対しては数字7,第二チ
ップシールに関するものに対しては数字8を付番した。
溝突起部8i,7iを設けて背面溝8e,7eの断面積
を小さくし、背面空隙2f,3fを流路とする圧縮ガス
の漏れの流路抵抗を増大させることにより、圧縮ガスの
漏れを抑制して圧縮性能が向上する他は、第五または第
六の実施例と同様の構成および動作なので、その他の説
明は省略する。
【0031】次に、本発明の第八の実施例を、図16に
従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各々
の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者の
構造は同一であるため、スクロールラップの縦断面図で
ある図16のみで説明する。これらの図中において、第
一スクロールラップに関するものに対しては数字3,第
二スクロールラップに関するものに対しては数字2,第
一チップシールに関するものに対しては数字7,第二チ
ップシールに関するものに対しては数字8を付番した。
背面溝8e,7eの内部に炭素繊維等の耐熱材料繊維を
編むか縮ませて形成される多孔性体2n,3nを配置
し、背面空隙2f,3fに滞留する潤滑油を増量して背
面空隙2f,3fを流路とする圧縮ガスの漏れの流路抵
抗を増大させるか、背面空隙2f,3fに溜る潤滑油に
より側面空隙2m,3mがより一層シールされることに
より、圧縮ガスの漏れを一層抑制して圧縮性能が一層向
上する他は、第五または第六の実施例と同様の構成およ
び動作なので、その他の説明は省略する。また、弾性を
有する繊維状のばね鋼またはそれに類した金属を炭素繊
維の代わりに用いる実施例も考えられる。この実施例で
は、多孔性体2n,3n自身の弾性によりチップシール
7,8が持ち上げられるため、吐出圧が高くない運転条
件や運転開始時における吐出圧が上昇しきらず低いとき
でも、スクロールラップの歯先歯底間のシールを確実に
し圧縮性能を確保できるという特有の効果がある。
【0032】次に、本発明の第九の実施例を、図17に
従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各々
の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者の
構造は同一であるため、スクロールラップの縦断面図で
ある図17のみで説明する。これらの図において、第一
スクロールラップに関するものに対しては数字3,第二
スクロールラップに関するものに対しては数字2,第一
チップシールに関するものに対しては数字7,第二チッ
プシールに関するものに対しては数字8を付番した。背
面溝8e,7eの内部に配置する多孔性体2n,3n
を、炭素繊維等の耐熱材料繊維を編んで形成したシート
か金属箔を折り曲げて形成する他は、第八の実施例と同
様の構成および動作なので、その他の説明は省略する。
また、弾性を有するばね鋼またはそれに類した金属を前
記金属箔の代わりに用いる実施例も考えられる。この実
施例では、多孔性体2n,3n自身の弾性によりレッグ
部8c,7cが広げられるため、吐出圧が高くない運転
条件や運転開始時における吐出圧が上昇しきらず低いと
きでも、側面空隙2m,3mのシールを確実にし圧縮性
能を確保できるという特有の効果がある。
【0033】次に、本発明の第十の実施例を、図18に
従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各々
の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者の
構造は同一であるため、スクロールラップの縦断面図で
ある図18のみで説明する。これらの図において、第一
スクロールラップに関するものに対しては数字3,第二
スクロールラップに関するものに対しては数字2,第一
チップシールに関するものに対しては数字7,第二チッ
プシールに関するものに対しては数字8を付番した。チ
ップシールの摺動面8a,7aをスクロールラップ2
b,3bの幅と概略同一の幅にするためにフランジ部8
j,7jを設けスクロール部材2,3をともにアルミ合
金とすること以外は、第八の実施例と同様なので、その
他の部分の構造の説明は省略する。次に動作を説明す
る。チップシールの摺動面の幅が増大するのでスクロー
ル部材2,3間の歯先歯底間隙間のシール性が向上し圧
縮性能が向上する。また、両スクロール部材2,3をア
ルミ製としたのでスクロール部材2,3の加工性が向上
する。また、歯先歯底間ではチップシールのフランジ部
8j,7jによりアルミ合金同士の圧接が回避されるた
め、スクロール部材同士の焼き付きの危険性を回避でき
る。さらに、チップシール8,7の巻き始め部の下部に
もチップシール溝2e,3eに挿入した部分があるた
め、チップシール巻き始め部の破断の危険性を低くでき
る。これ以外の動作は、第八の実施例と同様なので、そ
の他の動作の説明は省略する。この実施例では、多孔性
体2n,3nを背面溝に設けているが、それを設けない
実施例でも良い。
【0034】次に、本発明の第十一の実施例を、図19
および図20に従って説明する。ここで二個のスクロー
ルラップは各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異な
る以外は両者の構造は同一であるため、スクロールラッ
プの縦断面図である図19およびチップシールの巻き終
わり部の斜視図である図20で説明する。これらの図中
において、第一スクロールラップに関するものに対して
は数字3,第二スクロールラップに関するものに対して
は数字2,第一チップシールに関するものに対しては数
字7,第二チップシールに関するものに対しては数字8
を付番した。帯状の銅板によりレッグ部のみを一体に形
成した別体レッグ部8f,7fに樹脂製のフランジ部8
j,7jをアウトサート成形した他は、第十の実施例と
同様の構成および動作なので、その他の説明は省略す
る。レッグ部8f,7fが容易に形成できるという、本
実施例特有の効果がある。この実施例では、多孔性体2
n,3nを背面溝に設けているが、それを設けない実施
例でも良い。また、別体レッグ部8f,7fを銅板でな
くリン青銅板またはベリリウム青銅板またはばね鋼板で
形成しても良い。
【0035】次に、本発明の第十二の実施例を、図21
に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各
々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者
の構造は同一であるため、チップシールの巻き終わり部
の斜視図である図21で説明する。これらの図におい
て、第一スクロールラップに関するものに対しては数字
3,第二スクロールラップに関するものに対しては数字
2,第一チップシールに関するものに対しては数字7,
第二チップシールに関するものに対しては数字8を付番
した。二枚の帯状の銅板により内側と外側の二個のレッ
グ部を各々形成した別体レッグ部8f,7fに樹脂製の
フランジ部8j,7jをアウトサート成形し、これら二
個のレッグ部をチップシール巻き終わり部においてフラ
ンジ部8j,7jと一体成形したレッグ巻き終わり部8
d,7dによって接続した他は、第十一の実施例と同様
の構成および動作なので、その他の説明は省略する。レ
ッグ部8f,7fが容易に形成でき、さらに、レッグ巻
き終わり部8d,7dによりチップシール巻き終わり部
からのガス漏れが抑制され圧縮性能が向上するという、
本実施例特有の効果がある。この実施例では、多孔性体
2n,3nを背面溝に設けているが、それを設けない実
施例でも良い。また、別体レッグ部8f,7fを銅板で
なくリン青銅板またはベリリウム青銅板またはばね鋼板
で形成しても良い。
【0036】次に、本発明の第十三の実施例を、図22
に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各
々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者
の構造は同一であるため、チップシールの巻き終わり部
の斜視図である第22図で説明する。これらの図におい
て、第一スクロールラップに関するものに対しては数字
3、第二スクロールラップに関するものに対しては数字
2、第一チップシールに関するものに対しては数字7、
第二チップシールに関するものに対しては数字8を付番
した。チップシール巻き終わり部においてフランジ部8
j,7jと一体成形したレッグ巻き終わり部8d,7d
を別体レッグ部8f,7fの外側に設ける他は、第十一
の実施例と同様の構成および動作なので、その他の説明
は省略する。レッグ部8f,7fが容易に形成でき、さ
らに、レッグ巻き終わり部8d,7dによりチップシー
ル巻き終わり部からのガス漏れが抑制され圧縮性能が向
上するという、本実施例特有の効果がある。この実施例
では、多孔性体2n,3nを背面溝に設けているが、そ
れを設けない実施例でも良い。また、別体レッグ部8
f,7fを銅板でなくリン青銅板またはベリリウム青銅
板またはばね鋼板で形成しても良い。
【0037】次に、本発明の第十四の実施例を、図23
に基づいて説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であるため、チップシールの巻き終わり
部の斜視図である図23で説明する。これらの図中にお
いて、第一スクロールラップに関するものに対しては数
字3,第二スクロールラップに関するものに対しては数
字2,第一チップシールに関するものに対しては数字
7,第二チップシールに関するものに対しては数字8を
付番した。チップシール巻き終わり部においてフランジ
部8j,7jと一体成形したレッグ巻き終わり部8d,
7dを別体レッグ部8f,7fの内側に設ける他は、第
十三の実施例と同様の構成および動作なので、その他の
説明は省略する。レッグ部8f,7fが容易に形成で
き、さらに、レッグ巻き終わり部8d,7dによりチッ
プシール巻き終わり部からのガス漏れが抑制され圧縮性
能が向上するという、本実施例特有の効果がある。この
実施例では、多孔性体2n,3nを背面溝に設けている
が、それを設けない実施例でも良い。また、別体レッグ
部8f,7fを銅板でなくリン青銅板またはベリリウム
青銅板またはばね鋼板で形成しても良い。
【0038】次に、本発明の第十五の実施例を、図24
に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各
々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者
の構造は同一であるため、スクロールラップの縦断面図
である図24で説明する。これらの図において、第一ス
クロールラップに関するものに対しては数字3,第二ス
クロールラップに関するものに対しては数字2,第一チ
ップシールに関するものに対しては数字7,第二チップ
シールに関するものに対しては数字8を付番した。別体
レッグ部8f,7fの断面を凸状にわん曲させる他は、
第十一または第十二または第十三または第十四の実施例
と同様の構成および動作なので、その他の説明は省略す
る。各々の実施例特有の効果とともに、別体レッグ部8
f,7fの断面を凸状にわん曲させたために、チップシ
ール8,7をチップシール溝3e,2eへ容易に挿入で
きるという、本実施例特有の効果がある。この実施例で
は、多孔性体2n,3nを背面溝に設けているが、それ
を設けない実施例でも良い。また、別体レッグ部8f,
7fを銅板でなくリン青銅板またはベリリウム青銅板ま
たはばね鋼板で形成しても良い。
【0039】次に、本発明の第十六の実施例を、図25
および図26に従って説明する。ここで二個のスクロー
ルラップは各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異な
る以外は両者の構造は同一であるため、スクロールラッ
プの縦断面図である図25およびチップシールの別体レ
ッグ部の斜視図である図26で説明する。これらの図中
において、第一スクロールラップに関するものに対して
は数字3,第二スクロールラップに関するものに対して
は数字2,第一チップシールに関するものに対しては数
字7,第二チップシールに関するものに対しては数字8
を付番した。別体レッグ部8f,7fの高さを大きくし
てレッグ上面8h,7hと摺動面8a,7aとの距離が
1mm以下となるようにし、さらに、別体レッグ部8f,
7fに連結孔8m,7mおよび連結切欠き8n,7nを
設ける他は、第十一または第十二または第十三または第
十四または第十五の実施例と同様の構成および動作なの
で、その他の説明は省略する。前記した各々の実施例特
有の効果とともに、チップシール8,7の摩耗の進行を
レッグ上面8h,7hで抑制できるという、本実施例特
有の効果がある。この実施例では、多孔性体2n,3n
を背面溝に設けているが、それを設けない実施例でも良
い。また、別体レッグ部8f,7fを銅板でなくリン青
銅板またはベリリウム青銅板またはばね鋼板で形成して
も良い。
【0040】次に、本発明の第十七の実施例を、図27
に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各
々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者
の構造は同一であるため、スクロールラップの縦断面図
である図27のみで説明する。これらの図において、第
一スクロールラップに関するものに対しては数字3,第
二スクロールラップに関するものに対しては数字2,第
一チップシールに関するものに対しては数字7,第二チ
ップシールに関するものに対しては数字8を付番した。
別体レッグ部8f,7fのうちでスクロールラップ内面
側のもののみを残しスクロールラップ外面側のものを取
り去って外側挿入部8p,7pを設けた他は、第十一ま
たは第十二または第十三または第十四または第十五の実
施例と同様の構成なので、その他の構成の説明は省略す
る。次に、動作を説明する。二個のスクロール部材2,
3の間に形成される複数の圧縮室6は中央へいくにつれ
て圧縮ガス圧力が高くなるため、チップシール8,7は
圧縮ガスより中央から周囲へ向かう径方向の力を受け
る。その結果、チップシール8,7の外側挿入部8p,
7pがチップシール溝側面2w,3wのうちの外周側に
圧接されるとともに背面空隙2f,3fに導入された吐
出圧の流体によって別体レッグ部8f,7fがチップシ
ール溝側面2w,3wの内周側へ圧接され、側面空隙2
m,3mがシールされる。これ以外の動作は、各々第十
一または第十二または第十三または第十四または第十五
の実施例と同様なので説明は省略する。各々の実施例特
有の効果とともに、別体レッグ部8f,7fが内周側の
みでよいため、作成しやすいという、本実施例特有の効
果がある。この実施例では、多孔性体2n,3nを背面
溝に設けているが、それを設けない実施例でも良い。ま
た、別体レッグ部8f,7fを銅板でなくリン青銅板ま
たはベリリウム青銅板またはばね鋼板で形成しても良
い。
【0041】次に、本発明の第十八の実施例を、図28
に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各
々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者
の構造は同一であることから、第二スクロールラップに
関しても容易に推察できるため、図28の第一スクロー
ルラップ巻き始め部の平面図のみで説明する。この図に
おいて、第二スクロールラップに関するものはかっこを
付けて採番した。チップシール溝3e,2eの幅をスク
ロールラップ巻き始め部において小さくし、それに合わ
せてチップシール7,8もチップシール溝3e,2eに
挿入する部分の幅もスクロールラップ巻き始め部におい
て小さくし、チップシール7,8の長手方向のずれを防
止して信頼性を向上させた以外は、第一から第十七まで
の実施例の説明個所で記載した内容と同様なので説明は
省略する。
【0042】次に、本発明の第十九の実施例を、図29
および図30に従って説明する。ここで二個のスクロー
ルラップは各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異な
る以外は両者の構造は同一であることから、第二スクロ
ールラップに関しても容易に推察できるため、図29の
第一スクロールラップ巻き始め部の平面図および図30
の第一スクロールラップ巻き始め部の斜視図で説明す
る。これらの図中において、第二スクロールラップに関
するものはかっこを付けて採番した。スクロールラップ
3b,2bの巻き始めを球根状とし、スクロールラップ
3b,2bの巻き始め部の信頼性を向上した以外は第一
または第二または第三の実施例と同様なので、説明は省
略する。
【0043】次に、本発明の第二十の実施例を、図31
に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各
々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者
の構造は同一であることから、第二スクロールラップに
関しても容易に推察できるため、図31の第一スクロー
ルラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これらの
図において、第二スクロールラップに関するものはかっ
こを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの巻
き始めを球根状とし、スクロールラップ3b,2bの巻
き始め部の信頼性を向上した以外は第五または第六また
は第七または第八または第九の実施例と同様なので、説
明は省略する。
【0044】次に、本発明の第二十一の実施例を、図3
2に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であるため、第二スクロールラップに関
しても容易に推察できるため、図32の第一スクロール
ラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これらの図
において、第二スクロールラップに関するものはかっこ
を付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの巻き
始めを球根状とし、スクロールラップ3b,2bの巻き
始め部の信頼性を向上した以外は第四の実施例と同様な
ので、説明は省略する。
【0045】次に、本発明の第二十二の実施例を、図3
3に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であることから、第二スクロールラップ
に関しても容易に推察できるため、図33の第一スクロ
ールラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これら
の図において、第二スクロールラップに関するものはか
っこを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの
巻き始めを球根状とし、スクロールラップ3b,2bの
巻き始め部の信頼性を向上した以外は第十または第十一
または第十二または第十三または第十四または第十五ま
たは第十六または第十七の実施例と同様なので、説明は
省略する。
【0046】次に、本発明の第二十三の実施例を、図3
4および図35に従って説明する。ここで二個のスクロ
ールラップは各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異
なる以外は両者の構造は同一であることから、第二スク
ロールラップに関しても容易に推察できるため、図34
の第一スクロールラップ巻き始め部の平面図および図3
5の第一スクロールラップ巻き始め部の斜視図で説明す
る。これらの図中において、第二スクロールラップに関
するものはかっこを付けて採番した。スクロールラップ
3b,2bの側面のチップシール開口部全域を常に吐出
空間6aとなる箇所に設け、常に所望の圧力まで圧縮で
きさらに圧縮効率が向上する以外は第一または第二また
は第三の実施例と同様なので、説明は省略する。
【0047】次に、本発明の第二十四の実施例を、図3
6に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であることから、第二スクロールラップ
に関しても容易に推察できるため、図36の第一スクロ
ールラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これら
の図において、第二スクロールラップに関するものはか
っこを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの
側面のチップシール開口部全域を常に吐出空間6aとな
る箇所に設け、常に所望の圧力まで圧縮できさらに圧縮
効率が向上する以外は第五または第六または第七または
第八または第九の実施例と同様なので、説明は省略す
る。
【0048】次に、本発明の第二十五の実施例を、図3
7に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であることから、第二スクロールラップ
に関しても容易に推察できるため、図37の第一スクロ
ールラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これら
の図において、第二スクロールラップに関するものはか
っこを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの
側面のチップシール開口部全域を常に吐出空間6aとな
る箇所に設け、常に所望の圧力まで圧縮できさらに圧縮
効率が向上する以外は第四の実施例と同様なので、説明
は省略する。
【0049】次に、本発明の第二十六の実施例を、図3
8に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であることから、第二スクロールラップ
に関しても容易に推察できるため、図38の第一スクロ
ールラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これら
の図において、第二スクロールラップに関するものはか
っこを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの
側面のチップシール開口部全域を常に吐出空間6aとな
る箇所に設け、常に所望の圧力まで圧縮できさらに圧縮
効率が向上する以外は第十または第十一または第十二ま
たは第十三または第十四または第十五または第十六また
は第十七の実施例と同様なので、説明は省略する。
【0050】次に、本発明の第二十七の実施例を、図3
9および図40に従って説明する。ここで二個のスクロ
ールラップは各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異
なる以外は両者の構造は同一であることから、第二スク
ロールラップに関しても容易に推察できるため、図39
の第一スクロールラップ巻き始め部の平面図および図4
0の第一スクロールラップ巻き始め部の斜視図で説明す
る。これらの図において、第二スクロールラップに関す
るものはかっこを付けて採番した。スクロールラップ3
b,2bの巻き始めを球根状とし、スクロールラップ3
b,2bの巻き始め部の信頼性を向上した以外は第二十
三の実施例と同様なので、説明は省略する。
【0051】次に、本発明の第二十八の実施例を、図4
1に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であることから、第二スクロールラップ
に関しても容易に推察できるため、図41の第一スクロ
ールラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これら
の図において、第二スクロールラップに関するものはか
っこを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの
巻き始めを球根状とし、スクロールラップ3b,2bの
巻き始め部の信頼性を向上した以外は第三十六の実施例
と同様なので、説明は省略する。
【0052】次に、本発明の第二十九の実施例を、図4
2に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であることから、第二スクロールラップ
に関しても容易に推察できるため、図42の第一スクロ
ールラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これら
の図において、第二スクロールラップに関するものはか
っこを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの
巻き始めを球根状とし、スクロールラップ3b,2bの
巻き始め部の信頼性を向上した以外は第二十五の実施例
と同様なので、説明は省略する。
【0053】次に、本発明の第三十の実施例を、図43
に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは各
々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両者
の構造は同一であることから、第二スクロールラップに
関しても容易に推察できるため、図43の第一スクロー
ルラップ巻き始め部の斜視図のみで説明する。これらの
図において、第二スクロールラップに関するものはかっ
こを付けて採番した。スクロールラップ3b,2bの巻
き始めを球根状とし、スクロールラップ3b,2bの巻
き始め部の信頼性を向上した以外は第二十六の実施例と
同様なので、説明は省略する。
【0054】次に、本発明の第三十一の実施例を、図4
4に従って説明する。ここで二個のスクロールラップは
各々の鏡板を基準にして渦巻きの方向が異なる以外は両
者の構造は同一であることから、第二スクロールラップ
に関しても容易に推察できるため、図44の第一スクロ
ールラップ巻き始め部の平面図で説明する。これらの図
において、第二スクロールラップに関するものはかっこ
を付けて採番した。チップシール溝2e,3eの吐出側
端部を円弧状とすることによりチップシール7,8が吐
出側に迫り出すのを防止し信頼性を向上した以外は第二
十七または第二十八または第二十九または第三十の実施
例と同様なので説明は省略する。このチップシール溝2
e,3eはエンドミル加工で容易に形成できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、所望の圧力までガスを
確実に圧縮でき、さらに、対向する鏡板にシールチップ
を圧接し歯先歯底間のシールの信頼性が向上したため
に、性能のばらつきの少ない圧縮機を提供できるという
効果がある。また、シールチップの摺動面の幅を広くし
たためにシールが確実になり、高効率の圧縮機を提供で
きるという効果がある。さらに、スクロール部材をアル
ミ合金製にしたために加工性が向上し、低コストの圧縮
機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の第一スクロール部材の巻き始め
部の斜視図。
【図2】第一の実施例の第二スクロール部材の巻き始め
部の斜視図。
【図3】第一の実施例の圧縮行程終了時のスクロールラ
ップかみあい状態の横断面図。
【図4】第一の実施例のスクロールラップの縦断面図。
【図5】第一の実施例の縦断面図。
【図6】従来例のスクロールラップ巻き始め部の横断面
図。
【図7】第二の実施例の第二スクロールラップの巻き始
め部の斜視図。
【図8】第二の実施例の第一スクロールラップの巻き始
め部の斜視図。
【図9】第三の実施例の縦断面図。
【図10】第四の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図11】第五の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図12】第五の実施例の第一スクロールラップの巻き
始め部の斜視図。
【図13】第五の実施例のチップシールの巻き終わり部
の斜視図。
【図14】第六の実施例のチップシールの巻き終わり部
の斜視図。
【図15】第七の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図16】第八の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図17】第九の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図18】第十の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図19】第十一の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図20】第十一の実施例のチップシールの巻き終わり
部の斜視図。
【図21】第十二の実施例のチップシールの巻き終わり
部の斜視図。
【図22】第十三の実施例のチップシールの巻き終わり
部の斜視図。
【図23】第十四の実施例のチップシールの巻き終わり
部の斜視図。
【図24】第十五の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図25】第十六の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図26】第十六の実施例のチップシールの別体レッグ
部の斜視図。
【図27】第十七の実施例のスクロールラップの縦断面
図。
【図28】第十八の実施例の第一スクロールラップのチ
ップシールを取り除いたときの巻き始め部の平面図。
【図29】第十九の実施例の第一スクロールラップのチ
ップシールを取り除いたときの巻き始め部の平面図。
【図30】第十九の実施例の第一スクロールラップの巻
き始め部の斜視図。
【図31】第二十の実施例の第一スクロールラップの巻
き始め部の斜視図。
【図32】第二十一の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図33】第二十二の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図34】第二十三の実施例の第一スクロールラップの
チップシールを取り除いたときの巻き始め部の平面図。
【図35】第二十三の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図36】第二十四の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図37】第二十五の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図38】第二十六の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図39】第二十七の実施例の第一スクロールラップの
チップシールを取り除いたときの巻き始め部の平面図。
【図40】第二十七の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図41】第二十八の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図42】第二十九の実施例の第一スクロールラップの
巻き始め部の斜視図。
【図43】第三十の実施例の第一スクロールラップの巻
き始め部の斜視図。
【図44】第三十一の実施例の第一スクロールラップの
チップシールを取り除いたときの巻き始め部の平面図。
【符号の説明】
2b,3b…スクロールラップ、2e,3e…チップシ
ール溝、7…第一チップシール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川南 茂也 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡板とそれに立設するスクロールラップを
    有する第一および第二のスクロール部材からなり、それ
    ら両スクロールをかみ合わせて圧縮室を形成するポンプ
    部と、前記第一のスクロール部材から見た前記第二のス
    クロール部材が自転を伴わない旋回運動となるような相
    対運動を与える駆動部とからなり、少なくとも一方のス
    クロールラップにチップシールおよびその装着溝を設け
    たスクロール流体機械において、 前記相対運動と共に移動するラップ側面接触部のうち吐
    出空間と前記圧縮室を隔離しているラップ側面接触部に
    おいて、圧縮終了時に前記接触が離脱する部所に、前記
    装着溝の一端が開口することを特徴とするスクロール流
    体機械。
  2. 【請求項2】請求項1において、圧縮終了時に前記接触
    が離脱する前記部所のうちで、最もスクロールラップ巻
    き始めに近い部所へ、前記チップシール溝を開口するス
    クロール流体機械。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記チップシ
    ールのうちの少なくとも一方において、前記鏡板に対向
    する摺動面の全域または一部の幅をその箇所におけるス
    クロールラップの幅と概略同一とするフランジ部を設け
    たスクロール流体機械。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記スクロール部材の
    少なくとも一方の材質をアルミ合金とするスクロール流
    体機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1770282A1 (en) * 2005-09-28 2007-04-04 ANEST IWATA CORPORATION (a Japanese Corporation) Tip seal in a scroll fluid machine
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JPWO2021144875A1 (ja) * 2020-01-15 2021-07-22
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