JPH06346707A - 内燃エンジン - Google Patents

内燃エンジン

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JPH06346707A
JPH06346707A JP7842694A JP7842694A JPH06346707A JP H06346707 A JPH06346707 A JP H06346707A JP 7842694 A JP7842694 A JP 7842694A JP 7842694 A JP7842694 A JP 7842694A JP H06346707 A JPH06346707 A JP H06346707A
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spool
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エドワード・シー・シーモン
Jr Stanley B Quinn
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    • F01L1/34409Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear by torque-responsive means
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動可変カム軸調時装置における排出孔付き
スプール式の液圧制御弁の動作を制御する改良した装置
を提供する。 【構成】 カム軸126はその端部にベーン160を固
定しそれと共に揺動しない。カム軸はスプロケット13
2を支持し、スプロケットはカム軸と共に回転するがカ
ム軸と共に揺動可能である。ベーンはスプロケットの反
対側のリセス132a、b内に設けたローブ160a、
bを有する。カム軸はパルスに反応して変化し、制御ユ
ニット208からの信号に応答して制御弁192の弁本
体198内の排出孔付きスプール200の位置を制御す
ることによって、リセスから戻りラインを通る液圧流
体、好ましくはエンジン油を選択的に阻止又は流すこと
によって、与えられた方向、すなわち進み方向又は遅れ
方向に変化できる。排出孔付きスプールは制御ユニット
によって制御される電気機械式アクチュエータ201に
よって弁本体内に選択的に位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カム軸が通常の運転中
に受けるトルクの反転に反応してカム軸の位置がクラン
ク軸の位置に関して円周方向に変化される形式の可変カ
ム軸調時(VCT)装置の動作を制御するための液圧制
御装置に関する。このような可変カム軸調時装置(以下
VCT装置と呼ぶ)において、液圧装置はこのようなト
ルクの反転に反応してクランク軸の再位置決めを行うよ
うに設けられ、制御装置は液圧装置がこのような再位置
決めを行うのを選択的に許容し或いは阻止するように設
けられている。
【0002】更に詳細には、本発明は、十分に排出され
た孔付きスプール弁の位置を直接制御する力可変ソレノ
イドを使用する制御装置に関し、そのスプール弁は液圧
装置に有用な部分である。
【0003】
【従来の技術】この明細書に参考として組み入れられた
以下の米国特許に示された情報の考察は本発明の背景を
調査するとき有用である。米国特許第5,002,02
3号は本発明の分野に属するVCT装置を記載し、その
VCT装置において、液圧装置が一対の反対に作用する
液圧シリンダを備えていて、適当な液圧流れ要素が液圧
流体を一方の液圧シリンダから他方の液圧シリンダに或
いはその逆に選択的に送り、それによってクランク軸に
関するカム軸の円周方向位置を進め或いは遅らせる。制
御装置は制御弁を利用し、その制御弁において、逆に作
用するシリンダの一方又は他方からの液圧流体の排出が
制御弁内のスプールを中央位置すなわちゼロ(nul
l)位置から一方又は他方に移動することによって行わ
れる。スプールの移動は、スプールの一方の端部におけ
る制御液圧Pcの増加又は減少、及びその端部における
液圧の力と作用する圧縮ばねに起因する他端における反
対方向の機械的力との間の関係、に応答して起きる。
【0004】米国特許第5,107,804号は本発明
の分野に属する別の形式のVCT装置を記載し、そのV
CT装置において、液圧装置が閉鎖されたハウジング内
のローブを有するベーンを備え、そのローブは前記米国
特許第5,002,023号に示された反対に作用する
シリンダに代わる。このベーンはハウジングに関して揺
動可能であり、適当な液圧流れ要素がハウジング内の液
圧流体をローブの一方の側から他方の側に或いはその逆
に送り、それによってベーンをハウジングに関して一方
向又は他方に揺動させ、クランク軸に関するカム軸の位
置を進めさせ或いは後らせるのに有効な動作を制御す
る。このVCT装置の制御装置は上記米国特許第5,0
02,023号に示された装置と同じで、同じように作
用する力に応答する同じ形式のスプール弁を使用してい
る。
【0005】米国特許第5,172,659号及び第
5,184,578号は、どちらも、スプールの一端に
作用する液圧力と他端に作用する機械的な力とを釣り合
うように作られた前述のVCT装置の問題を扱ってい
る。上記両米国特許第5,172,659号及び第5,
184,578号に示された改良した制御装置はスプー
ルの両端に作用する液圧を利用している。一端における
液圧力は全液圧Psのエンジン油溜めから直接加えられ
る液圧流体に起因する。スプールの他端に作用する液圧
力は液圧シリンダ又は他の力増幅器に起因していて、そ
の力増幅器はPWMソレノイドからの低い圧力Pcのシ
ステム液圧流体に応答して作用する。スプールの両端の
各々における力は、本来、同じ液圧流体に基づく液圧で
あるから、液圧流体の圧力又は速度の変化は自己否定
(self−negative)であり、かつスプール
の中央位置すなわちゼロ位置に影響しない。しかしなが
ら、上記米国特許第5,172,659号及び第5,1
84,578号に示された発明には幾つかの固有の欠点
がある。
【0006】一つの欠点は、この差圧制御装置(DPC
S)がエンジンの初期の始動相中にスプールの位置を適
切に制御できないことである。エンジンが最初に始動す
るとき、エンジンは油圧が生起するのに数秒かかる。そ
の間、スプール弁の位置は知られていない。システム論
理(system logic)は必要な計算を遂行す
る知られた量を有しないので、DPCSはエンジンが通
常の動作速度に達するまでスプール弁の位置を有効に制
御できない。
【0007】現存するVCT装置の他の問題は動的応答
が緩慢なことである。エンジンが通常の動作速度で安定
した後でさえ、個々の特性はエンジンによってかなり異
なる。高速及び低温における新しいエンジンは、厚いア
イドル状態における使い古したエンジンと決定的に異な
った油圧を有することができる。幅広い範囲のエンジン
特性(液圧ピストンの大きくなった横断面積及びばねの
小型化のような)に亙って運転できるように採用された
現存の方法は、応答速度が低くなり、安定性を保つため
に比較的低い閉ループコントローラのゲイン(gai
n)を必要とする。
【0008】低い閉ループコントローラのゲインによ
り、装置は構成要素の公差及び動作環境により影響され
易くなる。正味の影響(スプールの中央位置すなわちゼ
ロ位置(null position)を達成するため
に必要なPWMデューティサイクルにおける変化のよう
な)は全体の閉ループ装置の性能を低下させる。
【0009】最後に、通常のDPCSに特に使用される
PWMソレノイドの可動部品は装置内に好ましくない騒
音を発生する。動作中、ソレノイドは各PWMパルスと
共にその全ストロークに亙って反復動作する。素早く反
復動作すると、アーマチュア及びポペットが「がたが
た」する、すなわち高い周波数の振動を発生することに
なり、したがって、好ましくない騒音を発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、排出
孔付きすなわち排液スプール式の液圧制御弁の動作を制
御するための改良した方法及び装置を提供することであ
る。
【0011】本発明の他の目的は、自動可変カム軸調時
装置における排出孔付きスプール式の液圧制御弁の動作
を制御するための改良した方法及び装置を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線の回りで
回転可能なクランク軸と、第2の軸線の回りで回転可能
であって回転中にトルクの逆転を受けるカム軸と、第1
及び第2の円周方向に隔てられたローブを有するベーン
であって、前記カム軸に取り付けられ、前記カム軸と共
に回転可能であって前記カム軸に関して揺動可能でない
ベーンと、前記カム軸と共に回転可能でまた前記カム軸
に関して揺動可能であるハウジングであって、第1及び
第2の円周方向に隔てられたリセスを有し、前記第1及
び第2のリセスの各々が前記第1及び第2のローブの一
つを受けかつ前記第1及び第2のローブの前記一方の揺
動運動を許容するハウジングと、前記クランク軸から前
記ハウジングに回転運動を伝達するための手段と、前記
ハウジングの揺動を制御するための手段であって、前記
カム軸に関する前記ハウジングの位置を変えるために前
記カム軸のトルク反転に反応可能である制御手段とを備
えた内燃エンジンにおいて、前記前記制御手段が、スプ
ール弁本体と、前記本体内で往復動可能でありかつ第1
及び第2の隔てられたランドを有するスプールであっ
て、大気への排出孔を有するスプールと、前記第1のリ
セス及び第2のリセスの一方から前記スプール弁本体に
伸びている第1の戻りライン手段であって、前記第1及
び第2のランドの一方が前記弁本体内の前記スプールの
位置の第1のレンジにおいて前記第1の戻りライン手段
を通る流れを阻止しかつ前記弁本体内の前記スプールの
位置の第2のレンジにおいて前記第1の戻りライン手段
を通る流れを許容する第1の戻りライン手段と、前記第
1のリセス及び第2のリセスの他方から前記弁本体に伸
びている第2の戻りライン手段であって、前記第1及び
第2のランドの他方が前記弁本体内の前記スプールの位
置の前記第2のレンジにおいて前記第2の戻りライン手
段を通る流れを阻止し、前記弁本体内の前記スプールの
位置の前記第1のレンジの第1の部分において前記第2
の戻りライン手段を通る流れを許容し、また前記弁本体
内の前記スプールの位置の前記第1のレンジの第2の部
分において前記第2の戻りライン手段を通る流れを阻止
する第2の戻りライン手段と、前記弁本体から前記第1
のリセス及び前記第2のリセスの各々に伸びている入口
ライン手段であって、前記スプールの位置に関係なく液
圧流体が前記弁本体から前記第1のリセス及び前記第2
のリセスの前記各々に流れるのを許容し、液圧流体が前
記第1のリセス及び第2のリセスの各々から前記弁本体
に流れるのを阻止する逆止弁手段を有する入口ライン手
段と、前記クランク軸及び前記カム軸の位置を検出する
手段と、前記検出手段から情報を受けるための、また前
記情報を使用して前記クランク軸とカム軸との間の相対
位相角度を計算するためのエンジン制御ユニットと、前
記エンジン制御ユニットから発せられた信号に応答して
前記スプールの位置を制御するための電気機械式アクチ
ュエータと、前記電気機械式アクチュエータが附勢され
ていない期間に前記スプール弁を全進み位置に偏倚する
ための手段と、を備えて構成されている。
【0013】上記エンジンにおいて、前記電気機械式ア
クチュエータが力可変ソレノイドを備えてもよい。ま
た、その前記力可変ソレノイドが、前記エンジン制御ユ
ニットから電流を受けるコイルと、前記コイルによって
実質的に包囲されたアーマチュアと、前記コイルを前記
アーマチュアから分離するエアギャップと、前記コイ
ル、前記アーマチュア及び前記エアギャップのための包
囲体を与えるハウジングとを備え、前記アーマチュアが
前記スプールに接続され、前記コイルは附勢されたと
き、前記アーマチュアが前記スプールに力を加えて前記
スプールを移動させるのに十分な磁界を生起し、前記移
動が前記エンジン制御ユニットからの前記信号に対応し
てもよい。更に、電気機械式アクチュエータが更にスト
ローク増幅器を備えていて前記ストローク増幅器が前記
排出孔付きスプールに加えられたとき力に正味ゲインを
与えてもよく、前記ストローク増幅器がレバー装置を備
えていてもよい。
【0014】
【作用】本発明は、液圧制御弁内の排出孔付きすなわち
排液スプール(ventedspool)の位置を制御
するための改良した方法及び装置を提供する。更に詳細
には、本発明は、例えば米国特許第5,002,023
号に示される形式の反対に作用する液圧シリンダVCT
装置調時装置に使用される液圧制御弁と同じ制御制御弁
又は米国特許第5,107,804号に示される形式の
ベーン式VCT調時装置に使用される液圧制御弁と同様
の液圧制御弁における排出孔付きスプールの位置を制御
する方法及び装置を提供する。
【0015】本発明の制御装置は、VCT装置の以前の
実施例によって使用された全液圧PSでエンジン油槽か
ら直接加えられた液圧流体に起因するスプールの一端に
おける液圧力を除去する。排出孔付きスプールの他端に
おける力は、好ましくは力可変ソレノイド式の電気機械
式アクチュエータに起因し、その力は、種々のエンジン
のパラメータを監視するエンジン制御ユニット(EC
U)から発せられた電子信号に応答して排出孔付きスプ
ールに直接作用する。ECUはカム軸及びクランク軸位
置に対応するセンサからの信号を受け、かつこの情報を
使用して相対位相角度を計算する。好ましい実施例は、
米国特許第5,184,578号に示されらような閉ル
ープフィードバック装置を採用し、その装置はあらゆる
位相角度誤差を訂正する。本発明は、上述の問題に対す
る有効なかつ経済的な解決策、及び通常のDPCSを越
えた追加の利点を提供する。
【0016】スプール位置と制御信号(ソレノイド電
流)との間の関係がエンジン油圧と独立しているとき、
油圧又はその変動と関連するあらゆる問題も除去され
る。例えば、初期のエンジン始動中に通常の動作油圧が
得られないと、ECUからの信号がスプールを直接位置
決めするソレノイドに直ちに供給されるので、始動エラ
ーが発生しない。
【0017】力可変ソレノイドを使用することは緩慢な
動的応答の問題を解決する。このような装置はスプール
弁の機械的応答と同じように早く応答するように設計さ
れることができ、通常の(全液圧の)DPCSより確実
に速い。応答が速いと、増大した閉ループゲインを使用
することが許され、装置を構成要素の公差及び動作環境
に影響されにくくする。
【0018】力可変ソレノイドのアーマチュアは、PW
Mソレノイドを使用することによる全サイクルに対抗さ
れるので、ECUからの電流によって制御されたとき、
短い距離のみ移動する。必要な移動が、稀に過度になら
ないので、がたがたが防止され、装置はほとんど騒音が
なくなる。
【0019】ことによると、通常のDPCSを超えた重
要な利点は、基本の装置の改良した制御である。本発明
は、VCT位相の命令入力に迅速にかつ正確に追従する
大きな能力を与える。
【0020】更に、本発明の好ましい実施例は油圧に依
存していないので、本発明は、調時ベルトエンジンに関
連したような油無しアクチュエータが望ましい用途に対
して使用され得る。
【0021】代わりの実施例において、レバー装置又は
それと同等のものが電子機械式アクチュエータとスプー
ルとの間に機能的に配置されている。レバー装置はスト
ローク増幅器/力減衰機として有効に作用し、弁の移動
を犠牲にすることなく、必要なソレノイド電流の減少又
は空隙距離の減少を許容する。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図9の例において、クランク軸
22にはスプロケット24がキー止めされ、示されてい
ない組み込まれたエンジンの動作中のクランク軸22の
回転は、排気カム軸26すなわちにエンジンの排気弁を
動作するのに利用されるカム軸に、スプロケット24に
かけられたチエーン28及びカム軸26にキー止めされ
たスプロケット30によって伝達される。示されていな
いが、適当なチエーン張り装置がチエーン28を緩みが
ないように比較的張った状態に保つために設けられる。
示されるように、スプロケット30はスプロケット24
の2倍の大きさである。この関係により、カム軸26の
回転速度はクランク軸22の回転速度の1/2であり、
これは4サイクルエンジンに適している。チエーン28
の代わりにベルトを使用できる。
【0023】カム軸26は他のスプロケットすなわちス
プロケット32を支持し、そのスプロケットは、図3、
図4及び図6に示されるようにカム軸に関して限られた
円弧に亙って揺動するように或いはカム軸と共に回転可
能に支持されている。カム軸26の回転はチエーン36
によって吸気カム軸34に伝達され、そのチエーンはス
プロケット32と吸気カム軸34にキー止めされたスプ
ロケット38との回りに掛けられている。示されるよう
に、スプロケット32及び38は直径が等しく、カム軸
26とカム軸34との間で等しい回転速度を与える。チ
エーン36の代わりにベルトを使用してもよい。
【0024】図6に示されているように、カム軸26及
び34の各々の端部はそれぞれヘッド50の軸受け42
及び44内で回転するように軸受けされおり、そのヘッ
ドは一部が示されかつボルト48によって示されていな
いエンジンブロックにボルト付けされている。示されて
いないカム軸26及び34の反対端はヘッド50の示さ
れていない反対端に回転するように同じように支持され
ている。スプロケット38はヘッド50の外側のカム軸
34の位置でそのカム軸34にキー止めされている。同
様に、スプロケット32及び30はヘッド50の外側の
位置でカム軸26に並んで配置され、スプロケット32
はスプロケット38と横に整合されかつスプロケット3
0はスプロケット24と横に整合するようにスプロケッ
ト32のわずかに外側に配置されている。
【0025】スプロケット32は円弧状のリテーナ52
(図7及び図8)を一体の部品として有し、リテーナ5
2はスプロケット30の円弧状の開口30aを介してス
プロケット32から外側に伸びている。スプロケット3
0には円弧状の液圧装置本体46がボルト付けされ、か
つ関連する液圧制御装置の幾つかの液圧構成要素を収容
している液圧装置本体46は一対の反対に作用する単作
動液圧シリンダ54及び56のそれぞれの本体端部を受
けて枢動可能に支持し、それら液圧シリンダはカム軸2
6の長手方向軸線の両側に配置されている。シリンダ5
4及び56のピストン端部は作動ブラケット58に枢動
的に取り付けられ、ブラケット58は複数のねじ付き止
め具60によってスプロケット32に固定されている。
したがって、シリンダ54及び56の一方を伸ばすこと
によって及びシリンダ54及び56の他方を同時に引っ
込めることによって、スプロケット32の作動ピストン
はスプロケット30に関して押し込められ、もしシリン
ダ54が伸ばされかつシリンダ56が引っ込められると
スプロケット32を進めさせ(これは図2及び図4に示
される動作状態である)、或いはもしシリンダ56が伸
ばされかつシリンダ54が引っ込められるとスプロケッ
ト30に関して遅らされる(これは図1、図3、図7及
び図8に示される動作状態である)。いずれの場合にお
いても、スプロケット30の位置に関するスプロケット
32の位置の遅れ又は進みは、前述の米国特許第5,0
02,023号において説明されているようにカム軸2
6におけるトルクの方向に反応して選択的に許容され或
いは阻止されるが、カム軸上での相対的な円弧状運動を
制限するために支持されたスプロケット32とカム軸3
4にキー止めされたスプロケット38との間のチエーン
36によって与えられるチエーン駆動接続により、カム
軸26の位置に関するカム軸34の位置を進めさせ或い
は遅らせる。この関係は、図1及び図3に示されるよう
にスプロケット30上の調時マーク30b及びカム軸3
4の遅れ位置におけるスプロケット38上の調時マーク
38aの相対位置を、図2及び図4に示されるようにカ
ム軸34の進み位置におけるそれらの相対位置と比較す
ることによって、図面で示される。
【0026】図10ないし図20は本発明の二つの実施
例を示し、そこにおいて、スプロケット132の形状の
ハウジングはカム軸126に揺動するように支持されて
いる。カム軸126はオーバーヘッドカム軸式であれブ
ロックカム軸式であれ、単一カム軸エンジンのカム軸で
あると考えられてもよい。代わりに、カム軸126は両
カム軸エンジンの吸気弁作動カム軸又は排気弁作動カム
軸のいずれかであると考えられてもよい。いずれにし
ろ、スプロケット132及びカム軸126は共に回転可
能であり、部分的に示されている無端ローラチエーン1
38によってスプロケット132にトルクが加えられる
ことによって回転され、そのチエーンはスプロケット1
32の回り及び示されていないクランク軸の回りに掛け
られている。以下で詳細に示されるように、スプロケッ
ト132は、カム軸の回転、すなわちクランク軸に関す
るカム軸126の位相を調整する動作中に、カム軸12
6に関して少なくとも限られた円弧に亙って揺動可能な
ように、カム軸126に揺動可能に支持されていてい
る。
【0027】環状のポンプ動作ベーン160はカム軸1
26に固定して配置され、ベーン160は直径方向に対
向する対の半径方向外側に突出するローブ160a及び
160bを有し、かつボルト162によってカム軸12
6の拡大端部126aに取り付けられ、そのボルトは端
部126a内までベーン160を貫通している。この点
に関して、カム軸126は、カム軸が図示しない関連す
るエンジンブロックに関して正確に位置決めされるよう
にするため、スラスト肩部126bが設けられている。
ポンプ動作ベーン160は、端部との間で伸びる位置決
めピンすなわち合わせピン164によって端部126a
に関して正確に位置決めされている。ローブ160a及
び160bはスプロケット132の半径方向外側に突出
するリセス132a及び132b内にそれぞれ受けら
れ、リセス132a、132bのそれぞれの円周方向長
さはベーンのローブ160a、160bの円周方向長さ
より幾分大きく、そのベーンのローブはそのリセス内に
受けられていてベーン160に関するスプロケット13
2の限られた揺動運動を許容している。リセス132
a、132bは、隔てられた横に伸びる環状板166、
168によってローブ160a、160bの回りでそれ
ぞれ閉鎖され、環状板は、ベーン160に関して固定さ
れ、したがって、幾つかのローブ160a及び160b
を通して一方から他方に伸びるボルト170によってカ
ム軸126に関して固定されている。更に、スプロケッ
ト132の内周132cはベーン160の部分160d
の外周に関してシールされ、その部分160dはローブ
160aと160bとの間にあり、ベーン160のロー
ブ160a、160bの先端はそれぞれシール受けスロ
ット160e、160fが設けられ、その中に図示しな
いシールが入れられている。したがって、スプロケット
132のリセス132a、132bの各々は液圧を保持
することができ、かつ各リセス132a、132b内
で、ローブ160a、160bの各側の部分は、それぞ
れ液圧を保持することができる。
【0028】図10ないし図18に示す構造の機能は、
図19及び図20を参照することによって理解でき得
る。しかしながら、図19の液圧制御装置は、図10な
いし図18に示す構造のベーン式VCT装置と同様に、
図1ないし図9に示す構造の、対抗する液圧シリンダV
CT装置に応用可能である。
【0029】いずれにしろ、代表的にエンジン潤滑油の
形式の液圧流体は共通の入口ライン182によってリセ
ス132a、132b内に流れる。入口ライン182は
対向する逆止弁184及び186間の接続部で終わり、
その逆止弁はそれぞれ枝ライン188、190によって
リセス132a、132bにそれぞれ接続されている。
逆止弁184、186はそれぞれ環状のシート184
a、186aを備え、液圧流体が逆止弁184、186
を介してリセス132a、132b内にそれぞれ流れる
のを許容する。逆止弁184、186を介しての液圧流
体の流れは浮動するボール184a、186bによって
それぞれ阻止され、そのボールはそれぞればね184
c、186cによってそれぞれシート184a、186
aに弾性的に偏倚されている。したがって、逆止弁18
4、186はリセス132a、132bの初期の充填を
許容し、かつ補充液圧流体の連続的な供給を与える。液
圧流体は、図19に最も良く示されかつそのスプール弁
はカム軸126内に組み込まれているスプール弁192
によってライン182に入り、液圧流体はそれぞれ戻り
ライン194、196によってリセス132a、132
bからスプール弁192に戻される。
【0030】スプール弁192は円筒状部材198及び
排出孔付きスプール200からつくられ、そのスプール
は空洞198a内で前後に滑り可能である。排出孔付き
すなわち排液スプール200はその両端に円筒状のラン
ド200a及び200bを有し、円筒状部材内にぴった
りと嵌まっているランド200a及び200bは、図1
9及び図20に概略的に示されるごとく、ランド200
bが戻りライン196からの液圧流体の流出を阻止し、
ランド200aが戻りライン194からの液圧流体の流
出を阻止し、ランド200a及び200bが両戻りライ
ン194及び196からの液圧流体の流出を阻止するよ
うに、配置され、そこにおいてカム軸126は関連する
エンジンのクランク軸に関して選択された中間位置に保
持され、その位置はスプール200の「ゼロ(nul
l)位置」と呼ばれる。
【0031】本発明において、円筒状部材198内の排
出孔付きスプール200の位置は、ランド200aの端
部に作用するばね202によって影響される。したがっ
て、ばね202は図19及び図20に示されるようにス
プール200を左に弾力的に偏倚する。取り入れライン
182は、排出孔付きスプール200をバイパスする導
管230aによってエンジンの主油槽(MOG)230
から直接加圧流体(エンジン油)を受ける。この油は軸
受け232を潤滑するために使用され、その軸受け内で
エンジンのカム軸126は回転する。
【0032】部材198内のスプール200の位置の制
御は、図19に示されるように、電気機械式アクチュエ
ータ201、好ましくは力可変ソレノイドに直接応答す
る。電流はソレノイドハウジング201dを通るケーブ
ル238をへてソレノイドコイル201a内に導かれ、
その電流はアーマチュア201bを跳ね返し又は押す。
アーマチュア201bは排出孔付きスプール200の延
長部200cに当接し、それによって排出孔付きスプー
ル200を図19に示されるように、右に移動する。も
しばね202の力がアーマチュア201bによって反対
方向に加えられる力と釣り合っているなら、スプール2
00はゼロ位置すなわち中央位置を保つ。したがって、
排出孔付きスプール200は、必要に応じてソレノイド
コイル201aへの電流を増加し又は減少することによ
っていずれの方向にも動かされ得る。もちろん、ソレノ
イド201の形状は逆にされ、スプール延長部200c
に作用する力を「押し」から「引き」に変換する。これ
は、ばね202の機能が再度設計されたアーマチュア2
01bの移動の新しい方向における力に反作用するよう
にすることを、必要とする。しかしながら、スプールに
とってはるか左に又は偏倚された位置に押されることが
望ましい場合がある。図19に示されるような空洞19
8c内又は図20に示されるような空洞198aのばね
202の位置により、動力の不足又はエンジンの停止の
間のようにソレノイドのコイル201aに電流が流れて
いないとき、スプール200が偏倚された位置に戻るこ
とが確保される。
【0033】アーマチュア201bの移動は、図19に
概略的に示される電子エンジン制御ユニット(ECU)
208からの制御信号に応答してソレノイドコイル20
1aに加えられる電流によって制御され、その制御ユニ
ットは通常の構造である。制御ユニットにはセンサ20
7a及び207bで検出されたクランク軸及びカム軸の
位置信号が入力される。VCT装置の前の変形例におい
て、スプールの延長部200cに加えられる力は、もし
スプール200の中央位置すなわちゼロ位置が望まれる
なら、ばね202の力とランド200aの端部に作用す
る空洞198a内のシステム油圧との和と釣り合わなけ
ればならない。装置が顕著に変化できる構成要素すなわ
ち油圧を含んでいたので、この釣り合いを達成しようと
試みたとき、問題が生じた。最適な解決策は、可変のパ
ラメータから独立した制御装置、すなわちエンジン油圧
から独立した装置である。
【0034】本発明において、空洞198a内の油圧は
逃がされ、アーマチュア201bの力のみがばね202
の力に抗して釣り合わされ、スプール200のゼロ位置
を達成する。空洞198a内の圧力の逃がしは、例え
ば、ベーン装置にスプールをバイパスするエンジン油流
路を設けることによって達成される。すなわちスプール
200内への通路を使用せずに、以前の装置のように入
口ライン182に油を供給する。スプール200のバイ
パスは、バイパスライン220aを入口ライン182に
直接接続し、入口の油逆止弁222aをスプールの内部
の通路に前以て含まれていた逆止弁に代えることによっ
て、達成され得る。代わりの流路を設けることと組み合
わせて、スプール弁198を排出孔(vent)198
dを介して大気中に逃がすことは、空洞198a内の圧
力を逃がす目的を達成し、その空洞内の圧力は前のVC
T装置におけるランド200Aの端部に作用する。
【0035】可変の油圧が除去されると、排出孔付きス
プール200の位置を制御するのに考慮される力は、変
化の割合が断定不可能な圧力である。アーマチュア20
1bの力はソレノイドコイル201aに通される電流に
相当し、ばね202の力は断定可能である(ばねの位置
に関して)。効果は、スプール200の位置がソレノイ
ドの電流のみに基づいて容易に確かめ得ることである。
【0036】好ましい実施例に通常使用されているソレ
ノイドの形式は、円筒状のアーマチュア、又は図19に
示される可変面積ソレノイドである。主エアギャップ2
01cはアーマチュアの回りで半径方向に伸び、非磁性
軸受け材料を含み得る。アーマチュア201bが軸方向
に移動すると、主ギャップ201cの円筒状面積は増加
するが、力及びコイルへの距離は一定に保たれる。力は
軸方向のアーマチュアの位置に比較的敏感でないので、
ソレノイドハウジング201dから排出孔付きスプール
200までの極端に精密な距離は必要ではない。
【0037】本発明の代わりの実施例が図20に示され
ている。平坦面アーマチュア又は可変ギャップ式の力可
変ソレノイドが使用される。力はエアギャップ201c
の二乗に逆比例する。エアギャップ201cを比較的小
さな値に制限することは有益である。可変ギャップソレ
ノイドと組み合わせてストローク増幅器を使用すること
によって、力における正味ゲインは達成される。レバー
装置201eはアーマチュア201bをスプールの延長
部200cと接続し、力におけるこのようなゲインを与
える。正味ゲインは電気機械式アーマチュア201の物
理的大きさを減少することによって促進され、このよう
に、弁の移動を犠牲にすることなくソレノイドコイル2
01aの電流要件を減少する。
【0038】スプールを一方向又は他方に移動するため
に、スプール200の一端200aに電気的に発生され
た力と他端200bに作用するばね力との間の不釣り合
いのみを使用することによって(両端における共通の液
圧源からの液圧負荷間の不釣り合いを使用すのと反対
に)、図19及び図20の制御装置は液圧システム圧力
とは完全に独立している。したがって、潜在的に広い範
囲の油圧で動作するように、特定のエンジンの個々の特
性に起因すると考えられる装置のような妥協した装置を
設計する必要はない。その点に関して、狭い範囲のパラ
メータ内で動作する装置を設計することによって、VC
T装置の強化された動作に対して、スプール200をそ
のゼロ位置に敏速にかつ正確に位置決めすることが可能
である。
【0039】ベーン160はカム軸126のトルクの脈
動によって時計回り方向及び反時計回り方向に交互に偏
倚され、これらのトルク脈動はベーン160を、したが
ってカム軸126をスプロケット132に関して揺動さ
せようとする。しかしながら、図19及び図20に示さ
れてスプール位置において、このような揺動は、ベーン
160のローブ160a、160bの両側におけるスプ
ロケット132のリセス132a、132b内の液圧流
体によって阻止される。これはそれらのリセス132
a、132bのいずれからも液圧流体が排出されないか
らである。両戻りライン194、196は排出孔付きス
プール200の位置によって阻止される。例えば、もし
カム軸126及びベーン160がスプロケット132に
関して反時計回り方向に移動することを許容したいな
ら、ソレノイドコイル201aへの電流量を増加するこ
とのみが必要である。これはアーマチュア201bを右
に「押し」、スプールを右に偏倚し、それによって戻り
ライン194を解放する。装置のこの状態において、カ
ム軸126における反時計回り方向のトルク脈動は、リ
セス132aの部分の外に流体を汲み出し、ベーン16
0のローブ160bが液圧流体が空になったリセス13
2aの他の部分内に移動するのを許容する。しかしなが
ら、ベーン160の逆の移動は、カム軸126のトルク
脈動が反対に向くので起こらない。それはスプール20
0のランド200bによって戻りライン196を通る流
体の流れが阻止されるからである。図19及び図20に
おいて別個の閉じた通路として示されているが、ベーン
160の周囲は図10、図11、図15、図16及び図
17に示されるように開いた油通路を限定するスロット
160cを有し、そのスロットはローブ160aの右側
のリセス132aの部分とローブ160bの右側のリセ
ス132bの部分との間で油の移送を許容し(それらの
部分はローブ160a及び160bの不動作側であ
る。)、したがって、流れが戻りライン194を介して
許容されたときスプロケット132に関するベーン16
0の反時計回り方向の移動が起こり、また流れ戻りライ
ン196を介して許容されたとき時計回り方向の移動が
起こる。
【0040】更に、入口ライン182は、ローブ160
bとして示されているように、ローブ160a又は16
0bの一方の不動作側に延長部182aが設けられ、良
好な回転釣り合い、ベーンの運動の改良した減衰及びベ
ーン160の支持面の改良した潤滑のために、補償油を
ローブ160a、160bの不動作側に連続して供給す
るのを許容する。補償油の流れは影響を及ぼさず、かつ
電気機械式アクチュエータ201の動作によって影響さ
れない。補償油はローブ160a及び160bに供給さ
れ続ける。
【0041】出願時において本発明を実行するために発
明者により考えられた最適のモードがここに示されてき
たが、本発明の範囲から逸脱することなく、適当な改
良、変形及び同じものを作ることができることは、当業
者には明らかである。
【0042】
【効果】本発明によれば、クランク軸とカム軸との間の
位相誤差を効果的に修正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可変カム軸調時装置の実施例を組
み込んでいる2カム軸内燃エンジンの部分図であって、
カム軸及びクランク軸を通して横に伸びる平面上で切断
しかつクランク軸及び排気カム軸関して遅れた位置にあ
る吸気カム軸を示す図である。
【図2】図1の部分と同様の部分図であって、排気カム
軸に関して進み位置にある吸気カム軸を示す図である。
【図3】図6の線3−3に沿って切断した部分図であっ
て、簡潔にするため構造体の一部が取り除かれかつ装置
の遅れた位置で示されている図である。
【図4】排気カム軸に関して進み位置にある吸気カム軸
を示す図3と同様の部分図である。
【図5】図1に示された構造体の幾つかの反転側を示す
部分図である。
【図6】図4の線6−6に沿って切断した部分図であ
る。
【図7】図1の線7−7に沿って切断した部分図であ
る。
【図8】図1の線8−8に沿って切断した断面図であ
る。
【図9】図3の線9−9に沿って切断した断面図であ
る。
【図10】可変カム軸調時装置の別の実施例を有するカ
ム軸の立面図である。
【図11】他の部分をより明白に説明するために構造体
の一部が取り除かれた図10と同様の図である。
【図12】図11の線12−12に沿って切断した断面
図である。
【図13】図10の線13−13に沿って切断した断面
図である。
【図14】図11の線14−14に沿って切断した断面
図である。
【図15】図10ないし図14の可変カム軸調時装置の
要素の端部立面図である。
【図16】反対の端部から見た図15の要素の立面図で
ある。
【図17】図15及び図16の要素の横立面図である。
【図18】反対側から見た図17の要素の立面図であ
る。
【図19】図10ないし図18の可変カム軸調時装置の
単純化した概略図である。
【図20】本発明の代わりの実施例の図19と同様の単
純化した概略図である。
【符号の説明】
126 カム軸 132 ハウジ
ング 132a、132b リセス 160 ベーン 160a、160b ローブ 184、186 逆止弁 188 導管手
段すなわちライン 190 導管手段すなわちライン 192 スプー
ル弁 194 導管手段すなわちライン 196 導管手
段すなわちライン 198 スプール弁本体 200 スプー
ル 200a、200b ランド 201 電気機
械式アクチュエータ 202 ばね 207 検出手
段すなわちセンサ 208 制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16K 31/06 385 A 7366−3H (72)発明者 スタンレー・ビー・クイン・ジュニアー アメリカ合衆国ニューヨーク州14850,イ サカテラス・ビュー・ドライブ 113

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線の回りで回転可能なクランク軸と、 第2の軸線の回りで回転可能であって回転中にトルクの
    逆転を受けるカム軸(126)と、 第1及び第2の円周方向に隔てられたローブ(160
    a、160b)を有するベーン(160)であって、前
    記カム軸に取り付けられ、前記カム軸と共に回転可能で
    あって前記カム軸に関して揺動可能でないベーンと、 前記カム軸と共に回転可能でまた前記カム軸に関して揺
    動可能であるハウジング(132)であって、第1及び
    第2の円周方向に隔てられたリセス(132a、132
    b)を有し、前記第1及び第2のリセスの各々が前記第
    1及び第2のローブの一つを受けかつ前記第1及び第2
    のローブの前記一方の揺動運動を許容するハウジング
    と、 前記クランク軸から前記ハウジングに回転運動を伝達す
    るための手段と、 前記ハウジングの揺動を制御するための手段であって、
    前記カム軸に関する前記ハウジングの位置を変えるため
    に前記カム軸のトルク反転に反応可能である制御手段と
    を備えた内燃エンジンにおいて、 前記前記制御手段が、 スプール弁本体(198)と、 前記本体内で往復動可能でありかつ第1及び第2の隔て
    られたランド(200a、200b)を有するスプール
    (200)であって、大気への排出孔(198d)を有
    するスプールと、 前記第1のリセス及び第2のリセスの一方から前記スプ
    ール弁本体に伸びている第1の戻りライン手段(19
    4)であって、前記第1及び第2のランドの一方が前記
    弁本体内の前記スプールの位置の第1のレンジにおいて
    前記第1の戻りライン手段を通る流れを阻止しかつ前記
    弁本体内の前記スプールの位置の第2のレンジにおいて
    前記第1の戻りライン手段を通る流れを許容する第1の
    戻りライン手段と、 前記第1のリセス及び第2のリセスの他方から前記弁本
    体に伸びている第2の戻りライン手段(196)であっ
    て、前記第1及び第2のランドの他方が前記弁本体内の
    前記スプールの位置の前記第2のレンジにおいて前記第
    2の戻りライン手段を通る流れを阻止し、前記弁本体内
    の前記スプールの位置の前記第1のレンジの第1の部分
    において前記第2の戻りライン手段を通る流れを許容
    し、また前記弁本体内の前記スプールの位置の前記第1
    のレンジの第2の部分において前記第2の戻りライン手
    段を通る流れを阻止する第2の戻りライン手段と、 前記弁本体から前記第1のリセス及び前記第2のリセス
    の各々に伸びている入口ライン手段(182)であっ
    て、前記スプールの位置に関係なく液圧流体が前記弁本
    体から前記第1のリセス及び前記第2のリセスの前記各
    々に流れるのを許容し、液圧流体が前記第1のリセス及
    び第2のリセスの各々から前記弁本体に流れるのを阻止
    する逆止弁手段(184、186)を有する入口ライン
    手段と、 前記クランク軸及び前記カム軸の位置を検出する手段
    (207a、207b)と、 前記検出手段から情報を受けるための、また前記情報を
    使用して前記クランク軸とカム軸との間の相対位相角度
    を計算するためのエンジン制御ユニット(208)と、 前記エンジン制御ユニットから発せられた信号に応答し
    て前記スプールの位置を制御するための電気機械式アク
    チュエータ(201)と、 前記電気機械式アクチュエータが附勢されていない期間
    に前記スプール弁を全進み位置に偏倚するための手段
    (202)と、を備えた内燃エンジン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエンジンにおいて、前
    記第1及び第2のローブの各々が前記第1及び第2のリ
    セスの各々を第1及び第2の部分にそれぞれ分割し、前
    記第1及び第2のリセスの前記各々の前記第1の部分及
    び第2の部分の前記一方の各々が液圧を保持できるエン
    ジン。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のエンジンにおいて、前
    記制御手段が逆転されて、液圧流体を前記第1及び第2
    の流体の前記各々の前記第1の部分及び前記第2の部分
    の外に移送しまた液圧流体を前記第1及び第2のリセス
    の前記各々の前記第1の部分及び前記第2の部分の前記
    他方内に移送することができるエンジン。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のエンジンにおいて、前
    記液圧流体がエンジン潤滑油であり、前記エンジンが、
    更に、エンジン潤滑油を加圧された潤滑油源(230)
    から前記制御手段に移送しかつ前記カム軸の前記トルク
    逆転に応答して再び戻すための少なくともひとつの導管
    手段(230a)を備えるエンジン。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のエンジンにおいて、更
    に、前記第1のリセス及び前記第2のリセスの一方の前
    記第1の部分及び前記第2の部分の一方を前記第1のリ
    セス及び前記第2のリセスの他方の前記第1の部分及び
    前記第2の部分の一方と液圧的に接続して前記第1のリ
    セス及び前記第2のリセスの前記一方の前記第1の部分
    及び前記第2の部分の前記一方と前記第1のリセス及び
    前記第2のリセスの前記他方の前記第1の部分及び前記
    第2の部分の前記一方との間で液圧流体を流す手段(1
    82a)を備えているエンジン。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のエンジンにおいて、更
    に、少なくとも一つの他の導管手段(220a)を備
    え、前記他の導管手段が液圧流体を前記弁本体を通して
    前記入口ライン手段に流し、前記他の導管手段は液圧流
    体が前記入口ライン手段から前記弁本体を通して流れる
    のを阻止するための第2の逆止弁手段(222a)を有
    するエンジン。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のエンジンにおいて、前
    記電気機械式アクチュエータが力可変ソレノイドを備え
    るエンジン。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のエンジンにおいて、前
    記力可変ソレノイドが、 前記エンジン制御ユニットから電流を受けるコイル(2
    01a)と、 前記コイルによって実質的に包囲されたアーマチュア
    (201b)と、 前記コイルを前記アーマチュアから分離するエアギャッ
    プ(201c)と、 前記コイル、前記アーマチュア及び前記エアギャップの
    ための包囲体を与えるハウジング(201d)とを備
    え、前記アーマチュアが前記スプールに接続され、前記
    コイルは附勢されたとき、前記アーマチュアが前記スプ
    ールに力を加えて前記スプールを移動させるのに十分な
    磁界を生起し、前記移動が前記エンジン制御ユニットか
    らの前記信号に対応するエンジン。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のエンジンにおいて、前
    記電気機械式アクチュエータは更にストローク増幅器を
    備え、前記ストローク増幅器が前記排出孔付きスプール
    に加えられたとき力に正味ゲインを与えるエンジン。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のエンジンにおいて、
    前記ストローク増幅器がレバー装置(201e)を備え
    ているエンジン。
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