JPH0634609A - Ｃ形形状焼結体の欠陥検出装置 - Google Patents
Ｃ形形状焼結体の欠陥検出装置Info
- Publication number
- JPH0634609A JPH0634609A JP4187946A JP18794692A JPH0634609A JP H0634609 A JPH0634609 A JP H0634609A JP 4187946 A JP4187946 A JP 4187946A JP 18794692 A JP18794692 A JP 18794692A JP H0634609 A JPH0634609 A JP H0634609A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impact
- alpha0
- sound
- sintered body
- hammer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Ｃ形形状焼結体のクラック等の欠陥を打撃音
により検出する。 【構成】 被検査物を搬送するコンベヤ、被検査物の側
方から打撃を与えるハンマー、被検査物の打撃位置を規
制する位置決めガイド、打撃音を検出するマイクロフォ
ン、マイクロフォンの出力を増巾し、音響波形に変換す
る装置、被検査物の良品、不良品を分別する装置より構
成されるＣ形形状焼結体の欠陥検出装置。
により検出する。 【構成】 被検査物を搬送するコンベヤ、被検査物の側
方から打撃を与えるハンマー、被検査物の打撃位置を規
制する位置決めガイド、打撃音を検出するマイクロフォ
ン、マイクロフォンの出力を増巾し、音響波形に変換す
る装置、被検査物の良品、不良品を分別する装置より構
成されるＣ形形状焼結体の欠陥検出装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、Ｃ形形状焼結体のクラ
ック等の欠陥を、打撃音により検出する欠陥検出装置に
関する。
ック等の欠陥を、打撃音により検出する欠陥検出装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】成形品のクラック等を打撃音で検出する
方法として、特開平３−９２７５８号公報に、コンベヤ
上を跨ぐようにア−チ形の支持材を配置して、成形品表
面を上方より打撃具にて打撃を与え、発生した打撃音を
センサで検出しセンサ出力を増巾、変換を行い、音響波
形の減衰度を求め、基準の減衰度を比較して欠陥の有無
を判定する方法が提示されている。
方法として、特開平３−９２７５８号公報に、コンベヤ
上を跨ぐようにア−チ形の支持材を配置して、成形品表
面を上方より打撃具にて打撃を与え、発生した打撃音を
センサで検出しセンサ出力を増巾、変換を行い、音響波
形の減衰度を求め、基準の減衰度を比較して欠陥の有無
を判定する方法が提示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】Ｃ形形状焼結体を打撃
音により欠陥検出を行う場合、本発明者らの実験によ
り、被検査物の∩部面へ垂直方向に打撃を与え、かつ、
その打撃方向に、被検査物の規制をなくすることが、適
正な打撃音を得られることが、わかっている。しかしな
がら、上記方法では、上方から被検査物を打撃するた
め、打撃力がコンベヤ面で規制され、適正な打撃音が得
られないという問題がある。
音により欠陥検出を行う場合、本発明者らの実験によ
り、被検査物の∩部面へ垂直方向に打撃を与え、かつ、
その打撃方向に、被検査物の規制をなくすることが、適
正な打撃音を得られることが、わかっている。しかしな
がら、上記方法では、上方から被検査物を打撃するた
め、打撃力がコンベヤ面で規制され、適正な打撃音が得
られないという問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、Ｃ形形状焼結
体の被検査物を横方向から∩部面へ垂直方向に打撃を与
えることにより、打撃方向の規制をなくし適正な打撃音
を得るＣ形形状焼結体の欠陥検出装置を提供するもので
ある。
体の被検査物を横方向から∩部面へ垂直方向に打撃を与
えることにより、打撃方向の規制をなくし適正な打撃音
を得るＣ形形状焼結体の欠陥検出装置を提供するもので
ある。
【０００５】
【実施例】図１は、本発明の実施例の説明図であって１
は、被検査物２を矢印Ａ方向に搬送するコンベヤであ
る。３は被検査物２の位置を規制するガイドであり、矢
印Ｘ方向に位置の調整可能である。４は、被検査物を検
出するセンサであり、５は、位置検出センサ４の検出信
号により被検出物を打撃するハンマ−である。６はハン
マ−５で被検査物２を打撃して発生する打撃音を取り込
むマイクロフォン、７は良品を排出コンベヤ８へ移載す
る排出プッシャ−である。
は、被検査物２を矢印Ａ方向に搬送するコンベヤであ
る。３は被検査物２の位置を規制するガイドであり、矢
印Ｘ方向に位置の調整可能である。４は、被検査物を検
出するセンサであり、５は、位置検出センサ４の検出信
号により被検出物を打撃するハンマ−である。６はハン
マ−５で被検査物２を打撃して発生する打撃音を取り込
むマイクロフォン、７は良品を排出コンベヤ８へ移載す
る排出プッシャ−である。
【０００６】１１はマイクロフォン６で取り込んだ打撃
音を適切な電圧値に増巾する増巾器、１２は増巾された
信号を時間と共に減衰する波形で表示するオシロスコ−
プ、１３はオシロスコ−プの出力信号より減衰度を求
め、予め記憶された基準減衰度と比較して、被検査物２
の良品を判定する処理を行う演算装置である。
音を適切な電圧値に増巾する増巾器、１２は増巾された
信号を時間と共に減衰する波形で表示するオシロスコ−
プ、１３はオシロスコ−プの出力信号より減衰度を求
め、予め記憶された基準減衰度と比較して、被検査物２
の良品を判定する処理を行う演算装置である。
【０００７】本発明の詳細な内容を説明する。コンベヤ
１の左端より、一定の間隔を保ち、所定の姿勢で供給さ
れた被検査物２はガイド３により姿勢位置を規制され
て、ハンマ−５の位置に搬送される。被検査物２の前端
が位置検出センサ５によって検出された際、その検出信
号によりハンマ−５が作動し、被検査物２を図２に示す
ような状態で打撃する。被検査物２はハンマ−５の打撃
力で矢印Ｂ方向へコンベヤ１をすべり、適正な打撃音を
発生する。
１の左端より、一定の間隔を保ち、所定の姿勢で供給さ
れた被検査物２はガイド３により姿勢位置を規制され
て、ハンマ−５の位置に搬送される。被検査物２の前端
が位置検出センサ５によって検出された際、その検出信
号によりハンマ−５が作動し、被検査物２を図２に示す
ような状態で打撃する。被検査物２はハンマ−５の打撃
力で矢印Ｂ方向へコンベヤ１をすべり、適正な打撃音を
発生する。
【０００８】矢印Ｂ方向へ押し出された被検査物２はス
トッパ−１０で規制され、矢印Ａ方向へと搬送される。
ストッパ−１０の被検査物２との接触部分はゴム等の軟
質材料を用いており、衝撃力による被検査物２の破損を
防いでいる。
トッパ−１０で規制され、矢印Ａ方向へと搬送される。
ストッパ−１０の被検査物２との接触部分はゴム等の軟
質材料を用いており、衝撃力による被検査物２の破損を
防いでいる。
【０００９】打撃音は、被検査物２とハンマ−５の打撃
位置の上方に設けたマイクロフォン６で取り込み、打撃
音の振動派を電圧に変換し、増巾機１１により適正な電
圧値まで増巾する。マイクロフォン６は広い周波数領域
で一定の感度特性を有するものが望ましい。
位置の上方に設けたマイクロフォン６で取り込み、打撃
音の振動派を電圧に変換し、増巾機１１により適正な電
圧値まで増巾する。マイクロフォン６は広い周波数領域
で一定の感度特性を有するものが望ましい。
【００１０】増巾された信号をオシロスコ−プ１２によ
り電圧／時間で表示する。図３は欠陥のない良品の電圧
／時間特性、図４はクラックの存在する不良品の電圧／
時間特性を示しているが、クラック等の欠陥を有する不
良品の焼結体の波形は、欠陥のない良品の焼結体の波形
に比較すると時間軸での減衰が大きい。この現象を利用
して、演算装置１３では以下のような処理を行う。
り電圧／時間で表示する。図３は欠陥のない良品の電圧
／時間特性、図４はクラックの存在する不良品の電圧／
時間特性を示しているが、クラック等の欠陥を有する不
良品の焼結体の波形は、欠陥のない良品の焼結体の波形
に比較すると時間軸での減衰が大きい。この現象を利用
して、演算装置１３では以下のような処理を行う。
【００１１】官能検査又は、超音波探傷検査等により良
品と判定した被検査物に対して、図３に示す電圧のピ−
ク値Ｈ0 とピ−ク値よりＴ0 時間経過した電圧値Ｈ1 に
より良品の減衰度α1を求める。
品と判定した被検査物に対して、図３に示す電圧のピ−
ク値Ｈ0 とピ−ク値よりＴ0 時間経過した電圧値Ｈ1 に
より良品の減衰度α1を求める。
【００１２】
【００１３】Ｎ個の良品と判定した被検査物の減衰度α
1 の平均値にバラツキを考慮した係数Ｋを乗し基準減衰
度α0 とする。
1 の平均値にバラツキを考慮した係数Ｋを乗し基準減衰
度α0 とする。
【００１４】
【００１５】基準減衰度α0 を演算装置１３に記憶して
おき、被検査物２の減衰度αを求める。
おき、被検査物２の減衰度αを求める。
【００１６】
【００１７】基準減衰度α0 と被検査物２の減衰度αを
比較し減衰度αが基準減衰度α0 より小さい場合は良品
と判定し、排出プッシャ７へ作動信号を送る。被検査物
２は、位置検出センサ９によって検出されると、排出プ
ッシャ７が作動し、排出コンベヤ８へ移載され、Ｃ方向
へ搬送され、ガイド１５により被検査物２は姿勢を規制
されながら、次工程へ送られる。
比較し減衰度αが基準減衰度α0 より小さい場合は良品
と判定し、排出プッシャ７へ作動信号を送る。被検査物
２は、位置検出センサ９によって検出されると、排出プ
ッシャ７が作動し、排出コンベヤ８へ移載され、Ｃ方向
へ搬送され、ガイド１５により被検査物２は姿勢を規制
されながら、次工程へ送られる。
【００１８】減衰度αが基準減衰度α0 より大きい場合
は不良品と判定し、被検査物２は、Ａ方向へ搬送され、
不良品箱１４へ落す。
は不良品と判定し、被検査物２は、Ａ方向へ搬送され、
不良品箱１４へ落す。
【００１９】
【発名の効果】以上の説明により、本発明では、Ｃ形形
状焼結体の欠陥検出において高い信頼性が得られ、品質
検査の精度が向上すると共に、欠陥検出の自動化が実現
できる。
状焼結体の欠陥検出において高い信頼性が得られ、品質
検査の精度が向上すると共に、欠陥検出の自動化が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の説明図
【図２】本発明の被検査物と打撃状態の説明図
【図３】欠陥のない良品の電圧／時間の波形を示す図
【図４】クラックが存在する電圧／時間の波形を示す図
１ コンベヤ ２ 被検査物 ３ ガイド ４ 位置検出センサ ５ 打撃ハンマー ６ マイクロフォン ７ 排出プッシャー ８ 排出コンベヤ ９ 位置検出センサ １０ ストッパ １１ 増幅器 １２ オシロスコープ １３ 演算器 １４ 不良品箱 １５ ガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 被検査物を搬送するコンベヤと、被検査
物の側方から打撃を与えるハンマ−と、被検査物の打撃
位置を規制する位置決めガイドと、打撃音を検出するマ
イクロフォンと、マイクロフォンの出力を増巾し音響波
形に変換する装置と、音響波形の減衰度を求め基準減衰
度と比較する演算装置と、被検査物の良品、不良品を分
別する装置より構成されるＣ形形状焼結体の欠陥検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4187946A JPH0634609A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | Ｃ形形状焼結体の欠陥検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4187946A JPH0634609A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | Ｃ形形状焼結体の欠陥検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634609A true JPH0634609A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16214943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4187946A Pending JPH0634609A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | Ｃ形形状焼結体の欠陥検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634609A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437137B1 (ko) * | 2002-04-11 | 2004-06-23 | (학)창성학원 | 가변형 지그가 구비되는 방출음향 탐상 장치 |
| WO2012169526A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 株式会社エフテック | 溶接検査装置 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP4187946A patent/JPH0634609A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437137B1 (ko) * | 2002-04-11 | 2004-06-23 | (학)창성학원 | 가변형 지그가 구비되는 방출음향 탐상 장치 |
| WO2012169526A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 株式会社エフテック | 溶接検査装置 |
| JP2012255654A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | F Tech:Kk | 溶接検査装置 |
| CN103502806A (zh) * | 2011-06-07 | 2014-01-08 | 株式会社F.泰克 | 焊接检查装置 |
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