JPH0392758A - 製品検査方法 - Google Patents

製品検査方法

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JPH0392758A
JPH0392758A JP1228435A JP22843589A JPH0392758A JP H0392758 A JPH0392758 A JP H0392758A JP 1228435 A JP1228435 A JP 1228435A JP 22843589 A JP22843589 A JP 22843589A JP H0392758 A JPH0392758 A JP H0392758A
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JP
Japan
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product
striking
sound
attenuation
degree
Prior art date
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Pending
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JP1228435A
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English (en)
Inventor
Mikio Matsuzaki
松崎 幹夫
Toshitaka Izumihara
敏孝 泉原
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Akebono Research and Development Centre Ltd
Original Assignee
Akebono Research and Development Centre Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、製品検査方法に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
例えば鋳物製品、その他の製品(材料を含む)にあって
は、製造条件の微妙な相違によって、成形後にクラツク
等の品質不良を生している場合がある。このよ・)な内
部欠陥が存在する場合、所定の強度が得られず、使用中
に破損して危険な場合も生ずる。このため、或形後にク
ラツク等の有無を検査し、強度に対する影響を調査する
必要を生ずる。
従来のこの種の製品検査方法として、例えば、目視によ
る方法又は打音の音色の違いによる方法がある。しかし
ながら、これらの検査方法は、人間の官能評価により、
かつ相当の時間を要するため、製品全数の検査は不可能
であると共に、判別に個人差があることを免れ得す、検
査精度も良好とはいえない。
また、非破壊検査方法として、例えば超音波探傷試験が
知られている。しかしながら、超音波深傷試験は、表面
の粗い製品に対しては、不規則な反射波を生しるため、
深傷結果に誤りを生し易い。更に、他の非破壊検査方法
として、浸透探傷試験が知られている。しかしながら、
浸透探傷試験は、製品の表面に浸透液を塗布し、目視に
よって検査しなければならず、大量の検査には不向きで
ある。加えて、上記両非破壊検査方法は、いずれも凹凸
のある複雑な形状をなす製品に対しては、人手を要し、
品質検査の自動化には不向きである。
(課題を解決するための手段〕 この発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなさ
れたものであり、その構或は、製品の表面に打撃具にて
打撃を与え、発生した打音の減衰度を求め、該減衰度と
良品の製品が示す基準減衰度との比較から、製品の内部
欠陥を把握する製品検査方法である。
〔作用〕
しかして、製品の所定の表面に打撃具にて打撃を与えれ
ば、打音を生ずる。この打音の減衰度(所定以上の音圧
レヘル(dB)を示す残響時間を含む)を求め、良品で
ある製品の基準滅哀度(基準残響時間を含む)とを比較
する。検出減衰度(dB/sec)が、基準減衰度より
も大きい場合には、クラツク等の存在によって内部減衰
度が高まっているものと推定し、製品が不良品であると
判断ずる。その製品は回収する。
すなわち、製品に例えばクランクが存在する場合、クラ
ツク部分での摩擦による減衰が大きく作用して、減衰度
(dB/sec)が大きくなるため、減衰度が基準減衰
度よりも大きい場合には、内部欠陥を有する不良品であ
ると判断ずることができる。良品の製品が示す基準減衰
度は、打音による官能検査方法又は非破壊検査方法、或
いは破壊検査方法との比較乙こよって予め求められる。
[実施例] 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1〜4図は、この発明の1実施例を示す。
図中において、符号1は、鋳造された製品2(この実施
例にあっては、ディスクブレーキ用のキャリバ)を矢印
八方向に所定間隔にて搬送するコンヘアである。コンヘ
71は、回転駆動tA3にて回転駆動されるローラ3a
によって、精緻に搬送駆動される。このコンヘア1の中
間部には、コンヘア1を跨くようにアーチ形の支持部材
4が配置され、この支持部材4には、打撃装置5が装備
される。
打撃装置5は、第2図に示すように打撃具7と、打撃具
7の先端に固着した接触子5a(ダイヤモンド、必要に
応し、焼入れを施すか、ベリリウム等を被覆した鋼、プ
ラスチック、ゴム等)と、打撃具7を収容するケーシン
グ8と、打撃具7に所定の進退運動を与える駆動機構9
とを備える。
駆動機構9は、この実施例にあっては、環状の電磁石1
0とコイルスプリングl】とを備え、ケーシング8に進
退自在に保持された鉄芯である打撃具7に、電磁石10
の吸引力を与えてケーシング8から先端部を突出させた
後、電磁石10への通電を解けば、コイルスプリング1
1の弾発力によって打撃具7がケーシング8内に復帰す
るようになっている。このような進退運動を打撃具7に
与えることにより、打撃具7に固着した接触子5aにて
製品2の表面に打撃を与えることができ、この打撃によ
って打音を生ずる。なお、打撃具7に進退運動を与える
手段としては、電磁石10に限定されるものではなく、
例えば電気モークにて回転駆動されるカム、その他、油
圧又は空気圧の利用に係るものとすることができる。
打撃装置5は、門形の支持部材4に移動機構12を介在
さ一已で下向きに装備され、移動機構12によってX方
向(コンヘアIの搬送方向八と直交する水平方向)に打
撃装置5ひいては打撃具7の位置を変更できるようにな
っている。しかして、移動機構12によってX方向に打
撃具7を移動させて、製品2の適所に打撃を与えること
ができ、これによって打音を発生させ、製品2の内部欠
陥に関するデータを得ることができる。
また、支持部材4には、位置検出センサー15(レーザ
ー式、超音波式等)が付属され、製品2の前端がこの位
置検出センサー】5によって検出された際、回転駆動源
3の駆動を停止させ、コンヘア1を停止させる。また、
コンベア1による移送方向と直交する方向Xの製品2の
位置を検出するために、打撃装置5側に位置検出センサ
ー】6が配設され、停止した製品2の打撃具7に対する
位置を検出し、移動機構12によってX方向に打撃具7
を移動させて、製品2の適所に打撃を与えることができ
るようになっている。
打撃具7によって製品2に打撃が与えられて発生した打
音の音圧変化は、支持部材4に固設したマイクロフォン
18aにて電圧に変換され、騒音計18に表示される。
騒音計l8による検出植は、第3図に示すように時間と
共に減衰する波形として得られる。これは、製品2が有
する内部減衰作用に基づく。次いで、騒音計18の外部
出力端子からの出力は、フィルター19を通して雑音を
除去した後、A C/D C/L O G変換器20を
通して対数をとり、必要に応じて図外のブラウン管に表
示すると共に、A/D変換器21にて信号変換してコン
ピュータ22に人力する。コンビュタ22は、基準減衰
度を記憶する記憶装置及び、基準減衰度とAC/DC/
LOG変換器20にて変換された波形(第4図に示す)
の減衰度(dA/dt)とを比較する比較手段としての
機能を有する。基準減衰度は、良品である製品2の減衰
度である。
一方、打撃装置5の前側には、打撃装置5を通過後の製
品2をX方向に移動させるアクチュエータ13が備えら
れる。アクチュエータ13は、空気圧、油圧等にて駆動
されるシリンダ装置によって構威され、打撃装置5によ
って不良品であると判断された製品2を、コンベア1上
にてX方向に押圧移動させ、コンー・ア1の下方に配設
した補助コンベアIalに落下させて回収する。打撃装
置5によって良品と判断された製晶2はそのまま通過さ
せて次工程に移送する。
次に作用について説明する。
コンベア1上に図外の供給装置によって所定間隔にて供
給された製品2は、打撃装置5の下方に移送される。製
品2の前端が、位置検出センサー15によって検出され
た際、その検出信号によって回転駆動源3ひいてはコン
ヘア1を停止させ、打撃具7の直下に製品2を位置させ
る。製品2と打撃装置5とのコンベア1上のX方向の位
置合わせは、製品2の位置を位置検出センサー16によ
って検出し、移動機構12によって打撃装置5の位置を
調整して行われ、これによって打撃具7を製品2の所定
位置に合致させる。
次いで、打撃装置5の電磁石10に瞬間的に通電し、打
撃具7に吸引力を作用させ、コイルスプリング11の弾
発力に抗して接触子5aによって製品2に打撃を与える
。その際の打音は、マイク【コフオン1. 8 aにて
測定される。この打音の音圧は電圧に変換され、騒音言
118に人力表示させると共に、フィルタ19を通過さ
せてA C/D C/LOG変換器20に入力させ、第
4図に示ず音圧レベル(dB)を求め、A/D変換器2
1を介してアナログ信号をデジタル信号に変換した後、
コンピュータ22に入力させ、音圧レヘル(dB)の波
形状態から、製品2の品質の良否つまりクラツク等の内
部欠陥の有無を判断ずる。
このような検査方法の原理は、次のとおりである。一般
に、物体(製品2)に打撃を与えると、その物体から打
音が発生する。この音を電気信号(電圧)に変換すれば
、第3図に示すようになり、物体の内部減衰作用によっ
て時間の経過と共に減衰することが知られる。このよう
な波形を示す電気信号を、AC/DC/LOG変換器2
0に通して対数をとると、第4図に示すような波形が得
られる。第4図は、縦軸が音圧レベル(dB)を示し、
横軸が時間(sec)を示す。第4図の波形の傾き(d
A/dt)は、減衰度(+[/sec)つまり滅哀の度
合いを示し、 減衰度一音圧レベルの変化(dB)/時間(sec)に
て示される。
しかして、物体(製品2)にクラツクが存在する場合、
クラツク部分での摩擦による減衰が大きく作用して、減
衰度(dB/sec)が大きくなる。この減衰度(dB
/sec)をコンピュータ22の演算手段にて演算する
と共に、コンピュータ22の記憶装置に予め記憶させた
基準減衰度(良品である製品2の減衰度)とをコンピュ
ータ22の比較手段にて比較し、基準減衰度よりも検出
減衰度(dB/sec)の方が大きい場合には、クラツ
ク等によって内部減衰度が高まっているものと推定し、
製品2が不良品であると判断し、アクチュエータ13を
作動させ、その製品2をコンヘア1上のX方向に押圧移
動させ、補助コンヘア1aにて回収する。良品の製品2
が示ず基準滅哀度は、打音による官能検査方法又番よ非
破壊検査方法、或いは破壊検査方法との比較によって予
め求めることかできる。但し、良品と不良品との境界を
示す基準減衰度は、利質、形状等が異なる製品2の種類
によって相違することは勿論である。
なお、製品2の上記品質検査は、特定の一箇所乙こおい
て行うことにより、製品2の欠陥の有無を把握すること
が可能であるが、移動機Wf12を作動させ、或いは移
動機構12をA方向への移動も可能な構造として、製品
2に対ずる打撃具7の位置をX方向又はA方向に適宜に
変更させ、製品2の複数箇所について」二記検査を繰返
し行うこともできる。
このような検査に際し、打H装置5、移動機構12、ア
クチュエーク13等の各装置の操作及びデータの収集は
、コンピュータ22によって、比較的簡単に行うことが
できる。また、減衰度(dB/ s e c )に換え
て、所定の音圧レヘル(dB)を呈する残響時間(滅衰
時間)を求め、良品の製品2が呈する基準残響時間と比
較して製品2の品質検品を行っても、この発明とし′ζ
尖質的乙こ同一である。
11 〔発明の効果〕 以上の説明によって理解されるように、この発明によれ
ば、次のような効果が得られる。
■.官能検査と比べ、熟練や個人差を伴わず、検査結果
の信頼性が高い。
■.製品のクランクの有無等の品質の良否が、打撃を与
えて瞬時に判断でき、品質検査が能率的であり、製品の
品質検査の自動化に有効である。
■,打音の減衰度(残響時間)の測定にて、製品の品質
検査がなされるので、製品の表面相さ、形状等の影響を
受のることがなく、品質検査が比較的容易かつ自動的乙
こなされ得る。勿論、製品の損傷を伴わず、製品歩留を
低下させない。
■.振動の腹となる製品の−・箇所に打撃を与えること
により、品質の良否を判断でき、簡単な製品検査方法で
ある。また、打音は、振動の節をたたいた場合に小さく
なるが、振動の腹を予め求め、振動の腹にのみ打撃を与
えることが可能であり、品質検査の精度が向上する。
■.製品に品質検査のためのビックアップを取付12 ける必要がなく、能率的である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の1実施例を示し、第1図は製品
検査装置の概略を示す斜視図、第2図は打撃装置の1例
を示す断面図、第3図は打音の電圧一時間特性を示す線
図、第4図は音圧レベル時間特性を示す線図である。 1;コンベア,2:製品,3:回転駆動源,5:打撃装
置6 5a:接触子,7:打撃具,8:ケシング,9:
駆動機構,  J0:電磁石,】1:コイルスプリング
,12:移動機構 15.16:位置検出センサー,1
8:騒音計,18a:マイクロフォン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、製品の表面に打撃具にて打撃を与え、発生した
    打音の減衰度を求め、該減衰度と良品の製品が示す基準
    減衰度との比較から、製品の内部欠陥を把握することを
    特徴とする製品検査方法。
JP1228435A 1989-09-05 1989-09-05 製品検査方法 Pending JPH0392758A (ja)

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