JPH06346061A - 高効率プロセス加熱装置 - Google Patents

高効率プロセス加熱装置

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Publication number
JPH06346061A
JPH06346061A JP14238793A JP14238793A JPH06346061A JP H06346061 A JPH06346061 A JP H06346061A JP 14238793 A JP14238793 A JP 14238793A JP 14238793 A JP14238793 A JP 14238793A JP H06346061 A JPH06346061 A JP H06346061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
heat
furnace body
furnace
burners
Prior art date
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Pending
Application number
JP14238793A
Other languages
English (en)
Inventor
Sho Yasuoka
省 安岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度分布の均一化、装置の小型化を図る加熱
装置を提供するものである。 【構成】 炉内にチューブを配管した炉体の基部に、蓄
熱体を有する二ツの各バーナを一組として交互に燃焼す
る交番燃焼バーナを、前記各バーナを並列させて設置し
たことを特徴とするものである。炉体基部で一ツのバー
ナで発生した燃焼ガスは、配管したチューブを加熱しな
がら進行し、Uターンして、炉体基部の他のバーナか
ら、蓄熱体によって顕熱を回収されつつ排出される。こ
の時は、ダンパは閉止の状態とする。かかる燃焼を交互
に行なうものである。炉内温度分布が均一化され、温度
分布が向上すると共に排気ガス損失が減少して、従来装
置に比較して30〜40%の省エネを達成することがで
きる。また、かかる温度分布の均一化によって、理想的
な熱交換が行なわれるので、装置全体を小型化できる
上、局部的な高温部が形成されないので、装置の寿命の
大巾な向上が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油化学製品の加熱、
反応又は熱媒体或は蒸気等の加熱等に用いるプロセス用
媒体の加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のプロセス加熱装置は、炉内にチュー
ブを配管して、炉内の一端部にバーナを設置して配管し
たチューブを加熱していた。例えば、入口からは飽和蒸
気を導入し、出口から、過熱された蒸気を取り出すもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した加熱装置は、
被加熱物(石油化学製品や高圧スチーム)の温度が高い
ため、そこから排出される排気ガスの温度も高い。従っ
て効率が低い。そこで、熱交換装置を後流に附属させる
場合があるが、低い温度の予熱空気しか得られず、且つ
設備全体の寸法が大きくなってしまい、設置上大きな問
題が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、炉内にチューブを配管した炉体の基部
に、蓄熱体を有する二ツの各バーナを一組として交互に
燃焼する交番燃焼バーナを、前記各バーナを並列させて
設置したことを特徴とするものである。
【0005】また、本発明は、炉内にチューブを配管し
た炉体の基部と炉体の先端部に、蓄熱体を有する二ツの
各バーナを一組として交互に燃焼する交番燃焼バーナの
前記各バーナを、夫々配置したことを特徴とするもので
ある。
【0006】
【作用】図1に於いて、炉体基部で一ツのバーナで発生
した燃焼ガスは、配管したチューブを加熱しながら進行
し、Uターンして、炉体基部の他のバーナから、蓄熱体
によって顕熱を回収されつつ排出される。この時は、ダ
ンパは閉止の状態とする。かかる燃焼を交互に行なうも
のである。
【0007】図2に於いて、炉体基部で一ツのバーナで
発生した燃焼ガスは、配管したチューブを加熱しながら
進行し、炉体先端部に設置した他のバーナから、その顕
熱を回収されつつ排出される。かかる燃焼を交互に行な
うものである。
【0008】
【実施例】図1に於いて、符号1は、炉体であって、2
は炉体1内に配管したチューブである。前記炉体1の炉
体基部3には交番燃焼バーナ4の各バーナA,Bを並列
させて設置する。設置の際は、火炎が直接チューブ2を
加熱しないように構成する。符号4は炉体先端部5に設
けたダンパである。
【0009】前記交番燃焼バーナ4は、図3に示す通
り、蓄熱体6を有する二ツのバーナA,Bを一組とし
て、一方のバーナAが燃焼している時は、他方のバーナ
Bから燃焼ガスを吸引し、これを弁7の操作により交互
に実行するものである。符号8は給気ファン、9は排気
ファンを示す。
【0010】また、図2に於いて、炉体基部2には交番
燃焼バーナ3の一ツのバーナAを設置し、他のバーナB
は炉体先端部5に設置する。
【0011】しかして、図1に於いて、炉体基部2で一
ツのバーナAで発生した燃焼ガスは、配管したチューブ
2を加熱しながら進行し、Uターンして、炉体基部2の
他のバーナBから排出される。この時、蓄熱体6によっ
て顕熱を回収されながら排気ファン9によって排出され
る。かかる燃焼を交互に行なうものである。
【0012】図2に於いて、炉体基部3で一ツのバーナ
Aによって発生した燃焼ガスは、配管したチューブ2を
加熱しながら進行し、炉体先端5に設置した他のバーナ
Bから、その顕熱を蓄熱体6によって回収されながら排
出される。かかる燃焼を交互に行なうものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、炉内温
度分布が均一化され、温度分布が向上すると共に排気ガ
ス損失が減少して、従来装置に比較して30〜40%の
省エネを達成することができる。また、本発明は、温度
分布の均一化によって、理想的な熱交換が行なわれるの
で、装置全体を小型化できる上、局部的な高温部が形成
されないので、装置の寿命の大巾な向上が得られる等の
諸効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の説明図である。
【図3】交番燃焼バーナの説明図である。
【図4】従来バーナの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 炉体 2 配管チューブ 3 炉体基部 4 交番燃焼バーナ 5 炉体先端部 6 蓄熱体 7 弁 8 給気ファン 9 排気ファン 10 被熱物入口 11 被熱物出口 12 排気筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉内にチューブを配管した炉体の基部
    に、蓄熱体を有する二ツの各バーナを一組として交互に
    燃焼する交番燃焼バーナを、前記各バーナを並列させて
    設置したことを特徴とする高効率プロセス加熱装置。
  2. 【請求項2】 炉内にチューブを配管した炉体の基部と
    炉体の先端部に、蓄熱体を有する二ツの各バーナを一組
    として交互に燃焼する交番燃焼バーナの前記各バーナ
    を、夫々配置したことを特徴とする高効率プロセス加熱
    装置。
JP14238793A 1993-06-14 1993-06-14 高効率プロセス加熱装置 Pending JPH06346061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14238793A JPH06346061A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 高効率プロセス加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14238793A JPH06346061A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 高効率プロセス加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06346061A true JPH06346061A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15314184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14238793A Pending JPH06346061A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 高効率プロセス加熱装置

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JP (1) JPH06346061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7658078B2 (en) 2004-08-03 2010-02-09 Hitachi, Ltd. System for reforming heavy oil, method therefor, and combined cycle power system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7658078B2 (en) 2004-08-03 2010-02-09 Hitachi, Ltd. System for reforming heavy oil, method therefor, and combined cycle power system

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